JP2003019796A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JP2003019796A JP2002121278A JP2002121278A JP2003019796A JP 2003019796 A JP2003019796 A JP 2003019796A JP 2002121278 A JP2002121278 A JP 2002121278A JP 2002121278 A JP2002121278 A JP 2002121278A JP 2003019796 A JP2003019796 A JP 2003019796A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速印字に対応させることができ、吐出安定
性を損なうことなく、かつ、適切な速度で吐出が可能な
インクジェットヘッドを提供すること。 【解決手段】 共通インク室12から絞り部13を介し
て圧力室14にインクを供給し、アクチュエータにより
該圧力室14内の圧力を変動して連通孔15を通ってノ
ズル16から吐出する。絞り部13からノズル16に至
る流路全体に対する絞り部13の流路抵抗の割合を、5
0〜70%とし、また、圧力室14に対する絞り部13
の断面積の比を10〜20%に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙上にインク
滴を吐出して記録を行うインクジェットヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタに用いられてい
るインクジェットプリンタヘッドとして、圧電素子をイ
ンク流路の一部(すなわち圧力室)に隣接させ、圧電素
子に所定の駆動パルスを印加することで圧力室の容積を
変化させ、インク滴をノズルから吐出させるものが知ら
れている。
【0003】このインクジェットプリンタヘッドにおい
ては、圧電素子によって圧力室内のインクに圧力を付与
した際、インクはノズルに向かう方向に移動すると同時
に、圧力室からインク供給源側すなわち上流側にも移動
しようとする。この吐出方向と逆方向に向かうインクの
動きは、吐出効率を悪くするので、できるだけ制限する
必要がある。また、インク吐出した後においては、圧力
室内の圧力を減少させて、余分なインクが吐出されない
ように構成する必要がある。
【0004】そこで、従来は、インクジェットプリンタ
ヘッド内に構成されるインク流路のうち、圧力室、もし
くはノズルにおける流路抵抗の比重を他の部分よりも高
くすることにより、前記インク吐出後の圧力室内の圧力
を減少させ、安定したインク滴の吐出を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の方法では、圧力室で十分な流路抵抗を得ようとした
場合、圧力室の長さを十分に長くするか、あるいは圧力
室の断面積を極めて小さくする必要があるため、次のよ
うな問題があった。
【0006】まず、圧力室の長さを長くすることは、ヘ
ッド全体の形状が大きくなる他、圧力の変動周期が長く
なり、高速印字に対応できないという問題がある。次
に、圧力室の断面積を極めて小さくした場合には、所定
の体積のインク滴を得るために圧力室に大きな圧力を与
えなければならず、圧力室内に非常に大きな負圧が発生
し、そのことにより、吐出安定性が損なわれてしまう。
【0007】また、ノズル側における流路抵抗の比重を
高くした場合には、発生させた圧力に対する吐出容量の
割合が小さくなり、その結果、吐出速度が上がり過ぎ
て、ノズル内のメニスカスが壊れ易くなってしまう。
【0008】本発明は、前記問題に鑑みてなされたもの
で、高速印字に対応させることができ、吐出安定性を損
なうことなく、かつ、適切な速度で吐出が可能なインク
ジェットヘッドを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のインクジ
ェットヘッドは、前記課題を解決するために、インクを
収容するインク室と、該インク室からインクが供給され
る圧力室と、該圧力室に連通するノズルと、前記圧力室
内の圧力を変動せしめるアクチュエータとを備えたイン
クジェットヘッドであって、前記インク室と前記圧力室
との間には、前記圧力室よりも流路の狭い絞り部が設け
られており、絞り部の流路抵抗の割合を、その絞り部と
前記圧力室と前記ノズルからなる流路全体の流路抵抗に
対して半分以上としたことを特徴とする。
【0010】これにより従来のように圧力室の長さを必
要以上に長くしたり、圧力室の断面積を極めて小さくし
なくても十分な流路抵抗が得られ、その結果、アクチュ
エータによって圧力室内のインクに圧力を付与した際、
ノズルに向かうインクの流れが効率よく生成され、ま
た、インク吐出した後においては、圧力室内の圧力が減
少されて余分なインクが吐出されるのが抑えられ、吐出
効率の良い印字が高速で行われる。
【0011】請求項2記載のインクジェットヘッドは、
前記課題を解決するために、請求項1記載のインクジェ
ットヘッドにおいて、前記絞り部の流路抵抗の割合を流
路全体の流路抵抗の50〜70%とすることを特徴とす
る。これにより、圧力室の長さを必要以上に長くした
り、また、圧力室の断面積を極めて小さくする必要がな
