JPH07116267A - 低周波治療器の手持ち導子 - Google Patents

低周波治療器の手持ち導子

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JPH07116267A
JPH07116267A JP27032193A JP27032193A JPH07116267A JP H07116267 A JPH07116267 A JP H07116267A JP 27032193 A JP27032193 A JP 27032193A JP 27032193 A JP27032193 A JP 27032193A JP H07116267 A JPH07116267 A JP H07116267A
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JP
Japan
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conductor
electrode
pair
low frequency
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP27032193A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Usui
伸吾 臼井
Katsumi Inui
克己 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最適な低周波刺激を与えることができる低周
波治療器の手持ち導子を提供することを目的とする。 【構成】 把手部2aが形成されたケース2に一対の電
極部5,5を備えた低周波治療器の導子1において、前
記の各電極部5,5を先端部に有した支持棒部4,4を
回動させることにより前記一対の電極部5,5の配置間
隔を調整する間隔調整手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低周波治療器の手持ち
導子に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の低周波治療器およびこれ
に付属する導子等を示した斜視図である。一般に、低周
波治療器45から出力される低周波電流を人体に付与す
るために、粘着性および導電性を有する電極パッド4
6,46が用いられるが、治療ポイントが狭い部分等に
ついては、一対の電極部50,50を固定して設けた手
持ち導子51が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最適な
低周波刺激を与えることができる電極部50,50の間
隔は、治療部分により或いは人により異なる。従って、
電極部50,50を固定して設けた従来の手持ち導子5
1では、最適な低周波刺激を与えることができない。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、最適な低周
波刺激を与えることができる低周波治療器の手持ち導子
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の低周波治療器の
手持ち導子は、上記の課題を解決するために、把手部が
形成されたケースに一対の電極部を備えた低周波治療器
の導子において、前記一対の電極部の配置間隔を調整す
る間隔調整手段が備えられていることを特徴とする。
【0006】また、上記の構成において、前記の間隔調
整手段は、前記の各電極部を支持する支持棒部を回動さ
せる回動機構により構成してもよいものである。
【0007】また、上記の構成において、前記の間隔調
整手段は、一対の電極部を結ぶ直線上に当該電極部の一
方或いは双方を摺動させる摺動機構により構成してもよ
いものである。
【0008】
【作用】第1の構成によれば、一対の電極部の配置間隔
を調整する間隔調整手段が備えられているので、治療ポ
イント或いは使う人の好みに応じた最適な低周波刺激を
与えることが可能となる。
【0009】また、第2の構成によれば、前記の間隔調
整手段は、前記の各電極部を支持する支持棒部を回動さ
せる回動機構により構成されるので、ケースの長さ或い
は幅に制限されることなく広い範囲で配置間隔の調整が
行えることになる。
【0010】また、第3の構成によれば、前記の間隔調
整手段は、一対の電極部を結ぶ直線上に当該電極部の一
方或いは双方を摺動させる摺動機構により構成されるの
で、間隔調整範囲がケースの長さ或いは幅に制限される
ものの、比較的簡単な機構で間隔調整手段を実現するこ
とができる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を説明する。
【0012】図1は低周波治療器の手持ち導子1の横断
平面図である。
【0013】図において、2はケースであり、把手部2
aおよび回動機構を収容するための収容部2bを備え
る。
【0014】上記の収容部2aには、支持棒体4,4を
