JP2003006369A - 投票システム - Google Patents

投票システム

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JP2003006369A
JP2003006369A JP2001186413A JP2001186413A JP2003006369A JP 2003006369 A JP2003006369 A JP 2003006369A JP 2001186413 A JP2001186413 A JP 2001186413A JP 2001186413 A JP2001186413 A JP 2001186413A JP 2003006369 A JP2003006369 A JP 2003006369A
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JP2001186413A
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English (en)
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Kazuhiro Higuchi
和弘 樋口
Yasuhisa Oshima
靖久 大嶋
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が現金を取り扱うことなく公衆端末で
投票や払戻を行うことができるようにする。 【解決手段】 投票の際には、カード4から読み出した
貨幣価値残高を投票内容とともに処理端末3からセンタ
1へ送信し、センタ1でその貨幣価値残高を投票資金と
して投票を受け付け、その投票内容を管理IDに対応付
けて管理し、その投票に要した分だけ減額した貨幣価値
残高を処理端末3へ通知し、処理端末3でその貨幣価値
残高をカード4へ書き込む。払戻の際には、カード4の
貨幣価値残高と管理IDとを処理端末3からセンタ1へ
送信し、センタ1でその管理IDで管理している投票内
容に対する配当金分だけその貨幣価値残高を増額して処
理端末3へ通知し、処理端末3でその新たな貨幣価値残
高をカード4へ書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投票システムに関
し、特に加入者端末から通信網を介して投票センタに接
続して投票や払戻を行う投票システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】競馬では、競馬場や場外投票所に設けた
公衆端末から専用回線などの通信網を介して投票センタ
に接続し、所望の投票券を購入する投票システムを運用
している。また、加入者端末から電話回線などの通信網
を介して投票センタに接続し、その投票センタで管理し
ている当該加入者の投票資金を用いて所望の投票券を購
入できるよう、投票システムが拡張されており、競馬以
外の競艇や競輪などでもこのような投票システムの導入
が進められている。
【0003】このような投票システムでは、公衆端末で
投票を行う場合、投票内容すなわち購入する投票券の内
容を公衆端末へ入力するとともに、その投票資金として
現金を公衆端末へ投入する。そして、その投票内容や投
票資金がチェックされ、投票券が発行される。また、払
戻を行う場合は、的中した投票券を公衆端末に挿入する
ことにより、その配当金が現金により払戻される。
【0004】一方、加入者端末から投票を行う場合、シ
ステム利用を希望する利用者が予めサービス提供者に対
して加入者登録し、銀行に指定口座を開設して投票資金
を入金しておく。そして、コンピュータなどの加入者端
末を操作して、購入する投票券を指定するとともに、そ
の購入枚数(購入金額)を指定する。これにより、ネッ
トワークを介して加入者端末と投票センタとが接続され
てデータ通信が行われ、所望の投票券が購入される。こ
のとき購入費用については、投票受付開始前に投票セン
タへ通知された上記指定口座の残高が投票資金として用
いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の投票システムでは、公衆端末を用いて投票/
払戻を行う場合、利用者が現金を公衆端末へ投入しある
いは公衆端末から取り出す必要があり、現金以外の方法
で投票や払戻ができないという問題点があった。例え
ば、利用者側から見た場合、投票/払戻の金額や時間的
余裕によっては現金の取り扱いに作業負担を感じる場合
もあり、特に人前で多額の現金を取り扱う際は、トラブ
ルの原因になる可能性もあり、利用者が心的負担を感じ
る場合もある。また主催者側から見た場合は、多額の現
金管理を行う必要があるため、機械設備や人員配置に要
する経済的負担が大きいという問題点もあった。本発明
はこのような課題を解決するためのものであり、利用者
が現金を取り扱うことなく端末で投票や払戻を行うこと
ができる投票システムを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかる投票システムは、処理端末で
の利用者の操作に応じて、その処理端末とセンタとの間
で通信網を介してデータ通信を行うことにより投票を行
う投票システムであって、貨幣価値残高を記憶し、通常
は利用者に所持され、必要に応じて処理端末に接続され
る記録媒体を備え、処理端末は、投票の際、当該処理端
末へ接続された記録媒体から貨幣価値残高を読み出し、
その貨幣価値残高および投票内容を含む投票要求をセン
タへ通知する制御手段を有し、センタは、投票要求の通
知に応じて、その投票要求の貨幣価値残高を投票資金と
して用いて当該投票内容の投票を受け付ける投票管理手
段と、この投票管理手段で受け付けた投票の投票結果を
