JP2003011431A - インターレース記録方法 - Google Patents

インターレース記録方法

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JP2003011431A
JP2003011431A JP2001198177A JP2001198177A JP2003011431A JP 2003011431 A JP2003011431 A JP 2003011431A JP 2001198177 A JP2001198177 A JP 2001198177A JP 2001198177 A JP2001198177 A JP 2001198177A JP 2003011431 A JP2003011431 A JP 2003011431A
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JP2001198177A
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English (en)
Inventor
Shinya Koga
慎也 古賀
Fumio Nakamura
文夫 中村
Mutsuaki Noma
睦明 野間
Nobusuke Satou
伸祐 佐藤
Takanobu Machida
貴信 町田
Tetsuo Tanaka
哲夫 田中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターレース記録方法において、用紙や印
字モードに対応した多様な記録パターンを設定できるよ
うにする。 【解決手段】 副走査方向に配列された複数個の記録素
子をもった記録ヘッドを記録媒体に対して主走査方向に
相対移動させて記録を行う記録装置に、インターレース
記録パターンの定義された記録パターンマトリクス5に
基づいて出力データ4が並べ替えられたインターレース
記録用データ6と記録パターンマトリクス5を送信し、
記録装置が記録パターンマトリクス5に基づいてインタ
ーレース記録用データ6を記録素子にセットして記録を
行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタな
どの紙媒体への出力装置の制御に用いられる記録装置中
におけるインターレース記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッドと記録媒体とを相対移動させ
ることにより記録を行う記録装置において、記録品質を
左右する要素として、記録媒体の副走査方向への搬送精
度、記録ヘッドの記録位置精度等があげられる。
【0003】記録ヘッドにおいては、可動機構を有する
記録素子の高密度化には制限があるため、副走査方向へ
記録分解能の整数倍の間隔で複数個の記録素子を配置
し、記録ヘッドの主走査方向への複数回の走査と、記録
媒体の副走査方向への最小分解能送りにより高密度記録
に対応している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録素
子各々には、副走査方向の微小な記録位置のばらつきが
存在する。そして、副走査方向に対して、一つの記録素
子による連続した記録領域と、他の記録素子による連続
した記録領域の接合部においては、記録素子各々のばら
つきにより記録品質の乱れが発生することがある。
【0005】米国特許第4198642号明細書では、
記録素子の間隔kと個数nの関係を特定して、一定のピ
ッチで副走査方向に記録媒体を送るインターレース記録
方法により、隣接するラインを記録する記録素子を異な
らせて記録素子のばらつきによる記録品質の乱れを低減
し、記録領域全体の搬送精度のばらつきを均一化してい
る。
【0006】しかし、前述した技術では、多様な記録パ
ターンを設定することに対する配慮はなされていない。
【0007】そこで、本発明は、用紙や印字モードに対
応した多様な記録パターンを設定することが可能なイン
ターレース記録方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のインターレース記録方法は、副走査方向に
配列された複数個の記録素子をもった記録ヘッドを記録
媒体に対して主走査方向に相対移動させて記録を行う記
録装置に、インターレース記録パターンの定義されたマ
トリクステーブルに基づいて出力データが並べ替えられ
たインターレース記録用データとマトリクステーブルを
送信し、記録装置がマトリクステーブルに基づいてイン
ターレース記録用データを記録素子にセットして記録を
行うようにしたものである。
