JP2003010488A - 遊技機及びそのインタフェースic - Google Patents

遊技機及びそのインタフェースic

Info

Publication number
JP2003010488A
JP2003010488A JP2001195401A JP2001195401A JP2003010488A JP 2003010488 A JP2003010488 A JP 2003010488A JP 2001195401 A JP2001195401 A JP 2001195401A JP 2001195401 A JP2001195401 A JP 2001195401A JP 2003010488 A JP2003010488 A JP 2003010488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit data
port
bit
output
output latch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001195401A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4663164B2 (ja
Inventor
Koji Hasunuma
光次 蓮沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2001195401A priority Critical patent/JP4663164B2/ja
Publication of JP2003010488A publication Critical patent/JP2003010488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4663164B2 publication Critical patent/JP4663164B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェア及びソフトウェアの制約を軽減
した遊技機のインタフェースICを提供する。 【解決手段】 制御回路の出力ポートに使用する8ビッ
トデータポートIC801は、CPUから入力された8
ビットデータ805−1をラッチする8ビット出力ラッ
チポート802−1〜802−5と、入力された8ビッ
トデータの上位4ビットデータ805−2または下位4
ビットデータ805−3をラッチする4ビット出力ラッ
チポート802−6とを有し、上位4ビットデータ80
5−2または下位4ビットデータ805−3のいずれか
一方がSELECT信号807によって選択され、選択
されたデータが4ビット出力ラッチポート802−6へ
入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機及びそのイ
ンタフェースICに関し、より詳しくは、制御回路にお
ける出力ポートのインタフェースICとして、8ビット
データポートICを使用するパチンコ機と呼ばれる遊技
機及びそのインタフェースICに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的にパチンコ機と呼ばれる遊
技機がある。遊技機関連の文献である特開平11−31
9252号公報、特開平11−70229号公報および
特開平9−140881号公報等遊技機に関する公報
に、遊技機の一般的な機械構造が開示されている。
【0003】遊技機の制御回路における出力ポートに
は、I/O(Input/Output)エキスパンダIC(Integr
ated Circuit)、8ビットデータポートIC等の種々の
インタフェースICが使用されている。
【0004】I/OエキスパンダICは、入出力を切り
替える機能を搭載したICではアドレスデコーダ等を同
時に内蔵しており、入出力に振り向けられるビット数に
制限がある。加えて、遊技機の制御回路に使用するIC
は、「シュリンクDIP(Dual Inline Package)パッ
ケージで最大64ピン」という制限が、課せられてい
る。このため、I/OエキスパンダICは、出力ポート
として使用された場合、必要な出力ビット数が少なくな
る方向となり、使用し難い現状がある。
【0005】図1〜5は、上述のシュリンクDIPパッ
ケージで最大64ピンの制限下で、遊技機の制御回路に
おける出力ポートに使用される8ビットデータポートI
Cの従来例を示す図である。なお、各図面において同様
の機能を有する箇所には同一の符号を付している。
【0006】図1は、図中符号101で示す8ビットデ
ータポートICである株式会社東芝のTC6369AN(登録商
標)の、外部端子のピン配置図である。図2は、上記TC
6369ANのシステム構成を示すブロック図である。図3及
び4は、TC6369ANの端子名称及びその機能を示す図であ
る。これらの図に示すように、出力ポートA〜Eは、ラ
イト信号の立ち上がりエッジにより入力D7〜D0のデ
ータを読み込み、各々、出力AOUT7〜AOUT0、
出力BOUT7〜BOUT0、出力COUT7〜COU
T0、出力DOUT7〜DOUT0、出力EOUT7〜
EOUT0より出力する。
【0007】ただし、出力ポートFは、ライト信号の立
ち上がりエッジにより、入力D3〜D0の下位4ビット
のみのデータを読み込み、出力FOUT3〜FOUT0
より出力する。
【0008】図5は、上述の8ビットデータポートIC
のTC6369ANを使用した遊技機の制御回路における出力ポ
ート周辺回路のブロック図である。符号101−1と1
01−2はTC6369ANである。遊技機全体の制御を行う1
チップCPU(central processing unit)501は水
晶発信器503により駆動される。8ビット入力ポート
IC502−1及び502−2により外部から取り込ま
れた入力D7〜D0のデータは、CPU501によるア
ドレスデコード信号であるCS(Chip Select)0〜C
S13により指示される101−1または101−2の
TC6369AN内のいずれかの出力ポートにラッチされる。
【0009】上記ラッチされたD7〜D0のデータは、
出力AOUT7〜AOUT0、出力BOUT7〜BOU
T0、出力COUT7〜COUT0、出力DOUT7〜
DOUT0、出力EOUT7〜EOUT0、出力GOU
T7〜GOUT0、出力HOUT7〜HOUT0、出力
IOUT7〜IOUT0、出力JOUT7〜JOUT
0、出力KOUT7〜KOUT0のいずれかとして出力
される。または、出力FOUT3〜FOUT0、出力L
OUT3〜LOUT0のいずれかからD3〜D0の下位
4ビットのみのデータが出力される。
【0010】図5に例示されるように、シュリンクDI
Pパッケージで最大64ピンの制限下で、遊技機の制御
回路における出力ポートに8ビットデータポートICを
使用した場合、その8ビットデータポートICは出力ポ
ートが固定で、8ビット×5ポート(図2の出力ポート
A〜E)と4ビット×1ポート(図2の出力ポートF)
の合計44ビット固定出力となる。
【0011】この場合、8ビットフルに使用するポート
(図2の出力ポートA〜E)は有効に使用できるが、6
4ピンをフルに使用する場合は下位4ビット固定の1ポ
ート(図2の出力ポートF)ができてしまう。このよう
な8ビットデータポートICを2個使用した図5のよう
な場合(またはそれを2個以上の偶数個使用した場合)
には、図2の出力ポートFに対するアドレスデコード信
号(CS)を4ビットで割り振る必要があると共に、そ
れに係る遊技制御プログラムの処理が4ビット単位の処
理になるためその分のプログラム容量が増大する。さら
にこのような構成では、図5に例示したように、CS0
〜CS13の計14個のアドレスデコード信号を出力可
能な1チップCPUを要する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、遊技機
の制御回路に使用するICに係る遊技機の検査機関によ
る制限を遵守しながら、従来の8ビットデータポートI
Cを使用すると、所定数以上のアドレスデコード信号を
出力可能なCPUの使用に制限され、遊技制御プログラ
ムも冗長な処理の分だけ容量が圧迫されるという解決す
べき課題が従来技術にはあった。
【0013】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、ハードウェア及び
ソフトウェアの制約を軽減した遊技機及びそのインタフ
ェースICを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、制御回路のCPU
