JP2658625B2 - 補間信号生成回路 - Google Patents

補間信号生成回路

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JP2658625B2 JP3144010A JP14401091A JP2658625B2 JP 2658625 B2 JP2658625 B2 JP 2658625B2 JP 3144010 A JP3144010 A JP 3144010A JP 14401091 A JP14401091 A JP 14401091A JP 2658625 B2 JP2658625 B2 JP 2658625B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターレース方式の
テレビジョン信号を順次走査方式のテレビジョン信号に
変換する順次走査変換を行うにあたり、補間信号を生成
する補間信号生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル処理によって、現行方
式のテレビジョン画像の高画質化を図る研究,開発が盛
んに行われてきており、その1つの手段として順次走査
変換が実用化されている。この順次走査変換は、インタ
ーレース信号において間引かれているラインを、静止画
部では1フィールド前の情報を、動画部ではフィールド
内の情報をそれぞれ用いて補間信号を生成し、順次走査
信号に変換するものである。
【0003】従来、上記したフィールド内の情報を用い
たフィールド内補間には、2度書きと、上下ラインの平
均値を用いるものとがあるが、斜め線のある絵柄を順次
走査変換すると、前者の場合は折返しが目立ち、後者の
場合は解像度が劣化するという問題点を有している。そ
こで、補間画素の周辺の画素をそれぞれ比較して、最も
類似している画素同士で補間信号を生成し、斜め線のあ
る絵柄においても画質を向上させる方法が検討されてい
る。
【0004】図3は従来の補間信号生成回路を示すブロ
ック図である。入力端子1に供給されたインターレース
されたテレビジョン信号は、4個の単位遅延素子2〜5
によってサンプリング周期単位で順次遅延される。ま
た、入力端子1に供給されたテレビジョン信号は、1H
遅延回路6により1水平走査期間遅延された後、4個の
単位遅延素子7〜10によってサンプリング周期単位で
順次遅延される。
【0005】ここで、入力端子1に供給されたテレビジ
ョン信号と、各単位遅延素子2〜5から出力されるテレ
ビジョン信号とは、選択回路11に供給されると共に、
減算回路12〜16の一方の入力端子にそれぞれ供給さ
れる。また、各遅延素子7〜10から出力されるテレビ
ジョン信号と、1H遅延回路6から出力されたテレビジ
ョン信号とは、選択回路17に供給されると共に、減算
回路12〜16の他方の入力端子にそれぞれ供給され
る。
【0006】そして、各減算回路12〜16の出力は最
小値選択回路18に供給される。この最小値選択回路1
8は、各減算回路12〜16の出力のうち絶対値で最も
小さいものを選択し、選択回路11,17に制御信号を
発生するものである。また選択回路11,17は、最小
値選択回路18から出力された制御信号に基づいて入力
テレビジョン信号のいずれかを選択して演算回路19に
出力する。この演算回路19は、両選択回路11,17
から出力されたテレビジョン信号を加算して1/2を乗
算し、補間信号として出力端子20より出力する。
【0007】図4(A),(B)は斜め線を表示してい
る画像を拡大した図であり、各白丸及び黒丸は画素を表
している。この図4において、(A)と(B)とは斜め
線の角度が異なっている。上述したような構成をとれ
ば、図4(A),(B)に示すような斜め線において
も、補間信号aは、その上下の走査線L1,L2のうち
最も類似した画素b,cから生成されることになるの
で、折返しの発生も解像度の劣化もなく画質を向上させ
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うな水平周波数の高い斜め線(即ち、細い斜め線)にお
いては、補間信号dを生成するとき、その上下の走査線
L3,L4のうち最も類似した画素は画素e,f(白
丸,白丸)と画素g,h(黒丸,黒丸)の2組となり、
どちらの組を選択すべきか(補間信号dは白丸であるべ
きか、黒丸であるべきか)判定できない。このときに斜