【0009】これにより、インターレース記録の基本記
録パターンをマトリクスとして構成し、主走査毎に記録
データと共にマトリクステーブルを送信しているので、
用紙や印字モードに対応した多様な記録パターンを設定
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
副走査方向に配列された複数個の記録素子をもった記録
ヘッドを記録媒体に対して主走査方向に相対移動させて
記録を行う記録装置に、インターレース記録パターンの
定義されたマトリクステーブルに基づいて出力データが
並べ替えられたインターレース記録用データとマトリク
ステーブルを送信し、記録装置がマトリクステーブルに
基づいてインターレース記録用データを記録素子にセッ
トして記録を行うインターレース記録方法であり、イン
ターレース記録の基本記録パターンをマトリクスとして
構成し、主走査毎に記録データと共にマトリクステーブ
ルを送信しているので、用紙や印字モードに対応した多
様な記録パターンを設定することができるという作用を
有する。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、インターレース記録パターンを記
録装置で記録可能な色毎にマトリクステーブルを別に作
成して記録装置に送信し、記録装置がインターレース記
録用データを各色のマトリクステーブルに基づいて作成
し記録を行うインターレース記録方法であり、色間にじ
みを押さえることができ、高画質記録を実現することが
可能になるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、副走査方
向に配列された複数個の記録素子をもった記録ヘッドを
記録媒体に対して主走査方向に相対移動させて記録を行
う記録装置に、複数のインターレース記録パターンの定
義されたマトリクステーブルに基づいて出力データが並
べ替えられたインターレース記録用データとマトリクス
テーブルを保持し、記録装置がマトリクステーブルに基
づいてインターレース記録用データを記録素子にセット
して記録を行うインターレース記録方法であり、インタ
ーレース記録の基本記録パターンをマトリクスとして構
成し、主走査毎に記録データと共にマトリクステーブル
を送信しているので、用紙や印字モードに対応した多様
な記録パターンを設定することができるという作用を有
する。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、副走査方
向に配列された複数個の記録素子をもった記録ヘッドを
記録媒体に対して主走査方向に相対移動させて記録を行
う記録装置に、同一データ内で複数のインターレース記
録パターンの定義されたマトリクステーブルに基づいて
出力データが並べ替えられたインターレース記録用デー
タとマトリクステーブルを送信し、記録装置が複数のマ
トリクステーブルに基づいてインターレース記録用デー
タを記録素子にセットして記録を行うインターレース記
録方法であり、インターレース記録の基本記録パターン
をマトリクスとして構成し、主走査毎に記録データと共
にマトリクステーブルを送信しているので、用紙や印字
モードに対応した多様な記録パターンを設定することが
できるという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図14を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また、重
複した説明は省略されている。
【0015】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるインターレース記録方法を実現するシステ
ムの構成を示すブロック図、図2は図1の記録装置に設
けられた各記録素子のデータ配置を示す概念図、図3は
本発明の実施の形態1のインターレース記録のプロセス
を示すフローチャート、図4は本発明の実施の形態1の
インターレース記録を示す概念図、図5は本発明の実施
の形態1における記録マトリクステーブルを示す概念
図、図6は本発明の実施の形態1において最初の主走査
を行った場合の記録状態を示す概念図である。
【0016】図1に示すように、本実施の形態のシステ
ムは、インクジェットプリンタなどの記録装置1と、記
録装置1に対する動作を制御したりデータの送受信を行
うパーソナルコンピュータなどの制御装置2と、制御装
置2からの情報を表示するディスプレイなどの表示装置
3とから構成され、これらは、それぞれ信号線で結ばれ
ている。
【0017】ここで、図2において、記録装置1からの
出力を行う際は、制御装置2上に存在する所望の出力デ
