JP2003008062A - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

半導体発光素子の製造方法

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JP2003008062A JP2001186197A JP2001186197A JP2003008062A JP 2003008062 A JP2003008062 A JP 2003008062A JP 2001186197 A JP2001186197 A JP 2001186197A JP 2001186197 A JP2001186197 A JP 2001186197A JP 2003008062 A JP2003008062 A JP 2003008062A
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Toshinori Sone
豪紀 曽根
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 発光面にメッシュ状の電極等の細い電極を有
する半導体発光素子の製造方法であって、半導体との間
の接触抵抗がより低い電極を備えた半導体発光素子の製
造方法を提供する。 【解決手段】 コンタクト層24をエッチングにより選
択除去する際に、被覆膜形成工程においてコンタクト層
24の表面上における上部電極26の外側面を覆うよう
に、レジストによる被覆膜が形成されている為、コンタ
クト層除去工程においてコンタクト層24が除去される
際、発光面30にメッシュ状等の細い上部電極26を有
する半導体発光素子10であっても上部電極26と接し
ていたコンタクト層24を浸食することなく、コンタク
ト層24であって上部電極26との間にオーミック接触
をとる為に不必要な部分を除去することができ、半導体
との間の接触抵抗がより低い上部電極26を備えた半導
体発光素子10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体発光素子の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基板上に発光層を含む複数の半導体層を
結晶成長させ、その最表層にコンタクト層を積層形成
し、更にそのコンタクト層の上に局部的にオーミック電
極(半導体発光素子との間にオーミック接触をとる電
極)が取り付けられた半導体発光素子が、例えば面発光
型発光ダイオード等に広く用いられている。この半導体
発光素子は、例えば、n−GaAs半導体からなる基板
上に、MOCVD(有機金属化学気相成長)法等のエピ
タキシャル成長技術により、所定層数のn−Al0.5
aAs/AlAs半導体からなる多層膜反射層、n−A
lInP半導体からなる第1クラッド層、所定層数のu
n−GaInP/AlGaInP半導体からなる多重量
子井戸層、p−AlInP半導体からなる第2クラッド
層、p−Al0. 7GaAs半導体からなる電流拡散層、
p−GaAs半導体からなるコンタクト層を順次積層し
て、その上面に例えばAuZn/Au共晶からなる上部
電極を、その下面に例えばAuGe/Ni/Au共晶か
らなる下部電極を積層形成させたものであり、順方向電
流が流されることにより、前記多重量子井戸層内におい
て光が発生させられ、その光が上面の上部電極以外の部
分から外部に放出される。
【0003】この半導体最上層に設けられたコンタクト
層例えばp−GaAs半導体層は、その表面に積層形成
される電極例えばAuZn/Au共晶電極との接触抵抗
を小さくして、電極との間にオーミック接触を得る為に
設けられる。しかし、このような化合物半導体は電極と
の間にオーミック接触を得る為の機能を持つと同時に、
発光層で発生させられた光を吸収する吸収層としてもは
たらく場合がある。例えばGaAs半導体は、AlIn
GaP系の半導体発光素子の発光波長例えば波長650
nmの赤色光を吸収する。この為、発光面に電極を形成
させる半導体発光素子では、電極形成後にコンタクト層
であって前記電極にオーミック接触を与える為に不必要
な部分をエッチング技術を用いて除去することにより発
光出力を上昇させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
半導体発光素子であって、発光面上にメッシュ状等の細
い線状の電極を横断させることによって発光面に流れる
電流の密度を均一にし、光出力を高めた面発光素子が知
