JP2003019960A - 手押し車のブレーキ機構 - Google Patents

手押し車のブレーキ機構

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JP2003019960A
JP2003019960A JP2001206182A JP2001206182A JP2003019960A JP 2003019960 A JP2003019960 A JP 2003019960A JP 2001206182 A JP2001206182 A JP 2001206182A JP 2001206182 A JP2001206182 A JP 2001206182A JP 2003019960 A JP2003019960 A JP 2003019960A
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brake
cam member
shaft
wire
grip
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JP2001206182A
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English (en)
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Eiichi Tamada
栄一 玉田
Masahiro Kine
正裕 木根
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Kowa Seisakusho KK
Original Assignee
Kowa Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手押し車において、誰もが、特に高齢者が、
急ブレーキ操作をとっさに行なうことができ、安全衛生
上及びデザイン上にも優れたブレーキ機構を提供する。 【解決手段】 ハンドル12に設けたブレーキ操作部3
0のブレーキ操作によりブレーキワイヤー50を引張又
は開放して、車輪近傍に配置されたブレーキ本体25を
作動又は開放するようにした手押し車のブレーキ機構に
おいて、ブレーキ操作部30は、ハンドル軸の外周に回
転自在に装着した筒状回転グリップ25と、ハンドル軸
と回転グリップ25との間に介在し、且つブレーキワイ
ヤ50ーの一端に連結されて、回転グリップ25の正逆
回転動作で、ブレーキワイヤー50を引張又は開放する
ワイヤー運動変換手段32とを有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手押し車に関し、
特に、使用者によって後方から押し動かされる、高齢者
用手押し車、ベビーカー、ショッピングカート等の各種
手押し車の車輪を制動するためのブレーキ機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】使用者によって後方から押し動かされる
手押し車は、その車輪を制動するためにブレーキ機構を
備えている。手押し車のブレーキ機構は、回動自在の車
輪の周囲に設けられたブレーキ本体と、該ブレーキ本体
に連結されたブレーキワイヤーを引き上げることにより
ブレーキ本体を作動させるブレーキ操作手段とから構成
されている。
【0003】ブレーキ操作手段は、手押し車のハンドル
周辺に設けられており、ハンドルに対して斜め方向に突
出したレバーを用いた把持レバータイプのものと、ハン
ドルに対して平行配置されたバーを用いた平行バータイ
プのものが存する。いずれのブレーキ操作手段も、使用
者により把持レバー又は平行バーがハンドルと同時に強
く握り締められることにより、ブレーキ本体に連結され
たブレーキワイヤーが引き上げられてブレーキ本体が作
動するものであって、いわば、同時把持型ブレーキと呼
ぶことができる。
【0004】同時把持型ブレーキにおいては、ブレーキ
本体を作動させるために、使用者によって把持レバー又
は平行バーがハンドルとともに強く握り締められている
必要がある。手押し車が歩行速度程度の低速で動いてい
るために、手押し車では、ブレーキを利かせることが比
較的少ない。したがって、手押し車が押し動かされてい
る場合には、通常、把持レバー又は平行バーとハンドル
とが同時に把持されていることは少なく、ハンドルだけ
が把持されていることが多い。
【0005】ハンドルだけしか把持されていない状態
で、急ブレーキを掛けることが必要になったとき、例え
ばつまずいてつんのめったときには、以下のような一連
の動作を行なう必要がある。すなわち、高齢者等の使用
者が、一旦、ハンドルを把持することをやめて、慌てて
