JP2003014725A - 呈色紙およびその製造方法 - Google Patents

呈色紙およびその製造方法

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JP2003014725A
JP2003014725A JP2001199411A JP2001199411A JP2003014725A JP 2003014725 A JP2003014725 A JP 2003014725A JP 2001199411 A JP2001199411 A JP 2001199411A JP 2001199411 A JP2001199411 A JP 2001199411A JP 2003014725 A JP2003014725 A JP 2003014725A
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Taiko Kawai
泰功 河合
Tomio Watanabe
富雄 渡辺
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩素系溶剤、アルコール、アミンなどの溶剤
に対して、簡易に呈色識別(同定)できる呈色試験紙を
提供する。 【解決手段】少なくとも3種の呈色剤、及び紙力増強剤
を含み、マンセル表色系において、紙の色相がマンセル
Hueで10.0R以上、10.0Y以下の範囲であって、かつ明
度がマンセルValueで5.0以上、10.0以下の範囲で
かつ、彩度がマンセルChromaで0.5〜5.0の範囲で
あることを特徴とする呈色試験紙であり、少なくとも
0.01μLt以上の塩素系溶剤と接触した際には赤色
に、アルコール類と接触した際には黄色を及びアミン類
と接触した際には暗緑青色を呈することを特徴とする呈
色試験紙である。さらに、紙力増強剤として繊維状ポリ
ビニルアルコールを用いることを特徴とする呈色紙の製
造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミストや液滴状の
薬品を識別できる呈色紙に関するものである。特に、性
状の異なる有機溶剤である薬品の種別を分析機器や特殊
な技術を用いずに瞬時に同定できる呈色紙に関する。
【0002】
【従来の技術】液状の薬品を簡便に識別するものとして
例えば水溶液の酸性やアルカリ性の度合いを測定できる
PH試験紙などが知られている。また、水溶液中の特定
のイオン種を半定量的に測定する試験紙なども市販され
ている。しかしながら、有機溶剤に関して、その溶剤の
種類を瞬時に同定できる呈色紙はない。
【0003】有機溶剤種の同定には、経験的にはその
色、粘性、臭い、他の化合物との溶解性などによって見
当を付け、化学分析や機器分析等により同定を行ってい
るのが実状である。
【0004】たとえば、化学分析による方法では塩素含
有有機物をフラスコ燃焼法で得たCl2を捕集後、酸化
還元反応を利用する方法がある。アミンに対してはキン
ヒドロンによる呈色が挙げられ、またアルコールに対し
ては硝酸セリウムアンモニウムとHNO3酸性で配位化
合物形成による呈色が利用される。機器分析ではクロマ
トグラフ法や吸光法などによって同定される。しかしな
がら、係る方法の分析によると試験機器や設備が必要と
なり、容易にかつ速やかに同定することは困難である。
【0005】上記に示したような化学分析や機器分析に
よる方法では、緊急時、例えば研究室や実験室等におい
て液状の薬品(有機溶剤など)を流出した際、その物質
が何であるか不明の場合には適切な対策を速やかに判断
できない。酸やアルカリを流出した場合には、PH試験
紙等でPHを測定することでその対策として中和する事
により適切な対策を打つことが可能となる。しかしなが
ら、有機溶剤などが流出した場合には、PH試験紙では
呈色しないため、物質の特定ができずに適切な対策を打
つことが困難である。
【0006】近年地球環境保全意識の高まりから薬品類
の事業設備外への流出を防ぐために、誤って流出した薬
品の迅速な同定が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は塩素系溶剤や
アルコール、アミンなどの溶剤に対して、特に排水に流
出した場合を想定して水の存在下においても、簡易に瞬
