JP2003011403A - リライト印刷装置 - Google Patents

リライト印刷装置

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JP2003011403A
JP2003011403A JP2001204510A JP2001204510A JP2003011403A JP 2003011403 A JP2003011403 A JP 2003011403A JP 2001204510 A JP2001204510 A JP 2001204510A JP 2001204510 A JP2001204510 A JP 2001204510A JP 2003011403 A JP2003011403 A JP 2003011403A
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head
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Application number
JP2001204510A
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English (en)
Inventor
Kazuto Takano
和人 高野
Yasumi Hashizume
保美 橋爪
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Oki Power Tech Co Ltd
Original Assignee
Oki Power Tech Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面リライト印刷装置では、媒体の第1面に
印刷を行なうときは上側から印刷が行なわれ、第2面に
印刷を行なうときは下側から印刷するので、媒体の長さ
を固定とし、媒体の長さを元に印刷開始点を決定するた
め、媒体の長さが変動したとき両面の印刷位置にずれが
発生する。 【解決手段】 ヘッド部に配置した媒体検出センサによ
り印刷媒体の端部を検出し、第1の印刷面の印刷終了時
点から前記印刷媒体の端部までの長さを計測し、第2の
印刷面の印刷のときに、印刷媒体の端部から前記計測し
た長さと、前記媒体検出センサと記録ヘッド間の距離の
2倍の長さを搬送した後に印刷を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面に一定回数の
印刷と消去を繰り返すことが可能なリライト印刷媒体
(以下、単に「媒体」という)を用い、印刷及び消去を
行なうリライト印刷装置において、両面の印刷位置ずれ
をなくすリライト印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のリライト印刷装置の構成
図である。リライト印刷装置本体1は消去ヘッド2、記
録ヘッド3、ヘッド部4、駆動モータ5、6、フィード
ローラ7、8、ヘッド移動モータ9、ガイドシャフト1
0、ブレード11、表示領域12、待機領域13、媒体
a14、媒体b15、ピントラクタ50、51、52、
53から構成される。
【0003】ヘッド部4は、消去ヘッド2及び記録ヘッ
ド3から構成され、消去ヘッド2は、後述の印刷・消去
原理に基づき、媒体a14、媒体b15に印刷されたも
のを消去する消去ヘッドであり、記録ヘッド3は媒体a
14、媒体b15に印刷する記録ヘッドである。ヘッド
部4はガイドシャフト10に摺動自在に取り付けられヘ
ッド移動モータ9の駆動により図示しないシンクロベル
ト等によりガイドシャフト10に沿って左右に移動する
機構となっている。
【0004】表示領域12は印刷された媒体a14また
は媒体b15の印刷内容を表示するための領域であり、
待機領域13は、もう一方の媒体b15または媒体a1
4を本体裏側に退避する退避領域である。
【0005】駆動モータ5は図示しないギア或いはベル
ト等によりフィードローラ7、ピントラクタ50、51
を回転駆動し、媒体a14、媒体b15の左右余白部分
に設けられた図示しないフィード孔とフィードローラ
7、ピントラクタ50、51とを篏合させ媒体a14ま
たは媒体b15を本体表側の表示領域12から本体裏側
に搬送駆動するものであり、駆動モータ6は同様にギア
或いはベルトによりフィードローラ8、ピントラクタ5
2、53を回転駆動し、媒体a14、媒体b15の左右
余白部分に設けられた図示しないフィード孔とフィード
ローラ8、ピントラクタ52、53とを篏合させ媒体a
14または媒体b15を本体裏側から本体表側、場合に
よっては後述のブレード11によりさらに本体裏側の待
