JP2001078007A - データ処理方法、データ処理装置、データ処理システムおよびその記憶媒体 - Google Patents

データ処理方法、データ処理装置、データ処理システムおよびその記憶媒体

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JP2001078007A JP24672399A JP24672399A JP2001078007A JP 2001078007 A JP2001078007 A JP 2001078007A JP 24672399 A JP24672399 A JP 24672399A JP 24672399 A JP24672399 A JP 24672399A JP 2001078007 A JP2001078007 A JP 2001078007A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オブジェクトデータに含まれる著作権情報と
透かし情報とを用いて、そのオブジェクトデータのデス
クランブル再生制御を行う。 【解決手段】 それぞれ所定の情報を有するオブジェク
トストリームを含むデータストリームから、IPMP制
御部111により、IPMPストリームに含まれる著作
権情報221を抽出し、透かし抽出部202により、オ
ブジェクトストリームに含まれる透かし情報224を抽
出し、データストリームを受信して再生するユーザ又は
装置に固有の再生機情報222と、著作権情報221、
透かし情報224の少なくともいずれかを用いてオブジ
ェクトストリームの鍵情報225を生成し、、デスクラ
ンブル部207により、オブジェクトストリームの少な
くとも1つを、鍵情報225に基づいてデスクランブル
し、その結果を復号部107〜110により復号するよ
うに動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ処理方法、デ
ータ処理装置、データ処理システムおよびその記憶媒体
に関し、特に複数のオブジェクトストリームから情報を
再生するデータ処理方法、データ処理装置、データ処理
システムおよびその記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像や音声などのデータを符号
化し、それぞれの符号化データをオブジェクトとして扱
い、これら所謂マルチメディアデータを組み合わせて単
一のビットストリームとして伝送する手法として、IS
OにてMPEG−4(Moving Picture Experts Group Ph
ase 4)が標準化されつつある。このMPEG−4の受信
側(再生側)においては、例えば音声と動画シーンとを
関連付けて再生する。このようなMPEG−4システム
においては、データがオブジェクトとして扱われるとい
う特性のために、受信したビットストリームをオブジェ
クト毎に1つ1つバラバラにして容易に再編成すること
ができる。ここで、各オブジェクトに著作権が存在する
場合、その著作権保護を行うために、データの全体又は
その一部に対して使用制限を行う必要がある。
【0003】上述したようなMPEG−4のデータスト
リームにおいては、これまでの一般的なマルチメディア
ストリームとは異なり、いくつものビデオシーンやビデ
オオブジェクトを単一のストリーム上で独立して送受信
する機能を有している。また音声についても同様に、い
くつものオブジェクトを単一のストリーム上で独立して
送受信する機能をも有する。
【0004】これらのオブジェクトを合成し、あるシー
ンを合成するための情報としてVRMLを修正したBI
FS(Binary Format For Scenes)が存在する。このBI
FSは、シーンが2値で記述されているもので、このB
IFSに従ってシーンが合成される。
【0005】このような、シーンの合成に必要な個々の
オブジェクトは夫々、個別に最適な符号化が行われて送
信されることになるので、復号(受信)側でも、各オブ
ジェクトは個別に復号される。こうして復号された各オ
ブジェクトは、BIFSの記述に従って個々のデータの
持つ時間軸を再生機内部の時間軸に同期させてシーンを
合成して出力することになる。
【0006】このように、MPGE−4再生機では、複
数のオブジェクトを合成するので、いずれかのオブジェ
クトに著作権が存在する場合には、そのオブジェクトの
使用制限を行う必要が生じる。
【0007】一般的に、著作権保護のためには、送信側
において送信データに暗号処理を行うか、又は電子透か
しを挿入するといった処理を実行し、受信側、即ち、再
生機において、その著作権に対して正当な対価を支払っ
た場合にのみ、その暗号化されたデータを復号するため
に必要となる情報等を入手して受信したデータを復号
し、動画像、音声等のデータを再生することが行われて
いる。
【0008】また、電子透かしを用いたMPEG−4に
おける著作権保護の方法として以下の方式が考えられ
る。この方法では、それぞれ所定の情報を有する複数の
オブジェクトストリームを含むデータストリームから各
オブジェクトストリームを分離し、動画データを復号す
るためのビデオデコーダを起動する。次に、このビデオ
デコーダにより動画データが復号されるとともに、電子
透かしとして埋め込まれている著作権情報が抽出され
て、知的財産を保護するための管理ストリーム中のデー
タとの間で認証作業を行う。この認証作業の結果、“再
生許可”の場合にはそのビデオデコーダに対して動作開
始/継続の命令が発行される。これにより、復号された
動画像データがシーン合成回路に供給されて動画像デー
タの視聴が可能になる。
【0009】一方、その認証作業の結果が“再生不許
可”の場合には、そのビデオデコーダに対して動作停
止、又はビデオデコーダへのデータの転送停止命令が発
行されるので、復号された動画像データがシーン合成回
路に供給されなくなり、その動画像の視聴ができなくな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では、オブジェクトストリームのデータに電子
透かしとして埋め込まれた著作権情報は、一旦、そのス
トリームのデータが復号されてしまった後に抽出される
という問題がある。これは一旦復号されることにより、
画像や音声などのデータが再生機のメモリに、暗号等に
より保護されない状態で存在することを意味している。
従って、もし悪意を持った第三者が、このメモリに記憶
されているデータをコピーできる環境にあると、この復
号されたデータが不法にコピーされて望ましくない。し
かしながら、MPEG−4システムにおいては、このよ
うな状況に対処するための具体的な方法については何等
提案されていなかった。
【0011】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、オブジェクトデータに含まれる著作権情報と透かし
情報とを用いて、そのオブジェクトデータのデスクラン
ブル再生制御を行うことができるデータ処理方法及びそ
の装置を提供することを目的とする。
【0012】また本発明の目的は、透かし情報及び著作
権情報の少なくとも1つを用いて作成した鍵情報を基
に、オブジェクトデータのデスクランブルを行うことに
より、復号・再生すべきでないユーザにより、そのオブ
ジェクトデータが再生されるのを防止できるようにした
データ処理方法及び装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ処理装置は以下のような構成を備え
