JP2002116194A - 呈色マット - Google Patents

呈色マット

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JP2002116194A
JP2002116194A JP2000310839A JP2000310839A JP2002116194A JP 2002116194 A JP2002116194 A JP 2002116194A JP 2000310839 A JP2000310839 A JP 2000310839A JP 2000310839 A JP2000310839 A JP 2000310839A JP 2002116194 A JP2002116194 A JP 2002116194A
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Japan
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color
paper
mat
coloration
test paper
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JP2000310839A
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Taiko Kawai
泰功 河合
Tomio Watanabe
富雄 渡辺
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩素系溶剤、アルコール、アミンなどの有機
溶剤に対して、特に排水に流出した場合を想定して水の
存在下においても簡易に鮮明に呈色識別(同定)できか
つ吸収できる呈色マットを提供する。 【解決手段】少なくとも3種の呈色剤、及び紙力増強剤
を含み、マンセル表色系において、紙の色相がマンセル
Hueで10.0R以上、10.0Y以下の範囲であって、かつ明
度がマンセルValueで5.0以上、10.0以下の範囲で
かつ、彩度がマンセルChromaで0.5以上5.0以下の
範囲であることを特徴とする呈色試験紙であり、さらに
は紙のかさ密度が0.1g/cc以上、1.0g/cc
以下、厚さが0.1mm以上、0.3mm以下、紙のス
テキヒト・サイズ度が100秒以上でかつ、塩素系溶剤
と接触した際には赤色に、アルコール類と接触した際に
は黄色を及びアミン類と接触した際には暗緑青色を呈す
ることを特徴とする耐水性の呈色試験紙おいて、色相調
整用染料を添加することにより、より鮮明な呈色をする
呈色試験紙を、溶剤を吸収できるシート状物及びフィル
ムと積層した呈色マットである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミストや液滴状の
薬品を識別できかつ吸収できる呈色マットに関するもの
である。特に、性状の異なる有機溶剤である極微量の薬
品の種別を分析機器や特殊な技術を用いずに瞬時に同定
できる呈色試験紙、呈色マットに関する。
【0002】
【従来の技術】液状の薬品を簡便に識別するものとして
例えば水溶液の酸性やアルカリ性の度合いを測定できる
PH試験紙などが知られている。また、水溶液中の特定
のイオン種を半定量的に測定する試験紙なども市販され
ている。しかしながら、有機溶剤に関して、その溶剤の
種類を瞬時に同定できる試験紙、呈色マットはない。
【0003】有機溶剤種の同定には、経験的にはその
色、粘性、臭い、他の化合物との溶解性などによって見
当を付け、化学分析や機器分析等により同定を行ってい
るのが実状である。
【0004】たとえば、化学分析による方法では塩素含
有有機物をフラスコ燃焼法で得たCl2を捕集後、酸化
還元反応を利用する方法がある。アミンに対してはキン
ヒドロンによる呈色が挙げられ、またアルコールに対し
ては硝酸セリウムアンモニウムとHNO3酸性で配位化
合物形成による呈色が利用される。機器分析ではクロマ
トグラフ法や吸光法などによって同定される。しかしな
がら、係る方法の分析によると試験機器や設備が必要と
なり、容易にかつ速やかに同定することは困難である。
【0005】上記に示したような化学分析や機器分析に
よる方法では、緊急時、例えば研究室や実験室等におい
て液状の薬品(有機溶剤など)を流出した際、その物質
が何であるか不明の場合には適切な対策を速やかに判断
できない。酸やアルカリを流出した場合には、PH試験
紙等でPHを測定することでその対策として中和する事
により適切な対策を打つことが可能となる。しかしなが
ら、有機溶剤などが流出した場合には、PH試験紙では
呈色しないため、物質の特定ができずに適切な対策を打
つことが困難である。
【0006】近年地球環境保全意識の高まりから、事故
時などに薬品類の事業設備外への流出を防ぐために、誤
って流出した薬品の迅速な同定が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は塩素系溶剤や
アルコール、アミンなどの溶剤に対して、特に排水に流
出した場合を想定して水の存在下においても、簡易に瞬
時に呈色識別(同定)できる呈色マットを提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明者らは鋭意検討の結果、本発明に至った。即
ち、少なくとも3種の呈色剤、及び紙力増強剤を含み、
マンセル表色系において、紙の色相がマンセルHueで
10.0R以上、10.0Y以下の範囲であって、かつ明度がマン
セルValueで5.0以上、10.0以下の範囲でかつ、彩
度がマンセルChromaで0.5以上、5.0以下の範囲
で、さらには紙のかさ密度が0.1g/cc以上、0.
