JP2003008956A - ディジタルカメラの放熱構造 - Google Patents
ディジタルカメラの放熱構造Info
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- JP2003008956A JP2003008956A JP2001191003A JP2001191003A JP2003008956A JP 2003008956 A JP2003008956 A JP 2003008956A JP 2001191003 A JP2001191003 A JP 2001191003A JP 2001191003 A JP2001191003 A JP 2001191003A JP 2003008956 A JP2003008956 A JP 2003008956A
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- JP
- Japan
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- heat
- substrate
- digital camera
- heat dissipation
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Cameras In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レンズ鏡枠を中心に左の容積部分であるグリ
ップ側に収容した多層の折畳式基板が発生する熱を合理
的に放熱処理することにより、小形化軽量化をさらに押
し進めることができるディジタルカメラの放熱構造を提
供する 【解決手段】 レンズ鏡枠を中心に左右の容積部分のう
ちグリップ側の容積部分に、電気部品を搭載した複数の
単位基板をフレキシブル基板で接続し、該フレキシブル
基板を折り曲げることにより形成される折畳式基板が配
置されている。折畳式基板は、カメラ筐体の前面外装カ
バー側の単位基板および背面外装カバー側から2番目の
単位基板に最も大きい発熱体素子が搭載されている。発
熱体素子のケースに平板状の放熱板を接触させ、放熱板
は、レンズ鏡枠の下側を迂回してグリップとは反対側の
容積部分に延び、さらに側面側に延びている。放熱板と
前面外装カバーとの間に断熱シートが配置されている。
ップ側に収容した多層の折畳式基板が発生する熱を合理
的に放熱処理することにより、小形化軽量化をさらに押
し進めることができるディジタルカメラの放熱構造を提
供する 【解決手段】 レンズ鏡枠を中心に左右の容積部分のう
ちグリップ側の容積部分に、電気部品を搭載した複数の
単位基板をフレキシブル基板で接続し、該フレキシブル
基板を折り曲げることにより形成される折畳式基板が配
置されている。折畳式基板は、カメラ筐体の前面外装カ
バー側の単位基板および背面外装カバー側から2番目の
単位基板に最も大きい発熱体素子が搭載されている。発
熱体素子のケースに平板状の放熱板を接触させ、放熱板
は、レンズ鏡枠の下側を迂回してグリップとは反対側の
容積部分に延び、さらに側面側に延びている。放熱板と
前面外装カバーとの間に断熱シートが配置されている。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンパクトなディ
ジタルカメラ筐体内の電気回路実装部の放熱構造に関す
る。
ジタルカメラ筐体内の電気回路実装部の放熱構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタルカメラにおいては、携帯性を
確保するため小形軽量が要求され、かつ、機能面では銀
塩カメラの画質に近いものが実現できるようになってき
ていることから小形にもかかわらず、種々の撮影テクニ
ックを使用可能な機能を多数備えることが必要となって
きている。そのため、カメラ筐体内には各機能を実現す
る機構部や電気回路が隙間なく配置される構造となる。
確保するため小形軽量が要求され、かつ、機能面では銀
塩カメラの画質に近いものが実現できるようになってき
ていることから小形にもかかわらず、種々の撮影テクニ
ックを使用可能な機能を多数備えることが必要となって
きている。そのため、カメラ筐体内には各機能を実現す
る機構部や電気回路が隙間なく配置される構造となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本件発明者は、ディジ
タルカメラにおいて、各機能を実現するためのICなど
の電子部品を搭載した基板を、一部の機能を除き1個所
に集めて収容する構造を提案している。この構造は、各
機能を実現するIC,半導体などの電子部品を搭載した
多数の単位基板を設け、これらをフレキシブル基板で接
続し、フレキシブル基板で折り曲げることにより4角形
になるように多層の折畳式基板を形成したものである。
このように配置することによりディジタルカメラの筐体
の小形化に寄与できる。
タルカメラにおいて、各機能を実現するためのICなど
の電子部品を搭載した基板を、一部の機能を除き1個所
