JP2001018450A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2001018450A
JP2001018450A JP19622399A JP19622399A JP2001018450A JP 2001018450 A JP2001018450 A JP 2001018450A JP 19622399 A JP19622399 A JP 19622399A JP 19622399 A JP19622399 A JP 19622399A JP 2001018450 A JP2001018450 A JP 2001018450A
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Tsutomu Yoneyama
努 米山
Yukito Nakamura
幸登 中村
Atsushi Oishi
篤 大石
Yasuaki Tamakoshi
泰明 玉腰
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDチップの電流の大きさの違いによる露
光光の波長の変動による感光材料の感度の変動の影響を
良好に補正し、所望の濃度の画像を記録できるようにす
ることである。 【解決手段】 LEDチップに電流を流して、前記LE
Dチップを発光させて、前記LEDチップから照射され
た露光光により感光材料に画像を記録する画像記録装置
において、前記LEDチップヘの電流を制御する電流制
御値と前記感光材料の濃度特性値との関係である電流濃
度関係を記憶する記憶手段102と、前記電流濃度関係
を用いて、LEDチップに供給する電流を制御するCP
U101と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LEDチップに電
流を流して発光させ、このLEDチップから照射された
露光光により感光材料に画像を記録する画像記録装置に
関し、特に、LEDチップからの露光光の波長に注目し
て高品質な画像記録を行える画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、Desk Top Publishing等の普
及により、スキャナから入力した画像をコンピュータの
ソフトウェア上で画像編集,ページ面付けする作業が一
般化し、フルディジタルでの編集も珍しくなくなってき
ている。
【0003】このような工程では、さらなる効率化を目
指して、フィルムにページ編集済みの画像データを直接
出力するイメージセッター出力や、印刷版に直接画像記
録を行うCTP(Computer to Plate)出力、さらには印
刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録を
行うCTC(Computer to Cylinder)が行われる。
【0004】この場合、校正確認の為だけに一旦フィル
ム出力や印刷版出力を行い、印刷校正や、その他の校正
材料による校正を行うことは、フィルム、印刷版のムダ
や余計な作業が多くなる問題がある。
【0005】その為、特に、このようなコンピュータに
よるフルディジタルの画像作成、編集を行う工程では、
DDCP(Direct Digital Color Proof)と呼ばれる直接
カラー画像出力を行うシステムが求められている。
【0006】このようなDDCPは、コンピュータ上で
加工されたディジタル画像データからイメージセッタな
どで製版用フィルム上に記録したり、CTPで直接印刷
版を作成する最終的な印刷作業を行なったり、CTCで
印刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録
を行ったりなどする前に、コンピュータ上で加工された
ディジタル画像が示す出力対象を再現するカラープルー
フを作成し、その絵柄、色調、文章文字等の確認を行な
うものである。
【0007】また、このような印刷工程における校正の
プロセスでは、 1)作業現場内部のミスの確認、すなわち内校、 2)発注主、デザイナーへの仕上がり確認用に提出される
外校、 3)印刷機の機長に対して、最終印刷物の見本として提供
される印刷見本、 の、主として3つの用途にプルーフが作成、使用され
る。
【0008】この際、内部の確認用、及び一部の外校用
途においては、納期短縮、コスト削減等のニーズから、
網点画像再現ができない校正材料、すなわち、昇華転写
方式による校正や、インクジェット、電子写真などの出
力物を主として体裁確認用の校正として使用するケース
があるが、ハイライト部の再現性や、細かいディティー
ルの確認、印刷時のモアレと呼ばれる網画像の不適切な
干渉縞の確認等の為には、やはり印刷網点を忠実に再現
するプルーフが強く望まれているのが実状である。
【0009】このようなニーズに対し、近年ハイパワー
ヒートモードレーザーを用いて、昇華転写記録材料や、
感熱記録材料に画像露光を行い、印刷本紙に転写するタ
イプのDDCPが普及し始めているが、これらのシステ
ムはレーザーヘッドのコストが高く、機器が高価で、か
つ材料も多数の色画像形成シートを利用する為に高価で
あること、また画像露光→転写というプロセスが色数分
だけ必要で長時間を要すことが問題となっており、すべ
ての業務に適用したり、従来の印刷校正のように多数枚
複製を作成することが、コスト、時間の点から難しいと
いう問題を有している。
【0010】そこで、このようなカラープルーフを作成
する装置として、外周面から内部に貫通する孔が複数設
けられたドラムと、前記ドラムを回転させる回転駆動機
構と、を有し、前記ドラム上に前記感光材料を保持しな
がら、前記回転駆動機構により前記ドラムを回転させな
がら、ディジタル画像信号に応じてレーザ光露光し、網
点画像を記録する画像記録装置が提案されている。しか
し、レーザ光源は高価であるため、コストダウンの要求
からLEDチップを光源に用いることも考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画像
記録装置にそのままLEDチップを用いたのでは、連続
して画像を記録していると、感光材料の濃度が変動して
しまう問題があった。
【0012】ところで、従来の画像記録装置では、連続
して画像を記録していると、LEDチップの温度が上昇
し、この温度上昇が原因で発光量が変動してしまう問題
があった。
【0013】また、LEDチップの発光量を一定にする
ように、LEDユニットからの光照射量を監視し、フィ
ードバック制御することにより、発光制御することが行
われている。
【0014】しかし、以上のような発光制御をしても、
露光された感光材料に記録される画像濃度が所望の濃度
にならず、変動する問題があることが判明した。これは
LEDチップの温度が上昇すると、発光量が変動する
だけでなく、 ・LEDチップの温度による発光波長の変動 ・LEDチップに流す電流の大きさによる発光波長の変
動 などが発生し、感光材料によっては、このような波長の
変動により感度が変わることが多いからであると考えら
れる。
【0015】第一の発明の目的は、以上のような問題に
鑑みてなされたものであって、上述のLEDチップの電
流の大きさの違いによる露光光の波長の変動による感光
材料の感度の変動の影響を良好に補正し、所望の濃度の
画像を記録できるようにすることである。
【0016】第二の発明の目的は、以上のような問題に
鑑みてなされたものであって、上述のLEDチップの温
度の変動による露光光の波長の変動による感光材料の感
度の変動の影響を良好に補正し、所望の濃度の画像を記
録できるようにすることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は以下
の手段により解決できる。 (1)請求項1記載の発明は、LEDチップに電流を流
して、前記LEDチップを発光させて、前記LEDチッ
プから照射された露光光により感光材料に画像を記録す
る画像記録装置において、前記LEDチップヘの電流を
制御する電流制御値と前記感光材料の濃度特性値との関
係である電流濃度関係を記憶する電流濃度関係記憶手段
と、前記電流濃度関係記憶手段により記憶されている電
流濃度関係を用いて、LEDチップに供給する電流を制
御する電流供給手段と、を有する画像記録装置である。
【0018】この発明では、電流制御値と濃度特性値と
の関係を電流濃度関係として記憶しておいて、LEDチ
ップに供給する電流を制御するようにしているので、L
EDチップの電流の大ききの違いに起因する露光光の波
長の変動による感光材料の感度の変動の影響による濃度
の変化を織り込み済みで制御するので、所望の濃度の画
像を記録できる。
【0019】(2)請求項2記載の発明は、LEDチッ
プに電流を流して、前記LEDチップを発光させて、前
記LEDチップから照射された露光光により感光材料に
画像を記録する画像記録装置において、前記LEDチッ
プに関する温度関係値を得る温度検知手段と、前記LE
Dチップの温度関係値と前記感光材料の濃度特性値との
関係である温度濃度関係を記憶する温度濃度関係記憶手
段と、前記温度検知手段により得られた温度関係値と、
前記温度濃度関係記憶手段により記憶されている温度濃
度関係を用いて、LEDチップに供給する電流を制御す
る電流供給手段と、を有する画像記録装置である。
【0020】この発明では、温度関係値と濃度特性値と
の関係を温度濃度関係として記憶しておいて、LEDチ
ップに供給する電流を制御するようにしているので、L
EDチップの温度の違いによる露光光の波長の変動に起
因する感光材料の感度の変動の影響による濃度の変化を