それぞれ回動自在に支持するための回動支持部3,3が
所定の間隔をおいて立設配置されている。支持棒体4,
4は、その先端を前記収容部2bから突出させて設けら
れたものであり、その突出する先端部には電極部5,5
を備えている。そして、上記の電極部5,5には、コー
ド6,6がそれぞれ接続されており、これらコード6,
6はケース2内で一本に纏まり、当該ケース2内を通っ
て前記把手部2aから引き出される。コード先端にはプ
ラグ7が設けられており、図示しない低周波治療器本体
に接続されることにより、前記電極部5,5に低周波電
流が供給されるようになっている。
【0015】また、前記の各支持棒体4の後端側には、
前記の回動支持部3を中心として円状に形成された回転
噛合部4a,4aが形成されている。一対の支持棒体
4,4は、その回転噛合部4a,4aを互いに噛み合わ
せており、一方の支持棒体4が回動するとこれに連動し
て他方の支持棒体4が同じ角度だけ回動するようになっ
ている。更に述べれば、一対の支持棒体4,4は、前記
の回動支持部3,3を結ぶ線上の中心においてこれに直
交する方向に引いた線に対して左右対象に回動するもの
であり、この回動によってその先端に設けた電極部5,
5を互いに近づけ或いは遠ざけて両電極の配置間隔を変
えることができる。
【0016】そして、一方の回転噛合部4aの近傍位置
には、ケース2の外側からの操作によって図中A−B方
向に摺動することができるストッパー9が設けられてい
る。ストッパー9は、A方向に摺動した位置において前
記回転噛合部4aと噛み合って支持棒体4,4の回動を
規制し、B方向に摺動した位置において前記回転噛合部
4aから離間して支持棒体4,4の回動を許容するもの
である。
【0017】上記低周波治療器の導子1を用いて治療を
行うときには、支持棒体4,4の間隔を任意に設定し、
ストッパー9を操作してその間隔を保持する。そして、
電極部5,5を治療部分に当接させ、図示しないスイッ
チをONして治療部分に低周波電流を与える。このとき
に、満足する低周波刺激が得られなければ、スイッチを
OFFし、ストッパー9を解除して支持棒体4,4の間
隔を調整し直して上記操作を繰り返す。このように、一
対の電極部5,5の配置間隔を任意に調整することがで
きるから、治療ポイント或いは使う人の好みに応じた最
適な低周波刺激を与えることが可能となる。
【0018】また、前記の支持棒部4を回動させること
により電極部5,5の配置間隔が調整されるので、ケー
ス2の長さ或いは幅に制限されることなく広い範囲で配
置間隔の調整が行えることになる。
【0019】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
を説明する。
【0020】図2は第2実施例に係る手持ち導子1を示
す平面図である。
【0021】本実施例の手持ち導子1は、前記の第1実
施例の手持ち導子1が回動機構によって電極配置間隔を
調整するものであったのに対し、摺動機構により電極配
置間隔を調整するように構成されたものである。
【0022】導子1におけるケース2には、把手部2a
及び摺動機構を収容するための収容部2bが形成されて
いる。収容部2bの表面には、当該収容部2b内に貫通
し、把手部2aの長手方向と直交する方向(C−D方
向)に延びる案内溝11が形成されている。案内溝11
には、一対の電極部5,5が、当該案内溝11に沿って
摺動するように設けられている。
【0023】前記収容部2b内であって前記案内溝11
の延長線上の一方の位置には、リブ部12が立設されて
いる。そして、一対の電極部5,5は、上記リブ部12
の外側を通して設けた連結ばね13の一端側および他端
側に各々連結され、一方の電極部5を動かすことで中央
を境に互いに遠ざかり或いは互いに近づくようになって
いる。例えば、左側の電極部5をC方向に移動させれば
右側の電極部5はD方向に移動して両電極間隔が広が
り、その逆に左側の電極部5をD方向に移動させれば右
側の電極部5はC方向に移動して両電極間隔が狭まる。
【0024】また、収容部2bに配置された前記の連結
ばね13の外回り表面上には、4つの突起部13aが連
結ばね13の長手方向に一列に並んで形成されている。
そして、収容部2b内の略中央部にはストッパー部材1
4が設けられており、電極部5を移動することによって
前記の突起部13a…のどれかががストッパー部材14
に係合し、そのときの電極間隔が保持されるようになっ
ている。本実施例では、上記の突起部12aを4つ設け
ているので、電極部5,5の間隔は4段階で調整保持さ
れる。
【0025】このように、本実施例では、一対の電極部
5,5を結ぶ直線上に当該電極部5,5の双方を摺動さ
せるようにしたので、両電極の間隔調整範囲がケース2
の収容部2bの長さに制限されることになるものの、比
較的簡単な機構で電極部5,5の間隔調整を行うことが
可能になる。また、一方の電極部5を動かせば他方の電
極部5がケース2の中央部を境に互いに等しい距離移動
する機構としたので、電極5,5が左右どちらかに片寄
って配置される不具合も解消できる。