に集めて収容する構造を提案している。この構造は、各
機能を実現するIC,半導体などの電子部品を搭載した
多数の単位基板を設け、これらをフレキシブル基板で接
続し、フレキシブル基板で折り曲げることにより4角形
になるように多層の折畳式基板を形成したものである。
このように配置することによりディジタルカメラの筐体
の小形化に寄与できる。
【0004】しかしながら、一方では、この折畳式基板
は、厚みのある四角形状でディジタルカメラの大部分の
電子処理回路を集めているので、熱が分散発生するよう
な従来のディジタルカメラの電気回路実装構造に比較
し、発熱量が非常に大きくどのように放熱するかが問題
となる。特にグリップ部となる部分に搭載しているた
め、外装カバーを介して把持している手に直接的に伝わ
り易いので、効果的な放熱処理が要求される。本発明は
上記問題に応えるもので、その目的は、レンズ鏡枠を中
心に左の容積部分であるグリップ側に収容した多層の折
畳式基板が発生する熱を合理的に放熱処理することによ
り、小形化軽量化をさらに押し進めることができるディ
ジタルカメラの放熱構造を提供することにある。
は、厚みのある四角形状でディジタルカメラの大部分の
電子処理回路を集めているので、熱が分散発生するよう
な従来のディジタルカメラの電気回路実装構造に比較
し、発熱量が非常に大きくどのように放熱するかが問題
となる。特にグリップ部となる部分に搭載しているた
め、外装カバーを介して把持している手に直接的に伝わ
り易いので、効果的な放熱処理が要求される。本発明は
上記問題に応えるもので、その目的は、レンズ鏡枠を中
心に左の容積部分であるグリップ側に収容した多層の折
畳式基板が発生する熱を合理的に放熱処理することによ
り、小形化軽量化をさらに押し進めることができるディ
ジタルカメラの放熱構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるディジタルカメラの放熱構造は、レンズ
鏡枠を中心に左右の容積部分のうちグリップ側の容積部
分に、IC素子などを搭載した各単位基板をフレキシブ
ル基板で電気的に接続し、該フレキシブル基板で折り曲
げることにより形成される多層の折畳式基板を配置した
ディジタルカメラであって、前記折畳式基板は、カメラ
筐体の前面外装カバーまたは背面外装カバー側に位置す
る両端部またはその内側の単位基板に最も大きい発熱部
材を搭載し、前記発熱体のケースに放熱板を接触させ、
前記放熱板は、前記レンズ鏡枠の上側または下側を迂回
して前記容積部分の他方側の容積部分に延出した平板形
状であり、前記放熱板と前記前面外装カバーとの間に断
熱シートを配置して構成されている。また、本発明は、
上記構成において前記折畳式基板の各単位基板の相互に
対面する面に搭載する部材は、一方の面には発熱部材
を、他方の面には非発熱部材を搭載するように構成され
ている。
に本発明によるディジタルカメラの放熱構造は、レンズ
鏡枠を中心に左右の容積部分のうちグリップ側の容積部
分に、IC素子などを搭載した各単位基板をフレキシブ
ル基板で電気的に接続し、該フレキシブル基板で折り曲
げることにより形成される多層の折畳式基板を配置した
ディジタルカメラであって、前記折畳式基板は、カメラ
筐体の前面外装カバーまたは背面外装カバー側に位置す
る両端部またはその内側の単位基板に最も大きい発熱部
材を搭載し、前記発熱体のケースに放熱板を接触させ、
前記放熱板は、前記レンズ鏡枠の上側または下側を迂回
して前記容積部分の他方側の容積部分に延出した平板形
状であり、前記放熱板と前記前面外装カバーとの間に断
熱シートを配置して構成されている。また、本発明は、
上記構成において前記折畳式基板の各単位基板の相互に
対面する面に搭載する部材は、一方の面には発熱部材
を、他方の面には非発熱部材を搭載するように構成され
ている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳しく説明する。図1および図2は、本発明
による放熱構造を適用したディジタルカメラの実施の形
態を示す概略図で、図1は前部放熱板の位置を、図2は
断熱シートの位置をそれぞれ示している。ディジタルカ
メラ筐体1を正面から見た場合、ディジタルカメラ筐体
1のレンズ鏡枠13を中心に、左側の外装部のグリップ
内の容積部分に折畳式基板2,メディアホルダ3および
操作基板4が収容されている。グリップ部内の上部には
レリーズ機構8が配置されている。レンズ鏡枠13の下
側のカメラ筐体1の底面側にガム電池7が収容されてい
る。
施の形態を詳しく説明する。図1および図2は、本発明
による放熱構造を適用したディジタルカメラの実施の形
態を示す概略図で、図1は前部放熱板の位置を、図2は
断熱シートの位置をそれぞれ示している。ディジタルカ
メラ筐体1を正面から見た場合、ディジタルカメラ筐体
1のレンズ鏡枠13を中心に、左側の外装部のグリップ
内の容積部分に折畳式基板2,メディアホルダ3および
操作基板4が収容されている。グリップ部内の上部には
レリーズ機構8が配置されている。レンズ鏡枠13の下
側のカメラ筐体1の底面側にガム電池7が収容されてい
る。