所定の管理IDに対応付けて管理するとともに、その投
票に要した投票資金分だけ貨幣価値残高を減額する記録
媒体管理手段とを有し、記録媒体管理手段で、減額した
新たな貨幣価値残高および管理IDを含む投票結果を処
理端末へ通知し、制御手段で、センタからの投票結果の
通知に応じて、その投票結果の新たな貨幣価値残高およ
び管理IDを記録媒体へ書き込むようにしたものであ
る。
【0007】また、本発明にかかる他の投票システム
は、処理端末での利用者の操作に応じて、その処理端末
とセンタとの間で通信網を介してデータ通信を行うこと
により配当金の払戻を行う投票システムであって、貨幣
価値残高と管理IDとを記憶し、通常は利用者に所持さ
れ、必要に応じて処理端末に接続される記録媒体を備
え、処理端末は、払戻の際、当該処理端末へ接続された
記録媒体から貨幣価値残高および管理IDを読み出し、
その貨幣価値残高および管理IDを含む払戻要求をセン
タへ通知する制御手段を有し、センタは、処理端末から
の払戻要求の通知に応じて、その払戻要求の管理IDに
対応付けて管理している投票内容の的中をチェックし、
的中により得られた配当金分だけその払戻要求の貨幣価
値残高を増額する記録媒体管理手段を有し、記録媒体管
理手段で、増額した新たな貨幣価値残高を含む払戻指示
を処理端末へ通知し、制御手段で、センタからの払戻指
示の通知に応じて、その払戻指示の新たな貨幣価値残高
を記録媒体へ書き込むようにしたものである。
【0008】また、払戻の際、制御手段で、当該処理端
末へ接続された記録媒体から貨幣価値残高と管理IDを
読み出し、その貨幣価値残高および管理IDを含む払戻
要求をセンタへ通知するとともに、センタからの払戻指
示の通知に応じて、その払戻指示の新たな貨幣価値残高
を記録媒体へ書き込み、記録媒体管理手段で、処理端末
からの払戻要求の通知に応じて、その払戻要求の管理I
Dに対応付けて管理している投票内容の的中をチェック
し、的中により得られた配当金分だけその払戻要求の貨
幣価値残高を増額するとともに、増額した新たな貨幣価
値残高を含む払戻指示を処理端末へ通知するようにして
もよい。
【0009】管理IDについては、記録媒体管理手段
で、処理端末からの投票要求に管理IDが含まれていな
い場合は、その投票内容に対応する新たな管理IDを発
行して用いるようにしてもよい。さらに、記録媒体管理
手段で、投票内容の的中をチェックする際、払戻要求の
管理IDに対応付けて管理しているすべての投票内容の
結果が確定している場合には、すべての投票内容および
その管理IDを削除して、払戻指示により記録媒体の管
理IDの削除を指示し、制御手段で、センタからの払戻
指示の通知により管理IDの削除が指示されている場合
は、記録媒体に記憶されている管理IDを削除するよう
にしてもよい。払戻の際、制御手段で、記録媒体に管理
IDが記憶されていない場合は、センタへの払戻要求を
通知しないようにしてもよい。
【0010】また、本発明にかかる他の投票システム
は、処理端末での利用者の操作に応じて、その処理端末
とセンタとの間で通信網を介してデータ通信を行うこと
により投票を行う投票システムであって、管理IDを記
憶し、通常は利用者に所持され、必要に応じて処理端末
に接続される記録媒体を備え、処理端末は、投票の際、
当該処理端末へ接続された記録媒体から管理IDを読み
出し、その管理IDおよび投票内容を含む投票要求をセ
ンタへ通知する制御手段を有し、センタは、投票資金と
なる貨幣価値残高を各管理IDごとに管理する記録媒体
管理手段と、投票要求の通知に応じて、その投票要求の
管理IDに対応する貨幣価値残高を投票資金として用い
て当該投票内容の投票を受け付ける投票管理手段とを有
し、記録媒体管理手段で、投票管理手段で受け付けた投
票の投票結果を管理IDに対応付けて管理するととも
に、その投票に要した投票資金分だけ貨幣価値残高を減
額するようにしてもよい。
【0011】また、本発明にかかる他の投票システム
は、処理端末での利用者の操作に応じて、その処理端末
とセンタとの間で通信網を介してデータ通信を行うこと
により配当金の払戻を行う投票システムであって、管理
IDを記憶し、通常は利用者に所持され、必要に応じて
処理端末に接続される記録媒体を備え、処理端末は、払
戻の際、当該処理端末へ接続された記録媒体から管理I
Dを読み出し、その管理IDを含む払戻要求をセンタへ
通知する制御手段を有し、センタは、処理端末からの払
戻要求の通知に応じて、その払戻要求の管理IDに対応
付けて管理している投票内容の的中をチェックし、的中
により得られた配当金分だけ当該管理IDに対応付けて
管理している貨幣価値残高を増額する記録媒体管理手段
を有し、記録媒体管理手段で、増額した新たな貨幣価値
残高を含む払戻指示を処理端末へ通知し、制御手段で、
センタからの払戻指示の通知に応じて、その払戻指示の
新たな貨幣価値残高を記録媒体へ書き込むようにしても
よい。
【0012】払戻の際、制御手段で、当該処理端末へ接
続された記録媒体から管理IDを読み出し、その管理I
Dを含む払戻要求をセンタへ通知するとともに、センタ
からの払戻指示の通知に応じて、その払戻指示の新たな
貨幣価値残高を記録媒体へ書き込み、記録媒体管理手段
で、処理端末からの払戻要求の通知に応じて、その払戻
要求の管理IDに対応付けて管理している投票内容の的
中をチェックし、的中により得られた配当金分だけ当該
管理IDに対応付けて管理している貨幣価値残高を増額
し、増額した新たな貨幣価値残高を含む払戻指示を処理
端末へ通知するようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態にかかる投票システムを示すブロック図である。この
投票システムは、センタ1、通信網2、処理端末3、お
