JP2003010699A - 水素製造用触媒およびその製造方法ならびに水素の製造方法 - Google Patents

水素製造用触媒およびその製造方法ならびに水素の製造方法

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Yasuhiro Mogi
康弘 茂木
Tsutomu Shikada
勉 鹿田
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Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない触媒量で高収率の水素を製造する
ための触媒および水素の製造方法を提供する。 【解決手段】 上記課題は、アルミナ粒子の周りにメタ
ノール分解触媒層が形成されている水素製造用触媒をジ
メチルエーテルと水蒸気の混合ガスに作用させる水素の
製造方法によって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素を製造するた
めの触媒、およびその触媒の製造方法、ならびにその触
媒にジメチルエーテルと水蒸気の混合ガスを流通させて
水素を含むガスを製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、触媒の存在下で、ジメチルエーテ
ルと水蒸気の混合ガスから水素を含むガスを製造する方
法、およびその触媒はいくつか知られている。
【0003】例えば、特許第3124035号公報に
は、少なくとも20%の銅を含みアルカリ金属を含んで
いない触媒を用いて、水素を含むガスを製造する方法が
開示されている。また、特開平9−118501号公報
には、固体酸類からなる群から選択されたエーテル水和
触媒、およびメタノール分解触媒の存在下に、ジメチル
エーテルと水蒸気を反応させ、水素を含むガスを製造す
る方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
3124035号公報に開示された方法では、350℃
以上の高温でないとジメチルエーテルの転化率が上がら
ない問題がある。また、特開平9−118501号公報
に開示された方法では、350℃以下の低温で反応が進
行しているが、反応原料であるジメチルエーテルの流量
あたりの触媒量をあらわすW/F(g−触媒*hr/m
ol−DME)が約86と非常に高い値であり、実用的
でない。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決し、少
ない触媒量で高収率の水素を製造するための触媒および
水素の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、本発明者らはアルミナ粒子
の周りにメタノール分解触媒層を形成させた触媒を開発
するに至り、またこの触媒を少量使用することにより、
ジメチルエーテルと水蒸気の混合ガスから、水素を高い
収率および製造し得ることを見出し、本発明を完成し
た。
【0007】すなわち、本発明の水素製造用触媒は、ア
ルミナ粒子の周りにメタノール分解触媒層を形成させる
ことを特徴として構成されている。
【0008】また、本発明の水素製造方法は、ジメチル
エーテルと水蒸気の混合ガスから、水素を製造する方法
において、アルミナ粒子の周りにメタノール分解触媒層
を形成せしめてなる触媒を使用することを特徴として構
成されている。
【0009】この本発明の特徴は、アルミナ粒子の周り
にメタノール分解触媒層を形成させる点にある。これ
は、アルミナとメタノール分解触媒を反応中に分離させ
ることなく、それらの距離を著しく接近させることによ
り、以下に述べる反応サイクルを速やかに進行させ、水
素の収率を向上させるためである。本発明の触媒による
ジメチルエーテルと水蒸気から水素を生成させる反応は
次のように進行する。まず、ジメチルエーテルが固体酸
であるアルミナの存在下、下記の式に従い水和される。 CH3OCH3 + H2O → 2CH3OH (1)
【0010】次いで、メタノールがメタノール分解触媒
の存在下、下記式に従い水蒸気と反応する。 2CH3OH + 2H2O → 2CO2 + 6H2 (2)
【0011】全体の反応として、下記式となる。 CH3OCH3 + 3H2O → 2CO2 + 6H2 (3)
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の触媒は、アルミナ粒子の
周りにメタノール分解、すなわちメタノールを分解する
触媒作用をする物質の層を形成させたものである。アル
ミナは一般の触媒に利用されているものをそのまま用い
ればよい。このアルミナは平均粒径が0.001〜50
mm程度、好ましくは0.005〜30mm程度、特に
好ましくは0.010〜20mm程度のものが適当であ
る。そのために、必要により適宜粉砕し、あるいは篩分
して用いることができる。
【0013】メタノール分解触媒としては、代表的なも
のとして酸化銅−酸化亜鉛−アルミナがある。各成分の
比率としては、酸化銅−酸化亜鉛−アルミナの場合に
は、重量比で酸化銅1に対し酸化亜鉛0.1〜6程度、
好ましくは0.2〜2程度、アルミナ0.01〜20程
度、好ましくは0.05〜1程度である。
【0014】アルミナ粒子の周りに形成させるメタノー
ル分解触媒層の割合は、アルミナ1に対し重量比で0.
