JP2003016532A - オフラインデータベースマーケティングシステム及びマーケティング方法 - Google Patents
オフラインデータベースマーケティングシステム及びマーケティング方法Info
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- JP2003016532A JP2003016532A JP2001200079A JP2001200079A JP2003016532A JP 2003016532 A JP2003016532 A JP 2003016532A JP 2001200079 A JP2001200079 A JP 2001200079A JP 2001200079 A JP2001200079 A JP 2001200079A JP 2003016532 A JP2003016532 A JP 2003016532A
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Landscapes
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】販売時点においてホスト・コンピュータ等の顧
客データベースへ接続することなく詳細な顧客情報を蓄
積可能とするオフラインデータベースマーケティングシ
ステムを提供する。 【解決手段】 端末1に、顧客属性データと利用金額累
計や購入ポイントを記録するICカード3に対してデー
タの読み書きを行う機能と、ICカード3に記録されて
いる顧客属性データのなかから登録された項目を読み出
して収集顧客データベース2に記録、蓄積するととも
に、利用額累計や購入ポイントをその時点の購入に対応
させて更新する機能とを持たせるとともに、顧客データ
ベース2に、蓄積した顧客属性データをデータ分析が可
能な形態で出力する機能を持たせ、各機能をホストコン
ピュータ5〜7から独立した状態で実現できるようにし
たオフラインデータベースマーケティングシステムであ
る。
客データベースへ接続することなく詳細な顧客情報を蓄
積可能とするオフラインデータベースマーケティングシ
ステムを提供する。 【解決手段】 端末1に、顧客属性データと利用金額累
計や購入ポイントを記録するICカード3に対してデー
タの読み書きを行う機能と、ICカード3に記録されて
いる顧客属性データのなかから登録された項目を読み出
して収集顧客データベース2に記録、蓄積するととも
に、利用額累計や購入ポイントをその時点の購入に対応
させて更新する機能とを持たせるとともに、顧客データ
ベース2に、蓄積した顧客属性データをデータ分析が可
能な形態で出力する機能を持たせ、各機能をホストコン
ピュータ5〜7から独立した状態で実現できるようにし
たオフラインデータベースマーケティングシステムであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄積したデータに
基づいて商品の購入に係る調査を行うためのデータベー
スマーケティングシステム及びマーケティング方法に係
るものであって、特に、少なくともデータの蓄積におけ
る処理においてオンラインによるホスト・コンピュータ
又はデータベースへの接続・通信処理を必要としないデ
ータベースマーケティングシステム及びマーケティング
方法に関する。
基づいて商品の購入に係る調査を行うためのデータベー
スマーケティングシステム及びマーケティング方法に係
るものであって、特に、少なくともデータの蓄積におけ
る処理においてオンラインによるホスト・コンピュータ
又はデータベースへの接続・通信処理を必要としないデ
ータベースマーケティングシステム及びマーケティング
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の店頭における商品(品物やサービ
ス)の販売に関するマーケティングシステムの一つに、
POS(ポス;Point Of Sale)システムがある。この
POSシステムは、POS端末と呼ばれる専用のキャッ
シュレジスタを用いて販売時に販売活動に関する情報処
理を行うことを特徴とするものである。例えば、商品に
付けられたバーコードや磁気記録などを用いて、それを
POS端末(あるいはPOSレジ)で読み取ることで、
販売時に商品名や価格を確認するとともに、それを売り
上げデータとして記録可能となっている。すなわち、販
売時に、商品の販売数や売筋商品をリアルタイムに集
計、分析可能になっている。
ス)の販売に関するマーケティングシステムの一つに、
POS(ポス;Point Of Sale)システムがある。この
POSシステムは、POS端末と呼ばれる専用のキャッ
シュレジスタを用いて販売時に販売活動に関する情報処
理を行うことを特徴とするものである。例えば、商品に
付けられたバーコードや磁気記録などを用いて、それを
POS端末(あるいはPOSレジ)で読み取ることで、
販売時に商品名や価格を確認するとともに、それを売り
上げデータとして記録可能となっている。すなわち、販
売時に、商品の販売数や売筋商品をリアルタイムに集
計、分析可能になっている。
【0003】POSシステムにおいて大規模店舗などで
は、複数のキャッシュレジスタがオンラインでホスト・
コンピュータと結ばれていて、販売情報が通信回線を介
してホスト・コンピュータに通知され、そこでデータベ
ースに蓄積されるようになっている。一方、小規模店舗
などでは、販売情報がPOS端末に一定時間記録され、
その後情報をコンピュータに送信することで情報分析が
できるようになっている。
は、複数のキャッシュレジスタがオンラインでホスト・
コンピュータと結ばれていて、販売情報が通信回線を介
してホスト・コンピュータに通知され、そこでデータベ
ースに蓄積されるようになっている。一方、小規模店舗
などでは、販売情報がPOS端末に一定時間記録され、
その後情報をコンピュータに送信することで情報分析が