よびカード(記録媒体)4から構成される。以下では、
この投票システムを競馬投票に適用した場合を例として
説明するが、これに限定されるものではなく、競馬投票
と同様の、例えば競艇や競輪などの投票システムとして
も利用できる。
【0014】センタ1は、専用回線、あるいは公衆電話
網や無線通信網などからなる通信網2を介して処理端末
3と接続され、処理端末3からの投票要求に応じてその
投票の受け付けを行う。そして、受け付けたすべての投
票を集計してオッズを算出したり、各レースの開催結果
に基づき配当を決定する。また、各レースの開催内容を
示す投票要項も作成する。
【0015】処理端末3は、競馬場や場外投票所に設け
られ、通信網2を介してセンタ1に接続し、投票すなわ
ち所望の投票券を購入する。カード4は、磁気カードや
ICカードなどの記録媒体から構成されており、処理端
末3での投票に用いる貨幣価値残高(電子貨幣価値情
報)や、センタ1でのカード管理処理に用いる各カード
固有の管理IDを記憶する。カード4は、通常、利用者
により携帯され、投票の際、利用者により処理端末3へ
挿入されて、貨幣価値残高や管理IDが読み取られる。
【0016】センタ1は、コンピュータを用いたサーバ
装置から構成されており、ソフトウェアにより実現され
る機能手段として、処理端末からの投票要求に応じてそ
の投票を受け付ける投票管理手段11と、投票により得
られた貨幣価値残高を各管理IDごとに管理するカード
管理手段12(記録媒体管理手段)とが設けられてい
る。
【0017】また、処理端末3は、通信機能を有するコ
ンピュータからなる情報通信端末から構成されている。
この処理端末3には、ソフトウェアにより実現される機
能手段として、加入者からの投票内容を受け付けて、セ
ンタ1へ投票を行う制御手段31が設けられている。こ
のほか、カード4との間で各種情報を読み書きするため
のカード処理手段32が設けられている。
【0018】次に、図2および図3を参照して、本発明
の第1の実施の形態にかかる投票システムの動作につい
て説明する。本実施の形態では、各カードの貨幣価値残
高を各カード自体で保持管理するものとし、センタ1で
は、受け付けた投票内容と的中により生じた配当金とを
各カードの管理IDに基づいて管理するようにしたもの
である。まず、図2を参照して、処理端末3を用いた投
票に関する動作について説明する。図2は第1の実施の
形態にかかる投票システムでの投票動作を示すシーケン
ス図である。以下では、投票を行う前に、予めカード3
内に貨幣価値残高が記録されているものとする。
【0019】利用者は、競馬場や場外投票所に設置され
ている処理端末3から投票を行う際、当該利用者が所持
するカード4をその処理端末3へ接続する。処理端末3
では、制御手段31により、カード処理手段32を用い
てこのカード4の接続に応じてカード4から貨幣価値残
高を読み出す(ステップ100)。このとき、カード4
に管理IDが記録されていればその管理IDも読み出
す。そして、利用者は、処理端末3を操作して、購入す
る投票券に関する開催場、レース番号、投票券の種類
(例えば、単勝式、複勝式、枠番連勝複式、馬番連勝複
式、拡大馬番連勝複式など)、投票番号(馬番や枠
番)、購入金額を入力する(ステップ101)。
【0020】その後の投票開始操作に応じて、処理端末
3は、通信網2を介してセンタ1へ接続し、投票要求と
して、上記操作入力に基づく投票内容と貨幣価値残高と
を送信する(ステップ102)。また、管理IDがカー
ド4から読み出されていればその管理IDも送信する。
センタ1では、処理端末3からの投票要求に応じて、カ
ード管理手段12において、その投票要求に管理IDが
付加されているかどうかチェックし、管理IDが付加さ
れてなければ新たな管理IDを付与する(ステップ10
3)。
【0021】続いて、その投票要求の投票内容と管理I
Dとに基づき、要求された投票券が当該カードの貨幣価
値残高で購入可能かどうかチェックし(ステップ10
4)、購入可能な場合は、投票管理手段11でその投票
が受け付けられる(ステップ105)。これに応じて、
カード管理手段12では、その内容を管理IDに対応付
けて記憶管理する(ステップ106)。また、その投票
で購入された投票券の購入金額を計算し、購入された投
票券を示す投票結果に上記購入金額分だけ、当該カード
の貨幣価値残高から減額し、管理IDに対応する新たな
貨幣価値残高を算出する(ステップ107)。
【0022】そして、上記投票の内容および新たな貨幣
価値残高を含む投票結果と、当該管理IDとが、通信網
2を介して処理端末3へ通知される(ステップ10
8)。処理端末3の制御手段31では、カード処理手段
32を用いてこの投票結果で通知された新たな貨幣価値
残高をカード4へ書き込む(ステップ109)。この
際、管理IDが新たに付与されたものであればその管理
IDもカード4へ書き込む。また、その投票内容と新た
な貨幣価値残高とを表示する。これにより、現金ではな
くカード4に予め格納されている貨幣価値残高を投票資
金として投票が行われる。
【0023】次に、図3を参照して、処理端末3を用い
た払戻に関する動作について説明する。図3は第1の実
施の形態にかかる投票システムでの払戻動作を示すシー
ケンス図である。利用者は、競馬場や場外投票所に設置
されている処理端末3で払戻を行う際、当該利用者が所
持するカード4をその処理端末3へ接続する。処理端末
3では、制御手段31により、カード処理手段32を用
いてこのカード4の接続に応じてカード4から貨幣価値
残高を読み出す(ステップ110)。このとき、カード
4に管理IDが記憶されていればその管理IDも読み出
す。
【0024】そして、利用者による払戻操作に応じて
(ステップ111)、センタ1へのアクセス要否を確認
