JP2003008937A - 映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003008937A
JP2003008937A JP2001184351A JP2001184351A JP2003008937A JP 2003008937 A JP2003008937 A JP 2003008937A JP 2001184351 A JP2001184351 A JP 2001184351A JP 2001184351 A JP2001184351 A JP 2001184351A JP 2003008937 A JP2003008937 A JP 2003008937A
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signal
noise
component
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digital data
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JP2001184351A
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Shigeru Harada
茂 原田
Kazuhiko Fujiwara
和彦 藤原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン信号の低S/N時のノイズ実効
値誤検出を防止する。 【解決手段】 信号切替機111に、コンポーネント信
号が入力されると、信号切替機111は、制御部101
により制御され、コンポーネント信号を入力するように
入力を切り替える。A/D変換部112は、供給された
コンポーネント信号をA/D変換する。ノイズ実効値検
出部113は、供給されたコンポーネント信号の垂直ブ
ランキング期間において、同期パルスを除いた期間にお
けるコンポーネント信号の平均値を算出し、その平均値
とコンポーネント信号の差分値を算出し、その差分値を
2乗平均することで、ノイズの実効値を検出する。ノイ
ズ実効値補正部114は、制御部101により制御さ
れ、ノイズ実効値検出部113より供給されたノイズの
実効値を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号処理装置お
よび方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、
テレビジョン信号のノイズ成分を検出し、補正すること
により、低S/N(Signal/Noise)時のノイズ量誤検
出を防止できるようにした映像信号処理装置および方
法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来のテレビジョン受像機にお
けるノイズ検出方法を説明する図である。図1におい
て、チューナ2は、アンテナ1より入力された信号を復
調し、輝度信号Y、色信号C、および同期信号が合成さ
れたコンポジット信号を出力する。このコンポジット信
号は、Y/C分離回路3に供給され、輝度信号Yと色信
号Cに分離される。Y/C分離回路3に内蔵されるノイ
ズ検出回路10は、垂直ブランキング期間の同期信号か
らノイズ成分を検出する。
【0003】また、輝度信号Yおよび色信号Cは、クロ
マデコーダ4に供給され、輝度信号Y、輝度信号と赤色
成分の色差成分U、輝度信号と青色成分の色差成分V、
垂直同期信号(V同期)、水平同期信号(H同期)等に
分離される。また、クロマデコーダ4にノイズ検出回路
11が内蔵される場合(ノイズ検出回路10とノイズ検
出回路の一方が設けられる)、それにより、垂直ブラン
キング期間の同期からノイズ成分が検出され、YUV映
像処理回路5に出力される。
【0004】しかしながら、最近、テレビ局より送信さ
れるテレビジョン信号は、BS(Broadcasting Satelli
te)放送やCS放送(Communications Satellite)等の
ように、同期信号と映像信号(YUV信号)に分かれた
コンポーネント信号である場合がある。
【0005】図2は、コンポジット信号とコンポーネン
ト信号の両方のノイズ検出を行うテレビジョン受像機の
構成を示す図である。図2において、ノイズ検出は、コ
ンポジット信号、およびコンポーネント信号の両方に対
応するために、YUV映像処理回路5で行われる。
【0006】コンポジット信号は、図1に示す場合と同
様に処理される。
【0007】一方、チューナ22は、アンテナ21によ
り受信された信号を復調し、コンポーネント信号をクロ
マデコーダ4、およびYUV映像処理回路5に供給す
