JP2003011419A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2003011419A
JP2003011419A JP2001199082A JP2001199082A JP2003011419A JP 2003011419 A JP2003011419 A JP 2003011419A JP 2001199082 A JP2001199082 A JP 2001199082A JP 2001199082 A JP2001199082 A JP 2001199082A JP 2003011419 A JP2003011419 A JP 2003011419A
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Koji Nomoto
野本浩司
Takahide Heiwa
平和孝英
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40025Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales
    • H04N1/4005Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales with regulating circuits, e.g. dependent upon ambient temperature or feedback control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N1/40Picture signal circuits
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    • H04N1/40037Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales the reproducing element being a laser

Abstract

(57)【要約】 【目的】描画品質に影響を与える諸条件に影響されず、
安定した描画品質を得ることを目的とする。 【解決手段】記録材料上の描画品質は例えば該記録材料
を現像する際の現像液の感度により影響を受ける。現像
液感度の低下を補償するためにレーザ光の光量を増加さ
せる必要があるが、レーザ光の強度増加に対するドット
の黒化幅の変化量がドットの主走査方向と副走査方向と
で異なるので光量調整と同時にレーザ駆動パルスを所定
量だけ増減させて主走査方向サイズの調整を行う。具体
的には、現像液感度とレーザ光量、1ドット当たりのレ
ーザ発光時間の補正量を対応づけたメモリから補正に必
要な情報を読み出して光量設定手段、画像信号補正量を
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ビームを記録
材料上に照射することにより画像を記録する画像記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】画像記録装置は、画像信
号に従って変調された光ビームを照射することで記録材
料上に複数のドットを選択的に形成する。所定の閾値を
越えるだけのエネルギーが蓄積された領域が黒化してド
ットとなる。高品質の画像記録を行うためには、前記複
数のドットが所望サイズをもつように画像記録を行う必
要がある。記録材料上に形成されるドットのサイズに影
響を与える要因を大別すると、記録材料に固有の要因
(記録材料のガンマ特性など)、画像記録装置に依存す
る要因(1ドットあたりの光源の点灯時間、光ビームの
エネルギー密度=光量など)、記録材料現像装置に依存
する要因(現像液感度、現像液温度、現像時間など)に
分けられる。
【0003】記録材料の感度がドット濃度およびドット
サイズに与える影響を図15を用いて説明する。図15
はレーザ光が記録材料に与えるエネルギー密度の大きさ
と、記録材料上の黒化濃度との相関関係を示している。
図15に示すように、記録材料を所望の濃度Dで黒化さ
せるためにはガンマ特性=G0の記録材料に対しては、
エネルギー密度E0のレーザ光を照射する必要がある。
一方、ガンマ特性=G1の記録材料に対してはエネルギ
ー密度E1のレーザ光を照射する必要がある。このよう
に、必要とされるエネルギー密度は記録材料の感度毎に
バラツキがある。また、ビームスポットのエネルギー密
