JP2003011775A - ベルトストッパー - Google Patents

ベルトストッパー

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JP2003011775A
JP2003011775A JP2001202499A JP2001202499A JP2003011775A JP 2003011775 A JP2003011775 A JP 2003011775A JP 2001202499 A JP2001202499 A JP 2001202499A JP 2001202499 A JP2001202499 A JP 2001202499A JP 2003011775 A JP2003011775 A JP 2003011775A
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JP
Japan
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belt
main body
wedge surface
stopper
wedge
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JP2001202499A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Miyazaki
正勝 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ベルトへの装着を簡易化するとと
もに構造の簡素化を図り、しかも飾り物の装着も行える
ようにしたベルトストッパーを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 ベルト1を挿入される偏平な通孔3を備
えた本体2の底部のB−B断面には第1クサビ面が形成
されており、通孔3に挿入される操作部材5には第2ク
サビ面5aが形成されていて、操作部材5のつまみ5b
をS方向に押圧すると、これらの第1および第2のクサ
ビ面の協働作用により、このベルトストッパーに対する
ベルト1の固定が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のシートベ
ルトなどに用いられるベルトストッパーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のシートベルトの運転席
などには、図5に示すように、着座したドライバーAの
運転中の安全を図るため、シートベルトBが装備されて
いる。そして、ベルト1の車体壁部内への引込み部分1
aは、車種によっては絶えず車体壁部内へ引込むように
バネで付勢されるようになっている。
【0003】そのため、運転時間が長くなると、ベルト
1によるドライバーAの締付けが厳しくなるという不具
合が生じる。そこで、ベルト1の引込み部分1aにベル
トストッパーBSを取り付けて、同ベルト1の引込みに
よるドライバーAへの過度の締付けを防止することが行
われている。
【0004】従来のベルトストッパーとしては図6に示
すようなものがあり、その本体2は、窓穴Gを有する表
面部材2aと、裏面部材2bとが結合することにより、
ベルト1を挿通しうる偏平は通孔3を形成されている。
そして、窓穴Gに嵌め込まれるようにして一対の支軸4
により回動可能に枢着された操作部材5が設けられてい
る。
【0005】操作部材5の裏面にはベルト1に噛み込む
突起が形成されていて、同操作部材5のロック部Lを押
すことにより同操作部材5が窓穴Gに整合した状態で上
記突起がベルト1に噛み込み同ベルト1を固定できるよ
うになっている。また、操作部材5の解除部Fを押すこ
とにより、同操作部材5は図示のごとく傾いて、上記突
起がベルト1を解放するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
従来のベルトストッパーでは、本体2をベルトに装着す
る操作に手間がかかり、また、操作部材5の表面は操作
面となっているので、その表面に飾り物などを設けると
不具合をきたすことになる。そこで本発明は、ベルトへ
の装着を簡易化するとともに構造の簡素化を図り、しか
も飾り物の装着も行えるようにしたベルトストッパーを
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明のベルトストッパーは、ベルトを挿入される
偏平な通孔を備えた本体と、同本体の上記通孔に挿入さ
れて上記ベルトを固定するための操作部材とを備え、上
記本体の底部内面に第1クサビ面が形成されるととも
に、上記操作部材には上記第1クサビ面と協働して上記
ベルトを圧迫し固定するための第2クサビ面が形成され
ていることを特徴としている。
【0008】また本発明のベルトストッパーは、上記本
体が、その底部に上記ベルトを嵌め込むための切欠き部