機領域13に搬送駆動するものである。また、ブレード
11はフィードローラ8により搬送される本体裏側の媒
体a14または媒体b15を本体表側の表示領域12、
或いは再度本体裏側の待機領域13に選択的に媒体を搬
送するための切り替え部である。
【0006】ここで、媒体a14、媒体b15は、図5
(a)、及び(b)に示すように、透明な支持体31の
両面に、ロイコ染料と熱の作用によってロイコ材料に対
して顕色性を呈する基と、減色性を呈する基を同一分子
内に有する化合物である顕減色剤およびバインダー等か
らなる記録層32、記録層33を両面に形成し、そ
の各表面に必要に応じて耐久性を向上させる保護層、紫
外線保護層あるいは耐磨耗用の保護層等の透明な保護層
34、35を重ねて構成してある。ここで、必要に応じ
て、両面の記録層32、記録層33は異なる色を発
色する材料とする。
【0007】一般に、ロイコ染料はフェノール性化合物
と熱的に反応してロイコ染料のラクトン環が開環し、無
色から有色に色変化をする。しかし、ラクトン環を開環
した有色化合物は塩基性物質にふれると閉環してもとの
ラクトン環である無色の化合物に戻る。このように、顕
減色剤とロイコ染料の可逆性によって、顕減色剤は無色
のロイコ染料を熱エネルギーの制御のみでラクトン環を
開環して有色化合物にしたり、閉環して無色のロイコ染
料に戻したりすることが複数回繰り返してできる性質を
利用してリライト記録媒体としてある。
【0008】このような構成のリライタブル記録媒体は
高温、短時間の第1エネルギー、例えば150〜180
℃で1〜3msecの熱エネルギーを与えるとその個所
が例えば黒色(他に青色、赤色等がある。)になる。つ
ぎに、低音、長時間の第2のエネルギー、例えば130
℃〜150℃で5msec〜2secの熱エネルギーを
与えるとその個所の色は消去されることになる。
【0009】本発明で用いる媒体a14、媒体b15
は、以上の特性を有するリライタブル記録媒体から構成
され、以上の特性に基づき、消去ヘッド2、記録ヘッド
3により両面に消去、印刷が行なわれ、透明な支持体3
1、透明な保護層34、35とすることにより両面に印
刷された内容を重ねて表示することができる。
【0010】ここで、図10(b)側面図において媒体
a14は側が本体表側に側が本体裏側に面して配置
されており媒体の上側が本体1の上側に向いて配置され
ており、一方、本体裏側の媒体b15の側は本体表
側、側が本体裏側に面して配置されており、本体1の
下側に向いて媒体が配置されている。
【0011】図10には図示していないが制御系200
は、図9のように、制御部101、モータ駆動回路10
2、本体1に設置された媒体検出センサ103から構成
され、PC等の上位装置100が制御部101に接続さ
れ、リライト印刷装置にて印刷させるデータが制御部1
01に送信されてくる。制御部101はリライト印刷装
置の動作を制御するものであり、マイクロプロセッサ等
で構成されている。制御部101はモータ駆動回路10
2に接続されるとともに、媒体a14、媒体b15を表
示領域12、或いは待機領域13に移動制御するセンサ
として媒体の端部を検出するために本体1に設置した複
数の媒体検出センサ103の出力が接続され、また、モ
ータ駆動回路102には、媒体a14、媒体b15を搬
送する駆動モータ5、6、ヘッド移動モータ9が接続さ
れている。
【0012】以上の制御系200の構成により、前記各
媒体検出センサ103の検出信号に基づき各モータを制
御し、媒体a14、媒体b15を搬送し、消去、印刷動
作を行なう。
【0013】図11の従来のリライト印刷装置の動作説
明図に従い印刷動作を説明する。同図(a)は媒体a1
4が本体表側に、媒体b15が本体裏側に配置されてい
る初期の状態を示しており、同図(b)、(c)、
(d)は本体裏側媒体b15の面に消去と印刷を行な
う動作を示しており同図(e)、(f)、(g)は本体
裏側媒体b15の面に消去と印刷を行ない本体表側媒
体a14と入れ替えを行なう動作を示している。
【0014】まず、同図(a)の初期状態から、駆動モ
ータ6によりフィードローラ8、ピントラクタ52、5
3を回転駆動し同図(b)のように本体裏側の媒体b1
5を下側に移動させながら消去ヘッド2、記録ヘッド3
により消去し、媒体b15の面側の印刷を行なう。こ
のとき消去、印刷は表示領域12に表示するときの上側
に相当する側から消去、印刷が行なわれる。
【0015】ここで、媒体a14、媒体b15の消去・
記録は、消去・記録ヘッドが本体裏側に向いており、媒
体a14、或いは媒体b15は下側に向かって搬送され
ながら行なわれる。このときヘッド部4をヘッド移動モ
ータ9の駆動によりガイドシャフト10に沿って左右方