把持レバー又は平行バーを探し求めたあと、把持レバー
又は平行バーをハンドルとともに把持する必要がある。
ところが、動作の緩慢な高齢者等が、このような一連の
急ブレーキ操作をとっさに行なうことは難しい。
【0006】また、ブレーキ本体を作動させるために
は、使用者によって把持レバー又は平行バーがハンドル
とともに強く握り締められていることを要する。すなわ
ち、使用者は、ブレーキを強く把持できる握力を備えて
いることが必要である。しかしながら、高齢者等は、一
般に握力が弱いので、把持レバー又は平行バーとハンド
ルとを同時に強く握り締めることが困難である。したが
って、同時把持型ブレーキは、ブレーキ操作が不十分に
なってしまう可能性を有する。
【0007】さらに、同時把持型ブレーキでは、把持レ
バー及び平行バーがいずれもハンドルから前方又は後方
に突出している。そのため、同時把持型ブレーキには、
何かの拍子に、突出した把持ブレーキが手押し車の周囲
にいる人に接触して周囲の人を傷つけてしまう可能性が
あるという安全衛生面での問題や、突出した把持ブレー
キの存在で雑然としたデザインになってしまうというデ
ザイン面での問題もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、手押し車において、誰もが、
特に高齢者が、急ブレーキ操作をとっさに行なうことが
でき、安全衛生面及びデザイン面にも優れたブレーキ機
構を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の技
術的課題を解決するために、本発明に係る手押し車のブ
レーキ機構は、以下の特徴を有する。
【0010】すなわち、車体を構成するフレームの上部
に取り付けられたハンドルと、フレームの下部に取り付
けられた車輪とを備え、ハンドルに設けたブレーキ操作
部のブレーキ操作によりブレーキワイヤーを引張又は開
放して、車輪近傍に配置されたブレーキ本体を作動又は
開放するようにした手押し車に設けられたブレーキ機構
において、ブレーキ操作部は、ハンドル軸の外周に回転
自在に装着した筒状回転グリップと、ハンドル軸と回転
グリップとの間に介在し、且つブレーキワイヤーの一端
に連結されて、回転グリップの正逆回転動作で、ブレー
キワイヤーを引張又は開放するワイヤー運動変換手段と
を有してなることを特徴とするものである。
【0011】上記構成によれば、ブレーキ本体に連結さ
れたブレーキワイヤーに接続された回転グリップが正方
向に回されることにより、ブレーキワイヤーがブレーキ
操作部側に引き寄せられてブレーキ本体により車輪が制
動される。回転グリップが逆方向に回されて開放された
状態になると、ブレーキワイヤーがブレーキ本体側に戻
されて車輪制動が解除される。すなわち、ブレーキ操作
部の回転グリップの回動動作により、車輪の制動及び制
動解除が行なわれる。したがって、回転グリップの回動
によりブレーキ操作が行なわれる回転型ブレーキによっ
て、誰でもが、特に高齢者が、急ブレーキ操作をとっさ
に行なうことができる。また、ハンドルから突出する突
出部が形成されていないので、安全衛生面及びデザイン
面にも優れている。
【0012】好ましくは、ワイヤー運動変換手段は、ハ
ンドルの上端部に取り付けられるシャフト部材と、前記
シャフト部材に軸着される第1カム部材及び第2カム部
材とから構成され、前記シャフト部材は、第1カム部材
を回動自在に支持する回動支持部と、外周面上に形成さ
れてハンドル軸心方向に延在する直動ガイド部とを有
し、前記第1カム部材は、第2カム部材の第2係合部に
突き合わさって係合する第1係合部を有し、前記第2カ
ム部材は、内周面上に形成されてシャフト部材の直動ガ
イド部に対して直線摺動する直線摺動部と、第1カム部
材の第1係合部に突き合わさって係合する第2係合部
と、ブレーキワイヤーが係着される係着部とを有し、前
記第1カム部材及び第2カム部材は、シャフト部材の回
動支持部及び直動ガイド部にそれぞれ配置され、第1係
合部又は第2係合部の少なくとも一方が、ハンドル軸心
に対して斜めにカットされた傾斜当接面を有する。
【0013】このような構成において、前記第1カム部
材が回されると、第1カム部材の回転力が傾斜当接面で
軸方向の力に分力され、その結果、第2カム部材がハン
ドル軸心方向に直動し、ブレーキワイヤーが引き上げら
れて、ブレーキ本体により車輪が制動される。
【0014】使用者は、例えばつまずいてつんのめった
ときには、思わず、ブレーキ操作部の回転グリップを車
体の後方側、すなわち使用者の手前側に回すという習性
を一般に備えている。
【0015】したがって、前記傾斜当接面が、平面視、
車体の前方上部から車体の後方下部に向けて斜めにカッ
トされた面であり、回転グリップが車体の後方側に(正