る。即ち、夫々所定の情報を有する暗号化された少なく
とも1つのオブジェクトストリームを含むデータストリ
ームを入力する入力手段と、前記入力手段により入力さ
れた前記データストリームから前記オブジェクトストリ
ームを分離する分離手段と、前記データストリームに含
まれる著作権情報を抽出する著作権情報抽出手段と、前
記著作権情報を用いて鍵情報を生成する鍵情報生成手段
と、前記分離手段で分離された前記オブジェクトストリ
ームを、前記鍵情報に基づいてデスクランブルするデス
クランブル手段と、前記デスクランブル手段でデスクラ
ンブルされた前記オブジェクトストリームから前記所定
の情報を復号化する復号化手段とを有することを特徴と
する。
【0014】上記目的を達成するために本発明のデータ
処理方法は以下のような工程を備える。即ち、夫々所定
の情報を有するオブジェクトストリームを含むデータス
トリームから前記オブジェクトストリームを分離して再
生するデータ処理方法であって、前記データストリーム
に含まれる著作権情報を抽出し、前記データストリーム
を受信して再生するユーザ又は装置に固有のID情報
と、前記著作権情報の少なくともいずれかを用いて鍵情
報を生成し、前記オブジェクトストリームを、前記鍵情
報に基づいてデスクランブルするように制御することを
特徴とする。上記目的を達成するために本発明のデータ
処理方法は以下のような工程を備える。即ち、それぞれ
所定の情報を有する暗号化された少なくとも1つのオブ
ジェクトストリームと、前記オブジェクトストリームに
含まれる情報を合成するためのシーン記述情報ストリー
ムと、前記情報の知的財産を保護するための管理ストリ
ームとを少なくとも含むデータストリームから前記オブ
ジェクトストリームを分離し、前記暗号化されたオブジ
ェクトストリームをデスクランブルして復号すると共に
前記シーン記述情報ストリームの情報に基づき、これら
を合成して出力するデータ処理方法であって、前記デー
タストリームに含まれる著作権情報を抽出し、前記デー
タストリームを受信して再生するユーザ又は装置に固有
のID情報と、前記著作権情報の少なくともいずれかを
用いて鍵情報を生成し、前記暗号化されたオブジェクト
ストリームを、前記鍵情報に基づいてデスクランブルし
て復号するように制御することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0016】本実施の形態では、まず図1に示す一般的
なMPEG−4再生機の概略構成を説明し、次に本実施
の形態に係る再生機のデスクランブル処理の一例を説明
する。更に、本実施の形態に係る再生機の動作の一例を
示すフローチャートを参照して説明し、そして最後に送
信側装置を含むシステム全体の一例を説明する。
【0017】図1は、本実施の形態に係るMPEG−4
再生機の概略基本構成を示すブロック図である。
【0018】図1において、伝送路101は各種ネット
ワーク、コンピュータバス等のデータの伝送路であり、
本実施の形態では、MPEG−4ストリームが入力され
るネットワークを示している。また、本実施の形態にお
ける伝送路101は、通信路の意味の他に、CD−RO
M、DVD−ROM、DVD−RAMといった記憶媒体
の再生装置とのインターフェースも意味している。
【0019】本実施の形態の装置において、伝送路10
1、即ち、ネットワークから配信されたMPEG−4ス
トリームや、或は記憶媒体装置から伝送されたMPEG
−4ストリームは、デマルチプレクサ102に入力され
る。ここでMPEG−4ストリームは、シーン記述デー
タ、動画オブジェクトデータ、音声オブジェクトデー
タ、オブジェクト記述データ等に分離された後、それぞ
れ対応するメモリ部103〜106に入力されて保存さ
れる。即ち、メモリ部103にはシーン記述データが、
メモリ104には音声オブジェクトデータが、メモリ部
105には動画オブジェクトデータが、メモリ部106
にはオブジェクト記述データがそれぞれ記憶される。
【0020】ここで、音声オブジェクトデータは例え
ば、周知のCELP(Code Excited Linear Prediction)
符号化や、変換領域重み付けインターリーブ・ベクトル
量子化(TWINVQ)符号化等の高効率符号化が施されたデー
タであり、動画像オブジェクトデータは、例えば、周知
のMPEG−2やIII H−263方式にて高効率符号
化が施されたデータである。
【0021】メモリ部104〜106の各オブジェクト
データのそれぞれは、対応する復号部107〜110へ
入力される。これらシーン記述復号部107、音声復号
部108、動画像復号部109、オブジェクト記述復号
部110のそれぞれにおいて、上述のような高効率符号
化された、シーン記述データ、音声オブジェクトデー
タ、動画像オブジェクトデータ、オブジェクト記述デー
タのそれぞれが復号される。
【0022】尚、本実施の形態においては、音声オブジ
ェクト、動画像オブジェクト、オブジェクト記述データ
について夫々複数の互いに異なる種類のオブジェクトが
MPEG−4ストリームに内に存在しても復号可能な装
置を仮定しているため、メモリ部104〜106や復号
部108〜110は音声用、動画像用、オブジェクト記
述データ用に夫々複数用意されているものとする。
【0023】そして、復号部108〜110において夫
々復号された音声オブジェクト、動画像オブジェクト、
オブジェクト記述データは、シーン記述復号部107で
復号されたシーン記述データに基づいて、シーン合成部
112にて合成/グラフィック処理が行われる。このよ
うにして得られた最終的なデータ列は、ディスプレイや
プリンタ装置といった出力機器113に供給されて可視
化されて出力されることになる。
【0024】ここで、本実施の形態における受信データ
ストリームには、音声或は動画像などのシーンを構成す
る個々のオブジェクトデータに対して、著作権などの保
護のために再生を実行させたり、再生を停止させたりす
る制御が必要となる場合には、IPMP情報を用いて制
御を行う。このIPMP情報は、受信データストリーム
の構成要素であるIPMPストリームにて伝送される。
【0025】IPMP制御部111は、デマルチプレク
サ102からのIPMPストリームに含まれるIPMP
情報120に基づき、必要に応じて制御ポイントにおい
てストリームを遮断したり、復号部108〜110にア
クセスして、復号動作の停止を命令する。
【0026】このためIPMP情報120等によりオブ
ジェクトデータの視聴の権利が無いと判断された場合に
は、そのオブジェクトデータが復号されなくなるため、
その再生が行われなくなる。このような制御を行うこと
で著作権を有するデータが、第三者により不法に視聴さ
れるなどの事態の発生を防止することができる。
【0027】図2は、本実施の形態に係る再生機におけ
るデスクランブル処理の一例を説明するための図で、前
述の図1と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説
明を省略する。
【0028】ここではIPMP制御部111から出力さ
れる著作権管理情報221と、記憶媒体I/F206か
らの再生機情報222とを用いて、認証情報処理部20
5において認証情報223が生成されてデスクランブル
制御部204に送られる。デスクランブル制御部204
は、この認証情報223と、透かし抽出部202で抽出
された透かし情報224とを用いて鍵情報225を生成
してデスクランブル部207に出力する。こうして暗号
