JP2003017955A - Otaおよびフィルタ回路 - Google Patents

Otaおよびフィルタ回路

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JP2003017955A
JP2003017955A JP2001204020A JP2001204020A JP2003017955A JP 2003017955 A JP2003017955 A JP 2003017955A JP 2001204020 A JP2001204020 A JP 2001204020A JP 2001204020 A JP2001204020 A JP 2001204020A JP 2003017955 A JP2003017955 A JP 2003017955A
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ota
gate
circuit
input
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Takahiro Kizaki
貴洋 木崎
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45479Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection
    • H03F3/45632Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit
    • H03F3/45744Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit by offset reduction
    • H03F3/45757Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit by offset reduction by using a feedforward circuit
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks
    • H03H11/0422Frequency selective two-port networks using transconductance amplifiers, e.g. gmC filters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OTA(Operational Transconductance Amp
lifier)およびそれを用いたフィルタ回路において、入
力オフセット電圧によるOTAのGm値のずれをほぼゼ
ロにすること。 【解決手段】 Gm値の制御に供せられるMOSFET
13に対し、中心電圧測定回路3および電圧加算回路4
により、入力オフセット電圧Voffによってソース電
圧がずれた分だけゲート電圧をずらす構成とし、それに
よって、ゲート・ソース間電圧Vgsが入力オフセット
電圧Voffに起因して変化するのを抑制し、Gm値の
ずれをほぼゼロに抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互コンダクタン
ス値(以下、Gm値とする)を制御可能な増幅器である
OTA(Operational Transconductance Amplifier)お
よびそのOTAを用いたフィルタ回路に関し、特にCM
OSデバイスにより構成されたOTAおよびフィルタ回
路に関する。
【0002】OTAのGm値は入力オフセット電圧によ
り変化する。そのため、複数個のOTAを用いて回路を
構成すると、OTAのGm値の変化により回路のバラツ
キが大きくなる。これを抑制するため、OTAのGm値
が入力オフセット電圧の影響をできるだけ受けないよう
な構成とするのが望ましい。
【0003】
【従来の技術】従来、CMOSデバイスにより構成され
たOTAとして図12に示す構成のものが知られてい
る。このOTAは、図12に示すように、3個のNチャ
ネルMOSFET(以下、NMOSとする)11,1
2,13と、4個の電流源14,15,16,17と、
2個の入力端子18,19と、2個の出力端子20,2
1と、制御電圧入力端子22とにより構成されている。
【0004】第1のNMOS11のゲートは、入力電圧
Vinが印加される第1の入力端子18に接続されてい
る。第1のNMOS11のドレインは、出力電流Iou
tXを出力する第2の出力端子20に接続されていると
