JP2003018422A - クロック変調回路および双方向水平偏向装置 - Google Patents
クロック変調回路および双方向水平偏向装置Info
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- JP2003018422A JP2003018422A JP2001200565A JP2001200565A JP2003018422A JP 2003018422 A JP2003018422 A JP 2003018422A JP 2001200565 A JP2001200565 A JP 2001200565A JP 2001200565 A JP2001200565 A JP 2001200565A JP 2003018422 A JP2003018422 A JP 2003018422A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画面上下部にジグザグ状縦線障害が発生し、
往路と復路の映像信号がずが発生していた。 【解決手段】 画面水平方向において電子ビームを双方
向に走査するための双方向水平偏向装置であって、水平
走査期間の分割位置を設定する位置設定手段と、水平偏
向磁界をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換
手段と、水平偏向磁界の理想波形を記録する理想磁界記
録手段と、前記位置設定手段の出力する位置での前記ア
ナログデジタル変換手段の出力と前記理想波形記録手段
の出力を比較し、2水平走査期間にわたって誤差情報を
検出する誤差情報に変換し出力する誤差検出手段と、前
記誤差情報に基づきクロックの変調波形を出力する変調
波形出力手段を備えるものである。
往路と復路の映像信号がずが発生していた。 【解決手段】 画面水平方向において電子ビームを双方
向に走査するための双方向水平偏向装置であって、水平
走査期間の分割位置を設定する位置設定手段と、水平偏
向磁界をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換
手段と、水平偏向磁界の理想波形を記録する理想磁界記
録手段と、前記位置設定手段の出力する位置での前記ア
ナログデジタル変換手段の出力と前記理想波形記録手段
の出力を比較し、2水平走査期間にわたって誤差情報を
検出する誤差情報に変換し出力する誤差検出手段と、前
記誤差情報に基づきクロックの変調波形を出力する変調
波形出力手段を備えるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面の水平方
向において電子ビームを双方向走査するためのクロック
変調回路と双方向水平偏向装置、およびその水平偏向装
置を搭載する受像装置に関するものである。
向において電子ビームを双方向走査するためのクロック
変調回路と双方向水平偏向装置、およびその水平偏向装
置を搭載する受像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】陰極線管(以下、CRTと記す)ディス
プレイ装置等の表示装置の分野では、高精細画像の表示
に適した双方向水平偏向装置の使用が提案されている。
この双方向水平偏向装置は、水平偏向コイルを用いて電
子ビームを双方向に走査するための装置である。
プレイ装置等の表示装置の分野では、高精細画像の表示
に適した双方向水平偏向装置の使用が提案されている。
この双方向水平偏向装置は、水平偏向コイルを用いて電
子ビームを双方向に走査するための装置である。
【0003】双方向水平偏向装置は、水平偏向コイルが
等価的にインダクタンス成分とそれに直列に接続された
抵抗成分とを有しているため、垂直に一列に並ぶべき画
素が往路の走査と復路の走査との間で水平方向にずれる
場合がある。
等価的にインダクタンス成分とそれに直列に接続された
抵抗成分とを有しているため、垂直に一列に並ぶべき画
素が往路の走査と復路の走査との間で水平方向にずれる
場合がある。
【0004】図6は水平偏向コイルに流れる水平偏向電
流の経時変化を説明するための図である。また、図7
は、図6に示す水平偏向電流の電流波形に対応した表示
画面の状態を説明するための図である。なお、図7にお
いて、水平方向はx座標と呼び、垂直方向をy座標と呼
ぶ。
流の経時変化を説明するための図である。また、図7
は、図6に示す水平偏向電流の電流波形に対応した表示
画面の状態を説明するための図である。なお、図7にお
いて、水平方向はx座標と呼び、垂直方向をy座標と呼
ぶ。
【0005】図6(a)には、水平偏向電流の理想的な
電流波形が示されている。図6(a)に示す状態におい
ては、電子ビームの往路の走査期間T1の長さと復路の
走査期間T2の長さとが一致し、往路走査および復路走
査で電流が0になる時点t1,t2がそれぞれ走査期間
T1,T2の中間点と一致している。そのため、図7
(a)に示すように、垂直に一列に並ぶべき画素が往路
走査および復路走査において同一x座標上に表示され
る。例えば、往路走査および復路走査において、それぞ
れ、図7(a)の画面水平方向の中央の画素e1,e2
の表示位置が同一x座標上にくる。
電流波形が示されている。図6(a)に示す状態におい
ては、電子ビームの往路の走査期間T1の長さと復路の
走査期間T2の長さとが一致し、往路走査および復路走
査で電流が0になる時点t1,t2がそれぞれ走査期間
T1,T2の中間点と一致している。そのため、図7
(a)に示すように、垂直に一列に並ぶべき画素が往路
走査および復路走査において同一x座標上に表示され
る。例えば、往路走査および復路走査において、それぞ
れ、図7(a)の画面水平方向の中央の画素e1,e2
の表示位置が同一x座標上にくる。
【0006】図6(b)には、水平偏向コイルの抵抗成
分による歪みを有する電流波形が示されている。図6
(b)に示す状態においては、往路の走査期間T3の長
さと復路の走査期間T4の長さとが一致しているが、往
路および復路の走査期間T3,T4の中間点t4,t6
と水平偏向電流が0になる時点t3,t5とは一致しな
い。そのため、図7(b)に示すように、垂直に一列に
並ぶべき画素が往路走査および復路走査においてジグザ
グにずれるジグザグ状縦線障害を生じる。例えば、往路
走査および復路走査において、それぞれ、図7(b)の
画面水平方向の中央の画素e1,e2の表示位置のx座
標が異なる。
分による歪みを有する電流波形が示されている。図6
(b)に示す状態においては、往路の走査期間T3の長
さと復路の走査期間T4の長さとが一致しているが、往
路および復路の走査期間T3,T4の中間点t4,t6
と水平偏向電流が0になる時点t3,t5とは一致しな
い。そのため、図7(b)に示すように、垂直に一列に
並ぶべき画素が往路走査および復路走査においてジグザ
グにずれるジグザグ状縦線障害を生じる。例えば、往路
走査および復路走査において、それぞれ、図7(b)の
画面水平方向の中央の画素e1,e2の表示位置のx座