から入力された8ビットデータをラッチするための1以
上の8ビット出力ラッチポートと、入力された前記8ビ
ットデータの上位4ビットデータまたは下位4ビットデ
ータをラッチするための4ビット出力ラッチポートとを
有する8ビットデータポートICを、前記制御回路の出
力ポートに使用する遊技機において、前記8ビットデー
タポートICは、前記上位4ビットデータまたは前記下
位4ビットデータのいずれか一方の選択の設定を行う設
定手段と、該設定手段の設定に基づいて、前記上位4ビ
ットデータまたは前記下位4ビットデータを選択して前
記4ビット出力ラッチポートへ入力する選択手段とを有
し、前記8ビットデータポートICであって、前記設定
手段の設定が、前記上位4ビットデータの選択となって
いる第1の8ビットデータポートICと、前記8ビット
データポートICであって、前記設定手段の設定が、前
記下位4ビットデータの選択となっている第2の8ビッ
トデータポートICとを備え、前記第1の8ビットデー
タポートICの前記4ビット出力ラッチポートと前記第
2の8ビットデータポートICの前記4ビット出力ラッ
チポートは、前記CPUからの1つの出力ラッチ信号に
よりデータをラッチし、当該ラッチしたデータを前記出
力ポートに出力することを特徴とする(実施形態1)。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の遊技機において、前記設定手段はSELECT信号用
端子に入力されるSELECT信号であり、前記選択手
段は前記上位4ビットデータを選択する第1のゲート回
路と前記下位4ビットデータを選択する第2のゲート回
路を有し、前記SELECT信号のレベルの設定に基づ
いて、前記第1のゲート回路または前記第2のゲート回
路のいずれか一方が動作することを特徴とする(実施形
態1)。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の遊技機において、前記8ビットデータポート
ICは、64個の外部端子と、5つの前記8ビット出力
ラッチポートと、1つの前記4ビット出力ラッチポート
とを備えたことを特徴とする(実施形態1)。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の遊技機において、前記CPUは13個のラッチ信号を
出力し、該13個のラッチ信号は、前記1つの出力ラッ
チ信号と、前記第1の8ビットデータポートICの5つ
の前記8ビット出力ラッチポートに、データをラッチさ
せるための第1の5つの出力ラッチ信号と、前記第2の
8ビットデータポートICの5つの前記8ビット出力ラ
ッチポートに、データをラッチさせるための第2の5つ
の出力ラッチ信号と、前記制御回路の入力ポートに使用
される2つの8ビット入力ポートICから、前記CPU
がデータを取り込むための2つの入力制御信号とから成
ることを特徴とする(実施形態1)。
【0018】請求項5に記載の発明は、制御回路のCP
Uから入力された8ビットデータをラッチするための1
以上の8ビット出力ラッチポートを有する8ビットデー
タポートICを、前記制御回路の出力ポートに使用する
遊技機において、前記8ビットデータポートICは、前
記8ビット出力ラッチポートであって、ラッチした前記
8ビットデータの上位4ビットデータと下位4ビットデ
ータとを、分けて出力する分割出力ラッチポートと、前
記上位4ビットデータまたは前記下位4ビットデータの
いずれか一方の選択の設定を行う設定手段と、該設定手
段の設定に基づいて、前記上位4ビットデータまたは前
記下位4ビットデータを選択して前記出力ポートへ出力
する選択手段とを有し、前記8ビットデータポートIC
であって、前記設定手段の設定が、前記上位4ビットデ
ータの選択となっている第1の8ビットデータポートI
Cと、前記8ビットデータポートICであって、前記設
定手段の設定が、前記下位4ビットデータの選択となっ
ている第2の8ビットデータポートICとを備え、前記
第1の8ビットデータポートICの前記分割出力ラッチ
ポートと前記第2の8ビットデータポートICの前記分
割出力ラッチポートは、前記CPUからの1つの出力ラ
ッチ信号によりデータをラッチすることを特徴とする
(実施形態2)。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の遊技機において、前記設定手段はSELECT信号用
端子に入力されるSELECT信号であり、前記選択手
段は前記上位4ビットデータを選択する第1のゲート回
路と前記下位4ビットデータを選択する第2のゲート回
路とを有し、前記SELECT信号のレベルの設定に基
づいて、前記第1のゲート回路または前記第2のゲート
回路のいずれか一方が動作することを特徴とする(実施
形態2)。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6に記載の遊技機において、前記8ビットデータポート
ICは、64個の外部端子と、5つの前記8ビット出力
ラッチポートと、1つの前記分割出力ラッチポートとを
備えたことを特徴とする(実施形態2)。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の遊技機において、前記CPUは13個のラッチ信号を
出力し、該13個のラッチ信号は、前記1つの出力ラッ
チ信号と、前記第1の8ビットデータポートICの5つ
の前記8ビット出力ラッチポートに、データをラッチさ
せるための第1の5つの出力ラッチ信号と、前記第2の
8ビットデータポートICの5つの前記8ビット出力ラ
ッチポートに、データをラッチさせるための第2の5つ
の出力ラッチ信号と、前記制御回路の入力ポートに使用
される2つの8ビット入力ポートICから、前記CPU
がデータを取り込むための2つの入力制御信号とから成
ることを特徴とする(実施形態2)。
【0022】請求項9に記載の発明は、入力された8ビ
ットデータをラッチするための1以上の8ビット出力ラ
ッチポートと、入力された前記8ビットデータの上位4
ビットデータまたは下位4ビットデータをラッチするた
めの4ビット出力ラッチポートとを有する8ビットデー
タポートICである遊技機のインタフェースICにおい
て、前記上位4ビットデータまたは前記下位4ビットデ
ータのいずれか一方の選択の設定を行う設定手段と、該
設定手段の設定に基づいて、前記上位4ビットデータま
たは前記下位4ビットデータを選択して前記4ビット出
力ラッチポートへ入力する選択手段とを備えたことを特
徴とする(実施形態1)。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の遊技機のインタフェースICにおいて、前記設定手
段はSELECT信号用端子に入力されるSELECT
信号であり、前記選択手段は前記上位4ビットデータを
選択する第1のゲート回路と前記下位4ビットデータを
選択する第2のゲート回路を有し、前記SELECT信
号のレベルの設定に基づいて、前記第1のゲート回路ま
たは前記第2のゲート回路のいずれか一方が動作するこ
とを特徴とする(実施形態1)。
【0024】請求項11に記載の発明は、請求項9また
は10に記載の遊技機のインタフェースICにおいて、
64個の外部端子と、5つの前記8ビット出力ラッチポ
ートと、1つの前記4ビット出力ラッチポートとを備え
たことを特徴とする(実施形態1)。
【0025】請求項12に記載の発明は、制御回路のC
PUから入力された8ビットデータをラッチするための
1以上の8ビット出力ラッチポートを有する8ビットデ
ータポートICである遊技機のインタフェースICにお
いて、前記8ビット出力ラッチポートであって、ラッチ
した前記8ビットデータの上位4ビットデータと下位4
ビットデータとを、分けて出力する分割出力ラッチポー
トと、前記上位4ビットデータまたは前記下位4ビット
データのいずれか一方の選択の設定を行う設定手段と、
該設定手段の設定に基づいて、前記上位4ビットデータ
または前記下位4ビットデータを選択して前記出力ポー
トへ出力する選択手段とを備えたことを特徴とする(実
施形態2)。
【0026】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載の遊技機のインタフェースICにおいて、前記設定
手段はSELECT信号用端子に入力されるSELEC
T信号であり、前記選択手段は前記上位4ビットデータ
を選択する第1のゲート回路と前記下位4ビットデータ
を選択する第2のゲート回路を有し、前記SELECT