られている。しかし、そのような細い電極を形成させた
半導体発光素子において前記のようにコンタクト層を選
択除去しようとすると光出力は上昇するものの、同時に
必要とされる電圧も上昇してしまう場合があり問題とな
っていた。
【0005】本発明者は、この問題の発生する原因は、
コンタクト層をエッチングする際に、エッチング液が電
極外側部から電極下に浸み込んで電極に接するコンタク
ト層までも若干浸食してしまうことにあるのではないか
と考えた。すなわちコンタクト層表面に積層形成される
電極のコンタクト層との接触面積が十分である場合には
このようなことは問題とはならないが、例えば幅30μ
m以下の線状電極が交差するメッシュ状の電極が形成さ
れる場合には、コンタクト層をエッチングする際に、エ
ッチング液によって電極に接するコンタクト層が浸食さ
れることにより電極の側部が浮いた状態となる為、電極
と半導体との接触抵抗が増大し、結果として光出力は上
昇するものの、同時に必要とされる電圧も上昇するのだ
と考えた。
【0006】本発明はそのような背景から為されたもの
であり、その目的とするところは、発光面にメッシュ状
の電極等の細い電極を有する半導体発光素子の製造方法
であって、半導体との間の接触抵抗がより低い電極を備
えた半導体発光素子の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成する為
に、本発明の要旨とするところは、電極との間にオーミ
ック接触をとる為のコンタクト層が設けられた半導体発
光素子の製造方法であって、そのコンタクト層上に形成
された電極の外側面を覆うように、レジストによる被覆
膜を形成する被覆膜形成工程と、その被覆膜が形成され
た状態で前記コンタクト層にエッチングを施し、そのコ
ンタクト層を前記電極直下の部分を除いて除去するコン
タクト層除去工程とを、含むものである。
【0008】
【発明の効果】この方法によれば、コンタクト層をエッ
チングにより選択除去する際に、被覆膜形成工程におい
てコンタクト層表面上におけるその電極の外側面を覆う
ように、レジストによる被覆膜が形成されている為、コ
ンタクト層除去工程においてコンタクト層が除去される
に際して、発光面にメッシュ状電極等の細い電極を有す
る半導体発光素子であってもその電極外側部から電極下
にエッチング液が浸み込んで電極と接していたコンタク
ト層を浸食することなく、前記コンタクト層であって前
記電極との間にオーミック接触をとる為に不必要な部分
だけを除去することができ、半導体との間の接触抵抗が
より低い電極を備えた半導体発光素子を提供することが
できる。
【0009】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記半導体発光
素子の製造方法は、更に、前記コンタクト層上に固着さ
れた電極材料層の表面に所望の電極形状を得る為のレジ
ストパターンを形成するパターニング工程と、そのパタ
ーニング工程により形成されたレジストパターンから露
出する部分をエッチングにより除去することより所望の
パターン形状の電極を形成する電極形成工程とを含み、
前記被覆膜形成工程は、その電極形成工程により形成さ
れた電極の外側面を覆うように、加熱により該電極上に
残されたレジストを流動させて該レジストによる被覆膜
を形成するものである。このようにすれば 所望形状の
電極を形成させる為に電極表面にパターン形成したレジ
ストを除去せずに、そのレジストを加熱により流動させ
て端面をダレさせることによってコンタクト層の表面上
における電極の外側面にレジスト被覆膜を形成させてい
る為、効率的且つ経済的に、半導体との間の接触抵抗が
より低い電極を備えた半導体発光素子を提供することが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。尚、以下の説明に用いる図において各部の寸法
比等は必ずしも正確に描かれていない。
【0011】図1(a)は、本発明の一実施例である半
導体発光素子10の構造を示す図である。かかる半導体
発光素子10は、n−GaAs半導体である基板12上
に、例えばMOCVD(有機金属化学気相成長)法等を
用いて、例えば30対のn−Al0.5GaAs/AlA
s半導体層が積層された多層膜反射層14、n−AlI
nP半導体である第1クラッド層16、例えば20対の
un−GaInP/AlGaInP半導体層が積層され
た多重量子井戸層18、p−AlInP半導体である第
2クラッド層20、p−Al0.7GaAs半導体である