できるようになっている。
【0004】また、複数の店舗を有する企業では、各店
舗の POS端末とホスト・コンピュータとを通信回線
を介して結ぶことにより、全体としての売り上げ管理や
在庫管理を自動的に行うことができるようになってい
る。
舗の POS端末とホスト・コンピュータとを通信回線
を介して結ぶことにより、全体としての売り上げ管理や
在庫管理を自動的に行うことができるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来のPOSシステムによるマーケティングシステ
ムでは、購入した商品名や数量、価格等の情報はバーコ
ードによって読み取り可能であるが、顧客(購入者)の
個々に関する情報を詳細につかむことは難しかった。例
えば、顧客の性別や年齢層といったある程度外見で判断
できるような項目については、例え店員がキャッシュレ
ジスタを操作するときに所定の押しボタンを操作するこ
となどで記録することはできるが、直接質問等をして本
人等から聞き出さなければならない情報(例えば正確な
年齢、住んでいる場所等の情報)は収集することが困難
であった。また、近年の個人情報の保護に係る個人の意
識の高まりもあり、そのような情報を簡単には入手でき
ないといった課題もある。
うな従来のPOSシステムによるマーケティングシステ
ムでは、購入した商品名や数量、価格等の情報はバーコ
ードによって読み取り可能であるが、顧客(購入者)の
個々に関する情報を詳細につかむことは難しかった。例
えば、顧客の性別や年齢層といったある程度外見で判断
できるような項目については、例え店員がキャッシュレ
ジスタを操作するときに所定の押しボタンを操作するこ
となどで記録することはできるが、直接質問等をして本
人等から聞き出さなければならない情報(例えば正確な
年齢、住んでいる場所等の情報)は収集することが困難
であった。また、近年の個人情報の保護に係る個人の意
識の高まりもあり、そのような情報を簡単には入手でき
ないといった課題もある。
【0006】一方、クレジットカードを用いたシステム
等、個人の信用情報を扱うシステムと併用するようなも
のにおいて、より詳細な顧客の情報を管理しようとする
システムもあった。ただし、このようなシステムでは、
販売時に、信用情報を管理するデータベース等に通信回
線を介してアクセスして、そことの間でデータの授受を
行う必要があった。例えば、各顧客の顧客ID(識別符
号)をもとに登録してある顧客属性を抽出した上で分析
を行う必要があり、そのため、顧客データベース分析の
ために電算処理が必要であったり、手間がかかったりし
ていた。また、設備として所定の通信回線を整える必要
があり、さらに、稼働時には、データ送受信のためにあ
る程度の待ち時間が発生してしまうという課題があっ
た。
等、個人の信用情報を扱うシステムと併用するようなも
のにおいて、より詳細な顧客の情報を管理しようとする
システムもあった。ただし、このようなシステムでは、
販売時に、信用情報を管理するデータベース等に通信回
線を介してアクセスして、そことの間でデータの授受を
行う必要があった。例えば、各顧客の顧客ID(識別符
号)をもとに登録してある顧客属性を抽出した上で分析
を行う必要があり、そのため、顧客データベース分析の
ために電算処理が必要であったり、手間がかかったりし
ていた。また、設備として所定の通信回線を整える必要
があり、さらに、稼働時には、データ送受信のためにあ
る程度の待ち時間が発生してしまうという課題があっ
た。
【0007】上記のように、従来のマーケティングシス
テムでは、簡易あるいは汎用性の高いシステムでは、顧
客個々に関連する詳細な情報が容易には収集できなかっ
たり、ある一定の条件下(信用情報を利用することを前
提とするもの)で詳細な情報を収集可能とするシステム
では、通信回線の整備や通信時間に係る課題があるとい
う問題があった。
テムでは、簡易あるいは汎用性の高いシステムでは、顧
客個々に関連する詳細な情報が容易には収集できなかっ
たり、ある一定の条件下(信用情報を利用することを前
提とするもの)で詳細な情報を収集可能とするシステム
では、通信回線の整備や通信時間に係る課題があるとい
う問題があった。
【0008】そこで本発明は、比較的簡易なシステム
で、かつ販売時点においてホスト・コンピュータ等の顧
客データベースへの接続をすることなく比較的詳細な顧
客情報を蓄積可能とすることができるオフラインデータ
ベースマーケティングシステム及びマーケティング方法
を提供することを目的とする。
で、かつ販売時点においてホスト・コンピュータ等の顧
客データベースへの接続をすることなく比較的詳細な顧
客情報を蓄積可能とすることができるオフラインデータ
ベースマーケティングシステム及びマーケティング方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
顧客の属性を示す1又は複数に項目分けされた顧客属性
データを記録するとともに、商品の購入に対応した量を
示す値を書き換え可能に記録するICカードに対して、
データの読み書きを行うデータ読み書き手段と、ICカ
ードに記録されている顧客属性データのなかで、データ
の収集を行う1又は複数の項目を登録する収集項目登録
手段と、前記データ読み書き手段によって、前記収集項
目登録手段によって登録された1又は複数の項目の顧客
属性データをICカードから読み出して、記録、蓄積す
るとともに、そのICカードに記録されている商品の購
入に対応した量を示す値をその時点の商品の購入に対応
させて更新するデータ記録更新手段と、前記データ記録
更新手段によって記録、蓄積された顧客属性データを、
データ分析が可能な形態で出力するデータ出力手段とを
備えることを特徴とする。
顧客の属性を示す1又は複数に項目分けされた顧客属性
データを記録するとともに、商品の購入に対応した量を
示す値を書き換え可能に記録するICカードに対して、