信号のレベルの設定に基づいて、前記第1のゲート回路
または前記第2のゲート回路のいずれか一方が動作する
ことを特徴とする(実施形態2)。
【0027】請求項14に記載の発明は、請求項12ま
たは13に記載の遊技機のインタフェースICにおい
て、64個の外部端子と、5つの前記8ビット出力ラッ
チポートと、1つの前記分割出力ラッチポートとを備え
たことを特徴とする(実施形態2)。
【0028】なお、特許請求の範囲と対応する実施形態
を()で示す。ただし、特許請求の範囲に記載した構成
要素は上記()部の実施形態の構成に限定されるもので
はない。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の
機能を有する箇所には同一の符号を付し、説明の重複は
省略する。また、遊技機の基本構造はたとえば、特開平
11−319252号公報等に示されるような従来例と
同様とすることができるので、本実施形態での説明は本
発明に関わる構成部とその補足部位のみに留める。な
お、遊技盤上には多数の釘が配設されているが、以下の
図面においては、簡単のため、全ての釘を図示してはい
ない。
【0030】[実施形態1](装置構成)図6は、遊技
機の正面概観の1例を示す図である。図6において、本
実施形態の遊技機は、遊技機の役物等を盤面に据え付け
る遊技盤601、特別図柄表示装置602、始動入賞口
603、普通図柄表示装置作動ゲート(左)604、普
通図柄表示装置作動ゲート(右)605、普通図柄表示
装置606、普通電動役物607、可変入賞球装置60
8、遊技機ハンドル612等を有する。
【0031】特別図柄表示装置602は、たとえば、L
CD(Liquid Crystal Display)またはCRT(Cathod
e Ray Tube)ディスプレイ等の可変表示装置、7セグメ
ントLED(Light Emitting Diode)、ドットマトリク
ス表示装置、ドラム等その他がある。特別図柄表示装置
602は、複数の数字や図形等の特別図柄(以下、図
柄)を変動表示する。
【0032】特別図柄表示装置602は、本実施形態で
は、背景等の画像および複数の図柄の各々を動画として
表示可能な可変表示装置を有し、複数の図柄を変動表示
し、所定時間の後にそれらの図柄が変動停止させられ、
停止図柄が予め定めた特定の図柄の組合せとなった場合
を特賞(いわゆる大当たり)とする。特賞とは、遊技が
第1の状態から第2の状態に切り替わるポイントであ
り、第2の状態は遊技者へ所定の遊技価値を付与する有
利な状態(大当たり動作)である。
【0033】始動入賞口603は、遊技者により打ち出
された遊技球が入賞すると、内部の特別図柄始動スイッ
チ701(図7の説明で後述)のトリガ発生により入賞
を検知し、特別図柄表示装置602の図柄変動の契機を
与える。
【0034】普通図柄表示装置作動ゲート(左)604
および普通図柄表示装置作動ゲート(右)605は、遊
技者により打ち出された遊技球が通過すると、内部の普
通図柄作動スイッチ702(図7の説明で後述)のトリ
ガ発生により、普通図柄表示装置606の普通図柄の変
動契機を与える。
【0035】普通図柄表示装置606は、7セグメント
LED等の表示する普通図柄を変動表示する。普通電動
役物607は、普通図柄表示装置606が特定の普通図
柄を停止表示(いわゆる小当たり)した場合に開放し、
始動入賞口603への入賞をアシストする。
【0036】可変入賞球装置608は、特別図柄表示装
置602の停止図柄が予め定めた特定の図柄の組合せと
なった場合、すなわち、特賞になった時に、その後の大
当たり動作における可変入賞球装置608前面に付置さ
れた開閉部材609の開放動作を行う。
【0037】大当り動作中は、開閉部材609がほぼ水
平に開き、遊技球の入賞を受け付ける大入賞口610が
開放され、多数の遊技球の入賞を受け付ける。大入賞口
610に遊技球が入賞すると、可変入賞球装置608の
内部の大入賞口スイッチ703(図7の説明で後述)の
トリガ発生により、遊技機は大入賞口610への遊技球
数を把握し、その入賞の賞球払い出しの契機が与えられ
る。大入賞口610の開放は、所定時間(例えば、30
秒)経過するか、所定数(以下、大入賞口規定数と呼
ぶ)の遊技球が大入賞口610に入賞するまで、継続す
る。
【0038】さらに、可変入賞球装置608は内部に特
定領域611を有する。特定領域611は、遊技盤60
1の盤面に平行な水平方向に大入賞口610を左右に二
分する中心線から、左右対称に遊技球の直径以上の幅を
有する。
【0039】大当り動作中の大入賞口610の開放中に
特定領域611を少なくとも1個の遊技球が通過する
と、可変入賞球装置608の内部の特定領域スイッチ7
04(図7の説明で後述)のトリガ発生により、遊技機
は次のラウンドの権利発生の契機が与えられる。このよ
うにして、ラウンドは1R→2R→…と継続し、最大ラ
ウンド(例えば15R)まで継続する。ラウンド中に遊
技球の特定領域611の通過がないと、最大ラウンドま
で継続せずに大当たり動作は終了する。
【0040】遊技機ハンドル612は、不図示のタッチ
センサを表面に有し、ストップボタン613を付置され
ている。遊技者が遊技機ハンドル612を握ったことを
タッチセンサが検知し、この状態で遊技機ハンドル61
2が右回り615または左回り614に回されたことを
遊技機ハンドル612内部の可変抵抗器(不図示)が検
知すると、球発射装置717(図7の説明で後述)に遊
技球を連続して打ち出す契機を与える。遊技者は、遊技
機ハンドル612を右回り615または左回り614に
回して、遊技盤601上へ打ち出される遊技球の打ち出
しルートを調整する。また、遊技者がストップボタン6
13を押すと、球発射装置717の遊技球の打ち出しが
停止する。
【0041】図7は、遊技機の制御回路構成を示す。図
7において、本実施形態の遊技機の制御回路構成は、特
別図柄始動スイッチ701、普通図柄作動スイッチ70
2、大入賞口スイッチ703、特定領域スイッチ70
4、リセット回路705、電源回路706、入力ポート
707、主制御部708、ROM709、RAM71
0、出力ポート711、特別図柄表示装置602、普通
図柄表示装置606、大入賞口作動ソレノイド712、
普通電動役物作動ソレノイド713、ランプ表示装置7
14、効果音発生装置715、賞球払出装置716、球
発射装置717等を有する。
【0042】特別図柄始動スイッチ701は、遊技者に
より打ち出されて始動入賞口603に入賞した遊技球
が、このスイッチを通過する時に、トリガを発生し入賞
検知し、特別図柄表示装置602の図柄変動の契機を与
える。
【0043】普通図柄作動スイッチ702は、遊技者に
より打ち出されて普通図柄表示装置作動ゲート(左)6
04および普通図柄表示装置作動ゲート(右)605を
通過した遊技球が、このスイッチを通過する時にトリガ
を発生し、普通図柄表示装置606の普通図柄の変動契
機を与える。
【0044】大入賞口スイッチ703は、特賞になった
時に、その後の大当たり動作において、大入賞口610
へ入賞した遊技球がこのスイッチを通過する時にトリガ
を発生し、主制御部708は遊技球の入賞検知を行う。
【0045】特定領域スイッチ704は、大入賞口61
0の開放中に特定領域611を通過した遊技球が、この
スイッチを通過する時にトリガを発生し、主制御部70
8は次のラウンドの権利発生を検知する。
【0046】リセット回路705は、主制御部708を
初期状態にする。電源回路706は、図7の回路全体に
電力を供給する。入力ポート707は、各部からの信号
を取り込み、主制御部708に転送する。
【0047】主制御部708は、遊技機全体の制御(主
制御)を行う遊技機制御用CPUであり、制御ROM7
09およびRAM710を内蔵し、セキュリティ機能等
を付加した遊技機専用の1チップCPUである。尚、主
制御部708は、ROM709およびRAM710を外
付けでバス接続したCPUで構成してもよい。
【0048】ROM709は、主制御部708用の遊技
機を制御するプログラムが記憶されている。具体的に
は、主制御部708のCPUが行う遊技制御処理の内容
を規定した遊技制御プログラムを記憶している。ROM
709にはさらに、特別図柄表示装置602へ指示する
ためのコマンドIDを初めとする、遊技機を制御するた
めの各種のパラメータの値が格納されている。
【0049】RAM710は、主制御部708に対する
入出力データや演算処理のためのデータ、遊技に関連す
る乱数カウンタを初めとする各種カウンタ等を一時記憶
する。出力ポート711は、各部に対する信号を出力