ともに、第1の電流源14を介して電源端子に接続され
ている。第1のNMOS11のソースは、第3のNMO
S13のソースに接続されているとともに、第3の電流
源16を介して接地されている。
【0005】第2のNMOS12のゲートは、入力電圧
VinXが印加される第2の入力端子19に接続されて
いる。第2のNMOS12のドレインは、出力電流Io
utを出力する第1の出力端子21に接続されていると
ともに、第2の電流源15を介して電源端子に接続され
ている。第2のNMOS12のソースは、第3のNMO
S13のドレインに接続されているとともに、第4の電
流源17を介して接地されている。第3のNMOS13
のゲートは、外部から制御電圧Vcが印加される制御電
圧入力端子22に接続されている。
【0006】上述した従来のOTAでは、制御電圧Vc
の大きさを調節して第3のNMOS13の抵抗値を変化
させることにより、Gm値を制御するようになってい
る。このOTAのGm値は、第3のNMOS13のゲー
ト・ソース間電圧Vgsおよび閾値電圧Vth、並びに
トランスコンダクタンス係数Kを用いて、次の(1)式
で表される。 Gm=K(Vgs−Vth) ・・・(1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、OTAには数
十mV程度の入力オフセット電圧が存在する。そのた
め、第3のNMOS13のソース電圧は入力オフセット
電圧の分だけ上がってしまう。したがって、入力オフセ
ット電圧をVoffとすると、上記(1)式はつぎの
(2)式のように変化する。つまり、従来のOTAで
は、入力オフセット電圧Voffによって、Gm値がそ
の設定値から−KVoffだけずれてしまうという問題
点がある。 Gm=K(Vgs−Voff−Vth)=K(Vgs−Vth)−KVoff ・・・(2)
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、入力オフセット電圧によるGm値のずれが
ほぼゼロであるOTAおよびそれを用いたフィルタ回路
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、Gm値の制御に供せられるFETに対
し、入力オフセット電圧によってソース電圧がずれた分
だけゲート電圧をずらすことによって、ゲート・ソース
間電圧が変化するのを抑制し、Gm値のずれをほぼゼロ
に抑えるものである。入力オフセット電圧によってずれ
るソース電圧の変化分に応じてゲート電圧をずらしたと
きのゲート電圧の変化量をV1とすると、V1=Vof
fであり、Gm値はつぎの(3)式で与えられる。した
がって、Gm値が入力オフセットの影響を受けないこと
がわかる。 Gm=K(Vgs−Voff−Vth+V1)=K(Vgs−Vth) ・・・(3)
【0010】上述したように、ソース電圧がずれた分だ
けゲート電圧をずらすためには、以下のような構成とす
る。なお、図12に示す従来のOTAと同様の構成につ
いては同一の符号を付し、説明を省略する。図1は、本
発明にかかるOTAの第1の構成を示す原理図である。
このOTAは、図1に示すように、3個のNMOS1
1,12,13、4個の電流源14,15,16,1
7、2個の入力端子18,19および2個の出力端子2
0,21を備えた従来同様のOTAに、中心電圧測定回
路3と電圧加算回路4を追加した構成となっている。中
心電圧測定回路3は、2個の入力端子18,19に印加
された2つの電圧の中心電圧を出力する。この中心電圧
は入力オフセット電圧分だけ変化する。つまり、入力電
圧が入力オフセット電圧Voffだけ上がると中心電圧
測定回路3の出力電圧もVoffだけ上がる。
【0011】電圧加算回路4は、電圧制御電流源41
と、中心電圧測定回路3の出力をゲート入力とするPチ
ャネルMOSFET(以下、PMOSとする)42より
なるソースフォロワを備える。この電圧加算回路4の出
力は制御電圧Vcとして第3のNMOS13のゲートに
供給される。電圧加算回路4がソースフォロワで構成さ
れるため、中心電圧測定回路3の出力電圧、すなわちソ
ースフォロワの入力がVoffだけ上がると、電圧加算
回路4から出力される制御電圧VcもVoffだけ上が
る。つまり、第3のNMOS13に関し、入力オフセッ
トによりソース電圧がVoffだけずれても、ゲート電
圧もVoffだけずれるため、ゲート・ソース間電圧は
変化しない。したがって、Gm値は変化しない。ここ
で、制御電圧Vcは、電圧制御電流源41を制御するた
めに外部から電流源制御電圧入力端子23に入力される
