JP3696527B2 - 熱処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体ウエハー等の基板に光を照射することにより基板を熱処理する熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
イオン注入後の半導体ウエハーのイオン活性化工程においては、ハロゲンランプを使用したランプアニール装置等の熱処理装置が使用される。このような熱処理装置においては、半導体ウエハーを、例えば、摂氏1000度乃至摂氏1100度程度の温度に加熱することにより、半導体ウエハーのイオン活性化を実行している。そして、このような熱処理装置においては、ハロゲンランプより照射される光のエネルギーを利用することにより、毎秒数百度程度の速度で基板を降温する構成となっている。
【0003】
しかしながら、毎秒数百度程度の速度で基板を昇温する熱処理装置を使用して半導体ウエハーのイオン活性化を実行した場合においても、半導体ウエハーに打ち込まれたイオンのプロファイルがなまる、すなわち、イオンが拡散してしまうという現象が生ずることが判明した。このような現象が発生した場合においては、半導体ウエハーの表面にイオンを高濃度で注入しても、注入後のイオンが拡散してしまうことから、イオンを必要以上に注入する必要が生ずるという問題が生ずる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した問題を解決するするため、キセノンフラッシュランプ等を使用して半導体ウエハーの表面に閃光を照射することにより、イオンが注入された半導体ウエハーの表面のみを極めて短時間に昇温させることが考えられる。
【0005】
しかしながら、キセノンフラッシュランプを使用して半導体ウエハーの表面を昇温させる構成を採用した場合、半導体ウエハーの表面を極めて短時間に昇温させることが可能ではあるが、その昇温温度は500度程度であり、半導体ウエハーをイオン活性化に必要な摂氏1000度乃至摂氏1100度程度の温度まで加熱することは不可能である。
【0006】
また、このような熱処理装置に使用されるキセノンフラッシュランプ等のフラッシュランプは、そこから出射される閃光の光量の経時変化が大きい。すなわち、キセノンフラッシュランプ等のフラッシュランプにおいては、放電時間の微妙な変化に伴って閃光の光量が変化する。また、電圧の変動やコンデンサーの静電容量の変動とによっても、フラッシュランプから出射される閃光の光量は変化する。このようにフラッシュランプから出射される閃光の光量が変化した場合においては、基板を安定して熱処理することができないという問題が生ずる。
【0007】
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、基板を短時間に処理温度まで昇温させることによりイオンの拡散を防止することができ、また、フラッシュ加熱手段から出射される閃光の光量に変化が生じた場合においても基板を安定して熱処理することが可能な熱処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、基板に光を照射することにより基板を熱処理する熱処理装置において、内部に基板を収納して熱処理するための熱処理炉と、前記熱処理炉に配置された基板の裏面側を予備加熱するための複数のアシスト加熱手段と、前記アシスト加熱手段と対応して配置され、基板に対して閃光を照射することにより前記アシスト加熱手段で予備加熱された基板の表面側を処理温度まで昇温させる複数のフラッシュ加熱手段と、前記各フラッシュ加熱手段から出射される閃光の光量に応じて、前記複数のアシスト加熱手段の対応するアシスト加熱手段による予備加熱温度を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記複数のアシスト加熱手段と前記複数のフラッシュ加熱手段とは、基板の表面側および裏面側において、互いに対向するように1対1に対応して配置される。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記アシスト加熱手段と前記フラッシュ加熱手段とは、棒状のランプである。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記アシスト加熱手段は基板を摂氏400度乃至摂氏600度の温度に予備加熱し、前記フラッシュ加熱手段は基板を摂氏1000度乃至摂氏1100度まで昇温させる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る熱処理装置の側断面図である。
【0013】
この熱処理装置は、その内部に半導体ウエハーWを収納して熱処理するための熱処理炉11を備える。この熱処理炉11は、例えば石英等の赤外線透過性を有する材料から構成されている。熱処理炉11の一端には、半導体ウエハーWの搬入および搬出を行うための開口部12が形成されている。
【0014】