時に呈色識別(同定)できる呈色紙を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明者らは鋭意検討の結果、本発明に至った。即
ち、少なくとも3種の呈色剤、及び紙力増強剤を含み、
マンセル表色系において、紙の色相がマンセルHueで
10.0Rから10.0Yの範囲であって、かつ明度がマンセルV
alueで5.0以上、10.0以下の範囲でかつ、彩度がマ
ンセルChromaで0.5以上、5.0以下の範囲であるこ
とを特徴とする呈色試験紙であり、さらには紙のかさ密
度が0.1g/cc以上、1.0g/cc以下、厚さが
0.1mm以上、0.3mm以下で、紙のステキヒト・
サイズ度が100秒以上でかつ、塩素系溶剤と接触した
際には赤色に、アルコール類と接触した際には黄色を及
びアミン類と接触した際には暗緑青色を呈することを特
徴とする呈色紙である。
【0009】さらに、呈色する呈色剤として、粒径10
0μm以下でかつ1μm以下の比率が1%未満である粉
体状の呈色剤を用いることを特徴とする呈色紙である。
【0010】また、内面サイズ法により抄紙するに際し
て、パルプと紙力増強剤に定着剤とサイズ剤を混合し、
次に沈殿剤と呈色剤粉体とを混合スラリーとした後、凝
集剤を添加して抄紙することを特徴とする請求項1記載
の呈色試験紙の製造方法に関するものである。
【0011】紙力増強剤であるPVAは1.0重量%以
上、10.0重量%以下、含有していることが望まし
い。含有量が少ないと紙の強度が弱く、含有量が多いと
対象とする有機溶剤の浸透性が悪く発色性が悪くなると
いった問題がある。
【0012】
【発明の実施の形態】呈色紙はマンセル表色系におい
て、色相が10.0Rから10.0Y、好ましくは、5.0YRから5.0
Y以下の範囲であって、かつ明度が5.0以上、10.0以下、
好ましくは、6.5以上、8.5以下の範囲でかつ、彩度が0.
5以上、5.0以下、好ましくは1.0以上、3.0以下の範囲で
ある。それ以外の場合には呈色した際の識別性が悪くな
るといった問題がある。
【0013】呈色紙は紙のかさ密度が0.1g/cc以
上、1.0g/cc以下、好ましくは、0.3g/cc以
上、0.6g/cc以下の範囲であって、厚さが0.1
mm以上、0.3mm以下、好ましくは、0.15mm
以上、0.20mm以下である。かさ密度が0.1g/
cc未満の場合、紙強度が不足すると共に、同定すべき
薬剤の微少液滴が付着した場合に、液滴が広がらず結果
として液滴を識別することができなくなる。又、1.0
g/ccを越える紙は製造が困難であるといった問題点
がある。同様に、紙の厚さが0.1mm未満の紙は製造
が困難であり、0.3mmを越える場合は液滴が広がり
にくいといった問題がある。
【0014】又、呈色試験紙は紙のステキヒト・サイズ
度が100秒以上、好ましくは、200秒以上であるこ
とが望ましい。100秒未満の場合は試験紙が水に濡れ
た際に極微量の溶剤で呈色する事が困難な傾向になる。
【0015】本発明の中で用いる呈色剤は、次に示す組
み合わせが最適であるが、本発明において必ずしも制限
されるものではない。呈色試験紙が異なる溶剤に異なる
呈色を示すことは、呈色剤として2,5,2',5'TetraMethyl
triphenylmethane-4,4'-Diazo-bis-β-hydroxynaphtoic
anilid(以下TMDと略す)、4-(4'-Phenylazoyl)Phe
nylazo-Phenol(以下PPPと略す)並びに、Ethyl-bis
-(2,4-Dinitrophenyl)Acetate(以下EDAと略す)を
含有することで得られる。
【0016】同定識別すべき溶剤の組み合わせを塩素系
溶剤、アルコール類及びアミン系溶剤とした場合は液体
が呈色紙に付着した際にTMDは塩素系溶剤にのみ溶解
し赤変して、付着した液滴が塩素系溶剤であることを知
らしめる。また、付着した液体がアルコール類の場合は
電子の振動によりPPPを深色化し、呈色紙が黄色の発
色をして付着した液滴がアルコール類であることを知ら
しめる。同様に、付着した液体がアミン系溶剤の場合は
電荷がベンゼン環に遷移することにより、呈色紙が緑色
の発色をして付着した液滴がアミン系溶剤であることを
知らしめる。
【0017】本発明においては、色相調整染料として、