め線の方向とは異なる方向の画素e,fから補間信号を
生成すると画質を劣化させることになる。
【0009】図7〜図11は各減算回路12〜16の出
力の2次元周波数特性を示す図である。ここで、垂直方
向はゲインを表している。上述した従来の補間信号生成
回路では、図7〜図11においてゲイン0になる周波数
で相関が強いとして、その方向が選択される。この直線
状になっているゲイン0の周波数部分のうち、水平周波
数特性0垂直周波数特性0の点を通る部分は図4に示し
たような正しい判定となるが、この点を通らない部分は
折返し周波数で、図5に示したような誤補間の判定とな
る。例えば、図7のA−A′間の周波数とC−C′間の
周波数は誤補間の判定であり、B−B′間の周波数は正
しい判定となる。この周波数特性を見ても明らかなよう
に、斜め方向の相関を検出するとき、水平方向高域周波
数領域で傾斜角度が水平に近いほど誤補間の判定が多く
なる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、インターレースされたテ
レビジョン信号を順次走査に変換するための補間信号を
生成する補間信号生成回路において、内挿される補間画
素を中心とする垂直方向の画素から補間信号を生成する
第1の補間フィルタ手段と、前記補間画素を中心とする
第1の斜め左方向及び第1の斜め右方向の画素からそれ
ぞれ補間信号を生成する第2及び第3の補間フィルタ手
段と、前記補間画素を中心とし、前記第1の斜め左方向
及び第1の斜め右方向とは傾斜角度の異なる第2の斜め
左方向及び第2の斜め右方向の画素からそれぞれ補間信
号を生成する第4及び第5の補間フィルタ手段と、前記
第1〜第5の補間フィルタ手段を選択して補間信号を出
力する選択手段と、前記第1の斜め左方向と、前記第1
の斜め右方向の2方向の相関のうち、最も相関の強い方
向とその相関値を検出する第1の相関検出手段と、前記
第2の斜め左方向と、前記第2の斜め右方向の2方向の
相関のうち、最も相関の強い方向とその相関値を検出す
る第2の相関検出手段と、前記垂直方向の相関値を検出
する第3の相関検出手段と、前記第1及び前記第2の相
関検出手段の検出結果から最も相関の 強い方向を判定す
る第1の相関判定手段と、前記第1の相関判定手段によ
り判定された最も相関の強い方向の相関値と前記第3の
相関検出手段により判定された前記垂直方向の相関値と
を比較することにより最も相関の強い方向を判定し、前
記選択手段に制御信号を出力する第2の相関判定手段と
を備えて構成され、前記第1の相関判定手段は、前記第
1及び第2の相関検出手段の検出結果である最も相関の
強い方向が一致したときはそれぞれの相関値を比較し、
より相関値の小さい相関検出手段の検出結果を用い、前
記第1及び第2の相関検出手段の検出結果である最も相
関の強い方向が異なるときは前記補間画素により近い画
素で判定している相関検出手段の検出結果を用いること
を特徴とする補間信号生成回路を提供するものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の補間信号生成回路について、
添付図面を参照して説明する。図1は本発明の補間信号
生成回路に関連した構成例を示すブロック図、図2は
発明の補間信号生成回路の一実施例を示すブロック図で
る。なお、図1及び図2において、図3と同一部分に
は同一符号を付してある。
【0012】まず、図1を用いて本発明の補間信号生成
回路に関連した構成について説明する。入力端子21に
供給されたインターレースされたテレビジョン信号は、
4個の単位遅延素子2〜5によってサンプリング周期単
位で順次遅延される。また、入力端子21に供給された
テレビジョン信号は、1H遅延回路6により1水平走査
期間遅延された後、4個の単位遅延素子7〜10によっ
てサンプリング周期単位で順次遅延される。
【0013】ここで、単位遅延素子5から出力されるテ
レビジョン信号は、減算回路16によって、1H遅延回
路6から出力されるテレビジョン信号と減算される。ま
た、単位遅延素子2〜4から出力されるテレビジョン信
号は、減算回路13〜15によって、単位遅延素子7〜
9から出力されるテレビジョン信号とそれぞれ減算され
る。さらに、入力端子21に供給されたテレビジョン信
号は、減算回路12によって、単位遅延素子10から出
力されるテレビジョン信号と減算される。
