JP2003007633A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JP2003007633A JP2001185757A JP2001185757A JP2003007633A JP 2003007633 A JP2003007633 A JP 2003007633A JP 2001185757 A JP2001185757 A JP 2001185757A JP 2001185757 A JP2001185757 A JP 2001185757A JP 2003007633 A JP2003007633 A JP 2003007633A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板を短時間に処理温度まで昇温させること
によりイオンの拡散を防止することができ、また、フラ
ッシュ加熱手段から出射される閃光の光量に変化が生じ
た場合においても基板を安定して熱処理することが可能
な熱処理装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 熱処理装置は、半導体ウエハーWを予備
加熱するハロゲンランプ22と、半導体ウエハーWに対
して閃光を照射することによりハロゲンランプ22で予
備加熱された半導体ウエハーWを処理温度まで昇温させ
るキセノンフラッシュランプ21と、キセノンフラッシ
ュランプ21から出射される閃光の光量に応じて対応す
るハロゲンランプ22による予備加熱温度を制御する制
御部50とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハー
等の基板に光を照射することにより基板を熱処理する熱
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン注入後の半導体ウエハーのイオン
活性化工程においては、ハロゲンランプを使用したラン
プアニール装置等の熱処理装置が使用される。このよう
な熱処理装置においては、半導体ウエハーを、例えば、
摂氏1000度乃至摂氏1100度程度の温度に加熱す
ることにより、半導体ウエハーのイオン活性化を実行し
ている。そして、このような熱処理装置においては、ハ
ロゲンランプより照射される光のエネルギーを利用する
ことにより、毎秒数百度程度の速度で基板を降温する構
成となっている。
【0003】しかしながら、毎秒数百度程度の速度で基
板を昇温する熱処理装置を使用して半導体ウエハーのイ
オン活性化を実行した場合においても、半導体ウエハー
に打ち込まれたイオンのプロファイルがなまる、すなわ
ち、イオンが拡散してしまうという現象が生ずることが
判明した。このような現象が発生した場合においては、
半導体ウエハーの表面にイオンを高濃度で注入しても、
注入後のイオンが拡散してしまうことから、イオンを必
要以上に注入する必要が生ずるという問題が生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した問題を解決す
るするため、キセノンフラッシュランプ等を使用して半
導体ウエハーの表面に閃光を照射することにより、イオ
ンが注入された半導体ウエハーの表面のみを極めて短時
間に昇温させることが考えられる。
【0005】しかしながら、キセノンフラッシュランプ
を使用して半導体ウエハーの表面を昇温させる構成を採
用した場合、半導体ウエハーの表面を極めて短時間に昇
温させることが可能ではあるが、その昇温温度は500
度程度であり、半導体ウエハーをイオン活性化に必要な
摂氏1000度乃至摂氏1100度程度の温度まで加熱
することは不可能である。
【0006】また、このような熱処理装置に使用される
キセノンフラッシュランプ等のフラッシュランプは、そ
こから出射される閃光の光量の経時変化が大きい。すな
わち、キセノンフラッシュランプ等のフラッシュランプ
においては、放電時間の微妙な変化に伴って閃光の光量
が変化する。また、電圧の変動やコンデンサーの静電容
量の変動とによっても、フラッシュランプから出射され
る閃光の光量は変化する。このようにフラッシュランプ
から出射される閃光の光量が変化した場合においては、
基板を安定して熱処理することができないという問題が
生ずる。
【0007】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、基板を短時間に処理温度まで昇温させ
