JP2003018153A - バックアップ回線制御システム、バックアップ回線制御方法、およびそのプログラム - Google Patents

バックアップ回線制御システム、バックアップ回線制御方法、およびそのプログラム

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JP2003018153A
JP2003018153A JP2001196678A JP2001196678A JP2003018153A JP 2003018153 A JP2003018153 A JP 2003018153A JP 2001196678 A JP2001196678 A JP 2001196678A JP 2001196678 A JP2001196678 A JP 2001196678A JP 2003018153 A JP2003018153 A JP 2003018153A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用線の障害発生時には、通常はISDN端
末により使用されているISDN網を通信装置のバック
アップ回線として使用し、さらに、通信装置とISDN
端末とがISDN回線を共有することが可能であるバッ
クアップ回線制御システム、バックアップ回線制御方
法、およびそのプログラムを提供する。 【解決手段】 ISDN網4は、通信装置1から回線接
続要求を受信すると、Bチャネルの使用状況を検知す
る。BチャネルがISDN端末2により使用されている
場合、ISDN網4は、ISDN端末2に通信を中止さ
せ、使用中のBチャネルを解放する。通信装置1は、B
チャネルの解放を認識すると、専用線3からISDN網
4に回線接続を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックアップ回線
制御システム、バックアップ回線制御方法、およびその
プログラムに関し、特に、専用線障害発生時に、通信装
置のバックアップ回線としてISDN回線を使用するバ
ックアップ回線制御システム、バックアップ回線制御方
法、およびそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】専用線を用いて相互通信を行っている端
末には、専用線に断線等の故障が発生した場合に備え
て、通常の専用線の他にバックアップ回線が設けられて
いるものがある。上記のように、バックアップ回線とし
てISDN回線が用いられているものとしては、特開平
4−290032号公報が開示するところのISDN利
用データ伝送システムにおける回線切替装置(以下、従
来例1)があった。従来例1では、通常用いられている
回線に障害が発生した場合、回線が通常用いられている
回線からISDN回線に切り替えられることによって、
バックアップが実行されていた。
【0003】また、特開平6−177865号公報が開
示するところの回線切替制御装置(以下、従来例2)で
は、通常時には、マルチポイント接続された複数の一般
端末装置がISDN回線を利用することが可能であっ
た。また、従来例2では、バックアップ対象端末装置が
使用する専用線に障害が生じた非常時には、ISDN回
線は、一般端末装置から切断され、上記の専用線に代わ
るバックアップ回線として用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1では、ISDN回線の使用状況を検知し、回線障害時
には、検知した使用状況に基づいてISDN回線の接続
を切り替える構成が記載されていない。従って、回線障
害発生時に、ISDN回線が他の端末に使用されている
場合、ISDN回線をバックアップ回線として用いるこ
とは困難であった。
【0005】また、従来例2では、回線障害発生時に、
ISDN回線は、上記のマルチポイント接続された複数
の一般端末装置からバックアップ対象端末装置に切り替
わるため、ISDN回線が有する2本のBチャネルを、
バックアップ対象端末装置と一般端末装置で共有するこ
とが困難であった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、通信装置が使用している専用線の障害発生時
には、通常はISDN端末により使用されているISD
N網を通信装置のバックアップ回線として使用し、さら
に、通信装置とISDN端末とがISDN回線を共有す
ることが可能であるバックアップ回線制御システム、バ
ックアップ回線制御方法、およびそのプログラムを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、データを送受信するBチャ
ネルと制御信号を送受信するDチャネルとを有するIS
DN網と、専用線およびISDN網のうちいずれか一方
に回線接続し、通信を行う通信装置と、ISDN網を使
用する1つ以上のISDN端末と、を有するバックアッ
プ回線制御システムであって、ISDN網は、通信装置
からBチャネルに対する接続要求を受けると、Bチャネ
ルの使用状況を検知し、接続要求されているBチャネル
が1つ以上のISDN端末により使用されている場合
は、Bチャネルを使用しているISDN端末に、使用さ
れているBチャネルに対する解放要求を行って通信を中
止させ、使用されているBチャネルを解放し、通信装置
に対して、Bチャネルが解放された旨の通知を行うこと
を特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載のバックアップ回線制御システムにおいて、通
信装置は、専用線の状況を検知し、専用線における障害
を検出した際にBチャネルに対する接続要求を行うこと
を特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または2記載のバックアップ回線制御システムにお
いて、通信装置は、ISDN網から、Bチャネルが解放
された旨の通知を受け取ると、ISDN網に対してBチ
ャネルの接続要求を再度行い、回線接続をISDN網に
設定することを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1から3のいずれか1項に記載のバックアップ回線制
御システムにおいて、Bチャネルに対する接続要求と、
Bチャネルに対する解放要求と、Bチャネルが解放され
た旨の通知とは、Dチャネル上の呼制御手順を用いて行
われることを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載の発明は、データを送
受信するBチャネルと制御信号を送受信するDチャネル
とを有するISDN網と、専用線およびISDN網のう
ちいずれか一方に回線接続し、通信を行う通信装置と、
ISDN網を使用する1つ以上のISDN端末と、を有
するバックアップ回線制御システムであって、通信装置
は、専用線に発生した障害を検出する障害検出手段と、
