JP2001310054A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JP2001310054A JP2001310054A JP2000131845A JP2000131845A JP2001310054A JP 2001310054 A JP2001310054 A JP 2001310054A JP 2000131845 A JP2000131845 A JP 2000131845A JP 2000131845 A JP2000131845 A JP 2000131845A JP 2001310054 A JP2001310054 A JP 2001310054A
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Abstract
ることを防止して、コスト低減を図る。 【解決手段】 遊技機の主基板には、I/Oポートとし
て、4つの出力ポートを内蔵したI/Oエクスパンダ5
71,572、出力ポート573,574が搭載され
る。また、入力ポート578,579,580が搭載さ
れる。出力バッファ回路581〜585は、CPU56
からI/Oエクスパンダ571,572の各出力ポート
を介して出力された信号を他の電気部品制御基板に送出
するためのバッファ回路である。本来的に出力ポートに
固定されているI/Oエクスパンダ571,572を使
用するとともに、それだけでは足りない出力ポートは個
別の出力ポート573,574で実現されている。
Description
じて遊技が行われるパチンコ遊技機、コイン遊技機、ス
ロット機等の遊技機に関し、特に、遊技盤における遊技
領域において遊技者の操作に応じて遊技が行われる遊技
機に関する。
能な可変表示部を有する可変表示装置が設けられ、可変
表示部の表示結果があらかじめ定められた特定の表示態
様となった場合に遊技者に有利となる大当り遊技状態に
移行するように構成されたものがある。可変表示装置に
は複数の可変表示部があり、通常、複数の可変表示部の
表示結果を時期を異ならせて表示するように構成されて
いる。可変表示部には、例えば、図柄等の複数の識別情
報が可変表示される。可変表示部の表示結果があらかじ
め定められた特定の表示態様の組合せとなることを、通
常、「大当り」という。なお、遊技価値とは、遊技機の
遊技領域に設けられた可変入賞球装置の状態が打球が入
賞しやすい遊技者にとって有利な状態になることや、遊
技者にとって有利な状態となるための権利を発生させた
りすることである。
所定回数開放して打球が入賞しやすい大当り遊技状態に
移行する。そして、各開放期間において、所定個(例え
ば10個)の大入賞口への入賞があると大入賞口は閉成
する。そして、大入賞口の開放回数は、所定回数(例え
ば16ラウンド)に固定されている。なお、各開放につ
いて開放時間(例えば29.5秒)が決められ、入賞数
が所定個に達しなくても開放時間が経過すると大入賞口
は閉成する。また、大入賞口が閉成した時点で所定の条
件(例えば、大入賞口内に設けられているVゾーンへの
入賞)が成立していない場合には、所定回数に達してい
なくても大当り遊技状態は終了する。
れ」の表示態様の組合せのうち、複数の可変表示部の表
示結果のうちの一部が未だに導出表示されていない段階
において、既に表示結果が導出表示されている可変表示
部の表示態様が特定の表示態様の組合せとなる表示条件
を満たしている状態を「リーチ」という。遊技者は、大
当りをいかにして発生させるかを楽しみつつ遊技を行
う。
ロコンピュータ等を含む遊技制御手段によって制御され
る。可変表示装置に表示される識別情報、キャラクタ画
像および背景画像は、遊技制御手段からの表示制御コマ
ンドデータに従って動作する表示制御手段によって制御
される。表示制御手段は、遊技制御手段が搭載された遊
技制御基板とは別の図柄制御基板に搭載されることが多
い。従って、遊技の進行を制御する遊技制御手段は、図
柄制御基板に搭載された表示制御手段に対して表示制御
のためのコマンドを送信する。そして、表示制御手段
が、情報等の画像データの生成を行う。
ピュータが搭載された遊技制御基板と表示制御用のマイ
クロコンピュータが搭載された図柄制御基板とが設けら
れることになるが、遊技機にその他の制御用マイクロコ
ンピュータを搭載した基板が設けられることもある。以
下、マイクロコンピュータを搭載した基板を電気部品制
御基板と呼び、電気部品制御基板に搭載されたマイクロ
コンピュータを電気部品制御マイクロコンピュータと呼
ぶことがある。また、電気部品制御マイクロコンピュー
タによって実現される制御手段を電気部品制御手段とい
う。各制御手段は遊技の進行に応じて種々の制御を行う
ので、遊技進行を制御する遊技制御手段は、それらの電
気部品制御手段に対して制御コマンドを与える必要があ
る。
以外にも種々の電気部品が設置されている。遊技制御手
段は、遊技進行に応じて、それらの電気部品の制御も行
う。
御手段から各電気部品制御手段に対して制御コマンドを
送る必要があり、かつ、各電気部品に対して制御信号を
与える必要がある。また、一般に、遊技店に設置されて
いるホールコンピュータ等の外部機器に対して遊技機の
状態情報等が出力されることが求められるので、遊技制
御手段は、それらの状態情報を出力する必要もある。さ
らには、遊技機の試験効率を向上させるための遊技機の
状態情報等を試験信号として出力することも要請され
る。よって、遊技制御手段は、それらの試験信号も出力
する場合がある。
出力する必要があり、そのために多数の出力ポートを備
える必要がある。その結果、遊技制御基板において多数
の出力ポートICを搭載する必要があって基板面積が大
きくなる傾向にある。基板面積が大きいことは基板コス
トの上昇につながり、ひいては遊技機のコスト上昇につ
ながってしまう。
る基板面積が大きくなることを防止して、コスト低減を
図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
遊技者が所定の遊技を行うことが可能な遊技機であっ
て、遊技の進行を制御する遊技制御手段と、遊技制御手
段からの出力情報の出力のみが可能な複数の出力専用ポ
ートが一体化された出力専用ポートICとを備えたこと
を特徴とする。
うちから出力情報を出力する出力専用ポートを指定可能
であって、遊技制御手段が指定した出力専用ポートを実
際に選択するポート選択手段を備え、ポート選択手段
が、出力専用ポートに一体化されているように構成され
ていてもよい。
外部に設けられた出力専用ポートも選択可能であるよう
に構成されていてもよい。
情報を入力可能な入力専用ポートも選択可能であるよう
に構成されていてもよい。
体化されていてもよい。
もハードウェアによっても入力ポートに設定変更できな
いものであることが好ましい。
めの電気部品制御手段を備え、遊技制御手段からの出力
情報が、電気部品制御手段に与えられる指令情報を含む
ように構成されていてもよい。
遊技状態を表す遊技情報を含むように構成されていても
よい。
設けられる電気部品を作動させるための作動情報を含む
ように構成されていてもよい。
力専用ポートICおよび情報を出力方向にしか伝えない
バッファ回路を介して接続されるように構成されていて
もよい。
を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチン
コ遊技機の全体の構成について説明する。図1はパチン
コ遊技機1を正面からみた正面図である。なお、ここで
は、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発
明はパチンコ遊技機に限られず、例えばコイン遊技機や
スロット機等であってもよい。
額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠
2の下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の
下部には、打球供給皿3からあふれた遊技球を貯留する
余剰玉受皿4と打球を発射する打球操作ハンドル(操作
ノブ)5が設けられている。ガラス扉枠2の後方には、
遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。また、遊技
盤6の前面には遊技領域7が設けられている。
柄を可変表示するための可変表示部(特別図柄表示装
置)9と7セグメントLEDによる普通図柄表示器(普
通図柄表示装置)10とを含む可変表示装置8が設けら
れている。可変表示部9には、例えば「左」、「中」、
「右」の3つの図柄表示エリアがある。可変表示装置8
の側部には、打球を導く通過ゲート11が設けられてい
る。通過ゲート11を通過した打球は、玉出口13を経
て始動入賞口14の方に導かれる。通過ゲート11と玉
出口13との間の通路には、通過ゲート11を通過した
打球を検出するゲートスイッチ12がある。また、始動
入賞口14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導か
れ、始動口スイッチ17によって検出される。また、始
動入賞口14の下部には開閉動作を行う可変入賞球装置
15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノ
イド16によって開状態とされる。
状態(大当り状態)においてソレノイド21によって開
状態とされる開閉板20が設けられている。この実施の
形態では、開閉板20が大入賞口を開閉する手段とな
る。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球の
うち一方(Vゾーン)に入った入賞球はVカウントスイ
ッチ22で検出される。また、開閉板20からの入賞球
はカウントスイッチ23で検出される。可変表示装置8
の下部には、始動入賞口14に入った入賞球数を表示す
る4個の表示部を有する始動入賞記憶表示器18が設け
られている。この例では、4個を上限として、始動入賞
がある毎に、始動入賞記憶表示器18は点灯している表
示部を1つずつ増やす。そして、可変表示部9の可変表
示が開始される毎に、点灯している表示部を1つ減ら
す。
設けられ、遊技球のそれぞれの入賞口19,24への入
賞は、対応して設けられている入賞口スイッチ19a,
19b,24a,24bによって検出される。遊技領域
7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される装飾ランプ
