JP2003016715A - 記録媒体ライブラリ装置 - Google Patents

記録媒体ライブラリ装置

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JP2003016715A
JP2003016715A JP2001198808A JP2001198808A JP2003016715A JP 2003016715 A JP2003016715 A JP 2003016715A JP 2001198808 A JP2001198808 A JP 2001198808A JP 2001198808 A JP2001198808 A JP 2001198808A JP 2003016715 A JP2003016715 A JP 2003016715A
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signal
drives
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Takayuki Komiya
孝行 小宮
Toru Hamano
亨 浜野
Takashi Kanazawa
隆 金澤
Hiroyuki Suzuki
廣幸 鈴木
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内に仕様の異なる記録媒体駆動用のドラ
イブが混在して格納されている場合にそれを識別できる
ようにする。 【解決手段】 異なる仕様で記録媒体の書き込み及び/
又は読み出しを行う複数種類のドライブの任意のものを
それぞれ着脱可能に格納する複数のドライブマウント7
a,7bと、前記各マウントに格納されているドライブ
の仕様を検出する検出手段9と、前記各マウントに格納
されるドライブの仕様を設定する設定手段3とを備え
る。制御手段2では、前記検出手段で検出された各マウ
ントのドライブの仕様が前記設定手段で設定された仕様
に適合するか否かを識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体を収納
してその記録媒体の情報を管理する記録媒体ライブラリ
装置(以下、単にライブラリ装置という)に関し、特
に、装置内に仕様の異なる記録媒体駆動用のドライブが
混在して格納されている場合にそれを識別することので
きる記録媒体ライブラリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータを中核とする情
報処理システムにおいて、記憶装置の一種としてライブ
ラリ装置が広く採用されるに至っている。ライブラリ装
置は、周知の通り、磁気テープ、光ディスク若しくはD
VD(Digital Versatile Disk)などのような記録媒体を
収納してその記録情報を体系的に管理する装置であり、
多数の記録媒体を収納するためのマガジンや、記録媒体
を駆動(情報の書き込み及び/又は読み出し)するため
のドライブ(一般には複数台のドライブ)や、マガジン
とドライブとの間で記録媒体を搬送するための搬送機構
や、ライブラリ装置の全体を制御するための制御部など
を具えている。
【0003】こうした情報処理システムにおいて、例え
ば記録媒体から記録情報の読み出しを行う場合には、上
位の処理装置であるパーソナルコンピュータ側から、読
み出し対象の記録媒体をドライブ(複数台のドライブが
設けられている場合にはそのうちのいずれかのドライ
ブ)に搬送すべきことが、パーソナルコンピュータとラ
イブラリ装置の制御部とを接続したインタフェースを介
して当該ドライブに付された識別情報を用いて指示され
る。制御部は、この指示に基づき、当該記録媒体をその
収納位置から当該ドライブまで搬送するように搬送機構
を制御する。
【0004】ところで、ライブラリ装置内に複数台のド
ライブが設けられる場合には、その複数台のドライブを
制御部によって管理運用しなければならない。そのため
には、複数台の各ドライブを制御部に認識させる必要が
ある。そこで、各ドライブに対応して設けられた複数の
ドライブマウントであるドライブ用格納部(以下、単に
格納部という)と制御部とをドライブ有無検知用のイン
タフェースを介して接続し、該制御部から各格納部にイ
ンタフェースを介してドライブ有無検知用の信号(例え