ることによりイオンの拡散を防止することができ、ま
た、フラッシュ加熱手段から出射される閃光の光量に変
化が生じた場合においても基板を安定して熱処理するこ
とが可能な熱処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板に光を照射することにより基板を熱処理する熱
処理装置において、基板を予備加熱するための複数のア
シスト加熱手段と、前記アシスト加熱手段と対応して配
置され、基板に対して閃光を照射することにより前記ア
シスト加熱手段で予備加熱された基板を処理温度まで昇
温させるフラッシュ加熱手段と、前記各フラッシュ加熱
手段から出射される閃光の光量に応じて対応するアシス
ト加熱手段による予備加熱温度を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記複数のアシスト加熱手段と前記複
数のフラッシュ加熱手段とは、基板の表面側および裏面
側において、互いに対向するように1対1に対応して配
置される。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、前記アシスト加熱手段
と前記フラッシュ加熱手段とは、棒状のランプである。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載の発明において、前記アシスト
加熱手段は基板を摂氏400度乃至摂氏600度の温度
に予備加熱し、前記フラッシュ加熱手段は基板を摂氏1
000度乃至摂氏1100度まで昇温させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る熱処理装
置の側断面図である。
【0013】この熱処理装置は、その内部に半導体ウエ
ハーWを収納して熱処理するための熱処理炉11を備え
る。この熱処理炉11は、例えば石英等の赤外線透過性
を有する材料から構成されている。熱処理炉11の一端
には、半導体ウエハーWの搬入および搬出を行うための
開口部12が形成されている。
【0014】熱処理炉11の開口12側には、炉口ブロ
ック13が配設されている。炉口ブロック13に形成さ
れた開口部は、ゲートバルブ14により開閉可能となっ
ている。このゲートバルブ14の内面側には、半導体ウ
エハーWを水平姿勢で支持可能なサセプタ15が一体的
に固着されている。
【0015】このため、ゲートバルブ14が水平方向に
往復移動することにより、サセプタ15に支持された半
導体ウエハーWが熱処理炉11内へ搬入され、また、熱
処理炉11から搬出される。そして、ゲートバルブ14
が熱処理炉11側へ移動して炉口ブロック13に当接す
ることにより、炉口ブロック13に形成された開口部が
閉塞されるとともに、サセプタ15に支持された半導体
ウエハーWが熱処理炉11内の所定位置に収納される。
【0016】熱処理炉11の上方には、棒状のキセノン
フラッシュランプ21が互いに平行に複数個(この実施
形態においては9個)列設されている。
【0017】このキセノンフラッシュランプ21は、そ
の内部にキセノンガスが封入されその両端部にコンデン
サーに接続された陽極および陰極が配設されたガラス管
と、このガラス管の外周部に巻回されたトリガー電極と
を備える。キセノンガスは電気的には絶縁体であること
から、通常の状態ではガラス管内に電気は流れない。し
かしながら、トリガー電極に高電圧を加えて絶縁を破壊
した場合には、コンデンサーに蓄えられた電気がガラス
管内に流れ、そのときのジュール熱でキセノンガスが加
熱されて光が放出される。このキセノンフラッシュラン
プ21においては、予め蓄えられていた静電エネルギー
が0.1ミリセカンド乃至10ミリセカンドという極め
て短い光パルスに変換されることから、連続点灯の光源
に比べて極めて強い光を照射し得るという特徴を有す
る。
【0018】一方、熱処理炉11の下方には、棒状のハ
ロゲンランプ22が互いに平行に複数個(この実施形態
においては9個)列設されている。このハロゲンランプ
22は、毎秒数百度程度の速度で半導体ウエハーWを昇
温する機能を有する。
【0019】図2は、キセノンフラッシュランプ21と
ハロゲンランプ22との配置関係を模式的に示す平面図
である。
【0020】図1および図2に示すように、上述した複
数のキセノンフラッシュランプ21と複数のハロゲンラ
ンプ22とは、半導体ウエハーWの表面側および裏面側
において、互いに対向するように1対1に対応して配置