【0007】レンズ鏡枠13の右側の容積部分には、ズ
ームモータを含むズーム駆動機構12,図示しないフラ
ッシュ用コンデンサおよび液晶表示部が収容されてい
る。そしてその上部にはキセノン管11およびフラッシ
ュ基板14が収容されている。さらにレンズ鏡枠13の
上部には基板9およびファインダ10が配置されてい
る。
ームモータを含むズーム駆動機構12,図示しないフラ
ッシュ用コンデンサおよび液晶表示部が収容されてい
る。そしてその上部にはキセノン管11およびフラッシ
ュ基板14が収容されている。さらにレンズ鏡枠13の
上部には基板9およびファインダ10が配置されてい
る。
【0008】右側容積部分に収容されている、フラッシ
ュ基板14,キセノン管11,フラッシュ用コンデンサ
およびズームモータは、ICなどを搭載した電気回路に
対してノイズ源となり易いものである。これら実装部品
に対し、メイン電気基板である折畳式基板2やメディア
ホルダ3,スイッチ部分は、左側容積部分に纏めて配置
している。
ュ基板14,キセノン管11,フラッシュ用コンデンサ
およびズームモータは、ICなどを搭載した電気回路に
対してノイズ源となり易いものである。これら実装部品
に対し、メイン電気基板である折畳式基板2やメディア
ホルダ3,スイッチ部分は、左側容積部分に纏めて配置
している。
【0009】折畳式基板2は、多機能を実現するため多
数の発熱体素子を搭載した単位基板複数枚で構成され、
しかも折り畳んでいるため、発熱量が大きいので、広い
範囲すなわちカメラ全体から熱放散するようにしてい
る。すなわち前部放熱板6は、ディジタルカメラの左側
前部からレンズ鏡枠13の下部を経由して右側前部に延
び、さらに側面側まで延びている。さらに前部放熱板6
の一部は反対側カメラ側面側まで達している。また、グ
リップ部の外装カバーに熱が伝達しないように前面外装
カバーと折畳式基板2の間に断熱シート16が挿入され
ている。
数の発熱体素子を搭載した単位基板複数枚で構成され、
しかも折り畳んでいるため、発熱量が大きいので、広い
範囲すなわちカメラ全体から熱放散するようにしてい
る。すなわち前部放熱板6は、ディジタルカメラの左側
前部からレンズ鏡枠13の下部を経由して右側前部に延
び、さらに側面側まで延びている。さらに前部放熱板6
の一部は反対側カメラ側面側まで達している。また、グ
リップ部の外装カバーに熱が伝達しないように前面外装
カバーと折畳式基板2の間に断熱シート16が挿入され
ている。
【0010】図3は、折畳式基板の構造を説明するため
の図である。(a)は折畳式基板の表側の部品の配置
を,(b)は裏側の部品の配置をそれぞれ示している。
(c)は各単位基板の間を接続するフレキシブル基板で
折り曲げた状態を示している。第1基板2a,第2基板
2b,第3基板2cおよび第4基板2dの4枚により構
成されている。第1基板2aの表裏面には液晶駆動回路
や抵抗,トリマなどの非発熱体素子20,27が、表側
下部には雌コネクタ24が搭載されている。第2基板2
bの表側には水晶発振器などの非発熱体素子が、裏側に
はCCD駆動用回路などの発熱体素子28が搭載されて
いる。
の図である。(a)は折畳式基板の表側の部品の配置
を,(b)は裏側の部品の配置をそれぞれ示している。
(c)は各単位基板の間を接続するフレキシブル基板で
折り曲げた状態を示している。第1基板2a,第2基板
2b,第3基板2cおよび第4基板2dの4枚により構
成されている。第1基板2aの表裏面には液晶駆動回路
や抵抗,トリマなどの非発熱体素子20,27が、表側
下部には雌コネクタ24が搭載されている。第2基板2
bの表側には水晶発振器などの非発熱体素子が、裏側に
はCCD駆動用回路などの発熱体素子28が搭載されて
いる。
【0011】第3基板2cの表側にはビデオ出力端子2
5,電源入力端子26や非発熱体素子が、裏側には非発
熱体素子30が搭載されている。第4基板2dの表裏面
には信号処理IC、例えばDSP,DRAM,メモリな
どの発熱体素子31,32が搭載されている。この実施
の形態では発熱体素子は第2基板2b(端から2番目の
基板)の裏面側と、カメラ筐体の前面側に配置される第
4基板2d(最も端の基板)の表裏側に搭載されてい
る。折り畳んだとき、第2基板2bの裏面側に搭載され
た発熱体素子28に対し第1基板2aの裏面側に搭載さ
れた非発熱体素子27が対面し、発熱体素子同士が対面
しないような配置としている。同様に第4基板2dの裏
面側に搭載された発熱体素子31に対し、第3基板2c
の裏面側の非発熱体素子30に対面するようになってい
る。
5,電源入力端子26や非発熱体素子が、裏側には非発
熱体素子30が搭載されている。第4基板2dの表裏面
には信号処理IC、例えばDSP,DRAM,メモリな
どの発熱体素子31,32が搭載されている。この実施
の形態では発熱体素子は第2基板2b(端から2番目の
基板)の裏面側と、カメラ筐体の前面側に配置される第
4基板2d(最も端の基板)の表裏側に搭載されてい
る。折り畳んだとき、第2基板2bの裏面側に搭載され
た発熱体素子28に対し第1基板2aの裏面側に搭載さ
れた非発熱体素子27が対面し、発熱体素子同士が対面