ば、所定のデジタル信号)を出力するようにしている。
インタフェースは、当該装置用のドライブが格納された
場合にのみ該ドライブと電気的に接続し、制御部からの
信号に基づき、ドライブが格納部に格納されていること
を示す信号を制御部に出力するが、格納部にドライブが
格納されていない場合には、制御部からの信号に基づ
き、ドライブが格納部に格納されていないことを示す信
号を制御部に出力するようになっている。制御部では、
インタフェースを介して格納部にドライブが格納されて
いることを示す信号を入力した場合に、その信号に基づ
いてドライブを認識する。このように、制御部と各格納
部とを接続したドライブ有無検知用のインタフェースを
用いて、当該装置用のドライブが格納部に格納されてい
ることを示す信号を得ることで、該ドライブを制御部に
認識させ、これによって、各格納部に格納されているド
ライブを管理運用できるようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ライブラリ装置に
おいて、複数台のドライブのうち、例えば、1台のドラ
イブに動作不良などの障害が発生して該ドライブの交換
を余儀なくされた場合に、その障害を発生したドライブ
は保守時などに係員によって新品のドライブに交換され
る。その場合に、障害の発生したドライブの格納部に
は、本来、当該装置用のドライブ(障害の発生したドラ
イブと性能や機能などの仕様が同一のドライブ)が格納
されるべきであるが、例えば、新型の他のライブラリ装
置に格納される新タイプのドライブ(障害の発生したド
ライブと物理的な互換性はあるが、該ドライブの性能や
機能などの仕様が異なる新タイプのドライブ)が誤って
格納されてしまうことが予想される。障害の発生した旧
タイプのドライブに代えて、新タイプのドライブが格納
された場合、インタフェースからドライブが格納部に格
納されていないことを示す信号が制御部に出力されるた
め、新・旧タイプのドライブの組み合わせを識別するこ
とができないという問題があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
であり、装置内に仕様の異なる記録媒体駆動用のドライ
ブが混在して格納されている場合にそれを識別し、これ
により装置構成を管理できるようにした記録媒体ライブ
ラリ装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録媒体ラ
イブラリ装置は、異なる仕様で記録媒体の書き込み及び
/又は読み出しを行う複数種類のドライブの任意のもの
をそれぞれ着脱可能に格納する複数のドライブマウント
と、前記各マウントに格納されているドライブの仕様を
検出する検出手段と、前記各マウントに格納されるドラ
イブの仕様を設定する設定手段と、前記検出手段で検出
された各マウントのドライブの仕様が前記設定手段で設
定された仕様に適合するか否かを識別する制御手段とを
具えたものである。これによれば、設定手段で設定され
るドライブの仕様に基づいて、複数のドライブマウント
に格納されているドライブの仕様を制御手段により識別
できるので、複数のドライブマウントに仕様の異なるド
ライブが格納された場合の装置構成を管理することがで
きるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る記録媒体ライブラリ装置の一実施例を説明す
る。この実施の形態では、記録媒体としてDVD(Digit
al Versatile Disk)に適用したDVDライブラリ装置
(以下、単にライブラリ装置という)について説明す
る。図1は、本実施の形態に係るライブラリ装置LBの
回路構成の一例を示すブロック図である。ライブラリ装
置LBには、例えば、性能や機能などが同一の新タイプ
の2台のDVD駆動用のドライブ1a及び1aが搭載さ
れており、装置全体を制御する制御部2が、各ドライブ
1a,1aと、各ドライブ1a,1aのうちのいずれか
のドライブの仕様を特定するための設定部3と、各ドラ
イブ1a,1aとDVD収納用のマガジンとの間でDV
Dを搬送するための搬送機構4とに接続されている。ま
た、上位の処理装置であるパーソナルコンピュータPC
のCPU5が、該パーソナルコンピュータPC内のバス
(図示せず)とSCSI(図示せず)とを介してライブ