障害検出手段により専用線における障害を検出した場
合、Bチャネルに接続要求する呼設定メッセージを送信
する第1の呼設定メッセージ送信手段と、第1の呼設定
メッセージ送信手段により接続要求したBチャネルが解
放されていることを示す解放メッセージを受信した場
合、呼設定メッセージを再度送信する第2の呼設定メッ
セージ送信手段と、ISDN網に接続することが許可さ
れたことを示す接続メッセージを受信した場合、ISD
N網に回線接続を設定するISDN網接続手段と、を有
し、ISDN網は、呼設定メッセージ手段により呼設定
メッセージを受信した際、接続要求されているBチャネ
ルがISDN端末に接続されているか否かを判定するB
チャネル判定手段と、Bチャネル判定手段により要求さ
れているBチャネルがISDN端末に接続されていると
判定された場合、要求されているBチャネルが使用中で
あることを示す解放完了メッセージを、通信装置とIS
DN端末とに送信する解放完了メッセージ送信手段と、
ISDN端末と接続されているBチャネルとの接続の切
断を要求する切断メッセージを、ISDN端末から受信
した場合、接続されているBチャネルを解放するBチャ
ネル解放手段と、Bチャネル解放手段により接続されて
いるBチャネルが解放された場合、解放メッセージを通
信装置とISDN端末とに送信する解放メッセージ送信
手段と、Bチャネル判定手段により要求されているBチ
ャネルが解放されていると判定された場合、接続メッセ
ージを、通信装置に送信する接続メッセージ送信手段
と、を有し、ISDN端末は、解放完了メッセージを受
信した場合、切断メッセージを送信する切断メッセージ
送信手段を有することを特徴とする。
【0012】また、請求項6記載の発明によれば、請求
項5記載のバックアップ回線制御システムにおいて、呼
設定メッセージと、解放完了メッセージと、切断メッセ
ージと、解放メッセージと、接続メッセージとは、Dチ
ャネル上の呼制御手順を用いて送受信されることを特徴
とする。
【0013】また、請求項7記載の発明によれば、請求
項5または6記載のバックアップ回線制御システムにお
いて、解放完了メッセージ送信手段は、Bチャネル判定
手段により通信端末から接続要求されているBチャネル
の本数が、解放されているBチャネルの本数よりも多い
と判定された場合、解放完了メッセージを通信装置とI
SDN端末とに送信することを特徴とする。
【0014】また、請求項8記載の発明は、データを送
受信するBチャネルと制御信号を送受信するDチャネル
とを有するISDN網と、専用線およびISDN網のう
ちいずれか一方に回線接続し、通信を行う通信装置と、
ISDN網を使用する1つ以上のISDN端末と、を用
いるバックアップ回線制御方法であって、ISDN網
は、通信装置からBチャネルに対する接続要求を受ける
と、Bチャネルの使用状況を検知し、接続要求されてい
るBチャネルが1つ以上のISDN端末により使用され
ている場合は、Bチャネルを使用しているISDN端末
に、使用されているBチャネルに対する解放要求を行っ
て通信を中止させ、使用されているBチャネルを解放
し、通信装置に対して、Bチャネルが解放された旨の通
知を行うことを特徴とする。
【0015】また、請求項9記載の発明によれば、請求
項8記載のバックアップ回線制御方法において、通信装
置は、専用線の状況を検知し、専用線における障害を検
出した際にBチャネルに対する接続要求を行うことを特
徴とする。
【0016】また、請求項10記載の発明によれば、請
求項8または9記載のバックアップ回線制御方法におい
て、通信装置は、ISDN網から、Bチャネルが解放さ
れた旨の通知を受け取ると、ISDN網に対してBチャ
ネルの接続要求を再度行い、回線接続をISDN網に設
定することを特徴とする。
【0017】また、請求項11記載の発明によれば、請
求項8から10のいずれか1項に記載のバックアップ回
線制御方法において、Bチャネルに対する接続要求と、
Bチャネルに対する解放要求と、Bチャネルが解放され
た旨の通知とは、Dチャネル上の呼制御手順を用いて行
われることを特徴とする。
【0018】また、請求項12記載の発明は、データを
送受信するBチャネルと制御信号を送受信するDチャネ
ルとを有するISDN網と、専用線およびISDN網の
うちいずれか一方に回線接続し、通信を行う通信装置
と、ISDN網を使用する1つ以上のISDN端末と、
を用いるバックアップ回線制御方法であって、通信装置
は、専用線に発生した障害を検出する障害検出工程と、
障害検出工程により専用線における障害を検出した場
合、Bチャネルに接続要求する呼設定メッセージを送信
する第1の呼設定メッセージ送信工程と、第1の呼設定
メッセージ送信工程により接続要求したBチャネルが解
放されていることを示す解放メッセージを受信した場
合、呼設定メッセージを再度送信する第2の呼設定メッ
セージ送信工程と、ISDN網に接続することが許可さ
れたことを示す接続メッセージを受信した場合、ISD
N網に回線接続を設定するISDN網接続工程と、を有
し、ISDN網は、呼設定メッセージ工程により呼設定
メッセージを受信した際、接続要求されているBチャネ
ルがISDN端末に接続されているか否かを判定するB
チャネル判定工程と、Bチャネル判定工程により要求さ
れているBチャネルがISDN端末に接続されていると
判定された場合、要求されているBチャネルが使用中で
あることを示す解放完了メッセージを、通信装置とIS
DN端末とに送信する解放完了メッセージ送信工程と、
ISDN端末と接続されているBチャネルとの接続の切
断を要求する切断メッセージを、ISDN端末から受信
した場合、接続されているBチャネルを解放するBチャ
ネル解放工程と、Bチャネル解放工程により接続されて
いるBチャネルが解放された場合、解放メッセージを通
信装置とISDN端末とに送信する解放メッセージ送信
工程と、Bチャネル判定工程により要求されているBチ
ャネルが解放されていると判定された場合、接続メッセ
ージを、通信装置に送信する接続メッセージ送信工程
と、を有し、ISDN端末は、解放完了メッセージを受
信した場合、切断メッセージを送信する切断メッセージ
送信工程を有することを特徴とする。
【0019】また、請求項13記載の発明によれば、請
求項12記載のバックアップ回線制御方法において、呼
設定メッセージと、解放完了メッセージと、切断メッセ
ージと、解放メッセージと、接続メッセージとは、Dチ
ャネル上の呼制御手順を用いて送受信されることを特徴
とする。
【0020】また、請求項14記載の発明によれば、請
求項12または13記載のバックアップ回線制御方法に
おいて、解放完了メッセージ送信工程は、Bチャネル判
定工程により通信端末から接続要求されているBチャネ
ルの本数が、解放されているBチャネルの本数よりも多
いと判定された場合、解放完了メッセージを通信装置と
ISDN端末とに送信することを特徴とする。
【0021】また、請求項15記載の発明は、データを
