JP2003005958A - データ処理装置およびその制御方法 - Google Patents

データ処理装置およびその制御方法

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JP2003005958A
JP2003005958A JP2001191547A JP2001191547A JP2003005958A JP 2003005958 A JP2003005958 A JP 2003005958A JP 2001191547 A JP2001191547 A JP 2001191547A JP 2001191547 A JP2001191547 A JP 2001191547A JP 2003005958 A JP2003005958 A JP 2003005958A
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Takeshi Sato
武 佐藤
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Pacific Design Inc
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0421Multiprocessor system
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/22Pc multi processor system
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用処理ユニットVUと汎用処理ユニットP
Uを備えたVUPUプロセッサにおいて、さらに処理速
度の速いプロセッサを提供する。 【解決手段】 VUPUプロセッサ10においては、シ
ーケンシャルにVU命令とPU命令とが並んだプログラ
ム5から命令コードをフェッチし、同時発行が可能であ
る場合にはVU1とPU2にVU命令およびPU命令を
同時に発行する。これにより、コード効率を低下させず
に、VU1およびPU2に同時に命令を発行することが
可能となり、高速化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、専用処理ユニット
および汎用処理ユニットなどの複数の処理ユニットを備
えたデータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のマイクロプロセッサでは、動作周
波数を上げたり、データ処理のスループットを上げるた
めに、スーパーパイプライン技術、スーパースカラ技
術、LIW(長形式命令)、さらにはVLIW(超長形
式命令)などの方式が採用されている。スーパースカラ
方式は、プロセッサ内に複数のパイプラインを持ち、複
数の命令が同時にフェッチされ、デコードされた結果、
デコーダ内で並列に実行できる命令が見つけ出されると
後続のパイプラインステージに送られ並列処理される。
VLIW方式も複数のパイプラインを内蔵し、並列処理
を実行するが、並列実行の可能性はコンパイル時に行わ
れており、同時に発行される命令間に依存性がないこと
はコンパイラにより保障されている。
【0003】したがって、VLIW方式は、プロセッサ
における命令発行およびデコードの論理が単純化される
ので、コンパクトで低コストでありながら、高性能なプ
ロセッサを実現する方式として適している。また、並列
処理可能な処理ユニットが複数ある場合は、各々の処理
ユニットに対して命令を発行できるので、それらの処理
ユニットにおける処理を厳密に規定することができる。
したがって、クロック単位でリアルタイムな処理が要求
される画像処理、ネットワーク処理用のプロセッサを実
現するためにも適している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、VLI
W方式を採用すると、同時に発行される命令間に依存性
がないことを保障する必要がある。このため、複数の処
理ユニットに対して並列に命令を発行できない場合は、
ある処理ユニットにのみ命令を発行し、他の処理ユニッ
トに対してはNOPを発行するようにプログラミングす
る必要がある。したがって、プログラム効率(コード効
率)が低下する。このため、コード量が増加し、コード
RAMなどのコードメモリが浪費されやすく、この点で
は、コンパクトなプロセッサを実現するためには適して
いない。