し、主制御部708から転送する。
【0050】大入賞口作動ソレノイド712は、可変入
賞球装置608の内部の構成部材の1つで、特賞になっ
た時に、その後の大当たり動作において可変入賞球装置
608の前面に付置された開閉部材609を開放する。
普通電動役物作動ソレノイド713は、普通図柄表示装
置606が小当たりの普通図柄を停止表示した場合に、
普通電動役物607を開放する。
【0051】ランプ表示装置714は、遊技に関連する
ランプ類の表示装置であり、主制御部708の指示で複
数のランプを選択的に点灯/消灯させる。効果音発生装
置715は、遊技に関連する音響を発生する。
【0052】賞球払出装置716は、特別図柄始動スイ
ッチ701、大入賞口スイッチ703、その他の入賞ス
イッチ等で入賞検知がされた場合の、賞球の払出を行
う。球発射装置717は、遊技機ハンドル612で遊技
者の球発射動作を検知すると、遊技球を遊技盤601へ
発射する。
【0053】(8ビットデータポートIC)図8は、本
実施形態における8ビットデータポートICのシステム
構成を示すブロック図である。符号801の8ビットデ
ータポートICは、802−1〜802−6の出力ラッ
チポートA〜F、上位ビットセレクタ803−1、下位
ビットセレクタ803−2、インバータ804、外部と
の信号やデータの入出力のための複数の端子、およびデ
ータバス等を有する。
【0054】ここで、802−1〜802−5の出力ラ
ッチポートA〜Eは、8ビット出力用であり、802−
6の出力ラッチポートFは、4ビット出力用である。ま
た、上位ビットセレクタ803−1と下位ビットセレク
タ803−2は各々ゲート回路であり、805−1の入
力D7〜D0のデータの内、D7〜D4の上位4ビット
のデータを上位ビットセレクタ803−1が通し、D3
〜D0の下位4ビットのデータを下位ビットセレクタ8
03−2が通す構成となっている。
【0055】805−1の入力D7〜D0のデータは、
802−1〜802−5の出力ラッチポートA〜Eへ入
力される。805−2の入力D7〜D4のデータは、上
位ビットセレクタ803−1を通されてから出力ラッチ
ポートFへ入力される。805−3の入力D3〜D0の
データは、下位ビットセレクタ803−2を通されてか
ら出力ラッチポートFへ入力される。
【0056】そして、805−1の入力D7〜D0のデ
ータは、806−1〜806−6のラッチ信号により、
802−1〜802−6の出力ラッチポートA〜Fのい
ずれかにラッチされる。ラッチされたデータは、809
−1の出力AOUT7〜AOUT0、809−2の出力
BOUT7〜BOUT0、809−3の出力COUT7
〜COUT0、809−4の出力DOUT7〜DOUT
0、809−5の出力EOUT7〜EOUT0のいずれ
かの8ビットデータとして出力される。または、ラッチ
されたデータは、810−1の出力FOUT7〜FOU
T4としてD7〜D4の上位4ビットのデータが出力さ
れ、もしくは、810−2の出力FOUT3〜FOUT
0としてD3〜D0の下位4ビットのデータが出力され
る。尚、RESET信号808は、電源投入時に不定な
データがラッチされないようにするための、リセット入
力である。
【0057】より詳しくは、805−1の入力D7〜D
0のデータバスは、805−2の入力D7〜D4のデー
タバスと805−3の入力D3〜D0のデータバスとに
分けられて構成され、分けられた各々のデータバスは、
それぞれ、上位ビットセレクタ803−1および下位ビ
ットセレクタ803−2への入力となっている。
【0058】そして、SELECT信号用端子に入力さ
れるSELECT信号807のH(ハイ)、L(ロー)
の切換に対して、上位ビットセレクタ803−1と下位
ビットセレクタ803−2とが同時に動作しないよう
に、インバータ804を設けてある。SELECT信号
807をHまたはLのいずれかに設定することで、SE
LECT信号807がLの場合に上位ビットセレクタ8
03−1が動作し、SELECT信号807がHの場合
に下位ビットセレクタ803−2が動作する。
【0059】これにより、SELECT信号807の設
定に従い、上位ビットセレクタ803−1を通された8
05−2の入力D7〜D4のデータ、または下位ビット
セレクタ803−2を通された805−3の入力D3〜
D0のデータのいずれかのデータが、出力ラッチポート
Fへ入力される。出力ラッチポートFは、805−2の
入力D7〜D4のデータまたは805−3の入力D3〜
D0のデータのいずれかを、806−6のラッチ信号に
よりラッチし、810−1の出力FOUT7〜FOUT
4または810−2の出力FOUT3〜FOUT0の出
力信号を出す。
【0060】(CPU)図9は、本実施形態の遊技機の
制御回路に使用する主制御部(CPU)708の外部端
子のピン配置図であり、CPU708を底面から見た場
合の図である。本実施形態では、CPU708として、
株式会社ジャパン・アイディーのIDNAC(登録商
標)チップ(IDNAC100または101)を使用す
るものとする。
【0061】CPU708のIDNACチップは、アド
レスデコード信号の出力として、外部にデコーダ用のI
Cを付けずに13個の出力が用意されている。即ち、図
9に示すように、CPU708は、符号902−1〜9
02−13で示すCS0〜CS12の計13個のアドレ
スデコード信号を出力可能な1チップCPUである。
【0062】(出力ポート周辺回路)図10は、上述し
た図8の8ビットデータポートICおよび図9のIDN
ACチップのCPUを使用した遊技機の制御回路におけ
る出力ポート周辺回路のブロック図である。
【0063】8ビットデータポートIC801−1およ
び801−2は、上述の8ビットデータポートIC80
1と同様なものである。IDNACチップのCPU70
8は水晶発信器1002により駆動される。8ビット入
力ポートIC1001−1及び1001−2により外部
から取り込まれた入力D7〜D0のデータは、CPU7
08によるアドレスデコード信号であるCS0〜CS1
2により指示される8ビットデータポートIC801−
1または801−2のいずれかの出力ポートにラッチさ
れる。
【0064】8ビット入力ポートIC1001−1及び
1001−2が図7の入力ポート707を構成し、8ビ
ットデータポートIC801−1および801−2が図
7の出力ポート711を構成する。
【0065】8ビットデータポートIC801−1のS
ELECT信号807−1は常時Lに設定されているの
で、8ビットデータポートIC801−1の出力ラッチ
ポートFは、805−1の入力D7〜D0のデータの内
D7〜D4の上位4ビットのデータを、902−6のC
S5のラッチ信号によりラッチし、810−1の出力F
OUT7〜FOUT4の出力信号を出す。
【0066】一方、8ビットデータポートIC801−
2のSELECT信号807−2は常時Hに設定されて
いるので、8ビットデータポートIC801−2の出力
ラッチポートFは、805−1の入力D7〜D0のデー
タの内D3〜D0の下位4ビットのデータを、902−
6のCS5のラッチ信号によりラッチし、810−2の
出力FOUT3〜FOUT0の出力信号を出す。
【0067】上述の810−1の出力FOUT7〜FO
UT4を上位4ビットとし、上述の810−2の出力F
OUT3〜FOUT0を下位4ビットとして、それらを
合わせて1つの8ビットデータの出力信号とする。
【0068】即ち、本実施形態の出力ポート711にお
いて、上記ラッチされたD7〜D0のデータ805−1
は、809−11の出力AOUT7〜AOUT0、80
9−21の出力BOUT7〜BOUT0、809−31
の出力COUT7〜COUT0、809−41の出力D
OUT7〜DOUT0、809−51の出力EOUT7
〜EOUT0、809−12の出力GOUT7〜GOU
T0、809−22の出力HOUT7〜HOUT0、8
09−32の出力IOUT7〜IOUT0、809−4
2の出力JOUT7〜JOUT0、809−52の出力
KOUT7〜KOUT0のいずれかの8ビットデータと
して出力される。または、上記ラッチされたD7〜D0
のデータ805−1は、810−1の出力FOUT7〜
FOUT4と810−2の出力FOUT3〜FOUT0
とを合わせた8ビットデータとして出力される。
【0069】図10に示すように、シュリンクDIPパ
ッケージで最大64ピンの制限下で、遊技機の制御回路
における出力ポート711に、本実施形態の8ビットデ
ータポートIC801を使用した場合、8ビット×5ポ
ート(図8の802−1〜802−5の出力ラッチポー