25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球を吸収
するアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左
右上部には、効果音を発する2つのスピーカ27が設け
られている。遊技領域7の外周には、遊技効果LED2
8aおよび遊技効果ランプ28b,28cが設けられて
いる。
の近傍に、景品球払出時に点灯する賞球ランプ51が設
けられ、他方のスピーカ27の近傍に、補給球が切れた
ときに点灯する球切れランプ52が設けられている。さ
らに、図1には、パチンコ遊技機1に隣接して設置さ
れ、プリペイドカードが挿入されることによって球貸し
を可能にするカードユニット50も示されている。
あるか否かを示す使用可表示ランプ151、カード内に
記録された残額情報に端数(100円未満の数)が存在
する場合にその端数を打球供給皿3の近傍に設けられる
度数表示LEDに表示させるための端数表示スイッチ1
52、カードユニット50がいずれの側のパチンコ遊技
機1に対応しているのかを示す連結台方向表示器15
3、カードユニット50内にカードが投入されているこ
とを示すカード投入表示ランプ154、記録媒体として
のカードが挿入されるカード挿入口155、およびカー
ド挿入口155の裏面に設けられているカードリーダラ
イタの機構を点検する場合にカードユニット50を解放
するためのカードユニット錠156が設けられている。
レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7
を下りてくる。打球が通過ゲート11を通ってゲートス
イッチ12で検出されると、普通図柄表示器10の表示
数字が連続的に変化する状態になる。また、打球が始動
入賞口14に入り始動口スイッチ17で検出されると、
図柄の変動を開始できる状態であれば、可変表示部9内
の図柄が回転を始める。図柄の変動を開始できる状態で
なければ、始動入賞記憶を1増やす。
が経過したときに停止する。停止時の画像の組み合わせ
が大当り図柄の組み合わせであると、大当り遊技状態に
移行する。すなわち、開閉板20が、一定時間経過する
まで、または、所定個数(例えば10個)の打球が入賞
するまで開放する。そして、開閉板20の開放中に打球
が特定入賞領域に入賞しVカウントスイッチ22で検出
されると、継続権が発生し開閉板20の開放が再度行わ
れる。継続権の発生は、所定回数(例えば15ラウン
ド)許容される。
せが確率変動を伴う大当り図柄の組み合わせである場合
には、次に大当りとなる確率が高くなる。すなわち、高
確率状態という遊技者にとってさらに有利な状態とな
る。また、普通図柄表示器10における停止図柄が所定
の図柄(当り図柄=小当り図柄)である場合に、可変入
賞球装置15が所定時間だけ開状態になる。さらに、高
確率状態では、普通図柄表示器10における停止図柄が
当り図柄になる確率が高められるとともに、可変入賞球
装置15の開放時間と開放回数が高められる。
ている各基板について説明する。図2に示すように、パ
チンコ遊技機1の裏面では、枠体2A内の機構板の上部
に玉貯留タンク38が設けられ、パチンコ遊技機1が遊
技機設置島に設置された状態でその上方から遊技球が球
貯留タンク38に供給される。球貯留タンク38内の遊
技球は、誘導樋39を通って賞球ケース40Aで覆われ
る球払出装置に至る。
る可変表示制御ユニット29、遊技制御用マイクロコン
ピュータ等が搭載された遊技制御基板(主基板)31が
設置されている。また、球払出制御を行う払出制御用マ
イクロコンピュータ等が搭載された払出制御基板37、
およびモータの回転力を利用して打球を遊技領域7に発
射する打球発射装置が設置されている。さらに、装飾ラ
ンプ25、遊技効果LED28a、遊技効果ランプ28
b,28c、賞球ランプ51および球切れランプ52に
信号を送るためのランプ制御基板35、スピーカ27か
らの音声発生を制御するための音声制御基板70および
打球発射装置を制御するための発射制御基板91も設け
られている。
2VおよびDC5Vを作成する電源回路が搭載された電
源基板910が設けられ、上方には、各種情報を遊技機
外部に出力するための各端子を備えたターミナル基板1
60が設置されている。ターミナル基板160には、少
なくとも、球切れ検出スイッチの出力を導入して外部出
力するための球切れ用端子、賞球個数信号を外部出力す
るための賞球用端子および球貸し個数信号を外部出力す
るための球貸し用端子が設けられている。また、中央付
近には、主基板31からの各種情報を遊技機外部に出力
するための各端子を備えた情報端子盤34が設置されて
いる。なお、図2には、ランプ制御基板35および音声
制御基板70からの信号を、枠側に設けられている遊技
効果LED28a、遊技効果ランプ28b,28c、賞
球ランプ51および球切れランプ52に供給するための
電飾中継基板A77が示されているが、信号中継の必要
に応じて他の中継基板も設けられる。
らみた背面図である。遊技盤6の裏面には、図3に示す
ように、各入賞口および入賞球装置に入賞した入賞玉を
所定の入賞経路に沿って導く入賞玉集合カバー40が設
けられている。入賞玉集合カバー40に導かれる入賞玉
のうち、開閉板20を経て入賞したものは、球払出装置
97が相対的に多い景品玉数(例えば15個)を払い出
すように制御される。始動入賞口14を経て入賞したも
のは、球払出装置(図3において図示せず)が相対的に
少ない景品玉数(例えば6個)を払い出すように制御さ
れる。そして、その他の入賞口24および入賞球装置を
経て入賞したものは、球払出装置が相対的に中程度の景
品玉数(例えば10個)を払い出すように制御される。
なお、図3には、中継基板33が例示されている。
チ19a,19b,24a,24b、始動口スイッチ1
7、カウントスイッチ23およびVカウントスイッチ2
2からの信号が、主基板31に送られる。始動口スイッ
チ17がオンすると、例えば払出制御基板に対する賞球
個数信号に「6」が出力され、カウントスイッチ23が
オンすると、例えば賞球個数信号に「15」が出力され
る。そして、入賞口スイッチ19a,19b,24a,
24bがオンすると、例えば賞球個数信号に「10」が
出力される。
例を示すブロック図である。なお、図4には、払出制御
基板37、ランプ制御基板35、音制御基板70、発射
制御基板91および図柄制御基板80も示されている。
主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1
を制御する基本回路53と、ゲートスイッチ12、始動
口スイッチ17、Vカウントスイッチ22、カウントス
イッチ23、入賞口スイッチ19a,19b,24a,
24b、満タンスイッチ48、球切れスイッチ187お
よび賞球カウントスイッチ301Aからの信号を基本回
路53に与えるスイッチ回路58と、可変入賞球装置1
5を開閉するソレノイド16、開閉板20を開閉するソ
レノイド21および大入賞口内の経路を切り換えるため
の切換ソレノイド21Aを基本回路53からの指令に従
って駆動するソレノイド回路59とが搭載されている。
トスイッチ短絡信号もスイッチ回路58を介して基本回
路53に伝達される。また、球切れスイッチ187は、
球払出装置に供給される遊技球の不足を検出できるよう
な位置に設置されている。
に従って、大当りの発生を示す大当り情報、可変表示部
9の画像表示開始に利用された始動入賞球の個数を示す
有効始動情報、確率変動が生じたことを示す確変情報等
の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部機器に対
して出力する情報出力回路64が搭載されている。
ム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用さ
れる記憶手段の一例であるRAM55、プログラムに従
って制御動作を行うCPU56およびI/Oポート部5
7を含む。この実施の形態では、ROM54,RAM5
5はCPU56に内蔵されている。すなわち、CPU5
6は、1チップマイクロコンピュータである。なお、1
チップマイクロコンピュータは、少なくともRAM55
が内蔵されていればよく、ROM54およびI/Oポー
ト部57は外付けであっても内蔵されていてもよい。
本回路53をリセットするためのシステムリセット回路
65が設けられている。なお、球払出装置97から主基
板31に入力されるスイッチ情報もあるが、図4ではそ
れらは省略されている。
発射制御基板91上の回路によって制御される駆動モー
タ94で駆動される。そして、駆動モータ94の駆動力
は、操作ノブ5の操作量に従って調整される。すなわ
ち、発射制御基板91上の回路によって、操作ノブ5の
操作量に応じた速度で打球が発射されるように制御され
る。
板35に搭載されているランプ制御手段が、遊技盤に設
けられている始動記憶表示器18、ゲート通過記憶表示
器41および装飾ランプ25の表示制御を行うととも
に、枠側に設けられている遊技効果ランプ・LED28
a,28b,28c、賞球ランプ51および球切れラン
プ52の表示制御を行う。また、特別図柄を可変表示す
る可変表示部9および普通図柄を可変表示する普通図柄
表示器10の表示制御は、図柄制御基板80に搭載され
ている表示制御手段によって行われる。
とが可能なI/Oエクスパンダの一例を示すブロック図
である。図5に示すI/Oエクスパンダは、それぞれが
8つの出力ビットを有する出力ポート0〜出力ポート3
を内蔵している。出力ポート0の各ビットをP00〜P
07、出力ポート1の各ビットをP10〜P17、出力
ポート2の各ビットをP20〜P27、出力ポート3の
各ビットをP30〜P37とする。
ET)入力端子を有し、リセット入力端子にローレベル
が入力されると、全ての出力(P00〜P07,P10
〜P17,P20〜P27,P30〜P37)をローレ
ベルにする。また、ポート選択手段としてのアドレスデ
コーダは、CPU56からのアドレス信号(A0〜A
7)およびアドレスセット用信号(CSIO)に応じて
出力ポート0〜出力ポート3を選択するための信号を生
成する。例えば、出力ポート0のビットをハイレベルに
したいときには、出力ポート0に割り当てられているア
ドレスを指定するアドレス信号が与えられるとともに、
該当ビットを「1」にしたデータがデータバスに出力さ
れる。また、ローアクティブであるCSIOがローレベ