る。YUV映像処理回路5に内蔵されているノイズ検出
回路23は、入力されたコンポーネント信号のノイズ検
出を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示したような装置でコンポーネント信号のノイズを検出
しようとすると、YUV映像処理回路5のA/D(Anal
og / Digital)変換回路(図示せず)のダイナミックレ
ンジに起因して、ノイズ量が正確に検出できないという
課題があった。以下、その理由について、説明する。
【0009】図3は、振幅の大きいノイズ成分を含むコ
ンポジット信号と、YUV映像処理回路5内のA/D変
換回路のダイナミックレンジの関係を示す図である。
【0010】図3において、コンポジット信号は、水平
同期パルス41および42を含んでおり、ペデスタルレ
ベル43の部分には振幅の大きいノイズ40が重畳され
ている。コンポジット信号は、映像信号成分だけでな
く、同期信号成分も一緒にA/D変換される。従って、
水平同期パルス41および42も変換できるように、黒
色を表すペデスタルレベル43は、比較的大きいレベル
としてA/D変換される。そのため、図3に示すよう
に、振幅の大きいノイズ40が存在しても(S/Nが小
さくても)、コンポジット信号に重畳されているノイズ
40がA/D変換回路のボトム電圧44を下回ることは
ないので、正確なノイズ検出が可能となる。
【0011】一方、コンポーネント信号をA/D変換す
る場合、映像信号のダイナミックレンジができるだけ広
くなるように、A/D変換が行われている。例えば、映
像信号を8bitで表す場合、図4に示されるように映像
信号51は、黒レベル(ペデスタルレベル)の値が16
になるように、そして白レベルの値が235になるよう
にA/D変換される。
【0012】従って、コンポーネント信号の同期信号
は、図5または図6に示されるようにA/D変換される
ことになる。
【0013】図5は、振幅の小さいノイズ成分を含む
(S/Nが大きい)コンポーネント信号の同期信号と、
YUV映像処理回路5内のA/D変換回路のダイナミッ
クレンジの関係を表している。
【0014】同期信号は、水平同期パルス61および6
2を含んでおり、ペデスタルレベル63の部分には、ノ
イズ60が重畳されている。ペデスタルレベル63は、
図4を参照して説明したように、値16のレベルとして
A/D変換される。しかしながら、いまの場合、同期信
号に含まれるノイズ60は、その振幅が小さいので、A
/D変換回路のボトム電圧64を下回ることは無く、正
確なノイズ検出が可能である。
【0015】これに対して、図6に示されるように、同
期信号に含まれるノイズ60の振幅が大きくなると(同
期信号のS/Nが小さくなると)、ノイズ60の振幅
は、A/D変換回路のボトム電圧64を下回ってしま
う。その結果、図2のノイズ検出回路23は、正確なノ
イズ検出を行うことができない。
【0016】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、コンポジット信号とコンポーネント信号の
いずれのノイズも正確に検出できるようにするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号処理装
置は、コンポジット信号またはコンポーネント信号を選
択して入力する選択手段と、選択手段により選択された
信号をデジタルデータに変換する変換手段と、変換手段
により変換されたデジタルデータのノイズ成分を検出す
る検出手段と、検出手段により検出されたデジタルデー
タのノイズ成分を補正する補正手段とを備えることを特
徴とする。
【0018】前記検出手段は、コンポジット信号または
コンポーネント信号の輝度信号のノイズを検出するよう
にすることができる。
【0019】前記補正手段は、コンポーネント信号のノ
イズ成分を補正するようにすることができる。
【0020】前記検出手段は、コンポーネント信号のノ
イズ成分の正側の成分を検出するようにすることができ
る。
【0021】前記補正手段は、正側の成分を2倍するこ
とにより、ノイズを補正するようにすることができる。
【0022】前記コンポーネント信号に直流成分を加算
する直流成分加算手段をさらに備えるようにすることが
できる。
【0023】本発明の映像信号処理方法は、コンポジッ
ト信号またはコンポーネント信号を選択して入力する選
択ステップと、選択ステップの処理により選択された信
号をデジタルデータに変換する変換ステップと、変換ス
テップの処理により変換されたデジタルデータのノイズ
成分を検出する検出ステップと、検出ステップの処理に
より検出されたデジタルデータのノイズ成分を補正する
