JP2003018481A - テレビジョン信号送信機 - Google Patents
テレビジョン信号送信機Info
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- television signal
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/38—Transmitter circuitry for the transmission of television signals according to analogue transmission standards
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 局部発振器の発振周波数とバンドバスフィル
タの通過中心周波数との間のトラッキングエラーに関係
なく、テレビジョン信号の周波数にバンドパスフィルタ
の通過中心周波数を合わせる。 【解決手段】 テレビジョンの中間周波信号を所定の周
波数帯域内の送信すべきチャンネルのテレビジョン信号
に周波数変換する混合器３と、送信すべきチャンネルの
テレビジョン信号が入力され、印加される制御電圧の値
によって通過中心周波数が変わるバンドパスフィルタ７
と、通過中心周波数を周波数帯域内の複数のチャンネル
の周波数とそれぞれ同じとするための電圧をデジタルデ
ータの形で記憶するメモリ８と、デジタルデータをアナ
ログ電圧に変換するＤ／Ａ変換器９とを備え、通過中心
周波数が送信すべきチャンネルの周波数と同じとなるア
ナログ電圧を制御電圧としてバンドパスフィルタに印加
した。
タの通過中心周波数との間のトラッキングエラーに関係
なく、テレビジョン信号の周波数にバンドパスフィルタ
の通過中心周波数を合わせる。 【解決手段】 テレビジョンの中間周波信号を所定の周
波数帯域内の送信すべきチャンネルのテレビジョン信号
に周波数変換する混合器３と、送信すべきチャンネルの
テレビジョン信号が入力され、印加される制御電圧の値
によって通過中心周波数が変わるバンドパスフィルタ７
と、通過中心周波数を周波数帯域内の複数のチャンネル
の周波数とそれぞれ同じとするための電圧をデジタルデ
ータの形で記憶するメモリ８と、デジタルデータをアナ
ログ電圧に変換するＤ／Ａ変換器９とを備え、通過中心
周波数が送信すべきチャンネルの周波数と同じとなるア
ナログ電圧を制御電圧としてバンドパスフィルタに印加
した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＡＴＶシステム
等に使用され、アナログ又はデジタルの映像信号によっ
て変調されたテレビジョンの中間周波信号を送信すべき
チャンネルのテレビジョン信号に周波数変換するテレビ
ジョン信号送信機に関する。
等に使用され、アナログ又はデジタルの映像信号によっ
て変調されたテレビジョンの中間周波信号を送信すべき
チャンネルのテレビジョン信号に周波数変換するテレビ
ジョン信号送信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のテレビジョン信号送信機を図３の
回路構成図によって説明する。テレビジョンの中間周波
信号は第１の可変減衰器２１、前置増幅器２２を介して
混合器２３に入力される。可変減衰器２１の減衰量はＡ
ＧＣ電圧によって変えられる。混合器２３には局部発振
器２４から局部発振信号が供給される。局部発振器２４
はバラクタダイオード（図示せず）を有する電圧制御発
振器で構成され、ＰＬＬ回路２５からバラクタダイオー
ドに制御電圧が印加される。局部発振器２４は制御電圧
の値に対応した周波数で発振する。そして、ＰＬＬ回路
２５には局部発振周波数を決めるためのチャンネル設定
データＤが入力される。
回路構成図によって説明する。テレビジョンの中間周波
信号は第１の可変減衰器２１、前置増幅器２２を介して
混合器２３に入力される。可変減衰器２１の減衰量はＡ
ＧＣ電圧によって変えられる。混合器２３には局部発振
器２４から局部発振信号が供給される。局部発振器２４
はバラクタダイオード（図示せず）を有する電圧制御発
振器で構成され、ＰＬＬ回路２５からバラクタダイオー
ドに制御電圧が印加される。局部発振器２４は制御電圧
の値に対応した周波数で発振する。そして、ＰＬＬ回路
２５には局部発振周波数を決めるためのチャンネル設定
データＤが入力される。
【０００３】混合器２３では中間周波信号と局部発振信
号とが混合されて、中間周波信号はＶＨＦ帯からＵＨＦ