電流源制御電圧Vicにより制御される。
【0012】図2は、本発明にかかるOTAの第2の構
成を示す原理図である。このOTAは、図2に示すよう
に、3個のNMOS11,12,13、4個の電流源1
4,15,16,17、2個の入力端子18,19およ
び2個の出力端子20,21を備えた従来同様のOTA
に、第1の電圧加算回路(電圧加算回路1)5および第
2の電圧加算回路(電圧加算回路2)6と中心電圧測定
回路7を追加した構成となっている。
【0013】第1の電圧加算回路5は、電圧制御電流源
51と、第1の入力端子18への入力をゲート入力とす
るPMOS52よりなるソースフォロワを備える。第2
の電圧加算回路6は、電圧制御電流源61と、第2の入
力端子19への入力をゲート入力とするPMOS62よ
りなるソースフォロワを備える。中心電圧測定回路7
は、第1および第2の電圧加算回路5,6から出力され
る2つの電圧の中心電圧を制御電圧Vcとして第3のN
MOS13のゲートに供給する。
【0014】2つの電圧加算回路5,6がソースフォロ
ワで構成されるため、入力電圧が入力オフセット電圧V
offだけ上がると、2つの電圧加算回路5,6の出力
電圧もVoffだけ上がる。したがって、中心電圧測定
回路7から出力される制御電圧VcもVoffだけ上が
る。つまり、第3のNMOS13に関し、入力オフセッ
トによりソース電圧がVoffだけずれても、ゲート電
圧もVoffだけずれるため、ゲート・ソース間電圧は
変化しない。したがって、Gm値は変化しない。ここ
で、制御電圧Vcは、電圧制御電流源51,61を制御
するために外部から電流源制御電圧入力端子23に入力
される電流源制御電圧Vicにより制御される。
【0015】図3は、本発明にかかるOTAの第3の構
成を示す原理図である。このOTAは、図3に示すよう
に、図1に示すOTAにおいて、制御電圧Vcをゲート
入力とする第3のNMOS13を同じ特性の2つのNM
OS81,82に分け、これら2つのNMOS81,8
2に、制御電圧VcによるGm値の制御機能と、中心電
圧測定回路の機能とを兼ね備える構成としたものであ
る。すなわち、2つのNMOS81,82の抵抗値は、
それらのゲートに入力される制御電圧Vcに応じた値と
なり、それらの抵抗値の変化によりGm値が変化する。
【0016】また、2つのNMOS81,82の接続ノ
ード(N1)の電圧は、入力電圧が入力オフセット電圧
Voffだけ上がると、それに伴ってVoffだけ上が
る。この接続ノードN1の電圧が電圧加算回路4のソー
スフォロワの入力となるため、接続ノードN1の電圧V
offだけ上がると、それに伴ってソースフォロワの出
力、すなわち制御電圧VcもVoffだけ上がる。つま
り、第3のNMOS13の代わりのNMOS81,82
では、入力オフセットによりソース電圧とゲート電圧が
ともにVoffだけずれるため、ゲート・ソース間電圧
は変化しない。したがって、Gm値は変化しない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0018】(実施の形態1)図4は、本発明の実施の
形態1にかかるOTAの構成を示す回路図である。実施
の形態1は、図1に示す第1の構成のOTAの実施例で
ある。したがって、図4では、図1に示す構成と同様の
構成については図1と同一の符号を付してある。
【0019】実施の形態1では、図4に示すように、第
1のNMOS11のソースと第2のNMOS12のソー
スとの間に第3のNMOS13のソースおよびドレイン
が接続されている。第3のNMOS13は制御電圧Vc
をゲート入力とし、制御電圧Vcの大きさによって第3
のNMOS13の抵抗値が変化する。この抵抗値を変化
させることによってGm値を制御することができる。第
1のNMOS11は入力電圧Vinをゲート入力とし、
ドレイン電流として出力電流IoutXを出力する。第
2のNMOS12は入力電圧VinXをゲート入力と
し、ドレイン電流として出力電流Ioutを出力する。
【0020】中心電圧測定回路3は、抵抗値が同じ2個
の抵抗素子31,32、2個のNMOS33,34およ
び4個の電流源35,36,37,38を備えている。
抵抗素子31,32は第4のNMOS33のソースと第
5のNMOS34のソースとの間に直列に接続されてい
る。これら2個の抵抗素子31,32の接続ノードの電
圧が中心電圧測定回路3の出力として電圧加算回路4に
供給される。
【0021】第4のNMOS33のゲートは、入力電圧
Vinが印加される第1の入力端子18に接続されてい
る。第4のNMOS33のドレインは第5の電流源35