標が異なる。
【0007】図8は、水平偏向電流の歪みを低減してジ
グザグ状縦線障害を防止するための構成を等価回路で示
した回路図である。この回路は、例えば特開平7−20
3238号公報に記載された双方向水平偏向システムで
用いられている。図8において、水平偏向コイル212
および負抵抗218は互いに直列に接続されている。こ
の負抵抗218は水平偏向コイル212の抵抗成分RH
を打ち消す。
グザグ状縦線障害を防止するための構成を等価回路で示
した回路図である。この回路は、例えば特開平7−20
3238号公報に記載された双方向水平偏向システムで
用いられている。図8において、水平偏向コイル212
および負抵抗218は互いに直列に接続されている。こ
の負抵抗218は水平偏向コイル212の抵抗成分RH
を打ち消す。
【0008】図9は図8の等価回路の動作を示す波形図
である。図9(a)に示すように、入力端子214に印
加される電圧V1 は方形波である。水平偏向コイル21
2のインダクタンスLH が大きいので、出力端子216
に流れる水平偏向電流は三角波になる。負抵抗218が
発生する電圧VR の波形は、図9(b)に示す三角波に
対し90°位相がずれている。この負抵抗218で発生
される電圧VR によって抵抗成分RH に発生する電圧が
打ち消されるため、図8に示す等価回路に流れる水平偏
向電流は、見かけ上抵抗による損失がないので歪まな
い。しかし、このような負抵抗218を用いて水平偏向
コイル212に流れる電流の抵抗成分RHによる歪みを
防ぐと消費電力が大きくなる。
である。図9(a)に示すように、入力端子214に印
加される電圧V1 は方形波である。水平偏向コイル21
2のインダクタンスLH が大きいので、出力端子216
に流れる水平偏向電流は三角波になる。負抵抗218が
発生する電圧VR の波形は、図9(b)に示す三角波に
対し90°位相がずれている。この負抵抗218で発生
される電圧VR によって抵抗成分RH に発生する電圧が
打ち消されるため、図8に示す等価回路に流れる水平偏
向電流は、見かけ上抵抗による損失がないので歪まな
い。しかし、このような負抵抗218を用いて水平偏向
コイル212に流れる電流の抵抗成分RHによる歪みを
防ぐと消費電力が大きくなる。
【0009】水平偏向システムにおいて、小さな消費電
力で上記のようなジグザグ状縦線障害を防止するための
手段を備えるものとして、例えば特開平8−17254
3号公報に記載されている往復偏向式CRTディスプレ
イ装置がある。このCRTディスプレイ装置では、各画
素に対応するデータを読み出すための読み出しクロック
を変調し、読み出しクロックの基準となる水平同期信号
の遅延量を変化させ、かつ、それに伴い変化する水平サ
イズを安定させることによってジグザグ状縦線障害を解
消する縦線ジグザグ状妨害自動消去手段が設けられてい
る。
力で上記のようなジグザグ状縦線障害を防止するための
手段を備えるものとして、例えば特開平8−17254
3号公報に記載されている往復偏向式CRTディスプレ
イ装置がある。このCRTディスプレイ装置では、各画
素に対応するデータを読み出すための読み出しクロック
を変調し、読み出しクロックの基準となる水平同期信号
の遅延量を変化させ、かつ、それに伴い変化する水平サ
イズを安定させることによってジグザグ状縦線障害を解
消する縦線ジグザグ状妨害自動消去手段が設けられてい
る。
【0010】図10は、従来の縦線ジグザグ状妨害自動
消去手段の動作を説明するための波形図である。図10
(a)の電圧波形227は、水平偏向コイルに水平偏向
電流を流すために印加されるパルス電圧Vp の波形であ
る。図10(b)の電圧波形226は、読み出しクロッ
クを分周して周波数を2分の1にすることによって得ら
れた電圧パルスの波形である。図10(c)の電流波形
228は、水平偏向電流の波形に比例した水平走査位置
信号の波形である。
消去手段の動作を説明するための波形図である。図10
(a)の電圧波形227は、水平偏向コイルに水平偏向
電流を流すために印加されるパルス電圧Vp の波形であ
る。図10(b)の電圧波形226は、読み出しクロッ
クを分周して周波数を2分の1にすることによって得ら
れた電圧パルスの波形である。図10(c)の電流波形
228は、水平偏向電流の波形に比例した水平走査位置
信号の波形である。
【0011】この縦線ジグザグ状妨害自動消去手段は、
例えば1回の往路走査の開始点A1および中間点A2 な
らびにその往路走査に続く復路走査の終了点B1 および
中間点B2 において、再生画像上の水平座標と一対一の
対応関係を有する水平走査位置信号の値I(A1 )と値
I(B1 )とを比較し、値I(A2 )と値I(B2 )と
を比較する。また、従来の縦線ジグザグ状妨害自動消去
手段は、往路走査の開始点A1 と終了点A3 の水平走査
位置信号の値I(A1 ),I(A3 )の差から水平サイ
ズを検出する。
例えば1回の往路走査の開始点A1および中間点A2 な
らびにその往路走査に続く復路走査の終了点B1 および
中間点B2 において、再生画像上の水平座標と一対一の
対応関係を有する水平走査位置信号の値I(A1 )と値
I(B1 )とを比較し、値I(A2 )と値I(B2 )と
を比較する。また、従来の縦線ジグザグ状妨害自動消去
手段は、往路走査の開始点A1 と終了点A3 の水平走査
位置信号の値I(A1 ),I(A3 )の差から水平サイ
ズを検出する。
【0012】図11は従来の縦線ジグザグ上妨害自動消
去手段の構成を示す図である。図11の縦線ジグザグ上
妨害自動消去手段は水平偏向電流検出手段303、サン
プリングパルス発生用デコーダ手段304、サンプルホ
ールド手段305〜309、減算器310〜312、比
較増幅器313、可変遅延手段314、利得制御回路3
15および電源電圧制御回路316を備えている。水平
偏向電流検出手段303はたとえば、抵抗器またはトラ
ンスおよび抵抗器で構成されており、偏向コイル301
およびS字歪み補正用キャパシタ302に直列に接続さ
れている。
去手段の構成を示す図である。図11の縦線ジグザグ上
妨害自動消去手段は水平偏向電流検出手段303、サン
プリングパルス発生用デコーダ手段304、サンプルホ
ールド手段305〜309、減算器310〜312、比
較増幅器313、可変遅延手段314、利得制御回路3
15および電源電圧制御回路316を備えている。水平
偏向電流検出手段303はたとえば、抵抗器またはトラ
ンスおよび抵抗器で構成されており、偏向コイル301
およびS字歪み補正用キャパシタ302に直列に接続さ
れている。
【0013】入力端子326には水平同期信号を2分周
した信号が入力されている。サンプリングパルス発生用
デコード手段304には、読み出しクロックを発生する
ための読み出し側位相同期ループを構成するカウンタ3
17から画素を読み出すタイミングを示す信号が与えら
れ、サンプリングパルス発生用デコード手段304は、
そのタイミングを示す信号をデコードして、サンプリン