しないような配置としている。同様に第4基板2dの裏
面側に搭載された発熱体素子31に対し、第3基板2c
の裏面側の非発熱体素子30に対面するようになってい
る。
【0012】図4は、折畳式基板の収容状態を説明する
ための図である。折り畳まれた折畳式基板2は基板取付
枠32に取り付けられ、カメラ筐体内に収容される。
ための図である。折り畳まれた折畳式基板2は基板取付
枠32に取り付けられ、カメラ筐体内に収容される。
【0013】図5は、ディジタルカメラ筐体の平面図
で、放熱板の配置を上から見たものである。図4のよう
に折り畳まれ配置された折畳式基板2に対し、前部放熱
板6を、第4基板2dの発熱体素子のケース上面に接触
させて配置させている。前部放熱板6はレンズ鏡枠13
の下側を通って6a,6bおよび6cのように延び、グ
リップ側だけでなく、グリップ反対側の前面外装部分お
よび側面の外装部分からも放熱する。また、第2基板2
bの発熱体素子のケースに接触させて後部放熱板17が
配置されている。後部放熱板17は、17bに示すよう
に延び、背面外装カバー側からも放熱するように構成さ
れている。
で、放熱板の配置を上から見たものである。図4のよう
に折り畳まれ配置された折畳式基板2に対し、前部放熱
板6を、第4基板2dの発熱体素子のケース上面に接触
させて配置させている。前部放熱板6はレンズ鏡枠13
の下側を通って6a,6bおよび6cのように延び、グ
リップ側だけでなく、グリップ反対側の前面外装部分お
よび側面の外装部分からも放熱する。また、第2基板2
bの発熱体素子のケースに接触させて後部放熱板17が
配置されている。後部放熱板17は、17bに示すよう
に延び、背面外装カバー側からも放熱するように構成さ
れている。
【0014】図6は、放熱板の具体的配置例を示すカメ
ラの分解斜視図である。カメラ組体34の第4基板2d
の発熱体素子のケースに熱伝導シート36を貼付し、そ
の上から前部放熱板6を取り付ける。そして前部放熱板
6の上に断熱シート16を挟み込んで前面外装カバー3
5を取り付けている。
ラの分解斜視図である。カメラ組体34の第4基板2d
の発熱体素子のケースに熱伝導シート36を貼付し、そ
の上から前部放熱板6を取り付ける。そして前部放熱板
6の上に断熱シート16を挟み込んで前面外装カバー3
5を取り付けている。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、カメラ
筐体内のグリップ側の容積部分に配置された折畳式基板
は、カメラ筐体の前面外装カバーまたは背面外装カバー
側に位置する両端部またはその内側の単位基板に最も大
きい発熱部材を搭載し、この発熱体のケースに放熱板を
接触させ、放熱板は、レンズ鏡枠の上側または下側を迂
回してグリップ側の容積部分とは反対側の容積部分に延
出した平板形状にしてあり、かつ放熱板と前面外装カバ
ーとの間に断熱シートを配置したものである。また、折
畳式基板の各単位基板の相互に対面する面に搭載する電
子部品は、一方の面には発熱部材を、他方の面には非発
熱部材を搭載するものである。したがって、カメラ筐体
一個所に集めた発熱量が大きい折畳式基板の熱を、筐体
全体で効率的に分散放熱させることができる。よって、
折畳式基板の温度上昇を確実に抑えることができ、小形
軽量化のため、ディジタルカメラ筐体のグリップ部内へ
の折畳式基板の配置を実現できる。
筐体内のグリップ側の容積部分に配置された折畳式基板
は、カメラ筐体の前面外装カバーまたは背面外装カバー
側に位置する両端部またはその内側の単位基板に最も大
きい発熱部材を搭載し、この発熱体のケースに放熱板を
接触させ、放熱板は、レンズ鏡枠の上側または下側を迂
回してグリップ側の容積部分とは反対側の容積部分に延
出した平板形状にしてあり、かつ放熱板と前面外装カバ
ーとの間に断熱シートを配置したものである。また、折
畳式基板の各単位基板の相互に対面する面に搭載する電
子部品は、一方の面には発熱部材を、他方の面には非発
熱部材を搭載するものである。したがって、カメラ筐体
一個所に集めた発熱量が大きい折畳式基板の熱を、筐体
全体で効率的に分散放熱させることができる。よって、
折畳式基板の温度上昇を確実に抑えることができ、小形
軽量化のため、ディジタルカメラ筐体のグリップ部内へ
の折畳式基板の配置を実現できる。
【図1】本発明による放熱構造を適用したディジタルカ
メラの実施の形態を示す概略図で、前部放熱板の位置を
示すものである。
メラの実施の形態を示す概略図で、前部放熱板の位置を
示すものである。
【図2】本発明による放熱構造を適用したディジタルカ
メラの実施の形態を示す概略図で、断熱シートの配置を
示すものである。
メラの実施の形態を示す概略図で、断熱シートの配置を
示すものである。
【図3】折畳式基板の構造を説明するための図である。
【図4】折畳式基板の収容状態を説明するための図であ
る。
る。
【図5】ディジタルカメラ筐体の平面図で、放熱板の配
置を上から見たものである。
置を上から見たものである。
【図6】放熱板の具体的配置例を示すカメラの分解斜視
図である。
図である。
1 ディジタルカメラ筐体