補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】本発明の記録媒体のプログラムは、コンポ
ジット信号またはコンポーネント信号を選択して入力す
る選択ステップと、選択ステップの処理により選択され
た信号をデジタルデータに変換する変換ステップと、変
換ステップの処理により変換されたデジタルデータのノ
イズ成分を検出する検出ステップと、検出ステップの処
理により検出されたデジタルデータのノイズ成分を補正
する補正ステップとを含むことを特徴とする。
【0025】本発明のプログラムは、コンポジット信号
またはコンポーネント信号を選択して入力する選択ステ
ップと、選択ステップの処理により選択された信号をデ
ジタルデータに変換する変換ステップと、変換ステップ
の処理により変換されたデジタルデータのノイズ成分を
検出する検出ステップと、検出ステップの処理により検
出されたデジタルデータのノイズ成分を補正する補正ス
テップとをコンピュータに実行させる。
【0026】本発明の映像信号処理装置および方法、記
録媒体、並びにプログラムにおいては、コンポジット信
号またはコンポーネント信号が選択されて入力され、そ
の入力信号がデジタルデータに変換され、デジタルデー
タのノイズ成分が検出され、デジタルデータのノイズ成
分が補正される。
【0027】
【発明の実施の形態】図7は、本発明を適用した映像信
号処理装置の構成例を示す図である。この構成例におい
て、制御部101は、バス102を介して、クロマデコ
ーダ4、信号切替機111、A/D(Analog / Digita
l)変換部112、ノイズ実効値検出部、およびノイズ
実効値補正部114を制御している。
【0028】制御部101は内部に、ROM(Read Only M
emory)、RAM(Random Access Memory)、およびCPU(C
entral Processing Unit)などを有するマイクロコンピ
ュータにより構成される。CPUはこのROMに格納されてい
るコンピュータプログラム、またはドライブ120に装
着された磁気ディスク131、光ディスク132、光磁
気ディスク133、若しくは半導体メモリ134などか
ら読み出されたコンピュータプログラムを、RAMを作業
領域として使用して実行する。
【0029】YUV映像処理部110の信号切替機11
1は、制御部101によりバス102を介して制御さ
れ、入力する信号を切り替える(選択する)ことによ
り、クロマデコーダ4を介して供給されるコンポジット
信号を処理するか、または外部より供給されるコンポー
ネント信号を処理するかを選択する。
【0030】A/D変換部112は、制御部101によ
り制御され、信号切替機111により選択された入力信
号をデジタル信号に変換し、ノイズ実効値検出部113
に供給する。ノイズ実効値検出部113は、制御部10
1により制御され、ノイズ実効値を算出し、ノイズ実効
値補正部114に出力する。ノイズ実効値補正部114
は、制御部101により制御され、必要に応じて、入力
されたノイズ実効値を補正する。
【0031】なお、説明を簡単にするために、ノイズ検
出機能を実行する部分のみが示されているが、YUV映
像処理部110は、A/D変換された信号を処理する回
路を内蔵している。
【0032】ドライブ120には、磁気ディスク13
1、光ディスク132、光磁気ディスク133、若しく
は半導体メモリ134などが適宜装着され、それから読
み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて制
御部101に内蔵されているRAMにインストールされ
る。
【0033】次に、このように構成された映像信号処理
装置のノイズ検出の基本的な動作について、図8のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0034】YUV映像処理部110の信号切替機11
1に、テレビジョン信号が入力されると、制御部101
は、ユーザからの指令に基づいて、バス102を介して
信号切替機111を制御し、入力するテレビジョン信号
を選択させる。
【0035】信号切替機111が、制御部101により
制御され、入力するテレビジョン信号を選択し、入力す
ると、制御部101は、ステップS1において、信号切
替機111が入力した信号が、コンポーネント信号であ
るか否かを判定する。
【0036】入力された信号がコンポーネント信号であ
ると判定した場合、ステップS2に進み、制御部101
は、A/D変換部112を制御して、入力されたコンポ
ーネント信号をA/D変換させ、変換結果をノイズ実効
値検出部113に出力する。
【0037】制御部101は、ステップS3において、
ノイズ実効値検出部113を制御して、A/D変換部1