織り込み済みで制御するので、所望の濃度の画像を記録
できる。
【0021】(3)請求項3記載の発明は、LEDチッ
プに電流を流して、前記LEDチップを発光させて、前
記LEDチップから照射された露光光により感光材料に
画像を記録する画像記録装置において、前記LEDチッ
プに関する温度関係値を得る温度検知手段と、前記LE
Dチップヘの電流を制御する電流制御値および前記LE
Dチップの温度関係値に対する前記感光材料の濃度特性
値の関係である電流温度濃度関係を記憶する電流温度濃
度関係記憶手段と、前記温度検知手段により得られた温
度関係値と、前記電流温度濃度関係記憶手段により記憶
されている電流温度濃度関係を用いて、LEDチップに
供給する電流を制御する電流供給手段と、を有する画像
記録装置である。
【0022】この発明では、電流制御値および温度関係
値に対する濃度特性値の関係を電流温度濃度関係として
記憶しておいて、LEDチップに供給する電流を制御す
るようにしているので、LEDチップの電流の大ききの
違いやLEDチップの温度の違いに起因する露光光の波
長の変動による感光材料の感度の変動の影響による濃度
の変化を織り込み済みで制御するので、より所望の濃度
の画像を記録できる。
【0023】(4)請求項4記載の発明は、前記LED
チップ周辺の温度関係値を得る温度センサを有し、前記
温度センサにより得た温度関係値に応じて前記電流供給
手段が前記LEDチップに供給する電流を制御する、こ
とを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記
載の画像記録装置である。
【0024】この発明では、温度センサによってLED
チップの温度を監視し、温度関係値を用いてLEDチッ
プに供給する電流を制御するようにしているので、LE
Dチップの温度の違いに起因する露光光の波長の変動に
よる感光材料の感度の変動の影響による濃度の変化をよ
り正確かつ良好に補正し、所望の濃度の画像を記録でき
る。
【0025】(5)請求項5記載の発明は、前記LED
チップが、10℃〜30℃におけるピーク波長のバラツ
キが50nm以下であり、前記LEDチップの温度が3
0℃以下のときに、前記LEDユニットから照射された
光により画像を記録する、ことを特徴とする請求項2乃
至請求項4のいずれかに記載の画像記録装置である。
【0026】この発明では、10℃〜30℃におけるピ
ーク波長のバラツキが50nm以下であるLEDチップ
の温度を30℃以下にするので、以上の(1)〜(4)
の効果がより良好であることに加え、LEDチップの発
光波長の変動を抑えつつ、LEDユニットの寿命も延ば
すことができる。
【0027】(6)請求項6記載の発明は、前記LED
チップを複数有し、前記電流供給手段は、LEDチップ
に供給する電流を複数のLEDチップの各々毎に制御す
る、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
に記載の画像記録装置である。
【0028】この発明では、複数のLEDチップ各々で
電流の制御をするので、以上の(1)〜(5)の効果が
より良好であることに加え、良好な発光制御が行え、極
めて正確に所望の濃度の画像を記録することができる。
【0029】(7)請求項7記載の発明は、複数のLE
Dチップを有し、前記複数のLEDチップの各々に電流
を流して、前記複数のLEDチップを発光させて、前記
LEDチップから照射された露光光により、1回の主走
査で同時に複数本の走査線分の画像を記録することによ
り、感光材料に画像を記録する画像記録装置において、
画像記録時は、画像データに応じて前記複数のLEDチ
ップを同時に発光しうるように、前記複数のLEDチッ
プに電流を供給する期間があり、前記電流制御値に対す
る前記感光材料の濃度特性値の関係である電流濃度関係
を求めるときは、前記複数のLEDチップの中で、主走
査方向に1ライン分のLEDチップだけに電流を供給す
る期間があり、かつ、前記主走査方向に1ライン分のL
EDチップだけで露光する領域が感光材料上にできるよ
うに露光する、ことを特徴とする画像記録装置である。
【0030】この発明では、主走査方向に1ライン分の
LEDチップだけで露光を行って、一定の大きさのテス
トパッチを作成することができ、一般的な濃度計で、1
ライン分のLEDチップだけの当該感光材料に関する電
流濃度関係を正確に求めることが可能になる。
【0031】(8)請求項8記載の発明は、画像記録時
は、前記複数のLEDチップにより感光材料上に照射さ
れる領域は、n個(n≧2)の照射域が主走査方向に交
差する方向に所定のピッチ(副走査方向のピッチがL
2)で並んでおり、1回の主走査当たり、前記複数のL
EDチップにより感光材料上に照射される照射域は、所
定のピッチn×L2で副走査方向に移動するものであ
り、前記電流制御値に対する前記感光材料の濃度特性値
の関係である電流濃度関係を求めるときは、前記複数の
LEDチップの中で、主走査方向に1ライン分のLED
チップだけに電流を供給する期間があり、前記主走査方
向に1ライン分のLEDチップだけで露光する期間で
は、1回の主走査当たり、当該主走査方向に1ライン分
のLEDチップにより感光材料上に照射される照射域
は、所定のピッチL2で副走査方向に移動しながら、当
該主走査方向に1ライン分のLEDチップにより感光材
料上に照射される領域が感光材料上にできるように露光
する期間がある、ことを特徴とする請求項7記載の画像
記録装置である。
【0032】この発明では、電流濃度関係をより正確に
求めることが可能になる。 (9)請求項9記載の発明は、前記電流制御値に対する
前記感光材料の濃度特性値の関係である電流濃度関係を
求めるときの前記主走査方向に1ライン分のLEDチッ
プの露光は、主走査方向に存在する複数のLEDチップ
が同時に発光する、ことを特徴とする請求項7または請
求項8のいずれかに記載の画像記録装置である。
【0033】この発明では、主走査方向に存在する複数
個のLEDチップが同時に発光するため、テストパッチ
を迅速に作成することができる。 (10)請求項10記載の発明は、前記電流制御値に対
する前記感光材料の濃度特性値の関係である電流濃度関
係を求めるときの前記主走査方向に1ライン分のLED
チップの露光は、1個のLEDチップのみが発光する、
ことを特徴とする請求項7または請求項8のいずれかに
記載の画像記録装置である。
【0034】この発明では、主走査方向・副走査方向に
1個のLEDチップだけが発光するため、個々のLED
チップに関する電流濃度関係を正確に作成することがで
きる。
【0035】(11)請求項11記載の発明は、複数の
LEDチップを有し、前記複数のLEDチップの各々に
電流を流して、前記複数のLEDチップを発光させて、
前記LEDチップから照射された露光光により、1回の
主走査で同時に複数本の走査線分の画像を記録すること
により、感光材料に画像を記録する画像記録装置におい
て、画像記録時は、画像データに応じて前記複数のLE
Dチップを同時に発光しうるように、前記複数のLED
チップに電流を供給する期間があり、前記LEDチップ
の温度関係値と前記感光材料の濃度特性値との関係であ
る温度濃度関係を求めるときは、前記複数のLEDチッ
プの中で、主走査方向に1ライン分のLEDチップだけ
に電流を供給する期間があり、かつ、前記主走査方向に
1ライン分のLEDチップだけで露光する領域が感光材
料上にできるように露光する、ことを特徴とする画像記
録装置である。
【0036】この発明では、1ライン分のLEDチップ
だけで露光を行うため、一定の大きさのテストパッチを
作成することができ、温度濃度関係を正確に求めること
が可能になる。
【0037】(12)請求項12記載の発明は、画像記
録時は、前記複数のLEDチップにより感光材料上に照
射される領域は、n個(n≧2)の照射域が主走査方向
に交差する方向に所定のピッチ(副走査方向のピッチが
L2)で並んでおり、1回の主走査当たり、前記複数の
LEDチップにより感光材料上に照射される照射域は、
所定のピッチn×L2で副走査方向に移動するものであ
り、前記LEDチップの温度関係値と前記感光材料の濃
度特性値との関係である温度濃度関係を求めるときは、
前記複数のLEDチップの中で、主走査方向に1ライン
分のLEDチップだけに電流を供給する期間があり、前
記主走査方向に1ライン分のLEDチップだけで露光す
る期間では、1回の主走査当たり、当該主走査方向に1
ライン分のLEDチップにより感光材料上に照射される
照射域は、所定のピッチL2で副走査方向に移動しなが
ら、当該主走査方向に1ライン分のLEDチップにより
感光材料上に照射される領域が感光材料上にできるよう
に露光する期間がある、ことを特徴とする請求項11記
載の画像記録装置である。
【0038】この発明では、温度濃度関係をより正確に
求めることが可能になる。 (13)請求項13記載の発明は、前記LEDチップの
温度関係値と前記感光材料の濃度特性値との関係である
温度濃度関係を求めるときの前記主走査方向に1ライン
分のLEDチップの露光は、主走査方向に存在する複数
のLEDチップが同時に発光する、ことを特徴とする請
求項11または請求項12のいずれかに記載の画像記録
装置である。
【0039】この発明では、主走査方向に存在する複数
個のLEDチップが同時に発光するため、テストパッチ
を迅速に作成することができる。 (14)請求項14記載の発明は、前記LEDチップの
温度関係値と前記感光材料の濃度特性値との関係である
温度濃度関係を求めるときの前記主走査方向に1ライン
分のLEDチップの露光は、1個のLEDチップのみが
