JP2003021113A - 油圧シリンダ - Google Patents

油圧シリンダ

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JP2003021113A JP2001208787A JP2001208787A JP2003021113A JP 2003021113 A JP2003021113 A JP 2003021113A JP 2001208787 A JP2001208787 A JP 2001208787A JP 2001208787 A JP2001208787 A JP 2001208787A JP 2003021113 A JP2003021113 A JP 2003021113A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ内の油がリザーバ内に噴流となって
流出するのを防止できる油圧シリンダを提供する。 【解決手段】 シリンダ1内に中空なピストン2を介し
てピストンロッド3が移動自在に挿入され、ピストン2
はシリンダ1内にロッド側油室4とピストン側油室5と
を区画し、ロッド側油室4はピストンロッド3に形成し
た第1の油路6と、ピストンロッド3とピストン2に設
けた第2の油路7とを介してピストンロッド3内のリザ
ーバRに連通し、ピストン2の上部には上記リザーバR
内に延びるパイプ8を起立し、上記第2の油路7の途中
に絞りを設け、ピストン2の中空部の途中には上記リザ
ーバRとピストン側室5とを開閉するリリーフバルブが
設けられている油圧シリンダに於て、上記第2の油孔7
のリザーバ側出口端に対向して噴流防止部材A,B,
C,D,Eを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、荷物の昇
降用フォークリフトに取付けられて荷物を昇降するアク
チュエータとして使用されるのに適する油圧シリンダに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の油圧シリンダとしては、例え
ば、特開平10−1022205号公報に開示されてい
るものが開発されている。
【0003】この油圧シリンダは、図6に示すように、
シリンダ1内に中空なピストン2を介してピストンロッ
ド3が移動自在に挿入され、ピストン2はシリンダ1内
にロッド側油室4とピストン側油室5とを区画し、ロッ
ド側油室4はピストンロッド3に形成した第1の油路6
と、ピストンロッド3とピストン2とに設けた第2の油
路7とを介してピストンロッド3内のリザーバRに連通
しているものである。更にピストン2の上部には上記リ
ザーバR内に延びるパイプ8を起立し、上記第2の油路
7の途中にオリフィス9を設け、ピストン2の中空部1
0の途中には上記リザーバRとピストン側油室5とを開
閉するリリーフバルブ11が設けられている。
【0004】上記の油圧シリンダによれば、ピストン側
油室5にポート12から圧油を供給するとピストン2と
ピストンロッド3が上昇して荷物を押し上げる。この時
ロッド側油室4の油が第1の油路6を介してリザーバR
に排出される。最伸長近傍では第1の油路6がシリンダ
1上部キャップ27内のベアリング13で塞がれ、以後
は第2の油路7とオリフィス9を介してリザーバRに流
れ、オリフィス9による流動抵抗でクッションが効き、
ピストン2がキャップ27に急激に衝突する底付きを防
止する。荷物を下降する時はポート12を低圧側に接続
し、ピストンロッド3を自重で下降させる。この時ロッ
ド側油室4が拡大し、リザーバR内の油は第1の油路6
を介してロッド側油室4に戻される。
【0005】伸長作動時において、第1,第2の油路
6,7より流出した油はパイプ8の上端より下方に於て
リザーバR内に一時的に蓄えられる。尚、ピストン2の
外周からロッド側室4に油が洩れ出てリザーバRの内圧
が異常に上昇した時はリリーフバルブ11が開いてリザ
ーバR内の余分な油をピストン側油室5内に戻すように
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記油圧シリンダでは
最伸長時近傍においてロッド側油室4の油が第2の油路
7とオリフィス9を介してリザーバRに流出するが、伸
