JP2003020760A - 屋根融雪完全消雪工法 - Google Patents
屋根融雪完全消雪工法Info
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- JP2003020760A JP2003020760A JP2001206455A JP2001206455A JP2003020760A JP 2003020760 A JP2003020760 A JP 2003020760A JP 2001206455 A JP2001206455 A JP 2001206455A JP 2001206455 A JP2001206455 A JP 2001206455A JP 2003020760 A JP2003020760 A JP 2003020760A
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Abstract
ている瓦棒屋根又は平葺屋根の全面もしくは約2/3に
コードヒータを取り付け、屋根に積雪した雪を短時間で
消雪することを最も主要な特徴とする。 【解決手段】瓦棒屋根においては、光熱反射シート上に
金属棒で格子状の枠体を形成し、該枠体にコードヒータ
を取付け一体化した融雪装置を屋根全体もしくは屋根の
2/3程度設置する。また、平葺屋根においては、平板
折曲部の内部にコードヒータを通して、隙間にシリコン
を充填して、屋根全体もしくは屋根の2/3程度の範囲
に取付ける。
Description
ている瓦棒屋根及び平葺屋根における融雪ヒータの取付
工法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、屋根表面の構造としては、瓦棒屋
根もしくは平葺屋根が一般的である。これら屋根表面に
融雪ヒータ敷設する工法としては、図6に示すように屋
根軒先部縁部に融雪ヒータを平行に敷設し、屋根上面と
融雪ヒータを防水両面テープや接着剤などで接着する
か、ビスや釘などを打ち込むことで固着していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
取付構造では融雪範囲が狭いために、積雪した雪を完全
に消雪するにはかなりの時間を要していた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記事情に鑑み
て成されたものであり、その目的とするところは一般的
に屋根上面の構造として用いられている平葺屋根や瓦棒
屋根において、積雪した雪を短時間で完全に消雪するこ
とのできる融雪ヒータの敷設工法を提供することであ
る。 【0005】 【発明の実施の形態】屋根に積もった雪の融雪を短時間
で行うという目的を、屋根表面の形状が瓦棒屋根のよう
な凹凸もしくは平らなもののどちらの場合においても、
屋根全体又は全体の2/3にコードヒータを設置するこ
とで実現した。 【0006】 【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面を参照して
説明する。 【0007】図1は、瓦棒屋根における本考案の実施例
を示す図であり、瓦棒屋根1の谷部に融雪装置Aを敷設
し、屋縁上面に設置した雪止めアングルにより固定す
る。。 【0008】融雪装置Aは、光熱反射シート3、金属棒
5、コードヒータ4から構成される。 【0009】上記枠体は上下2段から形成されており、
下部に多数本の直径約4〜5mmの金属棒5を所定の間
隔をあけて互いに平行に配列し、上部に下部の金属棒と
直行するようにかつ所定の間隔をあけて互いに平行にな
るように多数本の金属棒を配列して格子状の枠体を形成
している。 【0010】コードヒータ4は、枠体の下段のそれぞれ
の金属棒に沿って所定の箇所で防水テープで巻着してあ
り、枠体と一体化している。 【0011】融雪装置Aが設置された瓦棒と瓦棒の間の
屋根谷部は、一辺が湾曲されたトタン板10で被覆さ
れ、該トタン板と屋根が接する部分にはシリコンを用い
て屋根上面にトタン板を固着する。さらに防水テープを
トタン板と屋根上面の接地部に防水テープを貼りつける
とよい。 【0012】コードヒータの発する熱が上記枠体全体を
加温し、それを覆うトタン板10を加温しその放射熱に
より雪を融解する。 【0013】図1は屋根全体の2/3に融雪装置を取付
けた図であるが、屋根全体に該装置を設置することも可
能である。 【0014】図2は、平葺屋根における本考案の一実施
例を示す図である。 【0015】平葺屋根折曲部の内部に図4に示すように
コードヒータ4を通し、屋根折曲部とコードヒータの隙
間にはシリコン9などのシール材を充填して固着する。 【0016】コードヒータ4が発する熱により屋根表面
が加温され、その熱により積雪した雪を融解する。 【0017】図3はコードヒータ4の構造を示した図で
あり、外径が約3.2mm程度であり、ガラス芯7に抵
抗線8をスパイラル状に巻いたものを難燃シリコンゴム
6で被覆して構成されている。 【発明の効果】屋根全体もしくは2/3程度に融雪ヒー
タを敷設することにより、屋根に積雪した雪を短時間で
消雪することが可能である。
である。 【図2】融雪装置Aの構造を示した図である 【図3】P−P′断面図を示した図である。 【図4】平葺屋根における本発明の一実施例を示した図
である。 【図5】平葺屋根折曲部におけるコードヒータの取付状
態を示した図である。 【図6】図4の断面図である 【図7】従来の融雪ヒータの取付け状態を示した図であ
る。 【図8】コードヒータの構造を示した図である。 【符号の説明】 1 瓦棒屋根 2 平葺屋根 3 光熱反射シート 4 コードヒータ 5 金属棒 6 難燃シリコンゴム 7 ガラス芯 8 抵抗線 9 シリコン 10 トタン板 11 リベット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一般的に屋根表面の構造としては、瓦棒
屋根もしくは平葺屋根が広く用いられているが、瓦棒屋
根においては、屋根谷部に光熱反射シートを敷設し、そ
の上に金属棒で形成された格子状の枠体を設置し、該枠
体にコードヒータを取り付け枠体と一体化した融雪装置
を屋根全体もしくは屋根の2/3の範囲に設置し、さら
に該融雪装置Aが設置された瓦棒と瓦棒の間の屋根谷部
を、先端を湾曲したトタン材で覆い、該トタン材と屋根
が接する部分にシリコンをを塗り込み隙間を埋めるよう
にする。また平葺屋根においては、平板折曲部の内部に
コードヒータを通し、隙間にシリコンを充填して固着し
て、屋根全体もしくは屋根の2/3の範囲にコードヒー
タを取付けることを特徴とする屋根の融雪ヒータの取付
工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001206455A JP2003020760A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 屋根融雪完全消雪工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001206455A JP2003020760A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 屋根融雪完全消雪工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003020760A true JP2003020760A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19042583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001206455A Pending JP2003020760A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 屋根融雪完全消雪工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003020760A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011001326A1 (de) | 2010-04-01 | 2011-10-06 | Dal Col Spa | Vorrichtung gegen Schneefall, Schneeverdichtung und Entleerungsvorrichtung für ein schräges Satteldach und ein entsprechendes System zur Inbetriebsetzung derselben |
-
2001
- 2001-07-06 JP JP2001206455A patent/JP2003020760A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011001326A1 (de) | 2010-04-01 | 2011-10-06 | Dal Col Spa | Vorrichtung gegen Schneefall, Schneeverdichtung und Entleerungsvorrichtung für ein schräges Satteldach und ein entsprechendes System zur Inbetriebsetzung derselben |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040915 |