JP2003017017A - パック電池 - Google Patents

パック電池

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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末機のパネルを閉塞すると自動的に脚部を
収納位置に移動できるようにして便利に使用する。脚部
を収納位置に移動させる状態で、脚部を後方に突出させ
なくして端末機の奥行きを短くする。 【解決手段】 パック電池は、開閉できるパネル2を有
する端末機本体1に装着される。パック電池は、電池を
収納する本体ケース4と、端末機本体1の操作時に傾斜
角度を付与する脚部5と、脚部5を本体ケース4に回動
可能に連結して、脚部5を収納位置と起立位置とに切り
換える回動アーム6と、端末機本体1のパネル2の閉塞
時に脚部5を収納位置に移動させる弾性復帰バネ7とを
備える。このパック電池は、端末機のパネル2を閉塞す
ると、弾性復帰バネ7が脚部5を弾性的に移動させて脚
部5を収納位置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉できるパネル
を有する端末機の背部に装着されるパック電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ラップトップ型のパソコンの背部に装着
されるパック電池として、パソコン本体の下面に突出す
る構造が開発されている。このパック電池は、パソコン
全体を傾斜させてキーボードを操作しやすい角度に傾斜
できる特長がある。ただ、このパック電池は、持ち運び
し、あるいはカバン等に収納するときに突出部が邪魔に
なる欠点がある。この欠点を解消するために、図1に示
すように、移動できる脚部5を設けたパック電池3が開
発されている。このパック電池3は、脚部5をパソコン
本体23の背部に回動できるようにしている。このパッ
ク電池3は、パソコンを使用しないときに脚部5を邪魔
にならない後方位置に移動できる。脚部5をパソコン本
体23の後方に移動できるパック電池3は、パソコン本
体23の下面をフラットにできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1のパック電池は、
持ち運びし、あるいは、カバン等に収納するときに、脚
部5をパソコン本体23の後方に移動させて邪魔になら
ないようにできる。しかしながら、その際に、脚部5を
定位置まで回動させる必要があるので、脚部5を移動さ
せる操作に手間がかかる欠点がある。また、脚部5をパ
ソコンの後方に突出する位置に移動するので、脚部5が
後方に突出して、パソコンの奥行きを長くする欠点もあ
る。
【0004】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、パソ
コン等の端末機のパネルを閉塞すると自動的に脚部が収
納位置に移動して便利に使用できるパック電池を提供す
ることにある。また、本発明の他の大切な目的は、脚部
を回動させて収納位置に移動させる状態で、脚部がパッ
ク電池から後方に突出せず、端末機の奥行きを短くして
収納できるパック電池を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のパック電池は、
開閉できるパネル2を有する端末機本体1に装着され
る。パック電池は、電池を収納する本体ケース4と、端
末機本体1の操作時に傾斜角度を付与する脚部5と、脚
部5を本体ケース4に回動可能に連結して、脚部5を収
納位置と起立位置とに切り換える回動アーム6と、端末
機本体1のパネル2の閉塞時に脚部5を収納位置に移動
させる弾性復帰バネ7とを備える。このパック電池は、
端末機のパネル2を閉塞すると、弾性復帰バネ7が脚部
5を弾性的に移動させて脚部5を収納位置とする。
【0006】回動アーム6は、先端に回転軸13を設け
ると共に、この回転軸13にカム14を設けて、弾性復
帰バネ7でカム14を押圧して、脚部5を弾性的に収納
位置に移動させることができる。回転軸13に設けたカ
ム14は、鍔15を設けて弾性復帰バネ7が外れるのを
防止することができる。