長速度が高速の時はオリフィス9を通過する油の流速も
高速で流量も多い為リザーバRに噴流となって噴き上が
る不具合がある。この為、この噴流に対して抑制するも
のが何も無いため、噴出した油中にリザーバ内のエアー
が混入し、油のボリュームが増加し、この油の油面がパ
イプ8の上端より高くなる場合がある。従って、この時
はリザーバR内の油がパイプ8を介してピストン2の中
空部10内に流出してしまう。その結果圧縮作動に切換
った時中空部10内の油はロッド側油室4に戻れなくな
る。更に伸長作動から急激に圧縮作動に切換った場合に
はピストン側油室5の内圧が瞬間的にリザーバRの内圧
より低くなる場合がある。この時はリザーバRの内圧で
リリーフバルブ11が開いてしまい、中空部10内の油
がピストン側油室5内に流出し、この繰り返しによりク
ッションに必要なロッド側油室4内の油量が不足するお
それがある。この為ロッド側油室4内の油量不足で伸長
近傍でクッションが所望通り効かず、ピストン2が急激
にキャップ27に衝突してショックを発生し、荷物を落
下させる危険がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、シリンダ内の油
がリザーバ内に噴流となって流出するのを防止できる油
圧シリンダを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の手段は、シリンダ内に中空なピストンを介
してピストンロッドが移動自在に挿入され、ピストンは
シリンダ内にロッド側油室とピストン側油室とを区画
し、ロッド側油室はピストンロッドに形成した第1の油
路と、ピストンロッドとピストンに設けた第2の油路と
を介してピストンロッド内のリザーバに連通し、ピスト
ンの上部には上記リザーバ内に延びるパイプを起立し、
上記第2の油路の途中に絞りを設け、ピストンの中空部
の途中には上記リザーバとピストン側室とを開閉するリ
リーフバルブが設けられている油圧シリンダに於て、上
記下部油孔のリザーバ側出口端に対向して噴流防止部材
を設けたことを特徴とするものである。
【0009】この場合、噴流防止部材がパイプの外周に
上下スライド自在に挿入した有底筒体と、筒体の下端に
水平に設けられた邪魔板部と、筒体の胴部に形成したポ
ートとからなるキャップで構成されているのが好まし
い。
【0010】同じく、噴流防止部材がパイプの外側に起
立する筒体と、筒体の上部外周に水平又は斜め方向に向
けて張出した邪魔板部と、邪魔板部に形成したポートと
からなるキャップで構成されていても良い。
【0011】同じく、噴流防止部材がパイプの外側に起
立する断面逆U字状の筒体と、筒体に形成したポートと
からなるキャップで構成されていても良い。
【0012】同じく、噴流防止部材がピストンの上端に
配設した水平な板体と、板体に形成したポートとからな
る邪魔板で構成されていても良い。
【0013】上記各手段において、噴流防止部材がピス
トンロッドの内壁又はパイプの外周の任意の位置に係合
して上方への移動が規制されているのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
もとづいて説明する。
【0015】図1乃至図5は本発明の各実施の形態を示
す。
【0016】各実施の形態に係る発明は、シリンダ1内
に中空なピストン2を介してピストンロッド3が移動自
在に挿入され、ピストン2はシリンダ1内にロッド側油
室4とピストン側油室5とを区画し、ロッド側油室4は
ピストンロッド3に形成した第1の油路6と、ピストン
ロッド3とピストン2とに設けた第2の油路7とを介し
てピストンロッド3内のリザーバRに連通し、ピストン
2の上部には上記リザーバR内に延びるパイプ8を起立
し、上記第2の油路7の途中にオリフィス9を設け、ピ
ストン2の中空部10の途中には上記リザーバRとピス
トン側室5とを開閉するリリーフバルブ11が設けられ
ている油圧シリンダであって、上記第2の油路7のリザ
ーバR側出口に対向して噴流防止部材A,B,C,D,
Eを設けたものである。
【0017】以下、更に詳しく説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施の形態に係る油圧