トA〜E)と4ビット×1ポート(図8の802−6の
出力ラッチポートF)の合計44ビット固定出力とな
る。
【0070】この場合、8ビットフルに使用するポート
(図8の802−1〜802−5の出力ラッチポートA
〜E)を従来同様有効に使用しながら、64ピンをフル
に使用する場合は上位または下位4ビットに固定の1ポ
ート(図8の802−6の出力ラッチポートF)を用意
する。
【0071】このような8ビットデータポートICを2
個使用した図10のような場合(またはそれを2個以上
の偶数個使用した場合)には、上位および下位4ビット
に固定した出力ラッチポートFを1組(8ビットデータ
出力)として、それを図10に示すように出力ラッチポ
ートFに対する902−6のCS5で制御するようにす
る。
【0072】これにより、1組の出力ラッチポートFに
係る遊技制御プログラムの処理が8ビット単位の処理に
なるため、4ビット単位の処理を要しない分プログラム
が冗長にならず、プログラム容量を削減できる。さらに
このような構成では、図10に示すように、従来より少
ないCS0〜CS12の計13個のアドレスデコード信
号を出力する1チップCPUが使用可能となる。
【0073】[実施形態2]本実施形態2において、図
6、7、9については上述の実施形態1と同様である。
実施形態1では、出力ラッチポートF802−6の前段
に、上位ビットセレクタ803−1と下位ビットセレク
タ803−2を設けた場合について説明した。本実施形
態2においては、出力ラッチポートFの後段に、805
−1の入力D7〜D0のデータからD7〜D4の上位4
ビットまたはD3〜D0の下位4ビットのデータをセレ
クトするセレクタを設けた場合について説明する。
【0074】(8ビットデータポートIC)図11は、
本実施形態における8ビットデータポートICのシステ
ム構成を示すブロック図である。符号1101の8ビッ
トデータポートICは、1102−1〜1102−6の
出力ラッチポートA〜F、セレクタ1103、外部との
信号やデータの入出力のための複数の端子、およびデー
タバス等を有する。
【0075】ここで、1102−1〜1102−5の出
力ラッチポートA〜Eは、8ビット出力用であり、11
02−6の出力ラッチポートFは、8ビット出力用では
あるが上位4ビットと下位4ビットのデータを分けて出
力する。また、セレクタ1103は、実施形態1の図8
と同様な構成で回路を組まれた上位ビットセレクタ80
3−1、下位ビットセレクタ803−2およびインバー
タ804を有する。
【0076】即ち、セレクタ1103内において、80
5−1の入力D7〜D0のデータの内、出力ラッチポー
トFから出力されたD7〜D4の上位4ビットのデータ
を上位ビットセレクタ803−1が通し、出力ラッチポ
ートFから出力されたD3〜D0の下位4ビットのデー
タを下位ビットセレクタ803−2が通す構成となって
いる。
【0077】805−1の入力D7〜D0のデータは、
1102−1〜1102−6の出力ラッチポートA〜F
へ入力される。そして、805−1の入力D7〜D0の
データは、806−1〜806−6のラッチ信号によ
り、1102−1〜1102−6の出力ラッチポートA
〜Fのいずれかにラッチされる。ラッチされたデータ
は、809−1の出力AOUT7〜AOUT0、809
−2の出力BOUT7〜BOUT0、809−3の出力
COUT7〜COUT0、809−4の出力DOUT7
〜DOUT0、809−5の出力EOUT7〜EOUT
0のいずれかの8ビットデータとして出力される。また
は、ラッチされたデータは、810−1の出力FOUT
7〜FOUT4としてD7〜D4の上位4ビットのデー
タが出力され、もしくは、810−2の出力FOUT3
〜FOUT0としてD3〜D0の下位4ビットのデータ
が出力される。尚、RESET信号808は、電源投入
時に不定なデータがラッチされないようにするための、
リセット入力である。
【0078】より詳しくは、805−1の入力D7〜D
0のデータは、出力ラッチポートFにラッチされて出力
されると、805−2の入力D7〜D4のデータバスと
805−3の入力D3〜D0のデータバスとに分けら
れ、分けられた各々のデータバスは、それぞれ、セレク
タ1103内の上位ビットセレクタ803−1および下
位ビットセレクタ803−2への入力となっている。
【0079】そして、図8と同様に、SELECT信号
用端子に入力されるSELECT信号807のH(ハ
イ)、L(ロー)の切換に対して、上位ビットセレクタ
803−1と下位ビットセレクタ803−2とが同時に
動作しないように、インバータ804を設けてある。図
8と同様に、SELECT信号807をHまたはLのい
ずれかに設定することで、SELECT信号807がL
の場合に上位ビットセレクタ803−1が動作し、SE
LECT信号807がHの場合に下位ビットセレクタ8
03−2が動作する。
【0080】これにより、SELECT信号807の設
定に従い、上位ビットセレクタ803−1を通された8
05−2の入力D7〜D4のデータ、または下位ビット
セレクタ803−2を通された805−3の入力D3〜
D0のデータのいずれかのデータが、セレクタ1103
から出力される。即ち、セレクタ1103は、805−
2の入力D7〜D4のデータまたは805−3の入力D
3〜D0のデータのいずれかを選択し、810−1の出
力FOUT7〜FOUT4または810−2の出力FO
UT3〜FOUT0の出力信号を出す。
【0081】(出力ポート周辺回路)図12は、上述し
た図11の8ビットデータポートICおよび図9のID
NACチップのCPUを使用した遊技機の制御回路にお
ける出力ポート周辺回路のブロック図である。
【0082】8ビットデータポートIC1101−1お
よび1101−2は、上述の8ビットデータポートIC
1101と同様なものである。IDNACチップのCP
U708は水晶発信器1002により駆動される。8ビ
ット入力ポートIC1001−1及び1001−2によ
り外部から取り込まれた入力D7〜D0のデータは、C
PU708によるアドレスデコード信号であるCS0〜
CS12により指示される8ビットデータポートIC1
101−1または1101−2のいずれかの出力ポート
にラッチされる。
【0083】8ビット入力ポートIC1001−1及び
1001−2が図7の入力ポート707を構成し、8ビ
ットデータポートIC1101−1および1101−2
が図7の出力ポート711を構成する。
【0084】8ビットデータポートIC1101−1の
SELECT信号807−1は常時Lに設定されている
ので、8ビットデータポートIC1101−1の出力ラ
ッチポートFは、805−1の入力D7〜D0のデータ
の内D7〜D4の上位4ビットのデータを、902−6
のCS5のラッチ信号によりラッチし、810−1の出
力FOUT7〜FOUT4の出力信号を出す。
【0085】一方、8ビットデータポートIC1101
−2のSELECT信号807−2は常時Hに設定され
ているので、8ビットデータポートIC1101−2の
出力ラッチポートFは、805−1の入力D7〜D0の
データの内D3〜D0の下位4ビットのデータを、90
2−6のCS5のラッチ信号によりラッチし、810−
2の出力FOUT3〜FOUT0の出力信号を出す。
【0086】上述の810−1の出力FOUT7〜FO
UT4を上位4ビットとし、上述の810−2の出力F
OUT3〜FOUT0を下位4ビットとして、それらを
合わせて1つの8ビットデータの出力信号とする。
【0087】即ち、本実施形態の出力ポート711にお
いて、上記ラッチされたD7〜D0のデータ805−1
は、809−11の出力AOUT7〜AOUT0、80
9−21の出力BOUT7〜BOUT0、809−31
の出力COUT7〜COUT0、809−41の出力D
OUT7〜DOUT0、809−51の出力EOUT7
〜EOUT0、809−12の出力GOUT7〜GOU
T0、809−22の出力HOUT7〜HOUT0、8
09−32の出力IOUT7〜IOUT0、809−4
2の出力JOUT7〜JOUT0、809−52の出力
KOUT7〜KOUT0のいずれかの8ビットデータと
して出力される。または、上記ラッチされたD7〜D0
のデータ805−1は、810−1の出力FOUT7〜
FOUT4と810−2の出力FOUT3〜FOUT0
とを合わせた8ビットデータとして出力される。
【0088】図12に示すように、シュリンクDIPパ
ッケージで最大64ピンの制限下で、遊技機の制御回路
における出力ポート711に、本実施形態の8ビットデ
ータポートIC1101を使用した場合、8ビット×5