帯の範囲内のいずれかのチャンネルのテレビジョン信号
（単に、テレビジョン信号とする）に周波数変換され、
このテレビジョン信号が送信される。従って、送信すべ
きチャンネルは直接的には局部発振周波数によって決定
されるが、局部発振周波数はＰＬＬ回路２５に入力され
るチャンネル設定データによって設定される。
号とが混合されて、中間周波信号はＶＨＦ帯からＵＨＦ
帯の範囲内のいずれかのチャンネルのテレビジョン信号
（単に、テレビジョン信号とする）に周波数変換され、
このテレビジョン信号が送信される。従って、送信すべ
きチャンネルは直接的には局部発振周波数によって決定
されるが、局部発振周波数はＰＬＬ回路２５に入力され
るチャンネル設定データによって設定される。
【０００４】混合器２３から出力されたテレビジョン信
号は１段目の出力増幅器２６によって増幅された後バン
ドパスフィルタ２７に入力される。バンドパスフィルタ
２７はバラクタダイオード（図示せず）を有した、例え
ば、複同調回路等によって構成される。バンドパスフィ
ルタ２７はＰＬＬ回路２５からバラクタダイオードに印
加される制御電圧によって同調周波数である通過中心周
波数が決定される。そして、同じ制御電圧に対するテレ
ビジョン信号の周波数とバンドパスフィルタ２７の同調
周波数とが同じとなるように構成される。
号は１段目の出力増幅器２６によって増幅された後バン
ドパスフィルタ２７に入力される。バンドパスフィルタ
２７はバラクタダイオード（図示せず）を有した、例え
ば、複同調回路等によって構成される。バンドパスフィ
ルタ２７はＰＬＬ回路２５からバラクタダイオードに印
加される制御電圧によって同調周波数である通過中心周
波数が決定される。そして、同じ制御電圧に対するテレ
ビジョン信号の周波数とバンドパスフィルタ２７の同調
周波数とが同じとなるように構成される。
【０００５】バンドパスフィルタ２７を通過したテレビ
ジョン信号は第２の可変減衰器２８、２段目の出力増幅
器２９、広帯域のバンドパスフィルタ３０を順次介して
出力される。第２の可変減衰器２８の減衰量もＡＧＣ電
圧によって変わる。また、テレビジョン信号は２段目の
出力増幅器２９から検波器３１にも入力され、検波器３
１から出力されるＡＧＣ電圧が第１及び第２の１の可変
減衰器２１、２８に供給される。
ジョン信号は第２の可変減衰器２８、２段目の出力増幅
器２９、広帯域のバンドパスフィルタ３０を順次介して
出力される。第２の可変減衰器２８の減衰量もＡＧＣ電
圧によって変わる。また、テレビジョン信号は２段目の
出力増幅器２９から検波器３１にも入力され、検波器３
１から出力されるＡＧＣ電圧が第１及び第２の１の可変
減衰器２１、２８に供給される。
【０００６】以上の構成において、混合器２３から出力
されるテレビジョン信号はＶＨＦ帯からＵＨＦ帯までの
いずれかのチャンネルの信号であるが、一台のテレビジ
ョン信号送信機で出力出来るチャンネルのカバー範囲は
所定の周波数帯域内に制限されており、最高周波数のチ
ャンネルと最低周波数のチャンネルとの周波数比は二倍
以下とされる。従って、バンドパスフィルタ２７の最高
通過中心周波数は最低通過中心周波数の二倍以下であ
る。このようにすることで、混合器２３から出力される
テレビジョン信号の二倍高調波による妨害を回避すると
共に、局部発振器２５の発振信号の漏れや、イメージ周
波数信号による妨害を回避している。
されるテレビジョン信号はＶＨＦ帯からＵＨＦ帯までの
いずれかのチャンネルの信号であるが、一台のテレビジ
ョン信号送信機で出力出来るチャンネルのカバー範囲は
所定の周波数帯域内に制限されており、最高周波数のチ
ャンネルと最低周波数のチャンネルとの周波数比は二倍
以下とされる。従って、バンドパスフィルタ２７の最高
通過中心周波数は最低通過中心周波数の二倍以下であ
る。このようにすることで、混合器２３から出力される
テレビジョン信号の二倍高調波による妨害を回避すると
共に、局部発振器２５の発振信号の漏れや、イメージ周
波数信号による妨害を回避している。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ＰＬ
Ｌ回路２５から局部発振器２４とバンドパスフィルタ２
７とに印加する制御電圧を変えても、混合器２３から出
力されるテレビジョン信号の周波数とバンドパスフィル
タ２７の通過中心周波数とは常に同じとなるように構成
されているが、実際には制御電圧に対する各周波数変化
の感度が異なり、二つの周波数間に差が生じる。此は局
部発振器２４の発振周波数とバンドパスフィルタ２７の
