JP2003012080A - ディスク記録媒体用収納ケース - Google Patents

ディスク記録媒体用収納ケース

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JP2003012080A
JP2003012080A JP2001199398A JP2001199398A JP2003012080A JP 2003012080 A JP2003012080 A JP 2003012080A JP 2001199398 A JP2001199398 A JP 2001199398A JP 2001199398 A JP2001199398 A JP 2001199398A JP 2003012080 A JP2003012080 A JP 2003012080A
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JP
Japan
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recording medium
disk recording
holding piece
disk
elastic holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001199398A
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English (en)
Inventor
Kengo Oishi
健吾 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 カビ発生やカビ付着を顕著に防止できるディ
スク記録媒体用の収納ケースを提供する。 【解決手段】 ディスク記録媒体の記録面ないし印刷面
に相対するディスク保護面12と、ディスク保護面に設
けられてディスク記録媒体の中央孔に嵌合可能な弾性保
持片6とを備え、少なくとも弾性保持片の近傍に抗菌防
カビ処理が施されている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等のデ
ィスク記録媒体用の収納ケースに関する。 【0002】 【従来の技術】カートリッジに収納されずに、いわゆる
単体状態で使用されるディスク記録媒体として、一方の
面を印刷面とされ、他方の面を記録面とされたものがあ
る。印刷面には、印刷インキを用いて印刷層が形成され
ている。印刷面は、ディスク記録媒体の記録内容などを
表示する。このようなディスク記録媒体として、例え
ば、音楽用CD、CD−R等の光ディスクが挙げられ
る。ディスク記録媒体は、非使用時にはプラスチックケ
ースに収納保管されることが多い。 【0003】このような収納ケースとして、収納ケース
本体と蓋体とから構成されるものがある。収納ケース本
体には、長方形状の底板の周縁部に側板を立設してなる
底部と、その底部内に配設されるトレーとを備えたもの
がある。トレーの中央部には、弾性保持片が形成されて
いる。ディスク記録媒体の中央孔に弾性保持片を嵌め込
むことで、トレーにディスク記録媒体を保持させること
ができる。また、弾性保持片を押圧して弾性変形させる
ことで、ディスク記録媒体の中央孔から弾性保持片を離
間させ、トレーからディスク記録媒体を取り外すことが
できる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ディスク記録媒体を取
り外す際などには、弾性保持片に手の指紋等の汚れや油
分(汚染物質)が付着する。これらはカビ発生の原因と
なる栄養素を含んでいるため、適度な温湿度環境下で、
ディスク記録媒体が収納ケース内に長期間保管される
と、弾性保持片にカビが発生する。このカビは、ディス
ク記録媒体の内周部に移行する場合がある。このカビが
記録面にまで到達すると、ディスク記録媒体の記録再生
特性上障害を生じる。 【0005】カビ発生を防止するには、仮に栄養素が付
着した場合でも、カビ発生に適度な温湿度環境下で保管
しないようにすれば良いのだが、実際の使用保管環境を
考慮すると、温度・湿度を適当に制御することは困難で
ある。また、指紋等の汚れを使用時・保管時毎に拭き取
ることで弾性保持片を清浄化することも考えれられるが
現実的ではない。本発明は、このような事情に鑑みてな
されたもので、その目的は、カビ発生やカビ付着を顕著
に防止できるディスク記録媒体用の収納ケースを提供す
ることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、デ
ィスク記録媒体の記録面ないし印刷面に相対するディス
ク保護面と、ディスク保護面に設けられてディスク記録
媒体の中央孔に嵌合可能な弾性保持片とを備えたディス
ク記録媒体用の収納ケースにおいて、少なくとも弾性保
持片の近傍に抗菌防カビ処理が施されたことを特徴とす
るディスク記録媒体用の収納ケースによって達成され
る。このような構成の収納ケースによれば、抗菌防カビ
処理が施されているので、弾性保持片及びその近傍にカ
ビが発生することを顕著に防止できる。したがって、カ
ビが弾性保持片からディスク記録媒体の記録面に移行す
ることがなく、ディスク記録媒体の記録再生特性上に障
害が生じることを効果的に防止できる。なお、抗菌防カ
ビ処理としては、ゼオライト(銀・銅・亜鉛等の抗菌性
金属イオン)やキトサン・ヒノキチオール等の抗菌剤を
塗布する方法を例示できる。その他の抗菌剤として、銀
シリカゲル系抗菌剤、ジフェニール・エーテル系または
シリコン第4級アンモニウム塩等が挙げられる。また、
抗菌剤を塗布する方法としては、スプレー法や静電印刷
法、インクジェット法、浸漬法、スクリーン印刷法等を
例示できる。射出成形時に弾性保持片の成形材料に上記
の抗菌剤を混練しておけば、ディスク記録媒体や指が弾
性保持片に触れても、抗菌剤が減少することがない。し
たがって、抗菌防カビ効果をより長く持続することが可
能である。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明のディスク記録媒
体用収納ケースの第1実施形態を示す。収納ケース10
は、その全体が長方体形状であり、収納ケース本体2と
蓋体3とから概略構成される。収納ケース本体2と蓋体