ラリ装置LBの制御部2に接続されている。
【0009】図2は、図1のライブラリ装置LBにおけ
る各ドライブ1a,1aとDVD収納用のマガジン6
a,6bとの配置関係、及び搬送機構4の搬送経路との
一例を略示した図である。このライブラリ装置LBに
は、DVDを内蔵したカートリッジ(図示せず)を収納
するための収納セルをそれぞれ所定数有する複数のマガ
ジン(図示例では、2つのマガジン)6a及び6bが鉛
直方向(図の上下方向)に並んで配置されており、ま
た、各マガジン6a,6bと対向する側に2台のドライ
ブ1a,1aが鉛直方向に並んで配置されている。各マ
ガジン6a,6bは、カートリッジの交換を装置LBか
ら取り外して行えるようマガジン用の格納部(図示せ
ず)に着脱自在に格納されている。また、各ドライブ1
a,1aは、障害発生時などにドライブのメンテナンス
や交換を容易に行えるようドライブ用の格納部7a,7
bに着脱自在に格納されている。そして搬送機構4は、
マガジン6a,6bとドライブ1a,1aとの間で水平
面上で回動していずれかの列の側にも向くことができ、
かつ、図にRTとして示した鉛直方向の搬送経路上でD
VDを搬送することができるように構成されている。
尚、こうした搬送機構4の動作自体は、通常のライブラ
リ装置において使用されている周知の搬送機構によって
実現可能である。
【0010】図示例のライブラリ装置LBでは、出荷時
に、ドライブ格納用の格納部7a,7bに、本来、標準
ドライブとして、性能や機能などの仕様が同一の新タイ
プのドライブ(例えば、4.7G(ギガ)の記憶容量を
持つ新タイプのドライブ)1a及び1aが格納される。
ライブラリ装置LBを出荷してユーザーに納品した後の
保守時などにおいて、例えば、2台の新タイプのドライ
ブ1a及び1aのうち、1台のドライブ1aに何らかの
障害が発生して該ドライブ1aの交換を余儀なくされた
場合に、図3(c)に示されるように、その障害の発生
したドライブ1aの格納部7bに該ドライブ1aとは性
能や機能などの仕様の異なる新品の旧タイプのドライブ
(例えば、2.6G(ギガ)の記憶容量を持つ旧タイプ
のドライブ)11が誤って格納されることが考えられ
る。この場合に、仕様の異なる新・旧タイプのドライブ
1a及び11が格納部7a,7bに混在して格納される
ことになるので、その装置構成を管理するには、新・旧
タイプのドライブ1a及び11の組み合わせを制御部2
によって識別できるようにする必要がある。
【0011】こうした、新・旧タイプのドライブ1a及
び11の組み合わせを制御部2で識別できるようにする
ため、制御部2内のメモリ(図示せず)には、新・新タ
イプのドライブ1a,1aの組み合わせに対応した所定
の期待値が予め記憶されている。また、制御部2内のメ
モリ(図示せず)には、新タイプのドライブ1aの仕様
に応じた動作を制御部2に実行させるための新タイプ動
作プログラムと、旧タイプのドライブ11の仕様に応じ
た動作を制御部2に実行させるための旧タイプ動作プロ
グラムとが予め記録されている。また、装置LB内に
は、図3(a)及び(c)に示されるように、制御部2
(図示せず)と新・旧タイプのドライブ1a,11とを
各格納部7a,7bを通じて電気的に接続するインタフ
ェース8が設けられる。また、新タイプのドライブ1a
には、図3(a)に示されるように、当該ドライブ1a
の仕様を検出する検出手段である仕様信号生成回路9が
設けられる。この仕様信号生成回路9は、新タイプのド
ライブ1aが格納部7a,7bに格納された場合に、イ
ンタフェース8と電気的に接続するようになっている。
また、旧タイプのドライブ11には、図3(c)に示さ
れるように、当該ドライブ11の仕様を検出する検出手
段である仕様信号生成回路10が設けられる。この仕様
信号生成回路10は、旧タイプのドライブ11が格納部
7a,7bに格納された場合に、インタフェース8と電
気的に接続するようになっている。制御部2は、設定部
3によって新タイプのドライブ1aの仕様を特定するた
めの設定が行われると、該設定部3から新タイプ設定信
号Spを入力して新タイプ動作プログラムを実行する。
また、制御部2は、設定部3によって旧タイプのドライ
ブ11の仕様を特定するための設定が行われると、該設
定部3から旧タイプ設定信号Sqを入力して旧タイプ動