化されたデータのデスクランブルが行われる。以下、詳
しく説明する。
【0029】尚、ここで著作権管理情報221とは、I
PMP情報120に記述されている情報であり、再生機
情報222とは、その再生機の記憶媒体に予め組み込ま
れている、又はこの再生機に接続可能な外部記憶媒体に
組み込まれている情報であり、透かし情報224とは、
オブジェクトデータに電子透かしとして埋め込まれてい
る情報である。
【0030】シーン記述データ、音声オブジェクトデー
タ、動画像オブジェクトデータ、CGオブジェクトデー
タ、オブジェクト記述データ、IPMP情報等を含むM
PEG−4ストリームは、デマルチプレクサ102にて
各オブジェクトデータに分離された後、音声オブジェク
トデータ、動画像オブジェクトデータ、CGオブジェク
トデータ等は透かし抽出部202に、IPMP情報12
0はIPMP制御部111に、オブジェクト記述データ
は復号部107〜110へ夫々送られる。透かし抽出部
202は、音声、動画及びオブジェクト記述データのそ
れぞれに対して設けられており、それぞれメモリと抽出
部とを備えている。そして、このデマルチプレクサ10
2で分離された各オブジェクトデータのそれぞれは、透
かし抽出部202の夫々対応するメモリに格納される。
尚、ここでは、著作権を有するオブジェクトデータは予
め暗号化が施されている。
【0031】この暗号化はオブジェクトデータの送信側
にて行われ、この暗号化には暗号鍵が必要となる。ここ
では正当なユーザの再生機でデスクランブルする時に限
り、デスクランブル制御部204で生成される鍵情報2
25が、この暗号鍵と同一のデータとなるように制御さ
れる。即ち、送信側の装置は、透かし情報、IPMP情
報120、再生機情報222を生成する。そして透かし
情報をオブジェクトデータに埋め込み、またIPMP情
報120をIPMPストリームに組込んで送信する。ま
た再生機情報222は、何らかの方法で再生機の記憶媒
体に予め組み込むか、又は再生機に接続可能な外部記憶
媒体に組み込んでおく。
【0032】本実施の形態に係る再生機では、著作権管
理情報221と再生機情報222と透かし情報とを用い
て鍵情報225が生成されるが、送信側の装置において
暗号鍵(つまり鍵情報)の生成を行う時にどの情報を使
用するか、及びそれらの情報の組み合わせ方は多数存在
する。従って、使用する情報の選択、それらの組み合わ
せは、そのデータの著作権者、或はサービス提供者によ
り決定される。そのため、この選択、組み合わせの情報
を再生機に伝える仕組みが必要になる。ここでは、その
選択、組み合わせに関する情報は、IPMP情報120
によって再生機に伝えられるものとする。
【0033】このようにして本実施の形態の再生機で
は、まずIPMP情報120を解析する。IPMP制御
部111のメモリに記憶されたIPMP情報120は、
IPMP制御部111の制御部により解析される。この
IPMP情報120は、ヘッダ部と情報部で構成されて
おり、情報部は更にフラグ部と実データ部とで構成され
ている。また、この実データ部には、著作権管理情報2
21が記述されている。MPEG−4システムでは、I
PMP情報120のヘッダ部の構成は規定しているが、
実データ部の構成は規定していない。そのため、上記の
ような構成とすることはMPEG−4システムの規格に
沿ったものである。
【0034】このIPMP情報120のヘッダ部には、
透かし抽出部202のメモリに格納されているオブジェ
クトデータが暗号化されているか否かを示す情報が存在
する。具体的には、IPMP情報120のヘッダ部のI
PMP_Typeが“1”の場合には、そのオブジェク
トデータが暗号化されていることを示す。また、このI
PMP情報120の情報部のフラグ部には、透かしフラ
グ、認証情報フラグ、再生機情報フラグ、著作権管理情
報フラグが存在し、それぞれオブジェクトデータに透か
し情報が埋め込まれているか、認証情報223が鍵情報
225を生成する際に必要となるか、再生機情報222
が認証情報223を生成する際に必要となるか、著作権
管理情報221が認証情報223を生成する際に必要と
なるか、等を示している。ここで著作権管理情報221
が「必要」となっている場合には、IPMP情報120
の実データ部に著作権管理情報221が記述されている
ことになる。
【0035】本実施の形態では、著作権管理情報221
と再生機情報222とを用いて認証情報223が生成さ
れ、そしてこの認証情報223と透かし情報とを用いて
鍵情報225が生成されて、この鍵情報225を用い
て、暗号化されたデータのデスクランブルが行われる場
合について説明する。従って、この実施の形態では、上
記各フラグにおいて、透かし埋め込み及び認証情報22
3は「必要」、再生機情報222は「必要」、著作権管
理情報221は「必要」であることを示すようにセット
されている。
【0036】このIPMP情報120に含まれる著作権
管理情報221は、IPMP制御部111の制御部で取
り出されて認証情報処理部205へ送られる。また暗号
化され、透かし情報が埋め込まれたオブジェクトデータ
は、透かし抽出部202において透かし情報が抽出され
る。そして、この抽出された透かし情報がデスクランブ
ル制御部204に送られた後、その透かし情報が抽出さ
れたオブジェクトデータがデスクランブル部207へ送
られる。
【0037】また、再生機の記憶媒体や再生機に接続さ
れている外部記憶媒体に含まれている再生機情報222
は記憶媒体I/F206にて取り出され、認証情報処理
部205へ送られる。この再生機情報222とは、再生
機ID、ユーザIDといった夫々の再生機、又はユーザ
に固有な情報であり、送信側の装置からオフラインで送
られるか、或は予め再生機の記憶媒体、外部記憶媒体に
組み込まれるものとする。この再生機情報222と著作
権管理情報221とが認証情報処理部205において処
理されて認証情報223が生成されてデスクランブル制
御部204に送られる。デスクランブル制御部204で
は、透かし抽出部202で抽出された透かし情報224
と、認証情報処理部205からの認証情報223を基に
して鍵情報225を生成してデスクランブル部207に
送る。ここで正当なユーザの再生機である場合には、こ
の鍵情報225は送信側で暗号化の際に使用された暗号
鍵と同一のデータとなるので、デスクランブル部207
において、透かし抽出部202から送られてきた暗号化
されたオブジェクトデータに対してデスクランブル処理
を行うことにより、正常にデスクランブルが行われる。
【0038】一方で、正当でないユーザの再生機の場合
には、デスクランブル制御部204で生成された鍵情報
225が、送信側の装置で暗号化の際に使用された暗号
鍵と同一ではないので、正常にデスクランブルが行われ
ないことになる。
【0039】こうしてデスクランブル部207にてデス
クランブルされたデータは、復号部107〜110にて
復号されて、動画像、静止画、CG等のデータが出力さ
れる。
【0040】このように本実施の形態によれば、データ
の再生が許可されていないユーザの再生機では、オブジ
ェクトデータは暗号化されたままの状態でメモリ等に存
在するので、第三者によるデータのコピー等の脅威か
ら、著作権を有するデータを保護することができる。
【0041】更に、電子透かしをオブジェクトデータに
埋め込んで伝送することにより、透かしとして埋め込む
データ量分だけ伝送効率が良くなる。更には、鍵情報の
基になる重要な情報が埋め込まれることで、セキュリテ
ィーの面でも良い効果が得られる。