を形成されて一体に構成されたことを特徴としている。
【0009】さらに本発明のベルトストッパーは、上記
操作部材において、上記第2クサビ面の高所側端部にベ
ルト緊締操作用つまみが設けられるとともに、上記第2
クサビ面の低所側端部にベルト緊締解除用つまみが設け
られていることを特徴としている。
【0010】また本発明のベルトストッパーは、上記本
体の表面に、飾り物装着部が設けられていることを特徴
としている。
【0011】上述の本発明のベルトストッパーでは、本
体の通孔内に挿入されたベルトに対し、操作部材を操作
して、本体の第1クサビ面に沿い操作部材の第2クサビ
面を摺動させることにより、両クサビ面が協働してクサ
ビ高さを増してゆくので、上記ベルトを徐々に且つ確実
に圧迫してゆき、このようにして同ベルトへの固定が能
率よく円滑に行われるようになる。
【0012】また、上記本体が、その底部に上記ベルト
を嵌め込むための切欠き部を形成されて一体に構成され
ていると、上記ベルトへの上記本体の装着が著しく簡単
に行われるほか、同本体が一体構造とされることによ
り、製造コストの大幅な低減が可能になる。
【0013】そして、上記操作部材における第2クサビ
面の高所側端部にベルト緊締操作用つまみが設けられて
いると、同つまみの押圧操作により上記操作部材を上記
本体内に押し込むようにしてベルトを圧迫固定する操作
が容易となり、また同操作部材における第2クサビ面の
低所側端部にベルト緊締解除用つまみが設けられている
と、同つまみの押圧操作により上記ベルトの圧迫固定を
解除する作用が容易に行われるようになる。
【0014】さらに、上記本体の表面に飾り物装着部が
設けられていると、この部分に趣味的な飾り物やマスコ
ットなどを装着して楽しむことが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形
態について説明すると、図1〜3は本発明の第1実施形
態としてのベルトストッパーを示すもので、図1はその
本体と操作部材との関係を示す斜視図、図2は図1のA
−A矢視断面図、図3はベルトへの装着完了の状態を示
す平面図であり、図4は本発明の第2実施形態としての
ベルトストッパーの分解斜視図である。
【0016】まず本発明の第1実施形態としてのベルト
ストッパーについて説明すると、図1,2に示すよう
に、自動車のシートベルトにおけるベルト1を挿通され
る偏平な通孔3を備えた本体2が、表面部材2aと裏面
部材2bとをネジ2cで組み立てるようにして構成され
ている。
【0017】また、本体2の通孔3に挿入されてベルト
1を固定するための操作部材5が設けられている。そし
て、本体2の底部を形成する裏面部材2bの内面には第
1クサビ面2dが形成されるとともに、操作部材5に
は、本体2の第1クサビ面2dと協働してベルト1を圧
迫し固定するための第2クサビ面5aが形成されてい
る。
【0018】さらに、操作部材5において、第2クサビ
面5aの高所側端部にベルト緊締操作用つまみ5bが設
けられるとともに、第2クサビ面5aの底所側端部には
ベルト緊締解除用つまみ5cが設けられ、これらのつま
み5b,5cはプラスチック製の操作部材5と一体に形
成されている。
【0019】このようにして構成されたベルトストッパ
ーには、その本体2の表面に飾り物装着部2eが設けら
れて、適宜の飾り物6が立体的に且つ交換可能に粘着剤
などで装着されている。
【0020】図4は本発明の第2実施形態としてのベル
トストッパーを、図1のベルトストッパーと対応させて
示しており、この第2実施形態では、本体2の底部にベ
ルト1を嵌め込むための切欠き部2fが形成されて、同
本体2はプラスチック材などにより一体に構成されてい
る。そして、この第2実施形態においても、前述の第1
実施形態と同様の操作部材5が設けられている。また、
本体2のB−B断面には、図2に示すような第1クサビ
面2dが形成されている。
【0021】上述の各実施形態のベルトストッパーで
は、本体2の通孔3内に挿入されたベルト1に対し、操
作部材5のつまみ5bを操作して、本体2の第1クサビ
面2dに沿い操作部材5の第2クサビ面5aを矢示S方
向(図1,図4参照)に摺動させることにより、両クサ
ビ面2d,5aが協働してクサビ高さを増してゆくの
で、ベルト1を徐々に且つ確実に圧迫してゆき、同ベル
ト1への固定が能率よく円滑に行われて、図3に示すご
とくベルト1への装着が完了する。
【0022】また、図4に示すように、本体2が、その
底部にベルト1を嵌め込むための切欠き部2fを形成さ
れて一体に構成されていると、ベルト1への本体2の装
着が切欠き部2fを通じ著しく簡単に行われるほか、同
本体2が一体構造とされることにより、製造コストの大
幅な低減が可能になる。
【0023】そして、図1,4に示すように、操作部材
5における第2クサビ面5aの高所側端部にベルト緊締
操作用つまみ5bが設けられているので、同つまみ5b
の押圧操作により操作部材5を本体2内に押し込むよう