同調周波数とが、入力される中間周波信号の周波数だけ
異なることに起因する。例えば、図４に示すように、制
御電圧がＶ１の時に局部発振器２５の発振周波数とバン
ドパスフィルタ２７の同調周波数とをそれぞれ所定の値
（基準値）となるようにしても、制御電圧をＶ２に変化
したときの周波数変化量は発振周波数の方が大きくな
り、いわゆるトラッキングエラーが生じるためである。
Ｌ回路２５から局部発振器２４とバンドパスフィルタ２
７とに印加する制御電圧を変えても、混合器２３から出
力されるテレビジョン信号の周波数とバンドパスフィル
タ２７の通過中心周波数とは常に同じとなるように構成
されているが、実際には制御電圧に対する各周波数変化
の感度が異なり、二つの周波数間に差が生じる。此は局
部発振器２４の発振周波数とバンドパスフィルタ２７の
同調周波数とが、入力される中間周波信号の周波数だけ
異なることに起因する。例えば、図４に示すように、制
御電圧がＶ１の時に局部発振器２５の発振周波数とバン
ドパスフィルタ２７の同調周波数とをそれぞれ所定の値
（基準値）となるようにしても、制御電圧をＶ２に変化
したときの周波数変化量は発振周波数の方が大きくな
り、いわゆるトラッキングエラーが生じるためである。
【０００８】その結果、混合器２３から出力されるテレ
ビジョン信号の周波数に対してバンドパスフィルタ２７
の通過中心周波数がずれて、テレビジョン信号の帯域内
特性が正確に伝送されなくなるという問題がある。バン
ドパスフィルタの通過帯域を広くすればこの問題を解決
できるが、局部発振器２４の発振信号の漏れ及びイメー
ジ主は数信号による妨害が大きくなる。
ビジョン信号の周波数に対してバンドパスフィルタ２７
の通過中心周波数がずれて、テレビジョン信号の帯域内
特性が正確に伝送されなくなるという問題がある。バン
ドパスフィルタの通過帯域を広くすればこの問題を解決
できるが、局部発振器２４の発振信号の漏れ及びイメー
ジ主は数信号による妨害が大きくなる。
【０００９】本発明は、局部発振器の発振周波数とバン
ドバスフィルタの通過中心周波数との間のトラッキング
エラーに関係なく、テレビジョン信号の周波数にバンド
パスフィルタの通過中心周波数を合わせることを目的と
する。
ドバスフィルタの通過中心周波数との間のトラッキング
エラーに関係なく、テレビジョン信号の周波数にバンド
パスフィルタの通過中心周波数を合わせることを目的と
する。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の課題に対して、本
発明では、テレビジョンの中間周波信号を所定の周波数
帯域内の送信すべきチャンネルのテレビジョン信号に周
波数変換する混合器と、前記送信すべきチャンネルのテ
レビジョン信号が入力され、印加される制御電圧の値に
よって通過中心周波数が変わるバンドパスフィルタと、
前記通過中心周波数を前記周波数帯域内の複数のチャン
ネルの周波数とそれぞれ同じとするための電圧をデジタ
ルデータの形で記憶するメモリと、前記デジタルデータ
をアナログ電圧に変換するＤ／Ａ変換器とを備え、前記
通過中心周波数が前記送信すべきチャンネルの周波数と
同じとなる前記アナログ電圧を前記制御電圧として前記
バンドパスフィルタに印加した。
発明では、テレビジョンの中間周波信号を所定の周波数
帯域内の送信すべきチャンネルのテレビジョン信号に周
波数変換する混合器と、前記送信すべきチャンネルのテ
レビジョン信号が入力され、印加される制御電圧の値に
よって通過中心周波数が変わるバンドパスフィルタと、
前記通過中心周波数を前記周波数帯域内の複数のチャン
ネルの周波数とそれぞれ同じとするための電圧をデジタ
ルデータの形で記憶するメモリと、前記デジタルデータ
をアナログ電圧に変換するＤ／Ａ変換器とを備え、前記
通過中心周波数が前記送信すべきチャンネルの周波数と
同じとなる前記アナログ電圧を前記制御電圧として前記
バンドパスフィルタに印加した。
【００１１】また、前記メモリには前記通過中心周波数
を前記複数のチャンネルの中から選択された複数の特定
のチャンネルの周波数とそれぞれ同じとするための電圧
を記憶し、前記通過中心周波数を前記特定のチャンネル
以外のチャンネルの周波数と同じとするための電圧を前
記記憶された電圧を演算することによって補完した。
を前記複数のチャンネルの中から選択された複数の特定
のチャンネルの周波数とそれぞれ同じとするための電圧
を記憶し、前記通過中心周波数を前記特定のチャンネル
以外のチャンネルの周波数と同じとするための電圧を前