ポート(図11の1102−1〜1102−5の出力ラ
ッチポートA〜E)と4ビット×1ポート(図11のセ
レクタ1103)の合計44ビット固定出力となる。
【0089】この場合、8ビットフルに使用するポート
(図11の1102−1〜1102−5の出力ラッチポ
ートA〜E)を従来同様有効に使用しながら、64ピン
をフルに使用する場合は上位または下位4ビットに固定
の1ポート(図11のセレクタ1103)を用意する。
【0090】このような8ビットデータポートICを2
個使用した図12のような場合(またはそれを2個以上
の偶数個使用した場合)には、上位および下位4ビット
に固定したセレクタとペアの出力ラッチポートFを1組
(8ビットデータ出力)として、それを図12に示すよ
うに出力ラッチポートFに対する902−6のCS5で
制御するようにする。
【0091】これにより、1組の出力ラッチポートFに
係る遊技制御プログラムの処理が8ビット単位の処理に
なるため、4ビット単位の処理を要しない分プログラム
が冗長にならず、プログラム容量を削減できる。さらに
このような構成では、図12に示すように、従来より少
ないCS0〜CS12の計13個のアドレスデコード信
号を出力する1チップCPUが使用可能となる。
【0092】[他の実施形態]尚、上述の実施形態で
は、シュリンクDIPパッケージで64ピンの8ビット
データポートICについて述べたが、64ピンQFP
(Quad Flat Package)の8ビットデータポートICに
も、本発明は適用可能なこともちろんである。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遊
技機の制御回路の出力ポートに使用する8ビットデータ
ポートICは、制御回路のCPUから入力された8ビッ
トデータをラッチするための8ビット出力ラッチポート
と、入力された8ビットデータの上位4ビットデータま
たは下位4ビットデータをラッチするための4ビット出
力ラッチポートとを有し、上位4ビットデータまたは下
位4ビットデータのいずれか一方の選択の設定が可能で
あり、その設定に基づいて、上位4ビットデータまたは
下位4ビットデータを選択して4ビット出力ラッチポー
トへ入力する。
【0094】そして、遊技機は、上記設定が上位4ビッ
トデータの選択となっている第1の8ビットデータポー
トICと、上記設定が下位4ビットデータの選択となっ
ている第2の8ビットデータポートICとを備え、第1
の8ビットデータポートICの4ビット出力ラッチポー
トと第2の8ビットデータポートICの4ビット出力ラ
ッチポートは、CPUからの1つのラッチ信号でデータ
をラッチして制御回路の出力ポートに出力する。
【0095】このため、上記第1の8ビットデータポー
トICの4ビット出力ラッチポートと上記第2の8ビッ
トデータポートICの4ビット出力ラッチポートに対し
て、CPUが1つのラッチ信号でデータのラッチを指示
する場合、それに係る遊技制御プログラムの処理は、上
位4ビットデータと下位4ビットデータを合わせた8ビ
ット単位の処理になるため、4ビット単位の処理を要し
ない分プログラムが冗長にならず、プログラム容量が軽
減される。さらに1つのラッチ信号で、上記第1の8ビ
ットデータポートICの4ビット出力ラッチポートと上
記第2の8ビットデータポートICの4ビット出力ラッ
チポートとを同時にラッチさせられるので、アドレスデ
コード信号の出力が少ないCPUの使用も考慮すること
が可能となる。
【0096】また、本発明によれば、遊技機の制御回路
の出力ポートに使用する8ビットデータポートICは、
制御回路のCPUから入力された8ビットデータをラッ
チするための1以上の8ビット出力ラッチポート、およ
び、8ビット出力ラッチポートであって、ラッチした8
ビットデータの上位4ビットデータと下位4ビットデー
タとを、分けて出力する分割出力ラッチポートを有し、
上位4ビットデータまたは下位4ビットデータのいずれ
か一方の選択の設定が可能であり、その設定に基づい
て、上位4ビットデータまたは下位4ビットデータを選
択して出力ポートへ出力する。
【0097】そして、遊技機は、上記設定が上位4ビッ
トデータの選択となっている第1の8ビットデータポー
トICと、上記設定が下位4ビットデータの選択となっ
ている第2の8ビットデータポートICとを備え、第1
の8ビットデータポートICの分割出力ラッチポートと
第2の8ビットデータポートICの分割出力ラッチポー
トは、CPUからの1つのラッチ信号によりデータをラ
ッチする。
【0098】このため、上記第1の8ビットデータポー
トICの分割出力ラッチポートと上記第2の8ビットデ
ータポートICの分割出力ラッチポートに対して、CP
Uが1つのラッチ信号でデータのラッチを指示する場
合、それに係る遊技制御プログラムの処理は、上位4ビ
ットデータと下位4ビットデータを合わせた8ビット単
位の処理になるため、4ビット単位の処理を要しない分
プログラムが冗長にならず、プログラム容量が軽減され
る。さらに1つのラッチ信号で、上記第1の8ビットデ
ータポートICの分割出力ラッチポートと上記第2の8
ビットデータポートICの分割出力ラッチポートとを同
時にラッチさせられるので、アドレスデコード信号の出
力が少ないCPUの使用も考慮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の8ビットデータポートICの外部端子の
ピン配置図である。
【図2】従来の8ビットデータポートICのシステム構
成を示すブロック図である。
【図3】従来の8ビットデータポートICの端子名称及
びその機能を示す図である。
【図4】従来の8ビットデータポートICの端子名称及
びその機能を示す図である。
【図5】従来の8ビットデータポートICを使用した遊
技機の制御回路における、出力ポート周辺回路のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の実施形態1および2の遊技機の正面概
観を示す説明図である。
【図7】本発明の実施形態1および2の遊技機の制御回
路構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施形態1の、8ビットデータポート
ICのシステム構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施形態1および2の、遊技機の制御
回路に使用するCPUの外部端子のピン配置図である。
【図10】本発明の実施形態1の、8ビットデータポー
トICおよびIDNACチップのCPUを使用した遊技
機の制御回路における、出力ポート周辺回路のブロック
図である。
【図11】本発明の実施形態2の、8ビットデータポー
トICのシステム構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の実施形態2の、8ビットデータポー
トICおよびIDNACチップのCPUを使用した遊技
機の制御回路における、出力ポート周辺回路のブロック
図である。
【符号の説明】
101、101−1、101−2 8ビットデータポー
トIC 502−1、502−2 8ビット入力ポートIC 601 遊技盤 602 特別図柄表示装置 603 始動入賞口 604 普通図柄表示装置作動ゲート(左) 605 普通図柄表示装置作動ゲート(右) 606 普通図柄表示装置 607 普通電動役物 608 可変入賞球装置 609 開閉部材 610 大入賞口 611 特定領域 612 遊技機ハンドル 613 ストップボタン 614 左回り 615 右回り 701 特別図柄始動スイッチ 702 普通図柄作動スイッチ 703 大入賞口スイッチ 704 特定領域スイッチ 705 リセット回路 706 電源回路 707 入力ポート 708 主制御部 709 ROM 710 RAM 711 出力ポート 712 大入賞口作動ソレノイド 713 普通電動役物作動ソレノイド 714 ランプ表示装置 715 効果音発生装置 716 賞球払出装置 717 球発射装置 801、801−1、801−2 8ビットデータポー
トIC 1001−1、1001−2 8ビット入力ポートIC 804 インバータ 806−1〜806−6 ラッチ信号 807、807−1、807−2 SELECT信号 902−1〜902−13 アドレスデコード信号 1101、1101−1、1101−2 8ビットデー
タポートIC

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御回路のCPUから入力された8ビッ