【0014】そして、各減算回路12〜16の出力は、
絶対値化回路22〜26にそれぞれ供給されて絶対値が
とられる。ここで、絶対値化回路24の出力は垂直方向
の相関を表し、この値が小さいほど垂直方向の相関が強
いことになる。同様に、絶対値化回路25は斜め左方向
の相関を、絶対値化回路26は傾斜角度の異なる別の斜
め左方向の相関を、絶対値化回路23は絶対値化回路2
5の出力に対応する斜め右方向の相関を、絶対値化回路
22は絶対値化回路26の出力に対応する斜め右方向の
相関を表わしている。
【0015】絶対値化回路23,24,25の出力は相
関検出回路27に、絶対値化回路22,24,26の出
力は相関検出回路28にそれぞれ供給される。そして相
関検出回路27,28はそれぞれ各3つの値を大小比較
し、最小値を示すものが最も相関が強い方向であると判
定し、その方向と相関値の2つの情報を相関判定回路2
9に供給する。この相関判定回路29は、相関検出回路
27,28から出力された最も相関が強い方向が一致し
た場合は相関値が小さいほうが最も相関が強い方向と判
定する。そして、一致しない場合は相関検出回路27か
ら出力された方向が最も相関が強い方向であると判定
し、その方向の補間フィルタ回路を選択するように選択
回路31に制御信号を出力する。
【0016】ここで、絶対値化回路24の出力に対応す
る補間画素を生成するための垂直方向の補間フィルタ回
路は、単位遅延素子3,8と加算回路32によって構成
される。また、絶対値化回路25の出力に対応する斜め
左方向の補間フィルタ回路は単位遅延素子2,9と加算
回路33によって、絶対値化回路26の出力に対応する
斜め左方向の補間フィルタ回路は入力端子21と単位遅
延素子10と加算回路34によって、絶対値化回路23
の出力に対応する斜め右方向の補間フィルタ回路は単位
遅延素子4,7と加算回路35によって、絶対値化回路
22の出力に対応する斜め右方向の補間フィルタ回路は
単位遅延素子5と1H遅延回路6と加算回路36により
構成される。これらの垂直方向、斜め左方向及び斜め右
方向の5つの補間フィルタ回路の出力は、相関判定回路
29の制御信号に応じて選択回路31により選択され、
補間信号として出力端子37から出力される。
【0017】さらに、図6を用いて上述した図1に示す
補間信号生成回路について説明する。相関検出回路27
は、補間画素kを中心とする垂直方向(c1−c2)と
斜め左方向(b1−d2)と斜め右(d1−b2)方向
の3方向のうち最も相関の強い方向を検出し、相関検出
回路28は、同じく補間画素を中心とする垂直方向(c
1−c2)と第1の相関検出器で検出した斜め方向とは
傾斜角度がより水平方向に近い(傾斜角度の大きい)斜
め左方向(a1−e2)及び斜め右方向(e1−a2)
の3方向のうち最も相関の強い方向を検出する。
【0018】そして、相関判定回路29は相関検出回路
27の出力と相関検出回路28の出力とを比較する。相
関検出回路27で検出された最も相関の強い方向と、相
関検出回路28で検出された最も相関の強い方向が一致
したとき、即ち、相関検出回路27の結果も相関検出回
路28の結果も「斜め左」であったり、相関検出回路2
7の結果も相関検出回路28の結果も「斜め右」であっ
たとき、相関判定回路29は2つのうち相関値が小さい
ほうが最も相関が強いと判定する。さらに、相関検出回
路27で検出された最も相関の強い方向と、相関検出回
路28で検出された最も相関の強い方向とが異なると
き、即ち、相関検出回路27の結果が「斜め左」で相関
検出回路28の結果が「斜め右」であったり、相関検出
回路27の結果が「斜め右」で相関検出回路28の結果
が「斜め左」であったとき、相関判定回路29は傾斜角
度がより小さい方向、即ち内挿される補間画素により近
い画素で判定している相関検出回路27の結果が最も相
関が強い方向であると判定する。相関検出回路27の結
果も相関検出回路28の結果も垂直方向であったときは
勿論その方向が最も相関が強い。
【0019】次に、図2を用いて本発明の補間信号生成
回路の一実施例について説明する。図1に示す構成例と
本発明の実施例とは、絶対値化回路22〜26の出力に
より相関を検出して選択回路31に制御信号を出力する
部分のみ相違している。それゆえ、この相違する部分に
ついてのみ詳細に説明し、その他同一部分については説
明を省略する。
【0020】絶対値化回路23,25の出力は相関検出