ータ4を制御装置2と接続された表示装置3上で選択
し、記録装置1に送信する。この際、出力データ4は、
制御装置2内でインターレース記録パターンを定義した
記録パターンマトリクス(マトリクステーブル)5に基
づいてインターレース記録用データ6(以下記録データ
6と略す)に並べ替えられ、このインターレース記録用
データ6と記録パターンマトリクス5のデータが記録装
置1に送信される。記録装置1では、記録パターンマト
リクス5のデータに基づき、インターレース記録用デー
タ6を記録ヘッド7上の各記録素子8にセットする。
【0018】次に、本実施の形態のインターレース記録
における基本動作を図3および図4を用いて説明する。
【0019】記録素子のうち連続したn個の記録素子
に、順次記録データ6をセットする(ステップ1)。そ
して1回の主走査にてn個のラインを記録した後(ステ
ップ2)、mライン幅に相当するだけ副走査を行い、次
の記録位置に至る(ステップ3)。これを繰り返すこと
により連続領域の記録を行う。
【0020】ここで、記録素子間隔k(ライン)と記録
素子数n(個)は以下の関係でなければならない。
【0021】(1)nおよびkは互いに素である2より
大きい整数 (2)n>k さらに、副走査方向の記録素子間解像度をd、副走査の
実記録解像度をDとすると、次式が成り立つ。
【0022】(3)k=D/d 1行を完全に埋め尽くすのに必要な副走査数(パス数)
をpとすると、mは次式で求められる。
【0023】(4)m=trunc((trunc(n
/p)+1)/2)×2−1 (trunc(x):xを超えない最大の整数) 実際に使用する記録素子数unは、nとの間に以下の関
係がある。
【0024】(4)un≦n そして(4)を満たす場合にのみ、unは次式で求めら
れる。
【0025】(5)un=p×m 通常のインターレース記録では、副走査についてmライ
ン幅に相当する送り量1種類しか存在しないため、記録
領域における副走査の精度を均一化できるとともに、隣
接するラインを異なる記録素子で記録して、各記録素子
の副走査方向への微小なばらつきによる記録むらを低減
することが可能であるため、高品質記録に適している。
一般的にpが大きいほうが各記録素子間の誤差が分散さ
れ目立たなくなり、高品質記録に貢献する。
【0026】次に、本実施の形態における記録マトリク
ステーブルの構成とその概略について説明する。
【0027】図5は記録素子間解像度1インチ当たり1
50ドット(以下150dpi)、実記録解像度1イン
チ当たり600ドット(以下600dpi)、2パス記
録により出力するための記録マトリクスの一例である。
【0028】2パス記録の場合、マトリクスの最小単位
は2×2のサイズで構成される。また、最小単位のマト
リクス9において、(1)記録マトリクスの最小単位の
条件は、(パス数×パス数)となる。
【0029】(2)各行にかならずドットON情報が1
つのみ存在しなければならない。
【0030】(3)各列にドットON情報が2つ以上あ
ってはならない。という条件がある。
【0031】記録素子の副走査方向送り量がインターレ
ース記録の条件を満たし、かつ一定の値をとるならば、
次回以降の主走査時に、同一画素上に二度以上重ねて記
録することはない。
【0032】ここでは、副走査解像度最大2400dp
i、1行当たりの主走査最大8回(8パス)までに対応
することを想定し、8×8のマトリクス10をこの最小
単位の繰り返しで構成する。
【0033】マトリクス10のX座標は出力データの記
録媒体上の主走査方向の位置を表し、Y座標は記録素子
の上から順に0から番号を振った場合の、記録素子番号
の剰余を表す。また、図中黒で表した部分がドットO
N、白で表した部分がドットOFFである。
【0034】図示するように、座標(0,0)がドット
ONの場合、偶数番号が割り振られた記録素子、すなわ
ちパス数(2パス)で割ったときの剰余が0の場合は、
主走査方向の最初の画素にデータがセットされ、座標
(1,0)のドットOFF情報に基づき、次の画素のデ
ータはセットされない。このように、記録マトリクスに
基づき順次主走査方向に1画素おきにデータをセットす
る。
【0035】また、座標(1,1)がドットONの場
合、奇数番号が割り振られた記録素子、すなわちパス数
(2パス)で割ったときの剰余が1の場合は、主走査方
向の2番目の画素にデータがセットされ、座標(0,
0)のドットOFF情報に基づき、1番目の画素のデー
タはセットされない。
【0036】そして、記録マトリクスに基づき順次主走
査方向に1画素おきにデータをセットする。
【0037】実際に記録装置にデータマトリクス11