記記憶された電圧を演算することによって補完した。
【００１２】また、前記特定のチャンネル同士の周波数
間隔を、チャンネルの周波数が低い領域で広くし、周波
数が高い領域で狭くした。
間隔を、チャンネルの周波数が低い領域で広くし、周波
数が高い領域で狭くした。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明のテレビジョン信号送信機
を図１乃至図２によって説明する。先ず、図１は回路構
成図であり、テレビジョンの中間周波信号は第一の可変
減衰器１、前置増幅器２を介して混合器３に入力され
る。第一の可変減衰器１の減衰量はＡＧＣ電圧によって
変えられる。混合器３には局部発振器４から局部発振信
号が供給される。局部発振器４はバラクタダイオード
（図示せず）を有する電圧制御発振器で構成され、ＰＬ
Ｌ回路の機能を有するマイクロコンピュータ（ＭＰＵ）
５からバラクタダイオードに第一の制御電圧が印加され
る。局部発振器４は第一の制御電圧の値に対応した周波
数で発振する。そして、ＭＰＵ５には局部発振周波数を
決めるためのチャンネル設定データＤが入力される。
を図１乃至図２によって説明する。先ず、図１は回路構
成図であり、テレビジョンの中間周波信号は第一の可変
減衰器１、前置増幅器２を介して混合器３に入力され
る。第一の可変減衰器１の減衰量はＡＧＣ電圧によって
変えられる。混合器３には局部発振器４から局部発振信
号が供給される。局部発振器４はバラクタダイオード
（図示せず）を有する電圧制御発振器で構成され、ＰＬ
Ｌ回路の機能を有するマイクロコンピュータ（ＭＰＵ）
５からバラクタダイオードに第一の制御電圧が印加され
る。局部発振器４は第一の制御電圧の値に対応した周波
数で発振する。そして、ＭＰＵ５には局部発振周波数を
決めるためのチャンネル設定データＤが入力される。
【００１４】混合器３では中間周波信号と局部発振信号
とが混合されて、中間周波信号はＶＨＦ帯からＵＨＦ帯
の範囲内のいずれかのチャンネルのテレビジョン信号
（単に、テレビジョン信号とする）に周波数変換され、
このテレビジョン信号が送信される。従って、送信すべ
きチャンネルは直接的には局部発振周波数によって決定
されるが、局部発振周波数はＭＰＵ５に入力されるチャ
ンネル設定データによって設定される。
とが混合されて、中間周波信号はＶＨＦ帯からＵＨＦ帯
の範囲内のいずれかのチャンネルのテレビジョン信号
（単に、テレビジョン信号とする）に周波数変換され、
このテレビジョン信号が送信される。従って、送信すべ
きチャンネルは直接的には局部発振周波数によって決定
されるが、局部発振周波数はＭＰＵ５に入力されるチャ
ンネル設定データによって設定される。
【００１５】混合器３から出力されたテレビジョン信号
は１段目の出力増幅器６によって増幅された後バンドパ
スフィルタ７に入力される。バンドパスフィルタ７はバ
ラクタダイオード（図示せず）を有した、例えば、複同
調回路等によって構成される。バンドパスフィルタ７は
バラクタダイオードに印加される第二の制御電圧の値に
よって同調周波数である通過中心周波数が決定される
が、通過中心周波数は混合器３から出力されるテレビジ
ョン信号の周波数と同じとなるように構成される。そし
て、バラクタダイオードに印加される第二の制御電圧は
後述する方法によって作られたジタルデータの形でメモ
リ（フラッシュメモリ等）８に記憶される。
は１段目の出力増幅器６によって増幅された後バンドパ
スフィルタ７に入力される。バンドパスフィルタ７はバ
ラクタダイオード（図示せず）を有した、例えば、複同
調回路等によって構成される。バンドパスフィルタ７は
バラクタダイオードに印加される第二の制御電圧の値に
よって同調周波数である通過中心周波数が決定される
が、通過中心周波数は混合器３から出力されるテレビジ
ョン信号の周波数と同じとなるように構成される。そし
て、バラクタダイオードに印加される第二の制御電圧は
後述する方法によって作られたジタルデータの形でメモ
リ（フラッシュメモリ等）８に記憶される。
【００１６】ＭＰＵ５は、入力されたチャンネル設定デ
ータに基づいて第一の制御電圧を出力し、局部発振器４
に供給する。また、メモリ８からデジタルデータを読み
込んでＤ／Ａ変換器９に入力する。Ｄ／Ａ変換器９はデ
ジタルデータをアナログの電圧に変換して此を第二の制
御電圧としてバンドパスフィルタ７のバラクタダイオー
ドに印加する。
ータに基づいて第一の制御電圧を出力し、局部発振器４
に供給する。また、メモリ８からデジタルデータを読み
