JP2003019215A - 低周波治療装置 - Google Patents

低周波治療装置

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JP2003019215A
JP2003019215A JP2001208146A JP2001208146A JP2003019215A JP 2003019215 A JP2003019215 A JP 2003019215A JP 2001208146 A JP2001208146 A JP 2001208146A JP 2001208146 A JP2001208146 A JP 2001208146A JP 2003019215 A JP2003019215 A JP 2003019215A
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JP
Japan
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conductor
support arm
human body
switch
neutral position
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JP2001208146A
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English (en)
Inventor
Souichi Ogawa
創市 小川
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Suiken KK
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Suiken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】左、右いずれかの手で握ることを可能とした握
持棒に、人体表面に接触させる導電金属製の導体が支持
され、一端を人体に導通接続させ得る低周波電源の他端
および前記導体間にスイッチが設けられる低周波治療装
置において、導体が充分な面積で人体表面に接触して初
めて人体への低周波電流の通電が可能となるようにし
て、被治療者に与える刺激が強くなり過ぎないようにす
る。 【解決手段】握持棒17に、中立位置から少なくとも左
右いずれか一方への制限された範囲での回動を可能とす
るとともに中立位置側に付勢される支持アーム20が連
結され、導体12が支持アーム20の先端部に設けら
れ、握持棒17内には、支持アーム20が中立位置にあ
る状態では遮断しているスイッチ15が、支持アーム2
0の中立位置から左右いずれか一方への回動に応じて導
通するようにして収納、固定される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、低周波治療装置に
関し、特に、左、右いずれかの手で握ることを可能とし
た握持棒と、人体表面に接触させるようにして前記握持
棒に支持される導電金属製の導体と、一端を人体に導通
接続させることを可能とした低周波電源と、該低周波電
源の他端および前記導体間に設けられるスイッチとを備
える低周波治療装置の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば特開昭6
1−220661号公報等で知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記公報で開示された
従来の低周波治療装置では、握持棒を握った手で操作す
ることにより、低周波電源および導体間のスイッチを導
通させるようにしている。このため導体が人体表面にわ
ずかに接触している状態で導体から人体に低周波電流が
流れる可能性があり、導体の人体表面への接触面積が小
さいことにより、刺激が強すぎて被治療者に不快感を与
えることがある。 【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、導体が充分な面積で人体表面に接触して初め
て人体への低周波電流の通電が可能となるようにして、
被治療者に与える刺激が強くなり過ぎないようにした低
周波治療装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、左、右いずれかの手で握ることを可能と
した握持棒と、人体表面に接触させるようにして前記握
持棒に支持される導電金属製の導体と、一端を人体に導
通接続させることを可能とした低周波電源と、該低周波
電源の他端および前記導体間に設けられるスイッチとを
備える低周波治療装置において、前記握持棒に、中立位
置から少なくとも左右いずれか一方への制限された範囲
での回動を可能とするとともに前記中立位置側に付勢さ
れる支持アームが連結され、前記導体が前記支持アーム
の先端部に設けられ、前記握持棒内には、前記支持アー
ムが中立位置にある状態では遮断している前記スイッチ
が、前記支持アームの中立位置から左右いずれか一方へ
の回動に応じて導通するようにして収納、固定されるこ
とを特徴とする。 【0006】このような構成によれば、導体を比較的強
く人体表面に押しつけることで支持アームを中立位置か
ら左右いずれか一方に回動させることでスイッチが導通
するので、導体が比較的広い面積にわたって人体表面に
接触していなければ、導体から人体に低周波電流が流れ
ることはない。したがって導体の人体表面への接触面積