グ信号318〜322を入力端子326の信号に応じて
サンプルホールド手段305〜309に出力する。サン
プルホールド手段305〜309は、後述するサンプリ
ングパルス発生用デコーダ手段304から与えられるサ
ンプリング信号318〜322に応じたタイミングでそ
れぞれ水平偏向電流検出手段303から出力された水平
走査位置信号Iをサンプルホールドする。それにより、
サンプルホールド手段305〜309は、それぞれ往路
走査の開始点A1、復路走査の終了点B1、往路走査の
中間点A2、復路走査の中間点B2および往路走査の終
了点A3の画素を読み出すタイミングでサンプルした水
平走査位置信号Iの値I(A1)、I(B1)、I(A
2)、I(B2)およびI(A3)を保持する。減算器
310は、サンプルホールド手段305が保持している
水平走査位置信号の値I(A1)からサンプルホールド
手段306が保持している水平走査位置信号の値I(B
1)を差し引き、その結果を可変遅延手段314に出力
する。可変遅延手段314は、読み出しクロックの生成
のために位相同期ループ回路に供給している水平同期信
号を減算器310の出力信号に応じて遅延させる。それ
により、図11の縦線ジグザグ状妨害自動消去手段は再
生画像の左端におけるジグザグ状縦線障害を自動的に消
去する。減算器311は、サンプルホールド手段307
が保持している水平走査位置信号I(A2)からサンプ
ルホールド手段308が保持している水平走査位置信号
I(B2)を差し引き、その結果を利得制御回路315
に出力する。利得制御回路315は、読み出しクロック
を生成している位相制御ループ回路の電圧制御発振器に
与える電圧を変化させる。これによって利得制御回路3
15は、読み出しクロックの周波数を変化させる。それ
により、図11の縦線ジグザグ状妨害自動除去手段は再
生画像の中央におけるジグザグ状縦線障害を自動的に消
去する。減算器312は、サンプルホールド手段305
が保持している水平走査位置信号の値I(A1)からサ
ンプルホールド手段309が保持している水平走査位置
信号の値I(A3)を差し引き、その結果を比較増幅器
313の非反転入力端子に与える。比較増幅器313は
減算器312の出力信号と入力信号390に与えられる
基準値IRとの差を増幅して電源電圧制御回路316に
与える。電源電圧制御回路316は、その制御入力(I
(A1)−I(A3)−IR)の増減に応じて水平偏向
コイルに与える電源電圧を増減して水平サイズを一定に
保っている。
した信号が入力されている。サンプリングパルス発生用
デコード手段304には、読み出しクロックを発生する
ための読み出し側位相同期ループを構成するカウンタ3
17から画素を読み出すタイミングを示す信号が与えら
れ、サンプリングパルス発生用デコード手段304は、
そのタイミングを示す信号をデコードして、サンプリン
グ信号318〜322を入力端子326の信号に応じて
サンプルホールド手段305〜309に出力する。サン
プルホールド手段305〜309は、後述するサンプリ
ングパルス発生用デコーダ手段304から与えられるサ
ンプリング信号318〜322に応じたタイミングでそ
れぞれ水平偏向電流検出手段303から出力された水平
走査位置信号Iをサンプルホールドする。それにより、
サンプルホールド手段305〜309は、それぞれ往路
走査の開始点A1、復路走査の終了点B1、往路走査の
中間点A2、復路走査の中間点B2および往路走査の終
了点A3の画素を読み出すタイミングでサンプルした水
平走査位置信号Iの値I(A1)、I(B1)、I(A
2)、I(B2)およびI(A3)を保持する。減算器
310は、サンプルホールド手段305が保持している
水平走査位置信号の値I(A1)からサンプルホールド
手段306が保持している水平走査位置信号の値I(B
1)を差し引き、その結果を可変遅延手段314に出力
する。可変遅延手段314は、読み出しクロックの生成
のために位相同期ループ回路に供給している水平同期信
号を減算器310の出力信号に応じて遅延させる。それ
により、図11の縦線ジグザグ状妨害自動消去手段は再
生画像の左端におけるジグザグ状縦線障害を自動的に消
去する。減算器311は、サンプルホールド手段307
が保持している水平走査位置信号I(A2)からサンプ
ルホールド手段308が保持している水平走査位置信号
I(B2)を差し引き、その結果を利得制御回路315
に出力する。利得制御回路315は、読み出しクロック
を生成している位相制御ループ回路の電圧制御発振器に
与える電圧を変化させる。これによって利得制御回路3
15は、読み出しクロックの周波数を変化させる。それ
により、図11の縦線ジグザグ状妨害自動除去手段は再
生画像の中央におけるジグザグ状縦線障害を自動的に消
去する。減算器312は、サンプルホールド手段305
が保持している水平走査位置信号の値I(A1)からサ
ンプルホールド手段309が保持している水平走査位置
信号の値I(A3)を差し引き、その結果を比較増幅器
313の非反転入力端子に与える。比較増幅器313は
減算器312の出力信号と入力信号390に与えられる
基準値IRとの差を増幅して電源電圧制御回路316に
与える。電源電圧制御回路316は、その制御入力(I
(A1)−I(A3)−IR)の増減に応じて水平偏向
コイルに与える電源電圧を増減して水平サイズを一定に
保っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の双方向水平偏向
装置は以上のように構成されており、再生画像に発生す
るジグザグ状縦線障害を除去している。しかし、上記し
た構成では、画面の左右端および中央はジグザグ状縦線
障害を回避できるが、その他の位置ではジグザグ状縦線
障害を回避することが困難である。
装置は以上のように構成されており、再生画像に発生す
るジグザグ状縦線障害を除去している。しかし、上記し
た構成では、画面の左右端および中央はジグザグ状縦線
障害を回避できるが、その他の位置ではジグザグ状縦線
障害を回避することが困難である。
【0015】また、電子ビームのCRT管面上の位置は
水平偏向電流が偏向ヨークに流れるときに発生する水平
偏向磁界によって決定される。一般に偏向ヨークはフェ
ライトのコアが使用されているために、偏向電流に対し
てヒステリシス特性を有している。 また、温度変化に
よりある特定の電流値に対する水平位置も変化する。
水平偏向電流が偏向ヨークに流れるときに発生する水平
偏向磁界によって決定される。一般に偏向ヨークはフェ
ライトのコアが使用されているために、偏向電流に対し
てヒステリシス特性を有している。 また、温度変化に
よりある特定の電流値に対する水平位置も変化する。
【0016】また、往路と復路は上記以外の妨害、たと
えば高圧からの飛び込みなどにより微妙に水平偏向磁界
が歪んでいる。また、往路と復路の歪みの原因となる抵
抗成分RHは1水平走査期間毎に対称であるが、水平偏
向回路8の回路構成上、やむなく2水平走査期間毎に対