向に移動させながら先に消去ヘッド2により一行分を消
去し、同時に記録ヘッド3により前1行の記録を行な
い、一行分の消去・記録が行なわれるとフィードローラ
8、ピントラクタ52、53により一行分、媒体a1
4、媒体b15を移動する。
【0016】次に、フィードローラ8にて媒体b15が
本体1の下側を経由し、ブレード11を上側とすること
により同図(c)のように本体裏側に搬送し、同図
(d)のように待機領域13に搬送する。このとき媒体
b15の向きは初期状態の向きに対し表裏反転されてお
り、媒体b15の上部が上になるように配置されてい
る。
【0017】次に、同図(e)に示すように本体表側の
媒体a14を本体裏側に搬送し、一方、媒体b15の
側を消去、印刷し、同図(f)のように本体表側に媒体
b15を搬送し、同図(g)のように両面印刷した媒体
b15を表示領域12に配置する。
【0018】以上の印刷動作により図6の(a)のよう
に両面に印刷がなされ、本体表側の表示領域12に表示
される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上述
べたように従来のリライト印刷装置では、図11(b)
にて媒体b15の面に印刷を行なうときは印刷媒体b
15の上側から印刷が行なわれ、同図(e)にて面に
印刷を行なうときは媒体b15の下側から印刷すること
になり、このため面に印刷を行なうときは本体1に設
置した媒体検出センサにて媒体b15の端部を検出し、
端部からの距離Lt1にて印刷を行ない、一方の面に
印刷を行なうときは、面と印刷する位置とを合わせる
ために、媒体の長さを全て一定の長さLaにして置き、
媒体の長さLaから前記距離Lt1と印刷内容の長さL
pを減算した距離Lt2(すなわちLt2=La−Lt
1−Lp)を算出し、本体1に設置した媒体検出センサ
にて媒体b15の端部を検出してから、距離Lt2分搬
送した後に印刷内容を上下反転し印刷を開始していた。
従って媒体の長さは非常に精度よく製造しなくてはなら
なかった。また、仮に、媒体の長さが変動した場合、例
えば、媒体の長さが正規の長さLaより長くなっている
場合は、印刷を開始するまでの距離を前記算出距離Lt
2より長くすべきであるが、長さの変動を予測できず前
記算出距離Lt2搬送後印刷を開始するので面の印刷
位置より早めに印刷が開始され、図6(b)のように隙
間が発生し、印刷のずれが発生し、逆に媒体の長さがL
aより短い場合には、印刷を開始するまでの距離を前記
算出距離Lt2より短くすべきであるが、長さの変動を
予測できず前記算出距離Lt2搬送後印刷を開始するの
で面の印刷位置より遅めに印刷が開始され、重なり部
分が発生するという問題があった。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例によれ
ば、本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採
用する。
【0021】すなわち、本発明は、第1の温度により加
熱後急冷することにより顕色性を呈し、第2の温度によ
り加熱後徐冷することにより退色性を呈する記録層を透
明支持体の両面に有する両面リライト記録媒体を印刷媒
体として印刷を行なうリライト印刷装置において、ヘッ
ド部に配置した媒体検出センサにより印刷媒体の端部を
検出し、第1の印刷面の印刷終了時点から印刷媒体の端
部までの長さを計測し、第2の印刷面の印刷のときに、
前記計測した長さと、前記媒体検出センサと記録ヘッド
間の距離の2倍の長さを搬送した後に印刷を開始する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明実施の形態を図面に
従って説明する。なお、各図面に共通する要素には同一
符号を付す。
【0023】(構成)図1は本発明実施例のリライト印
刷装置の構成を示す構成図である。リライト印刷装置本
体1は消去ヘッド2、記録ヘッド3、媒体検出センサ2
0、ヘッド部4、駆動モータ5、6、フィードローラ
7、8、ヘッド移動モータ9、ガイドシャフト10、ブ
レード11、表示領域12、待機領域13、媒体a1
4、媒体b15、ピントラクタ50、51、52、53
から構成される。
【0024】ヘッド部4は、消去ヘッド2及び記録ヘッ
ド3、及び媒体検出センサ20から構成され、消去ヘッ
ド2は、後述の印刷・消去原理に基づき、媒体a14、
媒体b15に印刷されたものを消去する消去ヘッドであ
り、記録ヘッド3は媒体a14、媒体b15に印刷する
記録ヘッドである。ヘッド部4はガイドシャフト10に
摺動自在に取り付けられヘッド移動モータ9の駆動によ
り図示しないシンクロベルト等によりガイドシャフト1