する(ステップ112)。ここでは、管理IDがカード
4に登録されている場合にのみ、それ以前に投票が行わ
れておりセンタ1へのアクセスが必要であると判断され
る。このアクセス要の判断に応じて、カード4から読み
出した貨幣価値残高および管理IDを含む払戻要求を、
通信網2を介してセンタ1へ送信する(ステップ11
3)。
【0025】センタ1では、処理端末3からの払戻要求
に応じて、カード管理手段12において、当該管理ID
に対応して管理している投票内容のうち、すでにレース
結果が確定している投票内容について的中の有無をチェ
ックし、当該管理IDの配当金の有無を確認する(ステ
ップ114)。ここで、配当金が発生している場合は、
払戻要求で通知されたカード4の貨幣価値残高にその配
当金を加算して新たな貨幣価値残高を算出する(ステッ
プ115)。
【0026】その後、カード管理手段12では、当該管
理IDに対応して管理している投票内容のうち、それま
でにレース結果が確定している投票内容を削除するとと
もに配当金残高をゼロとする、投票内容の整理を行う
(ステップ116)。このとき、レース結果が確定して
いない投票内容があれば、当該管理IDに対応付けて継
続して管理し、すべての投票内容がすでに確定している
場合は、当該管理IDそのものを削除してその管理を終
了する。
【0027】そして、その払戻の内容および新たな貨幣
価値残高を含む払戻指示と、当該管理IDとを、通信網
2を介して処理端末3へ通知する(ステップ117)。
また、当該管理IDを削除した場合は、その払戻の内容
および新たな貨幣価値残高を含む払戻指示のみを処理端
末3へ通知する。
【0028】一方、処理端末3の制御手段31では、カ
ード処理手段32を用いてセンタ1からの払戻指示で通
知されたその新たな貨幣価値残高をカード4へ書き込む
(ステップ118)。このとき、未確定の投票内容がな
く、管理IDが通知されなかった場合は、カード4の管
理IDを消去する。また、その払戻の内容と新たな貨幣
価値残高とを表示する。これにより、投票により得られ
た配当金が、現金ではなくカードの貨幣価値残高として
払戻される。
【0029】このように、本実施の形態では、投票の
際、処理端末3では、接続されたカード4から貨幣価値
残高を読み出して投票内容とともにセンタ1へ通知する
ことにより投票要求を行い、センタ1でその貨幣価値残
高を投票資金として要求された内容の投票を受け付け
て、その投票に用いた分だけ貨幣価値残高を減額した
後、投票結果とともに処理端末3へ通知し、処理端末3
でその新たな貨幣価値残高をカード4へ書き込むように
したので、現金以外の方法で利用者が投票を行うことが
できる。
【0030】また、投票の際、センタ1で各カードに対
応する管理IDを付与して、その管理IDごとに投票内
容を管理するとともに、投票結果で管理IDを通知し
て、処理端末3で新たな貨幣価値残高とともにその管理
IDをカード4へ書き込むものとし、払戻の際、接続さ
れたカード4から貨幣価値残高と管理IDを読み取って
センタ1へ通知することにより払戻要求を行い、センタ
1での配当金処理により当該管理IDに配当金が生じて
いる場合は、その貨幣価値残高に配当金を加算した後、
払戻指示として処理端末3へ通知し、処理端末3でその
新たな貨幣価値残高をカード4へ書き込むようにしたの
で、現金以外の方法で利用者が払戻を行うことができ
る。
【0031】なお、投票の際、投票要求のあった管理I
Dに配当金が生じていた場合は、図2のステップ103
とステップ104との間で、例えば図3のステップ11
4〜ステップ116を実行し、投票要求に応じて払戻処
理も自動的に行うようにしてもよい。これにより、図2
のステップ104以降の投票処理において、その配当金
を貨幣価値残高に含めてカード4へ払戻することがで
き、その配当金を次の投票の投票資金として有効利用で
きる。
【0032】また、払戻の際、図3のステップ116に
おいて、カード管理手段12では、当該管理IDに対応
して管理している投票内容のうち、それまでにレース結
果が確定している投票内容を削除するとともに配当金残
高をゼロとし、すべての投票内容がすでに確定している
場合は、当該管理IDそのものを削除してその管理を終
了するようにしたので、センタ1での無用なカード管理
を省くことができ処理負担を軽減できる。さらに、セン
タ1で管理IDを削除した場合は、これを処理端末4へ
通知してカード4の管理IDも消去するようにしたの
で、カード4における管理IDの記録有無に基づき、セ
ンタ1における未確定の投票内容の有無を判断でき、払
戻の際、センタ1への無用なアクセスを抑制できる。
【0033】なお、すべての投票内容が確定している場
合でも、センタ1のカード管理手段12で管理IDを削
除せず、その管理IDを保持するようにしてもよい。こ
れにより、センタ1での管理IDの付与/削除に関する
処理や、カード4に対する管理IDの記録/消去を行う
必要がなくなり、センタ1および処理端末3での処理を
簡略化できる。
【0034】また、払戻の際、図3のステップ114に
おいて、配当金の確認を行う場合を例として説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば、レース結
果の確定に応じて、カード管理手段12により各管理I
Dごとに的中チェックを行って配当金残高を更新を行う
ようにしてもよい。これにより、利用者が処理端末3で
払戻操作を行う前に配当金を分配することができ、セン
タ1での払戻に関する決済処理を速やかに終了させるこ
とができる。
【0035】なお、カード4に貨幣価値残高を記録する
際、そのカード4に個別の制限として、記録できる貨幣
価値残高の上限が設けられている場合もある。このよう