称な歪みが発生し、水平偏向磁界が微妙に歪む場合があ
る。
えば高圧からの飛び込みなどにより微妙に水平偏向磁界
が歪んでいる。また、往路と復路の歪みの原因となる抵
抗成分RHは1水平走査期間毎に対称であるが、水平偏
向回路8の回路構成上、やむなく2水平走査期間毎に対
称な歪みが発生し、水平偏向磁界が微妙に歪む場合があ
る。
【0017】すなわち、水平偏向電流にもとずきジグザ
グ状の縦線障害を除去することは極めて困難である。結
果として、画面の一部がジグザグ状の縦線障害を除去で
きないという課題を有していた。
グ状の縦線障害を除去することは極めて困難である。結
果として、画面の一部がジグザグ状の縦線障害を除去で
きないという課題を有していた。
【0018】本発明の目的は、管面の水平位置のいかな
る場所でもジグザグ状縦線障害を除去する双方向水平偏
向装置を提供することである。
る場所でもジグザグ状縦線障害を除去する双方向水平偏
向装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】(第1の発明)第1の発
明に係る双方向水平偏向装置は、水平走査期間の分割位
置を設定する位置設定手段と、水平偏向磁界をデジタル
信号に変換するアナログデジタル変換手段と、水平偏向
磁界の理想波形を記録する理想磁界記録手段と、前記位
置設定手段の出力する位置での前記アナログデジタル変
換手段の出力と前記理想波形記録手段の出力を比較し、
2水平走査期間にわたって誤差情報を検出する誤差検出
手段と、前記誤差情報に基づきクロックの変調波形を出
力する変調波形出力手段を備えるものである。
明に係る双方向水平偏向装置は、水平走査期間の分割位
置を設定する位置設定手段と、水平偏向磁界をデジタル
信号に変換するアナログデジタル変換手段と、水平偏向
磁界の理想波形を記録する理想磁界記録手段と、前記位
置設定手段の出力する位置での前記アナログデジタル変
換手段の出力と前記理想波形記録手段の出力を比較し、
2水平走査期間にわたって誤差情報を検出する誤差検出
手段と、前記誤差情報に基づきクロックの変調波形を出
力する変調波形出力手段を備えるものである。
【0020】(第2の発明)第2の発明に係る双方向水
平偏向装置は、映像信号を表示するために画面の水平方
向において電子ビームを双方向に走査するための双方向
水平偏向装置であって、画像情報を記憶するための記憶
手段と、往路および復路の走査に対応する画像情報を前
記記憶手段に書き込む第1のクロックを発生する第1のク
ロック発生手段と、往路および復路の走査に対応する画
像情報を前記記憶手段に読み出す第2のクロックを発生
する第2のクロック発生手段と、前記記憶手段から読み
出された画像情報に基づく電子ビームを水平方向に往復
偏向させて画面上に走査線を形成する水平偏向手段と、
前記水平偏向手段の発生する磁界を検出する水平偏向磁
界検出手段と、前記水平偏向磁界検出手段の出力に基づ
き前記第2のクロックを変調する波形を前記第2のクロ
ック発生手段に供給する請求項1から2のいずれかに記
載のクロック変調波形出力手段とを備えるものである。
平偏向装置は、映像信号を表示するために画面の水平方
向において電子ビームを双方向に走査するための双方向
水平偏向装置であって、画像情報を記憶するための記憶
手段と、往路および復路の走査に対応する画像情報を前
記記憶手段に書き込む第1のクロックを発生する第1のク
ロック発生手段と、往路および復路の走査に対応する画
像情報を前記記憶手段に読み出す第2のクロックを発生
する第2のクロック発生手段と、前記記憶手段から読み
出された画像情報に基づく電子ビームを水平方向に往復
偏向させて画面上に走査線を形成する水平偏向手段と、
前記水平偏向手段の発生する磁界を検出する水平偏向磁
界検出手段と、前記水平偏向磁界検出手段の出力に基づ
き前記第2のクロックを変調する波形を前記第2のクロ
ック発生手段に供給する請求項1から2のいずれかに記
載のクロック変調波形出力手段とを備えるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態による双方向水平偏向装置の一構成例を示す
ブロック図である。図1の双方向水平偏向装置は、入力
端子1,入力端子5、映像メモリ2、D/A変換器3、
書き込み側位相同期ループ回路(以下、書き込み側PL
L回路と記す)6、読み出し側位相同期ループ回路(以
下、読み出し側PLL回路と記す)7、水平偏向回路
8、読み出しクロック変調波形出力回路21、水平偏向
磁界検出コイル20を備える。
実施の形態による双方向水平偏向装置の一構成例を示す
ブロック図である。図1の双方向水平偏向装置は、入力
端子1,入力端子5、映像メモリ2、D/A変換器3、
書き込み側位相同期ループ回路(以下、書き込み側PL
L回路と記す)6、読み出し側位相同期ループ回路(以
下、読み出し側PLL回路と記す)7、水平偏向回路
8、読み出しクロック変調波形出力回路21、水平偏向
磁界検出コイル20を備える。
【0022】映像メモリ2には、後述する書き込み側P
LL回路6から与えられる書き込みクロックWCKおよ
び往路走査と復路走査との切り換えのタイミングを示す
第1の切り換え信号CS1に応じて入力端子1から入力
された画像データVD1が書き込まれる。また、後述す
る読み出し側PLL回路7から与えられる読み出しクロ
ックRCKおよび往路走査と復路走査との切り換えのタ
イミングを示す第2の切り換え信号CS2に応じて映像
メモリ2に記憶されている画像データVD1が読み出さ
れて画像データVD2としてD/A変換器3に出力され
る。
LL回路6から与えられる書き込みクロックWCKおよ
び往路走査と復路走査との切り換えのタイミングを示す
第1の切り換え信号CS1に応じて入力端子1から入力
された画像データVD1が書き込まれる。また、後述す
る読み出し側PLL回路7から与えられる読み出しクロ
ックRCKおよび往路走査と復路走査との切り換えのタ
イミングを示す第2の切り換え信号CS2に応じて映像
メモリ2に記憶されている画像データVD1が読み出さ
れて画像データVD2としてD/A変換器3に出力され
る。
【0023】この映像メモリ2は、1水平走査期間(1
H)ごとに画像データの書き込み順序と読み出し順序と
の関係を反転させる。つまり、ある水平走査期間では、
画像データVD1の書き込み順序と同じ順序で映像メモ
リ2から画像データVD1が読み出され、それに続く次
の水平走査期間では、画像データVD1の書き込み順序
とは逆の順序で映像メモリ2から画像データVD1が読
み出される。
H)ごとに画像データの書き込み順序と読み出し順序と
の関係を反転させる。つまり、ある水平走査期間では、
画像データVD1の書き込み順序と同じ順序で映像メモ
リ2から画像データVD1が読み出され、それに続く次
の水平走査期間では、画像データVD1の書き込み順序
とは逆の順序で映像メモリ2から画像データVD1が読
み出される。
【0024】D/A変換器3は、画像データVD2をア
ナログの映像信号VSに変換してCRT4に出力する。