されている。すなわち、複数のキセノンフラッシュラン
プ21と複数のハロゲンランプ22とは、図2に示すよ
うに、平面視において同一の位置に、同一の数だけ配設
されていることになる。
【0021】なお、図1および図2に示す実施形態にお
いては、各キセノンフラッシュランプ21および各ハロ
ゲンランプ22を同一のピッチで配置している。しかし
ながら、温度低下を起こしやすい開口部12側や両端部
付近においては、各キセノンフラッシュランプ21およ
び各ハロゲンランプ22を、その中央部のピッチより小
さいピッチで配置するようにしてもよい。
【0022】再度図1を参照して、キセノンフラッシュ
ランプ21の上方には、リフレクタ31が配設されてい
る。また、ハロゲンランプ22の下方には、リフレクタ
34が配設されている。さらに、キセノンフラッシュラ
ンプ21およびハロゲンランプ22の側方には、リフレ
クタ41が配設されている。
【0023】キセノンフラッシュランプ21と熱処理炉
11との間には、光拡散板32が一対の支持部材33に
より支持された状態で配設されている。また、ハロゲン
ランプ22と熱処理炉11との間には、光拡散板35が
一対の支持部材36により支持された状態で配設されて
いる。これらの光拡散板32、35は、赤外線透過材料
としての石英ガラスの表面に光拡散加工を施したものが
使用される。
【0024】熱処理炉11の側方には、ガス導入路43
が形成されている。このガス導入路43は、リフレクタ
41に形成されたガス導入孔42を介して窒素ガス等の
処理ガスの供給源と接続されている。一方、炉口ブロッ
ク13には、ガス排出路44が形成されている。このガ
ス排出路44は、排ガス処理部と接続されている。ま
た、熱処理炉11の気密性を高く保つため、炉口ブロッ
ク13およびリフレクタ41に、オーリング45がそれ
ぞれ取り付けられている。
【0025】リフレクタ31における各キセノンフラッ
シュランプ21と対向する位置には、開口部52が形成
されている。そして、この開口部52の上方には、光量
センサ51が配設されている。これらの光量センサ51
は、各キセノンフラッシュランプ21の光量を、開口部
52を介して測定するためのものである。
【0026】各光量センサ51は、複数の制御機構53
から構成される制御部50を介して各ハロゲンランプ2
2と接続されている。この制御部50は、光量センサ5
1による各キセノンフラッシュランプ21から出射され
る閃光の光量の測定値に応じて、各ハロゲンランプ22
の出力、すなわち、各ハロゲンランプ22による加熱温
度を制御するためのものである。
【0027】次に、上述した熱処理装置による半導体ウ
エハーWの熱処理動作について説明する。図3は、熱処
理動作中における半導体ウエハーWの表面温度を示すタ
イムチャートである。なお、図3においては、横軸は経
過時間を、また、縦軸は半導体ウエハーWの表面温度を
示している。
【0028】この熱処理装置において、サセプタ15に
より支持された半導体ウエハーWが熱処理炉11内に挿
入され、炉口ブロック13の開口部がゲートバルブ14
により閉塞されると、ガス導入路43を介して熱処理炉
11内に窒素ガス等の処理ガスが供給され、熱処理炉1
1内が処理ガスによりパージされる。
【0029】この状態において、ハロゲンランプ22を
点灯する。そして、図示しない温度センサにより半導体
ウエハーWの表面温度を測定し、基板半導体ウエハーW
の表面温度が図3に示す温度T1となるまでハロゲンラ
ンプ22を利用して半導体ウエハーWを予備加熱する。
この予備加熱温度T1は、摂氏400度乃至摂氏600
度程度の温度である。半導体ウエハーWをこの程度の予
備加熱温度T1まで加熱したとしても、半導体ウエハー
Wに打ち込まれたイオンに変化はなく、イオンが拡散し
てしまうことはない。
【0030】半導体ウエハーWの表面温度が予備加熱温
度T1となれば、キセノンフラッシュランプ21を点灯
する。このときの点灯時間は、0.1ミリセカンド乃至
10ミリセカンド程度の時間である。このため、キセノ
ンフラッシュランプ21においては、予め蓄えられてい
た静電エネルギーがこのように極めて短い光パルスに変
換されることから、極めて強い閃光が照射されることに
なる。
【0031】この状態においては、半導体ウエハーWの
表面温度は、図3に示す温度T2となる。この温度T2
は、摂氏1000度乃至摂氏11000度程度の半導体
ウエハーWの処理に必要な温度である。基板の表面がこ
のような処理温度T2にまで昇温された場合において