熱処理炉11の開口12側には、炉口ブロック13が配設されている。炉口ブロック13に形成された開口部は、ゲートバルブ14により開閉可能となっている。このゲートバルブ14の内面側には、半導体ウエハーWを水平姿勢で支持可能なサセプタ15が一体的に固着されている。
【0015】
このため、ゲートバルブ14が水平方向に往復移動することにより、サセプタ15に支持された半導体ウエハーWが熱処理炉11内へ搬入され、また、熱処理炉11から搬出される。そして、ゲートバルブ14が熱処理炉11側へ移動して炉口ブロック13に当接することにより、炉口ブロック13に形成された開口部が閉塞されるとともに、サセプタ15に支持された半導体ウエハーWが熱処理炉11内の所定位置に収納される。
【0016】
熱処理炉11の上方には、棒状のキセノンフラッシュランプ21が互いに平行に複数個(この実施形態においては9個)列設されている。
【0017】
このキセノンフラッシュランプ21は、その内部にキセノンガスが封入されその両端部にコンデンサーに接続された陽極および陰極が配設されたガラス管と、このガラス管の外周部に巻回されたトリガー電極とを備える。キセノンガスは電気的には絶縁体であることから、通常の状態ではガラス管内に電気は流れない。しかしながら、トリガー電極に高電圧を加えて絶縁を破壊した場合には、コンデンサーに蓄えられた電気がガラス管内に流れ、そのときのジュール熱でキセノンガスが加熱されて光が放出される。このキセノンフラッシュランプ21においては、予め蓄えられていた静電エネルギーが0.1ミリセカンド乃至10ミリセカンドという極めて短い光パルスに変換されることから、連続点灯の光源に比べて極めて強い光を照射し得るという特徴を有する。
【0018】
一方、熱処理炉11の下方には、棒状のハロゲンランプ22が互いに平行に複数個(この実施形態においては9個)列設されている。このハロゲンランプ22は、毎秒数百度程度の速度で半導体ウエハーWを昇温する機能を有する。
【0019】
図2は、キセノンフラッシュランプ21とハロゲンランプ22との配置関係を模式的に示す平面図である。
【0020】
図1および図2に示すように、上述した複数のキセノンフラッシュランプ21と複数のハロゲンランプ22とは、半導体ウエハーWの表面側および裏面側において、互いに対向するように1対1に対応して配置されている。すなわち、複数のキセノンフラッシュランプ21と複数のハロゲンランプ22とは、図2に示すように、平面視において同一の位置に、同一の数だけ配設されていることになる。
【0021】
なお、図1および図2に示す実施形態においては、各キセノンフラッシュランプ21および各ハロゲンランプ22を同一のピッチで配置している。しかしながら、温度低下を起こしやすい開口部12側や両端部付近においては、各キセノンフラッシュランプ21および各ハロゲンランプ22を、その中央部のピッチより小さいピッチで配置するようにしてもよい。
【0022】
再度図1を参照して、キセノンフラッシュランプ21の上方には、リフレクタ31が配設されている。また、ハロゲンランプ22の下方には、リフレクタ34が配設されている。さらに、キセノンフラッシュランプ21およびハロゲンランプ22の側方には、リフレクタ41が配設されている。
【0023】
キセノンフラッシュランプ21と熱処理炉11との間には、光拡散板32が一対の支持部材33により支持された状態で配設されている。また、ハロゲンランプ22と熱処理炉11との間には、光拡散板35が一対の支持部材36により支持された状態で配設されている。これらの光拡散板32、35は、赤外線透過材料としての石英ガラスの表面に光拡散加工を施したものが使用される。
【0024】
熱処理炉11の側方には、ガス導入路43が形成されている。このガス導入路43は、リフレクタ41に形成されたガス導入孔42を介して窒素ガス等の処理ガスの供給源と接続されている。一方、炉口ブロック13には、ガス排出路44が形成されている。このガス排出路44は、排ガス処理部と接続されている。また、熱処理炉11の気密性を高く保つため、炉口ブロック13およびリフレクタ41に、オーリング45がそれぞれ取り付けられている。
【0025】
リフレクタ31における各キセノンフラッシュランプ21と対向する位置には、開口部52が形成されている。そして、この開口部52の上方には、光量センサ51が配設されている。これらの光量センサ51は、各キセノンフラッシュランプ21の光量を、開口部52を介して測定するためのものである。
【0026】
各光量センサ51は、複数の制御機構53から構成される制御部50を介して各ハロゲンランプ22と接続されている。この制御部50は、光量センサ51による各キセノンフラッシュランプ21から出射される閃光の光量の測定値に応じて、各ハロゲンランプ22の出力、すなわち、各ハロゲンランプ22による加熱温度を制御するためのものである。
【0027】
次に、上述した熱処理装置による半導体ウエハーWの熱処理動作について説明する。図3は、熱処理動作中における半導体ウエハーWの表面温度を示すタイムチャートである。なお、図3においては、横軸は経過時間を、また、縦軸は半導体ウエハーWの表面温度を示している。
【0028】