発光する、ことを特徴とする請求項11または請求項1
2のいずれかに記載の画像記録装置である。
【0040】この発明では、主走査方向・副走査方向に
1個のLEDチップだけが発光するため、個々のLED
チップに関する温度濃度関係を正確に作成することがで
きる。
【0041】(15)請求項15記載の発明は、複数の
LEDチップを有し、前記複数のLEDチップの各々に
電流を流して、前記複数のLEDチップを発光させて、
前記LEDチップから照射された露光光により、1回の
主走査で同時に複数本の走査線分の画像を記録すること
により、感光材料に画像を記録する画像記録装置におい
て、画像記録時は、画像データに応じて前記複数のLE
Dチップを同時に発光しうるように、前記複数のLED
チップに電流を供給する期間があり、前記LEDチップ
ヘの電流を制御する電流制御値および前記LEDチップ
の温度関係値に対する前記感光材料の濃度特性値の関係
である電流温度濃度関係を求めるときは、前記複数のL
EDチップの中で、主走査方向に1ライン分のLEDチ
ップだけに電流を供給する期間があり、かつ、前記主走
査方向に1ライン分のLEDチップだけで露光する領域
が感光材料上にできるように露光する、ことを特徴とす
る画像記録装置である。
【0042】この発明では、1ライン分のLEDチップ
だけで露光を行うため、一定の大きさのテストパッチを
作成することができ、電流温度濃度関係を正確に求める
ことが可能になる。
【0043】(16)請求項16記載の発明は、画像記
録時は、前記複数のLEDチップにより感光材料上に照
射される領域は、n個(n≧2)の照射域が主走査方向
に交差する方向に所定のピッチ(副走査方向のピッチが
L2)で並んでおり、1回の主走査当たり、前記複数の
LEDチップにより感光材料上に照射される照射域は、
所定のピッチn×L2で副走査方向に移動するものであ
り、前記LEDチップヘの電流を制御する電流制御値お
よび前記LEDチップの温度関係値に対する前記感光材
料の濃度特性値の関係である電流温度濃度関係を求める
ときは、前記複数のLEDチップの中で、主走査方向に
1ライン分のLEDチップだけに電流を供給する期間が
あり、前記主走査方向に1ライン分のLEDチップだけ
で露光する期間では、1回の主走査当たり、当該主走査
方向に1ライン分のLEDチップにより感光材料上に照
射される照射域は、所定のピッチL2で副走査方向に移
動しながら、当該主走査方向に1ライン分のLEDチッ
プにより感光材料上に照射される領域が感光材料上にで
きるように露光する期間がある、ことを特徴とする請求
項15記載の画像記録装置である。
【0044】この発明では、電流温度濃度関係をより正
確に求めることが可能になる。 (17)請求項17記載の発明は、前記LEDチップヘ
の電流を制御する電流制御値および前記LEDチップの
温度関係値に対する前記感光材料の濃度特性値の関係で
ある電流温度濃度関係を求めるときの前記主走査方向に
1ライン分のLEDチップの露光は、主走査方向に存在
する複数のLEDチップが同時に発光する、ことを特徴
とする請求項15または請求項16のいずれかに記載の
画像記録装置である。この発明では、主走査方向に存在
する複数個のLEDチップが同時に発光するため、テス
トパッチを迅速に作成することができる。 (18)請求項18記載の発明は、前記LEDチップヘ
の電流を制御する電流制御値および前記LEDチップの
温度関係値に対する前記感光材料の濃度特性値の関係で
ある電流温度濃度関係を求めるときの前記主走査方向に
1ライン分のLEDチップの露光は、1個のLEDチッ
プのみが発光する、ことを特徴とする請求項15または
請求項16のいずれかに記載の画像記録装置である。
【0045】この発明では、主走査方向・副走査方向に
1個のLEDチップだけが発光するため、個々のLED
チップに関する電流温度濃度関係を正確に作成すること
ができる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例について説明する。なお、本発明は以下に説
明される実施の形態例に限られるものではない。また、
以下の説明で用語の意義を説明している記載があるが、
あくまで実施の形態における用語の意義を説明するもの
であり、本発明の用語の意義はこの記載に限られない。
【0047】まず、本発明の実施の形態例が適用される
画像記録装置の全体構成および動作について説明する。
本実施形態の画像記録装置は、印刷物の仕上がりを事前
に確認する校正物を得るためのカラープルーフをディジ
タル画像信号から得る装置である。具体的には、カラー
印刷物を作成するに当たって、ディジタル画像信号から
印刷版を作成する前に、ディジタル画像信号からこのデ
ィジタル画像信号から作成された印刷版で印刷されて得
られる画像をシミュレーションするカラープルーフを作
成し、ディジタル画像信号が示す画像にレイアウト、
色、文字等の誤りがあるか否かなどの誤りの有無を検査
し、印刷物の仕上がりを事前に確認するために、カラー
プルーフを作成する装置である。
【0048】また、本実施形態の画像記録装置では、感
光材料としてロール状のハロゲン化銀カラー写真感光材
料をセットして、露光部で、シート状に切断した後、前
述のディジタル画像信号に応じてレーザ光で露光し、そ
の後、現像処理部で現像処理して、カラープルーフを作
成する。
【0049】図2は画像記録装置の概略構成を示す図で
ある。画像記録装置は、感光材料上に画像を露光するた
めの露光ユニット3と、露光された感光材料を現像処理
するための現像処理ユニット部4とを有する。
【0050】図2は画像記録装置の内部構成を示す概略
図である。画像記録装置は、感光材料上に画像を露光す
るための露光部3と、露光された感光材料を現像処理す
るための処理部4とを有する。
【0051】露光部3の内部は、概略、下記構成を備え
る。ロールセット部10は、ロール状の+感光材料Pの
ロール(図2参照)を収納したマガジン18を装填する
部分であり、装置本体の上部に設けてある。また、マガ
ジン18の装填は、給紙カバー19を開閉して行う。本
実施形態のロールセット部10は、感光材料Pのロール
(図2参照)を収納したマガジン18を装填する部分で
あるが、感光材料のロールを直接セットできるものであ
ってもよい。
【0052】そして、ロールセット部10にセットされ
るマガジン18は、感光材料Pの感光面を外側にして巻
いているロールを収容したマガジンである。なお、ロー
ルセット部10が、感光材料のロールを直接セットでき
るものである場合、感光材料Pの感光面を外側にして巻
いているロールをセットするものであることが好まし
い。
【0053】感光材料Pを収納するマガジンのロールセ
ット部10の鉛直下方に、ローラ対21および所定長に
感光材料を切断するためのカッタ22とが設けられてい
る。また、ローラ対21は、マガジンが装填された時、
装填されたマガジン18の引き出し口に近接する位置に
配設してある。
【0054】スクイズローラ23は、ローラ対21の鉛
直下方に設けられており、主走査部30に設けてあるド
ラム30に対して接離可能である。マガジン18の引き
出し口からスクイズローラ23に至るまでの感光材料の
搬送路は、略垂直下方に延びている。そして、スクイズ
ローラ23は、感光材料Pをドラム30に供給する際
に、ドラム30へ押圧され、供給された感光材料Pをド
ラム30の外周面に密着させる。その間に、感光材料P
が所定長さ給送された所で、スクイズローラ23が停止
し、カッタ22により感光材料Pを所定長さのシート状
に切断する。その後、スクイズローラ23が回転駆動し
て、感光材料Pをドラム30の外周面上に密着させる。
【0055】なお、給紙時のドラム30の周速は、2m
/秒以下(特に1m/秒以下)が好ましい。これによ
り、安定してドラム30へ給送でき、ドラム30への密
着性が高くなり、吸引による保持性が良くなる。また、
給紙時のドラム30の周速は、2cm/秒以上(特に5
cm/秒以上)が好ましい。これにより、給送時間を短
縮化でき、画像記録時間、画像記録時間間隔を短縮でき
る。本実施形態の装置では、0.1m/秒である。
【0056】また、このスクイズローラ23の表面基体
は、本実施形態の装置では、ゴム製であるがこれに限ら
れず、ドラム30への感光材料Pの密着性の観点から弾
性体であることが好ましい。これにより、スクイズロー
ラ23の表面基体の弾性変形により、感光材料Pがドラ
ムに十分に密着する。
【0057】ドラム30は、スクイズローラ23により
回転可能であり、感光材料Pが給送されると、スクイズ
ローラ23により回転されながら、感光材料Pを外周面
上に空気吸引により固定する。そして、感光材料Pをド
ラム30の外周面上に固定し終わると、スクイズローラ
23は、ドラム30から離脱する。そして、スクイズロ
ーラ23がドラム30から離脱すると、ドラム30の回
転駆動機構により、密着動作時の回転速度より高い回転
速度でドラム30を回転させて、記録時に感光材料Pを
主走査するように、外周面上に感光材料Pを固定しなが
ら高速回転する。
【0058】なお、画像記録時のドラム30の周速は、
3m/秒以上(特に5m/秒以上、更に10m/秒以
上)であることが好ましい。これにより、画像記録時間
を短縮化できる。また、画像記録時のドラム30の周速
は、70m/秒以下(特に50m/秒以下)であること
が好ましい。これにより、ドラム30の周速が安定し、
周速の安定化までの時間が短くなり、装置コストが低く
なり、安全になる。なお、本実施形態の装置では、画像
記録時のドラム30の周速は、約30(m/秒)であ
る。
【0059】光学ユニット400は、ドラム30に対向
