JP2003007111A - 車両用ランプ - Google Patents

車両用ランプ

Info

Publication number
JP2003007111A
JP2003007111A JP2001192425A JP2001192425A JP2003007111A JP 2003007111 A JP2003007111 A JP 2003007111A JP 2001192425 A JP2001192425 A JP 2001192425A JP 2001192425 A JP2001192425 A JP 2001192425A JP 2003007111 A JP2003007111 A JP 2003007111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
bulb
light
inner lens
outside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001192425A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Suenaga
二郎 末永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2001192425A priority Critical patent/JP2003007111A/ja
Publication of JP2003007111A publication Critical patent/JP2003007111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成部品を削減でき、外側からの見栄えを向
上できる車両用ランプを提供する。 【解決手段】 自動車のフロント側において、サイドタ
ーンシグナルランプ3は4つの壁部6〜9からなる断面
略W型のインナーレンズ25を備えており、発光源であ
るバルブ22に対向する位置の壁部7の表面7aの一部
分にアルミ薄膜10が蒸着されている。アルミ薄膜10
が蒸着された部分はハーフミラーとなり、アルミ薄膜1
0が蒸着された部分では外部からの光は遮蔽されて、バ
ルブ22が発した光は外部へ透過されるので、ランプの
非点灯時にはインナーレンズ25の2つの凸部を外部か
ら視認でき、ランプの点灯時には発光範囲を拡大させる
ことができ、外側からの見栄えの向上と歩行者や他車か
らの視認性の向上の両方の効果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の車体に設け
られた車両用ランプに関し、詳細には、インナーレンズ
の表面の一部にアルミ蒸着を施した車両用ランプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のフロント部分には、図3
に示すように、ヘッドランプ50が設けられており、ヘ
ッドランプ50の周りにはクリアランスランプ51、フ
ロントターンシグナルランプ52及びサイドターンシグ
ナルランプ53等の複数のランプが設けられている。こ
れらのランプの内、例えばサイドターンシグナルランプ
53には、図4に示すように、バルブ70と、バルブ7
0内に設けられたフィラメント等の発光体(図示外)
と、バルブ70の車体側の端部に形成された口金(図示
外)と、口金を保持する略円柱形状の口金保持部83と
から構成された電球60が光源として設けられている。
そして、サイドターンシグナルランプ53は、電球60
と、電球60を保持する電球保持板26と、電球60が
発した光を反射させて外部へ照射する反射面79aを備
えたリフレクタ79と、リフレクタ79に固設されてリ
フレクタ79と共に灯室95を形成するインナーレンズ
75とから構成されている。
【0003】また、インナーレンズ75の外側には、車
体の意匠面となるアウターレンズ77が配設されてい
る。インナーレンズ75は予めアンバー色で成形されて
いるため、バルブ70が発した光は、インナーレンズ7
5とアウターレンズ77とを通過して外側からアンバー
色の光として視認されるようになっている。また、イン
ナーレンズ75の表面75aのバルブ70に対向する部
分は、ビニル繊維等からなる遮光用のシェード80によ
って覆われている。これは、意匠上の理由で、外側から
サイドターンシグナルランプ53を見たときにインナー
レンズ75とアウターレンズ77とを透過してバルブ7
0が見えるのを防ぐため、即ち外側からの見栄えを損な