電流拡散層22、及びp−GaAs半導体であるコンタ
クト層24が順次積層形成され、そのコンタクト層24
上にAuZn/Au共晶からなる上部電極26が、基板
12の下面にAuGe/Ni/Au共晶からなる下部電
極28がそれぞれ蒸着或いはスパッタにより形成されて
いる。本実施例においては、上記多重量子井戸層18が
発光層に相当する。また、図1において、第1クラッド
層16、多重量子井戸層18、第2クラッド層20、及
び電流拡散層22の点線で囲まれている部分は、H +
の不純物が例えばイオン注入装置を用いてドープされる
ことにより高抵抗の電流狭窄領域Aとなっている。
【0012】以上のように構成された半導体発光素子1
0では、上部電極26と下部電極28との間にpn順方
向電流が流されると、発光層である多重量子井戸層18
において電子と正孔の再結合が起こることによって、例
えば、波長650nmの赤色光が発生させられ、半導体
発光素子10の上部の発光面30から放出される。ここ
で、図1(b)は、半導体発光素子10を発光面30に
対して垂直上方向から見た図である。上部電極26は、
発光面30上では、例えば幅5μmの線が交差するメッ
シュ状に、それ以外の領域では全面を覆うように形成さ
れている。この発光面30以外の領域Aは、コンタクト
層24の上面から第1クラッド層16の下面に達しない
深さにまでH+イオンが注入されることによって高抵抗
化され、発光部以外の場所には電流が流れにくくなって
いる為、光取り出し効率が向上され高い光出力が得られ
るようになっている。
【0013】このような半導体発光素子10は、例えば
以下に示すような工程で作製される。先ず、例えばMO
CVD法によって基板12上に多層膜反射層14からコ
ンタクト層24までを順次結晶成長させてエピタキシャ
ルウェーハを作製する。次いで、コンタクト層24の発
光部となる位置にイオン注入マスクを形成し、発光部以
外の部分にH+イオンを注入することによって電流狭窄
領域Aを形成させる。このようにして作製された半導体
ウェーハのコンタクト層24上に上部電極26となる電
極材料を一面に蒸着或いはスパッタにより固着させる。
固着された電極材料層には続いて、表面に所望の電極形
状を得る為のレジストパターンを形成した後にエッチン
グを施し所望形状の上部電極26を形成させる。
【0014】ここで、半導体発光素子10の最上層に設
けられたコンタクト層24例えばp−GaAs半導体層
は、その表面に形成される上部電極26例えばAuZn
/Au共晶電極との接触抵抗を小さくして、上部電極2
6との間にオーミック接触を得る為に設けられる。しか
し、p−GaAs半導体は、波長650nmの赤色光に
対して吸収層として作用し、発光効率が制限される。こ
の為、本実施例のように発光面30上に上部電極26を
形成させる半導体発光素子10では、上部電極26を形
成させた後にコンタクト層24であって上部電極26と
の間にオーミック接触を得る為に不必要な部分を例えば
エッチング技術を用いて除去することにより発光出力を
上昇させる。
【0015】図2は、コンタクト層24を上部電極26
直下の部分を除いて除去した半導体発光素子10の上面
を表す図である。上部電極26と半導体との間にオーミ
ック接触をとり、同時に発光面30より放出される光の
損失を最小限に抑える為には、この図に示すようにコン
タクト層24を上部電極26直下の部分だけ残して他の
部分を、例えば、アンモニアと過酸化水素の混合溶液に
浸漬させてエッチングするといった方法により除去する
のが好ましい。アンモニアと過酸化水素の混合溶液はコ
ンタクト層に用いられるp−GaAs半導体のみを選択
的に浸食することができる為、好適に用いられる。ま
た、更に好適にはアンモニアと過酸化水素の容積比が
1:20となるようなエッチング液が用いられる。
【0016】ここで従来の方法によれば、上部電極26
を形成させ、所望形状の上部電極26を形成させる為に
パターン形成されたレジストを除去した後に、コンタク
ト層24のエッチングを行っていた。この場合、エッチ
ング液は上部電極26と接しない部分のコンタクト層2
4を浸食するのみならず、上部電極26の外側部から上
部電極26の下に浸み込んで上部電極26に接するコン
タクト層24までも若干浸食する。ここで、コンタクト
層24の表面に形成される上部電極26のコンタクト層
との接触面積が十分である場合すなわち図3(a)に示
すように発光面30の周囲に形成された上部電極26を
考えるような場合にはこのようなことは問題とはならな
い。しかし、幅30μm以下の線状電極例えば本実施例