込んでＤ／Ａ変換器９に入力する。Ｄ／Ａ変換器９はデ
ジタルデータをアナログの電圧に変換して此を第二の制
御電圧としてバンドパスフィルタ７のバラクタダイオー
ドに印加する。
【００１７】バンドパスフィルタ７を通過したテレビジ
ョン信号は第二の可変減衰器１０、２段目の出力増幅器
１１、広帯域のバンドパスフィルタ１２を順次介して出
力される。第２の可変減衰器１０の減衰量もＡＧＣ電圧
によって変わる。また、テレビジョン信号は２段目の出
力増幅器１１から検波器１３にも入力され、検波器１３
から出力されるＡＧＣ電圧が一段目及び二段目の可変減
衰器１、１０に供給される。
ョン信号は第二の可変減衰器１０、２段目の出力増幅器
１１、広帯域のバンドパスフィルタ１２を順次介して出
力される。第２の可変減衰器１０の減衰量もＡＧＣ電圧
によって変わる。また、テレビジョン信号は２段目の出
力増幅器１１から検波器１３にも入力され、検波器１３
から出力されるＡＧＣ電圧が一段目及び二段目の可変減
衰器１、１０に供給される。
【００１８】以上の構成において、前述したように混合
器３から出力されるテレビジョン信号はＶＨＦ帯からＵ
ＨＦ帯までのいずれかのチャンネルの信号であるが、一
台のテレビジョン信号送信機で出力できるチャンネルの
カバー範囲は所定の周波数帯域内に規制されている。こ
の周波数帯域は、例えば、ＶＨＦ帯からＵＨＦ帯までの
全周波数帯における低い周波数領域では数チャンネル
分、高い周波数領域では１０数チャンネル分をカバーし
ている。
器３から出力されるテレビジョン信号はＶＨＦ帯からＵ
ＨＦ帯までのいずれかのチャンネルの信号であるが、一
台のテレビジョン信号送信機で出力できるチャンネルの
カバー範囲は所定の周波数帯域内に規制されている。こ
の周波数帯域は、例えば、ＶＨＦ帯からＵＨＦ帯までの
全周波数帯における低い周波数領域では数チャンネル
分、高い周波数領域では１０数チャンネル分をカバーし
ている。
【００１９】そして、所定の周波数帯域内の一つのチャ
ンネルが送信すべきチャンネルとしてチャンネル設定デ
ータによって指定される。また、上記周波数帯域内にお
いては最高周波数のチャンネルと最低周波数のチャンネ
ルとの周波数比は二倍以下とされる。従って、バンドパ
スフィルタ７の最高通過中心周波数は最低通過中心周波
数の二倍以下である。このようにすることで、混合器３
から出力される局部発振信号の漏れ、及びイメージ周波
数信号による妨害を回避している。
ンネルが送信すべきチャンネルとしてチャンネル設定デ
ータによって指定される。また、上記周波数帯域内にお
いては最高周波数のチャンネルと最低周波数のチャンネ
ルとの周波数比は二倍以下とされる。従って、バンドパ
スフィルタ７の最高通過中心周波数は最低通過中心周波
数の二倍以下である。このようにすることで、混合器３
から出力される局部発振信号の漏れ、及びイメージ周波
数信号による妨害を回避している。
【００２０】また、メモリ８には、バンドパスフィルタ
７の通過中心周波数が所定周波数帯域内のチャンネルの
周波数と等しくなる電圧がデジタルデータの形で記憶さ
れる。この電圧を記憶するためには、バンドパスフィル
タ７の通過中心周波数とそれに必要な第二の制御電圧と
を予め測定しておき、通過中心周波数が上記周波数帯域
内の各チャンネルの周波数と同じとなる電圧をデジタル
データの形でメモリ８に記憶する。そして、ＭＰＵ５は
入力されたチャンネル設定データにしたがって、送信す
べきチャンネルを指定すると共に局部発振器４に第一の
制御電圧を供給に、メモリ８に記憶されたデジタデータ
の中から、指定されたチャンネルの周波数に対応するデ
ジタルデータを読み出し、此をＤ／Ａ変換器９に送る。
この結果、混合器３から出力されるテレビジョン信号の
周波数とバンドパスフィルタ７の通過中心周波数とが一
致する。
７の通過中心周波数が所定周波数帯域内のチャンネルの
周波数と等しくなる電圧がデジタルデータの形で記憶さ
れる。この電圧を記憶するためには、バンドパスフィル
タ７の通過中心周波数とそれに必要な第二の制御電圧と
を予め測定しておき、通過中心周波数が上記周波数帯域
内の各チャンネルの周波数と同じとなる電圧をデジタル
データの形でメモリ８に記憶する。そして、ＭＰＵ５は
入力されたチャンネル設定データにしたがって、送信す
べきチャンネルを指定すると共に局部発振器４に第一の
制御電圧を供給に、メモリ８に記憶されたデジタデータ
の中から、指定されたチャンネルの周波数に対応するデ
ジタルデータを読み出し、此をＤ／Ａ変換器９に送る。
この結果、混合器３から出力されるテレビジョン信号の