    トデータをラッチするための1以上の8ビット出力ラッ
    チポートと、入力された前記8ビットデータの上位4ビ
    ットデータまたは下位4ビットデータをラッチするため
    の4ビット出力ラッチポートとを有する8ビットデータ
    ポートICを、前記制御回路の出力ポートに使用する遊
    技機において、 前記8ビットデータポートICは、 前記上位4ビットデータまたは前記下位4ビットデータ
    のいずれか一方の選択の設定を行う設定手段と、 該設定手段の設定に基づいて、前記上位4ビットデータ
    または前記下位4ビットデータを選択して前記4ビット
    出力ラッチポートへ入力する選択手段とを有し、 前記8ビットデータポートICであって、前記設定手段
    の設定が、前記上位4ビットデータの選択となっている
    第1の8ビットデータポートICと、 前記8ビットデータポートICであって、前記設定手段
    の設定が、前記下位4ビットデータの選択となっている
    第2の8ビットデータポートICとを備え、 前記第1の8ビットデータポートICの前記4ビット出
    力ラッチポートと前記第2の8ビットデータポートIC
    の前記4ビット出力ラッチポートは、前記CPUからの
    1つの出力ラッチ信号によりデータをラッチし、当該ラ
    ッチしたデータを前記出力ポートに出力することを特徴
    とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、前記
    設定手段はSELECT信号用端子に入力されるSEL
    ECT信号であり、前記選択手段は前記上位4ビットデ
    ータを選択する第1のゲート回路と前記下位4ビットデ
    ータを選択する第2のゲート回路とを有し、前記SEL
    ECT信号のレベルの設定に基づいて、前記第1のゲー
    ト回路または前記第2のゲート回路のいずれか一方が動
    作することを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の遊技機におい
    て、前記8ビットデータポートICは、64個の外部端
    子と、5つの前記8ビット出力ラッチポートと、1つの
    前記4ビット出力ラッチポートとを備えたことを特徴と
    する遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の遊技機において、前記
    CPUは13個のラッチ信号を出力し、該13個のラッ
    チ信号は、前記1つの出力ラッチ信号と、前記第1の8
    ビットデータポートICの5つの前記8ビット出力ラッ
    チポートに、データをラッチさせるための第1の5つの
    出力ラッチ信号と、前記第2の8ビットデータポートI
    Cの5つの前記8ビット出力ラッチポートに、データを
    ラッチさせるための第2の5つの出力ラッチ信号と、前
    記制御回路の入力ポートに使用される2つの8ビット入
    力ポートICから、前記CPUがデータを取り込むため
    の2つの入力制御信号とから成ることを特徴とする遊技
    機。
  5. 【請求項5】 制御回路のCPUから入力された8ビッ
    トデータをラッチするための1以上の8ビット出力ラッ
    チポートを有する8ビットデータポートICを、前記制
    御回路の出力ポートに使用する遊技機において、 前記8ビットデータポートICは、 前記8ビット出力ラッチポートであって、ラッチした前
    記8ビットデータの上位4ビットデータと下位4ビット
    データとを、分けて出力する分割出力ラッチポートと、 前記上位4ビットデータまたは前記下位4ビットデータ
    のいずれか一方の選択の設定を行う設定手段と、 該設定手段の設定に基づいて、前記上位4ビットデータ
    または前記下位4ビットデータを選択して前記出力ポー
    トへ出力する選択手段とを有し、 前記8ビットデータポートICであって、前記設定手段
    の設定が、前記上位4ビットデータの選択となっている
    第1の8ビットデータポートICと、 前記8ビットデータポートICであって、前記設定手段
    の設定が、前記下位4ビットデータの選択となっている
    第2の8ビットデータポートICとを備え、 前記第1の8ビットデータポートICの前記分割出力ラ
    ッチポートと前記第2の8ビットデータポートICの前
    記分割出力ラッチポートは、前記CPUからの1つの出
    力ラッチ信号によりデータをラッチすることを特徴とす
    る遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の遊技機において、前記
    設定手段はSELECT信号用端子に入力されるSEL
    ECT信号であり、前記選択手段は前記上位4ビットデ
    ータを選択する第1のゲート回路と前記下位4ビットデ
    ータを選択する第2のゲート回路とを有し、前記SEL
    ECT信号のレベルの設定に基づいて、前記第1のゲー
    ト回路または前記第2のゲート回路のいずれか一方が動
    作することを特徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の遊技機におい
    て、前記8ビットデータポートICは、64個の外部端
    子と、5つの前記8ビット出力ラッチポートと、1つの
    前記分割出力ラッチポートとを備えたことを特徴とする
    遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の遊技機において、前記
    CPUは13個のラッチ信号を出力し、該13個のラッ
    チ信号は、前記1つの出力ラッチ信号と、前記第1の8
    ビットデータポートICの5つの前記8ビット出力ラッ
    チポートに、データをラッチさせるための第1の5つの
    出力ラッチ信号と、前記第2の8ビットデータポートI
    Cの5つの前記8ビット出力ラッチポートに、データを
    ラッチさせるための第2の5つの出力ラッチ信号と、前
    記制御回路の入力ポートに使用される2つの8ビット入
    力ポートICから、前記CPUがデータを取り込むため
    の2つの入力制御信号とから成ることを特徴とする遊技
    機。
  9. 【請求項9】 入力された8ビットデータをラッチする
    ための1以上の8ビット出力ラッチポートと、入力され
    た前記8ビットデータの上位4ビットデータまたは下位
    4ビットデータをラッチするための4ビット出力ラッチ
    ポートとを有する8ビットデータポートICである遊技
    機のインタフェースICにおいて、 前記上位4ビットデータまたは前記下位4ビットデータ
    のいずれか一方の選択の設定を行う設定手段と、 該設定手段の設定に基づいて、前記上位4ビットデータ
    または前記下位4ビットデータを選択して前記4ビット
    出力ラッチポートへ入力する選択手段とを備えたことを
    特徴とする遊技機のインタフェースIC。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の遊技機のインタフェ
    ースICにおいて、前記設定手段はSELECT信号用
    端子に入力されるSELECT信号であり、前記選択手
    段は前記上位4ビットデータを選択する第1のゲート回
    路と前記下位4ビットデータを選択する第2のゲート回
    路を有し、前記SELECT信号のレベルの設定に基づ
    いて、前記第1のゲート回路または前記第2のゲート回
    路のいずれか一方が動作することを特徴とする遊技機の
    インタフェースIC。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の遊技機の
    インタフェースICにおいて、64個の外部端子と、5
    つの前記8ビット出力ラッチポートと、1つの前記4ビ
    ット出力ラッチポートとを備えたことを特徴とする遊技
    機のインタフェースIC。
  12. 【請求項12】 制御回路のCPUから入力された8ビ
    ットデータをラッチするための1以上の8ビット出力ラ
    ッチポートを有する8ビットデータポートICである遊
    技機のインタフェースICにおいて、 前記8ビット出力ラッチポートであって、ラッチした前
    記8ビットデータの上位4ビットデータと下位4ビット