ルにされ、ローアクティブであるWR信号がローレベル
にされる。
号は出力ポート0〜出力ポート3においてラッチされて
いるので、CPU56は、出力状態を読み取ることもで
きる。例えば、出力ポート0の出力状態を読み取るとき
には、CPU56から、出力ポート0に割り当てられて
いるアドレスを指定するアドレス信号が出力されるとと
もに、ローアクティブであるCSIOがローレベルにさ
れ、ローアクティブであるRD信号がローレベルにされ
る。すると、アドレスデコーダから読み出しのための制
御信号が出力ポート0に出力されるので、出力ポート0
からデータバスに対して、出力ポート0の出力状態が出
力される。
張デバイスに対するチップセレクト機能を有する。すな
わち、アドレスデコーダは、外部拡張デバイスに対する
アドレス信号を入力すると、対応するチップセレクト信
号CE0〜CE7をローレベルにする。
することによって、多数の出力ポートが1チップのIC
で実現される。従って、主基板31においてI/Oポー
ト57に割り当てる面積を小さくすることができ、その
結果、主基板31のサイズを小型化できる。また、この
ようなI/Oエクスパンダは出力ポート用に固定されて
いるので、出力モードにするのか入力モードのするのか
を一々設定する必要がない。すなわち、CPU56の周
辺回路制御負荷が軽減される。一般に、主基板31に多
数の汎用の入出力ポートが設置されている場合には、そ
れらに対する設定処理を行うことが要求されることもあ
るが、この実施の形態では、そのような設定処理に関す
る負荷が軽減される。
/Oポート57の具体的構成例を示すブロック図であ
る。この例では、2つのI/Oエクスパンダ571,5
72と2つの個別出力ポート573,574とが使用さ
れている。出力ポート573,574は、8ビットの出
力ポートである。また、図6には、入力ポートも示され
ている。
出力ポート0は、払出制御基板37への払出制御コマン
ドに関するストローブ信号(STB)、図柄制御基板8
0への表示制御コマンドに関するストローブ信号(ST
B)、ランプ制御基板35へのランプ制御コマンドに関
するストローブ信号(STB)および音声制御基板70
への音声制御コマンドに関するストローブ信号(ST
B)を出力するポートとして使用される。
は、払出制御基板37への払出制御コマンドを構成する
払出制御信号を出力するポートとして使用される。I/
Oエクスパンダ571の出力ポート2は、図柄制御基板
80への表示制御コマンドを構成する表示制御信号を出
力するポートとして使用される。I/Oエクスパンダ5
71の出力ポート3は、ランプ制御基板35へのランプ
制御コマンドを構成するランプ制御信号を出力するポー
トとして使用される。I/Oエクスパンダ572の出力
ポート0は、音声制御基板70への音声制御コマンドを
構成する音声制御信号を出力するポートとして使用され
る。
U56からI/Oエクスパンダ571,572の各出力
ポートを介して出力された信号を他の電気部品制御基板
に送出するためのバッファ回路である。このような構成
によれば、他の電気部品制御基板から主基板31の内部
に入力される信号が阻止されるので、他の電気部品制御
基板から主基板31に信号が与えらる可能性がある信号
ラインをより確実になくすことができる。このように、
単方向にのみ信号伝達可能な出力バッファ回路581〜
585を設けることによって、主基板31から他の電気
部品制御基板への一方向性の信号伝達をより確実にする
ことができる。
は、ホールコンピュータ等の外部機器に対する情報出力
信号を出力するポートとして使用される。従って、I/
Oエクスパンダ572の出力ポート1の先には情報出力
回路64が設けられる。情報出力回路64の出力は、情
報端子盤34に伝達される。
は、ソレノイド16,21,21Aに対するソレノイド
信号を出力するポートとして使用される。ソレノイド信
号は、ソレノイド回路59で増幅されて各ソレノイド1
6,21,21Aに与えられる。
および出力ポート573,574は、遊技制御動作に関
する試験信号を出力するポートとして使用される。試験
信号は、試験信号端子に出力され、試験信号端子に試験
装置を接続すれば試験信号を採取できるので、試験装置
において容易に遊技制御動作の確認を行うことができ
る。なお、試験信号は、遊技機の状態を表す遊技情報の
一例である。
れていてもよいし、量産時の主基板31のコスト低減の
ため中継基板等に実装されていてもよい。また、コネク
タを用いる場合には、主基板31にコネクタ接続用の配
線パターンを用意しておいて、試験時にのみコネクタを
搭載するようにしてもよい。
スイッチ回路58を介して各種スイッチ情報が入力され
る。
的に出力ポートに固定されているI/Oエクスパンダ5
71,572を使用するとともに、それだけでは足りな
い出力ポートは個別の出力ポート573,574で実現
されている。すなわち、少ない出力ポートの増設に関し
ては個別の出力ポート573,574が用いられるの
で、3つのI/Oエクスパンダを使用する場合に比べて
経済的である。なお、I/Oエクスパンダ571,57
2および出力ポート573,574は、出力ポートに固
定されていることから、ソフトウェアで入力ポートに変
更することができず、また、ハードウェア的な処理(結
線変更等)によっても入力ポートに変更することができ
ない。
0の具体例を示すブロック図である。この例では、入賞
口スイッチ19a,19b,24a,24bおよび始動
口スイッチ17からの情報がスイッチ回路58を介して
入力ポート578に入力される。また、カウントスイッ
チ23、Vカウントスイッチ22および12ゲートスイ
ッチからの情報がスイッチ回路58を介して入力ポート
579に入力される。そして、賞球カウントスイッチ3
01A、満タンスイッチ48および球切れスイッチ18
7からの情報がスイッチ回路58を介して入力ポート5
80に入力される。
C4049等のICによる入力バッファ回路として実現
されている。
71,572のうち、I/Oエクスパンダ571のポー
ト0およびI/Oエクスパンダ572のポート2の使用
例を示すブロック図である。この例では、I/Oエクス
パンダ571のポート0のビットP00が払出制御信号
INT(払出制御コマンドに関するSTB)、ビットP
01が表示制御信号INT(表示制御コマンドに関する
STB)、ビットP02がランプ制御信号INT(ラン
プ制御コマンドに関するSTB)、ビットP03が音声
制御信号INT(音声制御コマンドに関するSTB)に
割り当てられている。
2のビットP20がソレノイド21を駆動するためのソ
レノイド信号、ビットP21がソレノイド21Aを駆動
するためのソレノイド信号、ビットP22がソレノイド
16を駆動するためのソレノイド信号に割り当てられて
いる。なお、ソレノイド21を駆動するためのソレノイ
ド信号は、試験信号のうちの特別電動役物開放信号とし
てそのまま用いられ、ソレノイド16を駆動するための
ソレノイド信号は、試験信号のうちの普通電動役物開放
信号としてそのまま用いられる。
72のポート1の使用例を示すブロック図である。この
例では、I/Oエクスパンダ572のポート1は、情報
出力信号用に割り当てられている。情報出力回路64
は、CPU56からI/Oエクスパンダ572のポート
1を介して出力される始動口情報信号を増幅する増幅回
路64a、図柄確定回数情報1信号を増幅する増幅回路
64b、大当り情報1信号を増幅する増幅回路64c、
確率変動情報信号を増幅する増幅回路64d、大当り情
報2信号を増幅する増幅回路64e、図柄確定回数情報
2信号を増幅する増幅回路64fおよび役物回数信号を
増幅する増幅回路64gを含む。増幅回路64a〜64
gの各出力は、情報端子盤34に接続される。
器10に表示される普通図柄に関する情報であり、役物
回数信号は、可変入賞球装置15の開放回数を示す情報
である。
64h、増幅回路64hの出力によって導通するフォト
カプラ642、およびフォトカプラ642の出力に応じ
て出力端子間を遮断状態にしたり短絡状態にしたりする
ためのダイオードブリッジ643が設けられている。ダ
イオードブリッジ643の出力は、ターミナル基板16
0に接続される。フォトカプラ642は発光ダイオード
とフォトトランジスタで構成され、このフォトカプラ6
42では、フォトトランジスタの一方の出力に抵抗が接
続されている。
ート3および出力ポート573,574から出力される
試験信号の試験信号端子121への接続状態の例を示す
説明図である。なお、試験信号端子121は、主基板3
1に設置可能であるが、試験終了後の遊技機の出荷時に
取り外すこともできる。また、上述したように、特別電
動役物開放信号および普通電動役物開放信号として、ソ
レノイド信号がそのまま用いられる。
(この実施の形態では、大入賞口に相当)作動開始時に
オンし特別電動役物の閉鎖時にオフする信号である。普
通電動役物作動中信号は、普通電動役物(この実施の形
態では、始動入賞口に相当)作動開始時にオンし普通電
動役物の閉鎖時にオフする信号である。役物連続作動装
置作動信号は、役物連続作動装置の作動開始時にオンと
なり作動終了時にオフとなる信号である。特別図柄大当
り信号は、特別図柄が大当り図柄で確定したときにオン
となり大当り動作終了時にオフとなる信号である。ま
た、普通図柄当り信号は、普通図柄が当りの組み合わせ
で確定したときにオンとなり普通電動役物の動作動作終
了時にオフとなる信号である。
数が1個以上となっている間オンとなり0個になるとオ
フする信号である特別図柄保留1個目信号があり、特別
図柄変動の作動保留数の記憶数が2個以上となっている
間オンとなり1個以下になるとオフする信号である特別
図柄保留2個目信号があり、特別図柄変動の作動保留数
の記憶数が3個以上となっている間オンとなり2個以下
になるとオフする信号である特別図柄保留3個目信号が
あり、特別図柄変動の作動保留数の記憶数が4個となっ
ている間オンとなり3個以下になるとオフする信号であ
る特別図柄保留4個目信号がある。この実施の形態で
は、始動入賞記憶1〜4個目信号が特別図柄保留1個目
信号〜特別図柄保留4個目信号に相当する。
が1個以上となっている間オンとなり0個になるとオフ
する信号である普通図柄保留1個目信号があり、普通図
柄変動の作動保留数の記憶数が2個以上となっている間
オンとなり1個以下になるとオフする信号である普通図
柄保留2個目信号があり、普通図柄変動の作動保留数の
記憶数が3個以上となっている間オンとなり2個以下に