いため、十分な流路抵抗が得られ、効率のよい高速印字
が行われることになる。
【0012】請求項3記載のインクジェットヘッドは、
前記課題を解決するために、請求項1または2記載のイ
ンクジェットヘッドにおいて、前記絞り部は、ハーフエ
ッチングにより、前記絞り部を形成する部材の壁面を貫
通しない状態で形成されていることを特徴とする。これ
により、安価で効率良く絞り部の形成が行われる。
【0013】請求項4記載のインクジェットヘッドは、
前記課題を解決するために、請求項1ないし3のいずれ
かに記載のインクジェットヘッドにおいて、前記絞り部
の断面積は、前記圧力室の断面積に対して10〜20%
に設定されていることを特徴とする。これにより、製造
上の歩留まりが抑えられる。また、ヘッドをコンパクト
に製造することができ、高速印字を可能にする。
【0014】請求項5記載のインクジェットヘッドは、
前記課題を解決するために、請求項1ないし4のいずれ
かに記載のインクジェットヘッドにおいて、前記インク
室、前記圧力室、前記ノズル、前記絞り部を形成した複
数の薄板材料を積層して構成されている。これにより、
前記インク室、前記圧力室、前記ノズル、前記絞り部が
容易に製造され、特に所定の流路抵抗を有する前記絞り
部の形成が容易に行われる。
【0015】請求項6記載のインクジェットヘッドは、
前記課題を解決するために、請求項5に記載のインクジ
ェットヘッドにおいて、前記絞り部は、前記圧力室と同
じ薄板材料に、ハーフエッチングにより形成されている
ことを特徴とする。これにより、前記圧力室に対し所定
の流路抵抗を有する前記絞り部の形成が容易に行われ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。以下の説明は、圧電式
インクジェットヘッドに対して本発明を適用した場合の
実施形態である。
【0017】図1、図2は、第1の実施形態におけるイ
ンクジェットヘッド1を示す概略図で、このインクジェ
ットヘッド1は、キャビティプレート10と、圧電アク
チュエータ20とから構成されている。
【0018】キャビティプレート10は、複数の薄板材
料10a〜10dを積層した構造からなり、各薄板材料
10a〜10dにプレス加工またはエッチング加工で形
成した開口および凹部を相互に連通してインク流路を形
成している。インク流路には、共通のインク室12、そ
のインク室12に絞り部13を介して連通する複数の圧
力室14、その各圧力室14に連通孔15を介して連通
する複数のノズル16が形成される。
【0019】複数の圧力室14は、キャビティプレート
10の最上層の薄板材料10dに板厚方向に貫通して形
成され、絞り部13は、同じ薄板材料10aに圧力室1
4の長手方向の一端に接続して、その板厚方向に壁面を
貫通しないハーフエッチングにより形成されている。ノ
ズル16は、最下層の薄板材料10aに板厚方向に貫通
して形成され、中間の薄板材料10b、10cに板厚方
向に貫通形成した連通孔15を介して圧力室14の長手
方向の他端に接続している。共通のインク室12は、下
から2番目の薄板材料10bに板厚方向に貫通して形成
され、薄板材料10cに板厚方向に貫通形成した開口部
27を通して絞り部13の圧力室14とは反対側の端部
に接続している。
【0020】このキャビティプレート10を構成する薄
板材料10a〜10dは、例えば42%ニッケル合金鋼
板(42合金)製で、50μm〜150μm程度の厚さ
に形成し、それぞれを接着剤にて重ね接合して積層した
構造となっている。但し、金属に限らず、例えば、樹脂
により形成してもよい。
【0021】圧電アクチュエータ20は、例えば特開平
3−274159号公報に記載されたものと同様に、圧
電シートと圧力室14に対応した駆動電極が複数積層さ
れた構成となっており、各圧力室14に対応する圧電シ
ートの部分が個々に変形するようになっている。
【0022】このような構成において、圧電アクチュエ
ータ20における駆動電極に、図示しない駆動装置によ
り駆動パルスを供給すると、圧電効果による積層方向の
歪みが発生する。そして、この歪みによる圧力にて、圧
力室14の内容積が縮小されることにより、この圧力室
14内のインクが、ノズル16から液滴状に吐出して、
所定の印字が行われる。
【0023】このときのインクの流路は、上流から共通
インク室12、絞り部13、圧力室14、連通孔15、
及びノズル16により構成される。そして、絞り部13
からノズル16に至るインク流路内の各部の流路抵抗
は、次のようになるように構成されている。
【0024】ノズル部16:圧力室14:絞り部13=
25:15:60
【0025】また、インクの流れ方向に直交する(紙面
と直交する)インク流路の断面積において、圧力室14
の断面積に対し、絞り部13の断面積を、11.8%と
するように構成している。
【0026】より具体的には、ノズル16を、直径25
μm、長さ75μm、テーパ角9°とし、圧力室14
を、幅250μm、深さ50μm、長さ4000μmと
したとき、絞り部13を、幅67μm、深さ28μmの
半楕円形で、長さ345μmに形成した。図1のA−
A’線における絞り部の拡大断面図である図2に、絞り
部13の断面を示す。
【0027】このように、絞り部13の流路抵抗の割合