わせないために設けられるものである。そのため、イン
ナーレンズ75の表面75aのバルブ70に対向する部
分には、シェード80が嵌合するような浅い溝部76が
形成されており、当該溝部76にシェード80が個別に
設けられるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、厚みを有するシェード80とインナーレ
ンズ75との間に見切り線ができ、それによりサイドタ
ーンシグナルランプ53の外部からの見栄えが損なわれ
るという問題点があった。また、シェード80によりラ
ンプ点灯時に十分な発光範囲が得られず、歩行者や他車
からの視認性が悪くなるという問題点があった。さら
に、インナーレンズ75の表面75aに個別にシェード
80を設けているために、構成部品の数が増え取付工数
及びコストが増加するという問題点があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、構成部品を削減でき、外側からの見栄
えを向上できる車両用ランプを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明の車両用ランプは、自動車の車
体に設けられ、バルブと当該バルブを覆うインナーレン
ズとを備えたものであって、前記インナーレンズの一部
が屈曲して、当該インナーレンズには第一の凸部と第二
の凸部とが形成されており、前記第一の凸部と第二の凸
部との間の部分の表面には金属薄膜が蒸着されているこ
とを特徴とする構成となっている。
【0007】この構成の車両用ランプは、バルブとバル
ブを覆うインナーレンズとを備え、インナーレンズの一
部が屈曲して第一の凸部と第二の凸部とが形成されてお
り、インナーレンズ上の第一の凸部と第二の凸部との間
の部分の表面には金属薄膜が蒸着されている。これによ
り、金属薄膜が蒸着された部分は、外来光を反射させて
ランプ室内からの光を透過させるハーフミラーとなり、
ランプの非点灯時には外来光が遮蔽されてインナーレン
ズの外側からはバルブが見えないので、外側からの見栄
えを向上させることができる。また、ランプの点灯時に
はバルブが発した光は外側へ透過されるので、十分な発
光範囲が得ることができ、歩行者や他車からの視認性を
向上させることができる。
【0008】また、請求項2に係る発明の車両用ランプ
では、請求項1に記載の車両用ランプの構成に加えて、
前記金属薄膜はアルミ薄膜であることを特徴とする。
【0009】この構成の車両用ランプでは、請求項1に
記載の車両用ランプの作用に加えて、インナーレンズ上
の第一の凸部と第二の凸部との間の部分の表面に蒸着さ
れた金属薄膜はアルミ薄膜であり、アルミ薄膜が蒸着さ
れた部分は、外来光を反射させてランプ室内からの光を
透過させるハーフミラーとなっている。これにより、ラ
ンプの非点灯時には外来光が遮蔽されるので、インナー
レンズの外側からはバルブが見えず外側からの見栄えを
向上させることができる。また、ランプの点灯時にはバ
ルブが発した光は外側へ透過されるので、十分な発光範
囲が得ることができ、歩行者や他車からの視認性を向上
させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態について、自動車のフロント側のターンシグナルラ
ンプを例に挙げ、図面を参照して説明する。ここで、図
1は、自動車のフロント右側に設けられた、ヘッドラン
プ1とクリアランスランプ2とサイドターンシグナルラ
ンプ3等から構成されるランプユニット4を示す断面図
であり、図2は、ランプユニット4のサイドターンシグ
ナルランプ3を示す断面図である。尚、本実施の形態で
は自動車のフロント側のランプユニットが一般に左右対
称な形状であるため、右側のランプユニット4について
のみ詳細に説明し左側の説明は省略する。
【0011】図1に示すように、自動車の車体(図示
外)のフロント側には、車体の前方を照射するヘッドラ
ンプ1と、標識灯として使用されるクリアランスランプ
2と、車体の横側で自動車の進行方向を表示するサイド
ターンシグナルランプ3とを備えたランプユニット4が
設けられている。ヘッドランプ1には、バルブ12と、
バルブ12内に設けられたフィラメント等の発光体(図
示外)と、バルブ12の車体側の端部に形成された口金
(図示外)と、口金を保持する略円柱形状の口金保持部
13とから構成された電球11が光源として設けられて
いる。そして、ヘッドランプ1は、電球11と、電球1
1を保持する電球保持板26と、電球11が発した光を