【0042】上記では、著作権管理情報221と再生機
情報222とを用いて認証情報223が生成され、そし
て認証情報223と透かし情報224とを用いて鍵情報
225が生成され、その鍵情報225を用いて、暗号化
されたデータのデスクランブルを行う場合について説明
したが、これら透かし情報224、再生機情報222、
著作権管理情報221のうち少なくても1つを用いて鍵
情報225が生成されて、この鍵情報225がデスクラ
ンブルに用いられるようにしてもよい。この場合には、
IPMP情報120のヘッダ部、情報部の内容を再生機
が解析して、透かし情報、再生機情報、著作権管理情報
の中から必要な情報を取得し、それを処理することで最
終的には鍵情報225が生成されてデスクランブル処理
が行われることになる。
【0043】ここで、MPEGストリームへある情報の
埋め込みと暗号化を同時に行い、再生機側でデスクラン
ブル前に、この埋め込まれた情報を抽出する方法に関し
ては、「圧縮動画像に関するスクランブル・電子透かし
の一手法」(第21回情報理論とその応用シンポジュウ
ム)に詳しい。
【0044】一般にMPEG方式において、画像は16
×16画素のマクロブロックに分割された後にフレーム
予測が行われ、更に8×8画素のブロック毎にDCT
(離散コサイン変換)が行われてDCT係数が算出され
る。これらDCT係数は変換後にジグザグスキャンさ
れ、ゼロの係数を表すランと、係数を表すレベルの組で
可変長の符号語として表される。このようなMPEG方
式では、レベルは異なるが、同じ符号語長及びラン値を
持つ符号語は必ず複数存在することに着目する。最初
に、暗号化/埋め込み対象の符号語Ciと同じ符号語
長、ラン値を持つ符号語を、レベルの値が偶数であれば
偶数番目に、奇数であれば奇数番目になるように配置す
る。次に暗号鍵から乱数列Siを発生させ、暗号化/埋
め込み対象の符号語Ciを、上記での2(Si mod N)+Wi
番目に配置されている符号語Ci’と置き換えることで
暗号化と埋め込みを行う。ここでNはCiと同じ符号語
長及びラン値を持つ符号語の数であり、Wiは“1”又
は“0”をとる値である(対象の符号語に情報を埋め込
む時は“1”を、埋め込まない時は“0”を選択す
る)。
【0045】こうして埋め込まれた情報を抽出する際
は、上記配置においてCi’が奇数番目に配置されてい
れば“1”が、偶数番目に配置されていれば“0”が埋
め込まれていることに基づいて行われる。
【0046】ここでデスクランブルとは、Ci’が奇数
番目に配置されている時には、1+2(Si mod N)分、上
記とは逆方向に配置されている符号語がCiとなる。C
i’が偶数番目に配置されている時には、2(Si mod N)
分、上記とは逆に配置されている符号語がCiとなる。
【0047】このような方式を採用することにより、暗
号化されたMPEGストリームに埋め込まれた情報をデ
スクランブル前に抽出することが可能となる。ただし、
上記の方式が唯一のものではなく、他の方式を用いても
暗号化されたMPEGストリームに埋め込まれた情報を
デスクランブル前に抽出することは可能である。
【0048】以下では本発明の実施の形態に係る再生機
における動作、特にデスクランブル制御と鍵情報生成処
理の一例について図3のフローチャートを参照して説明
する。
【0049】図3は、本実施の形態の再生機において、
再生機情報222と著作権管理情報221とから認証情
報223を生成し、その認証情報223と透かし情報2
24とから鍵情報225を生成し、この鍵情報225を
用いて暗号化データのデスクランブルを行うデスクラン
ブル処理と鍵情報生成処理を説明するためのフローチャ
ートである。以下、一連の処理を、鍵情報225の生成
と、暗号化/透かしデータのデスクランブルの2つ処理
の流れに分けて説明する。
【0050】まずステップS301で、再生機は、シー
ン記述情報、動画オブジェクトデータ、音声オブジェク
トデータ、オブジェクト記述データ、IPMP情報等を
含むMPEG−4ストリームを受信すると、デマルチプ
レクサ102にて各オブジェクトデータに分離する。次
にステップS302では、デマルチプレクサ102によ
り分離した各オブジェクトデータを、それぞれ対応する
メモリ部に格納する。ここで、IPMP情報120につ
いては、鍵情報生成処理ルーチンが処理を行い、暗号化
/透かしが埋め込まれた動画オブジェクトデータ、音声
オブジェクトデータについては、デスクランブル処理ル
ーチンが処理を行う。以下のステップS303、S30
5、S306、S307、S308の処理は、鍵情報生
成処理ルーチンが行い、ステップS304及びS309
の処理はデスクランブル処理ルーチンが行う。
【0051】まず最初に、鍵情報生成処理ルーチンの処
理について説明する。
【0052】ステップS303では、IPMP情報12
0に記述されている情報を解析して次にどのような動作
を行うかを決定する。本実施の形態では、再生機情報2
22と著作権管理情報221とから認証情報223が生
成され、そしてこの認証情報223と透かし情報224
とから鍵情報225が生成される。そして、この鍵情報
225を用いて暗号化データのデスクランブルが行われ
るので、IPMP情報120において、オブジェクトデ
ータは「暗号化、透かし埋め込み」、認証情報223は
「必要」、再生機情報222は「必要」、著作権管理情
報221は「必要」をそれぞれ示していることになる。
【0053】そこで鍵情報生成処理ルーチンでは、まず
ステップS305で再生機情報222を抽出し、ステッ
プS306で著作権管理情報221を抽出し、ステップ
S307で、この再生機情報222と著作権管理情報2
21とから認証情報223を生成し、ステップS308
で、この認証情報223と透かし情報224とから鍵情
報225を生成するという順に各処理を行う。またステ
ップS303では、IPMP情報120の透かし埋め込
みフラグが「透かし理め込み」を示しているので、鍵情
報生成処理ルーチンでは、後述するデスクランブル処理
ルーチン(S304)に対して、オブジェクトデータか
ら透かし情報224を抽出し、その抽出した透かし情報
224を鍵情報生成処理ルーチン(S308)へ入力す
るような命令を発行する。
【0054】以下、各ステップを説明すると、まずステ
ップS305では、再生機の記憶媒体に予め組み込まれ
ている、もしくは再生機に接続可能な外部記憶媒体に組
み込まれている再生機情報222を抽出する。次にステ
ップS306では、IPMP情報120の情報部に記述
されている著作権管理情報221を抽出する。次にステ
ップS307に進み、上記ステップS305で抽出した
再生機情報222と、ステップS306で抽出した著作
権管理情報221とから認証情報223を生成する。
【0055】次にステップS308に進み、鍵情報生成
処理ルーチンにおいて、上記ステップS307で生成し
た認証情報223と、デスクランブル処理ルーチンが抽
出した透かし情報224とから鍵情報225を生成し、
その鍵情報225をデスクランブル処理ルーチン(S3
09)に出力する。
【0056】次にデスクランブル処理ルーチンについて
説明する。
【0057】まずステップS304では、IPMP情報
120の透かし埋め込みフラグが「埋め込み」を示して
いるので、鍵情報生成処理ルーチン(S303)からの
命令に従って動画オブジェクトデータ、音声オブジェク
トデータ等のオブジェクトデータに埋め込まれている透
かし情報224を抽出する。そして、この抽出した透か