【0005】一方、コンパクトで高性能なプロセッサを
実現するために、アプリケーションに特化したプロセッ
サの開発も進んでいる。例えば、画像処理、ネットワー
ク処理といった分野では各処理に特化した専用回路と、
その専用回路を駆動する専用命令を装着可能とし、個々
のアプリケーションの仕様に柔軟に対応できるプロセッ
サがコストパフォーマンス上有利である。そのようなプ
ロセッサについては本願出願人も、特開2000−20
7202号にて提案している。このプロセッサは、専用
処理ユニット(専用データ処理ユニット、以降において
はVU)と、汎用処理が可能な汎用処理ユニット(基本
実行ユニットあるいはプロセッサユニット、以降におい
てはPU)を備えており、PUをベースとした汎用処理
機能に加えて、ユーザの要求仕様に対応した処理に特化
したVU、すなわち、専用回路を極めて高い自由度で装
着でき、ユーザが定義した専用命令を実装することが可
能となっている。
【0006】このVUおよびPUを備えたプロセッサの
制御プログラムとしてVLIW方式を採用することは、
VUおよびPUにおける処理を厳密に規定できる点で好
ましい。しかしながら、専用回路を備えたVUでは、専
用命令(VU命令)により、たとえばシーケンサにより
専用回路化された一連の作業が開始されるので、VU命
令を一回発行するだけで、その後の数クロックあるいは
それ以上の間は、PUに対して汎用命令(PU命令)を
発行するだけでVUとPUとで並列に処理を実行でき
る。したがって、VLIW方式ではNOP命令が多すぎ
てコード効率が極端に悪化する。
【0007】このため、VU命令およびPU命令をシー
ケンシャルにコード化し、フェッチユニットでプログラ
ムに含まれたVU命令およびPU命令を順番にフェッチ
する方式が採用されている。そして、VU命令である
と、その命令あるいはそれをフェッチユニットの段階で
デコードした命令をVUに供給し、PU命令であると、
その命令あるいはそれをフェッチユニットの段階でデコ
ードした命令をPUに供給する。この方式はプログラム
のコード効率が非常に良く、コンパクトにまとめること
ができる。そして、1クロック毎にPU命令あるいはV
U命令がフェッチされ、それらがプログラムされた順番
にVUあるいはPUに供給され、VUおよびPUにおけ
る処理が実行されるので、VUおよびPUにおける処理
のタイミングをプログラムレベルで完全に制御すること
ができる。したがって、協調制御を行うための通信シス
テムや回路を設けなくてもVUおよびPUにおける処理
を、並列処理を含めて制御することができる。
【0008】しかしながら、VUとPUとに対して同時
にVU命令およびPU命令を発行することができず、V
U命令を発行するときはPUに対してNOP命令を発行
することによりタイミングを調整している。したがっ
て、VU命令とPU命令を同時発行するという点では、
VLIW方式が勝っており、実行速度の点ではVLIW
方式を採用することが好ましい。
【0009】そこで、本発明においては、コード効率の
点ではVU命令およびPU命令をシーケンシャルに並べ
た場合と同等に高く、実行速度の点ではVLIW方式を
採用した場合と同様に処理速度の速いデータ処理装置お
よびその制御方式を提供することを目的としている。そ
して、プログラムをコンパクトに纏めることができると
共に、実行速度がさらに速い、低コストでコンパクトな
データ処理装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、第1
のデータ処理を行う第1の処理ユニットと、第2のデー
タ処理を行う第2の処理ユニットとを備えたデータ処理
装置のプログラムを構成する、第1の処理ユニットに対
する第1種の命令と、第2の処理ユニットに対する第2
種の命令の少なくとも一方に、異種の命令と同時発行可
能であることを示す情報を含ませる。そして、コードメ
モリよりフェッチした命令コードが第1種の命令であれ
ば第1の処理ユニットに発行し、命令コードが第2種の
命令であれば第2の処理ユニットに発行し、さらに、後
続の命令コードが異種の命令で同時発行が可能であれば
第1種および第2種の命令を第1および第2の処理ユニ
ットのそれぞれに対し同時に発行するようにフェッチユ
ニットを構成する。
【0011】すなわち、本発明のデータ処理装置は、第
1のデータ処理を行う第1の処理ユニットと、第2のデ
ータ処理を行う第2の処理ユニットと、コードメモリよ