データの読み書きを行うデータ読み書き手段と、ICカ
ードに記録されている顧客属性データのなかで、データ
の収集を行う1又は複数の項目を登録する収集項目登録
手段と、前記データ読み書き手段によって、前記収集項
目登録手段によって登録された1又は複数の項目の顧客
属性データをICカードから読み出して、記録、蓄積す
るとともに、そのICカードに記録されている商品の購
入に対応した量を示す値をその時点の商品の購入に対応
させて更新するデータ記録更新手段と、前記データ記録
更新手段によって記録、蓄積された顧客属性データを、
データ分析が可能な形態で出力するデータ出力手段とを
備えることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、前記データ記録更
新手段によるデータの記録、蓄積及び更新処理と、前記
データ出力手段によるデータ出力処理とが、通信回線を
介して他のデータベースに接続することなしに実行可能
であることを特徴とする。また、前記ICカードが、顧
客の商品の購入の履歴に関するデータを書き換え可能に
記録するものであることを特徴とする。請求項3記載の
発明は、前記ICカードが、顧客の年齢又は住所に関す
る属性データを記録するものであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記ICカードが、特定のデー
タ読み書き手段又はデータ記録更新手段に対してのみ、
特定の前記顧客属性データを読み出し可能又は読み書き
可能とするものであることを特徴とする。
新手段によるデータの記録、蓄積及び更新処理と、前記
データ出力手段によるデータ出力処理とが、通信回線を
介して他のデータベースに接続することなしに実行可能
であることを特徴とする。また、前記ICカードが、顧
客の商品の購入の履歴に関するデータを書き換え可能に
記録するものであることを特徴とする。請求項3記載の
発明は、前記ICカードが、顧客の年齢又は住所に関す
る属性データを記録するものであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記ICカードが、特定のデー
タ読み書き手段又はデータ記録更新手段に対してのみ、
特定の前記顧客属性データを読み出し可能又は読み書き
可能とするものであることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、顧客の属性を示す
1又は複数に項目分けされた顧客属性データを記録する
とともに、商品の購入に対応した量を示す値を書き換え
可能に記録するICカードを、顧客に対して、当該顧客
の属性を示す顧客属性データを記録させた状態で発行す
る第1の過程と、ICカードに記録されている顧客属性
データのうち、データの収集を行う1又は複数の項目を
登録する第2の過程と、ICカードから読み出した前記
第2の過程で登録された1又は複数の項目の顧客属性デ
ータを記録し、蓄積するとともに、そのICカードに記
録されている商品の購入に対応した量を示す値をその時
点の商品の購入に対応させて更新する第3の過程と、記
録、蓄積された顧客属性データを、データ分析が可能な
形態で出力する第4の過程とを含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記第3の過程における各処理
が、通信回線を介して他のデータベースに接続すること
なしに行われることを特徴とする。
1又は複数に項目分けされた顧客属性データを記録する
とともに、商品の購入に対応した量を示す値を書き換え
可能に記録するICカードを、顧客に対して、当該顧客
の属性を示す顧客属性データを記録させた状態で発行す
る第1の過程と、ICカードに記録されている顧客属性
データのうち、データの収集を行う1又は複数の項目を
登録する第2の過程と、ICカードから読み出した前記
第2の過程で登録された1又は複数の項目の顧客属性デ
ータを記録し、蓄積するとともに、そのICカードに記
録されている商品の購入に対応した量を示す値をその時
点の商品の購入に対応させて更新する第3の過程と、記
録、蓄積された顧客属性データを、データ分析が可能な
形態で出力する第4の過程とを含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記第3の過程における各処理
が、通信回線を介して他のデータベースに接続すること
なしに行われることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
るオフラインデータベースマーケティングシステムおよ
びマーケティング方法の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の構成および機能、なら
びに各処理の流れを説明するためのシステム図である。
るオフラインデータベースマーケティングシステムおよ
びマーケティング方法の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の構成および機能、なら
びに各処理の流れを説明するためのシステム図である。
【0013】図1において、端末1は、例えば店舗に設
けられたキャッシュレジスタから構成されていて、販売
する商品に対応するコードを操作者が手動で入力した
り、バーコードなどを利用して自動的に入力したりする
ことで、顧客からの支払いを受け、記録し、釣り銭など
の精算を行うために使用される。また、端末1は、IC
カードとの間で有線または無線状態でデータの読み書き
を行う装置を有していて、商品の販売時に、接続された
ICカード3が所定の識別符号を有しているものである
場合、すなわち、その店舗用あるいはその端末用に利用
されるべきものと設定されているICカードである場
合、ICカード3に記録されているデータの読み書きを
行う。なお、ICカード3は、メモリとそのインターフ