は、半導体ウエハーW中のイオンが活性化される。
【0032】このとき、上述したように、半導体ウエハ
ーWの表面温度が0.1ミリセカンド乃至10ミリセカ
ンド程度の極めて短い時間で処理温度T2まで昇温され
ることから、半導体ウエハーW中のイオンの活性化は短
時間で完了する。従って、半導体ウエハーWに打ち込ま
れたイオンが拡散することはなく、半導体ウエハーWに
打ち込まれたイオンのプロファイルがなまるという現象
の発生を防止することが可能となる。
【0033】また、キセノンフラッシュランプ21を点
灯して半導体ウエハーWを加熱する前に、ハロゲンラン
プ22を使用して半導体ウエハーWの表面温度を摂氏4
00度乃至摂氏600度程度の予備加熱温度T1まで加
熱していることから、キセノンフラッシュランプ21に
より半導体ウエハーWを摂氏1000度乃至摂氏110
00度程度の処理温度T2まで速やかに昇温させること
が可能となる。
【0034】ところで、上述したような熱処理装置に使
用されるキセノンフラッシュランプ21においては、そ
こから出射される閃光の光量の経時変化が大きい。すな
わち、キセノンフラッシュランプ21等のフラッシュラ
ンプにおいては、放電時間の微妙な変化に伴って閃光の
光量が変化する。また、電圧の変動やコンデンサーの静
電容量の変動とによっても、フラッシュランプから出射
される閃光の光量は変化する。
【0035】このため、この熱処理装置においては、上
述したように、複数のキセノンフラッシュランプ21と
複数のハロゲンランプ22とを、半導体ウエハーWの表
面側および裏面側において互いに対向するように1対1
に対応して配置するとともに、各キセノンフラッシュラ
ンプ21から出射される閃光の光量に応じて、対応する
ハロゲンランプ22による予備加熱温度を制御すること
により、キセノンフラッシュランプ21における閃光の
光量の経時変化に対応するようにしている。
【0036】すなわち、この熱処理装置においては、最
初の半導体ウエハーWをイオン活性化処理するためにキ
セノンフラッシュランプ21を点灯したとき、光量セン
サ51により、リフレクタ31における各キセノンフラ
ッシュランプ21と対向する位置に形成された開口部5
2を介して、キセノンフラッシュランプ21による閃光
の光量を測定する。そして、制御部50における各制御
機構53の制御により、光量センサ51によるキセノン
フラッシュランプ21の閃光の光量の測定値に対応して
各ハロゲンランプ22からの光の出射量を調整すること
により、各ハロゲンランプ22による予備加熱温度を制
御する。
【0037】例えば、半導体ウエハーWを摂氏1000
度で熱処理する必要がある場合において、図3に示すハ
ロゲンランプ22による予備加熱温度T1が摂氏500
度、また、キセノンフラッシュランプ21の閃光の作用
による半導体ウエハーW昇温温度が500度に設定され
ているものと想定する。この場合において、光量センサ
51によるあるキセノンフラッシュランプ21の閃光の
光量の測定値から、そのキセノンフラッシュランプ21
の閃光の作用による半導体ウエハーW昇温温度が485
度と想定される場合には、このキセノンフラッシュラン
プ21と対向して配置されたハロゲンランプ22による
予備加熱温度を515度に設定する。これにより、半導
体ウエハーWを摂氏1000度の処理温度で熱処理する
ことが可能となる。
【0038】なお、上述した実施形態においては、キセ
ノンフラッシュランプ21およびハロゲンランプ22と
して、棒状の形状を有するものを使用している。しかし
ながら、キセノンフラッシュランプ21およびハロゲン
ランプ22として、その他の形状のものを使用してもよ
い。
【0039】図4は、このような実施形態に係るキセノ
ンフラッシュランプ23とハロゲンランプ24との配置
関係を模式的に示す平面図である。
【0040】この実施形態においては、平面視において
円形のキセノンフラッシュランプ23とハロゲンランプ
24とを使用し、中央に配置されたキセノンフラッシュ
ランプ23またはハロゲンランプ24の周囲を、キセノ
ンフラッシュランプ23またはハロゲンランプ24によ
り二重に取り囲んだような構成を有する。この実施形態
の場合においても、複数のキセノンフラッシュランプ2
3と複数のハロゲンランプ24とは、半導体ウエハーW
の表面側および裏面側において、互いに対向するように
1対1に対応して配置されていることになる。すなわ
ち、複数のキセノンフラッシュランプ23と複数のハロ