を介して電源端子に接続されている。第4のNMOS3
3のソースは第7の電流源37を介して接地されてい
る。第5のNMOS34のゲートは、入力電圧VinX
が印加される第2の入力端子19に接続されている。第
5のNMOS34のドレインは第6の電流源36を介し
て電源端子に接続されている。第5のNMOS34のソ
ースは第8の電流源38を介して接地されている。
【0022】電圧加算回路4は、電圧制御電流源41を
構成するPMOS43、および中心電圧測定回路3の出
力をゲート入力とするPMOS42よりなるソースフォ
ロワを備える。このソースフォロワの出力は制御電圧V
cとして第3のNMOS13のゲートに供給される。電
圧制御電流源41を構成するPMOS43は、外部から
供給される電流源制御電圧Vicをゲート入力とし、こ
の電流源制御電圧Vicに応じて制御電圧Vcの大きさ
を制御する。
【0023】図4に示す構成のOTAにおいて、入力電
圧が入力オフセット電圧Voffだけ変化すると第3の
NMOS13のソース電圧がVoffだけ変化する。ま
た、入力電圧が入力オフセット電圧Voffだけ変化す
ると中心電圧測定回路3の出力電圧がVoffだけ変化
する。電圧加算回路4は上述したようにソースフォロワ
で構成されるため、中心電圧測定回路3から供給された
ソースフォロワの入力電圧がVoffだけ変化すると、
電圧加算回路4から出力される制御電圧VcはVoff
だけ変化する。この制御電圧Vcは第3のNMOS13
のゲート電圧であるため、第3のNMOS13のゲート
電圧およびソース電圧はともにVoffだけ変化するこ
とになる。したがって、第3のNMOS13のゲート・
ソース間電圧は、Voffの有無および大小に拘わら
ず、変化しない。したがって、このOTAのGm値は変
化しない。
【0024】つぎに、図4に示す構成のOTAの有効性
を確かめるために本発明者がおこなった2つの検証内容
について説明する。この検証では、図4に示すOTA
と、比較対象として図12に示す従来のOTAを用い
た。まず、第1の検証では、それぞれのOTAに対し、
入力電圧VinとVinXにオフセット電圧がかかった
として−0.08Vから0.08Vまで同方向にスイー
プさせてGm値の変化を調べた。
【0025】なお、テクノロジーは0.35μmとし、
電源電圧を2.8Vとした。検証結果を図5に示すが、
同図から明らかなように、本実施の形態1のOTAでは
スイープ範囲でのGm値の変化はほぼゼロであるが、そ
れに対して従来例のOTAではGm値が大きく変化して
いるのがわかる。したがって、実施の形態1によれば、
入力オフセット電圧があってもGm値のずれをほぼゼロ
に抑えることができることが確かめられた。
【0026】第2の検証として、図4に示すOTAと、
比較対象として図12に示す従来のOTAを用いて、そ
れぞれ図6に示す構成の2次のバイクワット回路でバン
ドパスフィルタを作製し、SPICEのモンテカルロシ
ミュレーションをおこなってバラツキを調べた。バンド
パスフィルタの中心周波数は450kHzであり、45
0k±50kHzの減衰量は10dBであった。図6に
おいて、Gm2、Gm3、Gm4およびGm5はOTA
であり、CaおよびCbは容量である。
【0027】図4に示すOTAを用いたバンドパスフィ
ルタ、および図12に示すOTAを用いたバンドパスフ
ィルタのそれぞれのシミュレーション結果を図7および
図8に示す。本実施の形態1のOTAを用いたもので
は、−50kHz離れの減衰量の3σは0.26であ
り、+50kHz離れの減衰量の3σは0.23である
(図7)。それに対して、従来例のOTAを用いたもの
では、−50kHz離れおよび+50kHz離れの各減
衰量の3σは0.37および0.32であり、いずれも
本実施の形態1のOTAを用いたものよりも大きい。す
なわち、本実施の形態1のOTAを用いた回路のほう
が、従来例のOTAを用いた回路よりもバラツキが小さ
いことが確認された。
【0028】上述した実施の形態1によれば、Gm値の
制御に供せられる第3のNMOS13のゲート電圧が、
入力オフセット電圧によってソース電圧がずれた分だけ
ずれるので、第3のNMOS13のゲート・ソース間電
圧が変化するのが抑制され、Gm値のずれがほぼゼロに
抑えられる。したがって、入力オフセット電圧によるG
m値のずれがほぼゼロであるOTAおよびそれを用いた
フィルタ回路が得られる。
【0029】(実施の形態2)図9は、本発明の実施の
形態2にかかるOTAの構成を示す回路図である。実施
の形態2は、図2に示す第2の構成のOTAの一実施例
である。したがって、図9では、図2に示す構成と同様
