JP2003018556A - データ処理装置、データ処理方法、コンピュータ可読記録媒体及びデータ処理プログラム - Google Patents
データ処理装置、データ処理方法、コンピュータ可読記録媒体及びデータ処理プログラムInfo
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- JP2003018556A JP2003018556A JP2001203385A JP2001203385A JP2003018556A JP 2003018556 A JP2003018556 A JP 2003018556A JP 2001203385 A JP2001203385 A JP 2001203385A JP 2001203385 A JP2001203385 A JP 2001203385A JP 2003018556 A JP2003018556 A JP 2003018556A
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- Storage Device Security (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 符号化された一つ又は複数のオブジェクトデ
ータを含むデータストリームからデータを再生する際
に、前記データストリームの供給側から所望する前記オ
ブジェクトデータの再生制御を実行することができるデ
ータ処理方法を提供することである。 【解決手段】 符号化された一つ又は複数のオブジェク
トデータと、前記オブジェクトデータを管理するIPMP情
報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジェク
ト毎にデータを復号して再生するデータ処理方法であっ
て、前記IPMP情報に基づいてオブジェクトデータの再生
が許可されているか否かを判断し、再生が許可されてい
ないと判断された場合、再生制御を施す位置を示すアク
セスポイント情報を前記IPMP情報から抽出し(ステップ
501)、前記抽出されたアクセスポイントに応じて前
記オブジェクトデータの再生処理を制御する(ステップ
502,503,504)とを有することを特徴とす
る。
ータを含むデータストリームからデータを再生する際
に、前記データストリームの供給側から所望する前記オ
ブジェクトデータの再生制御を実行することができるデ
ータ処理方法を提供することである。 【解決手段】 符号化された一つ又は複数のオブジェク
トデータと、前記オブジェクトデータを管理するIPMP情
報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジェク
ト毎にデータを復号して再生するデータ処理方法であっ
て、前記IPMP情報に基づいてオブジェクトデータの再生
が許可されているか否かを判断し、再生が許可されてい
ないと判断された場合、再生制御を施す位置を示すアク
セスポイント情報を前記IPMP情報から抽出し(ステップ
501)、前記抽出されたアクセスポイントに応じて前
記オブジェクトデータの再生処理を制御する(ステップ
502,503,504)とを有することを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置、
データ処理方法、コンピュータ可読記録媒体及びデータ
処理プログラムに関し、特にデータの保護(知的財産
(例えば著作権)の保護)を行うためのデータ処理に関
するものである。
データ処理方法、コンピュータ可読記録媒体及びデータ
処理プログラムに関し、特にデータの保護(知的財産
(例えば著作権)の保護)を行うためのデータ処理に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ISO/IEC 14496 part 1(MPEG(Movi
ng Picture Experts Group)-4 Systems)では、動画像や
音声など複数のオブジェクトを含むマルチメディアデー
タを組み合わせて単一のビットストリームとして符号化
する手法が標準化されつつある。MPEG-4の受信側(再生
側)においては、例えば音声と動画シーンを関連付けて
再生する。このようなMPEG-4再生機においては、著作権
などの保護のために、その全体もしくは一部のデータに
対して様々な使用制限を設ける必要がある。
ng Picture Experts Group)-4 Systems)では、動画像や
音声など複数のオブジェクトを含むマルチメディアデー
タを組み合わせて単一のビットストリームとして符号化
する手法が標準化されつつある。MPEG-4の受信側(再生
側)においては、例えば音声と動画シーンを関連付けて
再生する。このようなMPEG-4再生機においては、著作権
などの保護のために、その全体もしくは一部のデータに
対して様々な使用制限を設ける必要がある。
【0003】上述したようなMPEG-4のデータストリーム
においては、これまでの一般的なマルチメディアストリ
ームとは異なり、いくつものビデオシーンやビデオオブ
ジェクトを単一のストリーム上で独立して送受信する機
能を有する。また、音声データについても、同様にいく
つものオブジェクトを単一のストリーム上から復元可能
である。即ち、MPEG-4におけるデータストリームには、
従来のビデオ・オーディオデータの他に、各オブジェク
トの空間・時間的配置を定義するための情報として、V
RML(Virtual Reality Modeling Language)を自然
動画像や音声が扱えるように拡張したBIFS(Binary
Format for Scenes)が含まれている。ここでBIFS
はMPEG-4のシーンを2値で記述する情報である。
においては、これまでの一般的なマルチメディアストリ
ームとは異なり、いくつものビデオシーンやビデオオブ
ジェクトを単一のストリーム上で独立して送受信する機
能を有する。また、音声データについても、同様にいく
つものオブジェクトを単一のストリーム上から復元可能
である。即ち、MPEG-4におけるデータストリームには、
従来のビデオ・オーディオデータの他に、各オブジェク
トの空間・時間的配置を定義するための情報として、V
RML(Virtual Reality Modeling Language)を自然
動画像や音声が扱えるように拡張したBIFS(Binary
Format for Scenes)が含まれている。ここでBIFS
はMPEG-4のシーンを2値で記述する情報である。
【0004】このような、シーンの合成に必要な個々の
オブジェクトは、それぞれ個別に最適な符号化が施され
て送信されることになるので、復号側でも個別に復号さ
れ、上述のBIFSの記述に伴い、個々のデータの持つ
時間軸を再生機内部の時間軸に合わせて同期させてシー
ンを合成し再生することになる。
オブジェクトは、それぞれ個別に最適な符号化が施され
て送信されることになるので、復号側でも個別に復号さ
れ、上述のBIFSの記述に伴い、個々のデータの持つ
時間軸を再生機内部の時間軸に合わせて同期させてシー
ンを合成し再生することになる。
【0005】このように、MPEG-4再生機においては複数
のオブジェクトを合成するので、その各々に知的財産に
よる使用制限を施す必要が生じる。そのため、オブジェ
クト毎にその知的財産使用に関する認証情報を得るシス
テムが考えられる。
のオブジェクトを合成するので、その各々に知的財産に
よる使用制限を施す必要が生じる。そのため、オブジェ
クト毎にその知的財産使用に関する認証情報を得るシス
テムが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、認証情
報により使用不可と判定された特定のオブジェクト、も
しくは、著作権に対して正当な料金が支払われていない
オブジェクトについて、データ保護(知的財産の保護)
のために他のオブジェクトに切り換えて再生するといっ
た手法については提案されていなかった。