ェースのみ、またはメモリとCPU(中央処理装置)と
が一体になって構成されているものである。
けられたキャッシュレジスタから構成されていて、販売
する商品に対応するコードを操作者が手動で入力した
り、バーコードなどを利用して自動的に入力したりする
ことで、顧客からの支払いを受け、記録し、釣り銭など
の精算を行うために使用される。また、端末1は、IC
カードとの間で有線または無線状態でデータの読み書き
を行う装置を有していて、商品の販売時に、接続された
ICカード3が所定の識別符号を有しているものである
場合、すなわち、その店舗用あるいはその端末用に利用
されるべきものと設定されているICカードである場
合、ICカード3に記録されているデータの読み書きを
行う。なお、ICカード3は、メモリとそのインターフ
ェースのみ、またはメモリとCPU(中央処理装置)と
が一体になって構成されているものである。
【0014】端末1は、収集顧客データ・データベース
2に、直接アクセスできるようになっている。収集顧客
データ・データベース2は、端末1内または端末1外に
設けられた記憶装置とその制御装置とからなるデータベ
ースシステムであって、その端末1で収集した顧客デー
タを記録、蓄積および管理する。本実施の形態におい
て、端末1と収集顧客データ・データベース2は、好ま
しくは同一売り場内に設置されている。だたし、同一売
り場内に設置されていない場合でも、同一の店舗内には
設けられているものとする。これによって、端末1は、
収集顧客データ・データベース2に対して、装置間のデ
ータ伝送に係る伝送時間や、データの輻輳状態等による
伝送待ち時間による影響を容易に排除でき、例えば、販
売処理に要する効率を向上させるとともに、顧客に対し
て待ち時間による不満を与えることが無くなる。
2に、直接アクセスできるようになっている。収集顧客
データ・データベース2は、端末1内または端末1外に
設けられた記憶装置とその制御装置とからなるデータベ
ースシステムであって、その端末1で収集した顧客デー
タを記録、蓄積および管理する。本実施の形態におい
て、端末1と収集顧客データ・データベース2は、好ま
しくは同一売り場内に設置されている。だたし、同一売
り場内に設置されていない場合でも、同一の店舗内には
設けられているものとする。これによって、端末1は、
収集顧客データ・データベース2に対して、装置間のデ
ータ伝送に係る伝送時間や、データの輻輳状態等による
伝送待ち時間による影響を容易に排除でき、例えば、販
売処理に要する効率を向上させるとともに、顧客に対し
て待ち時間による不満を与えることが無くなる。
【0015】端末1は、さらに、従来のPOS端末とし
ての機能も備え、通信回線を介してホスト・コンピュー
タ7にアクセスできるようになっていて、販売した商品
に係る売り上げ情報と顧客に関する情報とがホスト・コ
ンピュータ7によってアクセス管理される顧客データベ
ース8に送信され、登録されるようになっている。この
顧客データベース8上のデータは、ホスト・コンピュー
タ7または他のコンピュータにおいて、電算処理され
て、商品の販売に係るデータを分析する際に用いられた
り、商品の在庫管理等に利用されたりする。この場合、
端末1と、ホスト・コンピュータ7は、売り場毎に設け
られていて各売り場の複数の端末1に接続されている売
場ホスト・コンピュータ5と、各店舗に設けられていて
複数の売場ホスト・コンピュータ5に接続されている店
舗ホスト・コンピュータ6を介して接続されるようにな
っている。ただし、本実施形態において、破線で囲んだ
範囲10内の各構成5〜8は、必須の構成要素ではな
い。すなわち、本実施形態の主要な構成要素である端末
1、収集顧客データ・データベース2およびICカード
3が特徴とする機能を実現する際に、破線部10内の構
成は省略することが可能である。
ての機能も備え、通信回線を介してホスト・コンピュー
タ7にアクセスできるようになっていて、販売した商品
に係る売り上げ情報と顧客に関する情報とがホスト・コ
ンピュータ7によってアクセス管理される顧客データベ
ース8に送信され、登録されるようになっている。この
顧客データベース8上のデータは、ホスト・コンピュー
タ7または他のコンピュータにおいて、電算処理され
て、商品の販売に係るデータを分析する際に用いられた
り、商品の在庫管理等に利用されたりする。この場合、
端末1と、ホスト・コンピュータ7は、売り場毎に設け
られていて各売り場の複数の端末1に接続されている売
場ホスト・コンピュータ5と、各店舗に設けられていて
複数の売場ホスト・コンピュータ5に接続されている店
舗ホスト・コンピュータ6を介して接続されるようにな
っている。ただし、本実施形態において、破線で囲んだ
範囲10内の各構成5〜8は、必須の構成要素ではな
い。すなわち、本実施形態の主要な構成要素である端末
1、収集顧客データ・データベース2およびICカード
3が特徴とする機能を実現する際に、破線部10内の構
成は省略することが可能である。
【0016】ICカード3は、従来のキャッシュカード
等と同様の大きさのプラスチック製カードに、厚みが薄
い半導体集積回路を埋め込み、情報を記録、または記録
と処理の両方ができるようにしたカードであって、本実
施の形態では、図1に示すような次の情報(顧客属性情
報)が記録できるようになっている。(1)氏名、
(2)年齢、(3)性別、(4)住所(郵便番号な
ど)、(5)趣味、(6)来店回数(カード使用の回
数)、(7)利用金額累計、(8)前回来店日、(9)
購入ポイント(購入金額に応じて与えられる次回以降の
購入時に金券として使用できる点数。)。このうち、
(1)〜(5)の情報は、ICカード3の発行時に記録
される情報であり、(6)〜(9)の情報は、ICカー
ド3が使用されるたびに端末1によって更新される情報
である。
等と同様の大きさのプラスチック製カードに、厚みが薄
い半導体集積回路を埋め込み、情報を記録、または記録