方向に)回ったときに、ブレーキワイヤーがブレーキ操
作部側に引き寄せられてブレーキ本体により車輪が制動
されるように構成されていることが好ましい。
【0016】ブレーキ操作部はハンドルの左右のいずれ
か一方に配置すれば十分な制動機能が得られるが、左右
いずれのブレーキ操作部でもブレーキが働くことが安全
性の点から好ましい。
【0017】左右のブレーキ操作部の少なくとも一つが
回されると、ブレーキ本体により左右の車輪が同時に制
動される構成にすることができるが、左右のブレーキ操
作部が互いに独立して機能するように構成することが好
ましい。このような構成により、いずれか一方のブレー
キが利いた状態で手押し車を前進させると、ブレーキの
利いた車輪を回転中心にして、ブレーキされた車輪の接
線方向に手押し車が回転する。すなわち、手押し車は、
その回転半径が小さくなって、小回りが利くようにな
る。
【0018】ブレーキワイヤーにおける直線運動と回転
運動とを相互に変換するためのワイヤー運動変換手段
は、様々な形態で実現可能である。例えば、ブレーキ操
作部は、パイプ状の回転グリップと、回転グリップを軸
支するシャフトとを備え、回転グリップの内周面にブレ
ーキワイヤーの一端が固着され、回転グリップの回動に
よって、ブレーキワイヤーがシャフトの周りに巻き付け
られるとともにブレーキ操作部側に引き寄せられる構成
にすることができる。このような構成は、ブレーキワイ
ヤーがシャフトの外周面上に巻き付けられるための巻き
付け空間を設ける必要があるために、回転グリップの径
が大きくなるものの、非常に簡単な構成となる。
【0019】したがって、好ましくは、ブレーキ操作部
は、ハンドルの上端部に設けられて、末端側に向けて延
在するシャフト部と、該シャフト部より大径であり且つ
シャフト部と同心であって基部側に設けられた段差シャ
フト部とを有するシャフト部材と、前記シャフト部に軸
着される第1カム部材及び第2カム部材とを有するワイ
ヤー運動変換手段と、段差シャフト部、第1カム部材及
び第2カム部材に軸着される回転グリップとを備える。
前記シャフト部は、ブレーキワイヤーの挿通される貫通
軸穴と、該貫通軸穴に連通してハンドル軸心方向に延在
する長穴と、第1カム部材を回動自在に支持する回動支
持部と、外周面上に形成されてハンドル軸心方向に延在
する直動ガイド部とを有する。前記第1カム部材は、平
面視、車体の前方上部から車体の後方下部に向けて斜め
にカットされた第1傾斜当接面と、外周面上に形成され
て回転グリップに嵌合する第1嵌合部とを有する。前記
第2カム部材は、平面視、車体の前方上部から車体の後
方下部に向けて斜めにカットされて第1傾斜当接面と係
合する第2傾斜当接面と、内周面上に形成されてシャフ
ト部の直動ガイド部に対して摺動自在の直線摺動部と、
ブレーキワイヤーを係着する係着穴とを有する。前記回
転グリップは、内周面上に形成されて第1カム部材に嵌
合するグリップ嵌合部を有し、前記ブレーキワイヤー
が、シャフト部の貫通軸穴及び長穴を経て第2カム部材
の係着穴に係着された構成である。このような構成にお
いて、前記回転グリップが車体の後方側に回されると、
第1カム部材が車体の後方側に回動し、第1カム部材の
第1傾斜当接面が第2カム部材の第2傾斜当接面を末端
方向に押圧し、その結果、第2カム部材が末端方向に直
動し、第2カム部材の末端方向への直動によってブレー
キワイヤーが引き寄せられて、ブレーキ本体により車輪
が制動される。また、前記回転グリップが開放状態にな
ると、第2カム部材が基部方向に直動して、ブレーキワ
イヤーが引き戻されてブレーキ本体の制動が解除され
る。したがって、回転グリップの径があまり大きくなら
ないので、回転グリップのホールド性が優れている。
【0020】上記構成において、使用者による回転グリ
ップの保持が維持されていなくとも、手押し車が停止時
にブレーキが常に利いた停止ロック状態になるように、
停止ロック機構を備えることが好ましい。
【0021】停止ロック機構は、段差シャフト部の外周
面上に突起が設けられ、回転グリップは、前記突起に対
応する位置に、所定角度に切り欠かれた円環状のガイド
溝を有し、前記回転グリップを基部側に向かって弾性的
に付勢する付勢手段を備え、前記ガイド溝の車体後方側
の端部には、末端側に窪んだロック凹部が形成されてい
る構成である。このような構成において、前記回転グリ
ップが車体の後方側に回されると、ガイド溝が突起に沿
って回動し、回転グリップが所定角度まで回されると突
起がガイド溝のロック凹部に係合して、回転グリップが
ロック状態になる。一方、前記回転グリップが末端側に
引張られながら車体の前方側に回されると、突起とロッ
ク凹部との係合が解除されることにより、回転グリップ