報により使用不可と判定された特定のオブジェクト、も
しくは、著作権に対して正当な料金が支払われていない
オブジェクトについて、データ保護(知的財産の保護)
のために他のオブジェクトに切り換えて再生するといっ
た手法については提案されていなかった。
【0007】また、データ保護のためにオブジェクトデ
ータに対して再生制御を施す位置を送信側において設定
できるような手法については提案されていなかった。
ータに対して再生制御を施す位置を送信側において設定
できるような手法については提案されていなかった。
【0008】本発明は上述の如き課題を解決するために
なされたものであって、符号化された一つ又は複数のオ
ブジェクトデータを含むデータストリームからデータを
再生する際に、前記オブジェクトデータの再生が許可さ
れているか否かに基づいて、前記データストリームの供
給側から所望する前記オブジェクトデータの再生制御を
実行することができるデータ処理装置、データ処理方
法、データ処理プログラムが記録されたコンピュータ可
読記録媒体及びデータ処理プログラムを提供することを
目的としている。
なされたものであって、符号化された一つ又は複数のオ
ブジェクトデータを含むデータストリームからデータを
再生する際に、前記オブジェクトデータの再生が許可さ
れているか否かに基づいて、前記データストリームの供
給側から所望する前記オブジェクトデータの再生制御を
実行することができるデータ処理装置、データ処理方
法、データ処理プログラムが記録されたコンピュータ可
読記録媒体及びデータ処理プログラムを提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のデータ処理装置は、符号化された一つ又は複
数のオブジェクトデータと、前記オブジェクトデータを
管理する管理情報とを含むビットストリームを入力し、
前記オブジェクト毎にデータを復号して再生するデータ
処理装置であって、前記管理情報に基づいてオブジェク
トデータの再生が許可されているか否かを判断する判断
手段と、前記管理情報に含まれ、前記オブジェクトデー
タを他のデータに変更するためのイベント情報を抽出す
る抽出手段と、前記判断手段の出力と前記イベント情報
とに応じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御す
る制御手段とを有することを特徴とする。
に本発明のデータ処理装置は、符号化された一つ又は複
数のオブジェクトデータと、前記オブジェクトデータを
管理する管理情報とを含むビットストリームを入力し、
前記オブジェクト毎にデータを復号して再生するデータ
処理装置であって、前記管理情報に基づいてオブジェク
トデータの再生が許可されているか否かを判断する判断
手段と、前記管理情報に含まれ、前記オブジェクトデー
タを他のデータに変更するためのイベント情報を抽出す
る抽出手段と、前記判断手段の出力と前記イベント情報
とに応じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御す
る制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】また、上記課題を解決するために本発明の
データ処理方法は、符号化された一つ又は複数のオブジ
ェクトデータと、前記オブジェクトデータを管理する管
理情報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジ
ェクト毎にデータを復号して再生するデータ処理方法で
あって、前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの
再生が許可されているか否かを判断する判断工程と、前
記管理情報に含まれ、前記オブジェクトデータを他のデ
ータに変更するためのイベント情報を抽出する抽出工程
と、前記判断工程の判断結果と前記イベント情報とに応
じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御
工程とを有することを特徴とする。
データ処理方法は、符号化された一つ又は複数のオブジ
ェクトデータと、前記オブジェクトデータを管理する管
理情報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジ
ェクト毎にデータを復号して再生するデータ処理方法で
あって、前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの
再生が許可されているか否かを判断する判断工程と、前
記管理情報に含まれ、前記オブジェクトデータを他のデ
ータに変更するためのイベント情報を抽出する抽出工程
と、前記判断工程の判断結果と前記イベント情報とに応
じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御
工程とを有することを特徴とする。
【0011】また、上記課題を解決するために本発明の
コンピュータ可読記録媒体は、符号化された一つ又は複
数のオブジェクトデータと、前記オブジェクトデータを
管理する管理情報とを含むビットストリームを入力し、
前記オブジェクト毎にデータを復号して再生するデータ
処理装置として機能させるデータ処理プログラムを記録
したコンピュータ可読記録媒体であって、前記管理情報
に基づいてオブジェクトデータの再生が許可されている
か否かを判断する判断工程のコードと、前記管理情報に
含まれ、前記オブジェクトデータを他のデータに変更す
るためのイベント情報を抽出する抽出工程のコードと、
前記判断工程の判断結果と前記イベント情報とに応じて
前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御工程
のコードとを記録したことを特徴とする。
コンピュータ可読記録媒体は、符号化された一つ又は複
数のオブジェクトデータと、前記オブジェクトデータを
管理する管理情報とを含むビットストリームを入力し、
前記オブジェクト毎にデータを復号して再生するデータ
処理装置として機能させるデータ処理プログラムを記録
したコンピュータ可読記録媒体であって、前記管理情報
に基づいてオブジェクトデータの再生が許可されている
か否かを判断する判断工程のコードと、前記管理情報に
含まれ、前記オブジェクトデータを他のデータに変更す
るためのイベント情報を抽出する抽出工程のコードと、
前記判断工程の判断結果と前記イベント情報とに応じて
前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御工程
のコードとを記録したことを特徴とする。
【0012】また、上記課題を解決するために本発明の
データ処理プログラムは、符号化された一つ又は複数の
オブジェクトデータと、前記オブジェクトデータを管理
する管理情報とを含むビットストリームを入力し、前記
オブジェクト毎にデータを復号して再生するデータ処理
プログラムであって、前記管理情報に基づいてオブジェ
クトデータの再生が許可されているか否かを判断する判
断工程のコードと、前記管理情報に含まれ、前記オブジ
ェクトデータを他のデータに変更するためのイベント情
報を抽出する抽出工程のコードと、前記判断工程の判断
結果と前記イベント情報とに応じて前記オブジェクトデ
ータの再生処理を制御する制御工程のコードとを含むこ
とを特徴とする。
データ処理プログラムは、符号化された一つ又は複数の
オブジェクトデータと、前記オブジェクトデータを管理
する管理情報とを含むビットストリームを入力し、前記
オブジェクト毎にデータを復号して再生するデータ処理
プログラムであって、前記管理情報に基づいてオブジェ
クトデータの再生が許可されているか否かを判断する判
断工程のコードと、前記管理情報に含まれ、前記オブジ
ェクトデータを他のデータに変更するためのイベント情
報を抽出する抽出工程のコードと、前記判断工程の判断
結果と前記イベント情報とに応じて前記オブジェクトデ
ータの再生処理を制御する制御工程のコードとを含むこ
とを特徴とする。