ゲンランプ24とは、図4に示すように、平面視におい
て同一の位置に、同一の数だけ配設されていることにな
る。
【0041】但し、図2および図4に示すいずれの実施
形態の場合であっても、1個のキセノンフラッシュラン
プ21、23に対応させて2個のハロゲンランプ22、
24を配設したり、3個のキセノンフラッシュランプ2
1、23に対して4個のハロゲンランプ22、24を配
置するなど、キセノンフラッシュランプ21、23とハ
ロゲンランプ22、24との数は同一でなくてもよい。
この明細書でいう「対応して」とは、このような形態を
も含む概念である。
【0042】上述した実施形態においては、アシスト加
熱手段として、複数のハロゲンランプ22、24を使用
しているが、アシスト加熱手段として、例えば、ヒータ
により半導体ウエハーWを予備加熱するベーク装置等
の、ランプ以外の構成のものを使用してもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4に記載の発明によ
れば、基板を予備加熱するための複数のアシスト加熱手
段と、アシスト加熱手段と対応して配置され基板に対し
て閃光を照射することによりアシスト加熱手段で予備加
熱された基板を処理温度まで昇温させるフラッシュ加熱
手段とを備えることから、基板を短時間に処理温度まで
昇温させることにより、熱処理後のイオンの拡散を防止
することが可能となる。
【0044】そして、各フラッシュ加熱手段から出射さ
れる閃光の光量に応じて対応するアシスト加熱手段によ
る予備加熱温度を制御する制御手段とを備えることか
ら、フラッシュ加熱手段からの閃光の光量に変化が生じ
た場合であっても、基板を安定して熱処理することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る熱処理装置の側断面図である。
【図2】キセノンフラッシュランプ21とハロゲンラン
プ22との配置関係を模式的に示す平面図である。
【図3】熱処理動作中における半導体ウエハーWの表面
温度を示すタイムチャートである。
【図4】キセノンフラッシュランプ23とハロゲンラン
プ24との配置関係を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
11 熱処理炉 12 開口部 13 炉口ブロック 14 ゲートバルブ 15 サセプタ 21 キセノンフラッシュランプ 22 ハロゲンランプ 23 キセノンフラッシュランプ 24 ハロゲンランプ 31 リフレクタ 32 光拡散板 34 リフレクタ 35 光拡散板 43 ガス導入路 44 ガス排出路 50 制御部 51 光量センサ 52 開口部 53 制御機構 T1 予備加熱温度 T2 処理温度 W 半導体ウエハー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に光を照射することにより基板を熱
    処理する熱処理装置において、 基板を予備加熱するための複数のアシスト加熱手段と、 前記アシスト加熱手段と対応して配置され、基板に対し
    て閃光を照射することにより前記アシスト加熱手段で予
    備加熱された基板を処理温度まで昇温させるフラッシュ
    加熱手段と、 前記各フラッシュ加熱手段から出射される閃光の光量に
    応じて対応するアシスト加熱手段による予備加熱温度を
    制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱処理装置において、 前記複数のアシスト加熱手段と前記複数のフラッシュ加
    熱手段とは、基板の表面側および裏面側において、互い
    に対向するように1対1に対応して配置される熱処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の熱処理
    装置において、前記アシスト加熱手段と前記フラッシュ
    加熱手段とは、棒状のランプである熱処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の熱処理装置において、 前記アシスト加熱手段は基板を摂氏400度乃至摂氏6
    00度の温度に予備加熱し、前記フラッシュ加熱手段は
    基板を摂氏1000度乃至摂氏1100度まで昇温させ
    る熱処理装置。
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