送受信するBチャネルと制御信号を送受信するDチャネ
ルとを有するISDN網と、専用線およびISDN網の
うちいずれか一方に回線接続し、通信を行う通信装置
と、ISDN網を使用する1つ以上のISDN端末と、
に処理を実行させるためのプログラムであって、ISD
N網に、通信装置からBチャネルに対する接続要求を受
けると、Bチャネルの使用状況を検知し、接続要求され
ているBチャネルが1つ以上のISDN端末により使用
されている場合は、Bチャネルを使用しているISDN
端末に、使用されているBチャネルに対する解放要求を
行って通信を中止させ、使用されているBチャネルを解
放し、通信装置に対して、Bチャネルが解放された旨の
通知を行う処理を実行させることを特徴とする。
【0022】また、請求項16記載の発明によれば、請
求項15記載のプログラムにおいて、通信装置に、専用
線の状況を検知し、専用線における障害を検出した際に
Bチャネルに対する接続要求を行う処理を実行させるこ
とを特徴とする。
【0023】また、請求項17記載の発明によれば、請
求項15または16記載のプログラムにおいて、通信装
置に、ISDN網から、Bチャネルが解放された旨の通
知を受け取ると、ISDN網に対してBチャネルの接続
要求を再度行い、回線接続をISDN網に設定する処理
を実行させることを特徴とする。
【0024】また、請求項18記載の発明によれば、請
求項15から17のいずれか1項に記載のプログラムに
おいて、Bチャネルに対する接続要求と、Bチャネルに
対する解放要求と、Bチャネルが解放された旨の通知と
は、Dチャネル上の呼制御手順を用いて行われることを
特徴とする。
【0025】また、請求項19記載の発明は、データを
送受信するBチャネルと制御信号を送受信するDチャネ
ルとを有するISDN網と、専用線およびISDN網の
うちいずれか一方に回線接続し、通信を行う通信装置
と、ISDN網を使用する1つ以上のISDN端末と、
に処理を実行させるためのプログラムであって、通信装
置に、専用線に発生した障害を検出する障害検出処理
と、障害検出処理により専用線における障害を検出した
場合、Bチャネルに接続要求する呼設定メッセージを送
信する第1の呼設定メッセージ送信処理と、第1の呼設
定メッセージ送信処理により接続要求したBチャネルが
解放されていることを示す解放メッセージを受信した場
合、呼設定メッセージを再度送信する第2の呼設定メッ
セージ送信処理と、ISDN網に接続することが許可さ
れたことを示す接続メッセージを受信した場合、ISD
N網に回線接続を設定するISDN網接続処理と、を実
行させ、ISDN網に、呼設定メッセージ処理により呼
設定メッセージを受信した際、接続要求されているBチ
ャネルがISDN端末に接続されているか否かを判定す
るBチャネル判定処理と、Bチャネル判定処理により要
求されているBチャネルがISDN端末に接続されてい
ると判定された場合、要求されているBチャネルが使用
中であることを示す解放完了メッセージを、通信装置と
ISDN端末とに送信する解放完了メッセージ送信処理
と、ISDN端末と接続されているBチャネルとの接続
の切断を要求する切断メッセージを、ISDN端末から
受信した場合、接続されているBチャネルを解放するB
チャネル解放処理と、Bチャネル解放処理により接続さ
れているBチャネルが解放された場合、解放メッセージ
を通信装置とISDN端末とに送信する解放メッセージ
送信処理と、Bチャネル判定処理により要求されている
Bチャネルが解放されていると判定された場合、接続メ
ッセージを、通信装置に送信する接続メッセージ送信処
理と、を実行させ、ISDN端末に 解放完了メッセー
ジを受信した場合、切断メッセージを送信する切断メッ
セージ送信処理を実行させることを特徴とする。
【0026】また、請求項20記載の発明によれば、請
求項19記載のプログラムにおいて、呼設定メッセージ
と、解放完了メッセージと、切断メッセージと、解放メ
ッセージと、接続メッセージとは、Dチャネル上の呼制
御手順を用いて送受信されることを特徴とする。
【0027】また、請求項21記載の発明によれば、請
求項19または20記載のプログラムにおいて、解放完
了メッセージ送信処理は、Bチャネル判定処理により通
信端末から接続要求されているBチャネルの本数が、解
放されているBチャネルの本数よりも多いと判定された
場合、解放完了メッセージを通信装置とISDN端末と
に送信することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】(実施形態の構成)図1は、本発
明の一実施形態におけるバックアップ回線制御システム
の構成を示す図である。以下、図1を用いて、本実施形
態におけるバックアップ回線制御システムの構成および
動作について説明する。
【0029】本実施形態におけるバックアップ回線制御
システムは、通信装置1とISDN端末2と、専用線3
と、ISDN網4と、を有する。通信装置1は、専用線
3と接続されている。また、通信装置1およびISDN
端末2は、それぞれISDN網4に接続されている。な
お、図1では、簡単のために、ISDN網4に接続され
ているISDN端末は、ISDN端末2だけとしている
が、複数のISDN端末がバス接続されているとしてよ
い。
【0030】ISDN網4は、2本のBチャネル(以
下、それぞれチャネルB1、B2とする)と、1本のD
チャネル(以下、チャネルDとする)と、を有する。チ
ャネルB1、B2は、データの送受信を行う情報チャネ
ルとして使用される。また、チャネルDは、制御信号の
送受信を行う制御チャネルとして使用される。
【0031】通常(専用線3に障害が発生していない場
合)、通信装置1は、専用線3を使用して通信を行う。
また、通信装置1は、断線等の理由により専用線3に障
害が発生した場合、ISDN網4をバックアップ回線と
して使用する。
【0032】また、通信装置1は、障害検出部5と、I
SDN接続部6と、Dチャネル制御部7と、回線切替部
8と、通信制御部9と、を有する。
【0033】障害検出部5は、専用線3に発生した障害
を検出する。ISDN接続部6は、ISDN網4とのイ
ンタフェース接続を行う。また、ISDN接続部6は、
ISDN網4のチャネルB1、B2、Dの分離多重を行
う。Dチャネル制御部7は、ISDN網4のチャネルD
を使用してISDN網4との間で呼制御を行う。回線切
替部8は、通信装置1が使用する回線(専用線3/IS
DN網4)の切り替えを行う。通信制御部9は、データ
の送受信制御を行う。
【0034】ISDN端末2は、通常、ISDN端末2
は、ISDN網4を使用して通信を行う。また、ISD
N端末2は、ISDN接続部10と、Dチャネル制御部
11と、通信制御部12と、を有する。
【0035】ISDN接続部10は、ISDN網4との
インタフェース接続を行う。また、ISDN接続部10
は、ISDN網4のチャネルB1、B2、Dの分離多重
