JP2003011219A - 樹脂製導光板のレーザー加工方法及び加工装置 - Google Patents

樹脂製導光板のレーザー加工方法及び加工装置

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JP2003011219A
JP2003011219A JP2001201334A JP2001201334A JP2003011219A JP 2003011219 A JP2003011219 A JP 2003011219A JP 2001201334 A JP2001201334 A JP 2001201334A JP 2001201334 A JP2001201334 A JP 2001201334A JP 2003011219 A JP2003011219 A JP 2003011219A
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JP
Japan
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guide plate
light guide
resin
laser
groove
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JP2001201334A
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Inventor
Masakazu Sugimoto
雅一 杉本
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Panasonic Life Solutions Asahi Co Ltd
Original Assignee
Asahi Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不等辺溝をレーザーで加工形成する。 【解決手段】 樹脂製の導光板1に直交する軸線2に対
して斜めにレーザー光3を照射して、導光板1に不等辺
溝4を形成することを特徴とした樹脂製導光板のレーザ
ー加工方法である。また、樹脂製の導光板1に直交する
軸線2上にレーザー光3が入射する回転ミラー5を2次
元方向に移動可能に設け、前記回転ミラー5で反射した
レーザー光3が透過するレンズ6を設け、前記回転ミラ
ー5及びレンズ6は導光板1に直交する軸線2に対して
斜めにレーザー光3を照射できることを特徴とした樹脂
製導光板のレーザー加工装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂製導光板のレ
ーザー加工方法及び加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂製の導光板にレーザーにより溝を加
工形成する場合、導光板に直交する軸線に沿ってレーザ
ー光を照射して等辺溝を加工形成することは知られてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、不等辺溝をレ
ーザーで加工形成しようとはなんら試みられていなかっ
た。そこで、本発明は不等辺溝をレーザーで加工形成す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項に示した通りであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を説明す
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事
項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範
囲は、請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に
等価である事項に基づいて定めなければならない。
【0006】図示の実施形態は、樹脂製の導光板1に直
交する軸線2に対して斜めにレーザー光3を照射して、
導光板1に不等辺溝4を形成することを特徴とした樹脂
製導光板のレーザー加工方法である。また、樹脂製の導
光板1に直交する軸線2上にレーザー光3が入射する回
転ミラー5を2次元方向に移動可能に設け、前記回転ミ
ラー5で反射したレーザー光3が透過するレンズ6を設
け、前記回転ミラー5及びレンズ6は導光板1に直交す
る軸線2に対して斜めにレーザー光3を照射できること
を特徴とした樹脂製導光板のレーザー加工装置である。
【0007】さらに詳述すれば、導光板1は例えば透明
アクリル樹脂製であり、その表面にレーザー加工により
溝が形成されるものであるが、従来は図1と図3に示す
等辺溝7の加工形成のみが考慮されてきた。ところが、
等辺溝7だけでは図3の光源8から導光板1に入射して
から溝の界面反射により導光板1から出射する光の方向
を制御しにくい場合があり、溝の2辺の長さが異なる不
等辺溝4が臨まれていたが、このような不等辺溝4は従
来、射出成形や型押し成形で形成されていた。しかし、
大型の導光板を対象とするとこのような成形法は金型コ
スト面で好ましくない。
【0008】そこで、本発明がなされたものであり、図
示のレーザー加工装置は、X方向に可動であるレール9
とレール9上でX方向とは直角方向のY方向に可動のア
ーム10を備えている。さらに述べると、レール9と固
定関係にある図外のレーザー発振器から発射されたレー
ザー光3はアーム10下面のミラー11でアーム10の
長手方向に沿った方向に反射され、さらに、アーム10
の先端下面に設けた回転ミラー5で導光板1の方向に反
射される。
【0009】従来は、導光板1に直交する軸線2の方向
にレーザー光3を照射して、導光板1に等辺溝7を加工
形成していたが、本発明では、軸線2に対して斜めにレ
ーザー光3を照射して、導光板1に不等辺溝4を形成し
ている。すなわち、軸線2に対して斜めにレーザー光3
を照射すれば、導光板1に不等辺溝4すなわち、略直角
三角形の溝を形成できることが判明したものである。そ
の手段としては、回転ミラー5をアーム10下面に突出
させた支持板12に回転可能に軸支させ、回転ミラー5
で反射したレーザー光3が透過するレンズ6を軸線2に
対して斜めの方向にも設け、レーザー光3が導光板1に
焦点を結べるようにしている。また、図1のように、等
辺溝7と、方向の異なる不等辺溝4、4の3種の溝加工
に応えられるように、3個のレンズ6を固定的に設けて
おり、回転ミラー5の回転位置を変えるだけで3種の溝
加工に対応できるようにしている。なお、溝4、7の形
成長さは長溝でもよいし、ドットに近いような短溝でも
よい。かくして、低コストで不等辺溝4を加工形成可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図
【図2】同上面図
【図3】レーザー加工した導光板の断面図
【符号の説明】
1 導光板 2 軸線 3 レーザー光 4 不等辺溝 5 回転ミラー 6 レンズ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製の導光板に直交する軸線に対して
    斜めにレーザー光を照射して、導光板に不等辺溝を形成
    することを特徴とした樹脂製導光板のレーザー加工方
    法。
  2. 【請求項2】 樹脂製の導光板に直交する軸線上にレー
    ザー光が入射する回転ミラーを2次元方向に移動可能に
    設け、前記回転ミラーで反射したレーザー光が透過する
    レンズを設け、前記回転ミラー及びレンズは導光板に直
    交する軸線に対して斜めにレーザー光を照射できること
    を特徴とした樹脂製導光板のレーザー加工装置。
JP2001201334A 2001-07-02 2001-07-02 樹脂製導光板のレーザー加工方法及び加工装置 Pending JP2003011219A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101302369B1 (ko) * 2011-07-28 2013-09-06 주식회사 에이치비테크놀러지 레이저를 이용한 도광판 입광부의 톱니 형상 가공 장치
JP2015536246A (ja) * 2012-11-30 2015-12-21 シロー インダストリーズ インコーポレイテッド シート金属ピースに溶接ノッチを形成する方法
KR101727599B1 (ko) 2016-12-08 2017-04-18 레이져라이팅(주) 도광판 가공 장치

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