【0007】さらに、パック電池は、脚部5が本体ケー
ス4の背部に位置する中立位置よりも収納位置側にある
ときには、弾性復帰バネ7で脚部5を弾性的に収納位置
に移動させ、脚部5が中立位置よりも起立位置側にある
ときには、弾性復帰バネ7で脚部5を弾性的に起立位置
に移動させる構造とすることができる。
【0008】弾性復帰バネ7は、セット具16で本体ケ
ース4に装着することができる。この構造は、弾性復帰
バネ7を弾性線材とし、セット具16には弾性線材の中
間の巻部7Aを連結する軸部16Aと、本体ケース4に
設けている挿入スペース17に挿入される挿入部16B
とを設け、挿入部16Bを挿入スペース17に入れてセ
ット具16で弾性復帰バネ7を本体ケース4の定位置に
装着できる。さらに、この構造は、脚部5の両端部に回
動アーム6を連結し、各々の回動アーム6の回転軸13
にカム14を設け、各々のカム14を押圧するふたつの
弾性復帰バネ7を同一形状のセット具16で本体ケース
4に装着することもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するも
のであって、本発明はパック電池を以下のものに特定し
ない。
【0010】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する
番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決
するための手段の欄」に示される部材に付記している。
ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材
に特定するものでは決してない。
【0011】本発明のパック電池は、開閉できるパネル
を有する端末機に装着して使用される。パネルを開閉で
きる端末機として、たとえば、ラップトップ型のパソコ
ンがある。ただ、本発明のパック電池は、その使用用途
をパソコンに特定しない。本発明のパック電池は、開閉
できるパネルを有する端末機であって、とくに、使用時
にはパネルを開き、使用を中止する時ではパネルを閉塞
する種々の端末機、たとえば、DVDの再生装置等に使
用することもできる。以下、パネルを有する端末機とし
てパソコンに装着されるパック電池について詳述する。
【0012】図2と図3は、開閉できるパネル2を有す
るパソコンに装着されるパック電池3を示す。このパッ
ク電池3は、二次電池8を内蔵する本体ケース4と、こ
の本体ケース4に、一対の回動アーム6を介して回動で
きるように連結している脚部5と、この脚部5を収納位
置に移動させる弾性復帰バネ7とを備える。
【0013】このパック電池3は、パソコンを使用しな
いとき、図3の実線で示すように、パネル2よりも後方
で、本体ケース4上の収納位置に脚部5を収納する。脚
部5は、パネル2が図の実線で示す位置に閉塞されると
き、弾性復帰バネ7によって自動的にこの位置に回動さ
れる。脚部5が収納位置に移動するように、弾性復帰バ
ネ7で脚部5を弾性的にパネル2に押し付けているから
である。パソコンを使用するときは、脚部5を端末機本
体1の底の起立位置に移動させる。起立位置に移動され
た脚部5は、端末機本体1に所定の傾斜角度を付与し
て、端末機を操作しやすくする。この位置に移動された
脚部5は、ストッパ(図示せず)で停止される。このス
トッパは、脚部5を収納位置に回動するときに解除され
る。ただ、本発明のパック電池は、必ずしもストッパを
設ける必要はない。それは、弾性復帰バネ7でもって脚
部5を端末機本体1の下の起立位置で停止させることが
でき、あるいは、脚部5を端末機本体1の下の起立位置
に移動した状態でパソコンを台の上において、脚部5を
この位置に停止できるからである。
【0014】本体ケース4は、プラスチック製の上ケー
ス4Aと下ケース4Bからなる。下ケース4Bを図4と
図5に示している。これ等の図に示す下ケース4Bは、
内部に複数の二次電池8を収納できる上方開口の箱型に
成形している。上ケース4Aは、下ケース4Bに連結さ
れて、下ケース4Bの上方開口部を閉塞する。下ケース
4Bと上ケース4Aからなる本体ケース4は、脚部5の
回動アーム6を連結するために連結部9を両端に設けて