りフェッチした命令コードが第1の処理ユニットに対す
る第1種の命令であれば第1の処理ユニットに発行し、
命令コードが第2の処理ユニットに対する第2種の命令
であれば第2の処理ユニットに発行し、後続の命令コー
ドが異種の命令で同時発行が可能であれば第1種および
第2種の命令を第1および第2の処理ユニットのそれぞ
れに対し同時に発行するフェッチユニットとを有する。
また、本発明のデータ処理装置の制御方法は、コードメ
モリより命令コードをフェッチするステップと、命令コ
ードが、第1のデータ処理を行う第1の処理ユニットに
対する第1種の命令であれば第1の処理ユニットに発行
するステップと、命令コードが、第2のデータ処理を行
う第2の処理ユニットに対する第2種の命令であれば第
2の処理ユニットに発行するステップと、後続の命令コ
ードが異種の命令で同時発行が可能であれば第1種およ
び第2種の命令を第1および第2の処理ユニットのそれ
ぞれに対し同時に発行するステップとを有する。
【0012】本発明のデータ処理装置およびその制御方
法においては、プログラム中の第1種の命令は第1の処
理ユニットに発行され、第2種の命令は第2の処理ユニ
ットに発行されると共に、後続の命令コードが異種の命
令で同時発行が可能であれば第1種および第2種の命令
はVLIWのように第1および第2の処理ユニットのそ
れぞれに対し同時に発行される。したがって、第1種の
命令と、第2種の命令とが順番にフェッチされるように
含まれたプログラムであっても、後続の命令コードが異
種の命令で同時発行が可能であれば第1種および第2種
の命令を第1および第2の処理ユニットのそれぞれに対
し同時に発行することができる。このため、複数の処理
ユニットに対する命令を有するプログラムであっても、
プログラム中にNOP命令を含める必要がない。その一
方で、複数の処理ユニットに対する命令が接近あるいは
隣接しているときは、それらの命令を複数の処理ユニッ
トに対しVLIWと同様に同時に供給することができ、
処理速度を向上することができる。したがって、コード
効率の良いプログラムにより、VILW方式を採用した
のと同様の処理速度で複数の処理ユニットを制御するこ
とができる。
【0013】第1の処理ユニットの1つの例は、特定の
データ処理に適した専用回路を備えた専用処理ユニッ
ト、すなわちVUであり、第2の処理ユニットの1つの
例は、汎用のデータ処理に適した汎用処理ユニット、す
なわちPUである。したがって、本発明により、コード
効率の点では、上述したVU命令およびPU命令をシー
ケンシャルに並べた場合と同等に高く、実行速度の点で
はVLIW方式を採用した場合と同様に処理速度の速い
データ処理装置およびその制御方法を提供することがで
きる。そして、プログラムをコンパクトに纏めることが
できると共に、実行速度がさらに速い、低コストでコン
パクトなデータ処理装置を提供することができる。
【0014】さらに、フェッチユニットにおいて後続の
命令コードを同時に参照しようとするとデータバスのバ
ス幅を倍にし、コードメモリもそれに対応させる必要が
あり、ハードウェアの大幅な変更を伴う。したがって、
フェッチユニットには、コードメモリからフェッチした
少なくとも1つ命令コードを格納可能なフェッチレジス
タと、このフェッチレジスタに格納された第1の命令コ
ードおよびコードメモリからフェッチ可能な第2の命令
コードのいずれかを選択して第1および第2の処理ユニ
ットに発行可能な選択手段と、第1および第2の命令コ
ードの種類と同時発行性を判断して選択手段を制御する
手段とを設けることが望ましい。この構成であれば、命
令コードをフェッチレジスタにいったん格納し、コード
メモリから次の命令コードを出力させることにより、後
続の命令コードも同時に参照できる。したがって、コー
ドメモリからフェッチするバス幅を変えずに、本発明の
制御方法を採用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
についてさらに説明する。図1に、特定の処理に特化し
た専用処理ユニット(専用データ処理ユニット、以降で
はVU)1と、汎用的な構成の汎用処理ユニット(汎用
データ処理ユニットあるいはプロセスユニット、以降で
はPU)2とを備えたデータ処理装置(システムLSI
あるいはプロセッサ)10の概略構成を示してある。こ
のプロセッサ10は、VU1およびPU2にデコードさ
れた制御信号あるいは命令を供給するフェッチユニット
(以降ではFU)3を備えており、これらが1つのチッ