作プログラムを実行する。
【0012】インタフェース8は、図3(a)及び
(c)に示されるように、制御部2から出力される検査
信号(デジタル信号)Saを新・旧タイプのドライブ1
a,11の仕様信号生成回路9,10にそれぞれ供給
し、該新タイプのドライブ1aの仕様信号生成回路9か
ら得られる仕様信号Sbと、該旧タイプのドライブ11
の仕様信号生成回路10から得られる仕様信号Scとを
制御部2に送出するものである。本例に示すインタフェ
ース8は、例えば、制御部2と各格納部7a,7bとを
電気的に接続する複数本(図示例では、3本)の信号線
8a〜8cを含んで構成される。各信号線8a〜8cの
うち、1本の信号線8aは、各格納部7a,7bに共通
に接続されるが、残りの他の2本の信号線8b及び8c
は、各格納部7a,7bに別々に接続される。信号線8
aは、検査信号Saを各格納部7a,7bにそれぞれ供
給するものであり、図3(a)及び(c)に示されるよ
うに、各格納部7a,7bの所定の内面にコネクタを介
して接続されている。信号線8bは、格納部7aにおい
て新タイプのドライブ1aから得られる仕様信号Sbを
制御部2に送出するものであり、図3(a)に示される
ように、格納部7aの所定の内面に信号線8aとは異な
る位置でコネクタを介して接続されている。信号線8c
は、格納部7bにおいて旧タイプのドライブ11から得
られる仕様信号Scを制御部2に送出するものであり、
図3(c)に示されるように、格納部7bの所定の内面
に信号線8aとは異なる位置でコネクタを介して接続さ
れている。
【0013】各格納部7a,7bには、図3(a)及び
(c)に示されるように、接地線a1及びa2が設けら
れており、この接地線a1及びa2は、それぞれ、各格
納部7a,7bの他の内面にコネクタを介して接続され
ると共に装置LB内のアース部Aに接地されている。
【0014】新タイプのドライブ1aに設けられる仕様
信号生成回路9は、図3(a)に示されるように、例え
ば、2つのスイッチ素子SW1及びSW2と、該2つの
スイッチ素子SW1及びSW2を直列に接続する信号線
9a1及び9a2などを含んで構成される。1つのスイ
ッチ素子SW1に接続された信号線9a1は、ドライブ
1aの所定の外面にコネクタを介して接続されており、
他の1つのスイッチ素子SW1に接続された信号線9a
2は、ドライブ1aの所定の外面に信号線9a1とは異
なる位置でコネクタを介して接続されている。この仕様
信号生成回路9は、2つのスイッチ素子SW1及びSW
2を所定のオン・オフ形態に切り換えることによって新
タイプのドライブ又は旧タイプのドライブの仕様に応じ
た仕様信号を生成するものである。すなわち、新タイプ
のドライブ1aの仕様信号を得たい場合には、信号線9
a1に接続されたスイッチ素子SW1をオンに、信号線
9a2に接続されたスイッチ素子SW2をオフに予め設
定することによって、追って説明する新タイプのドライ
ブ1aの仕様に応じた仕様信号Sbを生成することがで
きる。これとは逆に、旧タイプのドライブ11の仕様信
号を得たい場合には、図6(a)に示されるように、信
号線9a1に接続されたスイッチ素子SW1をオフに、
信号線9a2に接続されたスイッチ素子SW2をオンに
予め設定することによって、追って説明する旧タイプの
ドライブ11の仕様に応じた仕様信号Scと同じような
仕様信号Seを生成することができる。この仕様信号生
成回路9の各スイッチ素子SW1,SW2を新タイプ信
号生成用に設定した新タイプのドライブ1aは、格納部
7aに格納された場合に、1つのスイッチ素子SW1の
信号線9a1がインタフェース8の信号線8aに接続
し、他の1つのスイッチ素子SW2の信号線9a2がイ
ンタフェース8の信号線8bに接続すると共に接地線a
1に接続する。
【0015】一方、旧タイプのドライブ11に設けられ
る仕様信号生成回路10は、インタフェース8から検査
信号Saが供給されることによって、旧タイプのドライ
ブの仕様に応じた仕様信号を生成して出力するものであ
る。この仕様信号生成回路10は、図3(c)に示され
るように、例えば、1本の信号線10aなどを含んで構
成される。信号線10aは、ドライブ11の所定の外面
と、該ドライブ11の他の所定の外面とにそれぞれコネ
クタを介して接続されている。この仕様信号生成回路1