反射させて外部へ照射する反射面14aを備えたリフレ
クタ14と、リフレクタ14に固設されてリフレクタ1
4と共に灯室31を形成するインナーレンズ15とから
構成されている。
【0012】また、リフレクタ14は合成樹脂材料で成
型され略碗型形状を有しており、電球保持板26は、車
体の前後方向(図1の上下方向)に対して略垂直になる
ように設けられている。そして、リフレクタ14はその
底部14bが車体の前後方向に対して略垂直になるよう
に、且つその開口部14cが車体の前側を向くように設
けられている。また、図示しないが、電球保持板26と
リフレクタ14の底部14bにはそれぞれ貫通孔が設け
られており、電球11の口金保持部13の中心軸が車体
の前後方向と平行になるように、各々の貫通孔に電球1
1が嵌合することになる。さらに、リフレクタ14の開
口部14cは、緩やかに湾曲した半透明のインナーレン
ズ15によって塞がれており、インナーレンズ15とリ
フレクタ14とで灯室31が形成されている。リフレク
タ14の底部14bの貫通孔に嵌合した電球11は、そ
のバルブ12のみが灯室31内に位置するようになって
いる。さらに、リフレクタ14の灯室31側の面は、ア
ルミ蒸着等が施された反射面14aとなっており、バル
ブ12が発した光の一部は反射面14aに当たって反射
して外部に照射されるようになっている。
【0013】また、クリアランスランプ2には、バルブ
17と、バルブ17内に設けられたフィラメント等の発
光体(図示外)と、バルブ17の車体側の端部に形成さ
れた口金(図示外)と、口金を保持する略円柱形状の口
金保持部18とを備えた電球16が光源として設けられ
ている。そして、クリアランスランプ2は、電球16
と、電球16を保持する電球保持板27と、電球16が
発した光を反射させて外部へ照射する反射面19aを備
えたリフレクタ19と、リフレクタ19に固設されてリ
フレクタ19と共に灯室32を形成するインナーレンズ
20とから構成されている。
【0014】また、リフレクタ19は合成樹脂材料で成
型され略碗型形状を有しており、電球保持板27は、車
体の前後方向に対して略垂直になるように設けられてい
る。そして、リフレクタ19はその底部19bが車体の
前後方向に対して略垂直になるように、且つその開口部
19cが車体の前側を向くように設けられている。ま
た、図示しないが、電球保持板27とリフレクタ19の
底部19bにはそれぞれ貫通孔が設けられており、電球
16の口金保持部18の中心軸が車体の前後方向と平行
になるように、各々の貫通孔に電球16が嵌合すること
になる。さらに、リフレクタ19の開口部19cは、緩
やかに湾曲した半透明のインナーレンズ20によって塞
がれており、インナーレンズ20とリフレクタ19とで
灯室32が形成されている。リフレクタ19の底部19
bの貫通孔に嵌合した電球16は、そのバルブ17のみ
が灯室32内に位置するようになっている。さらに、リ
フレクタ19の灯室32側の面は、アルミ蒸着等が施さ
れた反射面19aとなっており、バルブ17が発した光
の一部は反射面19aに当たって反射して外部に照射さ
れるようになっている。
【0015】さらに、ヘッドランプ1のインナーレンズ
15、クリアランスランプ2のインナーレンズ20及び
後述するサイドターンシグナルランプ3のインナーレン
ズ25(図2参照)の外側には、車体(図示外)の意匠
面となるアウターレンズ5が設けられている。そして、
ヘッドランプ1の電球11から光が出されると、光の一
部は直接インナーレンズ15とアウターレンズ5とを通
過して外部に所定の配光パターンで照射される。また、
直接外部に照射されない光は、リフレクタ14の灯室3
1側の反射面14aに反射して外部に照射されることに
なる。また、クリアランスランプ2の電球16から光が
出されると、光の一部はインナーレンズ20とアウター
レンズ5とを通過して外部に所定の配光パターンで照射
される。また直接外部に照射されない光は、リフレクタ
19の灯室32側の反射面19aに反射して外部に照射
されることになる。
【0016】次に、図2を参照してサイドターンシグナ
ルランプ3の構造について説明する。図2に示すよう
に、サイドターンシグナルランプ3には、略円柱形状の
バルブ22と、バルブ22内に設けられたフィラメント
等の発光体(図示外)と、バルブ22の車体側の端部に
形成された口金(図示外)と、口金を保持する略円柱形
状の口金保持部23とから構成された電球21が光源と
して設けられている。そして、サイドターンシグナルラ
ンプ3は、電球21と、電球21を保持する電球保持板