な場合は、カード4に予め登録されている所定金融機関
の口座番号など、異なる払戻先へ、センタ1あるいは処
理端末3から通信網2を介して振込処理を行うようにし
てもよい。これにより、配当金が多額となりカード4へ
貨幣価値残高として記録できない場合にも対応できる。
【0036】以上では、カード4の貨幣価値残高のみを
用いて投票や払戻を行う場合を例として説明したがこれ
に限定されるものではなく、処理端末3に従来と同様の
現金処理手段を設け、投票や払戻の際、カード4と併用
できるようにしてもよい。これにより、例えば投票の
際、カード4の貨幣価値残高が足りない場合には処理端
末3で現金を投入することにより不足分を補うことがで
きる。また、払戻の際には、利用者の指定に基づき配当
金を含む貨幣価値残高の一部または全部を処理端末3か
ら現金で受け取ることもできる。
【0037】次に、図4〜図6を参照して、本発明の第
2の実施の形態にかかる投票システムについて説明す
る。本実施の形態では、投票資金として用いる各カード
の貨幣価値残高をセンタ1で保持管理するようにしたも
のである。まず、図4を参照して、処理端末3を用いた
投票に関する動作について説明する。図4は第2の実施
の形態にかかる投票システムでの投票動作を示すシーケ
ンス図である。以下では、投票を行う前に、予めセンタ
1に投票資金に用いる貨幣価値残高が管理IDと対応付
けて保持されており、カード4にはその管理IDが記録
されているものとする。
【0038】利用者は、競馬場や場外投票所に設置され
ている処理端末3から投票を行う際、当該利用者が所持
するカード4をその処理端末3へ接続する。処理端末3
では、制御手段31により、カード処理手段32を用い
てこのカード4の接続に応じてカード4から管理IDを
読み出す(ステップ140)。このとき、カード4に貨
幣価値残高が記録されていればその残高も読み出して表
示してもよい。そして、利用者は、処理端末3を操作し
て、購入する投票券に関する開催場、レース番号、投票
券の種類(例えば、単勝式、複勝式、枠番連勝複式、馬
番連勝複式、拡大馬番連勝複式など)、投票番号(馬番
や枠番)、購入金額を入力する(ステップ141)。
【0039】その後の投票開始操作に応じて、処理端末
3は、通信網2を介してセンタ1へ接続し、投票要求と
して、上記操作入力に基づく投票内容と管理IDとを送
信する。センタ1では、処理端末3からの投票要求に応
じて、カード管理手段12において、その投票要求の投
票内容と管理IDとに基づき、要求された投票券が当該
カードの貨幣価値残高で購入可能かどうかチェックし
(ステップ143)、購入可能な場合は、投票管理手段
11でその投票が受け付けられる(ステップ144)。
【0040】これに応じて、カード管理手段12では、
その内容を管理IDに対応付けて記憶管理する(ステッ
プ145)。また、その投票で購入された投票券の購入
金額を計算し、購入された投票券を示す投票結果に上記
購入金額分だけ、当該カードの貨幣価値残高から減額
し、管理IDに対応する新たな貨幣価値残高を算出する
(ステップ146)。
【0041】そして、上記投票の内容および新たな貨幣
価値残高を含む投票結果と、当該管理IDとが、通信網
2を介して処理端末3へ通知される(ステップ14
7)。処理端末3の制御手段31では、カード処理手段
32を用いてこの投票結果で通知された新たな貨幣価値
残高と管理IDとをカード4へ書き込む(ステップ14
8)。また、その投票内容と新たな貨幣価値残高とを表
示する。これにより、現金ではなくカード4の管理ID
と対応して予めセンタ1で管理されている貨幣価値残高
を投票資金として投票が行われる。
【0042】このように、本実施の形態では、投票の
際、処理端末3では、接続されたカード4から管理ID
を読み出して投票内容とともにセンタ1へ通知すること
により投票要求を行い、センタ1でその管理IDに対応
付けて管理している貨幣価値残高を投票資金として、要
求された内容の投票を受け付け、その投票に用いた分だ
け貨幣価値残高を減額して管理するようにしたので、現
金以外の方法で利用者が投票を行うことができる。
【0043】次に、図5を参照して、処理端末3からの
投票に関する動作について説明する。図5は第2の実施
の形態にかかる投票システムでの払戻動作を示すシーケ
ンス図である。利用者は、競馬場や場外投票所に設置さ
れている処理端末3で払戻を行う際、当該利用者が所持
するカード4をその処理端末3へ接続する。処理端末3
では、制御手段31により、カード処理手段32を用い
てこのカード4の接続に応じてカード4から管理IDを
読み出す(ステップ150)。このとき、カード4に貨
幣価値残高が記憶されていればその残高も読み出して表
示してもよい。
【0044】そして、利用者による払戻操作に応じて
(ステップ151)、その払戻操作により指定された払
戻金額およびカード4から読み出した貨幣価値残高を含
む払戻要求とその管理IDとを、通信網2を介してセン
タ1へ送信する(ステップ152)。センタ1では、処
理端末3からの払戻要求に応じて、カード管理手段12
において、各管理IDごとに管理しているすべての投票
内容に基づいて的中の有無すなわち配当金をチェックし
(ステップ153)、その的中に応じて当該管理IDに
対応して管理している貨幣価値残高をその配当金分だけ
増額する(ステップ154)。
【0045】ここで、当該管理IDの貨幣価値残高から
払戻金額分が払戻できる場合は、その貨幣価値残高から
払戻金額分を減算して新たな貨幣価値残高を算出する
(ステップ155)。そして、その払戻金額および新た
な貨幣価値残高を含む払戻指示が、通信網2を介して処
理端末3へ通知される(ステップ156)。
【0046】一方、処理端末3の制御手段31では、セ
ンタ1からの払戻指示に応じて、指示された払戻金額分