【0013】また、上記課題を解決するために本発明の
データ処理装置は、符号化された一つ又は複数のオブジ
ェクトデータと、前記オブジェクトデータを管理する管
理情報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジ
ェクト毎にデータを復号して再生するデータ処理装置で
あって、前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの
再生が許可されているか否かを判断する判断手段と、前
記管理情報に含まれ、前記再生処理の制御を施す位置を
示すアクセスポイント情報を抽出する抽出手段と、前記
判断手段の出力と前記アクセスポイント情報とに応じて
前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
データ処理装置は、符号化された一つ又は複数のオブジ
ェクトデータと、前記オブジェクトデータを管理する管
理情報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジ
ェクト毎にデータを復号して再生するデータ処理装置で
あって、前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの
再生が許可されているか否かを判断する判断手段と、前
記管理情報に含まれ、前記再生処理の制御を施す位置を
示すアクセスポイント情報を抽出する抽出手段と、前記
判断手段の出力と前記アクセスポイント情報とに応じて
前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
【0014】また、上記課題を解決するために本発明の
データ処理方法は、符号化された一つ又は複数のオブジ
ェクトデータと、前記オブジェクトデータを管理する管
理情報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジ
ェクト毎にデータを復号して再生するデータ処理方法で
あって、前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの
再生が許可されているか否かを判断する判断工程と、前
記管理情報に含まれ、前記再生処理の制御を施す位置を
示すアクセスポイント情報を抽出する抽出工程と、前記
判断工程の判断結果と前記アクセスポイント情報とに応
じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御
工程とを有することを特徴とする。
データ処理方法は、符号化された一つ又は複数のオブジ
ェクトデータと、前記オブジェクトデータを管理する管
理情報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジ
ェクト毎にデータを復号して再生するデータ処理方法で
あって、前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの
再生が許可されているか否かを判断する判断工程と、前
記管理情報に含まれ、前記再生処理の制御を施す位置を
示すアクセスポイント情報を抽出する抽出工程と、前記
判断工程の判断結果と前記アクセスポイント情報とに応
じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御
工程とを有することを特徴とする。
【0015】また、上記課題を解決するために本発明の
コンピュータ可読記録媒体は、符号化された一つ又は複
数のオブジェクトデータと、前記オブジェクトデータを
管理する管理情報とを含むビットストリームを入力し、
前記オブジェクト毎にデータを復号して再生するデータ
処理装置として機能するためのデータ処理プログラムを
記録したコンピュータ可読記録媒体であって、前記管理
情報に基づいてオブジェクトデータの再生が許可されて
いるか否かを判断する判断工程のコードと、前記管理情
報に含まれ、前記再生処理の制御を施す位置を示すアク
セスポイント情報を抽出する抽出工程のコードと、前記
判断工程の判断結果と前記アクセスポイント情報とに応
じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御
工程のコードとを記録したことを特徴とする。
コンピュータ可読記録媒体は、符号化された一つ又は複
数のオブジェクトデータと、前記オブジェクトデータを
管理する管理情報とを含むビットストリームを入力し、
前記オブジェクト毎にデータを復号して再生するデータ
処理装置として機能するためのデータ処理プログラムを
記録したコンピュータ可読記録媒体であって、前記管理
情報に基づいてオブジェクトデータの再生が許可されて
いるか否かを判断する判断工程のコードと、前記管理情
報に含まれ、前記再生処理の制御を施す位置を示すアク
セスポイント情報を抽出する抽出工程のコードと、前記
判断工程の判断結果と前記アクセスポイント情報とに応
じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御
工程のコードとを記録したことを特徴とする。
【0016】また、上記課題を解決するために本発明の
データ処理プログラムは、符号化された一つ又は複数の
オブジェクトデータと、前記オブジェクトデータを管理
する管理情報とを含むビットストリームを入力し、前記
オブジェクト毎にデータを復号して再生するデータ処理
プログラムであって、前記管理情報に基づいてオブジェ
クトデータの再生が許可されているか否かを判断する判
断工程のコードと、前記管理情報に含まれ、前記再生処
理の制御を施す位置を示すアクセスポイント情報を抽出
する抽出工程のコードと、前記判断工程の判断結果と前
記アクセスポイント情報とに応じて前記オブジェクトデ
ータの再生処理を制御する制御工程のコードとを含むこ
とを特徴とする。
データ処理プログラムは、符号化された一つ又は複数の
オブジェクトデータと、前記オブジェクトデータを管理
する管理情報とを含むビットストリームを入力し、前記
オブジェクト毎にデータを復号して再生するデータ処理
プログラムであって、前記管理情報に基づいてオブジェ
クトデータの再生が許可されているか否かを判断する判
断工程のコードと、前記管理情報に含まれ、前記再生処
理の制御を施す位置を示すアクセスポイント情報を抽出
する抽出工程のコードと、前記判断工程の判断結果と前
記アクセスポイント情報とに応じて前記オブジェクトデ
ータの再生処理を制御する制御工程のコードとを含むこ
とを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】<本実施形態のMEPG-4再生機の構成例>図
1は本発明の一実施形態としてのMPEG-4再生機の概略構
成を示すブロック図である。
1は本発明の一実施形態としてのMPEG-4再生機の概略構
成を示すブロック図である。
【0019】図中、1は各種ネットワークに代表される
伝送路であり、本実施例においてはMPEG-4ビットストリ
ームが配信されてくるネットワークである。ここで、本
実施例における伝送路は放送ネットワークや通信ネット
ワークといった通信路のみを指すのではなく、例えばD
VD−RAM等の蓄積媒体自体を含むものとする。
伝送路であり、本実施例においてはMPEG-4ビットストリ
ームが配信されてくるネットワークである。ここで、本
実施例における伝送路は放送ネットワークや通信ネット
ワークといった通信路のみを指すのではなく、例えばD
VD−RAM等の蓄積媒体自体を含むものとする。
【0020】本実施例の装置は、ネットワークから配信
されたMPEG-4ビットストリームや記録媒体から読み込ん
だMPEG-4ビットストリームを受信すると、まずデマルチ
プレクサ2に入力する。デマルチプレクサ2において
は、受信したMPEG-4ビットストリームから、シーン記述
データ、音声オブジェクトデータ、動画像オブジェクト
データ、オブジェクト記述データなどに分離され、それ
ぞれの同期レイヤの処理回路3〜6に入力される。