そして、CRT4には、後述する読み出し側PLL回路
7に与えられる水平同期信号HS2に同期してD/A変
換器3の映像信号VSに応じた画像が表示される。
ナログの映像信号VSに変換してCRT4に出力する。
そして、CRT4には、後述する読み出し側PLL回路
7に与えられる水平同期信号HS2に同期してD/A変
換器3の映像信号VSに応じた画像が表示される。
【0025】書き込み側PLL回路6は、入力端子5か
ら入力された水平同期信号HS1に応答して書き込みク
ロックWCKおよび第1の切り換え信号CS1を生成し
て映像メモリ2に出力する。また、書き込み側PLL回
路6は、水平同期信号HS1から水平同期信号HS2を
生成して読み出し側PLL回路7に出力する。
ら入力された水平同期信号HS1に応答して書き込みク
ロックWCKおよび第1の切り換え信号CS1を生成し
て映像メモリ2に出力する。また、書き込み側PLL回
路6は、水平同期信号HS1から水平同期信号HS2を
生成して読み出し側PLL回路7に出力する。
【0026】読み出し側PLL回路7は、書き込み側P
LL回路6から与えられる水平同期信号HS2に応答し
て読み出しクロックRCKを生成し、読み出しクロック
RCKを後述する読み出しクロック変調波形出力回路2
1から与えられるクロック変調信号CKMによって変調
して映像メモリ2に出力する。また、読み出し側PLL
回路7は、水平偏向を制御する信号ZX、EGと第2の
切り換え信号CS2を映像メモリ2および水平偏向回路
8に与える。なお、読み出し側PLL回路7の構成につ
いては後述する。水平偏向回路8は、水平偏向制御信号
ZX,EGと第2の切り換え信号CS2に応答して水平
方向に電子ビームを往復偏向させるための磁界を発生す
る。水平偏向磁界検出コイル20は、電子ビームを水平
方向に偏向する磁界を検出し、読み出しクロック変調波
形出力回路21に出力する。読み出しクロック変調波形
出力回路21は、水平偏向磁界検出コイル20の出力す
る信号と理想状態の偏向磁界波形を比較し、その誤差に
基づきクロック変調信号CKMを生成し、そのクロック
変調信号CKMを読み出し側PLL回路7に出力する。
LL回路6から与えられる水平同期信号HS2に応答し
て読み出しクロックRCKを生成し、読み出しクロック
RCKを後述する読み出しクロック変調波形出力回路2
1から与えられるクロック変調信号CKMによって変調
して映像メモリ2に出力する。また、読み出し側PLL
回路7は、水平偏向を制御する信号ZX、EGと第2の
切り換え信号CS2を映像メモリ2および水平偏向回路
8に与える。なお、読み出し側PLL回路7の構成につ
いては後述する。水平偏向回路8は、水平偏向制御信号
ZX,EGと第2の切り換え信号CS2に応答して水平
方向に電子ビームを往復偏向させるための磁界を発生す
る。水平偏向磁界検出コイル20は、電子ビームを水平
方向に偏向する磁界を検出し、読み出しクロック変調波
形出力回路21に出力する。読み出しクロック変調波形
出力回路21は、水平偏向磁界検出コイル20の出力す
る信号と理想状態の偏向磁界波形を比較し、その誤差に
基づきクロック変調信号CKMを生成し、そのクロック
変調信号CKMを読み出し側PLL回路7に出力する。
【0027】図4は、読み出し側PLL回路7の一構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【0028】図4に示す読み出し側PLL回路7は、入
力端子121、位相比較器122、加算器123、電圧
制御発振回路124、カウンタ125および出力端子1
26,127を備える。
力端子121、位相比較器122、加算器123、電圧
制御発振回路124、カウンタ125および出力端子1
26,127を備える。
【0029】入力端子121には、書き込み側PLL回
路6から水平同期信号HS2が供給されている。位相比
較器122は、この入力端子121の水平同期信号HS
2の位相と後述するカウンタ125が出力した第1のカ
ウンタ出力信号C1の位相とを比較する。位相比較器1
22は、比較結果に応じた電圧を抵抗およびコンデンサ
からなるループフィルタを通じて、加算器123に出力
する。
路6から水平同期信号HS2が供給されている。位相比
較器122は、この入力端子121の水平同期信号HS
2の位相と後述するカウンタ125が出力した第1のカ
ウンタ出力信号C1の位相とを比較する。位相比較器1
22は、比較結果に応じた電圧を抵抗およびコンデンサ
からなるループフィルタを通じて、加算器123に出力
する。
【0030】加算器123は、位相比較器122が出力
する出力電圧に読み出しクロック変調波形出力回路21
が出力するクロック変調信号CKMを加算して電圧制御
発振回路124に出力する。
する出力電圧に読み出しクロック変調波形出力回路21
が出力するクロック変調信号CKMを加算して電圧制御
発振回路124に出力する。
【0031】電圧制御発振回路124は、加算器123
の出力電圧に応じた周波数を有する読み出しクロックR
CKを発生し、発生した読み出しクロックRCKをカウ
ンタ125および出力端子126に出力する。出力端子
126には映像メモリ2が接続されている。
の出力電圧に応じた周波数を有する読み出しクロックR
CKを発生し、発生した読み出しクロックRCKをカウ
ンタ125および出力端子126に出力する。出力端子
126には映像メモリ2が接続されている。
【0032】カウンタ125は、電圧制御発振回路12
4が出力した読み出しクロックRCKをカウントし、1
水平走査期間に読み出すべきデータ数分だけ読み出しク
ロックRCKをカウントする毎に第1のカウンタ出力信
号C1を位相比較器122に出力する。また、カウンタ
125は、第1のカウンタ出力信号C1を2分周した第
2のカウンタ出力信号を第2の切り換え信号CS2とし
て出力端子127に出力する。出力端子127には映像
メモリ2および水平偏向回路8が接続されている。
4が出力した読み出しクロックRCKをカウントし、1
水平走査期間に読み出すべきデータ数分だけ読み出しク
ロックRCKをカウントする毎に第1のカウンタ出力信
号C1を位相比較器122に出力する。また、カウンタ
125は、第1のカウンタ出力信号C1を2分周した第
2のカウンタ出力信号を第2の切り換え信号CS2とし
て出力端子127に出力する。出力端子127には映像
メモリ2および水平偏向回路8が接続されている。
【0033】例えば、図5(a)に示す画像データVD
1が映像メモリ2に書き込まれている。映像メモリ2
は、例えば図5(b)に示す第2の切り換え信号CS2
がハイレベルの場合には、書き込み順序と同じ順序で画
像データVD1を読み出し、第2の切り換え信号CS2
がローレベルの場合には、書き込み順序と逆の順序で読
み出す。このようにして、映像メモリ2から読み出され
て出力される画像データVD2をD/A変換器3によっ
て変換すると、往復偏向方式に対応した図5(c)に示
すアナログの映像信号VSが得られる。