2 折畳式基板
3 メディアホルダ
4 操作基板
5 操作ボタン
6 前部放熱板
7 ガム電池
8 レリーズ機構
9 基板
10 ファインダ
11 キセノン管
12 ズーム駆動機構
13 レンズ鏡枠
14 フラッシュ基板
16 断熱シート
17 後部放熱板
20,27,30 非発熱体素子
24 雌コネクタ
25 ビデオ出力端子
26 電源入力端子
28,31,32 発熱体素子
31 基板取付枠
33 フレキシブル基板
34 カメラ組体
35 前面外装カバー
36 熱伝導シート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月3日(2001.7.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
// H04N 101:00 H04N 101:00
Fターム(参考) 2H054 AA01
2H100 BB06 BB11 EE00
5C022 AA13 AC61 AC64 AC70
5E322 AA03 AA11 AB02 CA05 CA06
FA02
5E348 AA08 AA28 EE29 EE38 FF01
FF03
Claims (2)
- 【請求項1】 レンズ鏡枠を中心に左右の容積部分のう
ちグリップ側の容積部分に、IC素子などを搭載した各
単位基板をフレキシブル基板で電気的に接続し、該フレ
キシブル基板で折り曲げることにより形成される多層の
折畳式基板を配置したディジタルカメラであって、 前記折畳式基板は、カメラ筐体の前面外装カバーまたは
背面外装カバー側に位置する両端部またはその内側の単
位基板に最も大きい発熱部材を搭載し、前記発熱体のケ
ースに放熱板を接触させ、 前記放熱板は、前記レンズ鏡枠の上側または下側を迂回
して前記容積部分の他方側の容積部分に延出した平板形
状であり、 前記放熱板と前記前面外装カバーとの間に断熱シートを
配置したことを特徴とするディジタルカメラの放熱構
造。 - 【請求項2】 前記折畳式基板の各単位基板の相互に対
面する面に搭載する部材は、一方の面には発熱部材を、
他方の面には非発熱部材を搭載するように構成したこと
を特徴とする請求項1記載のディジタルカメラの放熱構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001191003A JP2003008956A (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | ディジタルカメラの放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001191003A JP2003008956A (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | ディジタルカメラの放熱構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003008956A true JP2003008956A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19029693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001191003A Pending JP2003008956A (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | ディジタルカメラの放熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003008956A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006004852A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電子部品内蔵コネクタ |
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JP2010528696A (ja) * | 2007-06-01 | 2010-08-26 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 軽量無線超音波プローブ |
JP2012004780A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Canon Inc | 撮像装置 |
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WO2023149246A1 (ja) * | 2022-02-07 | 2023-08-10 | i-PRO株式会社 | 監視カメラ |
-
2001
- 2001-06-25 JP JP2001191003A patent/JP2003008956A/ja active Pending
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