を以上のように設定することにより、圧力室14を長く
することなく、良好に圧力制御を行うことができた。従
って、インクジェットヘッド1の大型化を防止すること
ができる。また、高速印字に対応することが可能であ
る。更に、吐出効率を向上させることができる。また、
絞り部13の断面積を以上のように設定することによ
り、製造上の歩留まりを抑えることができると共に、ヘ
ッドをコンパクトに製造することができ、高速印字を可
能にする。
【0028】更に、本実施形態の絞り部13は、薄板材
料10dにハーフエッチングにより凹状に形成するの
で、安価で効率良く絞り部を形成することができる。
【0029】また、半楕円形の絞り部13の大きさを、
幅72μm、深さ30μm、長さ457μmとした場合
でも、安定して液滴吐出が可能であることが確認され
た。このときの、圧力室14に対する絞り部13の断面
積比は13.6%、絞り部13からノズル16に至るイ
ンク流路の流路抵抗に対する絞り部13の流路抵抗は6
0.1%であった。
【0030】また、絞り部13の断面形状を、長方形と
し、幅50μm、深さ30μm、長さ387μmとした
場合でも、安定して液滴吐出が可能であることが確認さ
れた。このときの、圧力室14に対する絞り部13の断
面積比は12.0%、前記インク流路の流路抵抗に対す
る絞り部13の流路抵抗は60.4%であった。
【0031】同様に、長方形の絞り部13の大きさを、
幅70μm、深さ30μm、長さ672μmとした場合
でも、安定して液滴吐出が可能であることが確認され
た。このときの、圧力室14に対する絞り部13の断面
積比は16.8%、前記インク流路の流路抵抗に対する
絞り部13の流路抵抗は60.1%であった。
【0032】但し、長方形の絞り部13の大きさを、幅
90μm、深さ30μm、長さ992μmとした場合に
は、液滴吐出が不安定になることが確認された。このと
きの、圧力室14に対する絞り部13の断面積比は2
1.6%、前記インク流路の流路抵抗に対する絞り部1
3の流路抵抗は60.1%であった。
【0033】図3は、前記インク流路の流路抵抗に対す
る絞り部13の流路抵抗と、絞り部13の圧力室14に
対する断面積比とをそれぞれ変えてインクを吐出した実
験結果を示すものである。
【0034】以上の結果から、絞り部13の上記流路に
対する流路抵抗の割合は、50〜70%が好ましく、ま
た、絞り部13の圧力室14に対する断面積の比は10
〜20%に設定することが好ましいことが明らかになっ
た。
【0035】図4から図7は、第2の実施形態のインク
ジェットヘッド106を示す概略図で、このインクジェ
ットヘッド106は、キャビティプレート120と、圧
電アクチュエータ130と、圧電アクチュエータ130
の駆動電極に駆動パルスを供給するためのフレキシブル
ケーブル140から構成されている。
【0036】キャビティプレート120は、図5及び図
6に示すように構成されている。すなわち、ノズル板1
23、マニホールド板124、125、スペーサ板12
6及び圧力室板14の5枚の薄板を接着にて重ねて接合
して積層した構造である。ノズル板123には、微小径
のインク吐出用のノズル122が、当該ノズル板123
における第1の方向(長辺方向)に沿って2列の千鳥配
列状に設けられている。
【0037】マニホールド板124,125には、共通
インク室131,133が、ノズル122の列の両側に
沿って延びるように穿設されている。下側のマニホール
ド板124の共通インク室131は、上向き開放するよ
うに凹設され、上下に重なる共通インク室131,13
3が一体となって1つの共通インク室を形成している。
【0038】また、圧力室板127には、その長辺(前
記第1の方向)に沿う中心線に対して直交する第2の方
向(短辺方向)に延びる細幅の圧力室128の多数個が
穿設されている。そして、前記中心線を挟んで左右両側
にて平行状の長手基準線127a、127bを設定する
と、前記中心線より左側の圧力室128の先端128a
は前記右側の長手基準線127a上に位置し、逆に前記
長手中心線より右側の圧力室128の先端128aは前
記左側の長手基準線127b上に位置し、かつこの左右
の圧力室128の先端128aが交互に配置されている
ので、左右両側の圧力室128は一つおきに互いに逆方
向に延びるように交互に配置されていることになる(図
6参照)。
【0039】この各圧力室128の先端128aは、前
記ノズル板123における千鳥状配列のノズル122
に、スペーサ板126、及びマニホールド板124,1
25に同じく千鳥状配列にて穿設されている微小径の貫
通孔132,132を介して連通している。一方、各圧
力室128の他端は、絞り部113、凹部128b、お
よびスペーサ板126に穿設された貫通孔129を介し
て、マニホールド板124,125における共通インク
室131,133に連通している。なお、前記絞り部1
13、凹部128bは、図6および図7に示すように、
圧力室板127の下面側にのみ開口するようにハーフエ
ッチングにより凹み形成されている。また、最上層の圧
力室板127の一端部に穿設された供給孔19aの上面
には、インク供給源(図示しない)から供給されるイン
ク中の塵除去のためのフィルタ29が張設されている。
【0040】これにより、インクは、インク供給源から