は、ドットONが1、ドットOFFが0のバイナリデー
タ状態で主走査毎に、記録データとともに記録装置へ送
信される。
【0038】このデータマトリクスを用いて最初の主走
査を行った場合の記録状態を図6に示す。
【0039】インターレース記録では、実記録可能な領
域の最初の行番号を1とすると、5行目すなわち2番目
の記録素子は、図のように1行目より1画素右にスキッ
プした形で記録する。9行目すなわち3番目の記録素子
は1行目と同様に行の最初の画素から順に記録する。そ
して、すべての記録素子が1画素おきに、同様のパター
ンで記録を行う。
【0040】このように、本実施の形態によれば、イン
ターレース記録の基本記録パターンをマトリクスとして
構成し、主走査毎に記録データと共に記録パターンマト
リクスを送信しているので、用紙や印字モードに対応し
た多様な記録パターンを設定することができる。
【0041】これにより、記録途中においても記録パタ
ーンを自在に変更することができ、画質優先、速度優先
など目的に応じた記録パターンを実現することが可能に
なる。また、製品の出荷後においても記録パターンの変
更が容易になってドライバ変更のみで画質向上のための
改良を適宜行うことが可能となり、メンテナンス性が向
上する。
【0042】(実施の形態2)図7は本発明の実施の形
態2における記録マトリクステーブルを示す概念図、図
8は本発明の実施の形態2において最初の主走査を行っ
た場合の記録状態を示す概念図である。
【0043】本実施の形態における記録マトリクステー
ブルの構成とその概略について説明する。なお、本実施
の形態は、実施の形態1における主走査2回が4回に変
わったものである。
【0044】図7は、記録素子間解像度1インチ当たり
150ドット(150dpi)、実記録解像度1インチ
当たり600ドット(600dpi)、4パス記録によ
り出力するための記録マトリクスの一例である。
【0045】4パス記録の場合、マトリクスの最小単位
は4×4のサイズで構成される。また、最小単位のマト
リクス12において、 (1)記録マトリクスの最小単位の条件は、(パス数×
パス数)となる。
【0046】(2)各行にかならずドットON情報が1
つのみ存在しなければならない。
【0047】(3)各列にドットON情報が2つ以上あ
ってはならない。という条件がある。
【0048】記録素子の副走査方向送り量がインターレ
ース記録の条件を満たし、かつ一定の値をとるならば、
次回以降の主走査時に、同一画素上に二度以上重ねて記
録することはない。
【0049】ここでは、副走査解像度最大2400dp
i、1行当たりの主走査最大8回(8パス)までに対応
することを想定し、8×8のマトリクス13をこの最小
単位の繰り返しで構成する。
【0050】マトリクス13のX座標は出力データの主
走査方向の位置を表し、Y座標は記録素子の上から順に
0から番号を振った場合の、記録素子番号の剰余を表
す。また、図中黒で表した部分がドットON、白で表し
た部分がドットOFFである。
【0051】図示するように、座標(0,0)がドット
ONの場合、パス数(4パス)の整数倍の番号が割り振
られた記録素子、すなわちパス数(4パス)で割ったと
きの剰余が0の場合は、主走査方向の最初の画素にデー
タがセットされ、座標(1,0)、(2,0)、(3,
0)のドットOFF情報に基づき、次に続く3画素のデ
ータはセットされない。このように、記録マトリクスに
基づき順次主走査方向に3画素おきにデータをセットす
る。
【0052】また、次の行において座標(2,1)がド
ットONの場合、パス数(4パス)で割ったときの剰余
が1になる番号の記録素子の場合は、主走査方向の2番
目の画素にデータがセットされ、座標(0,1)、
(1,1)、(3,1)のドットOFF情報に基づき、
左から1番目、2番目、4番目の画素のデータはセット
されない。
【0053】そして記録マトリクスに基づき順次主走査
方向に、ドットON情報がある画素から3画素おきにデ
ータをセットする。
【0054】実際に記録装置に記録パターンデータマト
リクス14は、ドットONが1、ドットOFFが0のバ
イナリデータ状態で主走査毎に、記録データとともに記
録装置へ送信される。
【0055】この記録パターンマトリクスを用いて最初
の主走査を行った場合の記録状態を図8に示す。
【0056】インターレース記録では、実記録可能な領
域の最初の行番号を1とすると、5行目すなわち2番目
の記録素子は、図のように1行目より2画素右にスキッ
プした形で記録する。9行目すなわち3番目の記録素子
は1行目より1画素右にスキップした形で記録する。1
3行目すなわち4番目の記録素子は1行目より3画素右