して配置されており、副走査機構300によりドラム3
0の回転軸と平行に移動する。また、光学ユニット40
0は、デジタル信号を受けてドラム30上の感光材料P
にLEDチップによる画像の書き込みを行う。
【0060】そして、外周面上に感光材料Pを固定した
ドラム30を回転させることを主走査、光学ユニット4
00をドラム30の回転軸と平行な方向に移動させるこ
とを副走査として、デジタル画像信号に応じて露光し、
網点画像の潜像を感光材料Pに記録する。
【0061】排紙部50は、ドラム30に当接離脱可能
な剥離ガイド51を有する。剥離ガイド51は、通常、
ドラム30から離脱しており、画像書き込みが終了しド
ラム30が停止すると、剥離ガイド51がドラム30に
当接し、スクイズローラ23がドラム30へ押圧され、
スクイズローラ23が回転駆動して、ドラム30を回転
させ、剥離ガイド51が感光材料Pをドラム30から剥
離する。
【0062】なお、感光材料をドラム30から剥離する
ときのドラム30の周速は、安定した剥離や感光材料先
端の折れの防止の観点から、2m/秒以下であることが
好ましく、また、剥離の効率の観点から、0.01m/
秒以上であることが好ましい。本実施形態の装置では、
感光材料をドラム30から剥離するときのドラム30の
周速度は、約0.05〜0.1m/秒である。
【0063】感光材料Pを剥離し終わると、剥離ガイド
51はドラム30から離脱する。そして、排紙部50
は、剥離した感光材料Pを現像処理部4に送る。また、
現像処理部4は、発色現像処理部42、漂白定着処理部
43、安定化処理部44、乾燥部45及び排紙トレイ4
6を備える。化学カブリ型ダイレクトポジ感光材料を用
いる場合、発色現像処理、漂白定着処理、安定化処理、
乾燥の順に処理をし、排紙トレイ46に現像処理した感
光材料Pを排出する。
【0064】また、露光部3側から送り込まれてくる画
像書き込み終了後の感光材料に一様な露光を行う第2露
光部41が設けられており、内部潜像型ダイレクトポジ
感光材料を用いる場合、第2露光部41は発色現像処理
液中に感光材料Pがある状態で露光するものであり、図
2における第2露光部41および発色現像処理部42は
実質1つの処理槽からなっていて、その内の浅い処理糟
の部分を第2露光部41としている。
【0065】次に、ドラム30および光学ユニット40
0の周辺を示す平面図である図3に基づいて、ドラム3
0および光学ユニット400の周辺を説明する。ドラム
30には、その回転軸の両端に軸部31、32が設けら
れており、ドラム30の軸部31、32は、軸受けを介
して支持台34に回転可能に軸支してある。ドラム30
を回転軸を中心に回転させる回転駆動機構は、ドラム3
0の一方の軸部32に設けられた駆動プーリ35と、駆
動プーリ35とベルト36を介して動力的に連結されて
いる出力プーリ38と、出力プーリ38を回転させるド
ラム回転モータM6と、ベルト36とを具備し、ドラム
回転モータM6が出力プーリ38を回転させ、駆動力を
ベルト36を介して駆動プーリ35に伝達してドラム3
0を回転駆動している。また、ドラム回転モータM6は
励磁を解除できるモータである。なお、モータは通常励
磁されているため、他の機構によりモータ軸を回転させ
ようとすると抵抗がある。しかし、ドラム回転モータM
6は、励磁を解除することにより、他の機構によりドラ
ム30を回転させる際に抵抗にならないようにできる。
【0066】ドラム30の一方の軸上であって、駆動プ
ーリ35を配設して有る位置よりも更に外側には、ロー
タリーエンコーダ37を付設してあり、これから出力さ
れるパルス信号を書き込み制御に用いる。そして、ドラ
ムの他方の軸部31は、吸引ブロワ39に連結してあ
る。
【0067】ドラム30は、アルミニウム製の中空体で
記録してあり、かつ、ドラム30の外周面から内部に貫
通する多数の吸引孔を有する構成にあるので、吸引ブロ
ワ39の作動によりドラム30の内部が減圧され、感光
材料Pをドラム30の表面上に空気吸引により固定でき
る。
【0068】ドラム30の直径は、作成されるカラープ
ルーフの有用性・カールや露光精度などの観点から10
cm以上であることが好ましく、LEDチップまたは、
LEDチップを具備するLEDユニットと、感光材料と
が光学的に共役の関係にして簡単に高速に良好な画像を
得るには、15cm以上(特に、20cm以上)である
ことが好ましく、装置コスト・装置サイズ・必要な露光
精度を得るための製造性・熱膨張の悪影響の少なさなど
の観点から1m以下(特に50cm以下、更に40cm
以下)が好ましい。なお、本実施形態の装置では29c
mである。
【0069】また、ドラム30の幅(ドラム30の外周
面の回転軸方向の長さ)は、作成されるカラープルーフ
の有用性などの観点から30cm以上(特に50cm以
上)であることが好ましく、装置コスト・装置サイズ・
必要な露光精度を得るための製造性などの観点から1.
5m以下(特に1m以下)が好ましい。これにより、特
別な機械強度にしなくても良いので、低コストになり、
また、機械重量が大きくなく、設置場所が特別に限定さ
れないので、利便性の高い位置に設置できる。なお、本
実施形態の装置では約60cmである。
【0070】また、露光される感光材料Pのシート幅
(ドラム30の回転軸方向の感光材料Pの長さ)は、装
置コスト・装置サイズ・必要な露光精度を得るための製
造性などの観点から最大1.5m以下であることが好ま
しく、これにより、ドラム軸方向のサイズが小さくて済
み、ドラム自体、ドラム取り付け部、光学走査部に必要
な構造精度・強度を得るための重量が小さくでき、設置
場所を選ばなくて済む程度にできる。また、作成される
カラープルーフの有用性などの観点から最小25cm以
上(特に50cm以上)であることが好ましい。
【0071】また、露光される感光材料Pのシート長さ
(ドラム30の回転方向の感光材料Pの長さ)は、装置
コスト・装置サイズ・必要な露光精度を得るための製造
性などの観点から最大2m以下(特に1.5m以下)で
あることが好ましく、これにより、ドラム半径方向のサ
イズが小さくて済み、ドラムの熱膨張の影響が小さく、
加工精度を出しやすく、必要な構造精度・強度を得るた
めの重量が小さくでき、設置場所を選ばなくて済む程度
にできる。また、作成されるカラープルーフの有用性な
どの観点から最小25cm以上であることが好ましい。
【0072】そして、露光される感光材料Pのシートサ
イズは、作成されるカラープルーフの有用性などの観点
から0.06平方m以上(特に0.12平方m以上)が
好ましい。また、3平方m以下(特に2平方m以下)が
好ましく、これにより、装置サイズが小さくて済み、必
要な構造強度を得るための重量が設置場所を選ばなくて
済む程度にできる。
【0073】また、本実施形態の装置では、露光される
感光材料Pのシート幅及びシート長さは、57cm×3
5cm、57cm×70cm、57cm×85cmのサ
イズに対応し、57cm×35cmのサイズの場合は、
有効画像領域が55.5cm×33.7cmでA3サイ
ズの画像を再現でき、57cm×70cmの場合は、有
効画像領域が55.5cm×67.4cmでA2サイズ
の画像を再現でき、57cm×85cmのサイズの場合
は、有効画像領域が55.5cm×82.8cmでB2
サイズの画像を再現できる。
【0074】次に、光学ユニット400を移動させて副
走査させる副走査機構300について図3により説明す
る。光学ユニット400は、金属ベルト340に固定し
てあり、ドラム30の回転軸と平行に設けられた一対の
ガイドレール341、342に案内されてドラム30の
回転軸と平行に移動出来る。金属ベルト340は一対の
プーリ343、344に掛け渡され、一方のプーリ34
4は駆動モータM7の回転軸345に直結されている。
駆動モータM7が回転軸345を回転させると、回転軸
345に固定されたプーリ344が回転し、プーリ34
3とプーリ344とに掛け渡された金属ベルト340が
回動する。そして、金属ベルト340に光学ユニット4
00がドラム30の回転軸と平行に移動する。
【0075】また、駆動モータM7は、光学ユニット4
00を往動させる時に、感光材料Pを露光するためにゆ
っくりと回転駆動し、光学ユニット400を復動させる
時に、往動時より回転速度を速くすることにより往動時
より早い移動速度で復帰させるために、高速回転駆動す
る。
【0076】光学ユニット400は副走査基準位置で停
止しており、ここから副走査を開始し、画像サイズに対
応した移動量で副走査が終了すると、副走査基準位置に
復帰する。
【0077】また、図3に示すように、ドラム30の回
転軸90と同軸上にドラム30の回転位置を検出するエ
ンコーダ37を取り付けている。エンコーダ37は、パ
ルス信号が出力し、また感光材料Pの先端位置を検出す
る先端位置センサS9から感光材料Pの先端位置信号を
出力し、これらの信号に基づき、書き込み制御及びドラ
ム回転モータM6の回転制御を行う。ドラム回転モータ
M6は、サーボモータを用いドラム30を高速回転す
る。
【0078】そして、感光材料Pに記録される画像の画
像記録密度は、網点画像による階調の再現性などの観点
から主走査方向及び副走査方向共に600dpi以上
(特に1000dpi以上、更に1200dpi以上)
が好ましく、また、網点画像による階調の再現性の飽和
や画像記録速度や装置コストなどの観点から主走査方向
及び副走査方向共に1万dpi以下(特に5000dp
i以下)が好ましい。本実施形態の装置でこのようにし
て感光材料に記録される画像の画像記録密度は主走査方
向及び副走査方向共に2000dpiである。なお、言