R.B.Y.7GL(bayer japan製)を0.005〜0.02%添加するこ
とにより、より一層鮮明に呈色することができる。
【0018】この呈色試験紙に接触する有機溶剤の量
は、少なくとも0.01μLt以上であれば十分である。
これ以下では判定が困難になる傾向があるが、逆に多く
つきすぎても効果は同じとなる。この有機溶剤が水とと
もに呈色紙に付着するだけで十分である。
【0019】呈色紙は、呈色剤の粒径が1μm以上、1
00μm以下でかつ、好ましくは、5μm以上75μm
以下のものが望ましい。呈色剤の粒径が100μmを越
えると、極微量溶剤の呈色が識別困難となり、また1μ
m以下を越えると紙の地色が濃くかつ明度が暗くなるた
めに極微量有機溶剤の呈色を識別困難となるので本発明
の目的とする呈色紙を得ることができない。
【0020】さらに、呈色剤の粒径が1μm以下の占め
る割合が、1%未満、好ましくは、0%である。1%以
上の場合、紙の地色が濃くかつ明度が暗くなり極微量の
有機溶剤の呈色の識別が困難となる。
【0021】呈色紙は、呈色剤であるTMDを0.2重
量%以上、2.0重量%以下、PPPを1.0重量%以
上、10.0重量%以下、EDAを1.0重量%以上、
10.0重量%以下含有していることが望ましい。呈色
剤の含有量が少ないと呈色した際の呈色が薄いために識
別が困難となり、含有量が多いと紙の地色が濃くかつ明
度が暗くなるために極微量の溶剤の呈色を識別困難とな
るので本発明の目的とする呈色紙を得ることができな
い。
【0022】
【実施例】以下に実施例を示す。
【0023】紙のステキヒト・サイズ度はJIS P8
122で定められた『紙のステキヒト・サイズ度試験
法』に基づき測定した。この値が大きい程、紙の耐水性
が高いことを示す。
【0024】色相、明度、彩度については、JIS Z
8721で定められた『三属性による色の表示方法』に
基づき測定した。
【0025】呈色性能の試験方法として、サンプルが標
準状態(20℃、RH60%に放置)と水に濡れた状態
(20℃の水に30分間浸漬させておく)で、テトラク
ロロエチレン(薬品A)、イソプロピルアルコール(薬
品B)、ジメチルアミン(薬品C)をそれぞれ0.1及
び0.01μLt滴下して、発色性能は滴下後5秒以内に
発色したものを合格として○×で判定し、識別性能は滴
下5秒後に赤色、黄色、緑色に識別できたものを合格と
して○×で判定した。
【0026】実施例 1 叩解度SR−15のNBKPパルプとLBKPパルプを
各50部、繊度1.1デシテックス、繊維長3mmの繊維
状バインダー(PVA)3部、色相調整用の黄色染料
(bayer japan製のR.B.Y.7GL)0.01部を混合した
後、硫酸アルミニウム5部と白色ロジン(荒川化学製の
サイズパインN−771)5部を順に混合する。次に、
ここに消泡剤(明成化学製のホームレスP0)5部を混
合させた後、あらかじめ呈色剤の5倍の分散剤(明成化
学製のディスパーTL)を用いて水中に分散させた平均
粒径25μmでかつ1μm以下の比率が0.8%である
TMD0.7部、PPP5部、EDA5部を混合し、最
後にアニオン系高分子凝集剤(PAM)0.2部を混合
して湿式抄紙を行い、坪量75g/m2の呈色試験紙を
作成した。
【0027】比較例 1 実施例1で使用したのと同じ叩解度SR−15のNBK
PパルプとLBKPパルプを各50部、繊維状バインダ
ー3部、黄色染料0.01部を混合した後、硫酸アルミ
ニウム5部と白色ロジン5部を順に混合する。次に、こ
こに消泡剤5部を混合させた後、あらかじめ呈色剤の5
倍の分散剤を用いて水に分散させた平均粒径14μmで
かつ、1μm以下の比率が15%であるTMD0.7
部、PPP5部、EDA5部を混合し、最後にアニオン
系高分子凝集剤0.2部を混合して湿式抄紙を行い、坪
量75g/m2の呈色紙を作成した。
【0028】比較例 2 実施例1で使用したのと同じ叩解度SR−15のNBK
PパルプとLBKPパルプを各50部、繊維状バインダ
ー3部、黄色染料0.01部を混合した後、硫酸アルミ
ニウム5部と白色ロジン5部を順に混合する。次に、こ
こに消泡剤5部を混合させた後、あらかじめ呈色剤の5
倍の分散剤を用いて水に分散させた平均粒径150μm
でかつ100μm以上の比率が30%であるTMD0.