1g/cc以下、厚さが0.1mm以上、0.3mm以
下、紙のステキヒト・サイズ度が100秒以上でかつ、
塩素系溶剤と接触した際には赤色に、アルコール類と接
触した際には黄色を及びアミン類と接触した際には暗緑
青色を呈する耐水性の呈色試験紙を吸収するマットが不
織布またはパルプを基材としたもの及びフィルムに積層
したことを特徴とする呈色マットである。
【0009】呈色する呈色剤として、粒径100μm以
下でかつ1μm以下の比率が1%未満である粉体状の呈
色剤を用いることを特徴とする呈色試験紙を用いる。
【0010】また、内面サイズ法により抄紙するに際し
てパルプと紙力増強剤と定着剤とサイズ剤並びに沈殿剤
と呈色剤粉体とを混合スラリーとした後、凝集剤を添加
して抄紙した呈色試験紙が得られる。
【0011】紙力増強剤であるPVAは1.0重量%以
上、10.0重量%以下、含有していることが望まし
い。含有量が少ないと紙の強度が弱く、含有量が多いと
対象とする有機溶剤の浸透性が悪く発色性が悪くなると
いった問題がある。
【0012】耐水剤は、抄紙用サイズ剤が用いられ、特
にロジン系サイズ剤が好ましい。使用量は、1.0〜1
0%で、好ましくは3.0〜7.0%である。1.0%
以下であればサイジング効果が不十分であり、10%以
上添加してもサイジング効果はそれ以上あがらない。定
着剤は、試験紙にサイジング効果を付与させる役目で、
硫酸バンドが用いられる。好ましくは、硫酸アルミニウ
ムがよい。使用量は、1.0〜20%で、好ましくは
5.0〜10%である。1.0%以下であればサイジン
グ効果が不十分であり、20%以上であれば呈色剤の凝
集性に悪影響を及ぼす。
【0013】沈殿剤としては、顔料の分散剤などが使用
され、使用量は呈色剤に対して3倍〜20倍、好ましく
は5倍〜10倍である。3倍以下であれば、呈色剤の分
散が不十分であり、20倍以上であれば呈色剤の試験紙
への凝集性やサイジング効果が悪くなる。
【0014】凝集剤としては、抄紙用の合成粘剤があ
り、特にポリアクリルアミド系が好ましい。また使用量
は対パルプで0.1〜1.0%、好ましくは0.2〜
0.5%である。0.1%以下であれば、呈色剤の凝集
が不十分であり、1.0%以上であれば過凝集となりペ
ーパーの地合が悪くなる。
【0015】以上のようにして得られた呈色紙を、例え
ば不織布、パルプなどを基材とした吸収マット及びフィ
ルムと積層して、呈色マット得られる。この積層物は、
棚、床などに敷いて用いることができる。これらのマッ
トに有機溶剤が接触した場合、呈色することにより、呈
色したものがどんな溶剤かが判定でき、かつそれらを吸
収することによって、他への流出を防ぐことが可能とな
る。
【発明の実施の形態】
【0016】試験紙はマンセル表色系において、色相が
10.0R以上、10.0Y以下好ましくは、5.0YR以上、5.0Y以
下の範囲であって、かつ明度が5.0以上、10.0以下、好
ましくは、6.5以上、8.5以下の範囲でかつ、彩度が0.5
以上、5.0以下、好ましくは1.0以上、3.0以下の範囲で
ある。それ以外の場合には呈色した際の識別性が悪くな
るといった問題がある。
【0017】呈色試験紙は紙のかさ密度が0.1g/c
c、以上、1.0g/cc以下、好ましくは、0.3g/
cc以上、0.6g/cc以下の範囲であって、厚さが
0.1mm以上、0.3mm以下、好ましくは、0.1
5mm以上、0.20mm以下である。かさ密度が0.