プ上に搭載されている。そして、同一チップ上あるいは
適当なバスで接続されたコードRAM4に記録された実
行形式のプログラムコード(マイクロプログラムコー
ド)5から命令コード(マイクロコード)をフェッチ
し、デコードステージ命令として出力する。RAM4に
記録されたプログラム5は、VU1における処理を規定
する専用命令(以下ではVU命令)と、PU2における
処理を規定する汎用命令(以下ではPU命令)とを備え
ており、FU3は、これらのVU命令、PU命令をデコ
ードしてVU1およびPU2にそれぞれ供給する機能を
備えている。
【0016】専用処理ユニットVU1は、ユーザ命令で
ある専用命令(VU命令)を実行するユニットであり、
VUデコードステージ命令φvをストアするレジスタ1
2と、VUデコードステージ命令φvをデコードし、そ
の命令φvで規定されたデータ処理に適した回路におけ
る処理を制御するデコードおよび実行制御回路11を備
えている。本例のVU1は、専用回路として、入出力の
データパスを切替可能なセレクタ論理を含み、VUレジ
スタへアクセス可能な第1の専用回路部15と、セレク
タ論理を含むVU演算器を備えた第2の専用回路部16
とを備えており、これらが結合して特定の演算処理に適
した回路を構成している。これらのVU演算器およびV
Uレジスタにより構成される専用回路15および16に
おける処理は、シーケンサあるいはハードワイヤードロ
ジックなどのハードウェアロジックにより制御あるいは
実行されるようになっており、特定のデータ処理に特化
しているのでフレキシビリティーは少ない。しかしなが
ら、専用回路化されているので、特定のデータ処理を高
速で実行できる。
【0017】汎用処理ユニットPUは、汎用命令あるい
は基本命令の実行ユニットであり、汎用プロセッサとほ
ぼ同じ構成が採用される。本例では、PUデコードステ
ージ命令φpをストアするレジスタ22と、PU命令φ
pをデコードし、ALUなどの汎用的な演算処理ユニッ
トを備えた回路の制御を行うデコードおよび実行制御回
路21を備えている。そして、汎用処理を行う回路は、
入出力のデータパスを切替可能なセレクタ論理を含み、
汎用レジスタ(PUレジスタ)へアクセス可能な第1の
汎用回路部25と、セレクタ論理とフラグ生成論理を含
み、汎用演算器を備えた第2の汎用回路部26と、セレ
クタ論理を含むデータRAMにアクセス可能な第3の汎
用回路部27との結合として捉えることが可能である。
【0018】また、VU1とPU2との間にはデータ転
送用の2つデータバスVUWDATA18と、VURD
ATA19と、これらのバスを用いてデータ転送する際
の制御を行うVU/PU制御信号Cvpを転送する信号
線が設けられている。
【0019】図2(a)に、プログラム5を構成する命
令セットのフォーマットを示してある。また、図2
(b)に、命令セットのフラグにより指示される命令の
種類を示してある。本例のプログラム5のインストラク
ションセット50は、2語長の不定長命令であり、1語
(ワード)が24ビットで構成されている。1ワード目
51の23ビットLは命令長を示すデータ51aであ
り、このデータ51aをデコードすることにより命令長
が判断できる。1ワード目51の22から21ビットは
並列実行フラグETを示すデータ51bであり、その次
の20ビット目のデータ51bがPU命令かVU命令か
を識別するフラグVを示すデータ51cとなっている。
PU命令のときはフラグ51cが「0」であり、VU命
令のときはフラグ51cが「1」にセットされる。
【0020】並列実行フラグETが「1X」のときで、
その命令が1ワード長のPU命令であるときに、後続の
命令がVU命令でかつ1ワード長であれば、本PU命令
と後続のVU命令とを同時に発行し、PU2およびVU
1で同時に実行させるための命令コードであることを示
す。すなわち、FU3でフェッチした命令50のフラグ
ETが「1X」で、ワード長Lが「0」、フラグVが
「0」であり、さらに、次にフェッチする命令50のワ
ード長Lが「0」で、フラグVが「1」のときに、それ
らのPU命令およびVU命令は、FU3からPU2およ
びVU1の各々に対し同時に発行される。
【0021】図3に、FU3の概略構成を示してある。
本例のFU3は、コードRAM4にフェッチアドレスを
出力するフェッチアドレス出力回路31と、コードRA
M4からフェッチした2ワード分の命令コード50を格
納可能なフェッチレジスタ32と、VU1に命令コード