0を備える旧タイプのドライブ11は、格納部7bに格
納された場合に、信号線10aがインタフェース8の信
号線8aに接続すると共に接地線a2に接続する。
【0016】次に、新・旧タイプのドライブ1a,11
が格納部7a,7bに混在して格納された場合に制御部
2が実行する処理の一例を、図4を参照して説明する。
先ず、設定部3で新タイプのドライブ1aの仕様を特定
するための設定が行われることによって、該設定部3か
ら新タイプ設定信号Spを入力する(ステップS1)。
【0017】続いて、ステップS2では、新・旧タイプ
のドライブ1a,11の仕様を検査するための検査信号
Saとして、例えば、図3(b)及び(d)に示される
ような所定のデジタル信号をインタフェース8の信号線
8aを通じて各格納部7a,7bに出力する。
【0018】ここで、図3(a)〜(d)を参照して、
新タイプのドライブ1aが出力する仕様信号Sbと、旧
タイプのドライブ11が出力する仕様信号Scについて
説明する。新タイプのドライブ1aでは、図3(a)に
示されるように、インタフェース8の信号線8aから仕
様信号生成回路9の信号線9a1を通じて検査信号Sa
を入力する。仕様信号生成回路9では、スイッチ素子S
W1がオンであり、スイッチ素子SW2がオフであるの
で、信号線9a1と、スイッチ素子SW1と、信号線9
a2とで構成される回路によって仕様信号Sbを生成
し、その仕様信号Sbをインタフェース8の信号線8b
に出力する。仕様信号生成回路9で生成される仕様信号
Sbは、検査信号Saを信号線9a1、スイッチ素子S
W1及び信号線9a2を通して得られる信号であるの
で、図3(b)に示されるように、検査信号Saのパタ
ーンと同じパターンの信号となる。一方、旧タイプのド
ライブ11では、図3(c)に示されるように、仕様信
号生成回路10がインタフェース8の信号線8bに接続
していないので、該仕様信号生成回路10には検査信号
Saは入力されない。この仕様信号生成回路10では、
信号線10aがインタフェース8の信号線8aと接地線
a2とに接続しているので、接地線a2と信号線10a
とで構成される回路によって仕様信号Scを生成し、そ
の仕様信号Scをインタフェース8の信号線8cに出力
する。仕様信号生成回路9で生成される仕様信号Sb
は、接地線a2に接続されたアース部Aの電位に応じた
信号であるので、図3(d)に示されるように、検査信
号Saの“0”に対応する信号となる。
【0019】図4に戻り、ステップS3では、仕様信号
生成回路9から仕様信号Sbを取り込むと共に、仕様信
号生成回路10から仕様信号Scを取り込む。そして、
仕様信号Sbが検査信号Saの信号パターンと同じであ
れば、その仕様信号Sbを新タイプのドライブに対応し
た仕様信号と判断し、仕様信号Scが検査信号Saの
“0”に対応する信号であれば、その仕様信号Scを旧
タイプのドライブ11に対応した仕様信号と判断する。
【0020】続いて、ステップS4では、仕様信号Sb
及びScの組み合わせが、新・新タイプのドライブ1a
及び1aの組み合わせに応じた所定の期待値と一致した
か否かを判定する。これによって、本来の装置構成であ
る新・新タイプのドライブ1a,1aの組み合わせとは
異なる新・旧タイプのドライブ1a,11の組み合わせ
で装置LBが構成されているか否かを識別することがで
きる。NOと判定した場合には、ステップS5に進み、
YESと判定した場合には、ステップS7に進む。本例
の場合は、NOと判定されるので、ステップS5に進む
ことになる。
【0021】ステップS5では、装置構成エラーと判定
して、ステップS6に進む。ステップS6では、装置動
作を抑止する。一例として、装置LBのメイン電源やド
ライブ駆動回路の電源をオフ状態に保持する。この場合
に、装置LBの保守後に試運転しようとしてもメイン電
源やドライブ駆動回路の電源がオンしない。これによっ
て、新・旧タイプの組み合わせでドライブ1a,11が
格納されていることを報知できるので、保守時などにド
ライブの誤った載せ代えを防止できるようになる。
【0022】ステップS7では、装置構成OKと判定し
て、ステップS8に進む。ステップS8では、装置動作
を実行する。一例として、装置LBのメイン電源及びド
ライブ駆動回路の電源をオン状態に保持する。この場合
に、装置LBの保守後に試運転しようとしたとき、メイ