にスキップした形で記録する。17行目すなわち5番目
の記録素子は1行目と同様に行の最初の画素から順に記
録する。そして、すべての記録素子が主走査方向に3画
素おきに、同様のパターンで記録を行う。
【0057】このように、本実施の形態によれば、イン
ターレース記録の基本記録パターンをマトリクスとして
構成し、主走査毎に記録データと共に記録パターンマト
リクスを送信しているので、用紙や印字モードに対応し
た多様な記録パターンを設定することができる。
【0058】これにより、記録途中においても記録パタ
ーンを自在に変更することができ、画質優先、速度優先
など目的に応じた記録パターンを実現することが可能に
なる。また、製品の出荷後においても記録パターンの変
更が容易になってドライバ変更のみで画質向上のための
改良を適宜行うことが可能となり、メンテナンス性が向
上する。
【0059】(実施の形態3)図9は本発明の実施の形
態3における記録マトリクステーブルを示す概念図、図
10は本発明の実施の形態3において最初の主走査を行
った場合の記録状態を示す概念図である。
【0060】本実施の形態における記録マトリクステー
ブルの構成とその概略について説明する。なお、本実施
の形態は、実施の形態1における主走査2回が1回に変
わったものである。
【0061】図9は、記録素子間解像度1インチ当たり
150ドット(150dpi)、実記録解像度1インチ
当たり600ドット(600dpi)、1パス記録によ
り出力するための記録マトリクスである。
【0062】1パス記録の場合は、記録パターンは1主
走査で1行すべての画素を記録するもの1種類しかない
ため、記録パターンマトリクスはすべてドットONの情
報で埋めることとなる。ここでは、副走査解像度最大2
400dpi、1行当たりの主走査最大8回(8パス)
までに対応するため、8×8のマトリクス15をこの最
小単位の繰り返しで構成する。
【0063】マトリクスのX座標は出力データの主走査
方向の位置を表し、Y座標は記録素子の上から順に0か
ら番号を振った場合の、記録素子番号の剰余を表す。ま
た、図中黒で表した部分がドットONである。
【0064】図示するように、座標(0,0)がドット
ONの場合、偶数番号が割り振られた記録素子、すなわ
ちパス数(4パス)で割ったときの剰余が0の場合は、
主走査方向の最初の画素から行の終了まですべての画素
に順次データがセットされる。
【0065】実際に記録装置に記録パターンマトリクス
16は、すべてドットONが1のバイナリデータ状態で
主走査毎に、記録データとともに記録装置へ送信され
る。
【0066】この記録パターンデータマトリクスを用い
て最初の主走査を行った場合の記録状態を図10に示
す。
【0067】このように、本実施の形態によれば、イン
ターレース記録の基本記録パターンをマトリクスとして
構成し、主走査毎に記録データと共に記録パターンマト
リクスを送信しているので、用紙や印字モードに対応し
た多様な記録パターンを設定することができる。
【0068】これにより、記録途中においても記録パタ
ーンを自在に変更することができ、画質優先、速度優先
など目的に応じた記録パターンを実現することが可能に
なる。また、製品の出荷後においても記録パターンの変
更が容易になってドライバ変更のみで画質向上のための
改良を適宜行うことが可能となり、メンテナンス性が向
上する。
【0069】(実施の形態4)図11は本発明の実施の
形態4における記録マトリクステーブルを示す概念図、
図12は本発明の実施の形態4において最初の主走査を
行った場合の記録状態を示す概念図である。
【0070】本実施の形態における記録マトリクステー
ブルの構成とその概略について説明する。なお、本実施
の形態は、同一走査における記録位置が、実施の形態1
のように全色同一ではなく全色異なるものである。ここ
では、シアン、マゼンタ、イエロー、黒の4色記録を行
う記録装置について述べる。
【0071】図11は、記録素子間解像度1インチ当た
り150ドット(150dpi)、実記録解像度1イン
チ当たり600ドット(600dpi)、4パス記録に
より出力するための記録マトリクスの一例である。
【0072】ここでは、記録マトリクスは4色分違うも
のを持つことになる。また、4色異なった位置へ記録す
る場合、4パスでの記録が必然となる。そして、4色異
なった位置へ4パスで記録する場合、マトリクスの最小
単位は4×4のサイズで構成される。
【0073】シアン、マゼンタ、イエロー、黒のマトリ
クスの最小単位をそれぞれ符号17、符号18、符号1
9、符号20とする。また、最小単位のマトリクスにお
いて、 (1)記録マトリクスの最小単位の条件は、(パス数×