05〜5.0の範囲が好ましく、より好ましくは0.1
〜3.0の範囲である。
【0015】本発明の触媒製造方法は、アルミナ粒子の
周りにメタノール分解触媒層を形成させ、焼成すること
を特徴とする。この触媒の製造方法としては、まずメタ
ノール分解用触媒の活性成分の金属塩を含む水溶液、例
えば銅塩、亜鉛塩およびアルミニウム塩の混合水溶液
に、粉末状または粒状のアルミナを投入してスラリー化
する。銅塩、亜鉛塩およびアルミニウム塩は水溶性の塩
であれば、無機酸塩、有機酸塩のいずれであってもよ
い。ただし、水中に投入すると加水分解して水酸化物を
生じやすいものは適当でない。
【0016】次いで、上記混合塩−アルミナスラリーを
加熱し、これに塩基溶液を滴下して中和し、アルミナ粒
子の周りにメタノール分解触媒の活性成分の沈殿物を形
成させる。沈殿形成時のスラリー温度は、50〜90℃
の範囲が好ましく、より好ましくは60〜85℃の範囲
である。さらに、表面に沈殿が形成されたアルミナ粒子
は温水で洗浄する。一般にはこの後、乾燥、焼成を行え
ばアルミナの周りにメタノール分解触媒が形成された触
媒が得られることになる。しかし、本発明の触媒では、
後述のように固体酸であるアルミナ上で生成したメタノ
ールが、メタノール分解触媒である銅を主成分とする触
媒上に移行してメタノールが分解し、水素が生成する。
上記の沈殿形成操作では、アルミナが塩基溶液と接触す
るため、アルミナの酸点が失われる。そこで本発明の触
媒の製造方法においては、アルミナの酸点を回復するた
め、上記の沈殿形成後のアルミナ粒子を酸の水溶液で洗
浄する。洗浄に用いる酸としては、水溶性のものであれ
ば無機酸、有機酸のいずれもが使用可能であるが、無機
酸では硝酸と塩酸、有機酸では酢酸が好ましく、なかで
も硝酸または塩酸が好ましい。酸の濃度としては0.3
〜2規定程度、特に0.5〜1.5規定程度が好まし
い。酸の使用量はアルミナ100g当たり酸として0.
5〜10モル程度、好ましくは0.8〜5モル程度がよ
い。酸の温度は常温でよく、触媒に接触させている時間
は通常のろ過による洗浄を行う程度でよい。
【0017】次に、これをイオン交換水などで十分に洗
浄し、塩基イオンを取り除いた後、乾燥、焼成する。焼
成は大気中で行えばよく、焼成温度はメタノール分解触
媒成分の金属水酸化物が金属酸化物に変わる温度であれ
ばよく、例えば250〜400℃で、1〜10時間加熱
して焼成するのがよい。
【0018】上記触媒は、出発物質として整粒したアル
ミナを使用した場合にはそのまま、もしくは破砕して使
用することができる。また、出発物質として粉末状のア
ルミナを使用した場合には、そのまま使用してもよい
し、もしくは公知の手法によりバインダーなどを加えて
成形、整粒したのち、使用してもよい。
【0019】このようにして形成された触媒に、ジメチ
ルエーテルと水蒸気の混合ガスを流通させることによ
り、水素が高収率で得られる。ジメチルエーテルと水蒸
気の混合割合は、量論としては(3)式より、水蒸気が
ジメチルエーテルに対して3倍であるが、量論量または
量論量よりも若干過剰が好ましく、3〜7倍、より好ま
しくは3〜5倍である。また、このジメチルエーテルと
水蒸気の混合ガスに、他の成分を含むことができる。そ
の他の成分として反応に不活性なガス、例えば窒素、不
活性ガス、等を含むことができる。これらの含有量は3
0容量%以下が適当であり、これより多くなると反応速
度の低下が問題となる。一方、空気(酸素)はジメチル
エーテルが燃焼してしまうのでなるべく排除したほうが
よく、許容含有量は空気として5%以下である。
【0020】反応温度は200〜350℃が好ましく、
特に200〜300℃の範囲が好ましい。反応温度が2
00℃より低いと、高いジメチルエーテル転化率が得ら
れず、350℃より高いとメタンの生成が多くなり水素
の収率が低下し、また得られた水素含有ガスを燃料電池
などに使用する場合には燃料電池の触媒を毒する一酸化
炭素の生成が増え、好ましくない。
【0021】反応圧力は常圧〜10kg/cm2が好ま
しい。反応圧力が10kg/cm2より高いと、ジメチ
ルエーテル転化率が低下する。
【0022】反応原料であるジメチルエーテルの流量あ
たりの触媒量をあらわすW/F(g−触媒*hr/mo