度は一般に同心円状の強度分布を示すので、記録材料の
ガンマ特性がG0からG1に変化したにもかかわらずエ
ネルギー密度=E0のままで記録材料を照射した場合に
は相対的にサイズの小さなドットが記録される。
【0004】また、記録材料現像装置に依存する3要因
(現像液温度・現像時間・現像液感度)のうち、現像液
温度や現像時間は、現像装置側で最適に制御することは
比較的容易である。しかし、現像液感度が一定になるよ
うに制御することはその特性上、困難であった。そのた
め、画像記録装置側で記録材料上にドットの潜像を正し
く形成したとしても、現像装置がその記録材料を正しく
現像できず、その結果、記録材料上に所望濃度およびサ
イズのドットが形成されないという問題があった。
【0005】したがって、本発明の目的は、種々の要因
が変化したとしても、記録材料に対して、所望のサイズ
のドットを常に形成することのできる画像記録装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1に記載の発明は、光ビームを発生させる光源と、供給
された画像信号によって光源を点滅駆動させる光源駆動
手段と、光源駆動手段に与えられる画像信号を補正する
画像信号補正手段と、光源から発した光ビームによって
記録材料上に形成される光点を主走査方向及び副走査方
向に相対的に移動させることにより記録材料上に複数の
ドットからなる二次元画像を記録する画像記録装置であ
って、記録材料に対する画像記録に影響を与える第1要
因および/または画像記録済みの記録材料の処理に影響
を与える第2要因を入力する入力手段と、入力手段によ
り入力される第1要因および/または第2要因に基づい
て、画像信号補正手段に対して発光タイミング補正信号
を供給すると共に、光源駆動手段に対して光量設定信号
を供給する調整信号生成手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】請求項1に記載の発明によれば、記録材料
上に形成されるドットの主走査方向サイズおよび副走査
方向サイズを個別に調整することができるので、第1要
因および/または第2要因が記録材料上に形成されるド
ットのサイズを不均一に変形させる性質のものであって
も、適正サイズのドットが形成されるように画像記録を
行うことが可能である。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記調整信号生成手段は、第1要因お
よび/または第2要因と、前記発光タイミング補正信号
と、前記光量設定信号と、を対応づけて記憶するメモリ
と、指定手段から供給される第1要因および/または第
2要因を基に、前記メモリから前記発光タイミング補正
信号と前記光量設定信号とを読み出し、発光タイミング
信号を補正手段に、光量設定信号を光源駆動手段に供給
する制御手段とを含むことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、簡易な手
段によって記録材料上に形成されるドットの主走査方向
サイズおよび副走査方向サイズを個別に調整することが
できる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2いずれかに記載の発明において、前記記録済み
の記録材料の処理は、記録済み記録材料の現像作業であ
り、第2要因には前記現像作業で使用される現像液の感
度を示す値が含まれることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、現像液の
感度が変更された場合であっても、適正なサイズのドッ
トが形成されるように画像記録を行うことが可能であ
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれかの請求項に記載の発明において、前記
記録材料は光ビームにより発生する熱に反応して画像が
記録される感熱材料であることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、感熱材料
を記録材料として使用した場合であっても、適正なサイ
ズのドットが形成されるように画像記録を行うことが可
能である。
【0014】
【発明の実施の形態】まず、本発明の原理を説明する。
【0015】描画品質を安定させるためには、前記した
ドットサイズに影響を与える種々の要因(記録材料の感
度や現像液の感度など)が変化してもドットの副走査方
向および主走査方向のサイズが一定に保たれるようにす