28と、電球21が発した光を反射させて外部へ照射す
る反射面24aを備えたリフレクタ24と、リフレクタ
24に固設されてリフレクタ24と共に灯室33を形成
するインナーレンズ25とから構成されている。
【0017】また、リフレクタ24は合成樹脂材料で成
型され車体の高さ方向断面が略くの字型形状を有してお
り、車体の前後方向に対して前側に略45度傾いた前側
部24bと後側に略45度傾いた後側部24cとから形
成されている。サイドターンシグナルランプ3では、略
直角に開口したリフレクタ24の開口部24dが車体の
前側ではなく外側(図2の左側)を向くように設けられ
ている。また、図示しないが、リフレクタ24の後側部
24cと電球保持板28とにはそれぞれ貫通孔が設けら
れており、各々の貫通孔に電球21の口金保持部23が
嵌合し、その中心軸が後側部24cと電球保持板28と
に対して略垂直となっている。即ち、リフレクタ24の
後側部24cに設けられた貫通孔及び電球保持板28に
設けられた貫通孔に嵌合した電球21の口金保持部23
の中心軸が、車体の前後方向に対して外側に傾き、前方
に向かって開いた状態となっている。また、リフレクタ
24の開口部24dは、インナーレンズ25によって塞
がれており、インナーレンズ25とリフレクタ24とで
灯室33が形成されている。そして、電球21は、その
バルブ22のみが灯室33内に位置するようになってい
る。さらに、リフレクタ24の灯室33側の面は、アル
ミ蒸着等が施された反射面24aとなっており、バルブ
22が発した光の一部は反射面24aに当たって反射し
て外部に照射されるようになっている。
【0018】また、インナーレンズ25はアンバー色の
半透明なレンズで、車体の高さ方向に長手の略長方形形
状の4つの壁部6〜9から構成されており、断面が略W
型形状となっている。インナーレンズ25は、車体の最
も外側に位置する壁部6と、壁部6の一方の長手方向側
縁から壁部6に対して略垂直に凸設された壁部7と、壁
部7の壁部6側でない長手方向側縁から壁部7に対して
略垂直に凸設された壁部8と、壁部8の壁部7側でない
長手方向側縁から壁部8に対して略垂直に凸設された壁
部9とから構成されている。即ち、インナーレンズ25
は、2つの凸部と1つの凹部とを備えた形状となってお
り、壁部7が電球21に対向してその前方に位置するこ
とになる。また、壁部6は、リフレクタ24の後側部2
4cに対して略垂直であり、壁部8もリフレクタ24の
後側部24cに対して略垂直となっている。また、壁部
7は、リフレクタ24の後側部24cと略平行であり、
壁部9もリフレクタ24の後側部24cと略平行になっ
ている。
【0019】そして、インナーレンズ25の4つの壁部
6〜9のうち、車体の最も外側に位置する壁部6の外側
面6aには、バルブ15が発した光を拡散させるスリッ
ト40が形成されている。バルブ15が発した光は、ス
リット40を通過して拡散されて外部へ照射される。こ
れは、夜間等にサイドターンシグナルランプ3を点灯し
た時に、自動車の車体の後方にいる他車の運転者等が、
車体側面の後方から光を視認できるように設けられたも
のであり、法規的な制限によるものである。
【0020】また、壁部6に隣接する壁部7の表面7a
にはアルミ薄膜10が蒸着されている。アルミ薄膜10
は、壁部7の表面7aの全体にではなく一部分にのみに
蒸着されている。詳細には、サイドターンシグナルラン
プ3を正面視したとき、バルブ15が壁部7の表面7a
のアルミ薄膜10によって覆われる程度に蒸着が施され
ている。そして、壁部7の表面7aにアルミ薄膜10が
蒸着されていることで、アルミ蒸着が施された部分はハ
ーフミラーとしての機能を持つことになる。この場合、
アルミ蒸着が施された部分、即ちハーフミラー部では、
サイドターンシグナルランプ3の灯室33内への外部か
らの光を遮蔽するため、外側からは灯室33内のバルブ
22は視認できないようになっている。
【0021】そして、灯室33内のバルブ22から光が
出されると、光の一部はアルミ薄膜10が蒸着されたハ
ーフミラー部を透過してそのまま外部に所定の配光パタ
ーンで照射される。また直接外部へ照射されない光は、
リフレクタ24の反射面24aに反射して、アルミ薄膜
10が蒸着されたハーフミラー部を透過して外部に所定
の配光パターンで照射されることになる。従って、バル
ブ22から出された光はアルミ蒸着の影響を受けること
なく、壁部7を透過して外部に所定の配光パターンで照
射されることになる。
【0022】以上に説明したように、本実施の形態の車