と処理の両方ができるようにしたカードであって、本実
施の形態では、図1に示すような次の情報(顧客属性情
報)が記録できるようになっている。(1)氏名、
(2)年齢、(3)性別、(4)住所(郵便番号な
ど)、(5)趣味、(6)来店回数(カード使用の回
数)、(7)利用金額累計、(8)前回来店日、(9)
購入ポイント(購入金額に応じて与えられる次回以降の
購入時に金券として使用できる点数。)。このうち、
(1)〜(5)の情報は、ICカード3の発行時に記録
される情報であり、(6)〜(9)の情報は、ICカー
ド3が使用されるたびに端末1によって更新される情報
である。
【0017】収集顧客データ・データベース2は、デー
タを記憶する記憶装置と、それを制御する制御装置と、
データベースを管理するためのプログラムとから構成さ
れている。そして、端末1または他のコンピュータ端末
において、記録、蓄積したデータを分析する際には、所
定の形式でデータを出力するようになっている。
タを記憶する記憶装置と、それを制御する制御装置と、
データベースを管理するためのプログラムとから構成さ
れている。そして、端末1または他のコンピュータ端末
において、記録、蓄積したデータを分析する際には、所
定の形式でデータを出力するようになっている。
【0018】以上の構成において、本システムでは、利
用者(商品の購入者)がICカード3の利用を開始する
場合には、まず、店舗等の利用または発行場所に対し
て、申込書4を提出し、ICカード3の発行の申し込み
を行う(図1の処理)。これに対して、ICカード3
の発行元では、申込書4に記入された情報に基づいて上
記の(1)氏名〜(5)趣味の情報を必要データ(ファ
イル)としてICカード3内に登録(記録)する。ま
た、(6)来店回数〜(9)購入ポイントを示すデータ
の記憶領域の値を初期化してICカード3を発行する
(図1の処理)。
用者(商品の購入者)がICカード3の利用を開始する
場合には、まず、店舗等の利用または発行場所に対し
て、申込書4を提出し、ICカード3の発行の申し込み
を行う(図1の処理)。これに対して、ICカード3
の発行元では、申込書4に記入された情報に基づいて上
記の(1)氏名〜(5)趣味の情報を必要データ(ファ
イル)としてICカード3内に登録(記録)する。ま
た、(6)来店回数〜(9)購入ポイントを示すデータ
の記憶領域の値を初期化してICカード3を発行する
(図1の処理)。
【0019】ここで、ICカード3は、ポイントカー
ド、会員カードなどとして発行することが望ましい。ポ
イントカードとは、購入金額に応じて、次回以降の購入
時に金券として使用できる点数を与えるサービスを顧客
に対して提供するものであり、会員カードは、例えば、
利用金額の累計等に応じて、割引率を変更したり、一定
の金券相当の特典を与えたりするものである。これによ
って、利用者にはICカード3を利用したいというイン
センティブが与えられることになる。また、このインセ
ンティブによって、利用者が個人情報である属性情報を
申込書4に記載しやすくなるという効果も得られる。
ド、会員カードなどとして発行することが望ましい。ポ
イントカードとは、購入金額に応じて、次回以降の購入
時に金券として使用できる点数を与えるサービスを顧客
に対して提供するものであり、会員カードは、例えば、
利用金額の累計等に応じて、割引率を変更したり、一定
の金券相当の特典を与えたりするものである。これによ
って、利用者にはICカード3を利用したいというイン
センティブが与えられることになる。また、このインセ
ンティブによって、利用者が個人情報である属性情報を
申込書4に記載しやすくなるという効果も得られる。
【0020】次に、マーケティングデータの収集に当た
っては、POSレジや専用端末などの対応端末である端
末1で、あらかじめ収集したいデータ項目を必須項目と
して設定、登録しておく(図1の処理)。登録する項
目は、例えば、商品コードと、それに対応して蓄積すべ
きICカード3内の1または複数の顧客属性情報を示す
項目とを含むことになる。例えば、キャンペーン期間中
の来客のエリア分析をしたいということであれば、
(4)住所と、(6)来店回数と、(7)利用金額累計
を設定することで、エリアをパラメータとした分析を行
うことが可能となる。また、例えば、特定商品の購買層
の詳細分析をしたいということであれば、商品コード
と、(2)年齢と、(3)性別を設定することで、年齢
や性別をパラメータとした特定商品の購買分析を行うこ
とが可能となる。
っては、POSレジや専用端末などの対応端末である端
末1で、あらかじめ収集したいデータ項目を必須項目と
して設定、登録しておく(図1の処理)。登録する項
目は、例えば、商品コードと、それに対応して蓄積すべ
きICカード3内の1または複数の顧客属性情報を示す
項目とを含むことになる。例えば、キャンペーン期間中
の来客のエリア分析をしたいということであれば、
(4)住所と、(6)来店回数と、(7)利用金額累計
を設定することで、エリアをパラメータとした分析を行
うことが可能となる。また、例えば、特定商品の購買層
の詳細分析をしたいということであれば、商品コード
と、(2)年齢と、(3)性別を設定することで、年齢
や性別をパラメータとした特定商品の購買分析を行うこ
とが可能となる。
【0021】次に、ICカード3が実際に使用されたと
きには、その都度、端末1でICカード3から必要項目
として登録された該当データを読み出して、収集顧客デ
ータ・データベース2に蓄積する(図1の処理)。こ
こで、来店回数(来客頻度)、利用金額累計(購入金
額)等はICカード3内にその都度更新されて蓄積され
る。
きには、その都度、端末1でICカード3から必要項目
として登録された該当データを読み出して、収集顧客デ
ータ・データベース2に蓄積する(図1の処理)。こ
こで、来店回数(来客頻度)、利用金額累計(購入金
額)等はICカード3内にその都度更新されて蓄積され