のロック係合が解除される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な一実施形
態について、図1〜図11を参照しながら詳細に説明す
る。
【0023】図1は、本発明に係るブレーキ機構15を
含む手押し車1を示す斜視図である。図1に示す手押し
車1は、車体の骨組を構成するフレーム10と、フレー
ム10の上部に取り付けられて大略H形状をしたハンド
ル12と、フレーム10の下部に取り付けられた前輪部
20及び後輪部22と、フレーム10の略中央部に取り
付けられたシート部60と、車輪を制動するためのブレ
ーキ機構15とを備える。
【0024】ブレーキ機構15は、後輪24を制動する
ブレーキ本体25と、ハンドル12の手元で制動操作を
行なうためのブレーキ操作部30と、ブレーキ操作部3
0とブレーキ本体25とを結ぶブレーキワイヤー50と
から構成される。
【0025】図3に示すように、後輪部22は、公知の
構成をしてなり、後輪24と、後輪フレーム16に設け
られたブレーキ本体25とから構成される。ブレーキ本
体25は、後輪フレーム16に設けられた軸支部28
と、軸支部28を中心にして回転するブレーキシュー2
6とから構成される。ブレーキシュー26は略S字形状
をしており、一端が後輪24の外周面上に当接可能な形
状をしてなり、他端がブレーキワイヤー50に連結され
ている。ブレーキワイヤー50及びブレーキシュー26
は、圧縮バネ29で付勢されている。そして、圧縮バネ
29による付勢力に抗してブレーキワイヤー50が引き
上げられると、ブレーキシュー26の先端が後輪24の
外周面上に押し当てられて、ブレーキシュー26と後輪
24との間で摩擦力が発生して、ブレーキが利くように
なっている。また、ブレーキワイヤー50の引き上げが
やめられると、圧縮バネ29の付勢力によって、ブレー
キシュー26の先端が後輪24の外周面から離されて、
ブレーキが利いていない開放状態になる。
【0026】ブレーキ操作部30は、断面がパイプ形状
をしたハンドル12の左右の上端部から外方に延在する
水平バーの両端部にそれぞれ設けられている。図2を参
照しながら、図1に示したハンドル12の右側に設けら
れたブレーキ操作部30について詳細に説明する。
【0027】ブレーキ操作部30は、ブレーキワイヤー
50の直線運動を回転運動に変換するとともに、ブレー
キワイヤー50の回転運動を直線運動に変換するための
ワイヤー運動変換手段32と、ハンドル軸の外周に回転
自在に装着されて使用者によって把持される筒状の回転
グリップ35と、回転グリップ35の開口端部にふたを
するキャップ36とを備える。
【0028】ワイヤー運動変換手段32は、径の異なっ
た2つの円柱体が同心に階段状に積まれた2段構造のシ
ャフト部材31と、シャフト部材31に軸着される略円
筒状の第1カム部材33及び第2カム部材34とを備え
てなる。そして、略円筒状の回転グリップ35がシャフ
ト部材31、第1カム部材33及び第2カム部材34に
軸着されている。
【0029】シャフト部材31は、パイプ形状をしたハ
ンドル12の上端部に嵌合固定されている。シャフト部
材31は、基部側にあって大径の段差シャフト部31a
と、段差シャフト部31aから末端側に向かって延在し
ており、段差シャフト部31より小径であるシャフト部
31bとからなる。段差シャフト部31a及びシャフト
部31bの各ハンドル軸心上には、ブレーキワイヤー5
0が挿通可能な大きさの貫通軸穴43が形成されてい
る。
【0030】段差シャフト部31aの基部側の外周面上
には、停止ロック用突起37が形成されている。停止ロ
ック用突起37の末端側に、停止ロック表示体38が配
置されている。停止ロック表示体38は、例えば黄色等
の注意を引き付ける色に着色されており、回転グリップ
35が停止ロック位置にあることを表示するために使用
される。段差シャフト部31aの末端側の端面には、所
定角度で略円環状に彫られた回転規制溝57が形成され
ており、回転グリップ35の回転角度を規制するために
用いられる。
【0031】シャフト部31bの基部側は、第1カム部
材を回動自在に支持する回動支持部48を構成する。そ
して、シャフト部31bの末端側の外表面には、一対の
直動ガイド部41が設けられている。各直動ガイド部4
1は、ハンドル軸方向に延在する突起であって、互いに
180度の角度をなすように配置されている。シャフト
部31bの外表面には、ハンドル軸方向に延在する長穴
42が設けられている。そして、長穴42は貫通軸穴4
3に連通している。
【0032】基部側に配置される第1カム部材33は、
その外周面に一対の第1嵌合凸部39を備えている。第1
嵌合凸部39は、ハンドル軸方向に延在する突起であ