なるとオフする信号である普通図柄保留3個目信があ
り、普通図柄変動の作動保留数の記憶数が4個となって
いる間オンとなり3個以下になるとオフする信号である
普通図柄保留4個目信号がある。この実施の形態では、
ゲート通過記憶1〜4個目信号が普通図柄保留1個目信
号〜普通図柄保留4個目信号に相当する。
状態であるときにオンする信号である特別図柄高確率状
態信号がある。また、特別図柄に係る変動時間が短縮状
態であるときにオンする信号である特別図柄変動時間短
縮状態信号がある。さらに、普通図柄に係る抽選確率が
高確率状態であるときにオンする信号である普通図柄高
確率状態信号がある。また、普通図柄に係る変動時間が
短縮状態であるときにオンする信号である普通図柄変動
時間短縮状態信号、普通電動役物に係る開放等の時間が
延長状態であるときにオンする信号である普通電動役物
開放延長状態信号がある。
きにオンする信号である遊技機エラー状態信号がある。
なお、上記の特別電動役物開放信号および普通電動役物
開放信号以外の各試験信号は、後述する試験信号出力処
理において作成される。
として出力する場合の試験信号の試験信号端子122へ
の接続状態の例を示す説明図である。なお、試験信号端
子122は、主基板31に設置可能であるが、試験終了
後の遊技機の出荷時に取り外すこともできる。この実施
の形態では、スイッチ回路58の入力側の信号が、その
まま試験信号端子122に接続される。
3は、主基板31におけるCPU56が実行するメイン
処理を示すフローチャートである。遊技機に対する電源
が投入されると、メイン処理において、CPU56は、
まず、必要な初期設定を行う(ステップS1)。なお、
CPU56が処理を行うということは、具体的には、プ
ログラムに従って処理を行うということである。
域のデータ保護処理(例えばパリティデータの付加等の
停電発生NMI処理)が行われたか否か確認する(ステ
ップS2)。この実施の形態では、RAM55の一部ま
たは全部がバックアップ電源でバックアップされ、不測
の電源断が生じた場合には、バックアップRAM領域の
データを保護するための処理が行われている。そのよう
な保護処理が行われていた場合をバックアップありとす
る。バックアップなしを確認したら、CPU56は初期
化処理を実行する(ステップS2,S3)。
6は、内部状態を電源断時の状態に戻すための遊技状態
復旧処理を行う(ステップS6)。そして、バックアッ
プRAM領域に保存されていたPC(プログラムカウン
タ)の退避値がPCに設定され、そのアドレスに復帰す
る。
すると、メイン処理で、タイマ割込フラグの監視(ステ
ップS9)の確認が行われるループ処理に移行する。な
お、ループ内では、特別図柄のはずれ図柄等を決定する
ための表示用乱数更新処理(ステップS8)も実行され
る。
イマ割込フラグがセットされたことを検出すると、タイ
マ割込フラグをリセットするとともに(ステップS1
0)、遊技制御処理および試験信号出力処理(ステップ
S12)を実行する(ステップS11)。この実施の形
態では、内部タイマが2ms毎にタイムアップし、タイ
ムアップにもとづくタイマ割込処理でタイマ割込フラグ
がセットされる。従って、以上の制御によって、遊技制
御処理は2ms毎に起動されることになる。なお、この
実施の形態では、タイマ割込処理ではフラグセットのみ
がなされ、遊技制御処理はメイン処理において実行され
るが、タイマ割込処理で遊技制御処理を実行してもよ
い。
された試験信号端子122から出力される試験信号の生
成が行われる。すなわち、CPU56は、試験信号出力
処理において、遊技制御処理において様々に変わる遊技
制御の状態を識別可能な遊技状態信号を作成し、試験信
号として出力する。遊技制御の状態として、例えば、大
当り状態やエラー状態がある。
を示すフローチャートである。遊技制御処理において、
CPU56は、まず、スイッチ回路58および入力ポー
ト578,579,580を介して、ゲートセンサ1
2、始動口センサ17、カウントセンサ23、Vカウン
トセンサ22、入賞口スイッチ19a,19b,24
a,24b、満タンスイッチ48、賞球カウントスイッ
チ301Aおよび球切れスイッチ187の状態を入力
し、それらのスイッチがオンしたか否かチェックする
(スイッチ処理:ステップS21)。
れている自己診断機能によって種々の異常診断処理が行
われ、その結果に応じて必要ならば警報が発せられる
(エラー処理:ステップS22)。
の乱数等の各判定用乱数を示す各カウンタを更新する処
理を行う(ステップS23)。CPU56は、さらに、
停止図柄の種類を決定する乱数等の表示用乱数を更新す
る処理を行う(ステップS24)。
処理を行う(ステップS25)。特別図柄プロセス制御
では、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所定の順序
で制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当
する処理が選び出されて実行される。そして、特別図柄
プロセスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更
新される。
ップS26)。普通図柄プロセス処理では、7セグメン
トLEDによる普通図柄表示器10を所定の順序で制御
するための普通図柄プロセスフラグに従って該当する処
理が選び出されて実行される。そして、普通図柄プロセ
スフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新され
る。
に送出される制御コマンドをRAM55の所定の領域に
設定して制御コマンドを各電気部品制御基板に送出する
処理を行う(コマンド制御処理:ステップS27)。
用コンピュータに供給される大当り情報、始動情報、確
率変動情報などの情報出力信号を出力するデータ出力処
理を行う(ステップS29)。なお、情報出力信号も、
遊技機の状態を表す遊技情報の一例である。
たときにソレノイド回路59を介して駆動指令を行う
(ステップS30)。ソレノイド回路59は、駆動指令
に応じてソレノイド16,21,21Aを駆動し、可変
入賞球装置15または開閉板20を開状態または閉状態
とする。あるいは、大入賞口内の経路を切り換える。
検出するためのスイッチ17,23,19a,19b,
24a,24bの検出出力にもとづく賞球数の設定など
を行う(ステップS31)。
プロセス処理のプログラムの一例を示すフローチャート
である。図14に示す特別図柄プロセス処理は、図13
のフローチャートにおけるステップS25の具体的な処
理である。CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う
際に、変動短縮タイマ減算処理(ステップS310)を
行った後に、内部状態に応じて、ステップS300〜S
309のうちのいずれかの処理を行う。変動短縮タイマ
は、特別図柄の変動時間が短縮される場合に、変動時間
を設定するためのタイマである。
0):始動入賞口14(この実施の形態では可変入賞球
装置15の入賞口)に打球入賞して始動口センサ17が
オンするのを待つ。始動口センサ17がオンすると、始
動入賞記憶数が満タンでなければ、始動入賞記憶数を+
1するとともに大当り決定用乱数を抽出する。
特別図柄の可変表示が開始できる状態になると、始動入
賞記憶数を確認する。始動入賞記憶数が0でなければ、
抽出されている大当り決定用乱数の値に応じて大当りと
するかはずれとするか決定する。
左右中図柄の停止図柄を決定する。
3):リーチ判定用乱数の値に応じてリーチ動作するか
否か決定するとともに、リーチ種類決定用乱数の値に応
じてリーチ時の変動期間を決定する。
4):可変表示部9において全図柄が変動開始されるよ
うに制御する。このとき、図柄制御基板80に対して、
左右中最終停止図柄と変動態様を指令する情報とが送信
される。処理を終えると、内部状態(プロセスフラグ)
をステップS305に移行するように更新する。
5):所定時間(ステップS310の変動短縮タイマで
示された時間)が経過すると、可変表示部9において表
示される全図柄が停止されるように制御する。そして、
停止図柄が大当り図柄の組み合わせである場合には、内
部状態(プロセスフラグ)をステップS306に移行す
るように更新する。そうでない場合には、内部状態をス
テップS300に移行するように更新する。
6):大入賞口を開放する制御を開始する。具体的に
は、カウンタやフラグを初期化するとともに、ソレノイ
ド21を駆動して大入賞口を開放する。また、大当りフ
ラグ(大当り中であることを示すフラグ)のセットを行
う。処理を終えると、内部状態(プロセスフラグ)をス
テップS307に移行するように更新する。
7):大入賞口ラウンド表示の表示制御コマンドデータ
を図柄制御基板80に送出する制御や大入賞口の閉成条
件の成立を確認する処理等を行う。最終的な大入賞口の
閉成条件が成立したら、内部状態をステップS308に
移行するように更新する。
8):Vカウントスイッチ22の通過の有無を監視し
て、大当り遊技状態継続条件の成立を確認する処理を行
う。大当り遊技状態継続の条件が成立し、かつ、まだ残
りラウンドがある場合には、内部状態をステップS30
6に移行するように更新する。また、所定の有効時間内
に大当り遊技状態継続条件が成立しなかった場合、また
は、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態をステ
ップS309に移行するように更新する。
当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知するための
表示を行う。その表示が終了したら、内部状態をステッ
プS300に移行するように更新する。
プS26)を示すフローチャートである。普通図柄プロ
セス処理では、CPU56は、ステップS61のゲート
スイッチ処理を実行した後に、普通図柄プロセスフラグ
の値に応じてステップS62〜S66に示された処理の
うちのいずれかの処理を実行する。
始の条件となる通過ゲート11の打球通過にもとづくゲ
ートスイッチ12のオンを検出する。ゲートスイッチ1
2がオンしていたら、ゲート通過記憶カウンタが最大値
(この例では「4」)に達しているか否か確認する。達
していなければ、ゲート通過記憶カウンタの値を+1す
る。なお、ゲート通過記憶カウンタの値に応じて通過記
憶表示器41のLEDが点灯される。そして、CPU5
6は、当り判定用乱数の値を抽出し、その値を記憶す
る。