l−DME)は、0.1〜50g・hr/molが好ま
しく、特に1〜20g・hr/molである。W/Fが
0.1g・hr/molより小さいと、ジメチルエーテ
ル転化率が低くなり、50g・hr/molより大きい
と使用触媒量が多く、また反応器が極端に大きくなり経
済的でない。
【0023】
【実施例】I.触媒の調製 実施例1,2,3(触媒A) 硝酸銅(Cu(NO32・3H2O)185g、硝酸亜
鉛(Zn(NO32・6H2O)117g、および硝酸
アルミニウム(Al(NO33・9H2O)52gをイ
オン交換水約1lに溶解した。これに、0.5〜1.0
mmに粒度調製したγ−アルミナ(日揮化学製,『N6
12』)100gを投入した後、加熱して約80℃に保
持した。次に、このスラリーに炭酸ナトリウム(Na2
CO3)約1.4kgをイオン交換水約1lに溶解した
約80℃の水溶液を、pHが8.0になるまで滴下し
た。滴下終了後、そのまま約1時間保持して熟成を行っ
た。ついで、これを濾過し、ナトリウムイオンおよび硝
酸イオンが検出されなくなるまで約80℃のイオン交換
水で洗浄し、さらに1モル/lの硝酸水溶液を約1l使
用して洗浄した。次に、これを120℃で24時間乾燥
した後、空気中、350℃で5時間焼成し、触媒Aを得
た。
【0024】得られた触媒の組成は、CuO:ZnO:
Al23=31:16:53(重量比)であった。
【0025】実施例4,5,6(触媒B) 硝酸銅(Cu(NO32・3H2O)185g、および
硝酸アルミニウム(Al(NO33・9H2O)52g
をイオン交換水約1lに溶解した。これに、0.5〜
1.0mmに粒度調製したγ−アルミナ(日揮化学製,
『N612』)100gを投入した後、加熱して約80
℃に保持した。次に、このスラリーに炭酸ナトリウム
(Na2CO3)約1.4kgをイオン交換水約1lに溶
解した約80℃の水溶液を、pHが8.0になるまで滴
下した。滴下終了後、そのまま約1時間保持して熟成を
行った。ついでこれを濾過し、ナトリウムイオンおよび
硝酸イオンが検出されなくなるまで約80℃のイオン交
換水で洗浄し、さらに1モル/lの硝酸水溶液を約1l
使用して洗浄した。次に、これを120℃で24時間乾
燥した後、空気中、350℃で5時間焼成し、触媒Bを
得た。
【0026】得られた触媒の組成はCuO:Al23
37:63(重量比)であった。
【0027】実施例7(触媒C) 硝酸銅(Cu(NO32・3H2O)37.1g、硝酸
亜鉛(Zn(NO32・6H2O)23.4gおよび硝
酸アルミニウム(Al(NO33・9H2O)10.3
gをイオン交換水約1lに溶解した。これに、0.5〜
1.0mmに粒度調製したγ−アルミナ(日揮化学製,
『N612』)100gを投入した後、加熱して約80
℃に保持した。次に、このスラリーに炭酸ナトリウム
(Na2CO3)約0.3kgをイオン交換水約1lに溶
解した約80℃の水溶液を、pHが8.0になるまで滴
下した。滴下終了後、そのまま約1時間保持して熟成を
行った。ついでこれを濾過し、ナトリウムイオンおよび
硝酸イオンが検出されなくなるまで約80℃のイオン交
換水で洗浄し、さらに1モル/lの硝酸水溶液を約1l
使用して洗浄した。次に、これを120℃で24時間乾
燥した後、空気中、350℃で5時間焼成し、触媒Cを
得た。
【0028】得られた触媒の組成はCuO:ZnO:A
23=10:11:69(重量比)であった。
【0029】実施例8(触媒D) 実施例1の触媒の調製方法において、スラリーの温度を
50℃にしたこと以外、実施例1と同一の方法で触媒を
調製した。
【0030】実施例9(触媒E) 実施例1の触媒の調製方法において、スラリーの温度を
90℃にしたこと以外、実施例1と同一の方法で触媒を
調製した。
【0031】比較例1,2,3(触媒F) 硝酸銅(Cu(NO32・3H2O)185g、硝酸亜
鉛(Zn(NO32・6H2O)117g、および硝酸
アルミニウム(Al(NO33・9H2O)52gをイ
オン交換水約1lに溶解した。この水溶液と、炭酸ナト
リウム(Na2CO3)約1.4kgをイオン交換水約1
lに溶解した水溶液とを、約60℃に保温したイオン交
換水約3lの入ったステンレス製容器中に、pHが7.