この熱処理装置において、サセプタ15により支持された半導体ウエハーWが熱処理炉11内に挿入され、炉口ブロック13の開口部がゲートバルブ14により閉塞されると、ガス導入路43を介して熱処理炉11内に窒素ガス等の処理ガスが供給され、熱処理炉11内が処理ガスによりパージされる。
【0029】
この状態において、ハロゲンランプ22を点灯する。そして、図示しない温度センサにより半導体ウエハーWの表面温度を測定し、基板半導体ウエハーWの表面温度が図3に示す温度T1となるまでハロゲンランプ22を利用して半導体ウエハーWを予備加熱する。この予備加熱温度T1は、摂氏400度乃至摂氏600度程度の温度である。半導体ウエハーWをこの程度の予備加熱温度T1まで加熱したとしても、半導体ウエハーWに打ち込まれたイオンに変化はなく、イオンが拡散してしまうことはない。
【0030】
半導体ウエハーWの表面温度が予備加熱温度T1となれば、キセノンフラッシュランプ21を点灯する。このときの点灯時間は、0.1ミリセカンド乃至10ミリセカンド程度の時間である。このため、キセノンフラッシュランプ21においては、予め蓄えられていた静電エネルギーがこのように極めて短い光パルスに変換されることから、極めて強い閃光が照射されることになる。
【0031】
この状態においては、半導体ウエハーWの表面温度は、図3に示す温度T2となる。この温度T2は、摂氏1000度乃至摂氏11000度程度の半導体ウエハーWの処理に必要な温度である。基板の表面がこのような処理温度T2にまで昇温された場合においては、半導体ウエハーW中のイオンが活性化される。
【0032】
このとき、上述したように、半導体ウエハーWの表面温度が0.1ミリセカンド乃至10ミリセカンド程度の極めて短い時間で処理温度T2まで昇温されることから、半導体ウエハーW中のイオンの活性化は短時間で完了する。従って、半導体ウエハーWに打ち込まれたイオンが拡散することはなく、半導体ウエハーWに打ち込まれたイオンのプロファイルがなまるという現象の発生を防止することが可能となる。
【0033】
また、キセノンフラッシュランプ21を点灯して半導体ウエハーWを加熱する前に、ハロゲンランプ22を使用して半導体ウエハーWの表面温度を摂氏400度乃至摂氏600度程度の予備加熱温度T1まで加熱していることから、キセノンフラッシュランプ21により半導体ウエハーWを摂氏1000度乃至摂氏11000度程度の処理温度T2まで速やかに昇温させることが可能となる。
【0034】
ところで、上述したような熱処理装置に使用されるキセノンフラッシュランプ21においては、そこから出射される閃光の光量の経時変化が大きい。すなわち、キセノンフラッシュランプ21等のフラッシュランプにおいては、放電時間の微妙な変化に伴って閃光の光量が変化する。また、電圧の変動やコンデンサーの静電容量の変動とによっても、フラッシュランプから出射される閃光の光量は変化する。
【0035】
このため、この熱処理装置においては、上述したように、複数のキセノンフラッシュランプ21と複数のハロゲンランプ22とを、半導体ウエハーWの表面側および裏面側において互いに対向するように1対1に対応して配置するとともに、各キセノンフラッシュランプ21から出射される閃光の光量に応じて、対応するハロゲンランプ22による予備加熱温度を制御することにより、キセノンフラッシュランプ21における閃光の光量の経時変化に対応するようにしている。
【0036】
すなわち、この熱処理装置においては、最初の半導体ウエハーWをイオン活性化処理するためにキセノンフラッシュランプ21を点灯したとき、光量センサ51により、リフレクタ31における各キセノンフラッシュランプ21と対向する位置に形成された開口部52を介して、キセノンフラッシュランプ21による閃光の光量を測定する。そして、制御部50における各制御機構53の制御により、光量センサ51によるキセノンフラッシュランプ21の閃光の光量の測定値に対応して各ハロゲンランプ22からの光の出射量を調整することにより、各ハロゲンランプ22による予備加熱温度を制御する。
【0037】
例えば、半導体ウエハーWを摂氏1000度で熱処理する必要がある場合において、図3に示すハロゲンランプ22による予備加熱温度T1が摂氏500度、また、キセノンフラッシュランプ21の閃光の作用による半導体ウエハーW昇温温度が500度に設定されているものと想定する。この場合において、光量センサ51によるあるキセノンフラッシュランプ21の閃光の光量の測定値から、そのキセノンフラッシュランプ21の閃光の作用による半導体ウエハーW昇温温度が485度と想定される場合には、このキセノンフラッシュランプ21と対向して配置されたハロゲンランプ22による予備加熱温度を515度に設定する。これにより、半導体ウエハーWを摂氏1000度の処理温度で熱処理することが可能となる。
【0038】
なお、上述した実施形態においては、キセノンフラッシュランプ21およびハロゲンランプ22として、棒状の形状を有するものを使用している。しかしながら、キセノンフラッシュランプ21およびハロゲンランプ22として、その他の形状のものを使用してもよい。
【0039】