シリンダを示すもので、この油圧シリンダは図6に示す
従来の油圧シリンダと同じく、シリンダ1の上端部にキ
ャップ27を設け、下端部にボトム14を設け、シリン
ダ1内にピストン2と上記のベアリング12を介してピ
ストンロッド3が移動自在に挿入され、ピストン2はシ
リンダ1内にロッド側油室4とピストン側油室5とを区
画し、ロッド側油室4はピストンロッド3の下方に形成
した油孔21からなる第1の油路7を介してピストンロ
ッド3内のリザーバRに連通し、ピストン2の中央の中
空部10は上記リザーバRと連通し、ピストン側油室5
はボトム14に形成したポート12を介してポンプ又は
タンクに外部の切換弁を介して選択的に連通されるよう
にしたものである。
【0019】シリンダ1の上端部にはキャップ27がね
じとシールを介して結合され、このキャップ27の内周
に上記ベアリング13とオイルシール29とダストシー
ル30とが設けられてピストンロッド3を案内してい
る。
【0020】ピストン2の外周にはベアリング31とシ
ール32が設けられ、これらのベアリング31とシール
32を介してピストン2がシリンダ1の内周に摺接して
いる。
【0021】ピストン2は、ピストン本体33からな
り、ピストン本体33の上端中央にはピストンロッド3
に嵌合する挿入部34を一体に起立させ、ピストン本体
33と挿入部34の中央に軸方向に沿う中空部10が油
路として形成されている。
【0022】ピストン2の中空部下方、即ち、ピストン
本体33の内周には中空なバルブハウジング35がシー
ルと止め具を介して固定され、このバルブハウジング3
5の内周上方には段部が形成され、バルブハウジング3
5内には弁体11と、この弁体11を上記段部側に押圧
するスプリングSとからなるリリーフバルブVが挿入さ
れている。このリリーフバルブVは、シール32等から
の油洩れによってロッド側油室4の油量が多くなった状
態でピストンロッド3が伸長するとロッド側油室4はそ
の収縮に伴なって昇圧し、ロッド側油室4やリザーバR
内の内圧が異常に上昇する場合があり、この時この内圧
でスプリングに抗して弁体11が開き、リザーバR内の
圧力をピストン側油室5に逃すものである。
【0023】ピストンロッド3は、油室と気体室とから
なるリザーバRを区画させるため、下方を円筒状に形成
し、円筒部たるピストンロッドの下方基端内周を上記挿
入部34の外周に嵌合させている。
【0024】挿入部34の外周とリザーバRを形成する
ピストンロッド3の基端凹部3aとの間には対向する溝
を形成し、この溝内に嵌合したスナップリング37又は
その他の止め具が嵌合して挿入部34に対してピストン
ロッド3の基端を定着させている。
【0025】挿入部34の上端外周には円錐状のテーパ
を形成し、スナップリング37を上記溝に嵌合させるに
は、ピストンロッド3の溝にあらかじめスナップリング
37を嵌め込み、次いで強制的に挿入部34にピストン
ロッド3の基端を下方に向けて嵌合させるとスナップリ
ング37が、このテーパに案内されてスムースに拡径し
ながら装着できる。
【0026】更にピストンロッド3の端部とピストン2
の挿入部34とにはそれぞれ第2の油路7としての油路
39,40を形成し、各油路39,40の途中にオリフ
ィス9等の絞りを設けている。そして第2の油路7を介
してロッド側油室4の下方がリザーバRと連通してい
る。
【0027】上記ピストンロッド3に形成した上方の油
孔21は、ロッド側油室4とリザーバRを連通するとと
もにピストンロッド3が伸長して油孔21がベアリング
13に閉じられる時、ロッド側油室4からのリザーバR
への流れに絞り効果を与える。又、オリフィス9は油孔
21がベアリング13で閉じられてもロッド側油室4の
油を絞りながらリザーバRに流出させてピストン2がキ
ャップ27に当る伸切り状態までピストンロッド3を移
動できるようにするものである。
【0028】挿入部34の上端にはパイプ8が圧入等で
結合されて起立し、このパイプ8の高さでクッションに
必要なロッド側油室4内の油量、いいかえれば、油孔2
1の上端以上に油面の高さを確保している。
【0029】図1の実施の形態では、噴流防止部材Aと
して、パイプ8の外周に上下スライド自在に挿入した有
底筒体15と、筒体15の下端に水平に設けられた邪魔