されたMPEG-4ビットストリームや記録媒体から読み込ん
だMPEG-4ビットストリームを受信すると、まずデマルチ
プレクサ2に入力する。デマルチプレクサ2において
は、受信したMPEG-4ビットストリームから、シーン記述
データ、音声オブジェクトデータ、動画像オブジェクト
データ、オブジェクト記述データなどに分離され、それ
ぞれの同期レイヤの処理回路3〜6に入力される。
【0021】ここで、音声オブジェクトデータは例えば
周知のCELP(Code Excited Linear Prediction)符号
化や、変換領域重み付けインターリーブベクトル量子化
(TWINVQ)符号化などの高能率(圧縮)符号化が施され
たデータであり、動画像オブジェクトデータは例えば周
知のMPEG-2やH-263方式にて高能率符号化されたデータ
である。また、オブジェクト記述データは、例えばアニ
メーション等を含み、各記述データに適した形で同様に
符号化されている。
周知のCELP(Code Excited Linear Prediction)符号
化や、変換領域重み付けインターリーブベクトル量子化
(TWINVQ)符号化などの高能率(圧縮)符号化が施され
たデータであり、動画像オブジェクトデータは例えば周
知のMPEG-2やH-263方式にて高能率符号化されたデータ
である。また、オブジェクト記述データは、例えばアニ
メーション等を含み、各記述データに適した形で同様に
符号化されている。
【0022】同期レイヤ処理回路3〜6において、ビッ
トストリームに付加されたタイムスタンプと呼ばれる時
間情報に従い同期を取られたシーン記述データ、各音声
オブジェクト、各動画像オブジェクト、並びにオブジェ
クト記述データなどは、上述の如く高能率(圧縮)符号
化等の符号化が施されているので、オブジェクト毎に復
号回路15〜18によって復号される。
トストリームに付加されたタイムスタンプと呼ばれる時
間情報に従い同期を取られたシーン記述データ、各音声
オブジェクト、各動画像オブジェクト、並びにオブジェ
クト記述データなどは、上述の如く高能率(圧縮)符号
化等の符号化が施されているので、オブジェクト毎に復
号回路15〜18によって復号される。
【0023】尚、本実施例においては、音声オブジェク
ト、動画像オブジェクト、並びにオブジェクト記述デー
タについてそれぞれ複数の互いに異なる種類のオブジェ
クトがMPEG-4ビットストリーム内に存在しても復号可能
な装置を仮定しているため、同期レイヤ処理回路や復号
化回路は音声用、動画像用、オブジェクト記述データ用
に夫々複数用意されているものとする。
ト、動画像オブジェクト、並びにオブジェクト記述デー
タについてそれぞれ複数の互いに異なる種類のオブジェ
クトがMPEG-4ビットストリーム内に存在しても復号可能
な装置を仮定しているため、同期レイヤ処理回路や復号
化回路は音声用、動画像用、オブジェクト記述データ用
に夫々複数用意されているものとする。
【0024】そして、復号回路16,17,18におい
て夫々復号された音声オブジェクト、動画像オブジェク
ト及びオブジェクト記述データは、シーン合成回路30
に供給され、復号回路15において復号化されたシーン
記述情報に基づいてシーンが再生される。このようにし
て得られた最終的なマルチメディアデータ列は、ディス
プレイやスピーカ、プリンタなどに代表される出力機器
31に供給され、再生されることになる。
て夫々復号された音声オブジェクト、動画像オブジェク
ト及びオブジェクト記述データは、シーン合成回路30
に供給され、復号回路15において復号化されたシーン
記述情報に基づいてシーンが再生される。このようにし
て得られた最終的なマルチメディアデータ列は、ディス
プレイやスピーカ、プリンタなどに代表される出力機器
31に供給され、再生されることになる。
【0025】ここで、本実施例における受信データスト
リーム(MPEG-4ビットストリーム)は、音声あるいは動
画などのシーンを構成する個々のオブジェクトに対し
て、知的財産などの保護のために再生の制御を必要とす
ることを想定して、特願平10−295937号公報に
も記載されているような知的財産管理情報(以下、IP
MP(Intellectual Property Management and Prot
ection)情報)をビットストリームに付加しているもの
とする。
リーム(MPEG-4ビットストリーム)は、音声あるいは動
画などのシーンを構成する個々のオブジェクトに対し
て、知的財産などの保護のために再生の制御を必要とす
ることを想定して、特願平10−295937号公報に
も記載されているような知的財産管理情報(以下、IP
MP(Intellectual Property Management and Prot
ection)情報)をビットストリームに付加しているもの
とする。
【0026】本実施例の装置においては、このIPMP
情報をデマルチプレクサ2において抽出し、IPMP制
御部20に供給する。IPMP制御部20は必要に応じ
て、図中10、11、12、あるいは25、26、27
で示されるアクセスポイントにおいて各オブジェクトを
遮断したり、各オブジェクトに妨害信号を重畳させた
り、暗号化されたビットストリームを復号化したり、あ
るいは復号回路15、16、17、18にアクセスする
ことにより、各オブジェクトの再生を制御したり、動作
を停止したりする。これによって、例えば知的財産で保
護されたコンテンツを含むビットストリームが入力され
た場合においても、その再生を阻止することが可能であ
る。
情報をデマルチプレクサ2において抽出し、IPMP制
御部20に供給する。IPMP制御部20は必要に応じ
て、図中10、11、12、あるいは25、26、27
で示されるアクセスポイントにおいて各オブジェクトを
遮断したり、各オブジェクトに妨害信号を重畳させた
り、暗号化されたビットストリームを復号化したり、あ
るいは復号回路15、16、17、18にアクセスする
ことにより、各オブジェクトの再生を制御したり、動作
を停止したりする。これによって、例えば知的財産で保
護されたコンテンツを含むビットストリームが入力され
た場合においても、その再生を阻止することが可能であ
る。
【0027】図2は、図1のIPMP制御部20の構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【0028】図2において、40はIPMP制御部20
の制御を司る演算・制御用のCPU、50は固定の制御
プログラム50aや固定パラメータ50b等を格納するR
OM、60はCPU40が一時記憶として使用するRA
Mで、IPMP情報を記憶する情報領域60aと、外部
記憶装置70からロードされるプログラムを記憶するプ
ログラム60bとを含んでいる。70はフロッピー(登
録商標)ディスクやCD−ROM等の外部記憶媒体であ
り、プログラムロード領域60bにロードされるプログ
ラムが格納されている。
の制御を司る演算・制御用のCPU、50は固定の制御
プログラム50aや固定パラメータ50b等を格納するR
OM、60はCPU40が一時記憶として使用するRA
Mで、IPMP情報を記憶する情報領域60aと、外部
記憶装置70からロードされるプログラムを記憶するプ
ログラム60bとを含んでいる。70はフロッピー(登
録商標)ディスクやCD−ROM等の外部記憶媒体であ
り、プログラムロード領域60bにロードされるプログ
ラムが格納されている。
【0029】80は入力インターフェースで、デマルチ
プレクサ2からのIPMP情報や同期レイヤ4〜6から
の時間情報を入力する。90は出力インターフェース
で、アクセスポイント10〜12、25〜27へのアク
セスポイント制御信号や各復号回路15〜18への復号
回路制御信号を出力する。
プレクサ2からのIPMP情報や同期レイヤ4〜6から
の時間情報を入力する。90は出力インターフェース
で、アクセスポイント10〜12、25〜27へのアク
セスポイント制御信号や各復号回路15〜18への復号
回路制御信号を出力する。