し情報224を鍵情報生成処理ルーチン(S308)へ
入力する。
【0058】ステップS309では、ステップS308
において生成された鍵情報225により暗号化データの
デスクランブルが行われる。ここでは、正当なユーザの
再生機の場合には、鍵情報処理ルーチンにて正しい鍵情
報225(送信側でオブジェクトデータを暗号化する際
に使用した暗号鍵)が生成されるので、正しくデスクラ
ンブルできるが、正当でないユーザの再生機の場合に
は、正しくない鍵情報225が生成されて使用されるの
で、正しくデスクランブルできない。
【0059】このようなサイクルを繰り返すことによ
り、暗号化されたオブジェクトデータのデスクランブル
が行われ、もしも再生機がオブジェクトデータの正当な
ユーザでない場合、データが正しくデスクランブルされ
ることがないので、オブジェクトデータを再生すること
ができない。
【0060】[データ処理システムの説明]図4は、以
上説明した本実施の形態に係る再生機と、この再生機に
符号化データを送信する符号化装置を含むデータ処理シ
ステム全体の構成例を示す図である。
【0061】コンテンツDB402には、MPEG−4
ストリームのコンテンツとして伝送される動画像、音
声、CG等の各データが保存されていて、その伝送要求
に応じて、各データが符号化部403へ送られる。符号
化部403では、コンテンツDB402から送られてき
た各データに応じた高効率符号化を行う。これは、音声
データであれば、CELP符号化や変換領域重み付けイ
ンターリーブ・ベクトル量子化符号化を意味し、動画像
データであればH−263やDCT変換に基づいた圧縮
符号化を示している。シーン記述情報は符号化された後
に直ちに多重化部411へ送られる。これはシーン記述
情報が各オブジェクトを再生する際に必要となるデータ
であり、動画像、音声といった著作権を有する可能性の
あるコンテンツデータではないので暗号化する必要がな
いためである。符号化部403で符号化された各データ
は暗号化/透かし埋め込み部404へ送られて暗号化さ
れ、かつ透かしの挿入が行われる。この「圧縮動画像に
関するスクランブル・電子透かしの一手法」で説明した
ような、符号化、暗号化、透かし埋め込みが同時に行わ
れるような方式では、符号化部403と暗号化/透かし
埋め込み部404は1つの部分で構成される。
【0062】暗号化/透かし埋め込み部404では、符
号化された音声、動画及びオブジェクト記述データのそ
れぞれに対して、鍵情報生成部405からの鍵情報42
0に基づいた暗号化と、透かし情報生成部406からの
透かし情報421のデータへの埋め込みが行われる。こ
の暗号化は著作権を有するデータに対して行われるもの
であり、暗号化の必要性がない、つまり著作権を有しな
いデータは、この暗号化/透かし埋め込み部404をス
キップして多重化部411へ送られる。また、透かしを
埋め込む必要がない場合も同様に、この暗号化/透かし
埋め込み部404をスキップする。
【0063】鍵情報生成部405では、制御部408の
制御に従って鍵情報420を生成する。この鍵情報42
0は、暗号化/透かし埋め込み部404において、デー
タの暗号化の際に使用されるデータ、つまり暗号鍵であ
る。
【0064】透かし情報生成部406は、制御部408
の制御の下に透かし情報を生成する。この透かし情報4
21は、暗号化/透かし埋め込み部404にてデータに
埋め込まれるデータである。
【0065】著作権を有するコンテンツデータが正当な
ユーザの再生機のみでデスクランブル、復号、再生でき
るようにするためには、暗号化で使用される鍵情報42
0、埋め込まれる透かし情報421、IPMP情報12
0及び再生機情報222が正しく組み合わさり、正確な
タイミングで再生機に送られる必要がある。そこで制御
部408では、ユーザ管理部407からの制御情報に基
づいて、鍵情報生成部405、透かし情報生成部40
6、IPMP情報生成部409を制御することにより、
鍵情報420の生成、透かし情報421の生成、IPM
P情報120の生成処理を管理して、再生機410がコ
ンテンツの正当なユーザである場合にのみ正常なデスク
ランブルが行えるようにしている。
【0066】再生機情報222は、例えば再生機ID、
受信者IDといったそれぞれの再生機又はユーザに固有
な情報であり、制御部408が生成して再生機410内
の記憶媒体又は外部記憶媒体に予め組み込むか、或はオ
フラインで送られる。
【0067】ユーザ管理部407では、符号化されて送
出されるコンテンツデータがどのようなものであるか、
契約者は誰であるのかといった情報を有している。具体
的には、そのコンテンツデータが著作権を有するデータ
であるか、有しないデータであるかといった情報を有し
ている。そして著作権を有するデータである場合には、
正当なユーザ(契約者)の氏名、契約期間、契約形態、
ユーザIDまたは再生機IDなどが含まれている。更に
は、正当なユーザの再生機410において鍵情報225
を生成するためには、透かし情報、再生機情報、著作権
管理情報のうち、いずれを必要とするかという情報を備
えてもよい。そしてこれらの情報を基にして制御情報を
制御部408に送る。
【0068】IPMP情報生成部409では、制御部4
08からの制御情報を基にして、透かし情報、著作権管
理情報、再生機情報のうちのいずれが使用され、どのよ
うに組み合わされているかについての情報である各フラ
グ情報や、著作権管理情報の実データを生成し、これら
の情報を基にしてIPMP情報120を生成して多重化
部411へ送る。
【0069】例えば、図2に基づいて説明した「著作権
管理情報と再生機情報とを用いて認証情報が生成され、
そして認証情報と透かし情報とを用いて鍵情報が生成さ
れて、暗号化されたデータのデスクランブルが行われ
る」場合には、IPMP情報120のヘッダ部のIPM
P_Type=1、情報部のフラグ部では、透かし情報
は「埋め込み」、認証情報は「必要」、再生機情報は
「必要」、著作権管理情報は「必要」をそれぞれ示す情
報が設定される。
【0070】多重化部411では、これら符号化された
動画像、音声、CG等の各データ、シーン記述情報、I
PMP情報120の各データを多重化してMPEG−4
ストリームを生成する。その後、このMPEG−4スト
リームが再生機410に向けて送出される。
【0071】このような送信側装置401と再生機41
0でMPEG−4のデータ処理システムを構成すること
で、著作権を有するオブジェクトデータが正当な再生機
410のみで再生可能になり、また正当でない再生機で
は暗号化されたままのデータしか扱えないため、著作権
データの保護が可能になる。
【0072】なお本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0073】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記憶媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読み出し
たプログラムコードを実行することにより、前述した実
施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラム
コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働している
オペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれる。