る必要がある。これは要因間のバランスをとることによ
り実現できるが、現像液の感度が低下したときには光量
を上昇変化させることで補償すればよい、というような
単純なものではない。
【0016】図1に静止状態の光ビームのプロファイル
を一例を示す。この光ビームを記録材料に対して相対的
に移動させつつ、図2に示すような波形のパルスでレー
ザを駆動させると、図3のような分布のエネルギーが記
録材料に蓄積される。この結果、図4中、bで示す領域
に記録材料の黒化しきい値を越えるだけのエネルギーが
蓄積し、黒化する。
【0017】現像液の感度が低下すると上記b領域が十
分に黒化しなくなるのでドットが十分なサイズで形成さ
れなくなる。この場合、レーザの光量を増加させてビー
ムスポットのエネルギー分布を変更すればよい。
【0018】但し、レーザ光量調整の影響度合いが、主
走査方向幅と副走査方向幅とで異なることに注意する必
要がある。すなわち、黒化領域の副走査方向幅は、記録
材料上を移動するレーザスポットのエネルギー分布を黒
化しきい値で切った場合の切り口とおおむね一致するが
主走査方向については少々複雑である。すなわち、記録
材料に対するレーザスポットの結像位置は同一ドットを
露光している際にも絶えず主走査方向に移動しているた
め、レーザスポットの形状だけでなくレーザ駆動信号の
波形も主走査方向の黒化幅に密接に関係してくる。
【0019】図5、図6を用いて詳述する。図5はレー
ザ光の副走査方向位置(横軸)と、各位置に照射される
レーザ光の蓄積エネルギー量(縦軸)とを対応づけたも
のである。今、要求されるドットサイズ(副走査方向)
がWX0であるとする。現像液感度が変化すると、記録
材料を黒化させるのに必要なエネルギー量(以下、単に
「必要エネルギー量」と言う)も変化する。現像液が、
必要エネルギー量がE0となるような感度の値(C0と
する)を示すときには、図中E=F(x)で示すエネル
ギー分布のレーザ光を照射すれば、線幅WX0のドット
が形成できる。現像液が、必要エネルギー量がE1にな
るような感度の値(C1とする)まで低下したときに
は、光量を増加させてE=F’(x)で示すエネルギー
分布のレーザ光を照射すれば、線幅WX1’(≒WX
0)のドットを形成することができる。
【0020】この光量調整により、主走査方向のエネル
ギー分布も図6中、E=G(Y)からE=G’(Y)の
ように変化する。これにより記録材料に蓄積されるエネ
ルギー量が増加するので現像液感度がC0からC1に低
下したとしても、主走査方向を元々のサイズWY0に近
似するWY1’にすることができる。しかし、前記のよ
うに主走査方向については副走査方向では考慮する必要
がなかったエネルギー蓄積効果があるためWY0(必要
な主走査方向サイズ)とWY1’(光量調整のみを行っ
た場合の主走査方向サイズ)の間には偏差ΔWYが生じ
る。
【0021】主走査方向サイズの偏差ΔWYは、主走査
速度の調整あるいは1ドット当たりのレーザの点灯時間
の調整により解消することができる。今、主走査速度が
Vであるとすると、前記偏差ΔWYを主走査速度Vで除
した数(補正量ΔTとする)だけ1ドット当たりのレー
ザ発光時間を増減(上記例では増加)させることにより
主走査方向に関しても適正なサイズのドットを記録材料
上に記録することができる。こうすれば、ドットの副走
査方向サイズに影響をあたえずに偏差ΔWYを解消でき
る。
【0022】図7は、上記偏差ΔWYを解消するために
レーザ駆動信号の出力波形を補正量ΔTだけ伸長させた
場合の、主走査方向に関する蓄積エネルギー分布を示し
ている。このときのエネルギー分布は図7に示すように
E=G”(Y)であり、ドットの主走査方向サイズはW
Y1’’(=WY0)に調整されている。
【0023】このように、記録材料上のドットサイズに
影響を与える要因の中の1又は複数が変化しても、主走
査方向サイズと副走査方向サイズに対する影響の度合い
が異なる調整項目を組み合わせることにより常に適正な
サイズのドットを記録することができる。
【0024】なお、上記説明では、レーザ光量の調整と
1ドット当たりの点灯時間の調整とを組み合わせること
で現像液感度の変化を補償したが、異なる調整項目の組
み合わせで行ってもよいことは言うまでもない。たとえ
ば、レーザ光量と主走査速度とを変化させることで現像
液の感度の変化に対応してもよい。また、上記説明では
現像液感度の変化を補償する例を用いたが、他の変化を
補償するもであってもよい。たとえば、現像装置におけ