周波数とバンドパスフィルタ７の通過中心周波数とが一
致する。
【００２１】メモリ８には所定の周波数帯域内の全ての
チャンネルに対応する電圧を記憶しておけばよいが、メ
モリ８の容量の観点から、選択された特定のチャンネル
に対応する電圧を記憶するようにする。図２はその様子
を示したものである。例えば、所定の周波数帯域が１０
チャンネルをカバーし、各チャンネルの周波数がＦ１か
らＦ１０までであり、それらに対応する電圧がＶ１から
Ｖ１０である場合、記憶する第電圧をＶ１、Ｖ５、Ｖ
８、Ｖ１０の４ポイントとする。これによって、メモリ
８の容量を減らすことが出来る。
チャンネルに対応する電圧を記憶しておけばよいが、メ
モリ８の容量の観点から、選択された特定のチャンネル
に対応する電圧を記憶するようにする。図２はその様子
を示したものである。例えば、所定の周波数帯域が１０
チャンネルをカバーし、各チャンネルの周波数がＦ１か
らＦ１０までであり、それらに対応する電圧がＶ１から
Ｖ１０である場合、記憶する第電圧をＶ１、Ｖ５、Ｖ
８、Ｖ１０の４ポイントとする。これによって、メモリ
８の容量を減らすことが出来る。
【００２２】そして、仮に、電圧が記憶されていないチ
ャンネル（例えば周波数Ｆ９のチャンネル）がチャンネ
ル設定データによって指定された場合には、その上下の
チャンネル（周波数がＦ８とＦ１０）の記憶されている
電圧（Ｖ８、Ｖ１０）をＭＰＵ５によって演算し、指定
されたチャンネル（Ｆ９）に対応する電圧Ｖ９を求めて
補完する。勿論、この演算はデジタル的に行なうが、演
算によって求めた新たな電圧の誤差が問題とならない範
囲で記憶する電圧のチャンネル間隔を決める。
ャンネル（例えば周波数Ｆ９のチャンネル）がチャンネ
ル設定データによって指定された場合には、その上下の
チャンネル（周波数がＦ８とＦ１０）の記憶されている
電圧（Ｖ８、Ｖ１０）をＭＰＵ５によって演算し、指定
されたチャンネル（Ｆ９）に対応する電圧Ｖ９を求めて
補完する。勿論、この演算はデジタル的に行なうが、演
算によって求めた新たな電圧の誤差が問題とならない範
囲で記憶する電圧のチャンネル間隔を決める。
【００２３】また、バラクタダイオードの特性から、周
波数の低い範囲では周波数と電圧がほぼ直線となり、周
波数が高くなるほど曲線状となるので、電圧を記憶する
チャンネルの周波数間隔は周波数が低いほど広くし、周
波数が高いほど狭くする。このようにすれば、記憶する
デジタルデータの削減と、補完によって新たに求めた電
圧の精度向上の両立が可能となる。
波数の低い範囲では周波数と電圧がほぼ直線となり、周
波数が高くなるほど曲線状となるので、電圧を記憶する
チャンネルの周波数間隔は周波数が低いほど広くし、周
波数が高いほど狭くする。このようにすれば、記憶する
デジタルデータの削減と、補完によって新たに求めた電
圧の精度向上の両立が可能となる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、テレ
ビジョンの中間周波信号を所定の周波数帯域内の送信す
べきチャンネルのテレビジョン信号に周波数変換する混
合器と、送信すべきチャンネルのテレビジョン信号が入
力され、印加される制御電圧の値によって通過中心周波
数が変わるバンドパスフィルタと、通過中心周波数を周
波数帯域内の複数のチャンネルの周波数とそれぞれ同じ
とするための電圧をデジタルデータの形で記憶するメモ
リと、デジタルデータをアナログ電圧に変換するＤ／Ａ
変換器とを備え、通過中心周波数が送信すべきチャンネ
ルの周波数と同じとなるアナログ電圧を制御電圧として
バンドパスフィルタに印加したので、混合器から出力さ
れるテレビジョン信号の周波数とバンドパスフィルタの
通過中心周波数とがトラッキングエラーを起こすことな
く一致する。したがって、バンドパスフィルタの通過帯
域を狭くすることができてて高調波による妨害も少なく
なる
ビジョンの中間周波信号を所定の周波数帯域内の送信す
べきチャンネルのテレビジョン信号に周波数変換する混
合器と、送信すべきチャンネルのテレビジョン信号が入
力され、印加される制御電圧の値によって通過中心周波
数が変わるバンドパスフィルタと、通過中心周波数を周
波数帯域内の複数のチャンネルの周波数とそれぞれ同じ
とするための電圧をデジタルデータの形で記憶するメモ
リと、デジタルデータをアナログ電圧に変換するＤ／Ａ
変換器とを備え、通過中心周波数が送信すべきチャンネ
ルの周波数と同じとなるアナログ電圧を制御電圧として
バンドパスフィルタに印加したので、混合器から出力さ