【0074】さらに記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれる。
【0075】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、複数の暗号化されたオブジェクトストリームの少な
くとも1つについて、暗号化ストリームのデスクランブ
ルを行う際に鍵情報に基づいてデスクランブルを行う。
ここで、この鍵情報は、透かし情報、著作権管理情報、
再生機情報のうちからの少なくとも1つを用いて生成さ
れる。この透かし情報は、このオブジェクトストリーム
に電子透かしとして埋め込まれ、著作権管理情報は知的
財産を保護、管理するためのストリームに含まれ、再生
機情報は各オブジェクトストリームを分離、デスクラン
ブル、再生を行うデータ処理装置の記憶媒体に予め組み
込まれている、またはデータ処理装置に接続可能な外部
記憶媒体に組み込まれるようにすることで、著作権を有
するデータが暗号化されていない状態で正当でないユー
ザの再生機上のメモリ等に存在する虞がなくなる。この
ようにして、著作権を有するデータを、第三者による不
正コピー等の脅威から守ることが可能になった。
【0076】また、透かし情報を電子透かしとして埋め
込む場合には、透かし情報をオブジェクトデータに埋め
込んで伝送することにより、透かしとして埋め込むデー
タ量分だけ伝送効率が良くなる。
【0077】更には、鍵情報の基になる重要な情報が埋
め込まれることで、セキュリティーの面でも良い効果が
得られる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ブジェクトデータに含まれる著作権情報と透かし情報と
を用いて、そのオブジェクトデータのデスクランブル再
生制御を行うことができるという効果がある。
【0079】また本発明によれば、透かし情報及び著作
権情報の少なくとも1つを用いて作成した鍵情報を基
に、オブジェクトデータのデスクランブルを行うことに
より、復号・再生すべきでないユーザにより、そのオブ
ジェクトデータが再生されるのを防止できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るMPEG−4再生機の概略
基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るデータ処理装置の動
作を説明するための機能ブロック図である。
【図3】本実施の形態のデータ処理装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図4】本実施の形態のデータ処理装置および送信側装
置を含むデータ処理システムの機能ブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/167 H04N 5/91 P 7/167 Z Fターム(参考) 5C053 FA13 FA24 FA25 GB06 GB09 GB11 GB22 GB40 JA21 JA30 LA03 LA06 LA14 5C064 CA16 CB01 CC01 CC06 5C076 AA14 BA06 5J104 AA01 AA07 AA14 AA16 EA02 EA04 EA26 JA03 KA02 NA02 NA05 9A001 BB04 CC07 EE03 EE04 JJ19 KK54 LL03

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々所定の情報を有するオブジェクトス
    トリームを含むデータストリームから前記オブジェクト
    ストリームを分離して再生するデータ処理方法であっ
    て、 前記データストリームに含まれる著作権情報を抽出し、 前記データストリームを受信して再生するユーザ又は装
    置に固有のID情報と、前記著作権情報の少なくともい
    ずれかを用いて鍵情報を生成し、 前記オブジェクトストリームを、前記鍵情報に基づいて
    デスクランブルするように制御することを特徴とするデ
    ータ処理方法。
  2. 【請求項2】 更に、前記オブジェクトストリームに含
    まれる透かし情報を抽出し、前記ID情報と、前記著作
    権情報と、前記透かし情報の少なくともいずれかを用い
    て前記オブジェクトストリームの鍵情報を生成すること
    を特徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 前記透かし情報は、前記オブジェクトス
    トリームに電子透かしとして埋め込まれることを特徴と
    する請求項2記載のデータ処理方法。
  4. 【請求項4】 前記著作権情報と前記ID情報とに基づ
    いて認証情報を生成し、前記認証情報と前記透かし情報
    とを基に前記鍵情報が生成されることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 前記著作権情報は、知的財産を保護、管
    理するためのストリームに含まれることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記ID情報は、前記オブジェクトスト
    リームを分離、デスクランブル、再生を行うデータ処理
    装置に設定されていることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記ID情報は、前記データ処理装置に
    接続可能な記憶媒体に組み込まれていることを特徴とす
    る請求項6に記載のデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記オブジェクトストリームの情報は高
    能率符号化されていることを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  9. 【請求項9】 前記データストリームは、音声オブジェ
    クトストリーム、静止画像オブジェクトストリーム、動
    画像ストリーム、コンピュータグラフィックストリーム
    のうち少なくとも1つのストリームと、オブジェクトを
    合成するためのシーン記述情報ストリームとを少なくと
    も含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項
    に記載のデータ処理方法。
  10. 【請求項10】 前記音声オブジェクトストリーム、静
    止画像オブジェクトストリーム、動画像ストリーム、コ
    ンピュータグラフィックストリームのデスクランブルの
    それぞれを、各ストリーム単位でのマルチスレッド処理
    にて行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1
    項に記載のデータ処理方法。
  11. 【請求項11】 更に、デスクランブルされたオブジェ
    クトストリームを復号することを特徴とする請求項8に
    記載のデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 夫々所定の情報を有するオブジェクト
    ストリームを含むデータストリームから前記オブジェク
    トストリームを分離して再生するデータ処理方法であっ
    て、 前記オブジェクトストリームに含まれる透かし情報を抽
    出し、 前記データストリームを受信して再生するユーザ又は装