パス数)となる。
【0074】(2)各行にかならずドットON情報が1
つのみ存在しなければならない。
【0075】(3)各列にドットON情報が2つ以上あ
ってはならない。
【0076】(4)各色の記録マトリクスの各列は、同
じものがあってはならない。という条件がある。
【0077】記録素子の副走査方向送り量がインターレ
ース記録の条件を満たし、かつ一定の値をとるならば、
次回以降の主走査時に、同一画素上に二度以上同じ色を
重ねて記録することはない。
【0078】ここでは、副走査解像度最大2400dp
i、1行当たりの主走査最大8回(8パス)までに対応
することを想定し、8×8のマトリクスをこの最小単位
の繰り返しで構成する。
【0079】シアン、マゼンタ、イエロー、黒の記録デ
ータマトリクスをそれぞれ符号21、符号22、符号2
3、符号24であらわす。
【0080】マトリクスのX座標は出力データの主走査
方向の位置を表し、Y座標は記録素子の上から順に0か
ら番号を振った場合の、記録素子番号の剰余を表す。ま
た、図中黒で表した部分がドットON、白で表した部分
がドットOFFである。
【0081】図11において、シアンの場合は座標
(0,0)がドットONの場合、パス数(4パス)の整
数倍の番号が割り振られた記録素子、すなわちパス数
(4パス)で割ったときの剰余が0の場合は、主走査方
向の最初の画素にシアンのデータがセットされ、座標
(1,0)、(2,0)、(3,0)のドットOFF情
報に基づき、これらの3画素にはシアンのデータはセッ
トされない。マゼンタの場合は座標(1,0)がドット
ONなので、座標(0,0)、(2,0)、(3,0)
のドットOFF情報に基づき、これらの3画素にはマゼ
ンタのデータはセットされない。イエロー、黒も同様に
ドットON情報がある画素以外にはデータはセットされ
ない。
【0082】実際に記録装置へは、記録パターンマトリ
クスは、ドットONが1、ドットOFFが0のバイナリ
データ状態で主走査毎に、各色の記録データ毎に、とも
に記録装置へ送信される。
【0083】この記録パターンマトリクスを用いて最初
の主走査を行った場合の記録状態を図12に示す。
【0084】インターレース記録では、実記録可能な領
域の最初の行番号を1とすると、5行目すなわち2番目
の記録素子は、図のように1行目の色順を維持したま
ま、1画素右にずらした配置で記録する。9行目すなわ
ち3番目の記録素子は1行目より2画素右にずらした配
置で記録する。13行目すなわち4番目の記録素子は1
行目より3画素右にずらした配置で記録する。17行目
すなわち5番目の記録素子は1行目と同様の配置で記録
する。そして、すべての記録素子が主走査方向に同様の
パターンで記録を行う。
【0085】このように、本実施の形態によれば、イン
ターレース記録の基本記録パターンをマトリクスとして
構成し、主走査毎に記録データと共に記録パターンマト
リクスを送信しているので、用紙や印字モードに対応し
た多様な記録パターンを設定することができる。
【0086】これにより、記録途中においても記録パタ
ーンを自在に変更することができ、画質優先、速度優先
など目的に応じた記録パターンを実現することが可能に
なる。また、製品の出荷後においても記録パターンの変
更が容易になってドライバ変更のみで画質向上のための
改良を適宜行うことが可能となり、メンテナンス性が向
上する。
【0087】(実施の形態5)図13は本発明の実施の
形態5における各記録素子のデータ配置を表す概念図で
ある。
【0088】以下、本発明の実施の形態5について説明
する。なお、本実施の形態は、記録データマトリクス
を、実施の形態1のように制御装置から記録装置に送信
するのではなく、あらかじめ複数のパターンを記録装置
内に保持しておくようにしたものである。
【0089】図13において、記録装置1と制御装置
2、制御装置2と表示装置3はそれぞれ信号線で結ばれ
ている。
【0090】ここで、記録装置1からの出力を行う際
は、制御装置2上に存在する所望の出力データ4を制御
装置2と接続された表示装置3上で選択し、記録装置1
に送信する。この際、出力データ4は、記録装置1内で
あらかじめ複数のインターレース記録パターンを定義し
た記録パターンマトリクス保存手段25の中から制御装
置の制御に基づき、最適な記録パターンマトリクスを選
択し、そのパターンを用いて出力データをインターレー
ス記録用データ6に並べ替える。その後、記録装置1で
は、記録パターンマトリクス5のデータに基づき、イン
ターレース記録用データ6を記録ヘッド7上の各記録素
子8にセットする(図2参照)。
【0091】このような記録方法を用いることにより、