うまでもないことであるが、主走査方向及び副走査方向
の画像記録密度は、主走査方向又は副走査方向1インチ
の長さの中に、画像記録される画素が幾つ並んでいるか
を示すdpiという単位で示される。
【0079】また、1つの網点は、100以上(特に2
00以上)の画素から記録されていることが、実際の印
刷の網点に近い再現になり好ましい。また、1つの網点
は、5000以下(特に2000以下)の画素から記録
されていることが画像データの取り扱いが容易で、高速
に画像データを処理でき好ましい。
【0080】本装置1の外部に設けられ、本装置1に接
続されているRIP200で、電子製版の元になる電子
製版用画像データからラスターイメージフォーマットの
Y,M,C,Kのデジタル網点画像データを、各色毎に
順番(面順次)に生成する。
【0081】そして、電子製版用画像データから印刷物
と同じスクリーン線数の網点の集合によって再現し、画
素ゲイン量を印刷物のそれと近似させて再現することが
好ましい。これにより、印刷網点画像を忠実に再現すで
きるだけでなく、電子製版用画像データのトラブルとし
てありがちなトーンジャンプ、モアレ、画像の欠陥を正
確に再現でき、校正できるメリットがある。もちろん、
概略の校正には、そこまでの忠実な再現は不要で、網点
画像であれば、概略の校正は可能である。
【0082】そして、RIP200は、生成されたデジ
タル網点画像データを各色毎に順番(面順次)に画像デ
ータI/F部500に送る。画像データI/F部500
は、RIP200により作成された各色(Y、M、C、
BK)のラスターイメージフォーマットの網点画像デー
タを1主走査で同時に記録される走査線本数毎の露光用
フォーマットに変換し、画像データI/F部500に付
属する外部記憶装置に記憶させる。そして、画像データ
I/F部500に付属する外部記憶装置に、走査線本数
毎(1主走査分)の露光用フォーマットに変換されたデ
ジタル網点画像データをY,M,C,K全色1枚分記憶
させた後、画像データI/F部500は、Y,M,C,
Kの全データからなる画素データを走査線本数毎の露光
用フォーマットで読み出し、全色のデータを同時(点順
次)に、画像記録制御部100に送信する。
【0083】画像記録制御部100は、送信されたY,
M,C,Kの全データからなる画素データを走査線本数
毎の露光用フォーマットにした画像データに基づき、感
光材料Pに画像を露光するように制御する。
【0084】図4は本発明に係る画像記録装置の光学ユ
ニット400の光学的な構成の一例を示す概略図であ
る。光学ユニット400には、レッドLEDユニット4
20、グリーンLEDユニット421、ブルーLEDユ
ニット422が配置されている。レッドLEDユニット
420からの一部の光は、ミラー425で反射され、ダ
イクロイックミラー426,427を通過して結像光学
系431に入る。また、グリーンLEDユニット421
からの一部の光は、ダイクロイックミラー426で反射
して、ダイクロイックミラー427を通過して結像光学
系431に入る。また、ブルーLEDユニット422か
らの一部の光は、ダイクロイックミラー427で反射し
て結像光学系431に入る。結像光学系431は、これ
らレッドLEDユニット420、グリーンLEDユニッ
ト421、ブルーLEDユニット422のレンズとドラ
ム31上の感光材料とが共役になる結像光学系で、感光
材料Pに画像を露光する。
【0085】また、図4における結像光学系431は、
各LEDユニット420a〜422aの前面レンズと感
光材料Pの感光面とが実質的に光学的に共役になるよう
に構成されている。なお、このような共役関係を有する
と共に、感光材料Pの位置において、LEDユニット4
20〜422からの光が縮小投影されるような縮小光学
系にもなっている。
【0086】ここで、図1を参照して本願発明の実施の
形態例の特徴部分を説明する。図1は本発明に係る画像
記録装置の光学ユニット400の電気的な構成の一例を
示す構成図である。
【0087】この図1に示すように、画像記録制御部1
00には、各部を制御するCPU101、各種テーブル
が格納されるRAM102、RIP200により作成さ
れたRIPフォーマットの画像データを露光用フォーマ
ットの画像データに変換するLUT103、LEDユニ
ットを駆動するドライバD420〜D422が配置され
ている。
【0088】また、LEDユニット420,421,4
22には、各々そのLEDチップに関する温度を検出す
るための温度センサ490,491,492が配置され
ている。なお、この温度センサ490,491,492
は各LEDユニットに応じて個別に配置されているもの
とする。
【0089】また、CPU101に接続されているセン
サ類としては、ドラム30の回転位置を検出するエンコ
ーダ37、感光材料Pの先端位置を検出する先端位置セ
ンサS9などがある。そして、アクチュエータ群として
は、ドラム回転モーターM6、副走査用の駆動モーター
M7などがCPU101からの制御で駆動される。
【0090】また、各LEDユニットのLEDチップか
らの露光によって感光材料Pに得られる濃度を検知する
ために、濃度計480が設けられている。そして、所定
のテストパッチを記録され現像処理されて排紙トレイ4
6に排出された感光材料を操作者が濃度計480にセッ
トすることで、感光材料の濃度特性値が得られる。
【0091】図5はLEDチップの発光に関する特性と
感光材料pの波長感度関係とを示す特性図である。ここ
で、図5(a)はLEDチップを発光させる際の駆動電
流と光出力との関係を示す駆動電流−光出力特性であ
る。また、図5(b)はLEDチップを発光させる際の
駆動電流と、そのときに得られる光出力の波長を示す電
流波長関係である。また、図5(c)はLEDチップを
発光させて感光材料pに露光した場合の波長と感材感度
との関係を示す波長感度関係である。
【0092】なお、以上の特性や関係は一例であり、こ
こに図示したものに限定されることはない。ここで、標
準状態の光出力が0.5であった場合に、この光出力を
2倍の1.0に増加させるとする。すると、図5(a)
の駆動電流−光出力特性より、駆動電流を8mAから2
0mAに増加させればよいことがわかる。これにより、
光出力は2倍になる。
【0093】このとき、標準状態の駆動電流である8m
Aの発光波長は540nm、標準状態の2倍の光出力を
得るときの駆動電流である20mAの発光波長は534
nmであることが、図5(b)の電流波長関係より読み
とれる。このような540nmから534nmへの波長
の変化により、図5(c)の波長感度関係からわかるよ
うに、感度低下が発生する。この具体例の場合で、約2
0%の感度低下が生じている。
【0094】この結果、光出力を2倍にしたにもかかわ
らず、20%の感度低下が生じた結果、実際には光出力
が1.6倍になった効果しか得られず、感光材料p上で
は所望の濃度が得られないことになる。
【0095】なお、以上の説明では、図5として540
nm付近の波長で緑色に発光するLEDの特性図を示し
たが、赤や青のLEDでも同様である。そこで、本実施
の形態例では、以上の関係に鑑みて、各LEDチップに
流す電流値と、その電流値での発光の波長変動や感材感
度変化の結果によって得られる感材上での濃度との関係
(図6参照)を求め、RAM102に予め保持してお
く。このため、複数の電流値で感光材料p上にテストパ
ッチを形成し、このテストパッチを濃度計480で読み
取ることで、電流値と濃度との関係を求める。すなわ
ち、電流の変化による発光波長の変化や、波長変化によ
る感材感度変化といった途中の現象を織り込んだ、駆動
電流と、最終結果である感材の濃度についての関係であ
る「電流濃度関係」を求めて、用いる。
【0096】そして、CPU101が、上記電流濃度関
係を用いてLEDチップに供給する電流を決定・制御
し、ドライバD420〜D422に供給する。このよう
にしているので、LEDチップの電流の大ききの違いに
よる露光光の波長の変動による感光材料の感度の変動の
影響が良好に補正されることとなり、所望の濃度の画像
を記録できるようになる。
【0097】また、この電流濃度関係のテーブルは、電
流と濃度との対応関係を示したシンプルなものであり、
データ量も小さくすることができる。なお、この電流濃
度関係は感光材料毎に異なった特性になることが予想さ
れるため、感光材料を変更した場合には、新たな電流濃
度関係を求めるようにすることが望ましい。
【0098】ところで、以上の実施の形態例の説明で
は、駆動電流による発光波長の変化が原因となって感材
の見た目の感度変化が生じている場合に有用であり、特
に、LEDチップの温度を所定温度範囲内にするための
温度制御手段(例えば、温度センサと冷却ファンと温度
制御回路の組み合わせ等)を有することが好ましいが、
LEDチップの温度によっても同様な問題が発生するこ
とがある。
【0099】この場合、環境温度だけでなく、連続発光
によってLEDチップの温度が徐々に上昇することも要
因となる。このような温度変化による波長の変化でも、
同様に波長感度関係に影響し、所望の濃度の記録が行え
ないことがある。このような問題は、LEDチップを一
定電流で、露光時間を変えるPWM駆動の場合に特に問
題となる。
【0100】ここで、温度センサ490,491,49
2によってLEDチップ付近の温度検知を行い、標準状
態(または、初期状態)のLEDチップの温度が10℃
であったものが連続使用によって30℃に上昇したとす
る。このとき、10℃の発光波長は534nm、30℃
の発光波長は540nmであることが、図7(a)の温
度波長関係より読みとれる。このような534nmから