回路27に、絶対値化回路22,26の出力は相関検出
回路28に、絶対値化回路24の出力は相関判定回路2
9にそれぞれ供給される。ここで、相関検出回路27,
28はそれぞれ各2つの値を大小比較する。そして、そ
の小さいほうが方が最も相関が強い方向と判定し、その
方向と相関値の2つの情報を相関判定回路30に供給す
る。
【0021】相関判定回路30は、相関検出回路27,
28から出力された最も相関が強い方向が一致した場合
は相関値が小さいほうが最も相関が強い方向と判定し、
一致しない場合は相関検出回路27から出力された方向
が最も相関が強い方向であると判定する。そして、その
方向と相関値の2つの情報を相関判定回路29に供給す
る。この相関判定回路29は、垂直方向の相関値を示す
絶対値化回路24の出力と相関判定回路30の出力との
2つの相関値を比較し相関値が小さいほうが最も相関が
強い方向と判定し、その方向の補間フィルタ回路を選択
するように選択回路31に制御信号を出力する。補間画
素を生成するための補間フィルタ回路については図1
説明した通りである。
【0022】さらに、図6を用いて上述した本発明とな
補間信号生成回路について説明する。相関検出回路2
7は、補間画素kを中心とする斜め左方向(b1−d
2)と斜め右(d1−b2)方向の2方向のうち最も相
関の強い方向を検出する。相関検出回路28は、同じく
補間画素を中心とする相関検出回路27で検出した斜め
方向とは傾斜角度がより水平方向に近い(傾斜角度の大
きい)斜め左方向(a1−e2)及び斜め右方向(e1
−a2)の2方向のうち最も相関の強い方向を検出す
る。
【0023】そして、相関判定回路30は相関検出回路
27の出力と相関検出回路28の出力とを比較する。相
関検出回路27で検出された最も相関の強い方向と、相
関検出回路28で検出された最も相関の強い方向が一致
したとき、即ち、相関検出回路27の結果も相関検出回
路28の結果も「斜め左」であったり、相関検出回路2
7の結果も相関検出回路28の結果も「斜め右」であっ
たとき、相関判定回路30は2つのうち相関値が小さい
ほうが最も相関が強いと判定する。さらに、相関検出回
路27で検出された最も相関の強い方向と、相関検出回
路28で検出された最も相関の強い方向とが異なると
き、即ち、相関検出回路27の結果が「斜め左」で相関
検出回路28の結果が「斜め右」であったり、相関検出
回路27の結果が「斜め右」で相関検出回路28の結果
が「斜め左」であったとき、相関判定回路30は傾斜角
度がより小さい方向、即ち内挿される補間画素により近
い画素で判定している相関検出回路27の結果が最も相
関が強い方向であると判定する。
【0024】相関判定回路29は、補間画素kを中心と
する垂直方向(c1−c2)の相関値を示す絶対値化回
路24の出力と相関判定回路30の出力との2つの相関
値を比較し、相関値が小さいほうが最も相関が強い方向
であると判定する。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の補
間信号生成回路は、内挿される補間画素を中心とする垂
直方向の画素から補間信号を生成する第1の補間フィル
タ手段と、前記補間画素を中心とする第1の斜め左方向
及び第1の斜め右方向の画素からそれぞれ補間信号を生
成する第2及び第3の補間フィルタ手段と、前記補間画
素を中心とし、前記第1の斜め左方向及び第1の斜め右
方向とは傾斜角度の異なる第2の斜め左方向及び第2の
斜め右方向の画素からそれぞれ補間信号を生成する第4
及び第5の補間フィルタ手段と、前記第1〜第5の補間
フィルタ手段を選択して補間信号を出力する選択手段
と、前記第1の斜め左方向と、前記第1の斜め右方向の
2方向の相関のうち、最も相関の強い方向とその相関値
を検出する第1の相関検出手段と、前記第2の斜め左方
向と、前記第2の斜め右方向の2方向の相関のうち、最
も相関の強い方向とその相関値を検出する第2の相関検
出手段 と、前記垂直方向の相関値を検出する第3の相関
検出手段と、前記第1及び前記第2の相関検出手段の検
出結果から最も相関の強い方向を判定する第1の相関判
定手段と、前記第1の相関判定手段により判定された最
も相関の強い方向の相関値と前記第3の相関検出手段に
より判定された前記垂直方向の相関値とを比較すること
により最も相関の強い方向を判定し、前記選択手段に制
御信号を出力する第2の相関判定手段とを備えて構成さ