色重ね間隔を十分に取った記録パターンを実現すること
ができるので、色間にじみが抑制され、高画質記録を実
現することができる。
【0092】(実施の形態6)図14は本発明の実施の
形態6における各記録素子のデータ配置を表す概念図で
ある。
【0093】以下、本発明の実施の形態6について説明
する。なお、本実施の形態は、実施の形態1における記
録データマトリクスを、出力データに応じて逐次最適な
ものに変更できるようにしたものである。
【0094】図14において、インクジェットプリンタ
などの記録装置1と、記録装置に対する動作を制御した
り、データの送受信を行うパーソナルコンピュータなど
の制御装置2と、制御装置2からの情報を表示するディ
スプレイなどの表示装置3とから構成され、これらはそ
れぞれ信号線で結ばれている。
【0095】ここで、記録装置1からの出力を行う際
は、制御装置2上に存在する所望の出力データ4を制御
装置2と接続された表示装置3上で選択し、制御装置内
の出力データ判別手段に入力する。そして、制御装置2
内の出力データ判別手段26によって複数のインターレ
ース記録パターンを定義した記録パターンマトリクス保
存手段27の中からの最適な記録パターンマトリクスを
選択し、出力データとともに記録装置1に送信する。
【0096】この際、出力データ4は、制御装置2内
で、選択した最適なインターレース記録パターンを定義
した記録パターンマトリクス5に基づいてインターレー
ス記録用データ6に並べ替えられ、このインターレース
記録用データ6と記録パターンマトリクス5のデータが
記録装置1に送信される。記録装置1では、記録パター
ンマトリクス5のデータに基づき、インターレース記録
用データ6を記録ヘッド7上の各記録素子8にセットす
る(図2参照)。
【0097】このように、本実施の形態によれば、イン
ターレース記録の基本記録パターンをマトリクスとして
構成し、主走査毎に記録データと共に記録パターンマト
リクスを送信しているので、用紙や印字モードに対応し
た多様な記録パターンを設定することができる。
【0098】これにより、記録途中においても記録パタ
ーンを自在に変更することができ、画質優先、速度優先
など目的に応じた記録パターンを実現することが可能に
なる。また、製品の出荷後においても記録パターンの変
更が容易になってドライバ変更のみで画質向上のための
改良を適宜行うことが可能となり、メンテナンス性が向
上する。
【0099】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、インタ
ーレース記録の基本記録パターンをマトリクスとして構
成し、主走査毎に記録データと共に記録パターンマトリ
クスを送信しているので、用紙や印字モードに対応した
多様な記録パターンを設定することができるという有効
な効果が得られる。
【0100】これにより、記録途中においても記録パタ
ーンを自在に変更することができ、画質優先、速度優先
など目的に応じた記録パターンを実現することが可能に
なるという有効な効果が得られる。
【0101】また、製品の出荷後においても記録パター
ンの変更が容易になってドライバ変更のみで画質向上の
ための改良を適宜行うことが可能となり、メンテナンス
性が向上するという有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるインターレース
記録方法を実現するシステムの構成を示すブロック図
【図2】図1の記録装置に設けられた各記録素子のデー
タ配置を示す概念図
【図3】本発明の実施の形態1のインターレース記録の
プロセスを示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態1のインターレース記録を
示す概念図
【図5】本発明の実施の形態1における記録マトリクス
テーブルを示す概念図
【図6】本発明の実施の形態1において最初の主走査を
行った場合の記録状態を示す概念図
【図7】本発明の実施の形態2における記録マトリクス
テーブルを示す概念図
【図8】本発明の実施の形態2において最初の主走査を
行った場合の記録状態を示す概念図
【図9】本発明の実施の形態3における記録マトリクス
テーブルを示す概念図
【図10】本発明の実施の形態3において最初の主走査
を行った場合の記録状態を示す概念図
【図11】本発明の実施の形態4における記録マトリク
ステーブルを示す概念図
【図12】本発明の実施の形態4において最初の主走査
を行った場合の記録状態を示す概念図
【図13】本発明の実施の形態5における各記録素子の
データ配置を表す概念図
【図14】本発明の実施の形態6における各記録素子の