図4は、このような実施形態に係るキセノンフラッシュランプ23とハロゲンランプ24との配置関係を模式的に示す平面図である。
【0040】
この実施形態においては、平面視において円形のキセノンフラッシュランプ23とハロゲンランプ24とを使用し、中央に配置されたキセノンフラッシュランプ23またはハロゲンランプ24の周囲を、キセノンフラッシュランプ23またはハロゲンランプ24により二重に取り囲んだような構成を有する。この実施形態の場合においても、複数のキセノンフラッシュランプ23と複数のハロゲンランプ24とは、半導体ウエハーWの表面側および裏面側において、互いに対向するように1対1に対応して配置されていることになる。すなわち、複数のキセノンフラッシュランプ23と複数のハロゲンランプ24とは、図4に示すように、平面視において同一の位置に、同一の数だけ配設されていることになる。
【0041】
但し、図2および図4に示すいずれの実施形態の場合であっても、1個のキセノンフラッシュランプ21、23に対応させて2個のハロゲンランプ22、24を配設したり、3個のキセノンフラッシュランプ21、23に対して4個のハロゲンランプ22、24を配置するなど、キセノンフラッシュランプ21、23とハロゲンランプ22、24との数は同一でなくてもよい。この明細書でいう「対応して」とは、このような形態をも含む概念である。
【0042】
上述した実施形態においては、アシスト加熱手段として、複数のハロゲンランプ22、24を使用しているが、アシスト加熱手段として、例えば、ヒータにより半導体ウエハーWを予備加熱するベーク装置等の、ランプ以外の構成のものを使用してもよい。
【0043】
【発明の効果】
請求項1乃至請求項4に記載の発明によれば、基板を予備加熱するための複数のアシスト加熱手段と、アシスト加熱手段と対応して配置され基板に対して閃光を照射することによりアシスト加熱手段で予備加熱された基板を処理温度まで昇温させるフラッシュ加熱手段とを備えることから、基板を短時間に処理温度まで昇温させることにより、熱処理後のイオンの拡散を防止することが可能となる。
【0044】
そして、各フラッシュ加熱手段から出射される閃光の光量に応じて対応するアシスト加熱手段による予備加熱温度を制御する制御手段とを備えることから、フラッシュ加熱手段からの閃光の光量に変化が生じた場合であっても、基板を安定して熱処理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る熱処理装置の側断面図である。
【図2】キセノンフラッシュランプ21とハロゲンランプ22との配置関係を模式的に示す平面図である。
【図3】熱処理動作中における半導体ウエハーWの表面温度を示すタイムチャートである。
【図4】キセノンフラッシュランプ23とハロゲンランプ24との配置関係を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
11 熱処理炉
12 開口部
13 炉口ブロック
14 ゲートバルブ
15 サセプタ
21 キセノンフラッシュランプ
22 ハロゲンランプ
23 キセノンフラッシュランプ
24 ハロゲンランプ
31 リフレクタ
32 光拡散板
34 リフレクタ
35 光拡散板
43 ガス導入路
44 ガス排出路
50 制御部
51 光量センサ
52 開口部
53 制御機構
T1 予備加熱温度
T2 処理温度
W 半導体ウエハー

Claims (4)

  1. 基板に光を照射することにより基板を熱処理する熱処理装置において、
    内部に基板を収納して熱処理するための熱処理炉と、
    前記熱処理炉に配置された基板の裏面側を予備加熱するための複数のアシスト加熱手段と、
    前記アシスト加熱手段と対応して配置され、基板に対して閃光を照射することにより前記アシスト加熱手段で予備加熱された基板を処理温度まで昇温させる複数のフラッシュ加熱手段と、
    前記各フラッシュ加熱手段から出射される閃光の光量に応じて、前記複数のアシスト加熱手段の対応するアシスト加熱手段による予備加熱温度を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする熱処理装置。
  2. 請求項1に記載の熱処理装置において、
    前記複数のアシスト加熱手段と前記複数のフラッシュ加熱手段とは、基板の表面側および裏面側において、互いに対向するように1対1に対応して配置される熱処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の熱処理装置において、
    前記アシスト加熱手段と前記フラッシュ加熱手段とは、棒状のランプである熱処理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の熱処理装置において、
    前記アシスト加熱手段は基板を摂氏400度乃至摂氏600度の温度に予備加熱し、前記フラッシュ加熱手段は基板を摂氏1000度乃至摂氏1100度まで昇温させる熱処理装置。
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