が小さいことに起因した強い刺激によって被治療者に不
快感を与えるような状態が発生することを防止すること
ができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。 【0008】図1〜図6は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1は低周波治療装置の全体電気回路構成を示
す図、図2は治療具の斜視図、図3は治療具の要部拡大
縦断面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図4の
5−5線断面図、図6はスイッチ導通時の図4に対応し
た断面図である。 【0009】先ず図1において、この低周波治療装置
は、振動によるマッサージ機能を有したものであり、低
周波電源10と、該低周波電源10の一端に接続される
導電金属製の第1導体11と、低周波電源10の他端に
導通することを可能とした導電金属製の第2導体12
と、第2導体12を振動させる動力を発揮し得る電動モ
ータ13と、電動モータ13に電力を供給可能なバッテ
リ14と、低周波電源10および第2導体12間の導通
・遮断および電動モータ13およびバッテリ14間の導
通・遮断を同時に切換可能としたスイッチ15とを備え
るものであり、第2導体12、電動モータ13、バッテ
リ14およびスイッチ15は、治療具16に設けられ
る。 【0010】このような低周波治療装置では、第1導体
11を被治療者の人体表面に接触させた状態で、被治療
者が治療したいと望む部分の人体表面に第2導体12を
接触させてスイッチ15を導通させることにより、低周
波電流が人体に通電されるとともに人体に振動が作用す
ることになり、それにより肩凝り、神経痛および筋肉痛
等の緩解が可能となる。 【0011】図2〜図4において、治療具16は、握持
棒17と、握持棒17に回動可能に連結される支持アー
ム20とを備え、円筒状に形成される第2導体12は支
持アーム20の先端部に設けられ、電動モータ13は第
2導体12内に収納され、バッテリ14およびスイッチ
15は握持棒17内に収納、固定される。 【0012】握持棒17は、被治療者が左、右いずれか
の手で握ることを可能として筒状に形成されるものであ
り、横断面を矩形とした金属製の第1筒体18の先端部
に、横断面を矩形とするとともに先端側に向かうにつれ
て狭小となる合成樹脂製の第2筒体19の後端部が嵌
合、連結されて成る。而してスイッチ15は、第2筒体
19の後端部に固定されるようにして握持棒17内に収
納され、低周波電源10の他端に連なる導線21が前記
スイッチ15に接続されるようにして第1筒体18内に
その後端側から挿入され、第1筒体18内に収納された
バッテリ14の両端に連なる一対の導線22,23が前
記スイッチ15に接続される。 【0013】支持アーム20の大部分は、握持棒17に
おける第2筒体19内にその先端側から挿入されるもの
であり、握持棒17の先端すなわち第2筒体19の先端
からの支持アーム20の突出部は、握持棒17の軸線に
対して斜めに交差する方向に延びるように屈曲される。 【0014】支持アーム20の中間部は、第2筒体19
に固定される支持ピン24で回動可能に支承されてお
り、支持アーム20は、握持棒17における先端開口部
の側縁で規定される範囲内で前記支持ピン24の軸線ま
わりに回動することを可能として握持棒17に支承され
る。 【0015】支持アーム20の先端部には、二股に分岐
したローラ支持腕25が固定されており、円筒状に形成
された第2導体12の両端がローラ支持腕25で回転可
能に支承される。これにより第2導体12は、人体表面
に沿ってローラ状に転動することが可能となる。また図
1で示した電動モータ13は、前記ローラ支持腕25で
固定的に支持されて第2導体12内に収納されるもので
あり、第2導体12内に収納される偏心重錘を前記電動
モータ13で回転駆動することによって第2導体12を
振動させることができる。 【0016】第2導体12に電気的に接続される導線2
6、ならびに電動モータ13の両端に電気的に接続され
る導線27,28は、支持アーム20に設けられた通路
29にローラ支持腕25内を経て導かれ、さらに握持棒
17の第2筒体19内でスイッチ15に接続される。 【0017】図5を併せて参照して、握持棒17の第2
筒体19内において支持アーム20の後端部には、支持
ピン24の軸線に直交する平面に沿うスイッチ駆動部2
0aが設けられており、このスイッチ駆動部20aのス
イッチ15側端部は、該スイッチ15が備えるレバー3
0に接触するようにして円弧状に形成される。 【0018】前記スイッチ駆動部20aにおいて第2筒
体19の一側壁に対向する面には、その幅方向中央部で
第2筒体19の長手方向に沿って延びるV字形の溝31
が設けられる。一方、第2筒体19の前記一側壁には、
開口端部を第2筒体19内に突入させるようにして有底
円筒状の保持筒32が固着されており、この保持筒32
の前記開口端部には、前記溝31に嵌合するボール33
が保持され、該ボール33を溝31側に付勢するばね力
を発揮するばね34が保持筒32内に収容される。 【0019】而してばね34は、ボール33が前記溝3
1を構成する一対の坂のいずれかを登ったときに、ボー
ル33が両坂の中央部に戻るようにスイッチ駆動部20
aすなわち支持アーム20を付勢するばね力を発揮す
る。 【0020】すなわち支持アーム20は、図4で示す中