の構成については図2と同一の符号を付してある。この
実施の形態2において、第1のNMOS11、第2のN
MOS12および第3のNMOS13によるOTAの基
本的な構成および第3のNMOS13の抵抗値を変化さ
せることによってGm値を制御することについては実施
の形態1と同様である。
【0030】第1の電圧加算回路5は、電圧制御電流源
51を構成するPMOS53、および入力電圧Vinを
ゲート入力とするPMOS52よりなるソースフォロワ
を備える。電圧制御電流源51を構成するPMOS53
は、外部から供給される電流源制御電圧Vicをゲート
入力とし、この電流源制御電圧Vicに応じた電圧を中
心電圧測定回路7に供給する。第2の電圧加算回路6
は、電圧制御電流源61を構成するPMOS63、およ
び入力電圧VinXをゲート入力とするPMOS62よ
りなるソースフォロワを備える。電圧制御電流源61を
構成するPMOS63は、外部から供給される電流源制
御電圧Vicをゲート入力とし、この電流源制御電圧V
icに応じた電圧を中心電圧測定回路7に供給する。
【0031】中心電圧測定回路7は、抵抗値が同じ2個
の抵抗素子71,72で構成されており、これらの抵抗
素子71,72が第1の電圧加算回路5のソースフォロ
ワの出力端と第2の電圧加算回路6のソースフォロワの
出力端との間で直列に接続された構成となっている。こ
れら2個の抵抗素子71,72の接続ノードの電圧が制
御電圧Vcとして第3のNMOS13のゲートに供給さ
れる。
【0032】図9に示す構成のOTAにおいて、入力電
圧が入力オフセット電圧Voffだけ変化すると第3の
NMOS13のソース電圧がVoffだけ変化する。ま
た、入力電圧が入力オフセット電圧Voffだけ変化す
ると、第1の電圧加算回路5および第2の電圧加算回路
6が上述したようにソースフォロワで構成されるため、
第1の電圧加算回路5の出力電圧および第2の電圧加算
回路6の出力電圧もVoffだけ変化する。それによっ
て、中心電圧測定回路7から出力される制御電圧Vcも
Voffだけ変化するので、第3のNMOS13のゲー
ト電圧およびソース電圧はともにVoffだけ変化する
ことになる。したがって、第3のNMOS13のゲート
・ソース間電圧は、Voffの有無および大小に拘わら
ず、変化しない。したがって、このOTAのGm値は変
化しない。
【0033】上述した実施の形態2によれば、Gm値の
制御に供せられる第3のNMOS13のゲート電圧が、
入力オフセット電圧によってソース電圧がずれた分だけ
ずれるので、第3のNMOS13のゲート・ソース間電
圧が変化するのが抑制され、Gm値のずれがほぼゼロに
抑えられる。したがって、入力オフセット電圧によるG
m値のずれがほぼゼロであるOTAおよびそれを用いた
フィルタ回路が得られる。
【0034】なお、図10に示すように、第1の電圧加
算回路5のソースフォロワを構成するPMOS52のゲ
ート入力を、入力電圧Vinに代えて、入力電圧Vin
をゲート入力とする第1のNMOS11のソース電圧と
し、かつ第2の電圧加算回路6のソースフォロワを構成
するPMOS62のゲート入力を、入力電圧VinXを
ゲート入力とする第2のNMOS12のソース電圧とす
る構成としても同様の効果が得られる。
【0035】(実施の形態3)図11は、本発明の実施
の形態3にかかるOTAの構成を示す回路図である。実
施の形態3は、図3に示す第3の構成のOTAの一実施
例である。したがって、図11では、図3に示す構成と
同様の構成については図3と同一の符号を付してある。
この実施の形態3では、図4に示す実施の形態1におけ
る第3のNMOS13を同じ特性のNMOS81とNM
OS82の2つに分け、これら2つのNMOS81,8
2のゲートに制御電圧Vcを供給している。
【0036】一方のNMOS81のソースは、入力電圧
Vinをゲート入力とする第1のNMOS11のソース
に接続する。NMOS81のドレインは他方のNMOS
82のソースに接続する。この他方のNMOS82のド
レインは、入力電圧VinXをゲート入力とする第2の
NMOS12のソースに接続する。この実施の形態3に
おいて、第1のNMOS11、第2のNMOS12、お
よび第3のNMOS13の代わりとなる2つのNMOS
81,82よりなるOTAの基本的な構成、および2つ
のNMOS81,82の抵抗値を変化させることによっ
てGm値を制御することについては実施の形態1と同様
である。
【0037】2つのNMOS81,82は中心電圧測定
回路の機能を備えており、これらNMOS81,82の
接続ノードN1の電圧が、電圧加算回路4のソースフォ