を行う。Dチャネル制御部11は、ISDN網4のチャ
ネルDを使用してISDN網4との間で呼制御を行う。
通信制御部12は、データの送受信制御を行う。
【0036】(実施形態の動作)図2は、本発明の一実
施形態のバックアップ回線制御システムにおいて、専用
線3に障害が発生した際の制御信号(メッセージ)の送
受信を示すシーケンスである。以下、図1を用い、図2
に沿って、本実施形態のバックアップ回線制御システム
における動作と制御信号の送受信とを説明する。なお、
以下に示す通信装置1、ISDN端末2、およびISD
N網4間における各制御信号の送受信は、ISDN網4
のDチャネル上の呼制御手順を使用して行われる。
【0037】本実施形態では、ISDN端末2がISD
N網4のチャネルB1、B2を使用して通信を行ってい
る際に、障害検出部5が専用線3の障害を検出したとす
る。通信装置1は、発呼のための呼設定メッセージをI
SDN網4に送信する(A1→B1)。通信装置1は、
呼設定メッセージをISDN網4に送信することによ
り、ISDN網4のBチャネルに接続要求を行う。
【0038】ISDN端末2は、ISDN網4のチャネ
ルB1、B2を使用している。従って、ISDN網4の
Bチャネルにおける未使用のチャネル(空きBチャネ
ル)は存在せず、通信装置1がISDN網4のBチャネ
ルを使用することは不可能である。ISDN網4は、通
信装置1から呼設定メッセージを受信すると、「利用可
回線チャネルなし」の理由コードを含む解放完了メッセ
ージを通信装置1に返信する(B2→A2)。
【0039】また、ISDN網4は、「利用可回線チャ
ネルなし」の理由コードを含む解放完了メッセージをI
SDN端末2にも同様に送信する(B3→C1)。
【0040】ISDN端末2は、ISDN網4から「利
用可回線チャネルなし」の理由コードを含む解放完了メ
ッセージを受信すると、ISDN網4に対する回線切断
のための切断メッセージをISDN網4に送信する(C
2→B4)。
【0041】ISDN網4は、ISDN端末2から切断
メッセージを受信すると、上記の切断メッセージにより
切断要求されたBチャネルを解放する。ISDN網4
は、Bチャネル解放後、Bチャネルが解放されている旨
を通知するための解放メッセージをISDN端末2に返
信する(B5→C3)。
【0042】ISDN端末2は、解放メッセージを受信
すると、自身が使用していたBチャネルが解放されたこ
とを認識する。
【0043】ISDN網4は、解放メッセージを通信装
置1にも同様に送信する(B6→A3)。
【0044】通信装置1は、空きBチャネルがない旨を
通知するための解放完了メッセージ受信後に、Bチャネ
ルが解放された旨を通知するための解放メッセージを受
信すると、ISDN網4のBチャネルに空きBチャネル
が存在することを認識する。通信装置1は、空きBチャ
ネルの存在を認識すると、空きBチャネルに対する回線
接続のための呼設定メッセージをISDN網4に送信
し、再発信を行う(A4→B7)。
【0045】ISDN網4は、通信装置1から呼設定メ
ッセージを受信すると、通信装置1とISDN網4の空
きBチャネルとの接続処理を行う。通信装置1と空きB
チャネルとの接続後、ISDN網4は、通信装置1と空
きBチャネルとの接続が完了した旨を通知するための接
続メッセージを通信装置1に送信する(B8→A5)。
【0046】通信装置1は、ISDN網4から接続メッ
セージを受信すると、空きBチャネルと接続されたこと
を認識する。通信装置1は、空きBチャネルとの接続認
識後、専用線3側からISDN網4側へ回線接続を切り
替え、データの送受信を開始する。
【0047】図3および図4は、本発明の一実施形態に
おけるバックアップ回線制御システムの動作の流れを示
すフローチャートである。以下、図1を用い、図3およ
び図4に沿って、本実施形態におけるバックアップ回線
制御システムの動作について説明する。なお、本実施形
態では、通信装置1は、ISDN網4における1本のB
チャネルに対してバックアップ回線接続を要求するもの
とする。
【0048】通信装置1が通信制御部9の制御により専
用線3を使用して通信を行っている際、障害検出部5
は、専用線3に発生した障害を検出したか否かを判断す
る(ステップS301)。障害検出部5は、専用線3の
障害を検出していないと判断した場合(ステップS30
1/No)、ステップS301の工程が繰り返される。
【0049】障害検出部5は、専用線3の障害を検出し
たと判断した場合(ステップS301/Yes)、障害
検出部5は、回線切替部8に対して、専用線3に障害が
発生し、通信装置1が専用線3を使用して通信を行うこ
とが不可能である旨を通知する(ステップS302)。
【0050】回線切替部8は、障害検出部5から専用線
3に障害が発生した旨の通知を受けると、Dチャネル制
御部7に対して、接続回線のバックアップのためのIS
DN網4への回線接続要求を送信する(ステップS30
3)。
【0051】Dチャネル制御部7は、回線切替部8から
ISDN回線接続要求を受けると、ISDN接続部6を
介して、ISDN網4に対して、回線接続要求のための
呼設定メッセージを送信する(ステップS304)。
【0052】ISDN網4は、Dチャネル制御部7から
呼設定メッセージを受信したか否かを判断する(ステッ
プS305)。ISDN網4は、呼設定メッセージを受
信していないと判断した場合(ステップS305/N
o)、ステップS305の工程が繰り返される。
【0053】ISDN網4は、Dチャネル制御部7から
呼設定メッセージを受信したと判断した場合(ステップ
S305/Yes)、ISDN網4は、チャネルB1、
B2のうち少なくとも一方が空きBチャネルとなってい
るか否かを判断する(ステップS306)。
【0054】ISDN網4が、チャネルB1、B2のう
ち少なくとも一方が空きBチャネルであると判断した場
合(ステップS306/Yes)、ISDN網4は、通
信装置1と空きBチャネルとの接続を行う。さらに、I
SDN網4は、通信装置1と空きBチャネルとの回線接
続が完了した旨を示す接続メッセージを、ISDN接続
部6を介してDチャネル制御部7に送信する(ステップ
S307)。
【0055】Dチャネル制御部7は、ISDN接続部6
を介してISDN網4から接続メッセージを受信したか
否かを判断する(ステップS308)。Dチャネル制御
部7は、接続メッセージを受信していないと判断した場
合(ステップS308/No)、ステップS308の工
程が繰り返される。
【0056】Dチャネル制御部7は、接続メッセージを
受信したと判断した場合(ステップS308/Ye
s)、Dチャネル制御部7は、通信装置1とISDN網
4のBチャネルにおける空きBチャネルとの回線接続が
完了した旨を回線切替部8に通知する(ステップS30
9)。
【0057】回線切替部8は、Dチャネル制御部7から
通信装置1と空きBチャネルとの回線接続が完了した旨