立位置から少なくとも左右いずれか一方(この実施例で
は両方)に制限された範囲での回動を可能とするととも
に前記中立位置側に付勢されるようにして握持棒17に
連結されることになる。 【0021】またスイッチ15は、前記支持アーム20
が中立位置にある図4の状態では遮断し、前記支持アー
ム20が中立位置から左右いずれか一方たとえば図6で
示すように左側に角度αだけ回動したときにスイッチ駆
動部20aでレバー30が押されるのに応じて導通す
る。 【0022】次にこの実施例の作用について説明する
と、握持棒17に、中立位置から左右に制限された範囲
での回動を可能とするとともに中立位置側に付勢される
支持アーム20が連結されており、第2導体12が支持
アーム20の先端部に設けられ、握持棒17内には、支
持アーム20が中立位置にある状態では遮断しているス
イッチ15が、支持アーム20の中立位置から左右いず
れか一方への回動に応じて導通するようにして収納、固
定されている。 【0023】したがって、第2導体12を比較的強く人
体表面に押しつけることで支持アーム20を中立位置か
ら左右いずれか一方に回動させれば、スイッチ15が導
通することになり、このスイッチ15の導通により、第
2導体12が低周波電源10に導通して人体表面に低周
波電流が流れ、またバッテリ14に電動モータ13の両
端が導通することで第2導体12が振動することにな
る。 【0024】この結果、第2導体12を人体表面に押し
つけることにより第2導体12が比較的広い面積にわた
って人体表面に接触していない状態では、第2導体12
から人体に低周波電流が流れることはなく、第2導体1
2の人体表面への接触面積が小さいことに起因した強い
刺激により、被治療者に不快感を与えるような状態が発
生することを防止することができる。 【0025】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。 【0026】たとえば上記実施例では、振動によるマッ
サージ機能を有する低周波治療装置について説明した
が、本発明は、振動によるマッサージ機能を有していな
い低周波装置についても適用可能であり、低周波電源に
スイッチを介して接続される導体の形状も上記実施例の
ような円筒状に限定されるものではない。 【0027】また握持棒17の一部、たとえば上記実施
例における第1筒体18を、導電金属製とするとともに
低周波電源10の一端に接続することで第1導体として
用いるようにしてもよく、そうすれば部品点数を少なく
することができる。 【0028】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、導体が比
較的広い面積にわたって人体表面に接触していなければ
導体から人体に低周波電流が流れることがないようにし
て、強い刺激によって被治療者に不快感を与えるような
状態が発生することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】低周波治療装置の全体電気回路構成を示す図で
ある。 【図2】治療具の斜視図である。 【図3】治療具の要部拡大縦断面図である。 【図4】図3の4−4線断面図である。 【図5】図4の5−5線断面図である。 【図6】スイッチ導通時の図4に対応した断面図であ
る。 【符号の説明】 10・・・低周波電源 12・・・導体 15・・・スイッチ 17・・・握持棒 20・・・支持アーム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 左、右いずれかの手で握ることを可能と
    した握持棒(17)と、人体表面に接触させるようにし
    て前記握持棒(17)に支持される導電金属製の導体
    (12)と、一端を人体に導通接続させることを可能と
    した低周波電源(10)と、該低周波電源(10)の他
    端および前記導体(12)間に設けられるスイッチ(1
    5)とを備える低周波治療装置において、前記握持棒
    (17)に、中立位置から少なくとも左右いずれか一方
    への制限された範囲での回動を可能とするとともに前記
    中立位置側に付勢される支持アーム(20)が連結さ
    れ、前記導体(12)が前記支持アーム(20)の先端
    部に設けられ、前記握持棒(17)内には、前記支持ア
    ーム(20)が中立位置にある状態では遮断している前
    記スイッチ(15)が、前記支持アーム(20)の中立
    位置から左右いずれか一方への回動に応じて導通するよ
    うにして収納、固定されることを特徴とする低周波治療
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013510635A (ja) * 2009-11-16 2013-03-28 ポロゲン リミテッド 非侵襲性の脂肪除去
US11590346B2 (en) 2009-11-16 2023-02-28 Pollogen Ltd. Apparatus and method for cosmetic treatment of human mucosal tissue
US11712560B2 (en) 2009-08-04 2023-08-01 Pollogen Ltd. Cosmetic skin rejuvenation

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Effective date: 20040308