り、互いに180度の角度をなすように配置されてい
る。第1カム部材33は、末端側に鋸歯形状をした第1
傾斜係合部40を備えている。すなわち、第1傾斜係合
部40は、平面視、車体の前方上部から車体の後方下部
に向けて斜めにカットされた第1傾斜当接面40aを有
する。また、第1カム部材33の基部側の側端面には、
ハンドル軸方向に延在するガイドピン58が設けられて
いる。図6に示すように、ガイドピン58は、段差シャ
フト部31aの回転規制溝57に係合して、第1カム部
材33、すなわち回転グリップ35の回転角度を規制す
る。
【0033】末端側に配置される第2カム部材34は、
軸挿通穴の内周面に一対の直線摺動部46を備えてい
る。直線摺動部46は、ハンドル軸方向に延在する溝で
あり、互いに180度の角度をなすように配置されてい
る。直線摺動部46と直動ガイド部41との係合によ
り、第2カム部材34は、シャフト部31bに対して直
線状に摺動する。第2カム部材34の外周面には係着穴
45が設けられている。ブレーキ操作部30が組み立て
られたときに、係着穴45は長穴42の直上に位置する
ように配置されている。軸挿通穴まで貫通された係着穴
45は、ブレーキワイヤー50の略球状のワイヤーヘッ
ド51を受け入れて、ワイヤーヘッド51が係着穴45
内に係着されるように寸法構成されている。
【0034】そして、第2カム部材34は、基部側に鋸
歯形状をした第2傾斜係合部44を備えている。第2傾
斜係合部44は、平面視、車体の前方上部から車体の後
方下部に向けて斜めにカットされた第2傾斜当接面44
aを有する。第2傾斜当接面44aは第1傾斜係合部4
0の第1傾斜当接面40aとが係合するように配置され
ており、ブレーキ操作部の組立時においては、第1傾斜
当接面40aと第2傾斜当接面44aとが当接してい
る。したがって、第1カム部材33が車体の後方側に向
けて(正方向に)回されると、第1傾斜係合部40の第
1傾斜当接面40aが第2傾斜係合部44の第2傾斜当
接面44aに係合して、第2カム部材34が第1カム部
材33と同じ方向に回転しようとするが、第2カム部材
34は直動ガイド部41によって回転運動することが規
制されている。そのために、第2カム部材34が末端側
に向けて直線移動することになる。
【0035】なお、上述した段差シャフト部31a、第
1カム部材33及び第2カム部材34はいずれも大略等
しい外径を有するとともに、回転グリップ35がそれら
に対して軸着されるように寸法構成されている。
【0036】円筒形状の回転グリップ35は、図2及び
4に示すように、グリップ嵌合溝54と、停止ロック表
示窓47と、ガイド溝52とを備える。
【0037】グリップ嵌合溝54は、ハンドル軸方向に
延在する溝であり、互いに180度の角度をなすように
配置されており、図7に示すように、第1カム部材33
の第1嵌合凸部39と嵌合する。停止ロック表示窓47
は、ブレーキが停止ロック状態にあるときには、例えば
黄色に着色された停止ロック表示体38を表示するよう
に位置決めされている。所定角度に切り欠かれた円環状
のガイド溝52は、基部側に設けられており、末端側に
半円状に切り欠かれたロック凹部53が形成されてい
る。ガイド溝52は回転ロック用突起37と係合しなが
ら摺動自在である。ブレーキが停止ロック状態にあると
きには、回転ロック用突起37がロック凹部53に係合
するように寸法構成されている。
【0038】図5に示すように、キャップ36は、シャ
フト部材31のシャフト部31bに当接するまで回転グ
リップ35の筒穴部に挿入されて、留めネジ56でシャ
フト部31bに固定される。そして、キャップ36と第
2カム部材34の末端側の側面との間に、圧縮バネ55
が配置されている。圧縮バネ55は、第2カム部材34
並びに回転グリップ35を基部側すなわちハンドル12
側に向けて弾性的に付勢するために使用されている。
【0039】このような構成において、使用者によって
回転グリップ35の把持が行なわれないときには、圧縮
バネ55の付勢力により、第2カム部材34が基部側に
押される。そして、第2カム部材34による基部側への
押圧力が、斜めに互いに当接する第1傾斜当接面40a
及び第2傾斜当接面44aにより、第1カム部材33を
車体の前方側に向けて回転させる回転力に変換される。
その結果、第1カム部材33が車体の前方側に向けて
(逆方向に)回されて、回転グリップ35が元の開放位
置に戻る。また、上述したように、回転グリップ35が
停止ロック位置にあるときには、圧縮バネ55の付勢力
により、回転ロック用突起37がロック凹部53に弾性
的に係合して、回転グリップ35の停止ロック位置が保
持される。ロック凹部53及び回転ロック用突起37に
よるロック状態を解除するためには、圧縮バネ55の付