だけ、例えばカード4内の異なる記憶エリアで管理して
いる貨幣価値残高を増額するなど、貨幣価値残高を用い
た払戻を行い(ステップ157)、カード処理手段32
を用いてその新たな貨幣価値残高をカード4へ書き込む
(ステップ158)。また、その払戻の内容と新たな貨
幣価値残高とを表示する。これにより、センタ1で管理
されている貨幣価値残高の一部または全部が、処理端末
3から貨幣価値残高で払戻される。
【0047】このように、本実施の形態では、払戻の
際、接続されたカード4から管理IDを読み取って払戻
金額とともにセンタ1へ通知することにより払戻要求を
行い、センタ1でその管理IDに対応して管理している
貨幣価値残高に基づき、払戻金額分だけ払戻する払戻指
示を処理端末3へ通知し、処理端末3でその払戻金額分
の貨幣価値残高を払い戻すようにしたので、現金以外の
方法で利用者が配当金の払戻を行うことができる。
【0048】なお、投票の際、投票要求のあった管理I
Dに配当金が生じていた場合は、図4のステップ142
とステップ143との間で、例えば図5のステップ15
3,154を実行し、投票要求に応じて貨幣価値残高の
更新処理も自動的に行うようにしてもよい。これによ
り、図4のステップ143以降の投票処理において、そ
の配当金を貨幣価値残高に含めて処理することができ、
配当金を投票資金として有効利用できる。
【0049】また、払戻の際、図3のステップ153に
おいて、配当金の確認を行う場合を例として説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば、レース結
果の確定に応じて、カード管理手段12により各管理I
Dごとに的中チェックを行って貨幣価値残高の更新を行
うようにしてもよい。これにより、利用者が処理端末3
で払戻操作を行う前に配当金を分配することができ、セ
ンタ1での払戻に関する決済処理を速やかに終了させる
ことができる。
【0050】以上では、貨幣価値残高を用いて投票/払
戻する場合を例として説明したがこれに限定されるもの
ではなく、処理端末3に従来と同様の現金処理手段を設
け、貨幣価値残高と併用できるようにしてもよい。これ
により、例えば投票の際、センタ1の貨幣価値残高が足
りない場合には処理端末3で現金を投入することにより
不足分を補うことができる。また、払戻の際には、利用
者の指定に基づき配当金を含む貨幣価値残高の一部また
は全部を処理端末3から現金で受け取ることもできる。
【0051】本実施の形態では、予めセンタ1で管理し
ている貨幣価値残高へ投票資金を入金しておく必要があ
る。以下では、図6を参照して、貨幣価値残高の増額処
理について説明する。なお、センタ1とカード4には予
め管理IDがそれぞれ登録されているものとする。利用
者は、競馬場や場外投票所に設置されている処理端末3
から貨幣価値残高を増額する際、当該利用者が所持する
カード4をその処理端末3へ接続する。処理端末3で
は、制御手段31により、カード処理手段32を用いて
このカード4の接続に応じてカード4から管理IDを読
み出す(ステップ160)。このとき、カード4に貨幣
価値残高が記録されていればその残高も読み出して表示
してもよい。
【0052】また、利用者は、増額する投票資金として
貨幣価値を処理端末3へ投入する(ステップ161)。
この貨幣価値については、カード4の異なる記憶エリア
に格納されている貨幣価値残高や、オンラインで金融機
関から処理端末3へ入金した貨幣価値残高、さらには処
理端末3で投入された現金などを用いる。その後の増額
操作に応じて(ステップ162)、処理端末3は、通信
網2を介してセンタ1へ接続し、増額要求として、その
増額分と管理IDとを送信する(ステップ163)。
【0053】センタ1では、処理端末3からの増額要求
に応じて、カード管理手段12において、その投票要求
で通知された管理IDを管理しているかどうかチェック
し(ステップ164)、管理している場合は、その管理
IDと対応して管理している貨幣価値残高を上記増額要
求で指定された増額分だけ増額する(ステップ16
5)。そして、新たな貨幣価値残高を含む増額結果が、
通信網2を介して処理端末3へ通知される(ステップ1
66)。
【0054】処理端末3の制御手段31では、この増額
結果で通知された新たな貨幣価値残高をカード4へ書き
込む(ステップ167)。また、その投票内容と新たな
貨幣価値残高とを表示する。これにより、カード4の管
理IDと対応して予めセンタ1で管理されている貨幣価
値残高が増額される。
【0055】以上の各実施の形態では、処理端末3とし
て、競馬場や場外投票所に設置されている公衆端末を用
いる場合を例として説明したが、これに限定されるもの
ではなく、サービス提供者に対して登録した加入者が個
別に利用するコンピュータなどの加入者端末を用いる場
合にも、上記各実施の形態を適用でき、同様の作用効果
が得られる。また、処理端末3では、投票および払戻の
両方を行う場合について説明したが、これら投票および
払戻をそれぞれ専用の端末、例えば投票処理端末および
払戻処理端末で別個に行うようにしてもよい。
【0056】また、以上の各実施の形態において、処理
端末3からの投票要求や払戻要求に応じてセンタ1で投
票/払戻を行う際、上記投票要求や払戻要求を受け付け
る前に、処理端末3とセンタ1との間でカード4に対す
る正当性を判断するようにしもよい。例えば、カード4
に予め記録している正当性情報、例えばパスワードやカ
ード記録内容の改竄有無をチェックする情報を処理端末
3が読み取ってセンタ1へ送信し、センタ1でその正当
性情報を用いてカード4の正当性を検証すればよい。こ
れにより不正なカードの利用を防止できる。なお、正当
性情報として、上記管理IDや貨幣価値残高を用いて、