の通知を受信すると、回線接続を、専用線3側からIS
DN網4側に切り替える(ステップS310)。上記の
ようにISDN網4側に回線接続を切り替えることによ
り、通信制御部9は、ISDN網4をバックアップ回線
として使用し、データの送受信を行うことが可能とな
る。
【0058】ISDN網4が、チャネルB1、B2とも
に使用中であると判断した場合(ステップS306/N
o)、図4に遷移し、ISDN網4は、「利用可回線チ
ャネルなし」の理由コードを含む解放完了メッセージ
を、ISDN接続部6を介してDチャネル制御部7に送
信する。Dチャネル制御部7は、「利用可回線チャネル
なし」の理由コードを含む解放完了メッセージを受信す
ると、ISDN網4のBチャネルにおける空きBチャネ
ルが存在しないことを認識する。同様に、ISDN網4
は、ISDN接続部10を介してDチャネル制御部11
にも「利用可回線チャネルなし」の理由コードを含む解
放完了メッセージを、ISDN接続部6を介してDチャ
ネル制御部7に送信する(ステップS401)。
【0059】Dチャネル制御部11は、「利用可回線チ
ャネルなし」の理由コードを含む解放完了メッセージ
を、ISDN接続部10を介して受信したか否かを判断
する(ステップS402)。Dチャネル制御部11は、
「利用可回線チャネルなし」の理由コードを含む解放完
了メッセージを受信していないと判断した場合(ステッ
プS402/No)、ステップS402の工程が繰り返
される。
【0060】Dチャネル制御部11は、「利用可回線チ
ャネルなし」の理由コードを含む解放完了メッセージを
受信したと判断した場合(ステップS402/Ye
s)、Dチャネル制御部11は、通信制御部12に対し
て、回線切断の旨を通知する(ステップS403)。
【0061】通信制御部12は、Dチャネル制御部11
から回線切断の通知を受けると、通信動作を中止する。
さらに、通信制御部12は、通信を中止した旨をユーザ
に対して通知する(ステップS404)。なお、ユーザ
への通知手段としては、LEDあるいは所定のディスプ
レイ等を用いて表示してもよいし、音声等により報知し
てもよい。
【0062】また、Dチャネル制御部11は、「利用可
回線チャネル無し」の理由コードを含む解放完了メッセ
ージ受信後、ISDN端末2が使用しているISDN網
4のBチャネルとの回線を切断要求するための切断メッ
セージを、ISDN接続部10を介してISDN網4に
送信する(ステップS405)。
【0063】ISDN網4は、Dチャネル制御部11か
ら切断メッセージを受信したか否かを判断する(ステッ
プS406)。ISDN網4は、切断メッセージを受信
していないと判断した場合(ステップS406/N
o)、ステップS406の工程が繰り返される。
【0064】ISDN網4は、Dチャネル制御部11か
ら切断メッセージを受信した場合(ステップS406/
Yes)、Dチャネル制御部11により切断要求された
Bチャネル(ISDN端末2により使用されていたBチ
ャネル)を解放する。また、ISDN網4は、切断メッ
セージに基づいてBチャネルが解放された旨を示す解放
メッセージを、ISDN接続部10を介してDチャネル
制御部11に送信する。Dチャネル制御部11は、解放
メッセージを受信することにより、ISDN端末2が使
用していたBチャネルが解放されたことを認識する。さ
らに、ISDN網4は、切断メッセージに基づいてBチ
ャネルが解放された旨を示す解放メッセージを、ISD
N接続部6を介してDチャネル制御部7に送信する(ス
テップS407)。
【0065】Dチャネル制御部7は、ISDN網4から
解放メッセージを、ISDN接続部6を介して受信した
か否かを判断する(ステップS408)。Dチャネル制
御部7は、解放メッセージを受信していないと判断した
場合(ステップS408/No)、ステップS408の
工程が繰り返される。
【0066】Dチャネル制御部7は、ISDN網4から
解放メッセージを、ISDN接続部6を介して受信した
と判断した場合(ステップS408/Yes)、Dチャ
ネル制御部7は、ステップS401において空きBチャ
ネルが存在しない旨の解放完了メッセージを受信してい
たことも考慮して、空きBチャネルが発生したことを認
識する。Dチャネル制御部7は、解放メッセージ受信
後、再度ISDN網4の空きBチャネルとの回線接続の
ための呼設定メッセージを、ISDN接続部6を介して
ISDN網4に送信する(ステップS409)。
【0067】ISDN網4は、Dチャネル制御部7から
呼設定メッセージを受信したか否かを判断する(ステッ
プS410)。ISDN網4は、呼設定メッセージを受
信していないと判断した場合(ステップS410/N
o)、ステップS410の工程が繰り返される。
【0068】ISDN網4は、Dチャネル制御部7から
呼設定メッセージを受信したと判断した場合(ステップ
S410/Yes)、ISDN網4は、通信装置1と空
きBチャネルとの接続を行う。さらに、ISDN網4
は、通信装置1と空きBチャネルとの回線接続が完了し
た旨を示す接続メッセージを、ISDN接続部6を介し
てDチャネル制御部7に送信する(ステップS41
1)。
【0069】Dチャネル制御部7は、ISDN接続部6
を介してISDN網4から接続メッセージを受信したか
否かを判断する(ステップS412)。Dチャネル制御
部7は、接続メッセージを受信していないと判断した場
合(ステップS412/No)、ステップS412の工
程が繰り返される。
【0070】Dチャネル制御部7は、接続メッセージを
受信したと判断した場合(ステップS412/Ye
s)、Dチャネル制御部7は、通信装置1とISDN網
4のBチャネルにおける空きBチャネルとの回線接続が
完了した旨を回線切替部8に通知する(ステップS41
3)。
【0071】回線切替部8は、Dチャネル制御部7から
通信装置1と空きBチャネルとの回線接続が完了した旨
の通知を受信すると、回線接続を、専用線3側からIS
DN網4側に切り替える(ステップS414)。上記の
ようにISDN網4側に回線接続を切り替えることによ
り、通信制御部9は、ISDN網4をバックアップ回線
として使用し、データの送受信を行うことが可能とな
る。
【0072】なお、本実施形態では、通信装置1は、専
用線3障害発生時のバックアップ回線として、ISDN
網4における1本のBチャネル(チャネルB1、B2の
うちいずれか1本)に対して接続要求を行ったが、バッ
クアップ回線として2本のBチャネル(チャネルB1、
B2両方)に対して接続要求を行ってもよい。
【0073】通信装置1が1本のBチャネルとの接続要
求を行い、ISDN網4に1本の空きBチャネルが存在
する場合、ISDN端末2は、使用しているBチャネル
を切断する必要はない。一方、通信装置1が2本のBチ
ャネルとの接続要求を行い、ISDN網4に空きBチャ
ネルが1本だけ存在する場合、ISDN端末2は、使用
しているBチャネルの切断要求をISDN網4に対して