【0030】尚、本実施例では、IPMP制御部20を
独立したプロセッサエレメントとして示したが、CPU
40がMPEG-4再生機の一部あるいは全体を制御する、ま
たは、ソフトウェアで実現する構成でも良いことは、当
業者には自明のことである。
独立したプロセッサエレメントとして示したが、CPU
40がMPEG-4再生機の一部あるいは全体を制御する、ま
たは、ソフトウェアで実現する構成でも良いことは、当
業者には自明のことである。
【0031】<本実施形態のMPEG-4再生機の動作例>以
下、本実施形態にかかるMPEG-4再生機の動作、特にIP
MP情報を用いた場合の動作について、図3のフローチ
ャートを用いて詳細に説明する。
下、本実施形態にかかるMPEG-4再生機の動作、特にIP
MP情報を用いた場合の動作について、図3のフローチ
ャートを用いて詳細に説明する。
【0032】図3は、MPEG-4再生機がMPEG-4ビットスト
リームを受信した場合のIPMP制御部20の動作を説
明する為のフローチャートである。ここでは一例とし
て、MPEG-4ビットストリームには動画像データのオブジ
ェクトと、該動画像データに関するIPMP情報のビッ
トストリームとが含まれているものとする。
リームを受信した場合のIPMP制御部20の動作を説
明する為のフローチャートである。ここでは一例とし
て、MPEG-4ビットストリームには動画像データのオブジ
ェクトと、該動画像データに関するIPMP情報のビッ
トストリームとが含まれているものとする。
【0033】この場合、IPMP制御部20はステップ
300において、デマルチプレクサ2で分離された、符
号化された動画像ビットストリームの領域を特定し、該
ビットストリームの1パケット分のデータを入力ストリ
ーム(Input Stream)として設定する。
300において、デマルチプレクサ2で分離された、符
号化された動画像ビットストリームの領域を特定し、該
ビットストリームの1パケット分のデータを入力ストリ
ーム(Input Stream)として設定する。
【0034】次に、ステップ301においてはInput St
reamが終端に達しているか否かの判断を行い、ビットス
トリームの終端である場合、つまり制御対象となる動画
像ビットストリームが終端に達していれば処理を終了
し、そうでなければステップ302に進む。
reamが終端に達しているか否かの判断を行い、ビットス
トリームの終端である場合、つまり制御対象となる動画
像ビットストリームが終端に達していれば処理を終了
し、そうでなければステップ302に進む。
【0035】ステップ302においては、デマルチプレ
クサ2で分離されたIPMPビットストリームから管理
情報の領域を特定し、抽出する。
クサ2で分離されたIPMPビットストリームから管理
情報の領域を特定し、抽出する。
【0036】IPMP情報の最初にはIPMPオブジェ
クトタイプ指定の記述があり、これはMPEG-4 Part1:Sys
temsのFDIS(Final Draft of International Standa
rd)において以下のような仕様になっている。
クトタイプ指定の記述があり、これはMPEG-4 Part1:Sys
temsのFDIS(Final Draft of International Standa
rd)において以下のような仕様になっている。
【0037】
class IPMP_Descriptor() extends BaseDescriptor : bit(8) IPMP_DescrTag{
bit(8) IPMP_DescriptorID;
unsigned int(16) IPMPS_Type;
if (IPMPS_Type == 0) {
bit(8) URLString[sizeOfInstance-3];
} else {
bit(8) IPMP_data[sizeOfInstance-3];
}
}
IPMPS_TypeはIPMP制御部20の種類を示し、IPMPS_
Typeが0の場合、知的財産を保護・管理するための情報
はURLStringで指定される場所にある。IPMPS_Typeが0
以外の値はRA(Registration Authority)に登録されて
おり、知的財産を保護・管理するための情報はIPMP_dat
a等に記述されることになる。
Typeが0の場合、知的財産を保護・管理するための情報
はURLStringで指定される場所にある。IPMPS_Typeが0
以外の値はRA(Registration Authority)に登録されて
おり、知的財産を保護・管理するための情報はIPMP_dat
a等に記述されることになる。
【0038】IPMP制御部20は、IPMP情報内の
IPMPS_Typeを識別し、URLString又はIPMP_data等を参照
することによって、保護・管理すべき対象となるオブジ
ェクトの制御方法を判断することができる。上記IPMP_d
ata内のシンタックスは規格化されておらず、本実施形
態では、IPMP_dataは例えば図4に示すようにアクセス
ポイント指定部とイベント部、その他の管理情報部とか
ら構成される。尚、これらアクセスポイントとイベント
の種類、その他様々な管理情報は著作権者が決定するも
のである。
IPMPS_Typeを識別し、URLString又はIPMP_data等を参照
することによって、保護・管理すべき対象となるオブジ
ェクトの制御方法を判断することができる。上記IPMP_d
ata内のシンタックスは規格化されておらず、本実施形
態では、IPMP_dataは例えば図4に示すようにアクセス
ポイント指定部とイベント部、その他の管理情報部とか
ら構成される。尚、これらアクセスポイントとイベント
の種類、その他様々な管理情報は著作権者が決定するも
のである。
【0039】そしてステップ303において、前ステッ
プで抽出したIPMP_data領域中の管理情報が動画像オブ
ジェクトの再生を許可するかどうかの判断を行い、許可
された場合にはステップ304へと処理を移し、許可さ
れなかった場合には、当該動画像オブジェクトの再生を
制御するべくステップ305へと処理を移行する。
プで抽出したIPMP_data領域中の管理情報が動画像オブ
ジェクトの再生を許可するかどうかの判断を行い、許可
された場合にはステップ304へと処理を移し、許可さ
れなかった場合には、当該動画像オブジェクトの再生を
制御するべくステップ305へと処理を移行する。
【0040】そして、ステップ304においては動画像
復号回路17を起動(もしくはその動作を継続)させ、
ステップ306へ以降する。
復号回路17を起動(もしくはその動作を継続)させ、
ステップ306へ以降する。
【0041】ステップ306においては、ステップ30
0において取得したInput Streamのパケットを解放して
元のステップ300へ戻り、実行を継続する。
0において取得したInput Streamのパケットを解放して
元のステップ300へ戻り、実行を継続する。
【0042】ステップ303において再生を許可するか
否かを判断する際に参照される前記管理情報としては、
本システムを制御するような様々な管理情報を適用する
ことが可能である。例えば、オブジェクトに対するリー
ジョンコードや使用期限を制限するための情報、ユーザ
やアクセス機器を限定するための情報、スクランブル解
除用の鍵等の認証情報等、発明の本質を外れることな
く、適宜その他の管理に応用することができる。
否かを判断する際に参照される前記管理情報としては、
本システムを制御するような様々な管理情報を適用する
ことが可能である。例えば、オブジェクトに対するリー
ジョンコードや使用期限を制限するための情報、ユーザ
やアクセス機器を限定するための情報、スクランブル解
除用の鍵等の認証情報等、発明の本質を外れることな
く、適宜その他の管理に応用することができる。
【0043】また、許可するかどうかの判断の際に必要
な比較対照となる情報は、例えば、MPEG-4再生機内部に
記憶されている再生機固有の情報、再生機内部の時計か