1が映像メモリ2に書き込まれている。映像メモリ2
は、例えば図5(b)に示す第2の切り換え信号CS2
がハイレベルの場合には、書き込み順序と同じ順序で画
像データVD1を読み出し、第2の切り換え信号CS2
がローレベルの場合には、書き込み順序と逆の順序で読
み出す。このようにして、映像メモリ2から読み出され
て出力される画像データVD2をD/A変換器3によっ
て変換すると、往復偏向方式に対応した図5(c)に示
すアナログの映像信号VSが得られる。
【0034】図5(c)の映像信号VSを用いてCRT
4に表示するために、水平偏向回路8において、第2の
切り換え信号CS2に応じて図5(d)に示す水平偏向
磁界IHによって、電子ビームの往復偏向が行われる。
それにより、電子ビームが走査線の端部に位置するタイ
ミングと一水平走査の最初と最後に読み出されるべき画
像データVD1の読み出しタイミングとが常に一致す
る。一方、読み出し側PLL回路7は映像メモリ2から
画素のデータを読み出すための読み出しクロックRCK
を出力する。このとき、水平偏向磁界によって走査され
る電子ビームの位置と映像信号の位置が往路と復路で位
相が一致しなければならない。
4に表示するために、水平偏向回路8において、第2の
切り換え信号CS2に応じて図5(d)に示す水平偏向
磁界IHによって、電子ビームの往復偏向が行われる。
それにより、電子ビームが走査線の端部に位置するタイ
ミングと一水平走査の最初と最後に読み出されるべき画
像データVD1の読み出しタイミングとが常に一致す
る。一方、読み出し側PLL回路7は映像メモリ2から
画素のデータを読み出すための読み出しクロックRCK
を出力する。このとき、水平偏向磁界によって走査され
る電子ビームの位置と映像信号の位置が往路と復路で位
相が一致しなければならない。
【0035】しかし、図5(d)に示す水平偏向磁界I
Hは、点線で示す理想的な水平偏向磁界波形に対して歪
んでいる。そのため、読み出し側PLL回路7の読み出
しクロックRCKを変調することにより映像信号を等価
的に実線で示す偏向磁界に一致させることで、画面水平
方向のいかなる位置でも垂直に一列に画素が並ぶように
している。
Hは、点線で示す理想的な水平偏向磁界波形に対して歪
んでいる。そのため、読み出し側PLL回路7の読み出
しクロックRCKを変調することにより映像信号を等価
的に実線で示す偏向磁界に一致させることで、画面水平
方向のいかなる位置でも垂直に一列に画素が並ぶように
している。
【0036】これらの動作を実現するために、読み出し
クロック変調波形出力回路21は、図5(e)に示すク
ロック変調信号CKMを読み出し側PLL回路7に出力
し、読み出しクロックRCKの周波数を変化させる。読
み出しクロックRCKの周波数が高くなれば映像信号の
読み出し位相は進み、逆に読み出しクロックRCKの周
波数が低くなれば映像信号の読み出し位相が遅れる。こ
のように読み出し側PLL回路7の読み出しクロックR
CKの周波数を変化させることにより、電子ビームの位
置と映像信号の位相とを一致させる。電子ビームの位置
と映像信号の位相とを一致させるために、読み出しクロ
ック変調波形出力回路21は水平偏向磁界検出コイル2
0より水平偏向磁界の状態を情報として入力し、あらか
じめ記憶していた2水平走査期間理想磁界波形との相関
関係を算出し、読み出しクロックの変調度合いを決定し
クロック変調信号CKMとして出力する。
クロック変調波形出力回路21は、図5(e)に示すク
ロック変調信号CKMを読み出し側PLL回路7に出力
し、読み出しクロックRCKの周波数を変化させる。読
み出しクロックRCKの周波数が高くなれば映像信号の
読み出し位相は進み、逆に読み出しクロックRCKの周
波数が低くなれば映像信号の読み出し位相が遅れる。こ
のように読み出し側PLL回路7の読み出しクロックR
CKの周波数を変化させることにより、電子ビームの位
置と映像信号の位相とを一致させる。電子ビームの位置
と映像信号の位相とを一致させるために、読み出しクロ
ック変調波形出力回路21は水平偏向磁界検出コイル2
0より水平偏向磁界の状態を情報として入力し、あらか
じめ記憶していた2水平走査期間理想磁界波形との相関
関係を算出し、読み出しクロックの変調度合いを決定し
クロック変調信号CKMとして出力する。
【0037】ところで、電子ビームの位置と映像信号の
位相とを一致させるためは、電子ビームのCRT管面上
の位置を乱すさまざまな妨害にも対応する必要がある。
たとえば、温度変化があった場合、ある特定の電流値に
対するCRT管面上の水平位置は変化する。また、往路
と復路はそれ以外の妨害、たとえば高圧からの飛び込み
などにより微妙に水平偏向磁界が歪んでしまう。これら
の妨害、歪みと、抵抗成分RHによる往路と復路のひず
みは1水平走査期間毎に対称である。したがって、1水
平走査線期間の理想波形との相関関係を算出し、読み出
しクロックの変調度合いを決定することで、往路と復路
の電子ビームと映像信号とを一致させることができる。
しかし、水平偏向回路8の回路構成上、やむなく2水平
走査期間毎に対称な歪みが発生し、水平偏向磁界が微妙
に歪む場合がある。
位相とを一致させるためは、電子ビームのCRT管面上
の位置を乱すさまざまな妨害にも対応する必要がある。
たとえば、温度変化があった場合、ある特定の電流値に
対するCRT管面上の水平位置は変化する。また、往路
と復路はそれ以外の妨害、たとえば高圧からの飛び込み
などにより微妙に水平偏向磁界が歪んでしまう。これら
の妨害、歪みと、抵抗成分RHによる往路と復路のひず
みは1水平走査期間毎に対称である。したがって、1水
平走査線期間の理想波形との相関関係を算出し、読み出
しクロックの変調度合いを決定することで、往路と復路
の電子ビームと映像信号とを一致させることができる。
しかし、水平偏向回路8の回路構成上、やむなく2水平
走査期間毎に対称な歪みが発生し、水平偏向磁界が微妙
に歪む場合がある。
【0038】このような場合、あらかじめ記憶していた
2水平走査期間理想磁界波形との相関関係を算出し、読
み出しクロックの変調度合いを決定しクロック変調信号
CKMとして出力することで、往路と復路の電子ビーム
と映像信号とを一致させることができる。2水平走査期
間毎に対称な歪みが発生した場合、図5(e)に示すよ
うに、往路用クロック変調波形と復路用クロック変調波
形が異なった形の波形となる。一般のテレビジョン受信
機では、水平偏向振幅が画面の上部、中央、下部で違う
ため、理想波形磁界波形との相関関係を算出することが
困難である。そこで、相関関係を算出する位置を垂直走
査期間の特定の場所でのみ行う。たとえば、入力端子1
1より供給される画面の中央部付近の2水平走査期間を
示すH2GATE信号を利用して、その期間でのみクロ
ック変調波形CKMを算出するようにすればよい。(実
施の形態2)図2は本発明の実施の形態による双方向水
平偏向装置の一構成例を示すブロック図である。入力端
子20から25、出力端子26、カウンタ30、磁界検