ン電源及びドライブ駆動回路の電源がオンされるので、
本来の装置構成である新・新タイプの組み合わせでドラ
イブ1a,1aが格納されたことを確認できる。
【0023】図4に示されるステップS1において、設
定部3で旧タイプのドライブ11の仕様を特定するため
の設定が行われることによって、該設定部3から旧タイ
プ設定信号Sqを入力した場合には、制御部2は、検査
信号Saを出力することなく、仕様信号Scが期待値に
合致していることを確認して、新タイプのドライブ1a
を旧タイプのドライブと判定する。この場合に、本来の
装置構成である新・新タイプのドライブ1a,1aの組
み合わせとは異なる旧・旧タイプのドライブ11,11
の組み合わせで装置が構成されていると認識し、ステッ
プS8の装置動作処理を実行して、装置LBの運転を可
能とする。
【0024】また、図4に示されるステップS3の処理
において、図5(a)に示されるように、例えば、格納
部7aに新タイプのドライブ1aまたは旧タイプのドラ
イブ11が格納されていない場合には、制御部2には、
インタフェース8の信号線8bから検査信号Saの
“1”のレベルに対応した図5(b)に示される信号S
dが入力される。これよって、制御部2は、格納部7a
にドライブ1a又はドライブ11が格納されていない旨
判定し、ステップS6の装置動作を抑止する処理を実行
して、装置LBの運転を不能とする。
【0025】本例に示すライブラリ装置LBでは、前述
したように、出荷時に、新タイプのドライブ1aにおけ
る仕様信号生成回路9の2つのスイッチ素子SW1,S
W2のオン・オフ形態を逆にすることによって、新タイ
プのドライブ1aを旧タイプのドライブとして使用する
ことができる。すなわち、図6(a)に示されるよう
に、信号線9a1に接続されたスイッチ素子SW1をオ
フに、信号線9a2に接続されたスイッチ素子SW2を
オンに予め設定する。このようにスイッチ素子SW1,
SW2が設定された新タイプのドライブ1aは、例え
ば、格納部7aに格納された場合に、同図に示されるよ
うに、仕様信号生成回路9のスイッチ素子SW1がオフ
であるので、該仕様信号生成回路9には検査信号Saは
入力しない。しかし、スイッチ素子SW2がオンである
ので、信号線9a2と、スイッチ素子SW2と、接地線
a1とで電気回路が構成され、これによって、接地線a
1に接続されたアース部Aの電位に応じた信号を仕様信
号(検査信号Saの“0”に対応する信号)Seとして
出力する。これにより、制御部2では、新タイプのドラ
イブ1aを旧タイプのドライブと見做し、以後、当該ド
ライブ1aを旧タイプのドライブとして駆動する。
【0026】このように、このライブラリ装置LBによ
れば、本来、格納部7a,7bに格納されるべき新・新
タイプのドライブ1a,1aの仕様を特定するための設
定を設定部3によって行い、その設定部3によって仕様
の特定された新・新タイプのドライブ1a,1aの組み
合わせに応じた所定の期待値に基づき、新・旧タイプの
ドライブ1a,11が格納部7a,7bに格納された場
合に得られる仕様信号Sb,Scの組み合わせを制御部
2で識別するので、装置LB内に仕様の異なるドライブ
1a,11が格納された場合にその装置構成を管理でき
るようになる。
【0027】また、本例に示すライブラリ装置LBに用
いられる新タイプのドライブ1aは、仕様信号生成回路
9の2つのスイッチ素子SW1,SW2のオン・オフ形
態を切り換えることによって、新タイプのドライブとし
て使用したり、旧タイプとして使用したりすることでき
るので、旧タイプのドライブ11が生産中止になった場
合に、その代替ドライブとして使用することができる。
【0028】なお、この実施の形態に示されるライブラ
リ装置では、新・旧タイプのドライブがその組み合わせ
で格納部に格納された場合に、装置構成エラーと判定し
て、新・旧タイプのドライブの駆動を行えないようにし
たが、新タイプのドライブ及び旧タイプのドライブの仕
様に応じた動作を制御部2に実行させるための新・旧タ
イプ動作プログラムを制御部内のメモリに記憶させ、そ
の動作プログラムに従って新・旧タイプのドライブの駆
動を行うようにしてもよい。
【0029】また、この発明を適用するライブラリ装置
における複数台のマガジンと複数台のドライブとの位置
関係及び搬送機構による記録媒体の搬送経路は、図2に