は、CPU56は、普通図柄通過記憶カウンタの値が0
以外であれば、普通図柄プロセスフラグの値を更新す
る。普通図柄通過記憶カウンタの値が0であれば何もし
ない。
CPU56は、抽出されている当り判定用乱数の値にも
とづいて当たり/はずれを決定する。そして、普通図柄
表示器10における普通図柄の変動処理を実行する。こ
の実施の形態では、具体的な普通図柄の変動処理制御
は、表示制御手段によって実行される。表示制御手段
は、普通図柄変動開始を示す表示制御コマンドを受信し
たら普通図柄の変動を開始する。そして、普通図柄変動
停止を示す表示制御コマンドを受信したら普通図柄の変
動を停止し、通知されている停止図柄を表示する。従っ
て、ステップS64の普通図柄変動処理では、普通図柄
変動時間タイマがタイムアウトしたか否か確認する。タ
イムアウトしていたら、普通図柄プロセスフラグを普通
図柄停止処理を示す値に更新する。
普通図柄変動停止を示す表示制御コマンドを送信するた
めの制御を行う。そして、当りとすることに決定されて
いるときには、普通電動役物当りフラグを設定するとと
もに、普通図柄プロセスフラグを始動入賞口開閉処理を
示す値に更新する。また、はずれとすることに決定され
ているときには、普通図柄プロセスフラグを普通図柄変
動待ち処理を示す値に更新する。ステップS66の始動
入賞口開閉処理では、所定回数だけ所定期間始動入賞口
(可変入賞球装置15)を開放する制御が行われる。
る試験信号出力処理(ステップS12)の一例を示すフ
ローチャートである。
は、特別電動役物作動中信号のオフ要求またはオン要求
が生じたか否か確認する(ステップS321)。特別電
動役物作動中信号のオフ要求またはオン要求は、特別図
柄プロセス処理から通知される。オン要求またはオフ要
求が生じていたら、CPU56は、I/Oエクスパンダ
572のポート3を選択し(ステップS322)、その
ビット1をオンまたはオフ状態にする(ステップS32
3)。
は、具体的には、ビット1を「1」または「0」に変更
したデータを、I/Oエクスパンダ572のポート3に
対して割り当てられているアドレスに書き込む処理であ
る。そのような処理(プログラム)が実行されると、C
PU56から、I/Oエクスパンダ572のCSIO
(図5参照)に接続される信号のレベルがローレベルに
なってI/Oエクスパンダ572を選択する状態にな
る。また、アドレスバスの下位8ビットにポート3に対
応したデータが出力される。そして書き込みデータがデ
ータバスに出力される。
るアドレスデコーダ(図5参照)は、CSIOにローレ
ベルが入力されると、アドレスバス上のデータが示すポ
ート(この場合にはポート3)に書込制御信号を与え
る。ポート3は、書込制御信号に応じてデータバス上の
データを取り込んで出力する。
レスデコーダが、多数の出力専用ポートを有する出力専
用ポートICとしてのI/Oエクスパンダ572に一体
化されているので、出力専用ポートICの外部にアドレ
スデコーダを設ける必要はない。また、プログラムで
は、単にI/Oエクスパンダ572のポート3に対して
割り当てられているアドレスを指定するだけで、CPU
56のハードウェアおよびI/Oエクスパンダ572に
内蔵されているアドレスデコーダが、具体的なポート選
択を行う。
2のポート3を例にして説明するが、他のポートを選択
する場合にも同様の処理が行われる。また、他のI/O
エクスパンダ573のポートを選択する場合も同様であ
る。
のオフ要求またはオン要求が生じたか否か確認する(ス
テップS324)。役物連続作動装置作動信号のオフ要
求またはオン要求は、特別図柄プロセス処理から通知さ
れる。オン要求またはオフ要求が生じていたら、CPU
56は、I/Oエクスパンダ572のポート3を選択し
(ステップS325)、そのビット4をオンまたはオフ
状態にする(ステップS326)。また、特別図柄大当
り信号のオフ要求またはオン要求が生じたか否か確認す
る(ステップS327)。特別図柄大当り信号のオフ要
求またはオン要求は、特別図柄プロセス処理から通知さ
れる。オン要求またはオフ要求が生じていたら、CPU
56は、I/Oエクスパンダ572のポート3を選択し
(ステップS328)、そのビット5をオンまたはオフ
状態にする(ステップS329)。
号〜4個目信号のそれぞれ)のオフ要求またはオン要求
が生じたか否か確認する(ステップS331)。特別図
柄保留個数信号は、特別図柄プロセス処理から通知され
る。オン要求またはオフ要求が生じていたら、CPU5
6は、個別の出力ポート573を選択し(ステップS3
32)、対応するビット(ビット0〜3のいずれか)を
オンまたはオフ状態にする(ステップS333)。
またはオン要求が生じたか否か確認する(ステップS3
34)。特別図柄高確率状態信号は、特別図柄プロセス
処理から通知される。オン要求またはオフ要求が生じて
いたら、CPU56は、個別の出力ポート574を選択
し(ステップS335)、そのビット0をオンまたはオ
フ状態にする(ステップS336)。そして、特別図柄
変動時間短縮状態信号のオフ要求またはオン要求が生じ
たか否か確認する(ステップS337)。特別図柄変動
時間短縮状態信号は、特別図柄プロセス処理から通知さ
れる。オン要求またはオフ要求が生じていたら、CPU
56は、個別の出力ポート574を選択し(ステップS
338)、そのビット1をオンまたはオフ状態にする
(ステップS339)。
求またはオン要求が生じたか否か確認する(ステップS
341)。普通電動役物作動中信号のオフ要求またはオ
ン要求は、普通図柄プロセス処理から通知される。オン
要求またはオフ要求が生じていたら、CPU56は、I
/Oエクスパンダ572のポート3を選択し(ステップ
S342)、そのビット3をオンまたはオフ状態にする
(ステップS343)。
オン要求が生じたか否か確認する(ステップS34
4)。普通図柄当り信号のオフ要求またはオン要求は、
普通図柄プロセス処理から通知される。オン要求または
オフ要求が生じていたら、CPU56は、I/Oエクス
パンダ572のポート3を選択し(ステップS34
5)、そのビット6をオンまたはオフ状態にする(ステ
ップS346)。
号〜4個目信号のそれぞれ)のオフ要求またはオン要求
が生じたか否か確認する(ステップS347)。普通図
柄保留個数信号は、普通図柄プロセス処理から通知され
る。オン要求またはオフ要求が生じていたら、CPU5
6は、個別の出力ポート573を選択し(ステップS3
48)、対応するビット(ビット4〜7のいずれか)を
オンまたはオフ状態にする(ステップS349)。
フ要求またはオン要求が生じたか否か確認する(ステッ
プS351)。普通図柄変動時間短縮状態信号は、普通
図柄プロセス処理から通知される。オン要求またはオフ
要求が生じていたら、CPU56は、個別の出力ポート
574を選択し(ステップS352)、そのビット3を
オンまたはオフ状態にする(ステップS353)。そし
て、普通電動役物開放延長状態信号のオフ要求またはオ
ン要求が生じたか否か確認する(ステップS354)。
普通電動役物開放延長状態信号は、普通図柄プロセス処
理から通知される。オン要求またはオフ要求が生じてい
たら、CPU56は、個別の出力ポート574を選択し
(ステップS355)、そのビット4をオンまたはオフ
状態にする(ステップS353)。
出力にI/Oエクスパンダ572,573を使用するの
で、主基板31の基板サイズをより小さくすることがで
きる。そして、I/Oエクスパンダ572,573では
足りない分については個別の出力ポート573,574
を使用するので経済的である。出力ポート573,57
4として、例えば、20ピンの74HC273が用いら
れる。
Oエクスパンダ572,573の用い方を説明したが、
主基板31からその外部に出力される他の情報出力、例
えばソレノイド信号等の電気部品を作動させるための作
動情報や、情報出力回路59を介して情報端子盤34に
出力される情報出力信号についても、I/Oエクスパン
ダ572,573の用い方は同じである。
ように、試験信号出力処理はメイン処理で行われたが、
特別図柄プロセス処理および普通図柄プロセス処理の中
で試験信号出力処理を行うようにしてもよい。
けるスイッチ処理の一例を示すフローチャートである。
この実施の形態におけるスイッチ処理では、各スイッチ
の検出出力のオン継続時間が累積される。そして、特別
図柄プロセス処理、普通図柄プロセス処理および入賞球
信号処理等のスイッチの検出結果を必要とする処理にお
いて、オン継続時間が所定値と比較される。例えば、特
別図柄プロセス処理において、始動口スイッチ17の状
態確認を行いたいときには、始動口スイッチ17のオン
継続時間をカウントするカウンタの値が所定値と比較さ
れる。遊技制御処理を起動するためのタイマ割込の発生
間隔が2msであるとすると、スイッチオン時にはカウ
ンタは2ms毎に+1される。そして、例えば2ms以
上イッチオンが継続したら確かにスイッチがオンしたと
判定する場合には、カウント値が「2」と比較される。
ず、入力ポート578を指定し(ステップS371)、
シフト回数に「5」を設定して(ステップS372)、
指定したポートから8ビットのデータを入力する(ステ
ップS373)。そして、入力したデータを右シフトし
て(ステップS374)、押し出されたビットが「1」
であれば(ステップS375)、対応するカウンタの値
を+1する(ステップS376)。押し出されたビット
が「0」であれば(ステップS375)、対応するカウ
ンタをクリアする(ステップS377)。
理が5回繰り返される(ステップS378,S37
9)。
は、最下位ビットから順に、入賞口スイッチ19a、入
賞口スイッチ19b、入賞口スイッチ24a、入賞口ス
イッチ24b、始動口スイッチ17の検出出力が接続さ
れているので、ステップS371〜S379の処理によ
って、それらのスイッチに関するカウンタの+1処理ま
たはクリア処理が実行される。
を指定し(ステップS381)、シフト回数に「3」を
設定して(ステップS382)、指定したポートから8
ビットのデータを入力する(ステップS383)。そし
て、入力したデータを右シフトして(ステップS38
4)、押し出されたビットが「1」であれば(ステップ
S385)、対応するカウンタの値を+1する(ステッ
プS386)。なお、右シフトによって8ビットのうち
の最下位ビットが押し出される。押し出されたビットが
「0」であれば(ステップS385)、対応するカウン
タをクリアする(ステップS387)。そして、ステッ