出位置設定回路31、積分回路32、AD変換器33、
ノイズ除去回路34、AGC回路35,誤差検出回路3
6、理想磁界波形ROM37、変調波形出力回路38、
DA変換器39を備える。入力端子20から磁界検出信
号が入力される信号は水平偏向磁界をコイルにより抽出
した波形であり、電圧波形のため、90度位相シフトして
いる。そこで、積分回路32で電圧電流変換を行う。こ
れにより、偏向磁界を正しい位相で抽出できる。
2水平走査期間理想磁界波形との相関関係を算出し、読
み出しクロックの変調度合いを決定しクロック変調信号
CKMとして出力することで、往路と復路の電子ビーム
と映像信号とを一致させることができる。2水平走査期
間毎に対称な歪みが発生した場合、図5(e)に示すよ
うに、往路用クロック変調波形と復路用クロック変調波
形が異なった形の波形となる。一般のテレビジョン受信
機では、水平偏向振幅が画面の上部、中央、下部で違う
ため、理想波形磁界波形との相関関係を算出することが
困難である。そこで、相関関係を算出する位置を垂直走
査期間の特定の場所でのみ行う。たとえば、入力端子1
1より供給される画面の中央部付近の2水平走査期間を
示すH2GATE信号を利用して、その期間でのみクロ
ック変調波形CKMを算出するようにすればよい。(実
施の形態2)図2は本発明の実施の形態による双方向水
平偏向装置の一構成例を示すブロック図である。入力端
子20から25、出力端子26、カウンタ30、磁界検
出位置設定回路31、積分回路32、AD変換器33、
ノイズ除去回路34、AGC回路35,誤差検出回路3
6、理想磁界波形ROM37、変調波形出力回路38、
DA変換器39を備える。入力端子20から磁界検出信
号が入力される信号は水平偏向磁界をコイルにより抽出
した波形であり、電圧波形のため、90度位相シフトして
いる。そこで、積分回路32で電圧電流変換を行う。こ
れにより、偏向磁界を正しい位相で抽出できる。
【0039】つぎに、AD変換器33でディジタル信号
に変換する。このときのクロックは変調されたクロック
RCKを使用する。ディジタル信号に変換された水平磁
界検出信号はノイズ除去回路34でノイズ除去され、A
GC回路35で振幅を一定に保たれる。誤差検出回路3
6はAGC回路35の出力と理想磁界波形ROM37の
出力を比較し、誤差信号を抽出する。このとき誤差を検
出する位置はたとえばA0からA9として磁界検出位置
設定回路31より供給される。また、誤差検出回路36
は動作を安定化させるために、誤差を検出する期間を垂
直走査期間の特定の場所でのみ行う。たとえば、入力端
子25より供給される画面の中央部付近の2水平走査期
間を示すH2GATE信号を利用して、その期間でのみ
誤差を算出し、それ以外はその状態を保持するようにし
ている。変調波形出力回路38は誤差検出回路36の出
力にもとずき、図6(e)に示す信号に変換しを出力す
る。DA変換器39は変調波形出力回路38の出力をア
ナログ信号に変換し、クロック変調波形CKMとして出
力する。図3を用いて動作について詳しく説明する。図
3(a)は理想磁界波形と実際の偏向検出波形と磁界検
出位置A0からA9とH2GATE信号の関係を表す図
である。理想磁界波形に対し、実際の偏向磁界波形は点
線で示すように歪んでいる。この歪みが往復走査した場
合に、往路と復路の画像のずれとなる。そこで、本発明
の制御方法は歪んだ実際の偏向磁界には補正処理を加え
ず、映像信号を読み出すクロックを変調することにより
同じように時間軸で歪ませることで、往路と復路の画像
のずれを除去する。A0からA9の位置でのクロックを
変調する率は理想磁界波形と実際の偏向磁界との誤差よ
り求めることができる。実際には偏向磁界を変調された
クロックRCKでAD変換し、A0からA9の理想磁界
波形との誤差を求めることで制御する。たとえばA2の
位置での動作を図3(b)で示す。RCKが無変調の場
合、A2の位置で理想磁界波形の値はDA2、磁界検出
波形の値はDB2となっている。この差分を検出し、変
調度を決定する。この場合、RCKの周波数をあげるこ
とにより実際の磁界検出波形の値はDC2となる。この
ときDC2の値を示す位置はA2となっている。したが
って、A2でのクロックの変調度が決定する。実際には
DA2−DC2の絶対値が一定以下の場合、それ以上更
新動作をしないように制御して、動作の安定化を図る。
また、H2GATE信号の期間のみ更新、収束判定を行
うことで動作の安定化を図る。
に変換する。このときのクロックは変調されたクロック
RCKを使用する。ディジタル信号に変換された水平磁
界検出信号はノイズ除去回路34でノイズ除去され、A
GC回路35で振幅を一定に保たれる。誤差検出回路3
6はAGC回路35の出力と理想磁界波形ROM37の
出力を比較し、誤差信号を抽出する。このとき誤差を検
出する位置はたとえばA0からA9として磁界検出位置
設定回路31より供給される。また、誤差検出回路36
は動作を安定化させるために、誤差を検出する期間を垂
直走査期間の特定の場所でのみ行う。たとえば、入力端
子25より供給される画面の中央部付近の2水平走査期
間を示すH2GATE信号を利用して、その期間でのみ
誤差を算出し、それ以外はその状態を保持するようにし
ている。変調波形出力回路38は誤差検出回路36の出
力にもとずき、図6(e)に示す信号に変換しを出力す
る。DA変換器39は変調波形出力回路38の出力をア
ナログ信号に変換し、クロック変調波形CKMとして出
力する。図3を用いて動作について詳しく説明する。図
3(a)は理想磁界波形と実際の偏向検出波形と磁界検
出位置A0からA9とH2GATE信号の関係を表す図
である。理想磁界波形に対し、実際の偏向磁界波形は点
線で示すように歪んでいる。この歪みが往復走査した場
合に、往路と復路の画像のずれとなる。そこで、本発明
の制御方法は歪んだ実際の偏向磁界には補正処理を加え
ず、映像信号を読み出すクロックを変調することにより
同じように時間軸で歪ませることで、往路と復路の画像
のずれを除去する。A0からA9の位置でのクロックを
変調する率は理想磁界波形と実際の偏向磁界との誤差よ
り求めることができる。実際には偏向磁界を変調された
クロックRCKでAD変換し、A0からA9の理想磁界
波形との誤差を求めることで制御する。たとえばA2の
位置での動作を図3(b)で示す。RCKが無変調の場
合、A2の位置で理想磁界波形の値はDA2、磁界検出
波形の値はDB2となっている。この差分を検出し、変
調度を決定する。この場合、RCKの周波数をあげるこ
とにより実際の磁界検出波形の値はDC2となる。この
ときDC2の値を示す位置はA2となっている。したが
って、A2でのクロックの変調度が決定する。実際には
DA2−DC2の絶対値が一定以下の場合、それ以上更
新動作をしないように制御して、動作の安定化を図る。
また、H2GATE信号の期間のみ更新、収束判定を行
うことで動作の安定化を図る。
【0040】また、DA変換器39は無変調のクロック
WCKによりアナログ信号に変換することで動作の安定