る現像液温度や現像時間、あるいは記録材料の感度が変
更された場合であっても本発明は適用可能である。
【0025】以下、本発明を適用した画像記録システム
を図面に基づいて説明する。
【0026】図8は本発明を適用した画像記録システム
1を示す平面図であり、図9はその側面図である。この
画像記録システム1は刷版供給装置2と、画像記録装置
3と、自動現像装置4とで構成される。この画像記録シ
ステム1で使用される刷版としては、光ビームにより発
生する熱に反応して画像が記録される感熱材料(一般
に、サーマルプレートと称呼される)が挙げられる。
【0027】刷版供給装置2は、カセット7内に収納さ
れた刷版を取り出して、画像記録装置3の供給路11ま
で搬送する装置である。なお、通常、カセット7内には
複数枚の刷版が収納されている。
【0028】画像記録装置3は、刷版供給装置2から供
給された刷版に対して画像を記録するための装置であ
り、図9に示すように、供給された刷版をその外周部に
巻回した状態で回転する記録ドラム12と、この記録ド
ラム12の外周部に巻回された刷版に対して画像信号に
応じて変調された光ビームを照射する記録ヘッド13
と、記録が完了した刷版をスイッチバック式に移動させ
後段の自動現像装置4に搬送する排出路14とを備え
る。
【0029】さらに自動現像装置4は、画像の記録が完
了した刷版を現像液により現像処理した後、乾燥させる
ものであり、図示を省略した現像液槽と乾燥部とを備え
る。なお、この現像液槽内の現像液の温度や現像時間
(刷版が現像液槽および乾燥部を通過するのに要する時
間)は一定に維持されるように自動現像装置4側でフィ
ードバック制御されている。
【0030】このような画像記録システム1において
は、刷版供給装置2のカセット7内に収納された刷版
は、刷版供給装置2のオートローダ機構6の移動可能な
吸着アーム8によりその一部が吸着固定され、画像記録
装置3まで搬送される。
【0031】そして、この刷版は、画像記録装置3にお
ける供給路11を介して記録ドラム12の外周部に巻回
される。この状態において、記録ドラム12が高速で回
転する。そして、記録ヘッド13から、記録ドラム12
に巻回されて回転する刷版の表面に対して、画像信号に
応じて変調された光ビームが照射される。これにより記
録ヘッド13による刷版の主走査方向の画像記録が行わ
れる。また、記録ヘッド13は、記録ドラム12の回転
に同期して、記録ドラム12の回転軸方向に移動する。
これにより刷版の副走査方向の画像記録が行われる。こ
うして、刷版の表面に所望の二次元画像が記録される。
【0032】画像の記録が完了した刷版は、画像記録装
置3の排出路14を介して自動現像装置4に搬送され
る。この刷版は、自動現像装置4における現像液槽で現
像処理され、乾燥部において乾燥された後、排出され
る。なお、この現像液槽には、現像液の電気伝導度を測
定するセンサ41(図示せず)が取り付けられている。
【0033】図10は、本発明が適用される画像記録シ
ステム1の処理部の構成を示すブロック図である。処理
部は、自動現像装置4に含まれる要素としてセンサ41
を含み、画像記録装置3に含まれる要素として、入力手
段31、32と、設定手段33、メモリ34、画像信号
補正回路35、レーザ駆動信号作成部36、レーザ37
を含む。
【0034】センサ41は、前記した自動現像装置4の
現像液槽内の現像液の電気伝導度61を測定する手段で
ある。一般に現像液の電気伝導度は現像感度と強い相関
性を持っているので、現像液の電気伝導度を測定するこ
とにより現像感度を検知することができる。入力手段3
1は、前記センサ41が測定した電気伝導度61を設定
手段33に入力する手段である。一方、入力手段32は
記録ドラム13に巻装される刷版の種類62を入力する
手段であり、周知のキーボードまたはマウス等で構成さ
れる。
【0035】メモリ34の記憶内容を図11に示す。メ
モリ34には、電気伝導度61と、発光タイミング補正
信号63と、適正サイズのドットを形成するのに必要な
レーザ37の光量を実現するためのレーザ光量信号64
とが、刷版の種類ごとに対応づけられて記憶されてい
る。
【0036】このメモリ34における刷版の種類は、前
述のガンマ特性等、レーザ照射や現像液に対する反応の
度合いを基準に分類されている。
【0037】このメモリ34における増減指示信号63
aと補正量指示信号63bとで前述の発光タイミング補
正信号63を構成する。補正量指示信号63bは後述の
遅延回路52、53による画像信号の遅延量を指定する