540nmへの波長の変化により、図7(b)の波長感
度関係からわかるように、感度上昇が発生する。この具
体例の場合で、約20%の感度上昇が生じており、感光
材料p上では所望の濃度が得られないことになる。
【0101】そこで、本実施の形態例では、以上の関係
に鑑みて、各LEDチップの温度と、その温度での発光
の波長変動や感材感度変化の結果によって得られる感材
上での濃度との関係(図8参照)を求め、RAM102
に予め保持しておく。このため、複数の温度のLEDチ
ップを発光させて感光材料p上にテストパッチを形成
し、このテストパッチを濃度計480で読み取ること
で、温度と濃度との関係を求める。すなわち、温度の変
化による発光波長の変化や、波長変化による感材感度変
化といった途中の現象を織り込んだ、LEDチップ温度
と、最終結果である感材の濃度についての関係である
「温度濃度関係」を求め、用いる。
【0102】そして、CPU101が、上記温度濃度関
係を用いてLEDチップに供給する電流を決定・制御
し、ドライバD420〜D422に供給する。このよう
にしているので、LEDチップの温度の違いによる露光
光の波長の変動による感光材料の感度の変動の影響が良
好に補正されることとなり、所望の濃度の画像を記録で
きるようになる。
【0103】なお、この温度濃度関係は感光材料毎に異
なった特性になることが予想されるため、感光材料を変
更した場合には、新たな温度濃度関係を求めるようにす
ることが望ましい。
【0104】ところで、以上の実施の形態例の説明で
は、電流濃度関係による補正、または、温度濃度関係に
よる補正であった。しかし、実際の装置の使用状況によ
れば、駆動電流とチップ温度にも相関関係があり、電流
濃度関係と温度濃度関係とは独立して存在するものでは
ない。
【0105】そこで、本実施の形態例では、以上の関係
に鑑みて、複数の電流値で、複数の温度と、その電流値
や温度での発光の波長変動や感材感度変化の結果によっ
て得られる感材上での濃度との関係(図9参照)を求
め、RAM102に予め保持しておく。このため、複数
の電流値、複数の温度でのLEDチップを発光させて感
光材料p上にテストパッチを形成し、このテストパッチ
を濃度計480で読み取ることで、電流値と温度と濃度
との関係を求める。すなわち、電流値や温度の変化によ
る発光波長の変化や、これら波長変化による感材感度変
化といった途中の現象を織り込んだ、電流値とLEDチ
ップ温度、最終結果である感材の濃度についての関係で
ある「電流温度濃度関係」を明らかにしておく。
【0106】そして、CPU101が、上記電流温度濃
度関係を用いてLEDチップに供給する電流を決定・制
御し、ドライバD420〜D422に供給する。このよ
うにしているので、LEDチップの駆動電流や温度の違
いによる露光光の波長の変動による感光材料の感度の変
動の影響が良好に補正されることとなり、所望の濃度の
画像を記録できるようになる。
【0107】なお、以上の図9では3次元の特性図を一
例として示したが、この特性を多項式によって近似する
ことが可能である。また、以上の各実施の形態例におい
て、以上のLEDチップが、10℃〜30℃におけるピ
ーク波長のバラツキが50nm以下であり、LEDチッ
プの温度が30℃以下のときに、LEDユニットから照
射された光により画像を記録することで、以上説明した
それぞれの効果がより良好であることに加え、LEDチ
ップの発光波長の変動を抑えつつ、LEDユニットの寿
命も延ばすことができるため好ましい。
【0108】ところで、以上のLEDユニットは、LE
Dチップにより光を発光するものであり、図10(a)
と図10(b)とに示すように、1色のLEDユニット
あたり複数個のLEDが光源ホルダー450により支持
されていて、所定の配列パターンでもって配設されてい
る。ここでは、ドラム30の回転により実現される主走
査方向に所定のピッチL1で4個のLEDユニットが配
置され、光学ユニット400の移動により実現される副
走査方向に10個のLEDユニットが配置され、合計4
0個のLEDユニットが配置されている。なお、奇数列
目のLEDチップと偶数列目のLEDチップちは、(L
1)/2ピッチずらして配置されている。
【0109】ここでは、1回の主走査で副走査方向に1
0ライン分の露光を並行して行うと共に、主走査方向に
は4個のLEDユニットで同一画素を露光して、同一画
素のトータルの露光量を増加させようとしている。この
ように異なる波長特性を有するLEDユニットを、それ
ぞれ複数の発光素子のLEDユニットにより構成するこ
とで、記録速度の向上を図っている。
【0110】この配列パターンでは、主走査方向に沿っ
て所定間隔L1をおいて4個のLEDユニットを、それ
ぞれ副走査方向に所定ピッチL2ずつずらして配設して
おり、このピッチL2は、LEDユニットの発光部の径
と同一若しくは若干小さく、このため、主走査方向に沿
って配設されているLEDユニットは、主走査方向に走
査した場合、互いの境が接する若しくは一部重なるよう
にされている。この配列パターンは他のLEDユニット
においても同一である。この様子について、図10
(a)の平面図と図10(b)の断面図とに示す。
【0111】通常の画像記録の際には、奇数列目の先頭
のLEDチップを発光させて露光し、ドラム30の回転
により偶数列目の先頭のLEDチップの露光位置が奇数
列目の先頭のLEDチップの露光位置と主走査方向に関
して同一になったときに偶数列目の先頭のLEDチップ
の露光を行う(図11(a))。このようにして、副走
査方向に10ラインの露光を並行して、主走査方向に行
っていく(図11(b))。
【0112】なお、ここでは1回の主走査で同時に記録
する主走査線数nを10としたが、他の数値であっても
よい。すなわち、通常の画像記録を行う際に、n×L2
がドラム30の1回転(1主走査)あたりの、副走査の
量に相当する。
【0113】なお、上述した電流濃度関係や温度濃度関
係を求める際の濃度測定では、副走査方向に1個のLE
Dチップ(図12(a)クロスハッチング部分)で1ラ
インの発光をさせる必要がある。このような発光のとき
に副走査がn×L2であると、1ライン分の露光になる
ため、濃度の読み取りが困難になる。そこで、この場合
には、通常記録時の副走査ピッチn×L2ではなく、副
走査ピッチL2で副走査方向に移動しながら、当該主走
査方向に1ライン分のLEDチップにより感光材料上に
照射される領域が感光材料上にできるようにする。
【0114】これにより、1個のLEDチップの発光に
よる1主走査ラインが副走査方向に連続したものとな
り、ある一定の大きさの一般的な濃度計で測定できるテ
ストパッチを作成することが可能になる。なお、ある程
度の露光面積が得られた時点で、電流や温度を変え、段
階的に複数の条件での濃度を記録することでテストパッ
チを完成させる。
【0115】なお、図12(a)では1個のLEDチッ
プのみを発光させたが、主走査方向に複数個あるLED
チップは同一のドライバにより駆動されて同一画素を形
成するものであるので、主走査方向に同一ライン上に存
在する複数個のLEDチップを発光させてテストパッチ
を作成してもよい。この場合も、副走査ピッチはL2で
ある。これにより、感光材料の濃度関係(電流濃度関
係、温度濃度関係、電流温度濃度関係)を正確に求める
ことが可能になる。
【0116】
【発明の効果】(1)請求項1記載の発明では、電流制
御値と濃度特性値との関係を電流濃度関係として記憶し
ておいて、LEDチップに供給する電流を制御するよう
にしているので、LEDチップの電流の大ききの違いに
起因する露光光の波長の変動による感光材料の感度の変
動の影響による濃度の変化を織り込み済みで制御するの
で、所望の濃度の画像を記録できる。
【0117】(2)請求項2記載の発明では、温度関係
値と濃度特性値との関係を温度濃度関係として記憶して
おいて、LEDチップに供給する電流を制御するように
しているので、LEDチップの温度の違いによる露光光
の波長の変動に起因する感光材料の感度の変動の影響に
よる濃度の変化を織り込み済みで制御するので、所望の
濃度の画像を記録できる。
【0118】(3)請求項3記載の発明では、電流制御
値および温度関係値に対する濃度特性値の関係を電流温
度濃度関係として記憶しておいて、LEDチップに供給
する電流を制御するようにしているので、LEDチップ
の電流の大ききの違いやLEDチップの温度の違いに起
因する露光光の波長の変動による感光材料の感度の変動
の影響による濃度の変化を織り込み済みで制御するの
で、より所望の濃度の画像を記録できる。
【0119】(4)請求項4記載の発明では、温度セン
サによってLEDチップの温度を監視し、温度関係値を
用いてLEDチップに供給する電流を制御するようにし
ているので、LEDチップの温度の違いに起因する露光
光の波長の変動による感光材料の感度の変動の影響によ
る濃度の変化をより正確かつ良好に補正し、所望の濃度
の画像を記録できる。
【0120】(5)請求項5記載の発明では、10℃〜
30℃におけるピーク波長のバラツキが50nm以下で
あるLEDチップの温度を30℃以下にするので、以上
の(1)〜(4)の効果がより良好であることに加え、
LEDチップの発光波長の変動を抑えつつ、LEDユニ
ットの寿命も延ばすことができる。
【0121】(6)請求項6記載の発明では、複数のL
EDチップ各々で電流の制御をするので、以上の(1)
〜(5)の効果がより良好であることに加え、良好な発
光制御が行え、極めて正確に所望の濃度の画像を記録す
ることができる。
【0122】(7)請求項7記載の発明では、画像記録