圧力室板127及びスペーサ板126の一端部に穿設し
た供給孔19a,19bを介して左右両マニホールド室
131,133内に流入し、各貫通孔129を通って各
圧力室128内に分配されたのち、この各圧力室128
内から貫通孔132を通って、当該圧力室128に対応
するノズル122に至るという構成になっている(図6
および図7参照)。
【0041】圧電アクチュエータ130は、前記実施形
態と同様に圧電シートと圧力室128に対応した駆動電
極が複数積層された構成となっている。
【0042】絞り部113は、前記実施形態の絞り部1
3と同様の機能を有するもので、絞り部113からノズ
ル122に至るインク流路の流路抵抗に対する絞り部1
13の流路抵抗の割合は50〜70%、および圧力室1
28に対する絞り部113の断面積の比は10〜20%
にそれぞれ設定されている。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
流路抵抗のうち、半分以上を絞り部の流路抵抗により賄
うので、高速かつ吐出効率の良い印字を行うことができ
る。また、ハーフエッチングを用いて絞り部を形成する
ので、安価で効率良く絞り部を形成することができる。
更に、絞り部の断面積をインク室の断面積の10〜20
%にしたので、製造上の歩留まりを抑えることができる
と共に、ヘッドをコンパクトに製造することが出来、高
速印字を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における圧電式インクジェ
ットヘッドの断面図でである。
【図2】図1のA−A’線における絞り部の拡大断面図
である。
【図3】インク流路の流路抵抗に対する絞り部の流路抵
抗と、絞り部の圧力室に対する断面積比とをそれぞれ変
えてインクを吐出した実験結果を示すものである。
【図4】本発明の他の実施形態における圧電式インクジ
ェットヘッドの分解斜視図である。
【図5】図4のヘッドのキャビティプレートの分解斜視
図である。
【図6】図5の一部拡大図である。
【図7】図4のヘッドの断面図である。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド 10 キャビティプレート 126 絞り部 127 圧力室 128 ノズル 20 圧電アクチュエータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを収容するインク室と、該インク
    室からインクが供給される圧力室と、該圧力室に連通す
    るノズルと、前記圧力室内の圧力を変動せしめるアクチ
    ュエータとを備えたインクジェットヘッドであって、 前記インク室と前記圧力室との間には、前記圧力室より
    も流路の狭い絞り部が設けられており、その絞り部の流
    路抵抗の割合を、その絞り部と前記圧力室と前記ノズル
    からなる流路全体の流路抵抗に対して半分以上とした、 ことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 前記絞り部の流路抵抗の割合を前記流路
    全体の流路抵抗の50〜70%とすることを特徴とする
    請求項1記載のインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 前記絞り部は、ハーフエッチングによ
    り、前記絞り部を形成する部材の壁面を貫通しない状態
    で形成されていることを特徴とする請求項1または2記
    載のインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 前記絞り部の断面積は、前記圧力室の断
    面積に対して10〜20%に設定されていることを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載のインクジェ
    ットヘッド。
  5. 【請求項5】 前記インク室、前記圧力室、前記ノズ
    ル、前記絞り部を形成した複数の薄板材料を積層して構
    成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れかに記載のインクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】 前記絞り部は、前記圧力室と同じ薄板材
    料に、ハーフエッチングにより形成されていることを特
    徴とする請求項5に記載のインクジェットヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009082894A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Canon Chemicals Inc リングヘッド及びそれを用いたローラ部材の製造方法

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US7334879B2 (en) 2004-03-18 2008-02-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet head
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