3とは、それぞれの一端側に設けられたヒンジ部7を介
して互いに開閉自在に連結されている。収納ケース本体
2は、長方形状の底板13の周縁部に側板11を立設し
てなる底部4と、その底部4内に配設されるトレー5と
を備えている。 【0008】トレー5には、ディスク記録媒体の記録面
ないし印刷面に相対するディスク保護面12が凹設され
ている。ディスク保護面12の略中央部には、円形状に
隆起した段付き部8が形成され、さらに、段付き部8の
中央には、ディスク記録媒体の中央孔に嵌まる弾性保持
片6が凸状に形成されている。 【0009】弾性保持片6の近傍には抗菌防カビ処理が
施されている。ここでは、段付き部8の表面及び弾性保
持片6の表面に、抗菌防カビ処理が施されている。 【0010】ここで、蓋体3及び収納ケース本体2の底
部4は、それぞれ透明な樹脂材により形成され、トレー
5は不透明な樹脂材により形成されている。 【0011】弾性保持片6は、内周側へ弾性変形可能に
なっている。ディスク記録媒体の中央孔を弾性保持片6
に上部(図面の上側)から嵌め込むと、弾性保持片6の
爪9は、中央孔の径寸法にあわせそれぞれ変形して、径
方向外側に中央孔を弾性的に付勢しながら貫通する。す
ると、ディスク記録媒体の中央孔の周縁部(内周部)が
段付き部8の上面に面接触する。段付き部8により、デ
ィスク記録媒体は、トレー5のディスク保護面12に対
して離間した状態でトレー5に保持される。また、弾性
保持片6の爪9を上部から指で押圧し、それぞれの爪9
を下方(図面の下側)に押し下げることで、ディスク記
録媒体の中央孔を径方向に付勢する弾性保持片6の弾性
力が解除される。すると、ディスク記録媒体は、トレー
5から解放され、取り外すことができる。こうして、デ
ィスク記録媒体を収納ケース10から取り出すことがで
きる。 【0012】なお、段付き部8はディスク記録媒体の中
央孔の周縁部と面接触しており、吸着した水分が放散し
にくいため、他の部位に比べカビが発生しやすい。そこ
で、本実施形態においては、弾性保持片6と段付き部8
の両方に抗菌防カビ処理を施した。このため、カビ発生
を効果的に抑制することができる。 【0013】このような構成により、弾性保持片及びそ
の近傍に付着する指紋等の汚染物質に起因するカビの発
生を顕著に防止することができる。このため、ディスク
記録媒体の内周部や、記録面ないし印刷面にカビが移行
することを顕著に防止することができる。 【0014】次に、図2において、本発明の第2実施形
態を説明する。本実施形態の収納ケース20は、ディス
ク保護面12が、底部24の底板13と側板11に囲わ
れた面に形成されている。また、段付き部8は、ディス
ク保護面12の略中央部に形成され、さらに、その段付
き部8の略中央に弾性保持片6が凸状に形成されてい
る。段付き部8及び弾性保持片6の表面には、抗菌防カ
ビ処理が施されている。本実施形態は、トレー5を省略
している点で第1実施形態とは異なる。その他の構成・
作用は、第1実施形態と同様である。 【0015】このような構成により、トレー5を収納ケ
ース本体20の底部24に配設する必要はないため、部
品点数を少なくすることができる。また、かかる収納ケ
ース20の製造工程において、収納ケース本体2を作成
した後、すぐに、弾性保持片6に抗菌防カビ処理を施す
工程を設けることが出来、組み立て工程を簡略化でき
る。 【0016】なお、本発明は前述した実施形態に限定さ
れるものではなく、適宜な変形、変更等が可能である。
例えば、弾性保持片は、ディスク記録媒体を収納ケース
に保持することが可能であれば、その形状は適宜変更が
可能である。また、段付き部は必ずしも形成する必要は
なく、適宜省略することができる。弾性保持片を囲った
円環状の突起を設け、該突起に抗菌防カビ処理を施し、
ディスク記録媒体の記録面とディスク保護面の面接触を
避けるような構造にしてもよい。 【0017】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カビ発生やカビ付着を顕著に防止できるディスク記録媒
体用の収納ケースを提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のディスク記録媒体用の収納ケースの第
1実施形態を示す一部を切り欠いた全体斜視図である。 【図2】本発明のディスク記録媒体用の収納ケースの第
2実施形態を示す一部を切り欠いた全体斜視図である。 【符号の説明】 2 収納ケース本体 3 蓋体 4、24 底部 5 トレー 6 弾性保持片 7 ヒンジ部 8 段付き部 9 爪 10、20 収納ケース 11 側板 12 ディスク保護面 13 底板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディスク記録媒体の記録面ないし印刷面
    に相対するディスク保護面と、前記ディスク保護面に設
    けられてディスク記録媒体の中央孔に嵌合可能な弾性保
    持片とを備えたディスク記録媒体用の収納ケースにおい
    て、少なくとも前記弾性保持片の近傍に抗菌防カビ処理
    が施されたことを特徴とするディスク記録媒体用収納ケ
    ース。
JP2001199398A 2001-06-29 2001-06-29 ディスク記録媒体用収納ケース Pending JP2003012080A (ja)

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ID=19036698

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JP (1) JP2003012080A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004086402A1 (ja) * 2003-03-27 2004-10-07 Teac Corporation ディスク状記憶媒体収納ケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004086402A1 (ja) * 2003-03-27 2004-10-07 Teac Corporation ディスク状記憶媒体収納ケース

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