勢力に抗して、回転グリップ35を末端側に少し動かせ
ばよい。
【0040】図5,6及び7に示すように、基部側に付
勢されたブレーキワイヤー50は、ハンドル12、及
び、シャフト部材31の軸穴部43の中に挿通されてい
る。そのあと、図8に示すように、ブレーキワイヤー5
0は、長穴42を経て係着穴45に導かれる。ブレーキ
ワイヤー50の略球状のワイヤーヘッド51が第2カム
部材34の外周面から突出しないように、ワイヤーヘッ
ド51が係着穴45内に係着されている。
【0041】次に、図9〜11を参照しながら、ブレー
キ操作部30及びブレーキ機構15の動きについて説明
する。
【0042】図9は開放状態を示す。開放状態では、図
9に示すように、第1カム部材33の第1傾斜係合部4
0の第1傾斜当接面40aにおける大略中間部分から先
端部分が、第2カム部材34の第2傾斜係合部44の第
2傾斜当接面44aにおける先端部分から大略中間部分
に当接して係合している。また、回転グリップ35の停
止ロック表示窓47が車体の前方側を向いている。
【0043】次に、使用者により回転グリップ35が車
体の後方側に向けて(正方向に)回されると、図10に
示す制動状態になる。すなわち、回転グリップ35が車
体の後方側に向けて(正方向に)回されると、回転グリ
ップ35と嵌合した第1カム部材33が車体の後方側に
向けて(正方向に)回転する。第1カム部材33が車体
の後方側に向けて(正方向に)回転すると、第1カム部
材33の車体の後方側に向かう回転力が、ハンドル軸心
に対して斜めの第1傾斜当接面40a及び第2傾斜当接
面44aによって、第1傾斜当接面40aが第2傾斜当
接面44aを末端側に向けて押圧する押圧力に変換され
る。その結果、第2カム部材34が末端側に直線移動す
る。第2カム部材34が末端側に直動すると、第2カム
部材34に取り付けられているブレーキワイヤー50が
矢印のように末端側に直動し、引き上げられる。そし
て、ブレーキワイヤー50が引き上げられると、ブレー
キシュー26の先端が後輪24の外周面上に押し当てら
れて、ブレーキが利いた制動状態になる。
【0044】さらに、使用者により回転グリップ35が
車体の後方側に向けて所定の回転規制角度まで回される
と、図11に示す停止ロック状態になる。すなわち、上
記制動状態と同様に、回転グリップ35が車体の後方側
に向けて(正方向に)さらに回されると、第1傾斜当接
面40a及び第2傾斜当接面44aの先端部分同士が互
いに当接して、第2カム部材34が最も末端側に直線移
動する。このとき、ブレーキ機構は、ブレーキシュー2
6の先端が後輪24の外周面上に強く押し当てられて、
停止ロック状態になる。停止ロック状態では、ガイドピ
ン58と回転規制溝57との係合によって、第1カム部
材33、すなわち回転グリップ35の回転角度が規制さ
れている。回転ロック用突起37とロック凹部53との
弾性的係合によって節度感が得られる。また、停止ロッ
ク表示窓47が停止ロック表示体38の上に位置してい
るので、停止ロック表示体38が外部に露出している。
したがって、使用者により、停止ロック状態が視覚的に
認識される。
【0045】使用者により、圧縮バネ55の付勢力に抗
して、回転グリップ35が末端側に動かされると、回転
ロック用突起37とロック凹部53との弾性的係合が解
除される。そして、使用者による回転グリップ35の把
持が行なわれないときには、基部側に向かう付勢力によ
り、第2カム部材34が基部側に直線移動する。その結
果、第1カム部材33が車体の前方側に(逆方向に)回
転するとともに、回転グリップ35が車体の前方側に
(逆方向に)回転する。すなわち、使用者による回転グ
リップ35の把持が行なわれていない開放された状態で
は、回転グリップ35が自動的に元の開放位置に戻る。
【0046】なお、本明細書において、車体の前方側に
(逆方向に)及び後方側に(正方向に)回転グリップが
回されるということは、平面視、使用者が手押し車を後
方から押し動かしている状態で、それぞれ、使用者から
遠ざかる方向及び近づく方向に回転グリップが回される
ということを意味している。また、末端側及び基部側と
いう用語は、それぞれ、手押し車の中央から遠ざかる方
向及び手押し車の中央に近づく方向のことを意味してい
る。
【0047】ブレーキ本体25は、後輪部22に設けら
れているが、前輪部20に設けることができる。ブレー
キ操作部30は、外方に延在するハンドル12の末端部
分に設けられているが、ハンドル12の水平バーの部分
やハンドル12の途中部分に設けることができる。ま
た、前記第1係合部又は第2係合部の両方が、必ずし
も、ハンドル軸心に対して斜めにカットされた傾斜当接
面を有する必要がない。すなわち、どちらか一方がハン