送信する。つまり、通信装置1が接続要求するBチャネ
ルの本数が、空きBチャネルの本数よりも多い場合の
み、使用中のBチャネルの解放が行われる。
【0074】また、通信装置1は、専用線3に発生した
障害を検出する障害検出処理と、障害検出処理により専
用線3における障害を検出した場合、呼設定メッセージ
を送信する第1の呼設定メッセージ送信処理と、解放メ
ッセージを受信した場合、呼設定メッセージを再度送信
する第2の呼設定メッセージ送信処理と、接続メッセー
ジを受信した場合、ISDN網4に回線接続を設定する
ISDN網接続処理と、を行う。ISDN網4は、呼設
定メッセージを受信した際、接続要求されているBチャ
ネルがISDN端末2に接続されているか否かを判定す
るBチャネル判定処理と、Bチャネル判定処理により要
求されているBチャネルがISDN端末2に接続されて
いると判定された場合、解放完了メッセージを通信装置
1とISDN端末2とに送信する解放完了メッセージ送
信処理と、切断メッセージをISDN端末2から受信し
た場合、接続されているBチャネルを解放するBチャネ
ル解放処理と、Bチャネル解放処理により接続されてい
るBチャネルが解放された場合、解放メッセージを通信
装置1とISDN端末2とに送信する解放メッセージ送
信処理と、Bチャネル判定処理により要求されているB
チャネルが解放されていると判定された場合、接続メッ
セージを通信装置1に送信する接続メッセージ送信処理
と、を行う。ISDN端末2は、解放完了メッセージを
受信した場合、切断メッセージを送信する切断メッセー
ジ送信処理を行う。上記の処理は、通信装置1、ISD
N端末2、およびISDN網4が有するコンピュータプ
ログラムにより実行されるが、上記のプログラムは、光
ディスクあるいは磁気ディスク等の記録媒体に記録さ
れ、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよ
い。
【0075】なお、上記の実施形態は本発明の好適な実
施の一例であり、本発明の実施形態は、これに限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変形して実施することが可能となる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信装置からISDN網に回線接続要求が送信された際
に空きBチャネルが存在しない場合、ISDN網は、B
チャネルを使用中のISDN端末に通信を中止させ、使
用中のBチャネルを解放することによって、専用線に障
害が発生した際、通信装置がバックアップ回線としてI
SDN網を使用することが可能となる。
【0077】また、本発明によれば、Dチャネル上の呼
制御手順を使用してBチャネルの解放および再発信を行
うことによって、複雑なハードウェアを必要とせず、既
存の構成により回線のバックアップを行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるバックアップ回線
制御システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態のバックアップ回線制御シ
ステムにおける各メッセージの送受信を示すシーケンス
である。
【図3】本発明の一実施形態におけるバックアップ回線
制御システムの動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の一実施形態におけるバックアップ回線
制御システムの動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 通信装置 2 ISDN端末 3 専用線 4 ISDN網 5 障害検出部 6、10 ISDN接続部 7、11 Dチャネル制御部 8 回線切替部 9、12 通信制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5K014 AA01 CA06 FA11 GA01 HA00 5K030 GA12 HA01 HC05 JL08 KA14 MB01 MD02 5K035 AA03 CC03 DD01 EE04 FF02 JJ02 LL18 5K051 CC04 CC08 FF11 FF17 HH01 LL02 LL07 5K101 LL03 LL04 QQ11 VV05

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを送受信するBチャネルと制御信
    号を送受信するDチャネルとを有するISDN網と、専
    用線および前記ISDN網のうちいずれか一方に回線接
    続し、通信を行う通信装置と、前記ISDN網を使用す
    る1つ以上のISDN端末と、を有するバックアップ回
    線制御システムであって、 前記ISDN網は、 前記通信装置から前記Bチャネルに対する接続要求を受
    けると、前記Bチャネルの使用状況を検知し、前記接続
    要求されているBチャネルが前記1つ以上のISDN端
    末により使用されている場合は、前記Bチャネルを使用
    しているISDN端末に、前記使用されているBチャネ
    ルに対する解放要求を行って通信を中止させ、前記使用
    されているBチャネルを解放し、前記通信装置に対し
    て、前記Bチャネルが解放された旨の通知を行うことを
    特徴とするバックアップ回線制御システム。
  2. 【請求項2】 前記通信装置は、 前記専用線の状況を検知し、前記専用線における障害を
    検出した際に前記Bチャネルに対する接続要求を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載のバックアップ回線制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記通信装置は、 前記ISDN網から、前記Bチャネルが解放された旨の
    通知を受け取ると、前記ISDN網に対して前記Bチャ
    ネルの接続要求を再度行い、回線接続を前記ISDN網
    に設定することを特徴とする請求項1または2記載のバ
    ックアップ回線制御システム。
  4. 【請求項4】 前記Bチャネルに対する接続要求と、前
    記Bチャネルに対する解放要求と、Bチャネルが解放さ
    れた旨の通知とは、前記Dチャネル上の呼制御手順を用
    いて行われることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    か1項に記載のバックアップ回線制御システム。
  5. 【請求項5】 データを送受信するBチャネルと制御信
    号を送受信するDチャネルとを有するISDN網と、専
    用線および前記ISDN網のうちいずれか一方に回線接
    続し、通信を行う通信装置と、前記ISDN網を使用す
    る1つ以上のISDN端末と、を有するバックアップ回