る。
【0022】収集顧客データ・データベース2へのデー
タ収集は、端末単位や、売場単位、店舗(個店)単位で
実行可能である。そして、収集したデータは端末1上で
分析したり、売場単位、店舗(個店)単位で分析用の端
末(または収集用の端末1)で分析可能である(図1の
処理)。
タ収集は、端末単位や、売場単位、店舗(個店)単位で
実行可能である。そして、収集したデータは端末1上で
分析したり、売場単位、店舗(個店)単位で分析用の端
末(または収集用の端末1)で分析可能である(図1の
処理)。
【0023】本実施形態のシステムは、上記のような各
機能によって、ICカード3に各顧客(購入者)の属性
情報を記録しておいて、それを各販売時に読み出し、店
舗外への通信回線を介することなく蓄積することができ
るので、ホスト・コンピュータ7等の顧客データベース
8へ接続することなく情報蓄積がオフラインで処理可能
となる。また、顧客情報を分析するためにオンライン処
理を伴った電算処理をすることなく(例えば顧客IDを
もとに顧客データベース8に登録してある顧客属性を抽
出した上で分析することなく)、手元で収集したデータ
のみで分析可能なので、オフライン処理かつ分析処理も
手軽に行うことができる。
機能によって、ICカード3に各顧客(購入者)の属性
情報を記録しておいて、それを各販売時に読み出し、店
舗外への通信回線を介することなく蓄積することができ
るので、ホスト・コンピュータ7等の顧客データベース
8へ接続することなく情報蓄積がオフラインで処理可能
となる。また、顧客情報を分析するためにオンライン処
理を伴った電算処理をすることなく(例えば顧客IDを
もとに顧客データベース8に登録してある顧客属性を抽
出した上で分析することなく)、手元で収集したデータ
のみで分析可能なので、オフライン処理かつ分析処理も
手軽に行うことができる。
【0024】さらに、読み出す属性を絞ることで、簡易
的な分析可能(性別、住所、年齢層などでの分析)が行
え、分析を行う操作者の負担を軽減することができる。
また、オフライン処理でデータを収集、分析できるの
で、売り場単位や、日毎、時間毎などにピンポイント
で、かつ任意のタイミングで、容易にデータ収集及び分
析が可能となる。
的な分析可能(性別、住所、年齢層などでの分析)が行
え、分析を行う操作者の負担を軽減することができる。
また、オフライン処理でデータを収集、分析できるの
で、売り場単位や、日毎、時間毎などにピンポイント
で、かつ任意のタイミングで、容易にデータ収集及び分
析が可能となる。
【0025】また、端末1には、ICカード3の読み書
き装置を追加するだけでよく、さらに、データの収集、
分析が、オフラインのシステムで構築できるので、従来
の装置からの変更点としてのプログラムの変更も最小限
にすることができる。したがって、簡単に従来のPOS
システムと連携したシステムを構築することができ、容
易にPOSシステムとの連動による特定商品購入者のデ
ータ収集等を行うことが可能となる。
き装置を追加するだけでよく、さらに、データの収集、
分析が、オフラインのシステムで構築できるので、従来
の装置からの変更点としてのプログラムの変更も最小限
にすることができる。したがって、簡単に従来のPOS
システムと連携したシステムを構築することができ、容
易にPOSシステムとの連動による特定商品購入者のデ
ータ収集等を行うことが可能となる。
【0026】なお、本発明の実施の形態は上記のものに
限定されることなく、適宜構成や機能を分散あるいは統
合することが可能である。また、図1では、端末1およ
び収集顧客データ・データベース2を各1台示している
が、本システムは、端末1も収集顧客データ・データベ
ース2も1又は複数台とすることが可能である。また、
ICカード3は、各顧客に対して1枚、あるいは場合に
よっては複数枚提供される。また、端末1等は、コンピ
ュータとそれを制御するプログラムとによって実現する
ことができ、そのプログラムまたはそれを記録した記録
媒体は頒布することが可能である。
限定されることなく、適宜構成や機能を分散あるいは統
合することが可能である。また、図1では、端末1およ
び収集顧客データ・データベース2を各1台示している
が、本システムは、端末1も収集顧客データ・データベ
ース2も1又は複数台とすることが可能である。また、
ICカード3は、各顧客に対して1枚、あるいは場合に
よっては複数枚提供される。また、端末1等は、コンピ
ュータとそれを制御するプログラムとによって実現する
ことができ、そのプログラムまたはそれを記録した記録
媒体は頒布することが可能である。
【0027】なお、ICカード3は、ポイントカードと
して顧客に提供する他に、クーポン方式によってサービ
スを顧客に対して提供し、クーポン提供会社へは顧客情
報を還元するといった使い方も可能である。
して顧客に提供する他に、クーポン方式によってサービ
スを顧客に対して提供し、クーポン提供会社へは顧客情
報を還元するといった使い方も可能である。
【0028】また、本発明の応用としては、例えば、売
り場毎に利用金額を比較するような分析にも利用するこ
とができ、その場合には、ICカード3に登録する、例
えば(7)利用金額累計についての情報を、売り場毎
(または各売り場の端末1毎)に分割して登録可能と
し、各売り場単位で分析できるようにしてもよい。ただ
し、この場合には、端末1毎もしくは売り場毎、または
収集顧客データベース2毎にアクセス権を設定し、特定
の端末1からICカード3内の特定の登録情報の読み出
しや更新のみできるようにしたり、特定の端末1からの
み収集顧客データベース2内の特定の登録情報の読み出
しや更新のみできるようにしたりする(つまり他の売り
場の情報を見ることができないようにする)ことが必要
となる場合も考えられる。
り場毎に利用金額を比較するような分析にも利用するこ
とができ、その場合には、ICカード3に登録する、例