センタ1側で管理している情報と比較することにより正
当性を検証するようにしてもよい。
【0057】また、以上の各実施の形態では、カード4
と処理端末3との間、および処理端末3とセンタ1との
間で、各所情報をやり取りしているが、必要に応じてこ
れら情報のやり取りに暗号化方式を適用してもよい。こ
の暗号化方式としては、例えば公知の公開鍵暗号か方式
や秘密鍵暗号化方式を用いればよい。これにより、やり
取りする情報に対する盗聴や改竄を防止することができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる投
票システムは、投票の際、記録媒体で記憶する貨幣価値
残高を用いて処理端末から投票要求を行い、これをセン
タで受け付けて管理IDに対応してその投票内容を管理
するとともに、投票に用いた分だけ貨幣価値残高を減額
して処理端末へ通知し、処理端末ではその新たな貨幣価
値残高を記録媒体へ書き込むようにしたものである。ま
た、払戻の際、記録媒体で記憶する貨幣価値残高と管理
IDとを用いて処理端末から払戻要求を行い、これをセ
ンタで受け付けてその管理IDで管理している投票内容
の配当金分だけ貨幣価値残高を増額して処理端末へ通知
し、処理端末ではその新たな貨幣価値残高を記録媒体へ
書き込むようにしたものである。これにより、利用者が
現金を取り扱うことなく投票や払戻ができ、現金の取り
扱いに起因する利用者の作業負担や心的負担を削除でき
る。また、主催者側が多額の現金管理を行う必要もなく
なり、機械設備や人員配置に要する経済的負担を軽減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる投票システム
を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態にかかる投票システムの投
票動作を示すシーケンス図である。
【図3】 第1の実施の形態にかかる投票システムの払
戻動作を示すシーケンス図である。
【図4】 第2の実施の形態にかかる投票システムの投
票動作を示すシーケンス図である。
【図5】 第2の実施の形態にかかる投票システムの払
戻動作を示すシーケンス図である。
【図6】 第2の実施の形態にかかる投票システムの増
額動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1…センタ、11…投票管理手段、12…カード管理手
段、2…通信網、3…処理端末、31…制御手段、32
…カード処理手段、4…カード。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理端末での利用者の操作に応じて、そ
    の処理端末とセンタとの間で通信網を介してデータ通信
    を行うことにより投票を行う投票システムであって、 貨幣価値残高を記憶し、通常は利用者に所持され、必要
    に応じて前記処理端末に接続される記録媒体を備え、 前記処理端末は、投票の際、当該処理端末へ接続された
    記録媒体から貨幣価値残高を読み出し、その貨幣価値残
    高および投票内容を含む投票要求を前記センタへ通知す
    る制御手段を有し、 前記センタは、前記投票要求の通知に応じて、その投票
    要求の貨幣価値残高を投票資金として用いて当該投票内
    容の投票を受け付ける投票管理手段と、この投票管理手
    段で受け付けた投票の投票結果を所定の管理IDに対応
    付けて管理するとともに、その投票に要した投票資金分
    だけ前記貨幣価値残高を減額する記録媒体管理手段とを
    有し、 前記記録媒体管理手段は、減額した新たな貨幣価値残高
    および管理IDを含む前記投票結果を前記処理端末へ通
    知し、 前記制御手段は、前記センタからの投票結果の通知に応
    じて、その投票結果の新たな貨幣価値残高および管理I
    Dを前記記録媒体へ書き込むことを特徴とする投票シス
    テム。
  2. 【請求項2】 処理端末での利用者の操作に応じて、そ
    の処理端末とセンタとの間で通信網を介してデータ通信
    を行うことにより配当金の払戻を行う投票システムであ
    って、 貨幣価値残高と管理IDとを記憶し、通常は利用者に所
    持され、必要に応じて前記処理端末に接続される記録媒
    体を備え、 前記処理端末は、払戻の際、当該処理端末へ接続された
    記録媒体から貨幣価値残高および管理IDを読み出し、
    その貨幣価値残高および管理IDを含む払戻要求を前記
    センタへ通知する制御手段を有し、 前記センタは、前記処理端末からの払戻要求の通知に応
    じて、その払戻要求の管理IDに対応付けて管理してい
    る投票内容の的中をチェックし、的中により得られた配
    当金分だけその払戻要求の貨幣価値残高を増額する記録
    媒体管理手段を有し、 前記記録媒体管理手段は、増額した新たな貨幣価値残高
    を含む払戻指示を前記処理端末へ通知し、 前記制御手段は、前記センタからの払戻指示の通知に応
    じて、その払戻指示の新たな貨幣価値残高を前記記録媒
    体へ書き込むことを特徴とする投票システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の投票システムにおいて、 前記制御手段は、払戻の際、当該処理端末へ接続された
    記録媒体から前記貨幣価値残高と前記管理IDを読み出
    し、その貨幣価値残高および管理IDを含む払戻要求を
    前記センタへ通知するとともに、前記センタからの払戻
    指示の通知に応じて、その払戻指示の新たな貨幣価値残
    高を前記記録媒体へ書き込み、 前記記録媒体管理手段は、前記処理端末からの払戻要求