れるテレビジョン信号の周波数とバンドパスフィルタの
通過中心周波数とがトラッキングエラーを起こすことな
く一致する。したがって、バンドパスフィルタの通過帯
域を狭くすることができてて高調波による妨害も少なく
なる
【００２５】また、メモリには通過中心周波数を複数の
チャンネルの中から選択された複数の特定のチャンネル
の周波数とそれぞれ同じとするための電圧を記憶し、通
過中心周波数を特定のチャンネル以外のチャンネルの周
波数と同じとするための電圧を記憶された電圧を演算す
ることによって補完したので、メモリの容量を減らすこ
とが出来る。
チャンネルの中から選択された複数の特定のチャンネル
の周波数とそれぞれ同じとするための電圧を記憶し、通
過中心周波数を特定のチャンネル以外のチャンネルの周
波数と同じとするための電圧を記憶された電圧を演算す
ることによって補完したので、メモリの容量を減らすこ
とが出来る。
【００２６】また、特定のチャンネル同士の周波数間隔
を、チャンネルの周波数が低い領域で広くし、周波数が
高い領域で狭くしたので、メモリの容量削減と補完によ
って新たに求めた電圧の精度向上の両立が可能となる。
を、チャンネルの周波数が低い領域で広くし、周波数が
高い領域で狭くしたので、メモリの容量削減と補完によ
って新たに求めた電圧の精度向上の両立が可能となる。
【図１】本発明のテレビジョン信号送信機の回路構成図
である。
である。
【図２】本発明のテレビジョン信号送信機のメモリに記
憶する電圧の説明図である。
憶する電圧の説明図である。
【図３】従来のテレビジョン信号送信機の回路構成図で
ある。
ある。
【図４】従来のテレビジョン信号送信機におけるトラッ
キングエラーの説明図である。
キングエラーの説明図である。
１ 第一の可変減衰器
２ 前置増幅器
３ 混合器
４ 局発振器
５ ＭＰＵ
６ 出力増幅器
７ バンドパスフィルタ
８ メモリ
９ Ｄ／Ａ変換器
１０ 第二の可変減衰器
１１ 出力増幅器
１２ バンドパスフィルタ
１３ 検波器
Claims (3)
- 【請求項１】 テレビジョンの中間周波信号を所定の周
波数帯域内の送信すべきチャンネルのテレビジョン信号
に周波数変換する混合器と、前記送信すべきチャンネル
のテレビジョン信号が入力され、印加される制御電圧の
値によって通過中心周波数が変わるバンドパスフィルタ
と、前記通過中心周波数を前記周波数帯域内の複数のチ
ャンネルの周波数とそれぞれ同じとするための電圧をデ
ジタルデータの形で記憶するメモリと、前記デジタルデ
ータをアナログ電圧に変換するＤ／Ａ変換器とを備え、
前記通過中心周波数が前記送信すべきチャンネルの周波
数と同じとなる前記アナログ電圧を前記制御電圧として
前記バンドパスフィルタに印加したことを特徴とするテ
レビジョン信号送信機。 - 【請求項２】 前記メモリには前記通過中心周波数を前
記複数のチャンネルの中から選択された複数の特定のチ
ャンネルの周波数とそれぞれ同じとするための電圧を記
憶し、前記通過中心周波数を前記特定のチャンネル以外
のチャンネルの周波数と同じとするための電圧を前記記
憶された電圧を演算することによって補完したことを特
徴とする請求項１に記載のテレビジョン信号送信機。 - 【請求項３】 前記特定のチャンネル同士の周波数間隔
を、チャンネルの周波数が低い領域で広くし、周波数が
高い領域で狭くしたことを特徴とする請求項２に記載の
テレビジョン信号送信機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001204863A JP2003018481A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | テレビジョン信号送信機 |
| US10/190,084 US6967693B2 (en) | 2001-07-05 | 2002-07-03 | Television signal transmitter including a bandpass filter without tracking error |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001204863A JP2003018481A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | テレビジョン信号送信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003018481A true