プS384〜S387の処理が3回繰り返される(ステ
ップS388,S389)。
は、最下位ビットから順に、カウントスイッチ23、V
カウントスイッチ22、ゲートスイッチ12の検出出力
が接続されているので、ステップS381〜S389の
処理によって、それらのスイッチに関するカウンタの+
1処理またはクリア処理が実行される。
を指定し(ステップS391)、シフト回数に「3」を
設定して(ステップS392)、指定したポートから8
ビットのデータを入力する(ステップS393)。そし
て、入力したデータを右シフトして(ステップS39
4)、押し出されたビットが「1」であれば(ステップ
S385)、対応するカウンタの値を+1する(ステッ
プS396)。押し出されたビットが「0」であれば
(ステップS395)、対応するカウンタをクリアする
(ステップS397)。そして、ステップS394〜S
397の処理が3回繰り返される(ステップS398,
S399)。
は、最下位ビットから順に、賞球カウントスイッチ30
1A、満タンスイッチ48、球切れスイッチ187の検
出出力が接続されているので、ステップS391〜S3
99の処理によって、それらのスイッチに関するカウン
タの+1処理またはクリア処理が実行される。
板に対する制御コマンドの送出について説明する。図2
0は、主基板31から各電気部品制御基板に送出される
制御コマンドのコマンド形態の一例を示す説明図であ
る。この実施の形態では、制御コマンドは2バイト構成
であり、1バイト目はMODE(コマンドの分類)を表
し、2バイト目はEXT(コマンドの種類)を表す。M
ODEデータの先頭ビット(ビット7)は必ず「1」と
され、EXTデータの先頭ビット(ビット7)は必ず
「0」とされる。なお、図20に示されたコマンド形態
は一例であって他のコマンド形態を用いてもよい。
御コマンドを構成する8ビットの制御信号とINT信号
(ストローブ信号)との関係を示すタイミング図であ
る。図21に示すように、MODEまたはEXTのデー
タが出力ポートに出力されてから、所定期間が経過する
と、CPU56は、データ出力を示す信号であるINT
信号をオン状態にする。また、そこから所定期間が経過
するとINT信号をオフ状態にする。
制御基板37に送出される払出制御コマンドの内容の一
例を示す説明図である。図22に示す例において、MO
DE=FF(H),EXT=00(H)のコマンドFF
00(H)は、払出可能状態を指定する払出制御コマン
ドである。MODE=FF(H),EXT=01(H)
のコマンドFF01(H)は、払出停止状態を指定する
払出制御コマンドである。また、MODE=F0(H)
のコマンドF0XX(H)は、賞球個数を指定する払出
制御コマンドである。EXTである「XX」が払出個数
を示す。
段からFF01(H)の払出制御コマンドを受信すると
賞球払出および球貸しを停止する状態となり、FF00
(H)の払出制御コマンドを受信すると賞球払出および
球貸しができる状態になる。また、賞球個数を指定する
払出制御コマンドを受信すると、受信したコマンドで指
定された個数に応じた賞球払出制御を行う。
制御基板80に送出される表示制御コマンドの内容の一
例を示す説明図である。図23に示す例において、コマ
ンド8000(H)〜8022(H)、8100(H)
〜8122(H)は、特別図柄を可変表示する可変表示
部9における特別図柄の変動パターンを指定する表示制
御コマンドである。なお、変動パターンを指定するコマ
ンドは変動開始指示も兼ねている。コマンド88XX
(X=4ビットの任意の値)は、普通図柄表示器10で
可変表示される普通図柄の変動パターンに関する表示制
御コマンドである。コマンド89XXは、普通図柄の停
止図柄を指定する表示制御コマンドである。コマンド8
AXX(X=4ビットの任意の値)は、普通図柄の可変
表示の停止を指示する表示制御コマンドである。
Xは、特別図柄の左中右の停止図柄を指定する表示制御
コマンドである。また、コマンドA0XXは、特別図柄
の可変表示の停止を指示する表示制御コマンドである。
コマンドBXXXは、大当り遊技開始から大当り遊技終
了までの間に送出される表示制御コマンドである。そし
て、コマンドC000〜EXXXは、特別図柄の変動お
よび大当り遊技に関わらない可変表示部9の表示状態に
関する表示制御コマンドである。図柄制御基板80の表
示制御手段は、主基板31の遊技制御手段から上述した
表示制御コマンドを受信すると図23に示された内容に
応じて可変表示部9および普通図柄表示器10の表示状
態を変更する。
プ制御基板35に送出されるランプ制御コマンドの内容
の一例を示す説明図である。ランプ制御コマンドもMO
DEとEXTの2バイト構成である。図24に示す例に
おいて、コマンド8000(H)〜8022(H)、8
100(H)〜8122(H)は、可変表示部9におけ
る特別図柄の変動パターンに対応したランプ・LED表
示制御パターンを指定するランプ制御コマンドである。
また、コマンドA0XX(X=4ビットの任意の値)
は、特別図柄の可変表示の停止時のランプ・LED表示
制御パターンを指示するランプ制御コマンドである。コ
マンドBXXXは、大当り遊技開始から大当り遊技終了
までの間のランプ・LED表示制御パターンを指示する
ランプ制御コマンドである。そして、コマンドC000
は、客待ちデモンストレーション時のランプ・LED表
示制御パターンを指示するランプ制御コマンドである。
XXおよびCXXXは、遊技進行状況に応じて遊技制御
手段から送出されるランプ制御コマンドである。ランプ
制御手段は、主基板31の遊技制御手段から上述したラ
ンプ制御コマンドを受信すると図24に示された内容に
応じてランプ・LEDの表示状態を変更する。
の点灯個数を示すランプ制御コマンドである。例えば、
ランプ制御手段は、始動記憶表示器18における「X
X」で指定される個数の表示器を点灯状態とする。ま
た、コマンドE1XXは、ゲート通過記憶表示器41の
点灯個数を示すランプ制御コマンドである。例えば、ラ
ンプ制御手段は、ゲート通過記憶表示器41における
「XX」で指定される個数の表示器を点灯状態とする。
すなわち、それらのコマンドは、保留個数という情報を
報知するために設けられている発光体の制御を指示する
コマンドである。なお、始動記憶表示器18およびゲー
ト通過記憶表示器41の点灯個数に関するコマンドが点
灯個数の増減を示すように構成されていてもよい。
ランプ51の表示状態に関するランプ制御コマンドであ
り、コマンドE300およびE301は、球切れランプ
52の表示状態に関するランプ制御コマンドである。ラ
ンプ制御手段は、主基板31の遊技制御手段から「E2
01」のランプ制御コマンドを受信すると賞球ランプ5
1の表示状態を賞球残がある場合としてあらかじめ定め
られた表示状態とし、「E200」のランプ制御コマン
ドを受信すると賞球ランプ51の表示状態を賞球残がな
い場合としてあらかじめ定められた表示状態とする。ま
た、主基板31の遊技制御手段から「E300」のラン
プ制御コマンドを受信すると球切れランプ52の表示状
態を球あり中の表示状態とし、「E301」のランプ制
御コマンドを受信すると球切れランプ52の表示状態を
球切れ中の表示状態とする。すなわち、コマンドE20
0およびE201は、未賞球の遊技球があることを遊技
者等に報知するために設けられている発光体を制御する
ことを示すコマンドであり、コマンドE300およびE
301は、補給球が切れていることを遊技者や遊技店員
に報知するために設けられている発光体を制御すること
を示すコマンドである。
時、または特定遊技状態(高確率状態や時短状態、この
例では高確率状態)から通常状態(低確率状態や非時短
状態、この例では低確率状態)に移行したときのランプ
・LED表示制御パターンを指示するランプ制御コマン
ドである。コマンドE401は、通常状態(低確率状態
や非時短状態、この例では低確率状態)から特定遊技状
態(高確率状態や時短状態、この例では高確率状態)に
移行したときのランプ・LED表示制御パターンを指示
するランプ制御コマンドである。
したエラーが解除されたときのランプ・LED表示制御
パターンを指示するランプ制御コマンドである。そし
て、コマンドE403は、カウントスイッチ23のエラ
ーが発生したときのランプ・LED表示制御パターンを
指示するランプ制御コマンドである。すなわち、それら
のコマンドは、発光体によって遊技状態を報知すること
を指示するコマンドである。
遊技状態を報知することを指示するコマンドを受信する
と、装飾ランプ25、遊技効果LED28aおよび遊技
効果ランプ28b,28cのうちの一部または全部を用
いて、遊技状態を報知するための点灯/消灯制御を行
う。なお、装飾ランプ25、遊技効果LED28aおよ
び遊技効果ランプ28b,28cは、それぞれ、複数の
発光体の集まりで構成されていてもよく、その場合、装
飾ランプ25、遊技効果LED28aおよび遊技効果ラ
ンプ28b,28cのうちの一部を用いて遊技状態を報
知するということは、例えば、装飾ランプ25を構成す
る複数の発光体のうちの一部を用いてもよいということ
も意味する。
制御基板70に送出される音声制御コマンドの内容の一
例を示す説明図である。音声制御コマンドもMODEと
EXTの2バイト構成である。図25に示す例におい
て、コマンド8XXX(X=4ビットの任意の値)は、
特別図柄の変動期間における音発生パターンを指定する
音声制御コマンドである。コマンドBXXX(X=4ビ
ットの任意の値)は、大当り遊技開始から大当り遊技終
了までの間における音発生パターンを指定する音声制御
コマンドである。その他のコマンドは、特別図柄の変動
および大当り遊技に関わらない音声制御コマンドであ
る。音声制御基板70の音声制御手段は、主基板31の
遊技制御手段から上述した音声制御コマンドを受信する
と図25に示された内容に応じて音声出力状態を変更す
る。
御コマンドを出力しようとするときに、コマンド送信テ
ーブルの設定が行われる。図26(A)は、コマンド送
信テーブルの一構成例を示す説明図である。1つのコマ
ンド送信テーブルは3バイトで構成され、1バイト目に
はINTデータが設定される。また、2バイト目のコマ
ンドデータ1には、制御コマンドの1バイト目のMOD
Eデータが設定される。そして、3バイト目のコマンド
データ2には、制御コマンドの2バイト目のEXTデー
タが設定される。
ータ2の領域に設定されてもよいが、コマンドデータ2
には、EXTデータが格納されているテーブルのアドレ