化を図る。
WCKによりアナログ信号に変換することで動作の安定
化を図る。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の双方向水平偏向
装置によれば、画面の左右端および中央はジグザグ状縦
線障害を回避できるばかりでなく、その他の位置でもジ
グザグ状縦線障害を回避することが可能である。
装置によれば、画面の左右端および中央はジグザグ状縦
線障害を回避できるばかりでなく、その他の位置でもジ
グザグ状縦線障害を回避することが可能である。
【0042】また、電子ビームのCRT管面上の位置は
水平偏向電流が偏向ヨークにフェライトのコアが使用さ
れていてことによる偏向電流に対するヒステリシス特性
も回避して、ジグザグ状縦線障害を除去できるまた、温
度変化によりある特定の電流値に対する水平位置も変化
しても、実際の水平偏向磁界にもとずきジグザグ状の縦
線障害を除去することができる。
水平偏向電流が偏向ヨークにフェライトのコアが使用さ
れていてことによる偏向電流に対するヒステリシス特性
も回避して、ジグザグ状縦線障害を除去できるまた、温
度変化によりある特定の電流値に対する水平位置も変化
しても、実際の水平偏向磁界にもとずきジグザグ状の縦
線障害を除去することができる。
【0043】また、往路と復路は上記以外の妨害、たと
えば高圧からの飛び込みがあっても、往路、復路ともに
理想波形に一致させるように制御することで微小なジグ
ザグ状の縦線障害を除去することができる。したがっ
て、管面の水平位置のいかなる場所でもジグザグ状縦線
障害を除去する双方向水平偏向装置を提供することがで
きる。
えば高圧からの飛び込みがあっても、往路、復路ともに
理想波形に一致させるように制御することで微小なジグ
ザグ状の縦線障害を除去することができる。したがっ
て、管面の水平位置のいかなる場所でもジグザグ状縦線
障害を除去する双方向水平偏向装置を提供することがで
きる。
【図1】本発明の実施の形態1における水平偏向回路の
一構成例を示すブロック図
一構成例を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2におけるクロック変調回
路の一構成例を示すブロック図
路の一構成例を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態2におけるクロック変調回
路の動作を説明する模式図
路の動作を説明する模式図
【図4】読み出し側PLL回路7の一構成例を示すブロ
ック図
ック図
【図5】本発明の双方向水平偏向装置における動作を示
す波形図
す波形図
【図6】水平偏向コイルに流れる水平偏向電流の経時変
化を説明するための図
化を説明するための図
【図7】図6に示す水平偏向電流の電流波形に対応した
表示画面の状態を説明するための図
表示画面の状態を説明するための図
【図8】従来の双方向水平偏向システムにみられた水平
偏向電流に生じる誤差を低減するための構成を等価回路
で示した回路図
偏向電流に生じる誤差を低減するための構成を等価回路
で示した回路図
【図9】図8の等価回路の動作を示す波形を示す図
【図10】従来の縦線ジグザグ状妨害自動消去手段の動
作を説明するための波形を示す図
作を説明するための波形を示す図
【図11】従来例の水平偏向回路108の構成を示す図
1,5 入力端子
3 DA変換器
4 CRT
6 書き込み側PLL回路
7 読み出し側PLL回路
8 水平偏向回路
9 クロック変調回路
10 水平偏向磁界検出回路
Claims (3)
- 【請求項1】 水平走査期間の分割位置を設定する位置
設定手段と、水平偏向磁界をデジタル信号に変換するア
ナログデジタル変換手段と、水平偏向磁界の理想波形を
記録する理想磁界記録手段と、前記位置設定手段の出力
する位置での前記アナログデジタル変換手段の出力と前
記理想波形記録手段の出力を比較し、2水平走査期間に
わたって誤差情報を検出する誤差検出手段と、前記誤差
情報に基づきクロックの変調波形を出力する変調波形出
力手段を具備することを特徴とするクロック変調回路。 - 【請求項2】 変調波形出力手段は往路側の変調波形と
復路側の変調波形が異なることを特徴とする請求項1記
載のクロック変調回路。 - 【請求項3】 映像信号を表示するために画面の水平方
向において電子ビームを双方向に走査するための双方向
水平偏向装置であって、画像情報を記憶するための記憶
手段と、往路および復路の走査に対応する画像情報を前
記記憶手段に書き込む第1のクロックを発生する第1のク
ロック発生手段と、往路および復路の走査に対応する画
像情報を前記記憶手段に読み出す第2のクロックを発生
する第2のクロック発生手段と、前記記憶手段から読み
出された画像情報に基づく電子ビームを水平方向に往復
偏向させて画面上に走査線を形成する水平偏向手段と、
前記水平偏向手段の発生する磁界を検出する水平偏向磁
界検出手段と、前記水平偏向磁界検出手段の出力に基づ
き前記第2のクロックを変調する波形を前記第2のクロ
ック発生手段に供給する請求項1から2のいずれかに記
載のクロック変調波形出力手段とを具備することを特徴
とする双方向水平偏向装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001200565A JP2003018422A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | クロック変調回路および双方向水平偏向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001200565A JP2003018422A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | クロック変調回路および双方向水平偏向装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003018422A true JP2003018422A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19037667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001200565A Pending JP2003018422A (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | クロック変調回路および双方向水平偏向装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003018422A (ja) |
-
2001
- 2001-07-02 JP JP2001200565A patent/JP2003018422A/ja active Pending
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