0に沿って左右方向に移動する機構となっている。
【0025】表示領域12は印刷された媒体a14また
は媒体b15の印刷内容を表示するための領域であり、
待機領域13は、もう一方の媒体b15または媒体a1
4を本体裏側に退避する退避領域である。
【0026】駆動モータ5は図示しないギア或いはベル
ト等によりフィードローラ7、ピントラクタ50、51
を回転駆動し、媒体a14、媒体b15の左右余白部分
に設けられた図示しないフィード孔とフィードローラ
7、ピントラクタ50、51とを篏合させ媒体a14ま
たは媒体b15を本体表側の表示領域12から本体裏側
に搬送駆動するものであり、駆動モータ6は同様にギア
或いはベルトによりフィードローラ8、ピントラクタ5
2、53を回転駆動し、媒体a14、媒体b15の左右
余白部分に設けられた図示しないフィード孔とフィード
ローラ8、ピントラクタ52、53とを篏合させ媒体a
14または媒体b15を本体裏側から本体表側、場合に
よっては後述のブレード11によりさらに本体裏側の待
機領域13に搬送駆動するものである。また、ブレード
11はフィードローラ8により搬送される本体裏側の媒
体a14または媒体b15を本体表側の表示領域12、
或いは再度本体裏側の待機領域13に選択的に媒体を搬
送するための切り替え部である。
【0027】ここで、媒体a14、媒体b15は、図5
(a)、及び(b)に示すように、透明な支持体31の
両面に、ロイコ染料と熱の作用によってロイコ材料に対
して顕色性を呈する基と、減色性を呈する基を同一分子
内に有する化合物である顕減色剤およびバインダー等か
らなる記録層32、記録層33を両面に形成し、そ
の各表面に必要に応じて耐久性を向上させる保護層、紫
外線保護層あるいは耐磨耗用の保護層等の透明な保護層
34、35を重ねて構成してある。ここで、必要に応じ
て、両面の記録層32、記録層33は異なる色を発
色する材料とする。
【0028】一般に、ロイコ染料はフェノール性化合物
と熱的に反応してロイコ染料のラクトン環が開環し、無
色から有色に色変化をする。しかし、ラクトン環を開環
した有色化合物は塩基性物質にふれると閉環してもとの
ラクトン環である無色の化合物に戻る。このように、顕
減色剤とロイコ染料の可逆性によって、顕減色剤は無色
のロイコ染料を熱エネルギーの制御のみでラクトン環を
開環して有色化合物にしたり、閉環して無色のロイコ染
料に戻したりすることが複数回繰り返してできる性質を
利用してリライト記録媒体としてある。
【0029】このような構成のリライタブル記録媒体は
高温、短時間の第1エネルギー、例えば150〜180
℃で1〜3msecの熱エネルギーを与えるとその個所
が例えば黒色(他に青色、赤色等がある。)になる。つ
ぎに、低音、長時間の第2のエネルギー、例えば130
℃〜150℃で5msec〜2secの熱エネルギーを
与えるとその個所の色は消去されることになる。
【0030】本発明で用いる媒体a14、媒体b15
は、以上の特性を有するリライタブル記録媒体から構成
され、以上の特性に基づき、消去ヘッド2、記録ヘッド
3により両面に消去、印刷が行なわれ、透明な支持体3
1、透明な保護層34、35とすることにより両面に印
刷された内容を重ねて表示することができる。
【0031】ここで、図1(b)側面図において媒体a
14は側が本体表側に側が本体裏側に面して配置さ
れており媒体の上側が本体1の上側に向いて配置されて
おり、一方、本体裏側の媒体b15の側が本体表側、
側が本体裏側に向かって配置されており、本体1の下
側に向かって媒体が配置されている。
【0032】図1には図示していないが制御系200
は、図9のように、制御部101、モータ駆動回路10
2、本体1に設置された媒体検出センサ103から構成
され、PC等の上位装置100が制御部101に接続さ
れ、リライト印刷装置にて印刷させるデータが制御部1
01に送信されてくる。制御部101はリライト印刷装
置の動作を制御するものであり、マイクロプロセッサ等
で構成されている。制御部101はモータ駆動回路10
2に接続されるとともに、媒体a14、媒体b15を表
示領域12、或いは待機領域13に移動制御するセンサ
として媒体の端部を検出するために本体1に設置した複
数の媒体検出センサ103の出力が接続され、また、モ
ータ駆動回路102には、媒体a14、媒体b15を搬
送する駆動モータ5、6、ヘッド移動モータ9が接続さ
れている。
【0033】以上の制御系200の構成により、前記各
媒体検出センサ103及び図9には図示していない媒体
検出センサ20の検出信号に基づきモータ駆動を制御
し、媒体a14、媒体b15を搬送し、消去、印刷動作
を行なう。