ドル軸心に対して斜めにカットされた傾斜当接面を有
し、他方が、その傾斜当接面に沿うガイド突出部を有す
る構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るブレーキ機構を含む手押し車を
示す斜視図である。
【図2】 図1に示したブレーキ操作部の展開図であ
る。
【図3】 図1に示したブレーキ本体周辺の要部拡大図
である。
【図4】 図2に示した回転グリップの斜視図である。
【図5】 図1に示したブレーキ操作部の縦断面図であ
る。
【図6】 図5に示したブレーキ操作部のI−I断面図で
ある。
【図7】 図5に示したブレーキ操作部のII−II断面図
である。
【図8】 図5に示したブレーキ操作部のIII−III断面
図である。
【図9】 開放状態でのブレーキ操作部の展開図であ
る。
【図10】 制動状態でのブレーキ操作部の展開図であ
る。
【図11】 停止ロック状態でのブレーキ操作部の展開
図である。
【符号の説明】
1 手押し車 10 フレーム 12 ハンドル 15 ブレーキ機構 16 後輪フレーム 20 前輪部 22 後輪部 24 後輪 25 ブレーキ本体 26 ブレーキシュー 28 軸支部 29 圧縮バネ 30 ブレーキ操作部 31 シャフト部材 31a 段差シャフト部 31b シャフト部 32 ワイヤー運動変換手段 33 第1カム部材 34 第2カム部材 35 回転グリップ 36 キャップ 37 回転ロック用突起 38 停止ロック表示体 39 第1嵌合凸部 40 第1傾斜係合部 40a 第1傾斜当接面 41 直動ガイド部 42 長穴 43 貫通軸穴 44 第2傾斜係合部 44a 第2傾斜当接面 45 係着穴 46 直線摺動部 47 停止ロック表示窓 48 回動支持部 50 ブレーキワイヤー 51 ワイヤーヘッド 52 ガイド溝 53 ロック凹部 54 グリップ嵌合溝 55 圧縮バネ 56 留めネジ 57 回転規制溝 58 ガイドピン 60 シート部
フロントページの続き Fターム(参考) 3D050 AA03 DD03 EE15 GG06 JJ01 3J070 AA02 AA13 BA41 CC04 CC12 CC23 DA70 EA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体を構成するフレームの上部に取り付
    けられたハンドルと、フレームの下部に取り付けられた
    車輪とを備え、ハンドルに設けたブレーキ操作部のブレ
    ーキ操作によりブレーキワイヤーを引張又は開放して、
    車輪近傍に配置されたブレーキ本体を作動又は開放する
    ようにした手押し車のブレーキ機構において、 ブレーキ操作部は、 ハンドル軸の外周に回転自在に装着した筒状回転グリッ
    プと、 ハンドル軸と回転グリップとの間に介在し、且つブレー
    キワイヤーの一端に連結されて、回転グリップの正逆回
    転動作で、ブレーキワイヤーを引張又は開放するワイヤ
    ー運動変換手段とを有してなることを特徴とする、手押
    し車のブレーキ機構。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤー運動変換手段は、ハンドル
    の上端部に取り付けられるシャフト部材と、前記シャフ
    ト部材に軸着される第1カム部材及び第2カム部材とか
    ら構成され、 前記シャフト部材は、第1カム部材を回動自在に支持す
    る回動支持部と、外周面上に形成されてハンドル軸心方
    向に延在する直動ガイド部とを有し、 前記第1カム部材は、第2カム部材の第2係合部に突き
    合わさって係合する第1係合部を有し、 前記第2カム部材は、内周面上に形成されてシャフト部
    材の直動ガイド部に対して直線摺動する直線摺動部と、
    第1カム部材の第1係合部に突き合わさって係合する第
    2係合部と、ブレーキワイヤーが係着される係着部とを
    有し、 前記第1カム部材及び第2カム部材は、シャフト部材の
    回動支持部及び直動ガイド部にそれぞれ配置され、 前記第1係合部又は第2係合部の少なくとも一方が、ハ
    ンドル軸心に対して斜めにカットされた傾斜当接面を有
    し、 前記第1カム部材が回されると、第1カム部材の回転力
    が傾斜当接面で軸方向の力に分力され、その結果、第2
    カム部材がハンドル軸心方向に直動し、ブレーキワイヤ
    ーが引き上げられて、ブレーキ本体により車輪が制動さ
    れることを特徴とする、請求項1記載の手押し車のブレ
    ーキ機構。
  3. 【請求項3】 前記傾斜当接面が、平面視、車体の前方
    上部から車体の後方下部に向けて斜めにカットされた面