スを指定するためのデータが設定されるようにしてもよ
い。この実施の形態では、コマンドデータ2のビット7
(ワークエリア参照ビット)が0あれば、コマンドデー
タ2にEXTデータそのものが設定されていることを示
す。なお、そのようなEXTデータはビット7が0であ
るデータである。また、ワークエリア参照ビットが1あ
れば、他の7ビットが、EXTデータが格納されている
テーブルのアドレスを指定するためのオフセットである
ことを示す。
ーブルが用意され、使用すべきコマンド送信テーブルは
ポインタで指定される。また、複数のコマンド送信テー
ブルはリングバッファとして使用される。従って、CP
U56は、例えば、入賞球信号処理において、書込ポイ
ンタが指しているコマンド送信テーブルに、INTデー
タ、コマンドデータ1およびコマンドデータ2を設定す
る。そして、書込ポインタの値を更新する。1つのコマ
ンド送信テーブルは3バイト構成であるから、具体的に
は、書込ポインタ値は+3される。
す説明図である。INTデータにおけるビット0は、払
出制御基板37に払出制御コマンドを送出すべきか否か
を示す。ビット0が「1」であるならば、払出制御コマ
ンドを送出すべきことを示す。従って、CPU56は、
例えば入賞球信号処理において、INTデータに「01
(H)」を設定する。
ぞれ、表示制御コマンド、ランプ制御コマンド、音声制
御コマンドを送出すべきか否かを示すビットであり、C
PU56は、それらのコマンドを送出すべきタイミング
になったら、特別図柄プロセス処理等で、ポインタが指
しているコマンド送信テーブルに、INTデータ、コマ
ンドデータ1およびコマンドデータ2を設定する。それ
らのコマンドを送出するときには、INTデータの該当
ビットが「1」に設定され、コマンドデータ1およびコ
マンドデータ2にMODEデータおよびEXTデータが
設定される。
におけるコマンド制御処理(ステップS27)の処理例
を示すフローチャートである。コマンド制御処理は、コ
マンド出力処理とINT信号出力処理とを含む処理であ
る。コマンド制御処理において、CPU56は、まず、
コマンド送信テーブルのアドレス(読出ポインタの内
容)をスタック等に退避する(ステップS231)。そ
して、読出ポインタが指していたコマンド送信テーブル
のINTデータを引数1にロードする(ステップS23
2)。引数1は、後述するコマンド送信処理に対する入
力情報になる。また、コマンド送信テーブルを指すアド
レスを+1する(ステップS233)。従って、コマン
ド送信テーブルを指すアドレスは、コマンドデータ1の
アドレスに一致する。
を読み出して引数2に設定する(ステップS234)。
引数2も、後述するコマンド送信処理に対する入力情報
になる。そして、コマンド送信処理ルーチンをコールす
る(ステップS235)。
ローチャートである。コマンド送信ルーチンにおいて、
CPU56は、まず、引数1に設定されているデータす
なわちINTデータを、比較値として決められているワ
ークエリアに設定する(ステップS251)。次いで、
送信回数=4を、処理数として決められているワークエ
リアに設定する(ステップS252)。そして、払出制
御信号を出力するためのポート#1のアドレスをIOア
ドレスにセットする(ステップS253)。この実施の
形態では、ポート#1のアドレスは、I/Oエクスパン
ダ571の出力ポート1のアドレスである(図6参
照)。
にシフトする(ステップS254)。シフト処理の結
果、キャリービットが1になったか否か確認する(ステ
ップS255)。キャリービットが1になったというこ
とは、INTデータにおける最も右側のビットが「1」
であったことを意味する。この実施の形態では4回のシ
フト処理が行われるのであるが、例えば、払出制御コマ
ンドを送出すべきことが指定されているときには、最初
のシフト処理でキャリービットが1になる。
数2に設定されているデータ、この場合にはコマンドデ
ータ1(すなわちMODEデータ)を、IOアドレスと
して設定されているアドレスに出力する(ステップS2
56)。最初のシフト処理が行われたときにはIOアド
レスにポート#1のアドレスが設定されているので、結
局、払出制御コマンドのMODEデータがポート#1に
出力される。
加算するとともに(ステップS257)、処理数を1減
算する(ステップS258)。加算前にポート#1を示
していた場合には、IOアドレスに対する加算処理によ
って、IOアドレスにはポート#2のアドレスが設定さ
れる。ポート#2は、この実施の形態ではI/Oエクス
パンダ571の出力ポート2であり(図6参照)、表示
制御コマンドを出力するためのポートである。そして、
CPU56は、処理数の値を確認し(ステップS25
9)、値が0になっていなければ、ステップS254に
戻る。ステップS254で再度シフト処理が行われる。
けるビット1の値が押し出され、ビット1の値に応じて
キャリーフラグが「1」または「0」になる。従って、
表示制御コマンドを送出すべきことが指定されているか
否かのチェックが行われる。同様に、3回目および4回
目のシフト処理によって、ランプ制御コマンドおよび音
声制御コマンドを送出すべきことが指定されているか否
かのチェックが行われる。このように、それぞれのシフ
ト処理が行われるときに、IOアドレスには、シフト処
理によってチェックされるコマンド(払出制御コマン
ド、表示制御コマンド、ランプ制御コマンド、音声制御
コマンド)に対応したIOアドレスが設定されている。
ときには、対応する出力ポート(ポート#1〜ポート#
4)に制御コマンドが送出される。すなわち、1つの共
通モジュールで、各電気部品制御手段に対する制御コマ
ンドの送出処理を行うことができる。なお、この実施の
形態では、ポート#3,#4のアドレスは、I/Oエク
スパンダ571の出力ポート3,I/Oエクスパンダ5
72の出力ポート0のアドレスである(図6参照)。
てどの電気部品制御手段に対して制御コマンドを出力す
べきかが判定されるので、いずれの電気部品制御手段に
対して制御コマンドを出力すべきか判定する処理が簡略
化されている。
INTデータが格納されている引数1の内容を読み出し
(ステップS260)、読み出したデータをポート#0
に出力する(ステップS261)。この実施の形態で
は、ポート#0のアドレスは、I/Oエクスパンダ57
1の出力ポート0のアドレスである(図6参照)。IN
Tデータでは、ステップS251〜S259の処理で出
力された制御コマンド(払出制御コマンド、表示制御コ
マンド、ランプ制御コマンド、音声制御コマンド)に応
じたINT信号の出力ビットに対応したビットが「1」
になっている。従って、ポート#1〜ポート#4のいず
れかに出力された制御コマンド(払出制御コマンド、表
示制御コマンド、ランプ制御コマンド、音声制御コマン
ド)に対応したINT信号がオン状態になる。
に所定値を設定し(ステップS262)、その値が0に
なるまで1ずつ減算する(ステップS263,S26
4)。この処理は、図21のタイミング図に示されたI
NT信号(制御信号INT)のオン期間を設定するため
の処理である。ウェイトカウンタの値が0になると、ク
リアデータ(00)を設定して(ステップS265)、
そのデータをポート#0に出力する(ステップS26
6)。よって、INT信号はオフ状態になる。そして、
ウェイトカウンタに所定値を設定し(ステップS26
2)、その値が0になるまで1ずつ減算する(ステップ
S268,S269)。この処理は、1つ目のINT信
号の立ち下がりからEXTデータ出力開始までの期間を
設定するための処理である。
ンタに設定される値は、1つ目のINT信号の立ち下が
りからEXTデータ出力開始までの期間が、制御コマン
ド受信対象となる全ての電気部品制御手段が確実にコマ
ンド受信処理を行うのに十分な期間になるような値であ
る。また、ウェイトカウンタに設定される値は、その期
間が、ステップS251〜S259の処理に要する時間
よりも長くなるような値である。
ト目のMODEデータが送出される。そこで、CPU5
6は、図27に示すステップS236で、コマンド送信
テーブルを指す値を1加算する。従って、3バイト目の
コマンドデータ2の領域が指定される。CPU56は、
指し示されたコマンドデータ2の内容を引数2にロード
する(ステップS237)。また、コマンドデータ2の
ビット7(ワークエリア参照ビット)の値が「0」であ
るか否か確認する(ステップS239)。0でなけれ
ば、コマンド拡張データアドレステーブルの先頭アドレ
スをポインタにセットし(ステップS239)、そのポ
インタにコマンドデータ2のビット6〜ビット0の値を
加算してアドレスを算出する(ステップS240)。そ
して、そのアドレスが指すエリアのデータを引数2にロ
ードする(ステップS241)。
は、電気部品制御手段に送出されうるEXTデータが順
次設定されている。よって、以上の処理によって、ワー
クエリア参照ビットの値が「1」であれば、コマンドデ
ータ2の内容に応じたコマンド拡張データアドレステー
ブル内のEXTデータが引数2にロードされ、ワークエ
リア参照ビットの値が「0」であれば、コマンドデータ
2の内容がそのまま引数2にロードされる。なお、コマ
ンド拡張データアドレステーブルからEXTデータが読
み出される場合でも、そのデータのビット7は「0」で
ある。
ンをコールする(ステップS242)。従って、MOD
Eデータの送出の場合と同様のタイミングでEXTデー
タが送出される。その後、CPU56は、コマンド送信
テーブルのアドレスを復帰し(ステップS243)、コ
マンド送信テーブルを指す読出ポインタの値を更新する
(ステップS244)。1つのコマンド送信テーブルは
3バイト構成であるから、具体的には、読出ポインタの
値は+3される。
マンド(払出制御コマンド、表示制御コマンド、ランプ
制御コマンド、音声制御コマンド)が、対応する電気部
品制御手段に送信される。電気部品制御手段ではINT
信号の立ち下がりを検出すると制御コマンドの取り込み
処理を開始するのであるが、いずれの電気部品制御手段
についても、取り込み処理が完了する前に遊技制御手段
からの新たな信号が信号線に出力されることはない。す
なわち、各電気部品制御手段において、確実なコマンド
受信処理が行われる。なお、各電気部品制御手段は、I
NT信号の立ち上がりで制御コマンドの取り込み処理を
開始してもよい。また、INT信号の極性を図21に示
された場合と逆にしてもよい。
ド送信テーブルがリングバッファとして用いられ、図2