12より供給されたコンポーネント信号の垂直ブランキ
ング期間において、同期パルスを除いた期間のコンポー
ネント信号の平均値を算出させ、その平均値とコンポー
ネント信号の差分値を算出させ、その差分値を2乗平均
することで、ノイズの実行値を検出させる。
【0038】また、ノイズ実効値検出部113は、差分
値を算出する代わりに、カットオフ周波数の低い(数百
kHz程度の)ハイパスフィルタ(図示せず)により、交
流成分を抽出するようにしてもよい。
【0039】図9は、ノイズ実効値検出部113に供給
される垂直ブランキング期間におけるコンポーネント信
号の波形の例を示す図である。
【0040】A/D変換部112によりデジタル信号に
変換されたコンポーネント信号は、垂直ブランキング期
間の信号であり、正弦波状のノイズ141を含んでい
る。このノイズ141の波形は、A/D変換部112の
ボトム電圧に基づいて、その下側がボトム電圧であるレ
ベル0で制限されている。レベルHIはノイズ141の
最大値であり、レベルAVはノイズ141の平均値であ
る。長さaは、ノイズ141の平均値AVより上側の振
幅の長さであり、長さbは平均値AVの下側の振幅の長
さである。
【0041】ノイズ141の実効値をN1とすると、実
効値N1は次のように表すことができる。
【0042】
【数1】
【0043】ノイズ実効値検出部113は、ノイズ14
1の実効値N1を検出すると、実効値N1をノイズ実効
値補正部114に出力する。
【0044】しかしながら、図9に示すコンポーネント
信号のノイズ141の下側の波形は、A/D変換部11
2のボトム電圧により制限されており、検出された実効
値N1は、コンポーネント信号(A/D変換される以前
のコンポーネント信号)に含まれる実際のノイズの実効
値と異なる。
【0045】ノイズ実効値検出部113よりノイズ実効
値補正部114に供給された実効値N1の大きさに基づ
き、制御部101は、ステップS4において、実効値N
1の大きさが、所定のレベルを超えたか否かを判定す
る。
【0046】実効値N1の大きさが所定のレベルを超え
たと判定した場合、制御部101は、ステップS5にお
いて、ノイズ実効値補正部114を制御して、実効値N
1を補正させる。
【0047】補正された実効値をN2とすると、ノイズ
実効値N2は、次のように表すことができる。
【0048】
【数2】
【0049】ノイズ実効値補正部114は、演算により
補正を行う他、自分自身が予め保持しているルックアッ
プテーブルを用いて、ノイズ実効値検出部113により
供給されたノイズ実効値を補正しても良い。
【0050】図10は、ルックアップテーブルの構成例
を示す図である。横軸は検出したノイズ実効値を表し、
縦軸は実際のノイズ実効値を表している。直線152は
式(1)に対応する直線であり、直線151は式(2)
に対応する直線である。また、点N0は、検出したノイ
ズ実効値が実際のノイズ実効値と等しくなるときの実効
値である。
【0051】コンポーネント信号に含まれるノイズ14
1の振幅が小さい場合(高S/N(Signal/Noise)の
場合)、ノイズ実効値検出部113により検出されたノ
イズ実効値N1は、値N0より小さく、補正を行う必要
は無いので、ノイズ実効値補正部114は、ノイズ実効
値検出部113より供給されたノイズ実効値N1を補正
せず、そのまま、出力する。
【0052】また、コンポーネント信号に含まれるノイ
ズ141の振幅が大きい場合(低S/Nの場合)、ノイ
ズ実効値検出部113により検出されたノイズ実効値N
1は、値N0より大きく、補正を行う必要があるので、
ノイズ実効値補正部114は、図10に示すルックアッ
プテーブルに基づいて、直線152上のノイズ実効値N
1に対応する点P1を、直線151上の点P2に補正
し、点P2に対応する実際のノイズ実効値n1を出力す
る。
【0053】図8に戻って、ノイズ実効値補正部114
により、ノイズ実効値の補正が終了すると、制御部10
1はノイズ検出処理を終了する。
【0054】また、ステップS4において、検出したコ
ンポーネント信号のノイズの実効値が、所定のレベルを
超えていないと判定した場合、制御部101は、ノイズ
検出処理を終了する。
【0055】ステップS1において、入力信号がコンポ
ジット信号であり、コンポーネント信号でないと判定し
た場合、制御部101は、ステップS6に進み、A/D
変換部112を制御して、コンポジット信号をA/D変
換し、ノイズ実効値検出部113に出力する。
【0056】制御部101は、ステップS7において、
ノイズ実効値検出部113を制御し、A/D変換部11
2より供給されたコンポジット信号の垂直ブランキング
期間において、同期パルスを除いた期間のコンポジット