JP2003018481A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19041269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001204863A Withdrawn JP2003018481A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | テレビジョン信号送信機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6967693B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003018481A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100420284C (zh) * | 2005-05-23 | 2008-09-17 | 浙江三维通信股份有限公司 | 一种用于数字电视同频转发的功率增强器系统 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20080111623A1 (en) * | 2006-11-15 | 2008-05-15 | Microtune (Texas), L.P. | Input signal power control |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR920001946A (ko) | 1990-06-21 | 1992-01-30 | 강진구 | 텔레비젼 신호 수신 튜닝방식 및 회로 |
| JPH0738384A (ja) | 1993-07-23 | 1995-02-07 | Hitachi Ltd | チューナ |
| US5507025A (en) * | 1993-11-02 | 1996-04-09 | Winegard Company | Method and apparatus for satellite receiver with variable predetection bandwidth |
| US5572264A (en) * | 1994-02-14 | 1996-11-05 | Hitachi, Ltd. | High definition TV signal receiver |
| JPH09172584A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Rohm Co Ltd | Ｓｉｆ信号処理回路 |
| JP3288251B2 (ja) | 1997-04-18 | 2002-06-04 | 株式会社東芝 | Ｃａｔｖ受信装置 |
| JP2001044873A (ja) * | 1999-07-29 | 2001-02-16 | Alps Electric Co Ltd | 二重周波数変換器 |
| JP3713415B2 (ja) * | 2000-04-13 | 2005-11-09 | アルプス電気株式会社 | テレビジョン信号送信機 |
-
2001
- 2001-07-05 JP JP2001204863A patent/JP2003018481A/ja not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-07-03 US US10/190,084 patent/US6967693B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100420284C (zh) * | 2005-05-23 | 2008-09-17 | 浙江三维通信股份有限公司 | 一种用于数字电视同频转发的功率增强器系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6967693B2 (en) | 2005-11-22 |
| US20030007102A1 (en) | 2003-01-09 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061117 |
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|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061204 |