板部16と、筒体15の胴部に形成したポート17とか
らなるキャップで構成されている。邪魔板部16は油路
40に対向しピストンロッド3の段部2aで上方への動
きを規制されている。
【0030】上記の油圧シリンダは、例えば、フォーク
リフトに取り付けられて荷物の昇降を行なう場合、ピス
トン側油室5に高圧油をポンプより供給するとピストン
2とピストンロッド3が上昇し、ピストンロッド3の外
周に支持された荷物が上昇する。
【0031】最伸長時近傍では、上方の油孔21がベア
リング13で徐々に絞られ、この絞られた油路をロッド
側油室4の油がリザーバRに流出するため徐々にクッシ
ョンが効く。
【0032】最伸長時には、上方の油孔21は閉じる
が、第2の油路7と下方のオリフィス9が開口している
ためにピストン2がキャップ27に当接するまでオリフ
ィス9でクッションを効かせながら伸長できる。この際
オリフィス9を通過した油は高速でリザーバR側に流出
するが噴出した油は邪魔板部16に衝突し、その後ゆっ
くりと筒体15内よりポート17を介してリザーバRに
流れる。この為噴流の発生が防止され、リザーバR内の
エアーを巻き込むのが防止される。
【0033】伸長作動から、荷物を下降させたり、ピス
トンロッド3を単独で下降させる場合には切換弁を介し
てピストン側油室5をタンクに接続する。この場合には
荷物やピストンロッド2の自重で高圧縮位置まで下降す
る。
【0034】上記の油圧シリンダではピストン上方に挿
入部34を起立し、この挿入部34とピストンロッド2
の基端とをスナップリング37で結合したから、組付作
業が向上する。
【0035】又、パイプ8は、挿入部34の中空部10
に圧入しているから溶接作業が不要であり、パイプ8は
中空部10に圧入した状態で組付けられているからパイ
プの取付作業が向上する。更に溶接が不要であるから油
中にスパッタ等が混入することが無い。
【0036】図2は本発明の他の実施の形態に係り、噴
流防止部材を変更したものである。即ち、噴流防止部材
Bがパイプ8の外側に起立する筒体41と、筒体41の
上部外周に水平又は斜め方向に向けて張出した邪魔板部
42と、邪魔板部42に形成した1つ又は複数のポート
43とからなるキャップで構成させたものである。この
場合、油路40の出口端に邪魔板部42が対向し、油路
40から流出した噴流は邪魔板部42に衝突し、その後
ゆっくりとポート43を介してリザーバR内に流出す
る。その他の構造,作用,効果は図1の場合と同じであ
る。
【0037】同じく図3は本発明の他の実施の形態に係
り、これは噴流防止部材Cがパイプ8の外側に起立する
断面逆U字状の筒体44と、筒体44の上壁または筒部
に形成した1つ又は複数のポート45とからなるキャッ
プで構成されているものである。この場合には油路40
から流出して噴流は筒体44内に入り、その後ゆっくり
とポート45を介してリザーバRに流出し、リザーバR
内のエアーを巻き込まないようにしている。その他の構
造,作用,効果は図3の場合と同じである。
【0038】次に、図4,図5は、本発明の他の実施の
形態に係り、噴流防止部材を水平な板体で構成された点
で両者は共通である。
【0039】即ち、図4,図5の噴流防止部材D,E
は、ピストン2の上端に配設した水平な上下移動自在な
板体46a,46bと、板体46a,46bにそれぞれ
形成したポート47,48とからなる邪魔板で構成され
ている。
【0040】図4の板体46aはピストン2の上端に近
接して油路40に対向すると共にピストンロッド2に形
成した段部49で上方への移動が規制されている。他
方、図5の板体46bは油路40に対向すると共にピス
トンロッド2の上方の段部50に係合してそれ以上上方
への移動が規制されているものである。
【0041】図5の実施の形態では板体46bの下方に
油が充満しており、この油中に油路40からの油油が噴
出するようになっている。その他の構造,作用,,効果
は図1の場合と同じである。
【0042】尚、図1乃至図5に示す各噴流防止部材
A,B,C,D,Eは上下に若干移動できるようにする
と共にピストンロッド2の内周に形成した段部その他の
係止手段に引掛けられて上方への移動ストロークが規制
されるようになっている。また噴流防止部材Eは段部5
0に固定してもよい。