にしてベルト1を圧迫固定する操作が容易となり、また
同操作部材5における第2クサビ面5aの低所側端部に
ベルト緊締解除用つまみ5cが設けられているので、同
つまみ5cの押圧操作によりベルト1の圧迫固定を解除
する作用が容易に行われるようになる。
【0024】さらに、本体2の表面に飾り物装着部2e
が設けられているので、この部分に趣味的な飾り物やマ
スコットなどを装着して楽しむことが可能になる。
【0025】なお、本体2および操作部材5の材質とし
ては、プラスチック材のほか、軽金属材など任意のもの
を用いることができる。また、本発明の各実施形態に示
すベルトストッパーを、図5に示すごとく自動車のシー
トベルトにベルトストッパーBSとして用いる場合、本
体2の底部側が車体にネジ止めなどの手段で固定される
ようになっている。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のベルトス
トッパーによれば次のような効果が得られる。 (1) 本体の通孔内に挿入されたベルトに対し、操作部材
を操作して、本体の第1クサビ面に沿い操作部材の第2
クサビ面を摺動させることにより、両クサビ面が協働し
てクサビ高さを増してゆくので、上記ベルトを徐々に且
つ確実に圧迫してゆき、このようにして同ベルトへの固
定が能率よく円滑に行われるようになる。 (2) 上記本体が、その底部に上記ベルトを嵌め込むため
の切欠き部を形成されて一体に構成されていると、上記
ベルトへの上記本体の装着が著しく簡単に行われるほ
か、同本体が一体構造とされることにより、製造コスト
の大幅な低減が可能になる。 (3) 上記操作部材における第2クサビ面の高所側端部に
ベルト緊締操作用つまみが設けられていると、同つまみ
の押圧操作により上記操作部材を上記本体内に押し込む
ようにしてベルトを圧迫固定する操作が容易となり、ま
た同操作部材における第2クサビ面の低所側端部にベル
ト緊締解除用つまみが設けられていると、同つまみの押
圧操作により上記ベルトの圧迫固定を解除する作用が容
易に行われるようになる。 (4) 上記本体の表面に飾り物装着部が設けられている
と、この部分に趣味的な飾り物やマスコットなどを装着
して楽しむことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としてのベルトストッパ
ーの分解斜視図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図1,2のベルトストッパーのベルトへの装着
状態を示す平面図である。
【図4】本発明の第2実施形態としてのベルトストッパ
ーの分解斜視図である。
【図5】自動車のシートベルトにおけるベルトストッパ
ーの使用状況を示す説明図である。
【図6】従来のベルトストッパーの一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ベルト 2 本体 2a 表面部材 2b 裏面部材 2c ネジ 2d 第1クサビ面 2e 飾り物装着部 2f 切欠き部 3 通孔 4 支軸 5 操作部材 5a 第2クサビ面 5b ベルト緊締操作用つまみ 5c ベルト緊締解除用つまみ 6 飾り物 A ドライバー B シートベルト BS ベルトストッパー F 解除部 G 窓穴 L ロック部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトを挿入される偏平な通孔を備えた
    本体と、同本体の上記通孔に挿入されて上記ベルトを固
    定するための操作部材とを備え、上記本体の底部内面に
    第1クサビ面が形成されるとともに、上記操作部材には
    上記第1クサビ面と協働して上記ベルトを圧迫し固定す
    るための第2クサビ面が形成されていることを特徴とす
    る、ベルトストッパー。
  2. 【請求項2】 上記本体が、その底部に上記ベルトを嵌
    め込むための切欠き部を形成されて一体に構成されたこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のベルトストッパー。
  3. 【請求項3】 上記操作部材において、上記第2クサビ
    面の高所側端部にベルト緊締操作用つまみが設けられる
    とともに、上記第2クサビ面の低所側端部にベルト緊締
    解除用つまみが設けられていることを特徴とする、請求
    項1または2に記載のベルトストッパー。
  4. 【請求項4】 上記本体の表面に、飾り物装着部が設け
    られていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
    1つに記載のベルトストッパー。
JP2001202499A 2001-07-03 2001-07-03 ベルトストッパー Pending JP2003011775A (ja)

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