を発行するためのVUデコードステージ命令レジスタ3
5と、PU2に命令コードを発行するためのPUデコー
ドステージ命令レジスタ36と、フェッチレジスタ32
に格納された命令コード(第1の命令コード)φ1およ
びコードRAM4からデータバス39により出力された
命令コード(第2の命令コード)φ2のいずれかを選択
してVUデコードステージ命令レジスタ35あるいはP
Uデコードステージ命令レジスタ36に格納する選択回
路34と、フェッチレジスタ32に格納された第1の命
令コードφ1とコードRAM4から取得可能な第2の命
令コードφ2の種類と同時発行性を判断して選択回路3
4を制御する制御回路33とを備えている。
【0022】フェッチアドレス出力回路31は、フェッ
チアドレスを格納するレジスタ31aと、そのフェッチ
アドレスに2ワード分のアドレスを加算して次のフェッ
チアドレスを演算する演算器31bと、次のフェッチア
ドレスをアドレスバス38に出力するセレクタ31cを
備えている。セレクタ31cには、さらに、PU2のP
U命令デコードおよび実行制御回路21からFU3に供
給される信号φnに含まれるリスタートアドレス、割り
込み分岐アドレス、分岐命令のとび先のアドレスさらに
復帰アドレスも入力されている。そして、FU3からP
U2に供給された命令コードφpをデコードした結果に
より、同じく信号φnに含まれる制御信号φncによ
り、いずれかのアドレスが選択されてアドレスバス38
に出力される。さらに、制御回路33の判定に基づい
て、VU1あるいはPU2に供給される命令コードの長
さ、同時発行の有無が反映される演算器31d、セレク
タ31e、レジスタ31fも設けられており、PU2に
供給されるデコードステージ命令ポインタφppを介し
てPU命令デコード部21に供給され、次のフェッチア
ドレスの要否を示す制御信号φncとしてフィードバッ
クされるようになっている。
【0023】フェッチレジスタ32は、コードRAM4
から48ビットのデータバス39に出力された2ワード
のデータを1ワード毎に格納できる2つのレジスタ(I
BR)32aおよび32bを備えている。したがって、
次の命令コードが2ワードであれば、フェッチレジスタ
に1つの命令コードを格納することができ、フェッチさ
れた2ワードの命令コードがワード毎に異なる命令コー
ドであればフェッチレジスタ32に2つの命令コードを
格納することが可能である。一方、コードRAM4のデ
ータバス(PCRDATA)39は、2ワード分のバス
幅(48ビット)を持っていると共に、PCRDATA
(23〜0)と、PCRDATA(47から24)の1ワ
ードづつに分けて処理できるようになっている。
【0024】選択回路34には3つのセレクタ34a、
34bおよび34cが用意されている。そして、これら
のセレクタ34a〜34cにレジスタ32aおよび32
b、データバス39の2ワード分のデータが1ワードづ
つ入力されており、これら4つのデータの中のいずれか
を選択して出力できるようになっている。セレクタ32
aは、VUデコードステージ命令レジスタ35の1ワー
ド目のレジスタ35aに選択された1ワードのデータを
格納し、セレクタ32bは、PUデコードステージ命令
レジスタ36の1ワード目のレジスタ36aに選択され
た1ワードのデータを格納する。そして、セレクタ32
cは、VUデコードステージ命令レジスタ35の2ワー
ド目のレジスタ35bまたはPUデコードステージ命令
レジスタ36の2ワード目のレジスタ36bに選択され
た1ワードのデータを格納する。
【0025】したがって、本例のFU3においては、2
ワード分のフェッチレジスタ32を設け、それらの出力
とデータバス39とを選択回路34の入力としている。
このため、2ワード分のバス幅のデータバス39によ
り、バス幅を広げずに、前後2ワードづつ、最大で4ワ
ードのデータから2ワードあるいは1ワードのVU命令
あるいはPU命令、さらには合計3ワードのVU命令お
よびPU命令を選択することができる。
【0026】一方、制御回路33には、各々のレジスタ
32aおよび32bに格納されたデータの各先頭MSB
4ビットの情報と、コードRAM4のデータバス(PC
RDATA)39の2ワード分、すなわち、PCRDA
TA(23〜0)とPCRDATA(47〜24)の各
先頭MSB4ビットの情報が供給されており、それらの
情報から各命令コードのデータ長(L)51a、同時実
行性(ET)51bおよび種別(V)51cの定義コー