【0026】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
を説明する。
【0027】図3(a)は第3実施例に係る手持ち導子
1を示す平面図であり、同図(b)はその側面図であ
る。
【0028】本実施例の手持ち導子1は、前記第2実施
例と同様、摺動機構により電極配置間隔を調整するよう
に構成されたものだが、一対の電極部5,5の一方のみ
を摺動させ、且つその摺動方向が把手部2aの長手方向
と同方向となるように構成した点で相違している。
【0029】次に、図4を用いて上記導子1の内部構造
を説明する。図4(a)は上記導子1の横断平面図であ
り、同図(b)は横断側面図である。
【0030】一対の電極部5,5における先端側の電極
部5は固定して設けられ、把手部2aに近い側の電極部
5が摺動可能に設けられる。そして、電極部5を摺動自
在に支持する支持板15の側部には、弾性を有するスト
ッパー片15aが形成されている。また、収容部2bの
内壁部には、係止凹部16…が摺動方向に沿って一列に
形成されている。
【0031】従って、前記把手部2aに近い側の電極部
5を指でスライドさせるだけで電極部5,5の配置間隔
が調整でき、且つ、この調整された間隔は、前記ストッ
パー片15aが係止凹部16のどれかに係止されて保持
されることになる。
【0032】また、このように、一つの電極部5だけを
摺動させる構成としたので、電極間隔調整機構の構造の
簡素化が図れる。
【0033】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について説明する。
【0034】図4(a)は第4実施例に係る手持ち導子
1を示す平面図、同図(b)はその側面図、同図(c)
は一部を破断した背面図である。
【0035】本実施例の手持ち導子1は、前記第3実施
例と同様、一方の電極部5のみを摺動させ、且つその摺
動方向が把手部2aの長手方向と同方向となるように構
成したものだが、当該導子1のケース2に低周波発生回
路(図示せず)およびそのための電源電池17を備えて
いる点で相違している。即ち、本実施例のものは、手持
ちタイプの低周波治療器ということができる。
【0036】従って、コードは備えていない。また、ケ
ース2の把手部2aの表面上には、ON・OFF(或い
は強弱併用)スイッチ18が設けられている。
【0037】上記構成によっても、一つの電極部5をス
ライドさせて電極部5,5の間隔を調整し、治療ポイン
ト或いは使う人の好みに応じた最適な低周波刺激を与え
ることが可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、一対の
電極部の配置間隔を調整する間隔調整手段が備えられて
いるので、治療ポイント或いは使う人の好みに応じた最
適な低周波刺激を与えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手持ち導子を示す平面図である。
【図2】本発明の他の実施例の手持ち導子を示す平面図
である。
【図3】本発明の他の実施例の手持ち導子を示す図であ
って、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図であ
る。
【図4】図3における手持ち導子の内部構造を示す図で
あって、同図(a)は横断平面図、同図(b)は横断側
面図である。
【図5】本発明の他の実施例の手持ち導子を示す図であ
って、同図(a)は平面図、同図(b)は側面図、同図
(c)は一部を破断した背面図である。
【図6】従来の低周波治療器およびその付属物を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 手持ち導子 2 ケース 2a 把手部 5 電極部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手部が形成されたケースに一対の電極
    部を備えた低周波治療器の導子において、前記一対の電
    極部の配置間隔を調整する間隔調整手段が備えられてい
    ることを特徴とする低周波治療器の手持ち導子。
  2. 【請求項2】 前記の間隔調整手段は、前記の各電極部
    を支持する支持棒部を回動させる回動機構により構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の低周波治療
    器の手持ち導子。
  3. 【請求項3】 前記の間隔調整手段は、一対の電極部を
    結ぶ直線上に当該電極部の一方或いは双方を摺動させる
    摺動機構により構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の低周波治療器の手持ち導子。
JP27032193A 1993-10-28 1993-10-28 低周波治療器の手持ち導子 Pending JPH07116267A (ja)

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