    線制御システムであって、 前記通信装置は、 前記専用線に発生した障害を検出する障害検出手段と、 該障害検出手段により前記専用線における障害を検出し
    た場合、前記Bチャネルに接続要求する呼設定メッセー
    ジを送信する第1の呼設定メッセージ送信手段と、 該第1の呼設定メッセージ送信手段により接続要求した
    Bチャネルが解放されていることを示す解放メッセージ
    を受信した場合、前記呼設定メッセージを再度送信する
    第2の呼設定メッセージ送信手段と、 前記ISDN網に接続することが許可されたことを示す
    接続メッセージを受信した場合、前記ISDN網に回線
    接続を設定するISDN網接続手段と、を有し、 前記ISDN網は、 前記呼設定メッセージ手段により前記呼設定メッセージ
    を受信した際、前記接続要求されているBチャネルが前
    記ISDN端末に接続されているか否かを判定するBチ
    ャネル判定手段と、 該Bチャネル判定手段により前記要求されているBチャ
    ネルが前記ISDN端末に接続されていると判定された
    場合、前記要求されているBチャネルが使用中であるこ
    とを示す解放完了メッセージを、前記通信装置と前記I
    SDN端末とに送信する解放完了メッセージ送信手段
    と、 前記ISDN端末と前記接続されているBチャネルとの
    接続の切断を要求する切断メッセージを、前記ISDN
    端末から受信した場合、前記接続されているBチャネル
    を解放するBチャネル解放手段と、 該Bチャネル解放手段により前記接続されているBチャ
    ネルが解放された場合、前記解放メッセージを前記通信
    装置と前記ISDN端末とに送信する解放メッセージ送
    信手段と、 前記Bチャネル判定手段により前記要求されているBチ
    ャネルが解放されていると判定された場合、前記接続メ
    ッセージを、前記通信装置に送信する接続メッセージ送
    信手段と、を有し、 前記ISDN端末は、 前記解放完了メッセージを受信した場合、前記切断メッ
    セージを送信する切断メッセージ送信手段を有すること
    を特徴とするバックアップ回線制御システム。
  6. 【請求項6】 前記呼設定メッセージと、前記解放完了
    メッセージと、前記切断メッセージと、前記解放メッセ
    ージと、前記接続メッセージとは、 前記Dチャネル上の呼制御手順を用いて送受信されるこ
    とを特徴とする請求項5記載のバックアップ回線制御シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記解放完了メッセージ送信手段は、 前記Bチャネル判定手段により前記通信端末から接続要
    求されているBチャネルの本数が、前記解放されている
    Bチャネルの本数よりも多いと判定された場合、前記解
    放完了メッセージを前記通信装置と前記ISDN端末と
    に送信することを特徴とする請求項5または6記載のバ
    ックアップ回線制御システム。
  8. 【請求項8】 データを送受信するBチャネルと制御信
    号を送受信するDチャネルとを有するISDN網と、専
    用線および前記ISDN網のうちいずれか一方に回線接
    続し、通信を行う通信装置と、前記ISDN網を使用す
    る1つ以上のISDN端末と、を用いるバックアップ回
    線制御方法であって、 前記ISDN網は、 前記通信装置から前記Bチャネルに対する接続要求を受
    けると、前記Bチャネルの使用状況を検知し、前記接続
    要求されているBチャネルが前記1つ以上のISDN端
    末により使用されている場合は、前記Bチャネルを使用
    しているISDN端末に、前記使用されているBチャネ
    ルに対する解放要求を行って通信を中止させ、前記使用
    されているBチャネルを解放し、前記通信装置に対し
    て、前記Bチャネルが解放された旨の通知を行うことを
    特徴とするバックアップ回線制御方法。
  9. 【請求項9】 前記通信装置は、 前記専用線の状況を検知し、前記専用線における障害を
    検出した際に前記Bチャネルに対する接続要求を行うこ
    とを特徴とする請求項8記載のバックアップ回線制御方
    法。
  10. 【請求項10】 前記通信装置は、 前記ISDN網から、前記Bチャネルが解放された旨の
    通知を受け取ると、前記ISDN網に対して前記Bチャ
    ネルの接続要求を再度行い、回線接続を前記ISDN網
    に設定することを特徴とする請求項8または9記載のバ
    ックアップ回線制御方法。
  11. 【請求項11】 前記Bチャネルに対する接続要求と、
    前記Bチャネルに対する解放要求と、Bチャネルが解放
    された旨の通知とは、前記Dチャネル上の呼制御手順を
    用いて行われることを特徴とする請求項8から10のい
    ずれか1項に記載のバックアップ回線制御方法。
  12. 【請求項12】 データを送受信するBチャネルと制御
    信号を送受信するDチャネルとを有するISDN網と、
    専用線および前記ISDN網のうちいずれか一方に回線
    接続し、通信を行う通信装置と、前記ISDN網を使用
    する1つ以上のISDN端末と、を用いるバックアップ
    回線制御方法であって、 前記通信装置は、 前記専用線に発生した障害を検出する障害検出工程と、 該障害検出工程により前記専用線における障害を検出し
    た場合、前記Bチャネルに接続要求する呼設定メッセー
    ジを送信する第1の呼設定メッセージ送信工程と、 該第1の呼設定メッセージ送信工程により接続要求した
    Bチャネルが解放されていることを示す解放メッセージ
    を受信した場合、前記呼設定メッセージを再度送信する
    第2の呼設定メッセージ送信工程と、 前記ISDN網に接続することが許可されたことを示す
    接続メッセージを受信した場合、前記ISDN網に回線
    接続を設定するISDN網接続工程と、を有し、 前記ISDN網は、 前記呼設定メッセージ工程により前記呼設定メッセージ
    を受信した際、前記接続要求されているBチャネルが前
    記ISDN端末に接続されているか否かを判定するBチ
    ャネル判定工程と、 該Bチャネル判定工程により前記要求されているBチャ
    ネルが前記ISDN端末に接続されていると判定された
    場合、前記要求されているBチャネルが使用中であるこ
    とを示す解放完了メッセージを、前記通信装置と前記I
    SDN端末とに送信する解放完了メッセージ送信工程
    と、 前記ISDN端末と前記接続されているBチャネルとの
    接続の切断を要求する切断メッセージを、前記ISDN
    端末から受信した場合、前記接続されているBチャネル