0±0.5に保持されるように調節しながら、約2時間
かけて滴下した。滴下終了後、そのまま約1時間保持し
て熟成を行った。なお、この間にpHが7.0±0.5
から外れるようであれば、約1mol/lの硝酸水溶液
または約1mol/lの炭酸ナトリウム水溶液を滴下し
て、pHを7.0±0.5にあわせた。次に、生成した
沈殿を濾過した後、洗浄液に硝酸イオンが検出されなく
なるまでイオン交換水を用いて洗浄した。得られたケー
キを120℃で24時間乾燥した後、さらに空気中35
0℃で5時間焼成して、組成がCuO:ZnO:Al2
3=61:32:7(重量比)の触媒を得た。この触
媒100gを0.5〜1mmに粉砕し、0.5〜1mm
に粉砕した市販のアルミナ(日揮化学製,『N61
2』)97gとともにV型固体混合器で物理混合し、触
媒Fを得た。
【0032】得られた触媒の組成はCuO:ZnO:A
23=31:16:53(重量比)であった。
【0033】比較例4(触媒G) 実施例1の触媒の製造方法において、スラリーの温度を
20℃にしたこと以外、実施例1と同一の方法で触媒G
を調製した。
【0034】比較例5(触媒H) 実施例1の触媒の調製方法において、濾過物をイオン交
換水で洗浄しただけで、硝酸水溶液で洗浄しなかったこ
と以外、実施例1と同一の方法で触媒Hを調製した。
【0035】II.反応方法 内径20mmのステンレス製反応管に所定量の上記触媒
を充填した。この反応管にジメチルエーテルと水蒸気を
所定量供給して、所定の温度で反応させた。
【0036】以上の操作により、得られた反応生成物お
よび未反応物はガスクロマトグラフにより分析した。
【0037】III.反応条件および実験結果 反応条件および実験結果を表1〜5に示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】水素収率(%)=(1/6×H2生成速度
/ジメチルエーテル供給速度)×100 CO2収率(%)=(1/2×CO2生成速度/ジメチル
エーテル供給速度)×100 CO収率(%)(1/2×CO生成速度/ジメチルエー
テル供給速度)×100 CH4収率(%)=(1/2×CH4生成速度/ジメチル
エーテル供給速度)×100 各速度の単位は全て[mol/g−cat・h]
【0044】
【発明の効果】本発明の水素製造用触媒は、アルミナ粒
子の周りにメタノール分析用触媒を形成させ、アルミナ
とメタノール分解用触媒の距離を著しく接近させるよう
に構成したので、これらの各触媒が反応中に分離するこ
とがなく、また反応サイクルが円滑に進行し、高い水素
収率を得ることができる効果を有する。
【0045】また、本発明のジメチルエーテルの製造方
法は、アルミナ粒子の周りにメタノール分解触媒層を形
成させ、アルミナとメタノール分解用触媒の距離を著し
く接近させるように構成した触媒をジメチルエーテルと
水蒸気の混合ガスに接触させることにより、高い水素収
率を得ることができる効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G040 EA01 EA06 EC01 4G069 AA03 AA08 BA01A BA01B BC31B BC35B CC40 DA05 EA02Y EC22Y FA01 FA02 FB08 FB27 FB29 FC07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミナ粒子の周りにメタノール分解触
    媒層が形成されている水素製造用触媒
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水素製造用触媒を製造
    するに当たり、メタノール分解活性成分の形成を50〜
    90℃の範囲で行うことを特徴とする水素製造用触媒の
    製造方法
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の水素製造用触媒を製造
    するに当たり、アルミナ粒子の周りにメタノール分解触
    媒層を形成させた後、酸の水溶液で洗浄することを特徴
    とする水素製造用触媒の製造方法
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の触媒にジメチルエーテ
    ルと水蒸気を含有する混合ガスを200〜350℃で接
    触させることを特徴とする水素の製造方法
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003038957A (ja) * 2001-07-30 2003-02-12 Mitsubishi Gas Chem Co Inc ジメチルエーテル改質触媒および該触媒を用いる水素含有ガス製造方法
JP2008296076A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Mitsubishi Gas Chem Co Inc ジメチルエーテル改質触媒およびその製造方法、並びに、水素含有ガスの製造方法

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