信号の平均値を算出し、その平均値とコンポジット信号
の差分値を算出し、その差分値を2乗平均することで、
ノイズの実効値を検出する。
【0057】ノイズ実効値検出部113は、コンポジッ
ト信号のノイズ実効値を検出すると、ノイズ実効値をノ
イズ実効値補正部114に出力する。
【0058】入力信号がコンポジット信号の場合、図3
を参照して説明したように、コンポジット信号は、映像
信号成分だけでなく、同期信号成分も含めてA/D変換
されるので、ノイズがA/D変換回路のボトム電圧を下
回ることはないので、正確なノイズ検出が行われる。従
って、ノイズ実効値補正部114において、ノイズ実効
値の補正は行われず、そのまま出力される。
【0059】ステップS7を終了した制御部101はノ
イズ検出処理を終了する。
【0060】以上のようにして、ノイズ実効値を補正す
ることにより、映像信号と同期信号が分けられたコンポ
ーネント信号であっても、ノイズ実効値を検出すること
ができる。
【0061】図11は、本発明を適用した映像信号処理
装置の他の構成例を示す図である。
【0062】YUV映像処理部110は、ノイズ正側実
効値検出部161を有する。このノイズ正側実効値検出
部161は、制御部101により制御され、A/D変換
部112より供給されたテレビジョン信号の垂直ブラン
キング期間におけるクランプ電位(ペデスタルレベル)
より大きい部分について、ノイズの実効値を算出し、ノ
イズ正側実効値2倍補正部162に出力する。
【0063】YUV映像処理部110のノイズ正側実効
値2倍補正部162は、制御部101により制御され、
ノイズ正側実効値検出部161により検出されたノイズ
実行値を2倍することにより補正する。その他の構成
は、図7における場合と同様である。
【0064】次に、このように構成された映像処理装置
のノイズ検出の基本的な動作について図12のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0065】YUV映像処理部110の信号切替機11
1に、例えば、外部よりコンポーネント信号が入力され
た場合、信号切替機111を制御し、制御部101はユ
ーザからの指令に基づいて、コンポーネント信号を選択
させる。入力されたコンポーネント信号は、A/D変換
部112に供給される。
【0066】制御部101は、ステップS21におい
て、A/D変換部112を制御して、入力されたコンポ
ーネント信号をA/D変換させ、変換結果をノイズ正側
実効値検出部161に出力する。
【0067】ステップS22において、制御部101
は、ノイズ正側実効値検出部161を制御し、A/D変
換部112より供給されたコンポーネント信号の垂直ブ
ランキング期間において、コンポーネント信号がクラン
プ電位であるペデスタルレベルより大きい期間における
コンポーネント信号の平均値を算出させ、その平均値と
コンポーネント信号の差分値を算出させ、その差分値を
2乗平均することで、ノイズ実効値を検出させる。
【0068】図13は、ノイズ正側実効値検出部161
に供給される垂直ブランキング期間におけるコンポーネ
ント信号の波形の例を示す図である。
【0069】A/D変換部112によりデジタル信号に
変換されたコンポーネント信号は、垂直ブランキング期
間の信号であり、正弦波状のノイズ141を含んでい
る。このノイズ141の波形は、A/D変換部112の
ボトム電圧に基づいて、その下側がボトム電圧であるレ
ベル0で制限されている。レベルHIはノイズ141の
最大値であり、レベルVCはペデスタルレベルである。
長さcは、ノイズ141のペデスタルレベルより上側の
振幅の長さである。
【0070】ノイズ141のペデスタルレベルより大き
い期間の実効値をN3とすると、検出された実効値N3
は次のように表すことができる。
【0071】
【数3】
【0072】ノイズ正側実効値検出部161は、ノイズ
141の実効値N3を検出すると、実効値N3をノイズ
正側実効値2倍補正部162に出力する。
【0073】ステップS23において、制御部101
は、ノイズ正側実効値2倍補正部162を制御し、ノイ
ズ正側実効値検出部161より供給された実効値N3を
2倍することにより補正させる。補正された実効値をN
4とすると、ノイズ実効値N4は、次のように表すこと
ができる。
【0074】
【数4】
【0075】ノイズ正側実効値2倍補正部162を制御
し、ノイズ正側実効値検出部161より供給された実効
値を補正させ、その補正した実効値を出力させると、制
御部101は、ノイズ検出処理を終了する。
【0076】YUV映像処理部110の信号切替機11
1の制御により、クロマデコーダ4よりコンポジット信
号が入力される場合も、図11に示した映像信号処理回