    置に固有のID情報と、前記透かし情報の少なくともい
    ずれかを用いて鍵情報を生成し、 前記オブジェクトストリームを、前記鍵情報に基づいて
    デスクランブルするように制御することを特徴とするデ
    ータ処理方法。
  13. 【請求項13】 前記透かし情報は、前記オブジェクト
    ストリームに電子透かしとして埋め込まれることを特徴
    とする請求項12に記載のデータ処理方法。
  14. 【請求項14】 前記ID情報は、前記オブジェクトス
    トリームを分離、デスクランブル、再生を行うデータ処
    理装置に設定されていることを特徴とする請求項12又
    は13に記載のデータ処理方法。
  15. 【請求項15】 前記ID情報は、前記データ処理装置
    に接続可能な記憶媒体に組み込まれていることを特徴と
    する請求項14に記載のデータ処理方法。
  16. 【請求項16】 前記オブジェクトストリームの情報は
    高能率符号化されていることを特徴とする請求項12乃
    至15のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  17. 【請求項17】 前記データストリームは、音声オブジ
    ェクトストリーム、静止画像オブジェクトストリーム、
    動画像ストリーム、コンピュータグラフィックストリー
    ムのうち少なくとも1つのストリームと、オブジェクト
    を合成するためのシーン記述情報ストリームとを少なく
    とも含むことを特徴とする請求項12乃至16のいずれ
    か1項に記載のデータ処理方法。
  18. 【請求項18】 前記音声オブジェクトストリーム、静
    止画像オブジェクトストリーム、動画像ストリーム、コ
    ンピュータグラフィックストリームのデスクランブルの
    それぞれを、各ストリーム単位でのマルチスレッド処理
    にて行うことを特徴とする請求項12乃至17のいずれ
    か1項に記載のデータ処理方法。
  19. 【請求項19】 更に、デスクランブルされたオブジェ
    クトストリームを復号することを特徴とする請求項16
    に記載のデータ処理方法。
  20. 【請求項20】 それぞれ所定の情報を有する暗号化さ
    れた少なくとも1つのオブジェクトストリームと、前記
    オブジェクトストリームに含まれる情報を合成するため
    のシーン記述情報ストリームと、前記情報の知的財産を
    保護するための管理ストリームとを少なくとも含むデー
    タストリームから前記オブジェクトストリームを分離
    し、前記暗号化されたオブジェクトストリームをデスク
    ランブルして復号すると共に前記シーン記述情報ストリ
    ームの情報に基づき、これらを合成して出力するデータ
    処理方法であって、 前記データストリームに含まれる著作権情報を抽出し、 前記データストリームを受信して再生するユーザ又は装
    置に固有のID情報と、前記著作権情報の少なくともい
    ずれかを用いて鍵情報を生成し、 前記暗号化されたオブジェクトストリームを、前記鍵情
    報に基づいてデスクランブルして復号するように制御す
    ることを特徴とするデータ処理方法。
  21. 【請求項21】 更に、前記オブジェクトストリームに
    含まれる透かし情報を抽出し、前記ID情報と、前記著
    作権情報と、前記透かし情報の少なくともいずれかを用
    いて前記オブジェクトストリームの鍵情報を生成するこ
    とを特徴とする請求項20に記載のデータ処理方法。
  22. 【請求項22】 前記透かし情報は、前記オブジェクト
    ストリームに電子透かしとして埋め込まれることを特徴
    とする請求項21に記載のデータ処理方法。
  23. 【請求項23】 前記著作権情報と前記ID情報とに基
    づいて認証情報を生成し、前記認証情報と前記透かし情
    報とを基に前記鍵情報が生成されることを特徴とする請
    求項21又は22に記載のデータ処理方法。
  24. 【請求項24】 前記著作権情報は、知的財産を保護、
    管理するためのストリームに含まれることを特徴とする
    請求項20乃至23のいずれか1項に記載のデータ処理
    方法。
  25. 【請求項25】 前記データストリームは、音声オブジ
    ェクトストリーム、静止画像オブジェクトストリーム、
    動画像ストリーム、コンピュータグラフィックストリー
    ムのうち少なくとも1つのストリームと、オブジェクト
    を合成するためのシーン記述情報ストリームとを少なく
    とも含むことを特徴とする請求項20乃至24のいずれ
    か1項に記載のデータ処理方法。
  26. 【請求項26】 それぞれ所定の情報を有する暗号化さ
    れた少なくとも1つのオブジェクトストリームと、前記
    オブジェクトストリームに含まれる情報を合成するため
    のシーン記述情報ストリームと、前記情報の知的財産を
    保護するための管理ストリームとを少なくとも含むデー
    タストリームから前記オブジェクトストリームを分離
    し、前記暗号化されたオブジェクトストリームをデスク
    ランブルして復号すると共に前記シーン記述情報ストリ
    ームの情報に基づき、これらを合成して出力するデータ
    処理方法であって、 前記オブジェクトストリームに含まれる透かし情報を抽
    出し、 前記データストリームを受信して再生するユーザ又は装
    置に固有のID情報と、前記透かし情報の少なくともい
    ずれかを用いて鍵情報を生成し、 前記暗号化されたオブジェクトストリームを、前記鍵情
    報に基づいてデスクランブルして復号するように制御す
    ることを特徴とするデータ処理方法。
  27. 【請求項27】 前記透かし情報は、前記オブジェクト
    ストリームに電子透かしとして埋め込まれることを特徴
    とする請求項26記載のデータ処理方法。
  28. 【請求項28】 前記データストリームは、音声オブジ
    ェクトストリーム、静止画像オブジェクトストリーム、
    動画像ストリーム、コンピュータグラフィックストリー
    ムのうち少なくとも1つのストリームと、オブジェクト
    を合成するためのシーン記述情報ストリームとを少なく
    とも含むことを特徴とする請求項26又は27に記載の
    データ処理方法。
  29. 【請求項29】 夫々所定の情報を有する暗号化された
    少なくとも1つのオブジェクトストリームを含むデータ
    ストリームを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記データストリームか
    ら前記オブジェクトストリームを分離する分離手段と、 前記データストリームに含まれる著作権情報を抽出する
    著作権情報抽出手段と、 前記著作権情報を用いて鍵情報を生成する鍵情報生成手
    段と、 前記分離手段で分離された前記オブジェクトストリーム
    を、前記鍵情報に基づいてデスクランブルするデスクラ
    ンブル手段と、 前記デスクランブル手段でデスクランブルされた前記オ
    ブジェクトストリームから前記所定の情報を復号化する
    復号化手段とを有することを特徴とするデータ処理装
    置。
  30. 【請求項30】 更に、前記オブジェクトストリームに
    含まれる透かし情報を抽出する透かし情報抽出手段を有