えば(7)利用金額累計についての情報を、売り場毎
(または各売り場の端末1毎)に分割して登録可能と
し、各売り場単位で分析できるようにしてもよい。ただ
し、この場合には、端末1毎もしくは売り場毎、または
収集顧客データベース2毎にアクセス権を設定し、特定
の端末1からICカード3内の特定の登録情報の読み出
しや更新のみできるようにしたり、特定の端末1からの
み収集顧客データベース2内の特定の登録情報の読み出
しや更新のみできるようにしたりする(つまり他の売り
場の情報を見ることができないようにする)ことが必要
となる場合も考えられる。
【0029】また、例えば、1つの商店街で、経営者が
異なる複数の店舗でICカード3を共用し、会員カード
としての割引率等を共通にするような場合も考えられ
る。その場合、例えば、店舗毎に、読み出しや更新可能
な情報の項目を特定したり、同一の情報(来店回数や利
用金額累計)等を店舗毎に別に記録するようにすること
が必要となる場合が考えられる。
異なる複数の店舗でICカード3を共用し、会員カード
としての割引率等を共通にするような場合も考えられ
る。その場合、例えば、店舗毎に、読み出しや更新可能
な情報の項目を特定したり、同一の情報(来店回数や利
用金額累計)等を店舗毎に別に記録するようにすること
が必要となる場合が考えられる。
【0030】
【発明の効果】請求項1又は5記載の発明によれば、I
Cカードに顧客の属性を示す1又は複数に項目分けされ
た顧客属性データを記録するとともに、商品の購入に対
応した量を示す値を書き換え可能に記録するとともに、
顧客属性データをICカードから読み出して、記録、蓄
積するとともに、そのICカードに記録されている商品
の購入に対応した量を示す値をその時点の商品の購入に
対応させて更新するようにしたので、オフラインでIC
カードに記録されたデータを読み出すだけで、自動的
に、商品の販売時にそれと対応させて顧客属性を示す情
報を蓄積することができる。
Cカードに顧客の属性を示す1又は複数に項目分けされ
た顧客属性データを記録するとともに、商品の購入に対
応した量を示す値を書き換え可能に記録するとともに、
顧客属性データをICカードから読み出して、記録、蓄
積するとともに、そのICカードに記録されている商品
の購入に対応した量を示す値をその時点の商品の購入に
対応させて更新するようにしたので、オフラインでIC
カードに記録されたデータを読み出すだけで、自動的
に、商品の販売時にそれと対応させて顧客属性を示す情
報を蓄積することができる。
【0031】請求項2又は6記載の発明によれば、通信
回線を介して他のデータベースに接続することなしにデ
ータの記録、蓄積等の処理を行うので、従来必要であっ
たデータベースへの接続時間や処理の手間を削減するこ
とができる。
回線を介して他のデータベースに接続することなしにデ
ータの記録、蓄積等の処理を行うので、従来必要であっ
たデータベースへの接続時間や処理の手間を削減するこ
とができる。
【0032】またICカードに顧客の商品の購入の履歴
に関するデータを書き換え可能に記録すれば、各顧客の
過去の購入実績にあわせた販売情報の分析ができるよう
になり、例えばそれにあわせて顧客への細分化したサー
ビスの提供が可能となる。
に関するデータを書き換え可能に記録すれば、各顧客の
過去の購入実績にあわせた販売情報の分析ができるよう
になり、例えばそれにあわせて顧客への細分化したサー
ビスの提供が可能となる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、ICカード
に顧客の年齢又は住所に関する属性データを記録するの
で、年齢や地域に係る情報とともに、販売情報の分析が
できるようになる。
に顧客の年齢又は住所に関する属性データを記録するの
で、年齢や地域に係る情報とともに、販売情報の分析が
できるようになる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、ICカード
に、特定のデータ読み書き手段又はデータ記録更新手段
に対してのみ特定の顧客属性データを読み出し可能又は
読み書き可能とする機能を設けたので、例えば、各デー
タ読み書き手段又はデータ記録更新手段、すなわち、そ
れらを備える端末、あるいは複数の端末単位(つまり店
舗単位)で、ICカード内の顧客属性に対するアクセス
を制限することが可能となる。これによれば、例えば異
なる店舗間、異なる売り場間等で、他と共有したくない
情報がある場合でも、ICカードの共用化を図ることが
可能となる。
に、特定のデータ読み書き手段又はデータ記録更新手段
に対してのみ特定の顧客属性データを読み出し可能又は
読み書き可能とする機能を設けたので、例えば、各デー
タ読み書き手段又はデータ記録更新手段、すなわち、そ
れらを備える端末、あるいは複数の端末単位(つまり店
舗単位)で、ICカード内の顧客属性に対するアクセス
を制限することが可能となる。これによれば、例えば異
なる店舗間、異なる売り場間等で、他と共有したくない
情報がある場合でも、ICカードの共用化を図ることが
可能となる。
【図1】 本発明によるオフラインデータベースマーケ
ティングシステムの一実施形態の構成および機能を説明
するためのシステム図である。
ティングシステムの一実施形態の構成および機能を説明
するためのシステム図である。
1 端末
2 収集顧客データ・データベース
3 ICカード
4 申込書
5 売場ホスト・コンピュータ
6 店舗ホスト・コンピュータ
7 ホスト・コンピュータ
8 顧客データベース
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G06K 17/00 G06K 17/00 L
19/00 19/00 Q
Claims (6)
- 【請求項1】 顧客の属性を示す1又は複数に項目分け
された顧客属性データを記録するとともに、商品の購入
に対応した量を示す値を書き換え可能に記録するICカ