1g/cc未満の場合、紙強度が不足すると共に、同定
すべき薬剤の微少液滴が付着した場合に、液滴が広がら
ず結果として液滴を識別することができなくなる。又、
1.0g/ccを越える紙は製造が困難であるといった
問題点がある。同様に、紙の厚さが0.1mm未満の紙
は製造が困難であり、0.3mmを越える場合は液滴が
広がりにくいといった問題がある。
【0018】又、呈色試験紙は紙のステキヒト・サイズ
度が100秒以上、好ましくは、200秒以上であるこ
とが望ましい。100秒未満の場合は試験紙が水に濡れ
た際に極微量の溶剤で呈色する事が困難であるといった
問題がある。
【0019】本発明の中で用いる呈色剤は、次に示す組
み合わせが最適であるが、本発明において必ずしも制限
されるものではない。呈色試験紙が異なる溶剤に異なる
呈色を示すことは、呈色剤として2,5,2',5'TetraMethyl
triphenylmethane-4,4'-Diazo-bis-β-hydroxynaphtoic
anilid(以下TMDと略す)、4-(4'-Phenylazoyl)Phe
nylazo-Phenol(以下PPPと略す)並びに、Ethyl-bis
-(2,4-Dinitrophenyl)Acetate(以下EDAと略す)を
含有することで得られる。
【0020】同定識別すべき溶剤の組み合わせを塩素系
溶剤、アルコール類及びアミン系溶剤とした場合は液体
が呈色試験紙に付着した際にTMDは塩素系溶剤にのみ
溶解し赤変して、付着した液滴が塩素系溶剤であること
を知らしめる。また、付着した液体がアルコール類の場
合は電子の振動によりPPPを深色化し、呈色試験紙が
黄色の発色をして付着した液滴がアルコール類であるこ
とを知らしめる。同様に、付着した液体がアミン系溶剤
の場合は電荷がベンゼン環に遷移することにより、呈色
試験紙が緑色の発色をして付着した液滴がアミン系溶剤
であることを知らしめる。
【0021】この呈色紙に使用する有機溶剤の量は、少
なくとも0.01μLt以上である。これ以下では判定が
困難になる傾向があるが、逆に多くつきすぎても効果は
同じとなる。この有機溶剤が水とともに呈色紙に付着す
るだけで十分である。
【0022】呈色試験紙は、呈色剤の粒径が1μm以
上、100μm以下でかつ、好ましくは、5μm以上7
5μm以下のものが望ましい。呈色剤の粒径が100μ
mを越えると、極微量溶剤の呈色が識別困難となり、ま
た1μm以下を越えると紙の地色が濃くかつ明度が暗く
なるために極微量有機溶剤の呈色を識別困難となるので
本発明の目的とする呈色試験紙を得ることができない。
【0023】さらに、呈色剤の粒径が1μm以下の占め
る割合が、1%未満、好ましくは、0%である。1%以
上の場合、紙の地色が濃くかつ明度が暗くなり極微量の
有機溶剤の呈色の識別が困難となる。
【0024】呈色試験紙は、呈色剤であるTMDを0.
2重量%以上、2.0重量%以下、PPPを1.0重量
%以上、10.0重量%以下、EDAを1.0重量%以
上、10.0重量%以下含有していることが望ましい。
呈色剤の含有量が少ないと呈色した際の呈色が薄いため
に識別が困難となり、含有量が多いと紙の地色が濃くか
つ明度が暗くなるために極微量の溶剤の呈色を識別困難
となるので本発明の目的とする呈色試験紙を得ることが
できない。
【0025】このようにしてできた耐水性の呈色試験紙
を不織布またはパルプ等を基材とした吸収マット及びフ
ィルムと積層して呈色マットができる。吸収マットの基
材は、シート状物であれば、特に限定することはなく、
用途に応じて選択される。積層した吸収マットの吸収量
は100cc/m2、望ましくは500cc/m2以上が望ま
しい。マットの吸収量が少ないと多量の有機溶剤を漏洩
した際に他への流出を防ぐことが困難となり、本発明の
目的とする呈色マットを得ることができない。又、マッ
トの下にフィルムを積層する事により溶剤を吸収したマ
ットを通過して、有機溶剤がこぼれ落ちることによる二
次汚染を防ぐことが可能となる。
【0026】
【実施例】以下に実施例を示す。
【0027】紙のステキヒト・サイズ度はJIS P8
122で定められた『紙のステキヒト・サイズ度試験
法』に基づき測定した。この値が大きい程、紙の耐水性
が高いことを示す。
【0028】色相、明度、彩度については、JIS Z
8721で定められた『三属性による色の表示方法』に
基づき測定した。
【0029】呈色性能の試験方法として、サンプルが標
準状態(20℃、RH60%に放置)と水に濡れた状態
(20℃の水に30分間浸漬させておく)で、テトラク
ロロエチレン(薬品A)、イソプロピルアルコール(薬
品B)、ジメチルアミン(薬品C)をそれぞれ0.1及
び0.01μLt滴下して、発色性能は滴下後5秒以内に
発色したものを合格として○×で判定し、識別性能は滴
下5秒後に赤色、黄色、緑色に識別できたものを合格と
して○×で判定した。
【0030】実施例 1 叩解度SR−15のNBKPパルプとLBKPパルプを