    し、前記鍵情報生成手段は前記著作権情報と前記透かし
    情報の少なくとも1つを用いて前記鍵情報を生成するこ
    とを特徴とする請求項29に記載のデータ処理装置。
  31. 【請求項31】 前記透かし情報は、前記オブジェクト
    ストリームに電子透かしとして埋め込まれることを特徴
    とする請求項30に記載のデータ処理装置。
  32. 【請求項32】 更に前記データ処理装置或いは前記デ
    ータ処理装置に接続可能な記憶媒体に組み込まれたID
    情報を収得する収得手段を有し、前記鍵情報生成手段は
    前記著作権情報と前記透かし情報及び前記ID情報の少
    なくとも1つを用いて前記鍵情報を生成することを特徴
    とする請求項30に記載のデータ処理装置。
  33. 【請求項33】 更に、前記著作権情報と前記ID情報
    とに基づいて認証情報を生成する認証情報処理手段を有
    し、前記鍵情報生成手段は、前記認証情報と前記透かし
    情報とを基に前記鍵情報生成することを特徴とする請求
    項32に記載のデータ処理装置。
  34. 【請求項34】 前記データストリームは、音声オブジ
    ェクトストリーム、静止画像オブジェクトストリーム、
    動画像ストリーム、コンピュータグラフィックストリー
    ムのうち少なくとも1つのストリームと、オブジェクト
    を合成するためのシーン記述情報ストリームとを少なく
    とも含むことを特徴とする請求項29乃至33のいずれ
    か1項に記載のデータ処理装置。
  35. 【請求項35】 前記著作権情報は、知的財産を保護、
    管理するためのストリームに含まれることを特徴とする
    請求項29乃至34のいずれか1項に記載のデータ処理
    装置。
  36. 【請求項36】 夫々所定の情報を有する暗号化された
    少なくとも1つのオブジェクトストリームを含むデータ
    ストリームを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記データストリームか
    ら前記オブジェクトストリームを分離する分離手段と、 前記オブジェクトストリームに含まれる透かし情報を抽
    出する透かし情報抽出手段と、 前記透かし情報を用いて鍵情報を生成する鍵情報生成手
    段と、 前記分離手段で分離された前記オブジェクトストリーム
    を、前記鍵情報に基づいてデスクランブルするデスクラ
    ンブル手段と、 前記デスクランブル手段でデスクランブルされた前記オ
    ブジェクトストリームから前記所定の情報を復号化する
    復号化手段とを有することを特徴とするデータ処理装
    置。
  37. 【請求項37】 更に前記データ処理装置或いは前記デ
    ータ処理装置に接続可能な記憶媒体に組み込まれたID
    情報を収得する収得手段を有し、前記鍵情報生成手段は
    前記透かし情報と前記ID情報の少なくとも1つを用い
    て前記鍵情報を生成することを特徴とする請求項36に
    記載のデータ処理装置。
  38. 【請求項38】 前記透かし情報は、前記オブジェクト
    ストリームに電子透かしとして埋め込まれることを特徴
    とする請求項36又は37に記載のデータ処理装置。
  39. 【請求項39】 前記データストリームは、音声オブジ
    ェクトストリーム、静止画像オブジェクトストリーム、
    動画像ストリーム、コンピュータグラフィックストリー
    ムのうち少なくとも1つのストリームと、オブジェクト
    を合成するためのシーン記述情報ストリームとを少なく
    とも含むことを特徴とする請求項35乃至37のいずれ
    か1項に記載のデータ処理装置。
  40. 【請求項40】 夫々所定の情報を有する暗号化された
    少なくとも1つのオブジェクトストリームを含むデータ
    ストリームから前記オブジェクトストリームを分離して
    再生するデータ処理方法を実行する制御プログラムを記
    憶した、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体で
    あって、 前記データストリームに含まれる著作権情報を抽出する
    工程モジュールと、 前記著作権情報を用いて鍵情報を生成する工程モジュー
    ルと、 前記オブジェクトストリームを、前記鍵情報に基づいて
    デスクランブルする工程モジュールとを有することを特
    徴とする記憶媒体。
  41. 【請求項41】 夫々所定の情報を有する暗号化された
    少なくとも1つのオブジェクトストリームを含むデータ
    ストリームから前記オブジェクトストリームを分離して
    再生するデータ処理方法を実行する制御プログラムを記
    憶した、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体で
    あって、 前記オブジェクトストリームに含まれる透かし情報を抽
    出する工程モジュールと、 前記透かし情報を用いて鍵情報を生成する工程モジュー
    ルと、 前記オブジェクトストリームを、前記鍵情報に基づいて
    デスクランブルする工程モジュールとを有することを特
    徴とする記憶媒体。
  42. 【請求項42】 夫々所定の情報を有する暗号化された
    少なくとも1つのオブジェクトストリームを含むデータ
    ストリームから前記オブジェクトストリームを分離して
    再生するデータ処理方法を実行する制御プログラムを記
    憶した、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体で
    あって、 前記データストリームを再生するユーザ又は再生する装
    置に固有のID情報を収得する工程モジュールと、 前記ID情報を用いて鍵情報を生成する工程モジュール
    と、 前記オブジェクトストリームを、前記鍵情報に基づいて
    デスクランブルする工程モジュールとを有することを特
    徴とする記憶媒体。
  43. 【請求項43】 送信側機器と受信側機器とを有するデ
    ータ処理システムであって、 前記送信側機器は、 透かし情報をオブジェクトストリームに電子透かしとし
    て埋め込む埋め込み手段と、 著作権情報を所定のデータストリームに含める手段とを
    有し、 前記受信側機器は、 夫々所定の情報を有する暗号化されたオブジェクトスト
    リームを含むデータストリームを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記データストリームか
    ら前記オブジェクトストリームを分離する分離手段と、 前記オブジェクトストリームに含まれる透かし情報及び
    又は前記データストリームに含まれる著作権情報を抽出
    する抽出手段と、 前記透かし情報と前記著作権情報の少なくとも1つを用
    いて鍵構報を生成する鍵情報生成手段と、 前記分離手段で分離された前記オブジェクトストリーム
    を、前記鍵情報に基づいてデスクランブルするデスクラ
    ンブル手段と、 前記デスクランブル手段でデスクランブルされた前記オ
    ブジェクトストリームから前記所定の情報を復号化する
    復号化手段とを有することを特徴とするデータ処理シス
    テム。
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