いる。本体ケース4は、連結部9との境界に、回動アー
ム6を回動させる回動隙間10を設けている。回動隙間
10は、本体ケース4に対して垂直方向に設けられ、回
動アーム6をこの回動隙間10内で垂直面内で回転させ
る。パック電池3の脚部5は、図3に示すように、パッ
ク電池3の後方で上下に回動される。したがって、回動
アーム6を回動させる回動隙間10は、後方と上下に開
口して設けられ、回動隙間10の前部で連結部9を本体
ケース4に連結している。
【0015】上ケース4Aと下ケース4Bは、回動隙間
10に隣接している隔壁11に、軸受凹部12を設けて
いる。軸受凹部12は、上ケース4Aと下ケース4Bの
境界に対向して設けられる。上ケース4Aと下ケース4
Bが連結されると、対向する軸受凹部12が回転軸13
を支持する貫通孔となる。この貫通孔は、上ケース4A
と下ケース4Bの隔壁11を貫通して、回動アーム6の
回転軸13を回転できるように支持する。回動隙間10
の両側に位置する隔壁11は、対向する位置に回転軸1
3を支持する貫通孔を設けている。回動アーム6の両側
に突出している回転軸13を支持するためである。回動
アーム6の両側に突出する回転軸13は、直線上に位置
する。したがって、回動隙間10の両側の隔壁11に設
けられる貫通孔も直線上に配設される。
【0016】本体ケース4は、端末機本体1に脱着でき
るように装着される。図2の本体ケース4は、端末機本
体1の電源端子に接続される出力端子19と、端末機本
体1に外れないように連結する係止部20と、さらに、
端末機本体1に案内されるガイド溝21を有する。この
パック電池3は、本体ケース4のガイド溝21に、端末
機本体1のガイド凸部(図示せず)を摺動させて定位置
まで挿入される。装着位置に挿入されると、係止部20
が係止されて外れないように装着される。さらに、この
状態で出力端子19が端末機本体1の電源端子に接続さ
れて、パソコンを駆動する電力を供給する。
【0017】脚部5は角柱状で、図6に示すように両端
に一対の回動アーム6を連結している。一対の回動アー
ム6は互いに平行で、脚部5に対して直交する方向に固
定している。脚部5の全長は本体ケース4の全長にほぼ
等しく、一対の回動アーム6で図3の実線位置から鎖線
位置に移動される。
【0018】回動アーム6は、図7ないし図9に示すよ
うに先端に回転軸13を固定している。図の回動アーム
6はプラスチック製で、回転軸13を一体的に成形して
いる。回動アーム6の外側に突出している一方の回転軸
13は、カム14を連結して設けており、さらに、カム
14よりも先端部には鍔15を設けている。カム14
は、弾性復帰バネ7に押されて脚部5を収納位置に移動
させる。鍔15は、弾性復帰バネ7がカム14からずれ
るのを防止する。
【0019】カム14は、短径に対して充分に長い長径
を有する楕円形で、図8と図9の一点鎖線で示す回転軸
13の回転中心に対して偏心して連結している。カム1
4は、回転中心から最も離れる頂上部14Aが弾性復帰
バネ7に押されて、脚部5を収納位置に移動させる。図
3の実線で示すように、脚部5が収納位置であるA位置
にあると、弾性復帰バネ7がカム14の頂上部14Aを
回転方向に押圧する。脚部5が本体ケース4の背部であ
る図3のB位置にあると、弾性復帰バネ7はカム14の
頂上部14Aを回転中心に向かって押圧する。このカム
14は、脚部5をB位置に一時的に停止させる。カム1
4の頂上部14Aを回転中心に向かって押圧する弾性復
帰バネ7がカム14を回転させないからである。脚部5
が中立位置であるB位置から収納位置側である上にずれ
ると、弾性復帰バネ7がカム14の頂上部14Aを回転
方向に押すようになって、脚部5を収納位置であるA位
置に向かって移動させる。また、脚部5が中立位置であ
るB位置から起立位置側である下にずれても、弾性復帰
バネ7がカム14の頂上部14Aを逆の回転方向に押す
ようになって、脚部5を起立位置であるC位置に向かっ
て移動させる。この構造のカム14と弾性復帰バネ7
は、脚部5を中立位置であるB位置で一時的に停止さ
せ、B位置から上下にずれると、ずれた方向に脚部5を
移動させて、A位置またはC位置に移動させる。このカ
ム14と弾性復帰バネ7は、パソコンを使用するときと