【0034】図2の本発明のリライト印刷装置の動作説
明図、及び図3、図4の動作フローチャートに従い印刷
動作を説明する。ここで、図2(a)は媒体a14が本
体表側に、媒体b15が本体裏側に配置されている初期
の状態を示しており、図2(b)、(c)、(d)は本
体裏側媒体b15の面の消去と印刷を行なう動作を示
しており図2(e)、(f)、(g)は本体裏側媒体b
15の面の消去と印刷を行ない本体表側媒体a14と
入れ替えを行なう動作を示している。
【0035】まず、図2(a)の初期状態から、ステッ
プS1にて駆動モータ6をオンしフィードローラ8、ピ
ントラクタ52、53を回転駆動し本体裏側の媒体b1
5をヘッド部4に搬送する。そして、ステップS2にて
本体1のヘッド部4に配置した媒体検出センサ20によ
り媒体b15の端部を検出すると、ステップS3にて駆
動モータ6を一旦オフし、ステップS4にてヘッド移動
モータ9をオンし、ヘッド部4を左右方向に移動しなが
ら、一行分の消去と印刷を行ない、再び駆動モータ6を
オンし、1行分フィードする。そして、ステップS5に
て印刷が終了していない場合は、再びステップS4に戻
り次の行の印刷を継続する。図2(b)の状態は上記印
刷の途中を示している。
【0036】一方ステップS5にて印刷を終了した場合
は、ステップS6にて印刷終了時点から媒体の移動距離
を例えば駆動モータ6の回転量等で測定する。媒体b1
5の端部を前記媒体検出センサ20にて検出し、媒体エ
ンドでない場合はステップS6に戻り引き続き移動距離
を測定する。一方媒体エンドを検出した場合は、ステッ
プ6にて測定した印刷終了時点から媒体b15の移動距
離L1を例えば制御部101内のレジスタに一旦格納す
る。次にステップ8にてブレード11を上方向にし、ピ
ントラクタ52を逆回転させ、図2(c)の状態のよう
に媒体b15を待機領域13へとフィードする。
【0037】そして、ステップS9にて、図2(d)の
状態のように媒体b15が待機領域に配置されたと判断
すると、次にステップS10にて図2(e)の状態のよ
うに駆動モータ5をオンしフィードローラ7、ピントラ
クタ50、51を回転駆動し媒体a14を本体表側の表
示領域12から本体裏側の待機領域13に移動し、図2
(f)のように媒体a14が待機領域に移動完了すると
駆動モータ5をオフしフィードローラ7、ピントラクタ
50、51の回転駆動を停止する。また、このとき駆動
モータ6をオンしフィードローラ8、ピントラクタ5
2、53を回転駆動し本体裏側の媒体b15をヘッド部
4に搬送する。そして、ステップS11にて本体1のヘ
ッド部4に配置した媒体検出センサ20により媒体b1
5の端部を検出すると、制御部101にて上下反転させ
た印刷内容を、ステップS12にて距離L1分の長さ
と、媒体検出センサ20と記録ヘッド3間の距離L2の
2倍分の長さを移動後、駆動モータ6を一旦オフしステ
ップS13にてヘッド移動モータ9をオンしヘッド部4
を左右方向に移動しながら一行分の消去と印刷を開始
し、1行分の消去、印刷を終了後再び駆動モータ6をオ
ンし、1行分フィードする。そして、ステップS14に
て印刷が終了しない場合は、再びステップS13に戻り
次の行の印刷を継続する。図2(e)の状態は上記印刷
の途中を示している。
【0038】ここで、ステップS12にて距離L1分の
長さと、媒体検出センサ20と記録ヘッド3間の距離L
2の2倍分の長さを移動後、印刷を開始している理由
は、図7(a)に示したように媒体b15の面に印刷
する際、印刷終了時点であるa点から余白部分L1搬送
後媒体検出センサ20にて端部を検出するので、図7
(b)に示したように媒体b15の面に印刷開始する
ときには媒体検出センサ20にて媒体b15の端部を検
出してから余白部分L1と、媒体検出センサと記録ヘッ
ド間の距離L2の2倍分移動して記録開始点であるa点
に到達するためである。
【0039】一方ステップS14にて印刷を終了した場
合は、ステップ15にてブレード11を下方向とし、駆
動モータ5をオンしピントラクタ50、51を回転駆動
させ、図2(f)の状態のように媒体b15を表示領域
12へとフィードする。そしてステップ16にて媒体b
15が表示領域12に移動完了したかどうかを判断し、
図2(g)のように移動を完了した場合に印刷動作を終
了する。
【0040】以上の印刷動作により図6の(a)のよう
に各面の印刷位置にずれを発生することなく両面に印刷
がなされ、本体表側の表示領域12にて表示される。
【0041】以上、本発明実施例を説明してきたが、本
発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、図
8に示したように媒体検出センサ20をヘッド部4の記