    であり、 前記回転グリップが車体の後方側に向けて回されると、
    ブレーキワイヤーがブレーキ操作部側に引き寄せられ
    て、ブレーキ本体により車輪が制動されるように構成さ
    れていることを特徴とする、請求項1記載の手押し車の
    ブレーキ機構。
  4. 【請求項4】 前記ブレーキ操作部がハンドルの左右に
    設けられていることを特徴とする、請求項1記載の手押
    し車のブレーキ機構。
  5. 【請求項5】 前記左右のブレーキ操作部が互いに独立
    して機能することを特徴とする、請求項4記載の手押し
    車のブレーキ機構。
  6. 【請求項6】 前記ブレーキ操作部は、 ハンドルの上端部に設けられて、末端側に向けて延在す
    るシャフト部と、該シャフト部より大径であり且つシャ
    フト部と同心であって基部側に設けられた段差シャフト
    部とを有するシャフト部材と、 前記シャフト部に軸着される第1カム部材及び第2カム
    部材とを有するワイヤー運動変換手段と、 段差シャフト部、第1カム部材及び第2カム部材に軸着
    される回転グリップとを備え、 前記シャフト部は、ブレーキワイヤーの挿通される貫通
    軸穴と、該貫通軸穴に連通してハンドル軸心方向に延在
    する長穴と、第1カム部材を回動自在に支持する回動支
    持部と、外周面上に形成されてハンドル軸心方向に延在
    する直動ガイド部とを有し、 前記第1カム部材は、平面視、車体の前方上部から車体
    の後方下部に向けて斜めにカットされた第1傾斜当接面
    と、外周面上に形成されて回転グリップに嵌合する第1
    嵌合部とを有し、 前記第2カム部材は、平面視、車体の前方上部から車体
    の後方下部に向けて斜めにカットされて第1傾斜当接面
    と係合する第2傾斜当接面と、内周面上に形成されてシ
    ャフト部の直動ガイド部に対して摺動自在の直線摺動部
    と、ブレーキワイヤーを係着する係着穴とを有し、 前記回転グリップは、内周面上に形成されて第1カム部
    材に嵌合するグリップ嵌合部を有し、 前記ブレーキワイヤーが、シャフト部の貫通軸穴及び長
    穴を経て第2カム部材の係着穴に係着され、 前記回転グリップが車体の後方側に回されると、第1カ
    ム部材が車体の後方側に回動し、第1カム部材の第1傾
    斜当接面が第2カム部材の第2傾斜当接面を末端方向に
    押圧し、その結果、第2カム部材が末端方向に直動し、
    第2カム部材の末端方向への直動によってブレーキワイ
    ヤーが引き寄せられて、ブレーキ本体により車輪が制動
    され、 前記回転グリップが開放状態になると、第2カム部材が
    基部方向に直動して、ブレーキワイヤーが引き戻されて
    ブレーキ本体の制動が解除されることを特徴とする、請
    求項1記載の手押し車のブレーキ機構。
  7. 【請求項7】 前記段差シャフト部の外周面上に突起が
    設けられ、 回転グリップは、前記突起に対応する位置に、所定角度
    に切り欠かれた円環状のガイド溝を有し、 前記回転グリップを基部側に向かって弾性的に付勢する
    付勢手段を備え、 前記ガイド溝の車体後方側の端部には、末端側に窪んだ
    ロック凹部が形成され、 前記回転グリップが車体の後方側に回されると、ガイド
    溝が突起に沿って回動し、回転グリップが所定角度まで
    回されると、突起がガイド溝のロック凹部に係合するこ
    とにより、回転グリップがロック状態になり、 前記回転グリップが末端側に引張られながら車体の前方
    側に回されると、突起とロック凹部との係合が解除され
    ることにより、回転グリップのロック係合が解除される
    ことを特徴とする、請求項6記載の手押し車のブレーキ
    機構。
JP2001206182A 2001-07-06 2001-07-06 手押し車のブレーキ機構 Pending JP2003019960A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062724A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Daifuku Co Ltd ステーバー付き搬送用台車
JP2012017004A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Suehiro Kogyo Kk ウォーキングキャリー
WO2023095580A1 (ja) * 2021-11-29 2023-06-01 朝日インテック株式会社

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