時は、画像データに応じて前記複数のLEDチップを同
時に発光しうるように、前記複数のLEDチップに電流
を供給する期間があり、前記電流制御値に対する前記感
光材料の濃度特性値の関係である電流濃度関係を求める
ときは、前記複数のLEDチップの中で、主走査方向に
1ライン分のLEDチップだけに電流を供給する期間が
あり、かつ、前記主走査方向に1ライン分のLEDチッ
プだけで露光する領域が感光材料上にできるように露光
するので、複数のLEDチップが存在する場合にも主走
査方向に1ライン分のLEDチップずつで露光を行うた
め、一定の大きさのテストパッチを作成することがで
き、電流濃度関係を正確に求めることが可能になる。
【0123】(8)請求項8記載の発明では、画像記録
時は、n個(n≧2)の照射域が主走査方向に交差する
方向に所定のピッチ(副走査方向のピッチがL2)で並
んでいる場合に、通常のn×L2の副走査ピッチに対
し、電流濃度関係を求める際にはL2の副走査ピッチと
することで、主走査方向と副走査方向とに一定の大きさ
のテストパッチを作成することができ、電流濃度関係を
正確に求めることが可能になる。
【0124】(9)請求項9記載の発明では、電流濃度
関係を求めるときの前記主走査方向に1ライン分のLE
Dチップの露光は、主走査方向に存在する複数のLED
チップが同時に発光する、一定の大きさのテストパッチ
を効率的に作成することができ、電流濃度関係を正確に
求めることが可能になる。
【0125】(10)請求項10記載の発明では、電流
濃度関係を求めるときの前記主走査方向に1ライン分の
LEDチップの露光は、1個のLEDチップのみが発光
するので、一定の大きさのテストパッチを正確に作成す
ることができ、電流濃度関係を正確に求めることが可能
になる。
【0126】(11)請求項11記載の発明では、1ラ
イン分のLEDチップだけで露光を行うため、一定の大
きさのテストパッチを作成することができ、温度濃度関
係を正確に求めることが可能になる。
【0127】(12)請求項12記載の発明では、温度
濃度関係をより正確に求めることが可能になる。 (13)請求項13記載の発明では、主走査方向に存在
する複数個のLEDチップが同時に発光するため、テス
トパッチを迅速に作成することができる。
【0128】(14)請求項14記載の発明では、主走
査方向・副走査方向に1個のLEDチップだけが発光す
るため、個々のLEDチップに関する温度濃度関係を正
確に作成することができる。
【0129】(15)請求項15記載の発明では、1ラ
イン分のLEDチップだけで露光を行うため、一定の大
きさのテストパッチを作成することができ、電流温度濃
度関係を正確に求めることが可能になる。
【0130】(16)請求項16記載の発明では、電流
温度濃度関係をより正確に求めることが可能になる。 (17)請求項17記載の発明では、主走査方向に存在
する複数個のLEDチップが同時に発光するため、テス
トパッチを迅速に作成することができる。
【0131】(18)請求項18記載の発明では、主走
査方向・副走査方向に1個のLEDチップだけが発光す
るため、個々のLEDチップに関する電流温度濃度関係
を正確に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成を
示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成の
一部を示す模式図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例のLEDユニットの
構成を示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態における電流と波長との関
係を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態における電流濃度関係を示
す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態における温度と波長との関
係を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態における温度濃度関係を示
す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態における電流温度濃度関係
を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態例におけるLEDユニッ
トの構成を示す構成図である。
【図11】本発明の実施の形態例におけるLEDユニッ
トの画像記録時の発光と副走査ピッチの様子を示す説明
図である。
【図12】本発明の実施の形態例におけるLEDユニッ
トの濃度検知時の発光と副走査ピッチの様子を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 画像記録装置 3 露光部 4 処理部 100 画像記録制御部 101 CPU 102 RAM 420〜422 LEDユニット 431 結像光学系 490〜492 温度センサ
フロントページの続き (72)発明者 大石 篤 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 玉腰 泰明 埼玉県狭山市大字上広瀬591−7 コニカ 株式会社内 Fターム(参考) 2C162 AE23 AF04 AF20 AF29 AF60 AF70 AF86 FA17 2H106 AA76 AA80 AB12

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LEDチップに電流を流して、前記LE
    Dチップを発光させて、前記LEDチップから照射され
    た露光光により感光材料に画像を記録する画像記録装置
    において、 前記LEDチップヘの電流を制御する電流制御値と前記
    感光材料の濃度特性値との関係である電流濃度関係を記
    憶する電流濃度関係記憶手段と、 前記電流濃度関係記憶手段により記憶されている電流濃
    度関係を用いて、LEDチップに供給する電流を制御す
    る電流供給手段と、を有する画像記録装置。
  2. 【請求項2】 LEDチップに電流を流して、前記LE
    Dチップを発光させて、前記LEDチップから照射され
    た露光光により感光材料に画像を記録する画像記録装置
    において、 前記LEDチップに関する温度関係値を得る温度検知手
    段と、 前記LEDチップの温度関係値と前記感光材料の濃度特
    性値との関係である温度濃度関係を記憶する温度濃度関
    係記憶手段と、 前記温度検知手段により得られた温度関係値と、前記温
    度濃度関係記憶手段により記憶されている温度濃度関係
    を用いて、LEDチップに供給する電流を制御する電流
    供給手段と、を有する画像記録装置。
  3. 【請求項3】 LEDチップに電流を流して、前記LE
    Dチップを発光させて、前記LEDチップから照射され
    た露光光により感光材料に画像を記録する画像記録装置
    において、 前記LEDチップに関する温度関係値を得る温度検知手
    段と、 前記LEDチップヘの電流を制御する電流制御値および
    前記LEDチップの温度関係値に対する前記感光材料の
    濃度特性値の関係である電流温度濃度関係を記憶する電
    流温度濃度関係記憶手段と、 前記温度検知手段により得られた温度関係値と、前記電
    流温度濃度関係記憶手段により記憶されている電流温度
    濃度関係を用いて、LEDチップに供給する電流を制御
    する電流供給手段と、を有する画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記LEDチップ周辺の温度関係値を得
    る温度センサを有し、前記温度センサにより得た温度関
    係値に応じて前記電流供給手段が前記LEDチップに供
    給する電流を制御する、ことを特徴とする請求項2また
    は請求項3のいずれかに記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記LEDチップが、10℃〜30℃に
    おけるピーク波長のバラツキが50nm以下であり、 前記LEDチップの温度が30℃以下のときに、前記L
    EDユニットから照射された光により画像を記録する、
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記
    載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記LEDチップを複数有し、前記電流
    供給手段は、LEDチップに供給する電流を複数のLE
    Dチップの各々毎に制御する、ことを特徴とする請求項
    1乃至請求項5のいずれかに記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 複数のLEDチップを有し、前記複数の
    LEDチップの各々に電流を流して、前記複数のLED
    チップを発光させて、前記LEDチップから照射された
    露光光により、1回の主走査で同時に複数本の走査線分
    の画像を記録することにより、感光材料に画像を記録す
    る画像記録装置において、 画像記録時は、画像データに応じて前記複数のLEDチ
    ップを同時に発光しうるように、前記複数のLEDチッ
    プに電流を供給する期間があり、 前記電流制御値に対する前記感光材料の濃度特性値の関