7部、PPP5部、EDA5部を混合し、最後にアニオ
ン系高分子凝集剤0.2部を混合して湿式抄紙を行い、
坪量75g/m2の呈色紙を作成した。
【0029】比較例 3 叩解度SR−15のNBKPパルプとLBKPパルプを
各50部、繊度1.1デシテックス、繊維長3mmの繊維
状バインダー3部、色相調整用の黄色染料0.01部を
混合した後、あらかじめ呈色剤の5倍の分散剤を用いて
水中に分散させた平均粒径25μmでかつ1μm以下の
比率が0.8%であるTMD0.7部、PPP5部、E
DA5部を混合し、最後にアニオン系高分子凝集剤(P
AM)0.2部を混合して湿式抄紙を行い、坪量75g
/m2の呈色試験紙を作成した。
【0030】上記実施例1及び比較例1〜3の呈色紙の
性量を表1に、呈色性能を比較した結果を表2に示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の呈色試験
紙は3種類の呈色剤を使用し、その粒径制御や色相調整
さらには、紙の厚さや嵩密度を調整することにより塩素
系溶剤、アルコール、アミンなどの有機溶剤の呈色識別
性に非常に優れている。又、非常に高い耐水性を有して
いるために排水等に有機溶剤が流出した場合など多量の
水の存在下においても極微量の有機溶剤を呈色識別する
ことが可能である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】嵩密度が0.1g/cc以上1.0g/c
    c以下、厚さが0.1mm以上0.3mm以下であっ
    て、ステキヒト・サイズ度が100秒以上の耐水性を有
    し、かつ少なくとも0.01μLt以上の有機溶剤に接
    触した際に少なくとも1色の呈色を示し、かつマンセル
    表色系において紙の色相がマンセルHueで10.0R〜10.
    0Yの範囲で、かつ明度がマンセルValueで5.0以上1
    0.0以下、彩度がマンセルChromaで0.5以上5.0以
    下である呈色紙。
  2. 【請求項2】塩素系溶剤、アルコール類、及びアミン類
    と接触した際に各々異なる色を示す呈色剤を含有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の呈色紙。
  3. 【請求項3】呈色剤が、2,5,2',5'TetraMethyltripheny
    lmethane-4,4'-Diazo-bis-β-hydroxynaphtoic anilid
    (以下TMDと略す)、4-(4'-Phenylazoyl)Phenylazo-
    Phenol(以下PPPと略す)並びに、Ethyl-bis-(2,4-D
    initrophenyl)Acetate(以下EDAと略す)の少なくと
    も1種であることを特徴とする請求項1乃至2のいずれ
    かに記載の呈色紙。
  4. 【請求項4】呈色剤として粒径が100μm以下でかつ
    1μm以下の比率が1重量%未満である粉体状の呈色剤
    を用いた請求項1乃至3のいずれかに記載の呈色紙の製
    造方法。
  5. 【請求項5】呈色剤の他に色相調整用染料を添加するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の呈色
    紙の製造方法。
  6. 【請求項6】パルプ、紙力増強剤に定着剤とサイズ剤を
    順に混合し、次いで沈殿剤及び呈色剤を添加した混合ス
    ラリーに凝集剤を添加して抄紙することを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の呈色紙。
  7. 【請求項7】紙力増強剤として繊維状ポリビニルアルコ
    ールを用いることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の呈色紙の製造方法。
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