    データとを、分けて出力する分割出力ラッチポートと、 前記上位4ビットデータまたは前記下位4ビットデータ
    のいずれか一方の選択の設定を行う設定手段と、 該設定手段の設定に基づいて、前記上位4ビットデータ
    または前記下位4ビットデータを選択して前記出力ポー
    トへ出力する選択手段とを備えたことを特徴とする遊技
    機のインタフェースIC。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の遊技機のインタフ
    ェースICにおいて、前記設定手段はSELECT信号
    用端子に入力されるSELECT信号であり、前記選択
    手段は前記上位4ビットデータを選択する第1のゲート
    回路と前記下位4ビットデータを選択する第2のゲート
    回路を有し、前記SELECT信号のレベルの設定に基
    づいて、前記第1のゲート回路または前記第2のゲート
    回路のいずれか一方が動作することを特徴とする遊技機
    のインタフェースIC。
  14. 【請求項14】 請求項12または13に記載の遊技機
    のインタフェースICにおいて、64個の外部端子と、
    5つの前記8ビット出力ラッチポートと、1つの前記分
    割出力ラッチポートとを備えたことを特徴とする遊技機
    のインタフェースIC。
JP2001195401A 2001-06-27 2001-06-27 遊技機及びそのインタフェースic Expired - Fee Related JP4663164B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001195401A JP4663164B2 (ja) 2001-06-27 2001-06-27 遊技機及びそのインタフェースic

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001195401A JP4663164B2 (ja) 2001-06-27 2001-06-27 遊技機及びそのインタフェースic

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003010488A true JP2003010488A (ja) 2003-01-14
JP4663164B2 JP4663164B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=19033379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001195401A Expired - Fee Related JP4663164B2 (ja) 2001-06-27 2001-06-27 遊技機及びそのインタフェースic

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4663164B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314574A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Abilit Corp 遊技機

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04114195A (ja) * 1990-09-04 1992-04-15 Nec Home Electron Ltd 画像記憶装置
JPH04236568A (ja) * 1991-01-18 1992-08-25 Minolta Camera Co Ltd 画像読取り装置における編集処理方式及び装置
JPH0625928U (ja) * 1992-08-27 1994-04-08 リズム時計工業株式会社 ビデオメモリ書込み回路
JPH09225091A (ja) * 1996-02-22 1997-09-02 Kaga Denshi Kk パチンコ遊戯装置の電子表示器の駆動用ic装置
JPH11163726A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Sharp Corp A/d変換器及びa/d変換方法
JPH11216250A (ja) * 1998-02-04 1999-08-10 Heiwa Corp 遊技機の検査情報管理システム
JP2000342741A (ja) * 1999-06-02 2000-12-12 Olympia:Kk スロットマシン遊技機
JP2001310054A (ja) * 2000-04-28 2001-11-06 Sankyo Kk 遊技機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04114195A (ja) * 1990-09-04 1992-04-15 Nec Home Electron Ltd 画像記憶装置
JPH04236568A (ja) * 1991-01-18 1992-08-25 Minolta Camera Co Ltd 画像読取り装置における編集処理方式及び装置
JPH0625928U (ja) * 1992-08-27 1994-04-08 リズム時計工業株式会社 ビデオメモリ書込み回路
JPH09225091A (ja) * 1996-02-22 1997-09-02 Kaga Denshi Kk パチンコ遊戯装置の電子表示器の駆動用ic装置
JPH11163726A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Sharp Corp A/d変換器及びa/d変換方法
JPH11216250A (ja) * 1998-02-04 1999-08-10 Heiwa Corp 遊技機の検査情報管理システム
JP2000342741A (ja) * 1999-06-02 2000-12-12 Olympia:Kk スロットマシン遊技機
JP2001310054A (ja) * 2000-04-28 2001-11-06 Sankyo Kk 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314574A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Abilit Corp 遊技機
JP4734025B2 (ja) * 2005-05-13 2011-07-27 高砂電器産業株式会社 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4663164B2 (ja) 2011-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7337862B2 (ja) 遊技機
JP6392281B2 (ja) 遊技機
JP2004229938A (ja) 遊技機
JP6783518B2 (ja) 遊技機
JP2008229240A (ja) 遊技機用表示制御装置
JP6377652B2 (ja) 遊技機
JP2017000602A (ja) 遊技機
JP6783517B2 (ja) 遊技機
JP2003010488A (ja) 遊技機及びそのインタフェースic
JP6170098B2 (ja) 遊技機
JP5152812B2 (ja) 弾球遊技機
JP6862171B2 (ja) 遊技機
JPH05161759A (ja) 遊技装置
JP6506874B2 (ja) 遊技機
JP3754651B2 (ja) 遊技機
JP6630245B2 (ja) 遊技機
JP2019005602A (ja) 遊技機
JP6709186B2 (ja) 遊技機
JP6550020B2 (ja) 遊技機
JP7051966B2 (ja) 遊技機
JP2002315918A (ja) 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP6666163B2 (ja) 遊技機
JP6756784B2 (ja) 遊技機
JP6550019B2 (ja) 遊技機
JP2022129605A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080220

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4663164

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees