JP2003008934A - 映像信号処理装置 - Google Patents
映像信号処理装置Info
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- JP2003008934A JP2003008934A JP2001194597A JP2001194597A JP2003008934A JP 2003008934 A JP2003008934 A JP 2003008934A JP 2001194597 A JP2001194597 A JP 2001194597A JP 2001194597 A JP2001194597 A JP 2001194597A JP 2003008934 A JP2003008934 A JP 2003008934A
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- video signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コントラスト感を損なうことなく輝度にリミ
ッターをかけることができる映像信号処理装置を提供す
る。 【構成】 動き検出処理回路7は、動き検出回路6から
設定フィルード数の静止画部分の輝度値を入力して静止
画部分が高輝度かどうかを判断する。APL検出処理回
路8は、APL検出回路5から設定フィルード数のAP
L値を入力して画面全体の明るさについて判断する。I
C制御回路10は、APL値が低く(画面全体としては
暗く)、且つ静止画部分が高輝度である場合に、この静
止画部分についてのみ輝度にリミッターをかける。
ッターをかけることができる映像信号処理装置を提供す
る。 【構成】 動き検出処理回路7は、動き検出回路6から
設定フィルード数の静止画部分の輝度値を入力して静止
画部分が高輝度かどうかを判断する。APL検出処理回
路8は、APL検出回路5から設定フィルード数のAP
L値を入力して画面全体の明るさについて判断する。I
C制御回路10は、APL値が低く(画面全体としては
暗く)、且つ静止画部分が高輝度である場合に、この静
止画部分についてのみ輝度にリミッターをかける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受信装
置などに備えられる映像信号処理装置に関する。
置などに備えられる映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の映像信号処理装置を示した
ブロック図である。各ブロックの処理内容については、
この発明の実施形態で説明されるので、この従来項で
は、説明を省略する。この従来の映像信号処理装置で
は、アナログ信号に戻されてRGBプロセッサー回路1
8に与えられる輝度信号(Y)に対して、リミッター回
路50によりアナログ的にリミッターをかけている。こ
のリミッター回路50において、抵抗R1と抵抗R2と
によってトランジスタTrのベースバイアスが設定され
る。そして、トランジスタTrと抵抗R3とによってバ
ッファ回路が構成されており、この抵抗R3によって前
記ベースバイアスよりも0.6V低い電圧がトランジス
タTrのエミッタに供給される。ダイオードDは、その
アノード側が輝度信号の供給ラインに接続され、カソー
ド側が前記エミッタに接続されている。カソード側より
もアノード側が0.6V以上高くなると、ダイオードD
が導通してリミッター動作を行う。抵抗R4の抵抗値を
小さくすると、リミッター感度は高くなり、抵抗値を大
きくすると、リミッター感度は低くなる。
ブロック図である。各ブロックの処理内容については、
この発明の実施形態で説明されるので、この従来項で
は、説明を省略する。この従来の映像信号処理装置で
は、アナログ信号に戻されてRGBプロセッサー回路1
8に与えられる輝度信号(Y)に対して、リミッター回
路50によりアナログ的にリミッターをかけている。こ
のリミッター回路50において、抵抗R1と抵抗R2と
によってトランジスタTrのベースバイアスが設定され
る。そして、トランジスタTrと抵抗R3とによってバ
ッファ回路が構成されており、この抵抗R3によって前
記ベースバイアスよりも0.6V低い電圧がトランジス
タTrのエミッタに供給される。ダイオードDは、その
アノード側が輝度信号の供給ラインに接続され、カソー
ド側が前記エミッタに接続されている。カソード側より
もアノード側が0.6V以上高くなると、ダイオードD
が導通してリミッター動作を行う。抵抗R4の抵抗値を
小さくすると、リミッター感度は高くなり、抵抗値を大
きくすると、リミッター感度は低くなる。
【0003】上記のリミッター回路50を設けておくこ
とにより、例えば、図5(a)(b)に示すごとく、文
字部分の輝度が高い映像信号がCRT22に長時間供給
されるようなことがあっても、同図(c)に示すよう
に、リミッターが働き、CRT22におけるシャドウマ
スクが溶ける(ドーミング)のを防止し、表示文字が不
鮮明になるのを回避できる。
とにより、例えば、図5(a)(b)に示すごとく、文
字部分の輝度が高い映像信号がCRT22に長時間供給
されるようなことがあっても、同図(c)に示すよう
に、リミッターが働き、CRT22におけるシャドウマ
スクが溶ける(ドーミング)のを防止し、表示文字が不
鮮明になるのを回避できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アナロ
グ処理によるリミッター回路50を設ける構成では、A
PL(Average Picture Level :平均画像レベル)が高
い(画面全体が明るい)ときにおいても一律にリミッタ
ーをかけることになる。これは、CRT22の保護のた
めに設けられているABL(Auto beam limiter )機能
が付加されていることとの関係で不具合を招く。すなわ
ち、ABLは、図6(a)に示すように、APLが高い
ときに働くため、APLが高いときでも一律にリミッタ
ーをかける上記従来構成においては、ABLの働きとの
相乗でコントラスト感を損なうことになる。また、輝度
が高い部分が画面上で動いているような場合には前述し
たようなドーミングは生じないのだが、このような場合
にも一律にリミッターがかかり、動画部分でのコントラ
スト感が損なわれることになる。
グ処理によるリミッター回路50を設ける構成では、A
PL(Average Picture Level :平均画像レベル)が高
い(画面全体が明るい)ときにおいても一律にリミッタ
ーをかけることになる。これは、CRT22の保護のた
めに設けられているABL(Auto beam limiter )機能
が付加されていることとの関係で不具合を招く。すなわ
ち、ABLは、図6(a)に示すように、APLが高い
ときに働くため、APLが高いときでも一律にリミッタ
ーをかける上記従来構成においては、ABLの働きとの
相乗でコントラスト感を損なうことになる。また、輝度
が高い部分が画面上で動いているような場合には前述し
たようなドーミングは生じないのだが、このような場合
にも一律にリミッターがかかり、動画部分でのコントラ
スト感が損なわれることになる。
【0005】この発明は、コントラスト感を損なうこと
なく輝度にリミッターをかけることができる映像信号処
理装置を提供することを目的とする。
なく輝度にリミッターをかけることができる映像信号処
理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の映像信号処理
装置は、上記の課題を解決するために、ディジタル映像
信号を入力して一画面上の静止画部分と動画部分を判別
する手段と、静止画部分の輝度レベルが所定レベル以上
のときに静止画部分の輝度にリミッターをかける手段
と、を備えたことを特徴とする。
装置は、上記の課題を解決するために、ディジタル映像
信号を入力して一画面上の静止画部分と動画部分を判別
する手段と、静止画部分の輝度レベルが所定レベル以上
のときに静止画部分の輝度にリミッターをかける手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0007】上記の構成であれば、輝度が高い静止画部
分に対してのみリミッターが働くことになり、動画部分
や静止画部分を区別せずに一律にリミッターをかける従
来構成に比べ、動画部分でのコントラスト感を高めるこ
とが可能となる。
分に対してのみリミッターが働くことになり、動画部分
や静止画部分を区別せずに一律にリミッターをかける従
来構成に比べ、動画部分でのコントラスト感を高めるこ
とが可能となる。
【0008】一画面上の全体の平均輝度レベルを検出す
る手段を備え、この平均輝度レベルが所定レベル以下の
ときに前記リミッターがかかるようにするのがよい。こ
れによれば、平均輝度レベルが高いときにおける不必要
なリミッター動作を排除することができる。
る手段を備え、この平均輝度レベルが所定レベル以下の
ときに前記リミッターがかかるようにするのがよい。こ
れによれば、平均輝度レベルが高いときにおける不必要
なリミッター動作を排除することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
乃至図3に基づいて説明する。
乃至図3に基づいて説明する。
【0010】図1はこの実施形態の映像信号処理装置を
備えるテレビジョン受信装置の主要構成部分を示したブ
ロック図である。デコーダ回路1は、入力したコンポジ
ット映像信号(C-Video )を、Y,B−Y,R−Yのコ
ンポーネント信号に変換し、これら3つの信号をそれぞ
れA/D変換回路2に供給する。各A/D変換回路2
は、アナログ信号であるY,B−Y,R−Y信号をそれ
ぞれディジタル信号に変換する。
備えるテレビジョン受信装置の主要構成部分を示したブ
ロック図である。デコーダ回路1は、入力したコンポジ
ット映像信号(C-Video )を、Y,B−Y,R−Yのコ
ンポーネント信号に変換し、これら3つの信号をそれぞ
れA/D変換回路2に供給する。各A/D変換回路2
は、アナログ信号であるY,B−Y,R−Y信号をそれ
ぞれディジタル信号に変換する。
【0011】メモリ3は、ディジタル信号化されたコン
ポーネント信号(Y,B−Y,R−Y)を格納する。な
お、このコンポーネント信号は現在受信しているフィー
ルド映像信号に対して1フィールド前のものとなり、こ
れは動き検出や時間軸変換等を行うために利用される。
ポーネント信号(Y,B−Y,R−Y)を格納する。な
お、このコンポーネント信号は現在受信しているフィー
ルド映像信号に対して1フィールド前のものとなり、こ
れは動き検出や時間軸変換等を行うために利用される。
【0012】シャープネス等の映像処理回路4は、ディ
ジタルフィルター等により構成されており、前記メモリ
3から読み出したY(輝度)信号を処理して、シャープ
ネスやコアリング(輝度信号エッジ強調処理等)を行
う。
ジタルフィルター等により構成されており、前記メモリ
3から読み出したY(輝度)信号を処理して、シャープ
ネスやコアリング(輝度信号エッジ強調処理等)を行
う。
【0013】APL検出回路5は、メモリ3から読み出
した1フィールド分のY(輝度)信号レベルの平均値
(APL:Average Picture Level :平均画像レベル)
を算出し、このAPLをAPL検出処理回路8に与え
る。APLは、画面全体の明るさ情報を示すものとな
る。
した1フィールド分のY(輝度)信号レベルの平均値
(APL:Average Picture Level :平均画像レベル)
を算出し、このAPLをAPL検出処理回路8に与え
る。APLは、画面全体の明るさ情報を示すものとな
る。
【0014】APL検出処理回路8は、予め設定された
フィールド数において、APLが閾値を越える状態が継
続したかどうかを示す情報(充足判定情報)をIC制御
回路10に与える。前記閾値はIC制御回路10によっ
て設定される。
フィールド数において、APLが閾値を越える状態が継
続したかどうかを示す情報(充足判定情報)をIC制御
回路10に与える。前記閾値はIC制御回路10によっ
て設定される。
【0015】動き検出回路6は、A/D変換回路2から
供給される現フィールドとメモリ3から読み出した前フ
ィールドとの差異を検出し、1画面上での静止画部と動
画部の領域判別を行い、この判別情報を動き検出処理回
路7に与える。また、静止画部の明るさ(輝度)情報も
動き検出処理回路7に与える。
供給される現フィールドとメモリ3から読み出した前フ
ィールドとの差異を検出し、1画面上での静止画部と動
画部の領域判別を行い、この判別情報を動き検出処理回
路7に与える。また、静止画部の明るさ(輝度)情報も
動き検出処理回路7に与える。
【0016】動き検出処理回路7は、予め設定されたフ
ィールド数において、静止画部の明るさ(輝度値)が閾
値を越える状態が継続したかどうかを示す情報(充足判
定情報)をIC制御回路10に与える。前記閾値はIC
制御回路10によって設定される。
ィールド数において、静止画部の明るさ(輝度値)が閾
値を越える状態が継続したかどうかを示す情報(充足判
定情報)をIC制御回路10に与える。前記閾値はIC
制御回路10によって設定される。
【0017】リミッター制御回路9は、IC制御回路1
0からリミッタ指令が出されると、データリミッター回
路12にリミッターレベルを与え、このリミッターレベ
ルによるリミッター処理を実行させる。データリミッタ
ー回路12は輝度信号データをディジタル方式でリミッ
ター処理する。なお、リミッターレベルはIC制御回路
10によって設定される。
0からリミッタ指令が出されると、データリミッター回
路12にリミッターレベルを与え、このリミッターレベ
ルによるリミッター処理を実行させる。データリミッタ
ー回路12は輝度信号データをディジタル方式でリミッ
ター処理する。なお、リミッターレベルはIC制御回路
10によって設定される。
【0018】IC制御回路10は、選局CPU14との
間で通信を行い、各回路(色信号処理回路11、シャー
プネス等の処理回路4、メモリ制御回路13等)の制御
を行う。また、この発明にかかわる回路であるリミッタ
ー制御回路9を制御すると共に、動き検出処理回路7と
双方向でデータのやり取りを行い、また、APL検出処
理回路8と双方向でデータのやり取りを行う。
間で通信を行い、各回路(色信号処理回路11、シャー
プネス等の処理回路4、メモリ制御回路13等)の制御
を行う。また、この発明にかかわる回路であるリミッタ
ー制御回路9を制御すると共に、動き検出処理回路7と
双方向でデータのやり取りを行い、また、APL検出処
理回路8と双方向でデータのやり取りを行う。
【0019】CTI等の色信号処理9は、色信号エッジ
強調(CTI:Colour Transint Improvement )等の色
信号系のディジタル処理を行う。メモリ制御回路13は
IC制御回路10の命令に従い、メモリ13の制御を行
う。選局CPU14は、ユーザーの命令をIC制御回路
10に転送する等の各種制御を行い、また、IC制御回
路10に集められた情報(充足判定情報等)を取得す
る。
強調(CTI:Colour Transint Improvement )等の色
信号系のディジタル処理を行う。メモリ制御回路13は
IC制御回路10の命令に従い、メモリ13の制御を行
う。選局CPU14は、ユーザーの命令をIC制御回路
10に転送する等の各種制御を行い、また、IC制御回
路10に集められた情報(充足判定情報等)を取得す
る。
【0020】D/A変換器15は、ディジタル処理回路
で処理されたコンポーネント信号(Y,B−Y,R−
Y)をアナログ信号に戻す。RGBプロセッサー18
は、アナログ信号化されたY,B−Y,R−Y信号をR
GB信号に変換してRGBドライバー19に与える。R
GBドライバー19は、RGB信号に基づいてCRT
(陰極線管)22に駆動信号を与える。フライバックト
ランス(FBT)23はCRT22の偏向コイルを駆動
する。また、フライバックトランス23からはABL
(Auto beam limiter )情報がRGBプロセッサー18
に与えられる。
で処理されたコンポーネント信号(Y,B−Y,R−
Y)をアナログ信号に戻す。RGBプロセッサー18
は、アナログ信号化されたY,B−Y,R−Y信号をR
GB信号に変換してRGBドライバー19に与える。R
GBドライバー19は、RGB信号に基づいてCRT
(陰極線管)22に駆動信号を与える。フライバックト
ランス(FBT)23はCRT22の偏向コイルを駆動
する。また、フライバックトランス23からはABL
(Auto beam limiter )情報がRGBプロセッサー18
に与えられる。
【0021】PLL(Phase Locked Loop )回路20
は、各回路に必要となるClock を生成して各回路に与え
る。クロック(Clock )発生回路21は、PLL回路2
0の出力Clock に基づいて、ディジタル処理に必要な各
種のタイミングClock を生成する。また、図において、
H-SYNC(水平同期信号)やV-SYNC(垂直同期信号)は、
IC制御回路10等に送られ、各種タイミング生成に使
われる。
は、各回路に必要となるClock を生成して各回路に与え
る。クロック(Clock )発生回路21は、PLL回路2
0の出力Clock に基づいて、ディジタル処理に必要な各
種のタイミングClock を生成する。また、図において、
H-SYNC(水平同期信号)やV-SYNC(垂直同期信号)は、
IC制御回路10等に送られ、各種タイミング生成に使
われる。
【0022】図2は映像信号処理装置における制御内容
を示したフローチャートである。まず、選局CPU14
はIC制御回路10に設定情報を転送し(ステップS
1)、IC制御回路10は前記設定情報に基づいて設定
フィールド数、輝度閾値、APL閾値等のデータを設定
する(ステップS2)。
を示したフローチャートである。まず、選局CPU14
はIC制御回路10に設定情報を転送し(ステップS
1)、IC制御回路10は前記設定情報に基づいて設定
フィールド数、輝度閾値、APL閾値等のデータを設定
する(ステップS2)。
【0023】動き検出処理回路7は、IC制御回路10
から与えられた設定フィールド数及び輝度閾値をセット
する(ステップS31 )。そして、動き検出回路6から
1フィルードの静止画輝度値を入力し(ステップS
41 )、この入力輝度値と輝度閾値とを比較する(ステ
ップS51 )。設定されたフィールド数について静止画
輝度値を入力したかどうかを判断し(ステップS
61 )、この判断においてYESとなれば、全フィール
ドにおいて条件を満たしたか否かを判断する(ステップ
S71 )。条件を満たしておれば、充足判定YESとし
(ステップS811)、条件を満たしていなければ、充足
判定NOとする(ステップS812)。
から与えられた設定フィールド数及び輝度閾値をセット
する(ステップS31 )。そして、動き検出回路6から
1フィルードの静止画輝度値を入力し(ステップS
41 )、この入力輝度値と輝度閾値とを比較する(ステ
ップS51 )。設定されたフィールド数について静止画
輝度値を入力したかどうかを判断し(ステップS
61 )、この判断においてYESとなれば、全フィール
ドにおいて条件を満たしたか否かを判断する(ステップ
S71 )。条件を満たしておれば、充足判定YESとし
(ステップS811)、条件を満たしていなければ、充足
判定NOとする(ステップS812)。
【0024】APL検出処理回路8は、IC制御回路1
0から与えられた設定フィールド数及びAPL閾値をセ
ットする(ステップS32 )。そして、APL検出回路
5から1フィルードのAPL値を入力し(ステップS4
2 )、この入力APL値とAPL閾値とを比較する(ス
テップS52 )。設定されたフィールド数についてAP
L値を入力したかどうかを判断し(ステップS62 )、
この判断においてYESとなれば、全フィールドにおい
て条件を満たしたか否かを判断する(ステップS
72 )。条件を満たしておれば、充足判定YESとし
(ステップS821)、条件を満たしていなければ、充足
判定NOとする(ステップS822)。
0から与えられた設定フィールド数及びAPL閾値をセ
ットする(ステップS32 )。そして、APL検出回路
5から1フィルードのAPL値を入力し(ステップS4
2 )、この入力APL値とAPL閾値とを比較する(ス
テップS52 )。設定されたフィールド数についてAP
L値を入力したかどうかを判断し(ステップS62 )、
この判断においてYESとなれば、全フィールドにおい
て条件を満たしたか否かを判断する(ステップS
72 )。条件を満たしておれば、充足判定YESとし
(ステップS821)、条件を満たしていなければ、充足
判定NOとする(ステップS822)。
【0025】IC制御回路10は、両充足判定を入力す
る(ステップS9)。そして、両充足判定情報が共にY
ESであるときには、リミッター回路12にリミッター
処理を指示する(ステップS11)。これにより、リミ
ッター回路12においてリミッター動作が開始される
(ステップS12)。
る(ステップS9)。そして、両充足判定情報が共にY
ESであるときには、リミッター回路12にリミッター
処理を指示する(ステップS11)。これにより、リミ
ッター回路12においてリミッター動作が開始される
(ステップS12)。
【0026】これにより、APLが低いという条件を満
たした上で静止画部分の輝度が高いに箇所に対してのみ
リミッターが働くことになる。すなわち、例えば図3
(a)乃至(d)に示すような画面状態において、動画
部分に対してはリミッターは働かず、動画部分や静止画
部分を区別せずに一律にリミッターをかける従来構成に
比べ、動画部分でのコントラスト感を高めることが可能
となる。また、平均輝度レベルが高いときにおける不必
要なリミッター動作を排除することができる。
たした上で静止画部分の輝度が高いに箇所に対してのみ
リミッターが働くことになる。すなわち、例えば図3
(a)乃至(d)に示すような画面状態において、動画
部分に対してはリミッターは働かず、動画部分や静止画
部分を区別せずに一律にリミッターをかける従来構成に
比べ、動画部分でのコントラスト感を高めることが可能
となる。また、平均輝度レベルが高いときにおける不必
要なリミッター動作を排除することができる。
【0027】なお、上記実施形態においては、APLが
低いという条件を満たした上で静止画部分の輝度が高い
に箇所に対してのみリミッターが働くようにしたが、A
PLに関係なく静止画部分の輝度が高いに箇所に対して
のみリミッターが働くようにしてもよいものである。
低いという条件を満たした上で静止画部分の輝度が高い
に箇所に対してのみリミッターが働くようにしたが、A
PLに関係なく静止画部分の輝度が高いに箇所に対して
のみリミッターが働くようにしてもよいものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、輝度が高い静止画部分に対してのみリミッターが働
くことになり、動画部分や静止画部分を区別せずに一律
にリミッターをかける従来構成に比べ、動画部分でのコ
ントラスト感を高めることが可能となる。そして、平均
輝度レベルが所定レベル以下のときに前記リミッターが
かかるようした構成であれば、平均輝度レベルが高いと
きにおける不必要なリミッター動作を排除することがで
きるという効果を奏する。
ば、輝度が高い静止画部分に対してのみリミッターが働
くことになり、動画部分や静止画部分を区別せずに一律
にリミッターをかける従来構成に比べ、動画部分でのコ
ントラスト感を高めることが可能となる。そして、平均
輝度レベルが所定レベル以下のときに前記リミッターが
かかるようした構成であれば、平均輝度レベルが高いと
きにおける不必要なリミッター動作を排除することがで
きるという効果を奏する。
【図1】この発明の実施形態の映像信号処理装置を備え
るテレビジョン受信装置の主要構成部を示すブロック図
である。
るテレビジョン受信装置の主要構成部を示すブロック図
である。
【図2】この発明の実施形態の映像信号処理装置の処理
内容を示したフローチャートである。
内容を示したフローチャートである。
【図3】同図(a)乃至(d)はこの発明の実施形態の
説明図である。
説明図である。
【図4】従来の映像信号処理装置を備えるテレビジョン
受信装置の主要構成部を示すブロック図である。
受信装置の主要構成部を示すブロック図である。
【図5】同図(a)乃至(c)は従来のリミッターの説
明図である。
明図である。
【図6】同図(a)乃至(c)は従来のリミッターとA
BL特性との関係を示した説明図である。
BL特性との関係を示した説明図である。
3 メモリ
5 APL検出回路
6 動き検出回路
7 動き検出処理回路
8 APL検出処理回路
9 リミッター制御回路
10 IC制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 ディジタル映像信号を入力して一画面上
の静止画部分と動画部分を判別する手段と、静止画部分
の輝度レベルが所定レベル以上のときに静止画部分の輝
度にリミッターをかける手段と、を備えたことを特徴と
する映像信号処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の映像信号処理装置にお
いて、一画面上の全体の平均輝度レベルを検出する手段
を備え、この平均輝度レベルが所定レベル以下のときに
前記リミッターがかかるように構成したことを特徴とす
る映像信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001194597A JP2003008934A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 映像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001194597A JP2003008934A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 映像信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003008934A true JP2003008934A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19032701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001194597A Pending JP2003008934A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 映像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003008934A (ja) |
-
2001
- 2001-06-27 JP JP2001194597A patent/JP2003008934A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060620 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061024 |