れ、前記第1の相関判定手段は、前記第1及び第2の相
関検出手段の検出結果である最も相関の強い方向が一致
したときはそれぞれの相関値を比較し、より相関値の小
さい相関検出手段の検出結果を用い、前記第1及び第2
の相関検出手段の検出結果である最も相関の強い方向が
異なるときは前記補間画素により近い画素で判定してい
る相関検出手段の検出結果を用いるように構成したの
、斜め線のある絵柄においても誤補間を起こすことが
なく、それゆえ画質劣化を生じることがなく、高画質を
保持することができる。さらに、本発明の補間信号生成
回路を順次走査変換回路のフィールド内補間に用いれ
ば、静止画部と動画部での画質の差のない順次走査変換
回路を提供することができるという実用上極めて優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補間信号生成回路に関連した構成例
示すブロック図である。
【図2】本発明の補間信号生成回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図3】従来の補間信号生成回路を示すブロック図であ
る。
【図4】従来の補間信号生成回路を説明するための図で
ある。
【図5】従来の補間信号生成回路の問題点を説明するた
めの図である。
【図6】本発明の補間信号生成回路を説明するための図
である。
【図7】減算回路12の出力の2次元周波数特性を示す
図である。
【図8】減算回路13の出力の2次元周波数特性を示す
図である。
【図9】減算回路14の出力の2次元周波数特性を示す
図である。
【図10】減算回路15の出力の2次元周波数特性を示
す図である。
【図11】減算回路16の出力の2次元周波数特性を示
す図である。
【符号の説明】
21 入力端子 2〜5,7〜10 単位遅延素子 6 1H遅延回路 16〜12 減算回路 22〜26 絶対値化回路 27,28 相関検出回路 29,30 相関判定回路 31 選択回路 32〜36 加算回路 37 出力端子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターレースされたテレビジョン信号を
    順次走査に変換するための補間信号を生成する補間信号
    生成回路において、 内挿される補間画素を中心とする垂直方向の画素から補
    間信号を生成する第1の補間フィルタ手段と、 前記補間画素を中心とする第1の斜め左方向及び第1の
    斜め右方向の画素からそれぞれ補間信号を生成する第2
    及び第3の補間フィルタ手段と、 前記補間画素を中心とし、前記第1の斜め左方向及び第
    1の斜め右方向とは傾斜角度の異なる第2の斜め左方向
    及び第2の斜め右方向の画素からそれぞれ補間信号を生
    成する第4及び第5の補間フィルタ手段と、 前記第1〜第5の補間フィルタ手段を選択して補間信号
    を出力する選択手段と、 前記第1の斜め左方向と、前記第1の斜め右方向の2方
    向の相関のうち、最も相関の強い方向とその相関値を検
    出する第1の相関検出手段と、 前記第2の斜め左方向と、前記第2の斜め右方向の2方
    向の相関のうち、最も相関の強い方向とその相関値を検
    出する第2の相関検出手段と、 前記垂直方向の相関値を検出する第3の相関検出手段
    と、 前記第1及び前記第2の相関検出手段の検出結果から最
    も相関の強い方向を判定する第1の相関判定手段と、 前記第1の相関判定手段により判定された最も相関の強
    い方向の相関値と前記第3の相関検出手段により判定さ
    れた前記垂直方向の相関値とを比較することにより最も
    相関の強い方向を判定し、前記選択手段に制御信号を出
    力する第2の相関判定手段とを備えて構成され、 前記第1の相関判定手段は、前記第1及び第2の相関検
    出手段の検出結果である最も相関の強い方向が一致した
    ときはそれぞれの相関値を比較し、より相関値の小さい
    相関検出手段の検出結果を用い、前記第1及び第2の相
    関検出手段の検出結果である最も相関の強い方向が異な
    るときは前記補間画素により近い画素で判定している相
    関検出手段の検出結果を用いることを特徴とする補間信
    号生成回路。
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