    係である電流濃度関係を求めるときは、前記複数のLE
    Dチップの中で、主走査方向に1ライン分のLEDチッ
    プだけに電流を供給する期間があり、かつ、前記主走査
    方向に1ライン分のLEDチップだけで露光する領域が
    感光材料上にできるように露光する、ことを特徴とする
    画像記録装置。
  8. 【請求項8】 画像記録時は、前記複数のLEDチップ
    により感光材料上に照射される領域は、n個(n≧2)
    の照射域が主走査方向に交差する方向に所定のピッチ
    (副走査方向のピッチがL2)で並んでおり、1回の主
    走査当たり、前記複数のLEDチップにより感光材料上
    に照射される照射域は、所定のピッチn×L2で副走査
    方向に移動するものであり、 前記電流制御値に対する前記感光材料の濃度特性値の関
    係である電流濃度関係を求めるときは、前記複数のLE
    Dチップの中で、主走査方向に1ライン分のLEDチッ
    プだけに電流を供給する期間があり、 前記主走査方向に1ライン分のLEDチップだけで露光
    する期間では、1回の主走査当たり、当該主走査方向に
    1ライン分のLEDチップにより感光材料上に照射され
    る照射域は、所定のピッチL2で副走査方向に移動しな
    がら、当該主走査方向に1ライン分のLEDチップによ
    り感光材料上に照射される領域が感光材料上にできるよ
    うに露光する期間がある、ことを特徴とする請求項7記
    載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記電流制御値に対する前記感光材料の
    濃度特性値の関係である電流濃度関係を求めるときの前
    記主走査方向に1ライン分のLEDチップの露光は、主
    走査方向に存在する複数のLEDチップが同時に発光す
    る、ことを特徴とする請求項7または請求項8のいずれ
    かに記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記電流制御値に対する前記感光材料
    の濃度特性値の関係である電流濃度関係を求めるときの
    前記主走査方向に1ライン分のLEDチップの露光は、
    1個のLEDチップのみが発光する、ことを特徴とする
    請求項7または請求項8のいずれかに記載の画像記録装
    置。
  11. 【請求項11】 複数のLEDチップを有し、前記複数
    のLEDチップの各々に電流を流して、前記複数のLE
    Dチップを発光させて、前記LEDチップから照射され
    た露光光により、1回の主走査で同時に複数本の走査線
    分の画像を記録することにより、感光材料に画像を記録
    する画像記録装置において、 画像記録時は、画像データに応じて前記複数のLEDチ
    ップを同時に発光しうるように、前記複数のLEDチッ
    プに電流を供給する期間があり、 前記LEDチップの温度関係値と前記感光材料の濃度特
    性値との関係である温度濃度関係を求めるときは、前記
    複数のLEDチップの中で、主走査方向に1ライン分の
    LEDチップだけに電流を供給する期間があり、かつ、
    前記主走査方向に1ライン分のLEDチップだけで露光
    する領域が感光材料上にできるように露光する、ことを
    特徴とする画像記録装置。
  12. 【請求項12】 画像記録時は、前記複数のLEDチッ
    プにより感光材料上に照射される領域は、n個(n≧
    2)の照射域が主走査方向に交差する方向に所定のピッ
    チ(副走査方向のピッチがL2)で並んでおり、1回の
    主走査当たり、前記複数のLEDチップにより感光材料
    上に照射される照射域は、所定のピッチn×L2で副走
    査方向に移動するものであり、 前記LEDチップの温度関係値と前記感光材料の濃度特
    性値との関係である温度濃度関係を求めるときは、前記
    複数のLEDチップの中で、主走査方向に1ライン分の
    LEDチップだけに電流を供給する期間があり、 前記主走査方向に1ライン分のLEDチップだけで露光
    する期間では、1回の主走査当たり、当該主走査方向に
    1ライン分のLEDチップにより感光材料上に照射され
    る照射域は、所定のピッチL2で副走査方向に移動しな
    がら、当該主走査方向に1ライン分のLEDチップによ
    り感光材料上に照射される領域が感光材料上にできるよ
    うに露光する期間がある、ことを特徴とする請求項11
    記載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記LEDチップの温度関係値と前記
    感光材料の濃度特性値との関係である温度濃度関係を求
    めるときの前記主走査方向に1ライン分のLEDチップ
    の露光は、主走査方向に存在する複数のLEDチップが
    同時に発光する、ことを特徴とする請求項11または請
    求項12のいずれかに記載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】 前記LEDチップの温度関係値と前記
    感光材料の濃度特性値との関係である温度濃度関係を求
    めるときの前記主走査方向に1ライン分のLEDチップ
    の露光は、1個のLEDチップのみが発光する、ことを
    特徴とする請求項11または請求項12のいずれかに記
    載の画像記録装置。
  15. 【請求項15】 複数のLEDチップを有し、前記複数
    のLEDチップの各々に電流を流して、前記複数のLE
    Dチップを発光させて、前記LEDチップから照射され
    た露光光により、1回の主走査で同時に複数本の走査線
    分の画像を記録することにより、感光材料に画像を記録
    する画像記録装置において、 画像記録時は、画像データに応じて前記複数のLEDチ
    ップを同時に発光しうるように、前記複数のLEDチッ
    プに電流を供給する期間があり、 前記LEDチップヘの電流を制御する電流制御値および
    前記LEDチップの温度関係値に対する前記感光材料の
    濃度特性値の関係である電流温度濃度関係を求めるとき
    は、前記複数のLEDチップの中で、主走査方向に1ラ
    イン分のLEDチップだけに電流を供給する期間があ
    り、かつ、前記主走査方向に1ライン分のLEDチップ
    だけで露光する領域が感光材料上にできるように露光す
    る、ことを特徴とする画像記録装置。
  16. 【請求項16】 画像記録時は、前記複数のLEDチッ
    プにより感光材料上に照射される領域は、n個(n≧
    2)の照射域が主走査方向に交差する方向に所定のピッ
    チ(副走査方向のピッチがL2)で並んでおり、1回の
    主走査当たり、前記複数のLEDチップにより感光材料
    上に照射される照射域は、所定のピッチn×L2で副走
    査方向に移動するものであり、 前記LEDチップヘの電流を制御する電流制御値および
    前記LEDチップの温度関係値に対する前記感光材料の
    濃度特性値の関係である電流温度濃度関係を求めるとき
    は、前記複数のLEDチップの中で、主走査方向に1ラ
    イン分のLEDチップだけに電流を供給する期間があ
    り、 前記主走査方向に1ライン分のLEDチップだけで露光
    する期間では、1回の主走査当たり、当該主走査方向に
    1ライン分のLEDチップにより感光材料上に照射され
    る照射域は、所定のピッチL2で副走査方向に移動しな
    がら、当該主走査方向に1ライン分のLEDチップによ
    り感光材料上に照射される領域が感光材料上にできるよ
    うに露光する期間がある、ことを特徴とする請求項15
    記載の画像記録装置。
  17. 【請求項17】 前記LEDチップヘの電流を制御する
    電流制御値および前記LEDチップの温度関係値に対す
    る前記感光材料の濃度特性値の関係である電流温度濃度
    関係を求めるときの前記主走査方向に1ライン分のLE
    Dチップの露光は、主走査方向に存在する複数のLED
    チップが同時に発光する、ことを特徴とする請求項15
    または請求項16のいずれかに記載の画像記録装置。
  18. 【請求項18】 前記LEDチップヘの電流を制御する
    電流制御値および前記LEDチップの温度関係値に対す
    る前記感光材料の濃度特性値の関係である電流温度濃度
    関係を求めるときの前記主走査方向に1ライン分のLE
    Dチップの露光は、1個のLEDチップのみが発光す
    る、ことを特徴とする請求項15または請求項16のい
    ずれかに記載の画像記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004249723A (ja) * 2003-01-27 2004-09-09 Citizen Watch Co Ltd 露光装置の光源調整方法及び光源調整された露光装置

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JP2004249723A (ja) * 2003-01-27 2004-09-09 Citizen Watch Co Ltd 露光装置の光源調整方法及び光源調整された露光装置

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