    の通知に応じて、その払戻要求の管理IDに対応付けて
    管理している投票内容の的中をチェックし、的中により
    得られた配当金分だけその払戻要求の貨幣価値残高を増
    額するとともに、増額した新たな貨幣価値残高を含む払
    戻指示を前記処理端末へ通知することを特徴とする投票
    システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または3記載の投票システムに
    おいて、 前記記録媒体管理手段は、前記処理端末からの投票要求
    に管理IDが含まれていない場合は、その投票内容に対
    応する新たな管理IDを発行して用いることを特徴とす
    る投票システム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の投票システムに
    おいて、 前記記録媒体管理手段は、投票内容の的中をチェックす
    る際、前記払戻要求の管理IDに対応付けて管理してい
    るすべての投票内容の結果が確定している場合には、す
    べての投票内容およびその管理IDを削除して、前記払
    戻指示により前記記録媒体の管理IDの削除を指示し、 前記制御手段は、前記センタからの払戻指示の通知によ
    り管理IDの削除が指示されている場合は、前記記録媒
    体に記憶されている管理IDを削除することを特徴とす
    る投票システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の投票システムにおいて、 前記制御手段は、払戻の際、前記記録媒体に管理IDが
    記憶されていない場合は、前記センタへの払戻要求を通
    知しないことを特徴とする投票システム。
  7. 【請求項7】 処理端末での利用者の操作に応じて、そ
    の処理端末とセンタとの間で通信網を介してデータ通信
    を行うことにより投票を行う投票システムであって、 管理IDを記憶し、通常は利用者に所持され、必要に応
    じて前記処理端末に接続される記録媒体を備え、 前記処理端末は、投票の際、当該処理端末へ接続された
    記録媒体から管理IDを読み出し、その管理IDおよび
    投票内容を含む投票要求を前記センタへ通知する制御手
    段を有し、 前記センタは、投票資金となる貨幣価値残高を各管理I
    Dごとに管理する記録媒体管理手段と、前記投票要求の
    通知に応じて、その投票要求の管理IDに対応する貨幣
    価値残高を投票資金として用いて当該投票内容の投票を
    受け付ける投票管理手段とを有し、 前記記録媒体管理手段は、前記投票管理手段で受け付け
    た投票の投票結果を前記管理IDに対応付けて管理する
    とともに、その投票に要した投票資金分だけ前記貨幣価
    値残高を減額することを特徴とする投票システム。
  8. 【請求項8】 処理端末での利用者の操作に応じて、そ
    の処理端末とセンタとの間で通信網を介してデータ通信
    を行うことにより配当金の払戻を行う投票システムであ
    って、 管理IDを記憶し、通常は利用者に所持され、必要に応
    じて前記処理端末に接続される記録媒体を備え、 前記処理端末は、払戻の際、当該処理端末へ接続された
    記録媒体から管理IDを読み出し、その管理IDを含む
    払戻要求を前記センタへ通知する制御手段を有し、 前記センタは、前記処理端末からの払戻要求の通知に応
    じて、その払戻要求の管理IDに対応付けて管理してい
    る投票内容の的中をチェックし、的中により得られた配
    当金分だけ当該管理IDに対応付けて管理している貨幣
    価値残高を増額する記録媒体管理手段を有し、 前記記録媒体管理手段は、増額した新たな貨幣価値残高
    を含む払戻指示を前記処理端末へ通知し、 前記制御手段は、前記センタからの払戻指示の通知に応
    じて、その払戻指示の新たな貨幣価値残高を前記記録媒
    体へ書き込むことを特徴とする投票システム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の投票システムにおいて、 前記制御手段は、払戻の際、当該処理端末へ接続された
    記録媒体から前記管理IDを読み出し、その管理IDを
    含む払戻要求を前記センタへ通知するとともに、前記セ
    ンタからの払戻指示の通知に応じて、その払戻指示の新
    たな貨幣価値残高を前記記録媒体へ書き込み、 前記記録媒体管理手段は、前記処理端末からの払戻要求
    の通知に応じて、その払戻要求の管理IDに対応付けて
    管理している投票内容の的中をチェックし、的中により
    得られた配当金分だけ当該管理IDに対応付けて管理し
    ている貨幣価値残高を増額し、増額した新たな貨幣価値
    残高を含む払戻指示を前記処理端末へ通知することを特
    徴とする投票システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010026642A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Toppan Forms Co Ltd 公営競技の投票システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010026642A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Toppan Forms Co Ltd 公営競技の投票システム

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