7に示すコマンド制御処理では、読出ポインタが指して
いるコマンド送信テーブルを対象としてコマンド出力制
御が行われ、コマンド送信テーブルにデータを設定する
処理、例えば、遊技制御処理における入賞球信号処理で
は、書込ポインタが指すコマンド送信テーブルを対象と
してコマンド設定処理が行われる。従って、同時に複数
のコマンド送出要求が発生しても、それらの要求にもと
づくコマンド出力処理は問題なく実行される。
板に送出される制御コマンドは、I/Oエクスパンダ5
71,572を用いて送信されている。従って、電気部
品制御基板の数が多くなって出力ポート数が多くなって
も、主基板31に搭載される出力ポートICの数はさほ
ど増えず、主基板31の基板サイズを大きくすることは
ない。
では、アドレスデコーダが一体化された出力専用ポート
ICが用いられたが、アドレスデコーダを含まない出力
専用ポートICを用いることもできる。図29は、その
ような出力専用ポートICの構成例を示すブロック図で
ある。
の出力ポート0〜3は、I/Oエクスパンダの外部に設
けられているアドレスデコーダ67を介して指定され
る。このような構成でも、I/Oエクスパンダの出力ポ
ート0〜3は出力専用であって、ソフトウェアによって
も、また、ハードウェア変更によっても入力ポートに設
定変更することはできない。
デバイスに対するチップセレクト機能を利用して個別の
出力ポート(出力専用ポート)573,574を使用す
る例を示すブロック図である。出力ポート573,57
4は、図6に示されたものと同じものである。
は、出力ポート573に割り当てられたアドレスがCS
IOおよびアドレスバス上の信号で指定されると、出力
ポート573に対してローレベルのチップセレクト信号
(CS)を与える。出力ポート573は、ローレベルの
チップセレクト信号が入力され、かつ、CPU56から
ライト信号(WR)が入力されると、データバス上のデ
ータを取り込んで出力する。
Oエクスパンダの出力ポート0〜3を指定するのと同様
に出力ポート573,574を指定することができるの
で、出力ポートをアクセスするプログラムの構成を簡略
化することができる。この場合にも、I/Oエクスパン
ダの出力ポート0〜3および出力ポート573,574
は出力専用であって、ソフトウェアによっても、また、
ハードウェア変更によっても入力ポートに設定変更する
ことはできない。
張デバイスとして入力ポートを増設してもよい。I/O
エクスパンダのアドレスデコーダは、増設された入力ポ
ートに割り当てられたアドレスがCSIOおよびアドレ
スバス上の信号で指定されると、入力ポートに対してロ
ーレベルのチップセレクト信号を与える。入力ポート
は、ローレベルのチップセレクト信号が入力され、か
つ、CPU56からリード信号(RD)が入力される
と、入力データをデータバスに出力する。よって、図6
に示された入力ポート578,579,580の選択を
I/Oエクスパンダ571またはI/Oエクスパンダ5
72のCE0〜CE7のいずれかを使用して行うことが
できる。
とが混在したI/Oエクスパンダの構成例を示すブロッ
ク図である。このようなI/Oエクスパンダを用いた場
合には、個別の入力ポートを用いる可能性が減るので、
主基板31の基板サイズが大きくなることを防止するこ
とができる。出力ポート0〜2は出力専用であって、ソ
フトウェアによっても、また、ハードウェア変更によっ
ても入力ポートに設定変更することはできず、入力ポー
トは入力専用であって、ソフトウェアによっても、ま
た、ハードウェア変更によっても出力ポートに設定変更
することはできない。なお、図30に示す構成におい
て、アドレスデコーダは外部拡張デバイスに対するチッ
プセレクト機能を有しているので、個別の出力専用ポー
トを増設することもできる。
多数の制御信号が遊技機各部に出力されているにもかか
わらず、出力ポートICはI/Oエクスパンダ571,
572と出力ポート573,574の4個ですむ。よっ
て、主基板31のサイズ縮小が図れるとともに、主基板
31のコスト低減をはかることもできる。
パンダが主基板31に適用された場合を示したが、遊技
機における他の電気部品制御基板でもI/Oエクスパン
ダを用いることができ、電気部品制御基板のサイズ縮小
を図ることができる。
機1は、始動入賞にもとづいて可変表示部9に可変表示
される特別図柄の停止図柄が所定の図柄の組み合わせに
なると所定の遊技価値が遊技者に付与可能になる第1種
パチンコ遊技機であったが、始動入賞にもとづいて開放
する電動役物の所定領域への入賞があると所定の遊技価
値が遊技者に付与可能になる第2種パチンコ遊技機や、
始動入賞にもとづいて可変表示される図柄の停止図柄が
所定の図柄の組み合わせになると開放する所定の電動役
物への入賞があると所定の権利が発生または継続する第
3種パチンコ遊技機であっても、本発明を適用できる。
ット機等においても、何らかの動作をする電気部品を制
御するための電気部品制御基板が備えられている場合な
どには本発明を適用することができる。
を、遊技の進行を制御する遊技制御手段からの出力情報
の出力のみが可能な複数の出力専用ポートが一体化され
た出力専用ポートICを備えた構成としたので、遊技制
御手段が搭載された基板の大型化を防止することがで
き、遊技機のコストを低減できる効果がある。
実際に選択するポート選択手段を備え、ポート選択手段
が、出力専用ポートに一体化されているように構成され
ている場合には、遊技制御手段が搭載された基板に出力
ポートを選択するためのポート選択手段を実装する必要
がないので、基板サイズをより小型化できる。
外部に設けられた出力専用ポートも選択可能であるよう
に構成されている場合には、少ない数の出力ポートの増
設については個別の出力専用ポートICを用いることに
よって、コスト増を抑えることができる。
情報を入力可能な入力専用ポートも選択可能であるよう
に構成されている場合には、出力専用ポートICの他に
入力ポートICについても選択が可能になる。
体化されている場合には、入力専用ポートが別に設けら
れている場合よりも入力専用ポートの実装面積の増大が
抑えられるので、基板サイズをより小型化できる。
もハードウェアによっても入力ポートに設定変更できな
いものである場合には、外部から侵入する不正信号を効
果的に防止することができ、不正行為をより効果的に防
止できる。
制御手段に与えられる指令情報を含む場合には、遊技機
において電気部品制御手段が多数設けられていても、そ
れらに対するコマンドを出力するための出力ポートの実
装面積の増大が抑えられることから、基板サイズを抑え
るという効果がより有効に発揮される。
遊技状態を表す遊技情報を含む場合には、外部出力され
る遊技状態数が増えても出力ポートの実装面積の増大が
抑えられることから、外部機器や試験装置に多数の遊技
情報を提供することができるようになる。
を作動させるための作動情報を含む場合には、電気部品
の数が増えても出力ポートの実装面積の増大が抑えられ
ることから、電気部品の数を増やすことによって遊技演
出をより豊富なものにするといったことを容易に実現で
きる。
にしか伝えないバッファ回路を介して、遊技制御基板と
電気部品制御基板とが接続されるように構成されている
場合には、電気部品制御基板との結線を介して不正信号
が遊技制御基板に侵入することが防止され、不正行為を
より効果的に防止できる。
る。
板を示す説明図である。
図である。
ク図である。
である。
の具体的構成例を示すブロック図である。
る。
図である。
図である。
理を示すフローチャートである。
る。
トである。
トである。
ートである。
ートである。
である。
である。
説明図である。
号とINT信号との関係を示すタイミング図である。
図である。
図である。
明図である。
図である。
明図である。
ャートである。
トである。
ロック図である。
を利用して個別の出力ポートを使用する例を示すブロッ
ク図である。
示すブロック図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 遊技者が所定の遊技を行うことが可能な
遊技機であって、 遊技の進行を制御する遊技制御手段と、 前記遊技制御手段からの出力情報の出力のみが可能な複
数の出力専用ポートが一体化された出力専用ポートIC
とを備えたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 遊技制御手段は、複数の出力専用ポート
のうちから前記出力情報を出力する出力専用ポートを指
定可能であり、 前記遊技制御手段が指定した出力専用ポートを実際に選
択するポート選択手段を備え、ポート選択手段は、出力
専用ポートに一体化されている請求項1記載の遊技機。 - 【請求項3】 ポート選択手段は、前記出力専用ポート
ICの外部に設けられた出力専用ポートも選択可能であ
る請求項2記載の遊技機。 - 【請求項4】 ポート選択手段は、遊技制御手段への入
力情報を入力可能な入力専用ポートも選択可能である請
求項2または請求項3記載の遊技機。 - 【請求項5】 入力専用ポートが前記出力専用ポートI
Cに一体化されている請求項1ないし請求項4記載の遊
技機。 - 【請求項6】 前記出力専用ポートは、ソフトウェアに
よってもハードウェアによっても入力ポートに設定変更
できないものである請求項1ないし請求項5記載の遊技
機。 - 【請求項7】 遊技機に設けられる電気部品を制御する
ための電気部品制御手段を備え、 遊技制御手段からの出力情報は、前記電気部品制御手段
に与えられる指令情報を含む請求項1ないし請求項6記
載の遊技機。 - 【請求項8】 遊技制御手段からの出力情報は、遊技機
の遊技状態を表す遊技情報を含む請求項1ないし請求項
7記載の遊技機。 - 【請求項9】 遊技制御手段からの出力情報は、遊技機
に設けられる電気部品を作動させるための作動情報を含
む請求項1ないし請求項8記載の遊技機。 - 【請求項10】 前記遊技制御基板と前記電気部品制御
基板とは、前記出力専用ポートICおよび情報を出力方
向にしか伝えないバッファ回路を介して接続される請求
項7記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000131845A JP2001310054A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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