信号である。この遅延量は、前述の補正量ΔTに対応す
る。
【0038】設定手段33は、電気伝導度61と刷版の
種類62とをメモリ34に入力すると共に、該メモリ3
4から出力される発光タイミング補正信号63を画像信
号補正回路35に、レーザ光量信号64をレーザ駆動信
号作成部36に送出する。
【0039】画像信号補正回路35は、図示しない画像
処理装置から送出される画像信号65を補正して、補正
済み画像信号67として出力する手段である。また、レ
ーザ駆動信号作成部は36は、補正済み画像信号67と
レーザ光量信号64とに基づいて、レーザ駆動信号68
を作成する。
【0040】画像信号補正回路35は、一例として図1
2に示すような回路で構成される。スイッチ回路51
と、遅延回路52、53、ANDゲート54、ORゲー
ト55からなる。発光タイミング補正信号63は、図1
1に示すように増減指示信号63aと補正量指示信号6
3bとからなる。増減指示信号63aは、スイッチ回路
51を制御して、画像信号補正回路35に入力する画像
信号65を、遅延回路52およびANDゲート54に送
出するか、遅延回路53およびORゲート55に送出す
るかを決定する。補正量指示信号63bは、遅延回路5
2、遅延回路53に送られ、スイッチ回路51を経由し
て入力する画像信号65を前記補正量ΔTに対応する時
間だけ遅延させる。
【0041】ドットの主走査方向サイズを縮小する必要
のある時には画像信号65の縮小補正が行われる。この
とき増減指示信号63aは”減”(D)とされ、画像信
号65はANDゲート54を含む側に送られる。一方ド
ットの主走査方向サイズを伸長する必要のある時には画
像信号65の伸長補正が行われる。このとき増減指示信
号63aは”増”(A)とされ、画像信号65はORゲ
ート55を含む側に送られる。
【0042】図13は画像信号65がANDゲート54
を含む側に送られた時の画像信号補正を説明するための
ダイアグラムである。遅延回路52は、画像信号65を
遅延時間ΔTだけ遅延させディレイ信号66として出力
する。ANDゲート54は、画像信号65とディレイ信
号66との論理積演算を行い、その演算結果を補正済み
画像信号67として出力する。図13から明らかなよう
に画像信号65が補正量ΔTだけ短縮されている。
【0043】図14は画像信号65がORゲート55を
含む側に送られた時の画像信号補正を説明するためのダ
イアグラムである。遅延回路53は、画像信号を遅延時
間ΔTだけ遅延させディレイ信号66として出力する。
ORゲート55は、画像信号65とディレイ信号66と
の論理和演算を行い、その演算結果を補正済み画像信号
67として出力する。図14から明らかなように画像信
号65は補正量Δtだけ伸長されている。
【0044】補正済み画像信号67はレーザ駆動信号作
成部36に出力される。レーザ駆動信号作成部36は、
設定手段33から送出されるレーザ光量信号64に応じ
たパワーで、補正済み画像信号67によってON/OF
Fするレーザ駆動信号68を作成しレーザ37を駆動す
る。
【0045】このようにこの画像記録システム1におい
ては、刷版(記録材料)の感度および/または自動現像
装置の現像感度が変化しても、設定手段33が変更内容
に応じた条件設定を画像信号補正回路35およびレーザ
駆動信号作成部36に対して行い、画像信号65および
レーザ光量を調整するので常に高品質の画像を刷版(記
録材料)上に記録することができる。
【0046】なお、上記実施形態では、現像液の感度を
現像液槽に取り付けた電気伝導度センサ41により自動
的に検出したが、このような態様に限定されるものでは
ない。たとえば、段階的に濃度が変化するような規格画
像が焼き付けられたサンプル(コントロールストリップ
と呼ばれる)を自動現像装置4で現像して現像液の感度
を測定してもよい。この場合には、センサ41は使用さ
れず、図10に示す入力手段31から手動で現像液の感
度を示す値を入力することになる。
【0047】なお、上記実施形態では、画像記録装置3
は外面円筒方式であったが、円筒内面方式であっても本
発明が適用可能であることは言うまでもない。また、平
面走査方式でも適用可能である。すなわち、本発明は記
録方式によらず広く適用することが可能である。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】光ビームのビームプロファイルを示す概念図で
ある。
【図2】レーザ駆動信号の波形を示す図面である。
【図3】光ビームのエネルギー分布を示す図面である。