各50部、繊度1.1デシテックス、繊維長3mmの繊維
状バインダー(PVA)3部、色相調整用の黄色染料
(bayer japan製のR.B.Y.7GL)0.01部を混合した
後、硫酸アルミニウム5部と白色ロジン(荒川化学製の
サイズパインN−771)5部を順に混合する。次に、
ここに消泡剤(明成化学製のホームレスP0)5部を混
合させた後、あらかじめ呈色剤の5倍の分散剤(明成化
学製のディスパーTL)を用いて水中に分散させた平均
粒径25μmでかつ1μm以下の比率が0.8%である
TMD0.7部、PPP5部、EDA5部を混合し、最
後にアニオン系高分子凝集剤(PAM)0.2部を混合
して湿式抄紙を行い、坪量75g/m2の呈色試験紙と
し、これにアクリル繊維を基材とした吸収マット及びP
Pフィルムと積層して呈色マットを作成した。
【0031】実施例 2 実施例1と同処方で湿式抄紙を行い、坪量100g/m
2の呈色試験紙を作成し、これを綿を基材とした吸収マ
ット及びPPフィルムに積層して呈色マットとした。
【0032】比較例 1 実施例1で使用したのと同じ叩解度SR−15のNBK
PパルプとLBKPパルプを各50部、繊維状バインダ
ー3部、黄色染料0.01部、硫酸バンド5部と白色ロ
ジン5部並びに消泡剤5部、さらにあらかじめ呈色剤の
5倍の分散剤を用いて水に分散させた平均粒径25μm
でかつ1μm以下の比率が0.8%であるTMD0.7
部、PPP5部、EDA5部とアニオン系高分子凝集剤
0.2部を一度に混合して湿式抄紙を行い、坪量75g
/m2の呈色試験紙とし、これにアクリル繊維を基材と
した吸収マット及びPPフィルムと積層して呈色マット
を作成した。
【0033】比較例 2 実施例1で使用したのと同じ叩解度SR−15のNBK
PパルプとLBKPパルプを各50部、繊維状バインダ
ー3部、黄色染料0.01部を混合した後、硫酸アルミ
ニウム5部と白色ロジン5部を順に混合する。次に、こ
こに消泡剤5部を混合させた後、あらかじめ呈色剤の5
倍の分散剤を用いて水中に分散させた平均粒径14μm
でかつ1μm以下の比率が15%であるTMD0.7
部、PPP5部、EDA5部を混合し、最後にアニオン
系高分子凝集剤0.2部を混合して湿式抄紙を行い、坪
量75g/m2の呈色試験紙を作成し、これを綿を基材
とした吸収マット及びPPフィルムに積層して呈色マッ
トとした。
【0034】上記実施例1と2及び比較例1と2の呈色
試験紙の性量を表1に、呈色性能を比較した結果を表2
に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の呈色試験
紙と不織布等を基材とした吸収マット及びフィルムと積
層した呈色マットは3種類の呈色剤を使用し、その粒径
制御や色相調整により塩素系溶剤、アルコール、アミン
などの有機溶剤の呈色識別性に非常に優れている。又、
高い吸収性能を有しているために有機溶剤などが漏洩し
た場合も他への流出を防ぐことが可能となる。
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月28日(2001.8.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G042 AA01 BB18 BD04 BD13 BD20 CA10 CB03 DA08 FA11 FB07 FC06 FC09 2G045 AA40 DA17 DA74 DB16 FB17 HA10 HA14 2G054 AA02 AB10 CA30 CE01 EA06 FA50 GA03 GB04 GE05 GE06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】嵩密度が0.1g/cc以上1.0g/cc以下、厚
    さが0.1mm以上0.3mm以下であり、ステキヒト・サイ
    ズ度が100秒以上の耐水性を有し、かつ有機溶剤に接
    触した際に少なくとも1色の呈色を示す耐水性の呈色試
    験紙と有機溶剤を吸収できるマット及びフィルムを積層
    したことを特徴とする呈色マット。
  2. 【請求項2】塩素系溶剤、アルコール類及びアミン類と
    接触した際に各々異なる色を示すことを特徴とする請求
    項1記載の呈色マット。
  3. 【請求項3】少なくとも0.01μLt以上の有機溶剤が
    付着した際に発色が認識できる呈色試験紙を用いたこと
    を特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の呈色マ
    ット。
  4. 【請求項4】吸収マットが不織布又はパルプを基材と
    し、吸収量が100cc/m 2以上であることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の呈色マット。
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