両用ランプでは、サイドターンシグナルランプ3におい
て、インナーレンズ25の壁部7の表面7aの一部には
アルミ薄膜10が蒸着されており、アルミ蒸着が施され
た部分はハーフミラーとなっている。このハーフミラー
により、バルブ22の非灯火時には外部から灯室33内
のバルブ22が視認されず、インナーレンズ25の2つ
の凸部が並んだように見え、またアルミ蒸着が施された
ことにより、壁部7の表面7aとアルミ薄膜10との間
に見切り線が出ないので、外部からの見栄えが損なわれ
ることがない。また、バルブ22の灯火時には、灯室3
3内のバルブ22から照射された光は全て外部に透過さ
れるので、発光範囲を拡大することができ、またそれに
より歩行者や他車からの視認性を向上させることができ
る。さらに、壁部7の表面7aのアルミ薄膜10は、個
別に付けられたものではなく予め蒸着されたものである
ので、サイドターンシグナルランプ3の構成部品の数を
削減することができ、また部品の取付工数を減らすこと
ができる。
【0023】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、各種の変形が可能である。例えば、その
一部にアルミ蒸着を施すインナーレンズはサイドターン
シグナルランプのものに限られず、フロントターンシグ
ナルランプ等の他のランプのインナーレンズでもよい。
また、ハーフミラーはアルミ薄膜の蒸着でなく、他の金
属薄膜を蒸着して形成されていてもよい。さらに、イン
ナーレンズ上に金属蒸着を施さなくても他の方法でハー
フミラーを形成してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の車両用ランプは、バルブとバルブを覆うインナーレ
ンズとを備えており、インナーレンズには、その一部が
屈曲して第一の凸部と第二の凸部とが形成されており、
第一の凸部と第二の凸部との間の部分の表面には金属薄
膜が蒸着されているので、インナーレンズ上の第一の凸
部と第二の凸部との間はハーフミラーとなり、外来光を
遮蔽して、バルブが発した光のみを透過させることがで
きる。従って、インナーレンズと金属薄膜との間に見切
り線が出ることなく外側からの見栄えを向上することが
でき、さらに歩行者や他車からの視認性を向上させるこ
とができる。
【0025】また、請求項2に係る発明の車両用ランプ
では、請求項1に記載の車両用ランプの効果に加えて、
インナーレンズ上の第一の凸部と第二の凸部との間に蒸
着された金属薄膜はアルミ薄膜であるので、インナーレ
ンズ上に形成されたアルミ薄膜によるハーフミラーで、
外来光を遮蔽してバルブが発した光のみを外側へ透過さ
せることができる。従って、インナーレンズとアルミ薄
膜との間に見切り線が出ることなく外側からの見栄えを
向上することができ、さらに歩行者や他車からの視認性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘッドランプ50、クリアランスランプ51、
フロントターンシグナルランプ52及び従来技術のサイ
ドターンシグナルランプ53を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線矢視方向断面図である。
【図3】ヘッドランプ1とクリアランスランプ2とサイ
ドターンシグナルランプ3等から構成されるランプユニ
ット4を示す断面図である。
【図4】サイドターンシグナルランプ3を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ヘッドランプ 2 クリアランスランプ 3 サイドターンシグナルランプ 4 ランプユニット 5 アウターレンズ 6,7,8,9 壁部 10 アルミ薄膜 21 電球 22 バルブ 23 口金保持部 24 リフレクタ 25 インナーレンズ 28 電球保持板 33 灯室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体に設けられ、バルブと当該
    バルブを覆うインナーレンズとを備えた車両用ランプで
    あって、 前記インナーレンズの一部が屈曲して、当該インナーレ
    ンズには第一の凸部と第二の凸部とが形成されており、 前記第一の凸部と第二の凸部との間の部分の表面には金
    属薄膜が蒸着されていることを特徴とする車両用ラン
    プ。
  2. 【請求項2】前記金属薄膜はアルミ薄膜であることを特
    徴とする請求項1に記載の車両用ランプ。