【図4】レーザ照射によるエネルギー蓄積を示す図面で
ある。
【図5】光ビームのエネルギー分布を副走査方向に沿っ
て表現した図面である。
【図6】光ビームのエネルギー分布を主走査方向に沿っ
て表現した図面である。
【図7】光ビームのエネルギー分布を主走査方向に沿っ
て表現した図面である。
【図8】本発明が適用される画像記録システム1の上面
図である。
【図9】本発明が適用される画像記録システム1の側面
図である。
【図10】画像記録装置3の処理部のブロック図であ
る。
【図11】メモリ34の記憶内容を示す図面である。
【図12】画像信号補正回路35のブロック図である。
【図13】画像信号補正回路35における処理内容の一
例を示すダイヤグラムである。
【図14】画像信号補正回路35における処理内容の一
例を示すダイヤグラムである。
【図15】記録材料のガンマ特性と必要とされるエネル
ギー密度との関連を示す図面である。
【符号の説明】
1 画像記録システム 2 刷版供給装置 3 画像記録装置 4 自動現像装置 31 入力手段 32 入力手段 33 設定手段 34 メモリ 35 画像信号補正回路 36 レーザ駆動信号作成部 37 レーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/23 103 H04N 1/04 104Z 5C074 Fターム(参考) 2C362 AA26 AA28 AA29 AA31 AA36 AA54 AA63 CB71 CB78 CB80 2H084 AA14 AA40 AE05 AE06 BB02 BB13 CC05 2H106 AA47 AA76 BA00 2H110 AA04 AA24 5C072 AA03 CA06 HA02 HB02 HB04 5C074 AA02 BB03 CC26 EE02 EE06 EE14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを発生させる光源と、 供給された画像信号によって前記光源を点滅駆動させる
    光源駆動手段と、 前記光源駆動手段に与えられる画像信号を補正する画像
    信号補正手段と、 前記光源から発した光ビームによって記録材料上に形成
    される光点を主走査方向及び副走査方向に相対的に移動
    させることにより該記録材料上に複数のドットからなる
    二次元画像を記録する画像記録装置であって、 前記記録材料に対する画像記録に影響を与える第1要因
    および/または画像記録済みの記録材料の処理に影響を
    与える第2要因を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力される第1要因および/または
    第2要因に基づいて、前記画像信号補正手段に対して発
    光タイミング補正信号を供給すると共に、前記光源駆動
    手段に対して光量設定信号を供給する調整信号生成手段
    とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記調整信号生成手段は、前記第1要因
    および/または前記第2要因と、前記発光タイミング補
    正信号と、前記光量設定信号と、を対応づけて記憶する
    メモリと、 前記入力手段から供給される第1要因および/または前
    記第2要因を基に、前記メモリから前記発光タイミング
    補正信号と前記光量設定信号とを読み出し、発光タイミ
    ング信号を画像信号補正手段に、光量設定信号を光源駆
    動手段に供給する制御手段とを含むことを特徴とする請
    求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記画像記録済みの記録材料の処理は、
    画像記録済み記録材料の現像作業であり、前記第2要因
    には前記現像作業で使用される現像液の感度を示す値が
    含まれることを特徴とする請求項1または請求項2いず
    れかに記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録材料は光ビームにより発生する
    熱に反応して画像が記録される感熱材料であることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの請求項に記
    載の画像記録装置。
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