【0043】この為、通常これらの噴流防止手段A,
B,C,D,Eはピストン2の上側に於て、油路40に
対向しており、油路40から噴流が出た時この噴流に衝
突し、若干上方に移動し、係止手段に引掛けられた時停
止するようになっている。
【0044】
【発明の効果】各請求項の発明によれば、途中にオリフ
ィス等の絞りが設けた第2の油路の出口端に対向して噴
流防止部材を設けたので、第2の油路から噴流となって
流出した油が噴流防止部材に衝突し、ゆるやかな流れに
変換できる。この為、噴流が直接リザーバ内に流出する
のが防止され、リザーバ内のエアーを油中に巻き込まず
油のボリュームを増加しない。この結果、リザーバ内の
油がパイプの上端からオーバフローせず、ロッド側油室
とリザーバ内のクッションに必要な油量の不足を発生さ
せず、常に所望のクッションを効かせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る油圧シリンダの一
部縦断正面図である。
【図2】他の実施の形態に係る油圧シリンダの一部縦断
正面図である。
【図3】他の実施の形態に係る油圧シリンダの一部縦断
正面図である。
【図4】他の実施の形態に係る油圧シリンダの一部縦断
正面図である。
【図5】他の実施の形態に係る油圧シリンダの一部縦断
正面図である。
【図6】従来の油圧シリンダの縦断正面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストン 3 ピストンロッド 4 ロッド側油室 5 ピストン側油室 6 第1の油路 7 第2の油路 8 パイプ 9 オリフィス 11 弁体 15,41,44 筒体 16,42 邪魔板部 17,43,45,47,48 ポート 46a,46b 板体 A,B,C,D,E 噴流防止部材 R リザーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H081 AA01 BB02 CC15 DD02 DD13 DD32 FF19 FF28 FF48 HH03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内に中空なピストンを介してピ
    ストンロッドが移動自在に挿入され、ピストンはシリン
    ダ内にロッド側油室とピストン側油室とを区画し、ロッ
    ド側油室はピストンロッドに形成した第1の油路と、ピ
    ストンロッドとピストンに設けた第2の油路とを介して
    ピストンロッド内のリザーバに連通し、ピストンの上部
    には上記リザーバ内に延びるパイプを起立し、上記第2
    の油路の途中に絞りを設け、ピストンの中空部の途中に
    は上記リザーバとピストン側室とを開閉するリリーフバ
    ルブが設けられている油圧シリンダに於て、上記第2の
    油路のリザーバ側出口端に対向して噴流防止部材を設け
    たことを特徴とする油圧シリンダ。
  2. 【請求項2】 噴流防止部材がパイプの外周に上下スラ
    イド自在に挿入した有底筒体と、筒体の下端に水平に設
    けられた邪魔板部と、筒体の胴部に形成したポートとか
    らなるキャップで構成されている請求項1の油圧シリン
    ダ。
  3. 【請求項3】 噴流防止部材がパイプの外側に起立する
    筒体と、筒体の上部外周に水平又は斜め方向に向けて張
    出した邪魔板部と、邪魔板部に形成したポートとからな
    るキャップで構成されている請求項1の油圧シリンダ。
  4. 【請求項4】 噴流防止部材がパイプの外側に起立する
    断面逆U字状の筒体と、筒体に形成したポートとからな
    るキャップで構成されている請求項1の油圧シリンダ。
  5. 【請求項5】 噴流防止部材がピストンの上端に配設し
    た水平な板体と、板体に形成したポートとからなる邪魔
    板で構成されている請求項1の油圧シリンダ。
  6. 【請求項6】 噴流防止部材がピストンロッドの内壁又
    はパイプの外周の任意の位置に係合して上方への移動が
    規制されている請求項1,2,3,4又は5の油圧シリ
    ンダ。
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