    を解放するBチャネル解放工程と、 該Bチャネル解放工程により前記接続されているBチャ
    ネルが解放された場合、前記解放メッセージを前記通信
    装置と前記ISDN端末とに送信する解放メッセージ送
    信工程と、 前記Bチャネル判定工程により前記要求されているBチ
    ャネルが解放されていると判定された場合、前記接続メ
    ッセージを、前記通信装置に送信する接続メッセージ送
    信工程と、を有し、 前記ISDN端末は、 前記解放完了メッセージを受信した場合、前記切断メッ
    セージを送信する切断メッセージ送信工程を有すること
    を特徴とするバックアップ回線制御方法。
  13. 【請求項13】 前記呼設定メッセージと、前記解放完
    了メッセージと、前記切断メッセージと、前記解放メッ
    セージと、前記接続メッセージとは、 前記Dチャネル上の呼制御手順を用いて送受信されるこ
    とを特徴とする請求項12記載のバックアップ回線制御
    方法。
  14. 【請求項14】 前記解放完了メッセージ送信工程は、 前記Bチャネル判定工程により前記通信端末から接続要
    求されているBチャネルの本数が、前記解放されている
    Bチャネルの本数よりも多いと判定された場合、前記解
    放完了メッセージを前記通信装置と前記ISDN端末と
    に送信することを特徴とする請求項12または13記載
    のバックアップ回線制御方法。
  15. 【請求項15】 データを送受信するBチャネルと制御
    信号を送受信するDチャネルとを有するISDN網と、
    専用線および前記ISDN網のうちいずれか一方に回線
    接続し、通信を行う通信装置と、前記ISDN網を使用
    する1つ以上のISDN端末と、に処理を実行させるた
    めのプログラムであって、 前記ISDN網に、 前記通信装置から前記Bチャネルに対する接続要求を受
    けると、前記Bチャネルの使用状況を検知し、前記接続
    要求されているBチャネルが前記1つ以上のISDN端
    末により使用されている場合は、前記Bチャネルを使用
    しているISDN端末に、前記使用されているBチャネ
    ルに対する解放要求を行って通信を中止させ、前記使用
    されているBチャネルを解放し、前記通信装置に対し
    て、前記Bチャネルが解放された旨の通知を行う処理を
    実行させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】 前記通信装置に、 前記専用線の状況を検知し、前記専用線における障害を
    検出した際に前記Bチャネルに対する接続要求を行う処
    理を実行させるための請求項15記載のプログラム。
  17. 【請求項17】 前記通信装置に、 前記ISDN網から、前記Bチャネルが解放された旨の
    通知を受け取ると、前記ISDN網に対して前記Bチャ
    ネルの接続要求を再度行い、回線接続を前記ISDN網
    に設定する処理を実行させるための請求項15または1
    6記載のプログラム。
  18. 【請求項18】 前記Bチャネルに対する接続要求と、
    前記Bチャネルに対する解放要求と、Bチャネルが解放
    された旨の通知とは、前記Dチャネル上の呼制御手順を
    用いて行われることを特徴とする請求項15から17の
    いずれか1項に記載のプログラム。
  19. 【請求項19】 データを送受信するBチャネルと制御
    信号を送受信するDチャネルとを有するISDN網と、
    専用線および前記ISDN網のうちいずれか一方に回線
    接続し、通信を行う通信装置と、前記ISDN網を使用
    する1つ以上のISDN端末と、に処理を実行させるた
    めのプログラムであって、 前記通信装置に、 前記専用線に発生した障害を検出する障害検出処理と、 該障害検出処理により前記専用線における障害を検出し
    た場合、前記Bチャネルに接続要求する呼設定メッセー
    ジを送信する第1の呼設定メッセージ送信処理と、 該第1の呼設定メッセージ送信処理により接続要求した
    Bチャネルが解放されていることを示す解放メッセージ
    を受信した場合、前記呼設定メッセージを再度送信する
    第2の呼設定メッセージ送信処理と、 前記ISDN網に接続することが許可されたことを示す
    接続メッセージを受信した場合、前記ISDN網に回線
    接続を設定するISDN網接続処理と、を実行させ、 前記ISDN網に、 前記呼設定メッセージ処理により前記呼設定メッセージ
    を受信した際、前記接続要求されているBチャネルが前
    記ISDN端末に接続されているか否かを判定するBチ
    ャネル判定処理と、 該Bチャネル判定処理により前記要求されているBチャ
    ネルが前記ISDN端末に接続されていると判定された
    場合、前記要求されているBチャネルが使用中であるこ
    とを示す解放完了メッセージを、前記通信装置と前記I
    SDN端末とに送信する解放完了メッセージ送信処理
    と、 前記ISDN端末と前記接続されているBチャネルとの
    接続の切断を要求する切断メッセージを、前記ISDN
    端末から受信した場合、前記接続されているBチャネル
    を解放するBチャネル解放処理と、 該Bチャネル解放処理により前記接続されているBチャ
    ネルが解放された場合、前記解放メッセージを前記通信
    装置と前記ISDN端末とに送信する解放メッセージ送
    信処理と、 前記Bチャネル判定処理により前記要求されているBチ
    ャネルが解放されていると判定された場合、前記接続メ
    ッセージを、前記通信装置に送信する接続メッセージ送
    信処理と、を実行させ、 前記ISDN端末に、 前記解放完了メッセージを受信した場合、前記切断メッ
    セージを送信する切断メッセージ送信処理を実行させる
    ためのプログラム。
  20. 【請求項20】 前記呼設定メッセージと、前記解放完
    了メッセージと、前記切断メッセージと、前記解放メッ
    セージと、前記接続メッセージとは、 前記Dチャネル上の呼制御手順を用いて送受信されるこ
    とを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  21. 【請求項21】 前記解放完了メッセージ送信処理は、 前記Bチャネル判定処理により前記通信端末から接続要
    求されているBチャネルの本数が、前記解放されている
    Bチャネルの本数よりも多いと判定された場合、前記解
    放完了メッセージを前記通信装置と前記ISDN端末と
    に送信することを特徴とする請求項19または20記載
    のプログラム。
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