のように幅5μmの線状電極が交差するメッシュ状の上
部電極26が形成される場合には、コンタクト層24を
エッチングする際に、エッチング液によって上部電極2
6に接するコンタクト層24が浸食されることにより図
3(b)に示すように上部電極26の側部が浮いた状態
となる為、上部電極26と半導体との接触抵抗が増大
し、結果として光出力は上昇するものの、同時に必要と
される電圧も上昇する。
【0017】本実施例ではこの問題を解決する為に、図
4に示す工程でコンタクト層24をエッチング技術を用
いて部分的に除去した。先ず、コンタクト層24上に固
着された電極材料層の表面に所望の電極形状を得る為の
レジスト32のパターンを形成させる(パターニング工
程P1)。図5(a)はこの状態を示し、次いで、
(b)に示すように電極材料層にエッチングを施し所望
のパターン形状の上部電極26を形成させる(電極形成
工程P2)。続いて、半導体ウェーハを150〜200
℃の温度範囲で10分〜3時間、好適には30分〜1時
間ベークすることによってレジスト32を流動させ、端
面をダレさせることによって、(c)に示すように、形
成された上部電極26の外側面を覆うように、このレジ
スト32による被覆膜を形成させる(被覆膜形成工程P
3)。その後、(d)に示すように、そのレジスト32
による被覆膜が形成された状態でコンタクト層24にエ
ッチングを施し、そのコンタクト層24を上部電極26
直下の部分を除いて除去し(コンタクト層除去工程P
4)、(e)に示すように、レジスト32による被覆膜
を取り除く。
【0018】このように本実施例では、コンタクト層2
4をエッチングにより選択除去する際に、被覆膜形成工
程P3においてコンタクト層24の表面上における上部
電極26の外側面を覆うように、レジスト32による被
覆膜が形成されている為、コンタクト層除去工程P4に
おいてコンタクト層24が除去されるに際して、発光面
30にメッシュ状等の細い上部電極26を有する半導体
発光素子10であってもその上部電極26の外側面から
上部電極26下にエッチング液が浸み込んで上部電極2
6と接していたコンタクト層24を浸食することなく、
前記コンタクト層24であって上部電極26との間にオ
ーミック接触をとる為に不必要な部分を除去することが
でき、半導体との間の接触抵抗がより低い上部電極26
を備えた半導体発光素子10を提供することができる。
【0019】また、本実施例では、所望形状の上部電極
26を形成させる為に電極表面にパターン形成したレジ
スト32を除去せずに、そのレジスト32を加熱により
軟化させて端面をダレさせることによってコンタクト層
24の表面上における上部電極26の外側面にレジスト
被覆膜を形成させている為、効率的且つ経済的に、半導
体との間の接触抵抗がより低い上部電極26を備えた半
導体発光素子10を提供することができる。
【0020】以上、本発明の一実施例を図面を参照して
詳細に説明したが、本発明はこの実施例に限定されるも
のではなく、別の態様でも実施され得る。
【0021】例えば、前述の実施例においては、GaI
nP/AlGaInP半導体層が積層形成された多重量
子井戸層18を発光層とする半導体発光素子10につい
て説明したが、例えばAlGaAs、InGaN、In
GaAs、InGaAsP等からなる発光層を持つ半導
体発光素子等についても本発明は同様に適用され得る。
また、基板12には、例えばInP、サファイア等の他
の材料が用いられても良い。
【0022】また、前述の実施例においては、高い光出
力を得る為にH+イオンを注入することによって電流狭
窄構造が形成されていたが、これは必ずしも形成されな
くても良いし、p−n反転領域を設ける等の他の電流狭
窄構造が形成されていてもよい。
【0023】また、前述の実施例においては、コンタク
ト層24を選択除去する為のエッチング液としてアンモ
ニアと過酸化水素の混合溶液を用いていたが、これは、
コンタクト層24を好適に選択除去し得るものであれば
アンモニアと過酸化水素の混合溶液でなくとも良く、ま
た、アンモニアと過酸化水素の容積比は1:20でなく
とも良い。
【0024】また、前述の実施例においては、図1
(b)に示すように、発光面30上に細いメッシュ状の
上部電極26が形成された半導体発光素子10について
説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば図6に
示すように、発光面30上に細い円環状の上部電極26
と直線状の上部電極26とが組み合わされて形成された