ら読み取った時刻、あるいは予め正規ユーザに対しての
み通知されているパスワードの入力、スマートカードの
挿入によって得られる情報等が考えられる。なお、この
種の認証方法は周知であるので詳細な説明は省略する。
な比較対照となる情報は、例えば、MPEG-4再生機内部に
記憶されている再生機固有の情報、再生機内部の時計か
ら読み取った時刻、あるいは予め正規ユーザに対しての
み通知されているパスワードの入力、スマートカードの
挿入によって得られる情報等が考えられる。なお、この
種の認証方法は周知であるので詳細な説明は省略する。
【0044】さらに、ステップ305における再生制御
方法に関しても、上記したIPMP_data領域の情報に従っ
てIPMP制御部20が判断することができる。以下、
ステップ305における再生制御動作について、図5の
フローチャートを参照して説明する。
方法に関しても、上記したIPMP_data領域の情報に従っ
てIPMP制御部20が判断することができる。以下、
ステップ305における再生制御動作について、図5の
フローチャートを参照して説明する。
【0045】ステップ500においては、前記IPMP_dat
a領域のアクセスポイント指定部からアクセスポイント
を抽出する。アクセスポイントは、伝送路1に伝送され
たオブジェクトの復号及び再生を制御するためにIPM
P制御部20が制御を施す位置を特定するためのもの
で、具体的には復号回路16,17,18の前段又は後
段、つまりアクセスポイント10、11、12、あるい
は25、26、27、又は復号回路15、16、17、
18を指し示す必要がある。
a領域のアクセスポイント指定部からアクセスポイント
を抽出する。アクセスポイントは、伝送路1に伝送され
たオブジェクトの復号及び再生を制御するためにIPM
P制御部20が制御を施す位置を特定するためのもの
で、具体的には復号回路16,17,18の前段又は後
段、つまりアクセスポイント10、11、12、あるい
は25、26、27、又は復号回路15、16、17、
18を指し示す必要がある。
【0046】具体的には、アクセスポイントは図6の例
では、音声復号回路の前段に対して1を、後段に対して
2を、動画像復号回路の前段に対して3を、後段に対し
て4を、オブジェクト記述復号回路の前段に対して5
を、後段に対して6を、シーン記述復号回路に対して7
を、音声復号回路に対して8を、動画像復号回路に対し
て9を、オブジェクト記述復号回路に対して10が各々
割り当てられる。
では、音声復号回路の前段に対して1を、後段に対して
2を、動画像復号回路の前段に対して3を、後段に対し
て4を、オブジェクト記述復号回路の前段に対して5
を、後段に対して6を、シーン記述復号回路に対して7
を、音声復号回路に対して8を、動画像復号回路に対し
て9を、オブジェクト記述復号回路に対して10が各々
割り当てられる。
【0047】ステップ501では、抽出したアクセスポ
イントが7かどうか、つまりシーン記述復号回路15へ
のアクセスポイントが指定されているかどうかを判断す
る。
イントが7かどうか、つまりシーン記述復号回路15へ
のアクセスポイントが指定されているかどうかを判断す
る。
【0048】アクセスポイントがシーン記述復号回路1
5でなかった場合には、IPMP制御部20は指定され
たアクセスポイントにおいてビットストリームを遮断し
たり、妨害信号を重畳させたり、暗号化されたビットス
トリームを復号化したり、復号回路の動作を停止したり
するべく、ステップ504へと処理を移行する。ステッ
プ504での制御方法は、前記したその他様々な管理情
報に従ってIPMP制御部20が判断することができ
る。
5でなかった場合には、IPMP制御部20は指定され
たアクセスポイントにおいてビットストリームを遮断し
たり、妨害信号を重畳させたり、暗号化されたビットス
トリームを復号化したり、復号回路の動作を停止したり
するべく、ステップ504へと処理を移行する。ステッ
プ504での制御方法は、前記したその他様々な管理情
報に従ってIPMP制御部20が判断することができ
る。
【0049】ステップ501において、アクセスポイン
トにシーン記述復号回路15が指定されていた場合に
は、IPMP_data領域のイベント指定部からイベントを抽
出するべく、ステップ502へと処理を移行する。
トにシーン記述復号回路15が指定されていた場合に
は、IPMP_data領域のイベント指定部からイベントを抽
出するべく、ステップ502へと処理を移行する。
【0050】ステップ503においては、指定されたア
クセスポイント、つまりシーン記述復号回路15に対
し、前ステップで抽出したイベントを発行する。イベン
トを受信したシーン記述復号回路15は、BIFSスク
リプトに従ってシーンの変更を実行することが可能であ
る。
クセスポイント、つまりシーン記述復号回路15に対
し、前ステップで抽出したイベントを発行する。イベン
トを受信したシーン記述復号回路15は、BIFSスク
リプトに従ってシーンの変更を実行することが可能であ
る。
【0051】図7は、動画像と音声を含むMPEG-4ビット
ストリームのシーンを記述したBIFSスクリプトの例
であり、非認証時に動画像の切り換えを実行できるよう
に記述されている。
ストリームのシーンを記述したBIFSスクリプトの例
であり、非認証時に動画像の切り換えを実行できるよう
に記述されている。
【0052】動画像は第5行目でMyMovieという名称で
定義されたMovieTextureノードによって定義されてお
り、第6行目のフィールドurlに記述された”legal.bit
s”を実際に動画像データとして使用する。”legal.bit
s”はMPEG-4 Videoのビットストリームである。
定義されたMovieTextureノードによって定義されてお
り、第6行目のフィールドurlに記述された”legal.bit
s”を実際に動画像データとして使用する。”legal.bit
s”はMPEG-4 Videoのビットストリームである。
【0053】同様に音声は第12行目でMyAudioという
名称で定義されたAudioSourceノードによって定義さ
れ、第13行目のフィールドurlに記述された”legal.a
ac”を音声データとして使用する。ここで”legal.aa
c”はMPEG-4 Advanced Audio Coding方式によって圧縮
されたビットストリームである。
名称で定義されたAudioSourceノードによって定義さ
れ、第13行目のフィールドurlに記述された”legal.a
ac”を音声データとして使用する。ここで”legal.aa
c”はMPEG-4 Advanced Audio Coding方式によって圧縮
されたビットストリームである。
【0054】又、第16行目でMyScriptという名称で定
義されたScriptノードは、eventIn、フィールド、event
Outを用いて、イベントの受け取り、処理、イベントの
生成が可能である。本例では、unconfirmイベントを受
け取ると(第17行目)、フィールドurlにJavaScript
で記述された関数unconfirm();を実行し(第19〜23
行目)、urlstringイベントを生成する(第18行目)
様に記述されている。関数unconfirm()は、urlstringに
動画像データ”illegal.bits”を設定する。”illegal.
bits”は非認証時用のMPEG-4 Videoビットストリームで
ある。
義されたScriptノードは、eventIn、フィールド、event
Outを用いて、イベントの受け取り、処理、イベントの
生成が可能である。本例では、unconfirmイベントを受
け取ると(第17行目)、フィールドurlにJavaScript
で記述された関数unconfirm();を実行し(第19〜23
行目)、urlstringイベントを生成する(第18行目)
様に記述されている。関数unconfirm()は、urlstringに
動画像データ”illegal.bits”を設定する。”illegal.