使用しないときに、脚部5を理想的な位置に移動できる
特長がある。パソコンを使用するとき、脚部5は起立位
置であるC位置に移動され、パソコンを使用しないと
き、脚部5は収納位置であるA位置に移動されるからで
ある。
【0020】ただ、本発明のパック電池は、回動アーム
やその回転軸に渦巻バネ等のバネの一端を連結し、バネ
で脚部を収納位置に移動させることもできる。図10の
パック電池3は、渦巻バネ22の一端を回転軸13に、
他端を本体ケース4に連結している。渦巻バネ22は、
脚部5を収納位置であるA位置の方向に移動させる。こ
の渦巻バネ22は、常に脚部5を収納位置に向かって移
動させる。したがって、好ましくは脚部5を起立位置で
あるC位置に停止させるストッパを設ける。このパック
電池3は、パソコンを使用しないときにストッパを解除
して、渦巻バネ22で脚部5を収納位置に移動させる。
【0021】弾性復帰バネ7は、図11に示すようにセ
ット具16を介して本体ケース4に装着される。この図
の弾性復帰バネ7は、弾性線材の途中を巻いて巻部7A
を設け、その両端部をハ字状としている。この弾性復帰
バネ7は、両端部をハ字状に広げてカム14の頂上部1
4Aを弾性的に押圧する。セット具16は、弾性線材の
巻部7Aに挿入している軸部16Aと、本体ケース4に
設けている挿入スペース17に挿入して連結される挿入
部16Bとを有する。図のセット具16は、金属板を細
長い形状にプレス加工して製作される。図においてセッ
ト具16は、上部を逆h状に金属板を裁断してL字状の
軸部16Aを設けている。このセット具16は、弾性復
帰バネ7の巻部7AをL字状の軸部16Aに入れて外れ
ないように装着できる。
【0022】挿入部16Bは、本体ケース4の挿入スペ
ース17に入れて装着できるように、挿入スペース17
の内幅にほぼ等しい幅で細長く延長した形状としてい
る。挿入部16Bと軸部16Aを設けている上部とは僅
かに折曲している。弾性復帰バネ7の巻部7Aを本体ケ
ース4の周壁内面から離して、弾性復帰バネ7を自由に
弾性変形できるようにするためである。さらに挿入部1
6Bは、弾性復帰バネ7の一端部を位置ずれしないよう
に案内するスリット16Cを設けている。
【0023】セット具16の挿入部16Bを入れて定位
置に連結するために、図4に示すように、本体ケース4
の下ケース4Bは、連結部9の周壁内面に挿入スペース
17を設けている。挿入スペース部分の拡大図を図12
に示し、挿入スペース17にセット具16を入れた状態
を図8と図9に示す。これ等の図の挿入スペース17
は、セット具16の挿入部16Bを両側で保持するため
に、一対のL字リブ18を対向して平行に設けている。
対向するL字リブ18の間が挿入スペース17である。
この挿入スペース17は、セット具16の挿入部16B
をしっかりと位置ずれしないように保持する。挿入スペ
ース17に挿入部16Bを入れて本体ケース4に連結さ
れた弾性復帰バネ7は、一方の端部でカム14の外周を
弾性的に押圧する。
【0024】弾性復帰バネ7は、各々の回動アーム6の
カム14を独立して押圧する。したがって、本体ケース
4は、両端部分の連結部9に弾性復帰バネ7を装着して
いる。両端に装着される弾性復帰バネ7と、この弾性復
帰バネ7を本体ケース4に連結するセット具16は、同
一形状のものが使用される。各々の弾性復帰バネ7がカ
ム14の外周を押圧するように、カム14と弾性復帰バ
ネ7の相対位置が設定される。
【0025】
【発明の効果】本発明のパック電池は、端末機のパネル
を閉塞すると自動的に脚部を収納位置に移動させて便利
に使用できると共に、脚部を収納位置に移動させる状態
では、脚部がパック電池から後方に突出せず、端末機の
奥行きを短くできる特長がある。それは、本発明のパッ
ク電池が、端末機本体のパネルを閉塞すると、弾性復帰
バネで脚部を弾性的に移動させて、パネルよりも後方で
パック電池の本体ケース上の収納位置に収納できるよう
にしているからである。この構造のパック電池は、パネ
ルを水平に閉塞した状態では、弾性復帰バネが脚部を回
動させるので、端末機の使用を中止する毎に、極めて簡
単に脚部を所定の収納位置に移動して収納できる。さら
に、脚部は、パネルよりも後方で、パック電池の本体ケ