例示したものと異なっていてもよいことは勿論である。
また、マガジン及びドライブの台数は2台に限定される
ものでなく、2台以上であってよい。また、ドライブに
仕様信号生成回路を設け、該仕様信号生成回路によって
ドライブの仕様を検出するように構成したが、ドライブ
の仕様を検出する検出手段を装置LB側に設け、この検
出手段から制御部に仕様信号を出力するようにしてよ
い。
【0030】また、この実施の形態では、DVDライブ
ラリ装置にこの発明を適用しているが、DVD以外の記
録媒体を収納してその記録情報を管理するライブラリ装
置にこの発明を適用してよいことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る記
録媒体ライブラリ装置によれば、設定手段で設定される
ドライブの仕様に基づいて、複数のドライブマウントに
格納されているドライブの仕様を制御手段により識別で
きるので、複数のドライブマウントに仕様の異なるドラ
イブが格納された場合の装置構成を管理することができ
るようになる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るライブラリ装置の回路構成の
一例を示すブロック図。
【図2】 図1のライブラリ装置におけるマガジンと各
ドライブとの位置関係と、搬送機構の搬送経路との一例
を略示した図。
【図3】 図1のライブラリ装置におけるドライブの信
号生成回路とインタフェースとの接続関係と、検査信号
と仕様信号との一例を示す図。
【図4】 図1のライブラリ装置の制御部が実行する処
理の一例を示すフローチャート。
【図5】 図1のライブラリ装置にドライブが格納され
ていなときの検査信号と仕様信号との一例を示す図。
【図6】 図1のライブラリ装置における新タイプのド
ライブを旧タイブのドライブとして使用するときの信号
生成回路と、検査信号と仕様信号との一例を示す図。
【符号の説明】
1a 新タイプのドライブ 2 制御部 3 設定部 7a,7b 格納部 8 インタフェース 9,10 仕様信号生成回路 11 旧タイプのドライブ SW1,SW2 スイッチ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金澤 隆 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 鈴木 廣幸 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5B065 BA03 CA40 ZA02 5D072 AB25 BB12 BE05 BH11 EB09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる仕様で記録媒体の書き込み及び/
    又は読み出しを行う複数種類のドライブの任意のものを
    それぞれ着脱可能に格納する複数のドライブマウント
    と、 前記各マウントに格納されているドライブの仕様を検出
    する検出手段と、 前記各マウントに格納されるドライブの仕様を設定する
    設定手段と、 前記検出手段で検出された各マウントのドライブの仕様
    が前記設定手段で設定された仕様に適合するか否かを識
    別する制御手段とを具えた記録媒体ライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の各ドライブマウントと前記制
    御部とは所定のインタフェースを介して接続されること
    を特徴とする請求項1に記録媒体ライブラリ装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記複数種類のドライ
    ブにそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1に記
    載の記録媒体ライブラリ装置。
  4. 【請求項4】 前記複数種類のドライブのうちの所定の
    ドライブは、前記各マウントのドライブの仕様に応じた
    信号を生成するための切換スイッチを具備することを特
    徴とする請求項1に記載の記録媒体ライブラリ装置。
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