ードに対して、データの読み書きを行うデータ読み書き
手段と、 ICカードに記録されている顧客属性データのなかで、
データの収集を行う1又は複数の項目を登録する収集項
目登録手段と、 前記データ読み書き手段によって、前記収集項目登録手
段によって登録された1又は複数の項目の顧客属性デー
タをICカードから読み出して、記録、蓄積するととも
に、そのICカードに記録されている商品の購入に対応
した量を示す値をその時点の商品の購入に対応させて更
新するデータ記録更新手段と、 前記データ記録更新手段によって記録、蓄積された顧客
属性データを、データ分析が可能な形態で出力するデー
タ出力手段とを備えることを特徴とするオフラインデー
タベースマーケティングシステム。 - 【請求項2】 前記データ記録更新手段によるデータの
記録、蓄積及び更新処理と、前記データ出力手段による
データ出力処理とが、通信回線を介して他のデータベー
スに接続することなしに実行可能であることを特徴とす
る請求項1記載のオフラインデータベースマーケティン
グシステム。 - 【請求項3】 前記ICカードが、顧客の年齢又は住所
に関する属性データを記録するものであることを特徴と
する請求項1または2のいずれかに記載のオフラインデ
ータベースマーケティングシステム。 - 【請求項4】 前記ICカードが、特定のデータ読み書
き手段又はデータ記録更新手段に対してのみ、特定の前
記顧客属性データを読み出し可能又は読み書き可能とす
るものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
1項記載のオフラインデータベースマーケティングシス
テム。 - 【請求項5】 顧客の属性を示す1又は複数に項目分け
された顧客属性データを記録するとともに、商品の購入
に対応した量を示す値を書き換え可能に記録するICカ
ードを、顧客に対して、当該顧客の属性を示す顧客属性
データを記録させた状態で発行する第1の過程と、 ICカードに記録されている顧客属性データのうち、デ
ータの収集を行う1又は複数の項目を登録する第2の過
程と、 ICカードから読み出した前記第2の過程で登録された
1又は複数の項目の顧客属性データを記録し、蓄積する
とともに、そのICカードに記録されている商品の購入
に対応した量を示す値をその時点の商品の購入に対応さ
せて更新する第3の過程と、 記録、蓄積された顧客属性データを、データ分析が可能
な形態で出力する第4の過程とを含むことを特徴とする
オフラインデータベースマーケティング方法。 - 【請求項6】 前記第3の過程における各処理が、通信
回線を介して他のデータベースに接続することなしに行
われることを特徴とする請求項5記載のオフラインデー
タベースマーケティング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001200079A JP2003016532A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | オフラインデータベースマーケティングシステム及びマーケティング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001200079A JP2003016532A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | オフラインデータベースマーケティングシステム及びマーケティング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003016532A true JP2003016532A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19037269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001200079A Withdrawn JP2003016532A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | オフラインデータベースマーケティングシステム及びマーケティング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003016532A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008522252A (ja) * | 2004-09-30 | 2008-06-26 | ダンハンビー リミテッド | 小売販売分析を行なう方法 |
JP2011192011A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Miwa Lock Co Ltd | 利用者の好み情報提供装置 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001200079A patent/JP2003016532A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008522252A (ja) * | 2004-09-30 | 2008-06-26 | ダンハンビー リミテッド | 小売販売分析を行なう方法 |
KR101196314B1 (ko) * | 2004-09-30 | 2012-11-06 | 던험비 리미티드 | 소매 판매 분석을 수행하기 위한 컴퓨터화된 시스템 |
JP2011192011A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Miwa Lock Co Ltd | 利用者の好み情報提供装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080902 |