ース上の収納位置に収納されるので、脚部がパック電池
から後方に突出することなく、端末機の奥行きを短くで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパック電池をパソコンに装着した状態を
示す側面図
【図2】本発明の一実施例にかかるパック電池の斜視図
【図3】図2に示すパック電池を端末機本体に装着した
状態を示す一部断面側面図
【図4】図2に示すパック電池の本体ケースの下ケース
の斜視図
【図5】図4に示す下ケースに脚部を装着する状態を示
す分解斜視図
【図6】図2に示すパック電池の脚部の斜視図
【図7】図6に示す脚部の回動アームの拡大斜視図
【図8】下ケースに脚部を連結した状態を示す一部断面
平面図
【図9】図2に示すパック電池の本体ケースと脚部の連
結構造を示す拡大断面図
【図10】本発明の他の実施例にかかるパック電池の概
略構成図
【図11】弾性復帰バネの拡大斜視図
【図12】図4に示す下ケースの連結部の拡大斜視図
【符号の説明】
1…端末機本体 2…パネル 3…パック電池 4…本体ケース 4A…上ケース 4
B…下ケース 5…脚部 6…回動アーム 7…弾性復帰バネ 7A…巻部 8…二次電池 9…連結部 10…回動隙間 11…隔壁 12…軸受凹部 13…回転軸 14…カム 14A…頂上部 15…鍔 16…セット具 16A…軸部 1
6B…挿入部 16C…スリット 17…挿入スペース 18…L字リブ 19…出力端子 20…係止部 21…ガイド溝 22…渦巻バネ 23…パソコン本体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉できるパネル(2)を有する端末機本
    体(1)に装着されるパック電池であって、電池を収納す
    る本体ケース(4)と、端末機本体(1)の操作時に傾斜角度
    を付与する脚部(5)と、脚部(5)を本体ケース(4)に回動
    可能に連結して、脚部(5)を収納位置と起立位置とに切
    り換える回動アーム(6)と、端末機本体(1)のパネル(2)
    の閉塞時に脚部(5)を収納位置に移動させる弾性復帰バ
    ネ(7)とを備えることを特徴とするパック電池。
  2. 【請求項2】 回動アーム(6)が先端に回転軸(13)を有
    すると共に、この回転軸(13)にカム(14)を設けており、
    弾性復帰バネ(7)がカム(14)を押圧して、脚部(5)を弾性
    的に収納位置に移動させる請求項1に記載されるパック
    電池。
  3. 【請求項3】 回動アーム(6)の回転軸(13)に設けられ
    たカム(14)が、弾性復帰バネ(7)が外れるのを防止する
    鍔(15)を有する請求項2に記載されるパック電池。
  4. 【請求項4】 脚部(5)が本体ケース(4)の背部に位置す
    る中立位置よりも収納位置側にあるとき、弾性復帰バネ
    (7)が脚部(5)を弾性的に収納位置に移動させ、脚部(5)
    が中立位置よりも起立位置側にあるとき、弾性復帰バネ
    (7)が脚部(5)を弾性的に起立位置に移動させる請求項1
    に記載されるパック電池。
  5. 【請求項5】 弾性復帰バネ(7)が、セット具(16)で本
    体ケース(4)に装着されてなる請求項1に記載されるパ
    ック電池。
  6. 【請求項6】 弾性復帰バネ(7)が弾性線材で、セット
    具(16)が弾性線材の中間の巻部(7A)を連結している軸部
    (16A)と、本体ケース(4)に設けている挿入スペース(17)
    に挿入して連結される挿入部(16B)とを有する請求項5
    に記載されるパック電池。
  7. 【請求項7】 脚部(5)の両端部に回動アーム(6)を連結
    しており、各々の回動アーム(6)の回転軸(13)にはカム
    (14)を設けており、各々のカム(14)を押圧するふたつの
    弾性復帰バネ(7)を同一形状のセット具(16)で本体ケー
    ス(4)に装着している請求項6に記載されるパック電
    池。
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