bits”は非認証時用のMPEG-4 Videoビットストリームで
ある。
【0055】そして、シーンの最後にあるBIFSコマ
ンドのROUTE MyScript.urlstring TO MyMovie.urlによ
って、前記MyScriptから生成されたurlstringイベント
は前記動画像MyMovieのフィールドurlへ送られる。
ンドのROUTE MyScript.urlstring TO MyMovie.urlによ
って、前記MyScriptから生成されたurlstringイベント
は前記動画像MyMovieのフィールドurlへ送られる。
【0056】著作権者は予めIPMP_data領域のアクセス
ポイント部に7を、イベント部にunconfirmを設定し、
図7のようにBIFSスクリプトを記述しておけば、IP
MP_data領域のその他の管理情報によってユーザが認証
されなかった場合に、IPMP制御部20はシーン記述復号
回路15にイベントunconfirmを発行し、当該イベント
を受信したシーン記述復号回路15は前記動画像を”le
gal.bits”から”illegal.bits”へ変更することが可能
になる。
ポイント部に7を、イベント部にunconfirmを設定し、
図7のようにBIFSスクリプトを記述しておけば、IP
MP_data領域のその他の管理情報によってユーザが認証
されなかった場合に、IPMP制御部20はシーン記述復号
回路15にイベントunconfirmを発行し、当該イベント
を受信したシーン記述復号回路15は前記動画像を”le
gal.bits”から”illegal.bits”へ変更することが可能
になる。
【0057】本実施形態においては、MPEG-4ビットスト
リームがパケット単位の動画像データのビットストリー
ムと、該動画像データについてのIPMP情報のビット
ストリームとで構成されているものとしたが、動画像デ
ータの他に、動画像データを構成する各オブジェクトデ
ータや音声データにもIPMP情報を付加させることが
でき、よってオブジェクト切り換えの制御対象物も動画
像データに限られるものではなく、動画像データを構成
する各オブジェクトデータや音声データのいずれであっ
ても適用可能であることは言うまでもない。
リームがパケット単位の動画像データのビットストリー
ムと、該動画像データについてのIPMP情報のビット
ストリームとで構成されているものとしたが、動画像デ
ータの他に、動画像データを構成する各オブジェクトデ
ータや音声データにもIPMP情報を付加させることが
でき、よってオブジェクト切り換えの制御対象物も動画
像データに限られるものではなく、動画像データを構成
する各オブジェクトデータや音声データのいずれであっ
ても適用可能であることは言うまでもない。
【0058】よって、本実施形態における情報処理装置
としてのMPEG-4再生機、及びその制御方法は複数のオブ
ジェクトストリームを含むデータストリームから情報を
復元する際に、著作権で保護された所定のオブジェクト
について、異なるオブジェクトに切り換えて復号及び再
生の制御をすることができる。
としてのMPEG-4再生機、及びその制御方法は複数のオブ
ジェクトストリームを含むデータストリームから情報を
復元する際に、著作権で保護された所定のオブジェクト
について、異なるオブジェクトに切り換えて復号及び再
生の制御をすることができる。
【0059】また、本発明は複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムにも適用されるし、一つ
の機器からなる装置(例えば、VTR、パソコンなど)
にも適用される。
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
など)から構成されるシステムにも適用されるし、一つ
の機器からなる装置(例えば、VTR、パソコンなど)
にも適用される。
【0060】また、本発明の目的は前述したように、実
施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコー
ドを記録した記憶媒体をシステムあるいは装置に提供
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読み出し実行することによっても達成されること
は言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出され
たプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実
現することになり、そのプログラムコードを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することになる。
施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコー
ドを記録した記憶媒体をシステムあるいは装置に提供
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読み出し実行することによっても達成されること
は言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出され
たプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実
現することになり、そのプログラムコードを記憶した記
憶媒体は本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
などを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
などを用いることができる。
【0062】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれていることは言うまでもな
い。
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれていることは言うまでもな
い。
【0063】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含むことは言うまでもない。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含むことは言うまでもない。
【0064】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図2の外部記憶装置70に記憶された各モジ
ュールを含むプログラムコードを記憶媒体に格納するこ
とになる。
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図2の外部記憶装置70に記憶された各モジ
ュールを含むプログラムコードを記憶媒体に格納するこ
とになる。
【0065】〔他の実施形態〕図7の例では、BIFS
スクリプトにScriptノード及びROUTEコマンドを予め記
述しておくことで、IPMP制御部20がシーン記述復
号回路15に対しイベントを発行するとMovieTextureノ
ードのurlを変更し、動画像オブジェクトを切り換える
構成としたが、Scriptノード及びROUTEコマンドを用い
ないBIFSスクリプトでも本発明の目的は実現可能であ
り、その場合のBIFSスクリプトは図8のようにな
る。
スクリプトにScriptノード及びROUTEコマンドを予め記
述しておくことで、IPMP制御部20がシーン記述復
号回路15に対しイベントを発行するとMovieTextureノ
ードのurlを変更し、動画像オブジェクトを切り換える
構成としたが、Scriptノード及びROUTEコマンドを用い
ないBIFSスクリプトでも本発明の目的は実現可能であ
り、その場合のBIFSスクリプトは図8のようにな
る。
【0066】この例では、IPMP領域のイベント部に
以下のコマンドを指定しておく。
以下のコマンドを指定しておく。
【0067】REPLACE MyMovie.url by “illegal.bit
s” ステップ502において上記コマンドを抽出したIPM
P制御部20は、シーン記述復号回路15に対し同コマ
ンドを発信する。すると、動画像オブジェクトMyMovie
のフィールドurlに指定されていた”legal.bits”が”i
llegal.bits”に置き換えられ、再生する動画像を切り
換えることが可能となる。
s” ステップ502において上記コマンドを抽出したIPM
P制御部20は、シーン記述復号回路15に対し同コマ
ンドを発信する。すると、動画像オブジェクトMyMovie
のフィールドurlに指定されていた”legal.bits”が”i
llegal.bits”に置き換えられ、再生する動画像を切り
換えることが可能となる。
【0068】以上の説明の通り、本実施形態で示したSc
riptノード及びROUTEコマンドを使用しない構成によっ
ても、第1の実施形態の目的と同様、複数のオブジェク
トストリームを含むデータストリームから情報を復元、
再生する際に、著作権で保護された所定のオブジェクト
について、ユーザがその行為を許可されているか否かに
基づいて、他のオブジェクトに切り換えて復号、再生す
ることができる。
riptノード及びROUTEコマンドを使用しない構成によっ
ても、第1の実施形態の目的と同様、複数のオブジェク
トストリームを含むデータストリームから情報を復元、
再生する際に、著作権で保護された所定のオブジェクト
について、ユーザがその行為を許可されているか否かに
基づいて、他のオブジェクトに切り換えて復号、再生す
ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本件発明によれ
ば、符号化された一つ又は複数のオブジェクトデータを
含むデータストリームから各オブジェクトデータを再生
する際に、前記オブジェクトデータの再生が許可されて
いるか否かに基づいて、前記データストリームの供給側
から所望するオブジェクトデータの再生制御を実行する
ことができ、より柔軟性のある知的財産の保護を行うこ
とが可能となる。
ば、符号化された一つ又は複数のオブジェクトデータを
含むデータストリームから各オブジェクトデータを再生
する際に、前記オブジェクトデータの再生が許可されて
いるか否かに基づいて、前記データストリームの供給側
から所望するオブジェクトデータの再生制御を実行する
ことができ、より柔軟性のある知的財産の保護を行うこ
とが可能となる。
【図1】本実施形態にかかるデータ処理装置全体の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1に示したIPMP制御部20の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図1に示したIPMP制御部20の動作のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】本実施形態にかかるIPMP情報の例を示す図
である。
である。
【図5】図3のフローチャートのステップ305の処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態にかかるアクセスポイントの例を示
す図である。
す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるBIFSスク
リプトの例を示す図である。
リプトの例を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態におけるBIFSスクリ
プトの例を示す図である。
プトの例を示す図である。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04L 9/32 G10L 9/18 M 5J104
H04N 7/081 H04N 7/13 Z 5K028
7/16 H04L 9/00 675A
7/24
Fターム(参考) 5B017 AA06 BB09 BB10 CA09 CA16
5C059 KK37 KK43 MA00 MB00 PP04
RB01 RC04 RC35 SS06 SS11
SS30 UA02 UA05
5C063 AA01 AB03 AB07 AC01 AC05