路の動作は同様であるので、その説明は省略する。
【0077】以上のように、ノイズ検出回路は、A/D
変換部112のボトム電圧によるテレビジョン信号への
影響を軽減するために、テレビジョン信号のペデスタル
レベルより大きい部分について、ノイズ実効値を算出
し、2倍することで補正する。
【0078】図14は、本発明を適用した映像信号処理
装置のさらに他の構成例を示す図である。
【0079】YUV映像処理部110のDCレベルシフ
ト部181は、制御部101により制御され、信号切替
機111の切り替えにより外部から入力されたコンポー
ネント信号の垂直ブランキング期間内の信号に所定の直
流成分を重畳し、A/D変換部112に出力する。
【0080】図15は、図14のDCレベルシフト部1
81の構成例を示す図である。
【0081】加算器192は、入力端子から入力された
コンポーネント信号に、スイッチ194を介して接続さ
れた基準電圧源193により供給された所定の電圧を加
算し、出力端子195より出力する。
【0082】基準電圧源193は、所定の電圧をスイッ
チ194に出力する。スイッチ194は、図14の制御
部101により制御され、入力端子191より入力され
たコンポーネント信号が垂直ブランキング期間になると
接続し、基準電圧源193より供給される所定の電圧を
加算器192に供給する。
【0083】図14に戻り、YUV映像処理部110の
ノイズ実効値検出部182は、制御部101により制御
され、A/D変換部112でデジタル化されたテレビジ
ョン信号の垂直ブランキング期間において、同期パルス
を除いた期間におけるテレビジョン信号の平均値を算出
し、その平均値とテレビジョン信号の差分値を算出し、
その差分値を2乗平均することで、ノイズの実効値を検
出する。その他の構成は、図7における場合と同様であ
る。
【0084】次に、このように構成された映像信号処理
装置のノイズ検出の基本的な動作について図16のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0085】YUV映像処理部110の信号切替機11
1に、テレビジョン信号が入力されると、制御部101
は、ユーザからの指令に基づいて、バス102を介して
信号切替機111を制御し、入力するテレビジョン信号
を選択させる。
【0086】信号切替機111が、制御部101により
制御され、入力するテレビジョン信号を選択し、入力す
ると、制御部101は、ステップS41において、信号
切替機111が入力した信号が、コンポーネント信号で
あるか否かを判定する。
【0087】入力された信号がコンポーネント信号であ
ると判定した場合、ステップS42に進み、入力された
コンポーネント信号は、DCレベルシフト部181に供
給され、制御部101は、DCレベルシフト部181を
制御して、コンポーネント信号の垂直ブランキング期間
内の信号に所定の直流成分を重畳させ、A/D変換部1
12に出力させる。
【0088】図17は、図14のDCレベルシフト部1
81により直流成分を重畳されたコンポーネント信号の
同期信号の例を示す図である。
【0089】同期信号のノイズ141は、垂直ブランキ
ング期間の水平同期パルス211および212等の同期
パルス以外の期間に、DCレベルシフト部181により
直流成分を重畳されているため、ノイズ141の振幅が
大きい場合においても、ノイズ成分がA/D変換部11
2のボトム電圧213を下回ることはないので、コンポ
ジット信号の場合と同様に、正確なノイズ検出が可能で
ある。
【0090】図16に戻り、制御部101は、ステップ
S43において、A/D変換部112を制御し、DCレ
ベルシフト部181に供給されたコンポーネント信号を
A/D変換させ、ノイズ実効値検出部182に出力す
る。
【0091】一方、YUV映像処理部110の信号切替
機111により、クロマデコーダ4から供給されたコン
ポジット信号が入力され、ステップS41において、入
力された信号がコンポーネント信号でないと判定した場
合、制御部101は、ステップS43に進み、A/D変
換部112を制御し、入力されたコンポジット信号をA
/D変換させる。
【0092】ステップS44において、制御部101
は、ノイズ実効値検出部182を制御し、A/D変換部
112より供給されたコンポーネント信号またはコンポ
ジット信号の垂直ブランキング期間において、同期パル
スを除いた期間における信号の平均値を算出させ、その
平均値と信号の差分値を算出させ、その差分値を2乗平
均することで、ノイズの実効値を検出させる。
【0093】また、ノイズ実効値検出部182は、差分
値を算出する代わりに、カットオフ周波数の低い(数百
kHz程度の)ハイパスフィルタ(図示せず)により、交