ロワを構成するPMOS42のゲートに供給される。ソ
ースフォロワの出力は制御電圧Vcとして、第3のNM
OS13の代わりの2つのNMOS81,82の各ゲー
トに供給される。
【0038】図11に示す構成のOTAにおいて、入力
電圧が入力オフセット電圧Voffだけ変化すると、第
1のNMOS11のソースに接続されたNMOS81の
ソース電圧がVoffだけ変化し、かつ第2のNMOS
12のソースに接続されたNMOS82のドレイン電圧
がVoffだけ変化する。したがって、NMOS81と
NMOS82との接続ノードN1の電圧もVoffだけ
変化する。これは、第2のNMOS12のソースに接続
されたNMOS82のソース電圧がVoffだけ変化し
たことと同じである。
【0039】電圧加算回路4は上述したようにソースフ
ォロワで構成されるため、接続ノードN1の電圧、すな
わちソースフォロワの入力電圧がVoffだけ変化する
と、電圧加算回路4から出力される制御電圧VcはVo
ffだけ変化する。この制御電圧Vcは、第3のNMO
S13の代わりに設けた2つのNMOS81,82の各
ゲートに印加される電圧であるため、これら2つのNM
OS81,82では、ゲート電圧およびソース電圧がと
もにVoffだけ変化することになる。したがって、2
つのNMOS81,82の各ゲート・ソース間電圧は、
Voffの有無および大小に拘わらず、変化しない。し
たがって、このOTAのGm値は変化しない。
【0040】上述した実施の形態3によれば、Gm値の
制御に供せられる2つのNMOS81,82の各ゲート
電圧が、入力オフセット電圧によってそれぞれのソース
電圧がずれた分だけずれるので、2つのNMOS81,
82のゲート・ソース間電圧が変化するのが抑制され、
Gm値のずれがほぼゼロに抑えられる。したがって、入
力オフセット電圧によるGm値のずれがほぼゼロである
OTAおよびそれを用いたフィルタ回路が得られる。
【0041】なお、実施の形態3において、接続ノード
N1から中心電圧が出力されればよいので、2個のNM
OS(81,82)に限定されることなく、複数個であ
ればよい。また、複数個とした場合に、すべてのNMO
Sの抵抗値は同じである必要はない。接続ノードN1か
ら中心電圧が出力されればよいので、N1を中心に左右
が対称で、抵抗値の合計が左右で等しければよい。
【0042】より具体的には、相関をとるため、ミラー
型である必要がある。ミラー型であるためには、左右の
NMOSの数が同数であること、左右のNMOSの抵抗
値の合計が同じであること、左右のNMOSが複数の異
なる抵抗値のNMOSで構成される場合に、構成される
NMOSの抵抗値が左右で同じであること、のすべての
条件を満たしていればよい。
【0043】以上において本発明は、種々変更可能であ
り、電圧加算回路や中心電圧測定回路は上述した構成に
限らない。また、本発明にかかるOTAは、フィルタ回
路に限らず、OTAを用いる種々の回路に適用可能であ
る。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、Gm値の制御に供せら
れるFETのゲート電圧が、入力オフセット電圧によっ
てソース電圧がずれた分だけずれるので、ゲート・ソー
ス間電圧が入力オフセット電圧に起因して変化するのが
抑制され、Gm値のずれがほぼゼロに抑えられる。した
がって、入力オフセット電圧によるGm値のずれがほぼ
ゼロであるOTAおよびそれを用いたフィルタ回路が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるOTAの第1の構成を示す原理
図である。
【図2】本発明にかかるOTAの第2の構成を示す原理
図である。
【図3】本発明にかかるOTAの第3の構成を示す原理
図である。
【図4】本発明の実施の形態1にかかるOTAの構成を
示す回路図である。
【図5】図4に示すOTAの検証結果を示す特性図であ
る。
【図6】検証に用いたバイクワット回路の構成を示す回
路図である。
【図7】図4に示すOTAを用いて構成した図6のバイ
クワット回路に対するシミュレーション結果を示す図表
である。
【図8】図12に示す従来のOTAを用いて構成した図
6のバイクワット回路に対するシミュレーション結果を
示す図表である。
【図9】本発明の実施の形態2にかかるOTAの構成を
示す回路図である。
【図10】本発明の実施の形態2にかかるOTAの他の
構成を示す回路図である。
【図11】本発明の実施の形態3にかかるOTAの構成
を示す回路図である。
【図12】従来のOTAの構成を示す回路図である。