半導体発光素子10等の、発光面30に部分的に細い線
状の上部電極26を形成させた半導体発光素子10に広
く用いられ得る。
【0025】また、前述の実施例においては、発光面3
0上に幅5μmの線が交差するメッシュ状の上部電極2
6が形成されたものであったが、本発明は、幅30μm
以下の上部電極26が形成された半導体発光素子10に
ついて好適に用いられるものであり、幅5μm以下の上
部電極26が形成された半導体発光素子10にも用いら
れる。また、必要によれば幅30μm以上の上部電極2
6が形成された半導体発光素子10にも用いられ得る。
【0026】また、前述の実施例においては、コンタク
ト層24を選択除去する際に、所望形状の上部電極26
を形成させる為に電極表面にパターン形成したレジスト
32を除去せずに、そのレジスト32を加熱により軟化
させて端面をダレさせることによってコンタクト層24
の表面上における上部電極26の外側面にレジスト被覆
膜を形成させるものであったが、所望形状の上部電極2
6を形成させる為に電極表面にパターン形成したレジス
ト32を除去した後に、例えば、フォトリソグラフィ技
術を用いてコンタクト層24の表面上における上部電極
26の外側面にレジスト被覆膜を形成させるものであっ
ても良い。
【0027】また、前述の実施例においては、上部電極
26はコンタクト層24上に蒸着或いはスパッタによっ
て積層形成された電極材料層にエッチングを施すことに
より形成されるものであったが、この上部電極26は、
例えば、リフトオフ等のレジストから露出する部分をエ
ッチングする工程とは異なる他の工程によって形成され
るものであっても良い。
【0028】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体発光素子の構造
と、発光面に対して垂直上方向から見た様子を示す図で
ある
【図2】コンタクト層を上部電極直下の部分を除いて除
去した半導体発光素子の上面を表す図である。
【図3】従来の技術により、コンタクト層をエッチング
技術を用いて部分的に除去した半導体発光素子の上面を
表す図である。
【図4】本発明に従って、コンタクト層をエッチング技
術を用いて部分的に除去する工程を示す工程図である。
【図5】本発明に従って、コンタクト層をエッチング技
術を用いて部分的に除去する工程を説明する図である。
【図6】本発明の他の実施例である半導体発光素子を、
発光面に対して垂直上方向から見た様子を示す図であ
る。
【符号の説明】
10:半導体発光素子 24:コンタクト層 26:上部電極 32:レジスト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極との間にオーミック接触をとる為の
    コンタクト層が設けられた半導体発光素子の製造方法で
    あって、 該コンタクト層上に形成された電極の外側面を覆うよう
    に、レジストによる被覆膜を形成する被覆膜形成工程
    と、 該被覆膜が形成された状態で前記コンタクト層にエッチ
    ングを施し、該コンタクト層を前記電極直下の部分を除
    いて除去するコンタクト層除去工程とを、含むものであ
    ることを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体発光素子の製造方法は、 前記コンタクト層上に固着された電極材料層の表面に所
    望の電極形状を得る為のレジストパターンを形成するパ
    ターニング工程と、 該パターニング工程により形成されたレジストパターン
    から露出する部分をエッチングにより除去することより
    所望のパターン形状の電極を形成する電極形成工程とを
    含み、 前記被覆膜形成工程は、該電極形成工程により形成され
    た電極の外側面を覆うように、加熱により該電極上に残
    されたレジストを流動させて該レジストによる被覆膜を
    形成するものである請求項1の半導体発光素子の製造方
    法。
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EP1776723A1 (en) * 2004-08-11 2007-04-25 Electronics and Telecommunications Research Institute Semiconductor light emitting diode

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