AC10 CA23 CA36 DA07 DA13
DB10
5C064 BA07 BB02 BC06 BC17 BC18
BC22 BC23 BD02 BD08 BD09
BD14 CA14 CA16 CB01 CC04
5D045 DA20
5J104 AA12 AA16 EA08
5K028 EE05 EE07 KK01 KK12 MM05
MM08 RR02 SS05 SS15
Claims (15)
- 【請求項1】 符号化された一つ又は複数のオブジェク
トデータと、前記オブジェクトデータを管理する管理情
報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジェク
ト毎にデータを復号して再生するデータ処理装置であっ
て、 前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの再生が許
可されているか否かを判断する判断手段と、 前記管理情報に含まれ、前記オブジェクトデータを他の
データに変更するためのイベント情報を抽出する抽出手
段と、 前記判断手段の出力と前記イベント情報とに応じて前記
オブジェクトデータの再生処理を制御する制御手段とを
有することを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項2】 前記管理情報には、前記オブジェクトデ
ータの再生処理の制御を施す位置を示すアクセスポイン
ト情報を含み、前記制御手段は前記アクセスポイント情
報に応じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御す
ることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 【請求項3】 前記再生処理の制御を施す位置は、再生
手段への入力時点、或いは再生手段の処理時点、或いは
再生手段からの出力時点であることを特徴とする請求項
1又は2に記載のデータ処理装置。 - 【請求項4】 前記ビットストリームには各オブジェク
トの空間・時間的配置を定義するためのシーン記述デー
タを含み、前記制御手段は前記シーン記述データを変更
して前記オブジェクトデータの再生処理を制御すること
を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のデー
タ処理装置。 - 【請求項5】 前記ビットストリームは、MPEG−4
のビットストリームであることを特徴とする請求項1乃
至4の何れか1項に記載のデータ処理装置。 - 【請求項6】 前記管理情報は、IPMP情報であるこ
とを特徴とする請求項5に記載のデータ処理装置。 - 【請求項7】 符号化された一つ又は複数のオブジェク
トデータと、前記オブジェクトデータを管理する管理情
報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジェク
ト毎にデータを復号して再生するデータ処理方法であっ
て、 前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの再生が許
可されているか否かを判断する判断工程と、 前記管理情報に含まれ、前記オブジェクトデータを他の
データに変更するためのイベント情報を抽出する抽出工
程と、 前記判断工程の判断結果と前記イベント情報とに応じて
前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御工程
とを有することを特徴とするデータ処理方法。 - 【請求項8】 符号化された一つ又は複数のオブジェク
トデータと、前記オブジェクトデータを管理する管理情
報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジェク
ト毎にデータを復号して再生するデータ処理装置として
機能させるデータ処理プログラムを記録したコンピュー
タ可読記録媒体であって、 前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの再生が許
可されているか否かを判断する判断工程のコードと、 前記管理情報に含まれ、前記オブジェクトデータを他の
データに変更するためのイベント情報を抽出する抽出工
程のコードと、 前記判断工程の判断結果と前記イベント情報とに応じて
前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御工程
のコードとを記録したことを特徴とするコンピュータ可
読記録媒体。 - 【請求項9】 符号化された一つ又は複数のオブジェク
トデータと、前記オブジェクトデータを管理する管理情
報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジェク
ト毎にデータを復号して再生するデータ処理プログラム
であって、 前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの再生が許
可されているか否かを判断する判断工程のコードと、 前記管理情報に含まれ、前記オブジェクトデータを他の
データに変更するためのイベント情報を抽出する抽出工
程のコードと、 前記判断工程の判断結果と前記イベント情報とに応じて
前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御工程
のコードとを含むことを特徴とするデータ処理プログラ
ム。 - 【請求項10】 符号化された一つ又は複数のオブジェ
クトデータと、前記オブジェクトデータを管理する管理
情報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジェ
クト毎にデータを復号して再生するデータ処理装置であ
って、 前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの再生が許
可されているか否かを判断する判断手段と、 前記管理情報に含まれ、前記再生処理の制御を施す位置
を示すアクセスポイント情報を抽出する抽出手段と、 前記判断手段の出力と前記アクセスポイント情報とに応
じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御する制御
手段とを有することを特徴とするデータ処理装置。 - 【請求項11】 前記データストリームは、MPEG−
4のビットストリームであることを特徴とする請求項1
0に記載のデータ処理装置。 - 【請求項12】 前記管理情報は、IPMP情報である
ことを特徴とする請求項11に記載のデータ処理装置。 - 【請求項13】 符号化された一つ又は複数のオブジェ
クトデータと、前記オブジェクトデータを管理する管理
情報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジェ
クト毎にデータを復号して再生するデータ処理方法であ
って、 前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの再生が許
可されているか否かを判断する判断工程と、 前記管理情報に含まれ、前記再生処理の制御を施す位置
を示すアクセスポイント情報を抽出する抽出工程と、 前記判断工程の判断結果と前記アクセスポイント情報と
に応じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御する
制御工程とを有することを特徴とするデータ処理方法。 - 【請求項14】 符号化された一つ又は複数のオブジェ
クトデータと、前記オブジェクトデータを管理する管理
情報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジェ
クト毎にデータを復号して再生するデータ処理装置とし
て機能するためのデータ処理プログラムを記録したコン
ピュータ可読記録媒体であって、 前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの再生が許
可されているか否かを判断する判断工程のコードと、 前記管理情報に含まれ、前記再生処理の制御を施す位置
を示すアクセスポイント情報を抽出する抽出工程のコー
ドと、 前記判断工程の判断結果と前記アクセスポイント情報と
に応じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御する
制御工程のコードとを記録したことを特徴とするコンピ
ュータ可読記録媒体。 - 【請求項15】 符号化された一つ又は複数のオブジェ
クトデータと、前記オブジェクトデータを管理する管理
情報とを含むビットストリームを入力し、前記オブジェ
クト毎にデータを復号して再生するデータ処理プログラ
ムであって、 前記管理情報に基づいてオブジェクトデータの再生が許
可されているか否かを判断する判断工程のコードと、 前記管理情報に含まれ、前記再生処理の制御を施す位置
を示すアクセスポイント情報を抽出する抽出工程のコー
ドと、 前記判断工程の判断結果と前記アクセスポイント情報と
に応じて前記オブジェクトデータの再生処理を制御する
制御工程のコードとを含むことを特徴とするデータ処理
プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001203385A JP2003018556A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | データ処理装置、データ処理方法、コンピュータ可読記録媒体及びデータ処理プログラム |
US10/187,565 US20030016744A1 (en) | 2001-07-04 | 2002-07-01 | Data processing device, data processing method, computer readable recording medium, and data processing program to prevent illegal reproduction of information data |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001203385A JP2003018556A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | データ処理装置、データ処理方法、コンピュータ可読記録媒体及びデータ処理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003018556A true JP2003018556A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19040031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001203385A Pending JP2003018556A (ja) | 2001-07-04 | 2001-07-04 | データ処理装置、データ処理方法、コンピュータ可読記録媒体及びデータ処理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003018556A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100791226B1 (ko) | 2005-10-13 | 2008-01-03 | 한국전자통신연구원 | 디지털 방송 수신 단말에서의 방송콘텐츠 보호/관리용ipmp툴 다운로드 장치 및 그 방법 |
JP2008525926A (ja) * | 2004-12-20 | 2008-07-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ディスク保護スキーム |
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-
2001
- 2001-07-04 JP JP2001203385A patent/JP2003018556A/ja active Pending
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