流成分を抽出するようにしてもよい。
【0094】ノイズ実効値検出部182がノイズの実効
値を検出すると、制御部101は、ノイズ検出処理を終
了する。
【0095】以上のようにして、コンポーネント信号に
直流成分を重畳することにより、映像信号と同期信号が
分けられたコンポーネント信号であっても、ノイズの実
効値を検出することができる。
【0096】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用の
パーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒
体からインストールされる。
【0097】この記録媒体は、図7に示すように、装置
本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配
布される、プログラムが記録されている磁気ディスク8
1(フロッピディスクを含む)、光ディスク82(CD-R
OM(Compact Disk-Read OnlyMemory),DVD(Digital Versa
tile Disk)を含む)、光磁気ディスク83(MD(Mini
-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ84などより
なるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、
装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供され
る、プログラムが記録されている制御部101に内蔵さ
れているROMなどで構成される。
【0098】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0099】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報処理装置お
よび方法、記録媒体、並びにプログラムによれば、テレ
ビジョン信号の低S/N時のノイズの実効値誤検出を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテレビジョン受像機におけるノイズ検出
方法を説明する図である。
【図2】コンポジット信号とコンポーネント信号の両方
のノイズ検出を行うテレビジョン受像機の構成を示す図
である。
【図3】振幅の大きいノイズ成分を含むコンポジット信
号と、YUV映像処理回路5内のA/D変換回路のダイ
ナミックレンジの関係を示す図である。
【図4】図2のYUV映像処理回路5における映像処理
をデジタルで行う場合の映像信号を8bitで表した図で
ある。
【図5】振幅の小さいノイズ成分を含む(S/Nが大き
い)コンポーネント信号の同期信号と、YUV映像処理
回路5内のA/D変換回路のダイナミックレンジの関係
を表した図である。
【図6】振幅の大きいノイズ成分を含む(S/Nが小さ
い)コンポーネント信号の同期信号と、YUV映像処理
回路5内のA/D変換回路のダイナミックレンジの関係
を表した図である。
【図7】本発明を適用した映像信号処理装置の構成例を
示す図である。
【図8】図7の映像信号処理装置のノイズ検出の基本的
な動作を説明するフローチャートである。
【図9】図7のノイズ実効値検出部113に供給される
垂直ブランキング期間におけるコンポーネント信号の波
形の例を示す図である。
【図10】ルックアップテーブルの構成例を示す図であ
る。
【図11】本発明を適用した映像信号処理装置の他の構
成例を示す図である。
【図12】図11の映像信号処理装置のノイズ検出の基
本的な動作を説明するフローチャートである。
【図13】図11のノイズ正側実効値検出部161に供
給される垂直ブランキング期間におけるコンポーネント
信号の波形の例を示す図である。
【図14】本発明を適用した映像信号処理装置のさらに
他の構成例を示す図である。
【図15】図14のDCレベルシフト部181の構成例
を示す図である。
【図16】図14の映像信号処理装置のノイズ検出の基
本的な動作を説明するフローチャートである。
【図17】図14のDCレベルシフト部181により直
流成分を重畳されたコンポーネント信号の同期信号の例
を示す図である。
【符号の説明】
4 クロマデコーダ, 5 YUV映像処理回路, 2
1 アンテナ, 22チューナ, 101 制御部,
110 YUV映像処理部, 111 信号切替機,
112 A/D変換部, 113 ノイズ実効値検出
部, 114ノイズ実効値補正部, 161 ノイズ正
側実効値検出部, 162 ノイズ正側実効値2倍補正
部, 181 DCレベルシフト部, 182 ノイズ