JP2001192425A 2001-06-26 2001-06-26 車両用ランプ Pending JP2003007111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001192425A JP2003007111A (ja) 2001-06-26 2001-06-26 車両用ランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001192425A JP2003007111A (ja) 2001-06-26 2001-06-26 車両用ランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003007111A true JP2003007111A (ja) 2003-01-10

Family

ID=19030876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001192425A Pending JP2003007111A (ja) 2001-06-26 2001-06-26 車両用ランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003007111A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004104474A1 (de) * 2003-05-23 2004-12-02 Volkswagen Aktiengesellschaft Scheiwerfer oder leuchte für ein kraftfahreug
CN100436935C (zh) * 2005-05-11 2008-11-26 本田制锁有限公司 发光装置
JP2018170175A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社今仙電機製作所 車両用灯具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004104474A1 (de) * 2003-05-23 2004-12-02 Volkswagen Aktiengesellschaft Scheiwerfer oder leuchte für ein kraftfahreug
CN100436935C (zh) * 2005-05-11 2008-11-26 本田制锁有限公司 发光装置
JP2018170175A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社今仙電機製作所 車両用灯具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5692824A (en) Vehicular clearance lamp having improved lateral illumination
JPH07272504A (ja) 車輌用標識灯
JP4030804B2 (ja) 車輌用灯具
US20070236930A1 (en) Vehicle lighting device
US6469622B1 (en) Automobile rear combination lamp
JPH07230707A (ja) 車輌用標識灯
JP3904811B2 (ja) 車両用灯具
JP2004047354A (ja) 車両用灯具
JP3337125B2 (ja) リフレックスリフレクタ付車両用灯具
JP2003007111A (ja) 車両用ランプ
JPH01265401A (ja) ランプ一体型フロントグリル
JP3172692B2 (ja) 車輌用標識灯
JP2001084810A (ja) 車両用灯具
JP2004227981A (ja) 車両用灯具
US5816680A (en) Vehicular lamp having improved outer appearance
JP2875153B2 (ja) 自動車用コンビネーションランプ
JP2002170405A (ja) 車両用灯具
JPH0515682Y2 (ja)
JP2003100117A (ja) 車両用前照灯
JP2000294014A (ja) 車両用灯具
JP2626206B2 (ja) 車両用灯具
JP3274321B2 (ja) 自動車用標識灯
JPH04106801U (ja) 車輌用灯具
JP2513523Y2 (ja) 車両用灯具
JPH081523Y2 (ja) 車両用灯具