録ヘッド3と媒体搬送方向に水平に同一位置に配置し、
第1面の印刷終了時点から媒体端部を検出するまでの搬
送距離L1を計測し、第2面の印刷のときに、端部を媒
体検出センサにて検出後、前記計測した長さ分搬送した
のち印刷を開始するようにしても同様の効果が得られ
る。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に述べたように本発明のリライ
ト印刷装置によれば、両面印刷可能なリライト印刷装置
において、媒体検出センサをヘッド部に設けることによ
り、両面の印刷開始位置を一致させることができ、両面
の印刷のずれをなくすことができる。また、媒体の長さ
を精度よく製造する必要もなく、媒体を安価にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のリライト印刷装置の構成図であ
る。
【図2】本発明実施例のリライト印刷装置の動作説明図
である。
【図3】本発明実施例のリライト印刷装置の動作フロー
チャート(1/2)である。
【図4】本発明実施例のリライト印刷装置の動作フロー
チャート(2/2)である。
【図5】リライト媒体の構成図である。
【図6】媒体の表裏印刷結果を示す図である。
【図7】本発明の印刷開始位置決定動作の説明図であ
る。
【図8】本発明のヘッド部4の変形例を示す図である。
【図9】リライト印刷装置の制御系を示すブロック図で
ある。
【図10】従来のリライト印刷装置の構成図である。
【図11】従来のリライト印刷装置の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 リライト印刷装置本体 2 消去ヘッド 3 記録ヘッド 4 ヘッド部 5、6 駆動モータ 7、8 フィードローラ 9 ヘッド移動モータ 10 ガイドシャフト 11 ブレード 12 表示領域 13 待避領域 14、15 媒体 20 媒体検出センサ 50、51、52、53 ピントラクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB15 AC06 AE02 GA02 GB01 GB17 GB31 GB32 GB47 GB53 GC11 2C062 RA06 2C065 AB01 CZ05 CZ13 CZ17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の温度により加熱後急冷することに
    より顕色性を呈し、第2の温度により加熱後徐冷するこ
    とにより退色性を呈する記録層を透明支持体の両面に有
    する両面リライト記録媒体を印刷媒体として印刷を行な
    うリライト印刷装置において、 第1の印刷面の印刷終了時点から前記印刷媒体の端部ま
    での長さを計測する手段を有し、 第2の印刷面の印刷のときに、印刷媒体の端部から前記
    計測した長さに基づき印刷開始位置を決定することを特
    徴とするリライト印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記長さを計測する手段として、ヘッド
    部に配置した媒体検出センサにより印刷媒体の端部を検
    出し、第1の印刷面の印刷終了時点から前記印刷媒体の
    端部までの長さを計測し、 第2の印刷面の印刷のときに、前記計測した長さと、前
    記媒体検出センサと記録ヘッド間の距離の2倍の長さを
    搬送した後に印刷を開始することを特徴とする請求項1
    記載のリライト印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記長さを計測する手段として、ヘッド
    部に印刷媒体移動方向と垂直の同一位置に記録ヘッドと
    媒体検出センサを配置し、前記媒体検出センサにより印
    刷媒体の端部を検出し、第1の印刷面の印刷終了時点か
    ら前記印刷媒体の端部までの長さを計測し、 第2の印刷面の印刷のときに、前記計測した長さを搬送
    した後に印刷を開始することを特徴とする請求項1記載
    のリライト印刷装置。
JP2001204510A 2001-07-05 2001-07-05 リライト印刷装置 Pending JP2003011403A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100544207B1 (ko) * 2004-07-30 2006-01-23 삼성전자주식회사 인쇄장치의 얼라인먼트 조정방법 및 장치

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