データ配置を表す概念図
【符号の説明】
1 記録装置 2 制御装置 3 表示装置 4 出力データ 5 記録パターンマトリクス 6 インターレース記録用データ 7 記録ヘッド 8 記録素子 9 2パス記録時の2×2の最小単位のマトリクス 10 2パス記録時の8×8のマトリクス 11 2パス記録時の記録パターンデータマトリクス 12 4パス記録時の2×2の最小単位のマトリクス 13 4パス記録時の8×8のマトリクス 14 4パス記録時の記録パターンデータマトリクス 15 1パス記録時の8×8のマトリクス 16 1パス記録時の記録パターンデータマトリクス 17 4色別パターン記録時の2×2のシアンの最小単
位のマトリクス 18 4色別パターン記録時の2×2のマゼンタの最小
単位のマトリクス 19 4色別パターン記録時の2×2のイエローの最小
単位のマトリクス 20 4色別パターン記録時の2×2の黒の最小単位の
マトリクス 21 4色別パターン記録時のシアンの8×8のマトリ
クス 22 4色別パターン記録時のマゼンタの8×8のマト
リクス 23 4色別パターン記録時のイエローの8×8のマト
リクス 24 4色別パターン記録時の黒の8×8のマトリクス 25 記録パターンマトリクス保存手段 26 出力データ判別手段 27 記録パターンマトリクス保存手段
フロントページの続き (72)発明者 野間 睦明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 伸祐 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 町田 貴信 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 哲夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA04 EC12 EC34 EC69 EC71 EC74 FA10 2C062 KA07 2C087 AB05 AC02 AC07 BC03 BD41 BD46 BD53

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】副走査方向に配列された複数個の記録素子
    をもった記録ヘッドを記録媒体に対して主走査方向に相
    対移動させて記録を行う記録装置に、インターレース記
    録パターンの定義されたマトリクステーブルに基づいて
    出力データが並べ替えられたインターレース記録用デー
    タと前記マトリクステーブルを送信し、 前記記録装置が前記マトリクステーブルに基づいて前記
    インターレース記録用データを前記記録素子にセットし
    て記録を行うことを特徴とするインターレース記録方
    法。
  2. 【請求項2】前記インターレース記録パターンを前記記
    録装置で記録可能な色毎に前記マトリクステーブルを別
    に作成して前記記録装置に送信し、 前記記録装置が前記インターレース記録用データを各色
    の前記マトリクステーブルに基づいて作成し記録を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のインターレース記録方
    法。
  3. 【請求項3】副走査方向に配列された複数個の記録素子
    をもった記録ヘッドを記録媒体に対して主走査方向に相
    対移動させて記録を行う記録装置に、複数のインターレ
    ース記録パターンの定義されたマトリクステーブルに基
    づいて出力データが並べ替えられたインターレース記録
    用データと前記マトリクステーブルを保持し、 前記記録装置が前記マトリクステーブルに基づいて前記
    インターレース記録用データを前記記録素子にセットし
    て記録を行うことを特徴とするインターレース記録方
    法。
  4. 【請求項4】副走査方向に配列された複数個の記録素子
    をもった記録ヘッドを記録媒体に対して主走査方向に相
    対移動させて記録を行う記録装置に、同一データ内で複
    数のインターレース記録パターンの定義されたマトリク
    ステーブルに基づいて出力データが並べ替えられたイン
    ターレース記録用データと前記マトリクステーブルを送
    信し、 前記記録装置が複数の前記マトリクステーブルに基づい
    て前記インターレース記録用データを前記記録素子にセ
    ットして記録を行うことを特徴とするインターレース記
    録方法。
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