【符号の説明】
N1 接続ノード Vin,VinX 入力電圧 3,7 中心電圧測定回路 4 電圧加算回路 5 第1の電圧加算回路(電圧加算回路1) 6 第2の電圧加算回路(電圧加算回路2) 13,81,82 (相互コンダクタンス値を制御す
る)MOSFET 41,61 電圧制御電流源 42,62 (ソースフォロワを構成する)MOSFE
T 43,63 (電圧制御電流源を構成する)MOSFE
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J066 AA01 AA12 CA13 FA12 HA10 HA17 HA25 HA29 KA00 KA05 KA07 KA08 KA12 KA26 MA02 MA21 ND01 ND11 ND23 PD02 TA01 TA02 5J091 AA01 AA12 CA13 FA12 HA10 HA17 HA25 HA29 KA00 KA05 KA07 KA08 KA12 KA26 MA02 MA21 TA01 TA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートに印加される電圧に応じてMOS
    FETの抵抗値が変化し、その抵抗値に応じて相互コン
    ダクタンス値が変化するOTAにおいて、 2つの入力電圧の中心電圧を測定し、測定した中心電圧
    に基づく電圧または電流を出力する中心電圧測定回路
    と、 前記中心電圧測定回路から出力された電圧または電流と
    制御電圧または制御電流とを加算して得られた電圧を前
    記MOSFETのゲートに供給する電圧加算回路と、 を具備することを特徴とするOTA。
  2. 【請求項2】 ゲートに印加される電圧に応じてMOS
    FETの抵抗値が変化し、その抵抗値に応じて相互コン
    ダクタンス値が変化するOTAにおいて、 一方の入力電圧に基づく電圧または電流と制御電圧また
    は制御電流とを加算して得られた電圧または電流を出力
    する第1の電圧加算回路と、 もう一方の入力電圧に基づく電圧または電流と制御電圧
    または制御電流とを加算して得られた電圧または電流を
    出力する第2の電圧加算回路と、 前記第1の電圧加算回路から出力された電圧または電流
    と前記第2の電圧加算回路から出力された電圧または電
    流との中心値を測定し、測定した中心値に基づく電圧を
    前記MOSFETのゲートに供給する中心電圧測定回路
    と、 を具備することを特徴とするOTA。
  3. 【請求項3】 ゲートに印加される電圧に応じてMOS
    FETの抵抗値が変化し、その抵抗値に応じて相互コン
    ダクタンス値が変化するOTAにおいて、 ゲートに印加される電圧に応じて抵抗値が変化し、かつ
    ゲート電圧に応じて同じ抵抗値の抵抗が直列接続される
    ように接続されてなり、前記直接接続された抵抗の接続
    ノードから2つの入力電圧の中心電圧に基づく電圧また
    は電流を出力するMOSFETと、 前記MOSFETの接続ノードから出力された電圧また
    は電流と制御電圧または制御電流とを加算して得られた
    電圧を前記MOSFETのゲートに供給する電圧加算回
    路と、 を具備することを特徴とするOTA。
  4. 【請求項4】 前記電圧加算回路はMOSFETよりな
    るソースフォロワで構成されていることを特徴とする請
    求項1または3に記載のOTA。
  5. 【請求項5】 前記電圧加算回路は、外部から入力され
    る電流源制御電圧に基づいて前記制御電圧または制御電
    流を制御する電圧制御電流源となるMOSFETを有す
    ることを特徴とする請求項1、3または4のいずれか一
    つに記載のOTA。
  6. 【請求項6】 前記第1の電圧加算回路および前記第2
    の電圧加算回路はMOSFETよりなるソースフォロワ
    で構成されていることを特徴とする請求項2に記載のO
    TA。
  7. 【請求項7】 前記第1の電圧加算回路および前記第2
    の電圧加算回路は、外部から入力される電流源制御電圧
    に基づいて前記制御電圧または制御電流を制御する電圧
    制御電流源となるMOSFETを有することを特徴とす
    る請求項2または6に記載のOTA。
  8. 【請求項8】 上記請求項5または7に記載のOTAを
    複数用いて構成されたフィルタ回路。
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