実効値検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA53 PA58 PA62 PA66 PA85 RB07 YA01 YC01 5C066 AA03 CA07 CA17 DC01 DD07 EC12 GA02 GA04 GA05 GB09 KD02 KD06 KE02 KE05 KE19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンポジット信号またはコンポーネント
    信号を選択して入力する選択手段と、 前記選択手段により選択された信号をデジタルデータに
    変換する変換手段と、 前記変換手段により変換された前記デジタルデータのノ
    イズ成分を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記デジタルデータの前
    記ノイズ成分を補正する補正手段とを備えることを特徴
    とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記コンポジット信号
    または前記コンポーネント信号の輝度信号のノイズを検
    出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記コンポーネント信
    号のノイズ成分を補正することを特徴とする請求項2に
    記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記コンポーネント信
    号のノイズ成分の正側の成分を検出することを特徴とす
    る請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段は、前記正側の成分を2倍
    することにより、前記ノイズを補正することを特徴とす
    る請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記コンポーネント信号に直流成分を加
    算する直流成分加算手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 コンポジット信号またはコンポーネント
    信号を選択して入力する選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された信号をデジタ
    ルデータに変換する変換ステップと、 前記変換ステップの処理により変換された前記デジタル
    データのノイズ成分を検出する検出ステップと、 前記検出ステップの処理により検出された前記デジタル
    データの前記ノイズ成分を補正する補正ステップとを含
    むことを特徴とする映像信号処理方法。
  8. 【請求項8】 コンポジット信号またはコンポーネント
    信号を選択して入力する選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された信号をデジタ
    ルデータに変換する変換ステップと、 前記変換ステップの処理により変換された前記デジタル
    データのノイズ成分を検出する検出ステップと、 前記検出ステップの処理により検出された前記デジタル
    データの前記ノイズ成分を補正する補正ステップとを含
    むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプロ
    グラムが記録されている記録媒体。
  9. 【請求項9】 コンポジット信号またはコンポーネント
    信号を選択して入力する選択ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された信号をデジタ
    ルデータに変換する変換ステップと、 前記変換ステップの処理により変換された前記デジタル
    データのノイズ成分を検出する検出ステップと、 前記検出ステップの処理により検出された前記デジタル
    データの前記ノイズ成分を補正する補正ステップとをコ
    ンピュータに実行させるプログラム。
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JP2006115113A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd クロック発生装置

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JP4679872B2 (ja) * 2004-10-13 2011-05-11 パナソニック株式会社 クロック発生装置

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