ドをデコードし、それにしたがって各セレクタ34a、
34bおよび34cを制御する。
【0027】このように、本例のFU3においては、コ
ードRAM4に供給されたフェッチアドレスにより2ワ
ード幅のデータバス39に現れた2ワードのデータをフ
ェッチレジスタ32にラッチし、さらに、次のフェッチ
アドレスをコードRAM4に供給して、後続の2ワード
のデータをデータバス39に出力させることができる。
そして、これら4ワードのデータ全ての先頭MSB4ビ
ットの情報を制御回路33でデコードすることができ
る。このため、2ワードの可変長の命令コードがどのよ
うに組み合わされているとしても、少なくとも1つの命
令コードの先頭の1ワードはレジスタ32aまたは32
bに格納され、次の命令コードの先頭の1ワードはレジ
スタ32bまたは48ビットのデータバス39に現れ
る。したがって、連続する少なくとも2つの命令コード
50の先頭MSB4ビットを制御回路33でデコードす
ることができる。
【0028】この結果、上述した同時発行の条件であ
る、1ワード長のPU命令があり、かつ後続の命令が1
ワード長のVU命令であることを制御回路33で判断す
ることが可能である。そして、同時発行されるPU命令
は1ワード長であるので、同時に発行されるデータは最
大で3ワードとなる。すなわち、同時発行されるのは、
1ワード長のPU命令と1ワード長のVU命令、1ワー
ド長のPU命令と2ワード長のVU命令となる。このた
め、2ワード幅のデータバス39で2回連続してフェッ
チし、4ワード長のデータを得ることにより、同時に発
行可能なPU命令およびVU命令を確実に得ることがで
きる。さらに、3番目のセレクタ34cをPU命令とV
U命令の2ワード目をセットするために共用することが
できる。
【0029】図4に、FU3においてPU命令とVU命
令を発行する処理の概要をフローチャートにより示して
ある。まず、ステップ51で次の命令をフェッチする。
ステップ52で先頭MSBを解析し、PU命令であれば
ステップ53でPU命令をPUデコードステージ命令レ
ジスタ36にセットする。一方、VU命令であればステ
ップ56でVUデコードステージ命令レジスタ35にセ
ットする。そして、ステップ57で、デコードステージ
命令レジスタ35あるいは36にセットされたVU命令
φvまたはPU命令φpをVU1またはPU2に発行す
る。これらのVU命令φvまたはPU命令φpは、VU
1のデコードステージ命令レジスタ12またはPU2の
デコードステージ命令レジスタ22に格納され、VU1
またPU2で、それらの命令に規定された処理が実行さ
れる。
【0030】一方、ステップ52でフェッチされた命令
コードがPU命令であり、ステップ54で同時発行フラ
グ(ET)51bが同時発行可能になっている場合は、
ステップ55において後続の命令がVU命令であるか否
かを、フェッチレジスタ32bに格納されたデータまた
はデータバス39に現れたデータにより確認する。そし
て、VU命令であればステップ56で後続のVU命令を
VUデコードステージ命令レジスタ35にセットし、ス
テップ57でPU命令と同時に発行する。これにより、
後続のVU命令を発行するときにPU命令としてNOP
命令を挿入しないですむことになる。
【0031】すなわち、本例のFU3では、PU命令に
NOPを挿入させずに後続のVU命令と同時実行させる
ことが可能であり、そのために、FU3は、2ワード長
(バス幅を跨っている場合も含め)の命令を読み込んで
MSB4ビットの定義コードに従って先頭1ワードをP
U命令、後段2ワード目をVU命令に揃えてから、PU
2およびVU1の各命令デコードおよび実行制御部21
および11に供給している。
【0032】そして、そのための選択回路34が命令コ
ードRAM4と、各デコードおよび実行制御回路11お
よび21に命令コード(デコードステージ命令)をわた
すステージ命令用レジスタ35および36の間に設けら
れている。
【0033】図5に、VU1、PU2および本例のFU
3を備えた本例のVUPUプロセッサ(データ処理装
置)10において、VU命令およびPU命令(同時発行
フラグを含む)が順番に並んだプログラム5が処理され
ている様子を示してある。このVUPUプロセッサ10
は、3つのVU1a、VU1bおよびVU1cを備えて
いる。VU1aではVU1命令で6クロックの処理が開
始され、VU1bではVU2命令で3クロックの処理が
開始され、VU1cではVU3命令で5クロックの処理
が開始される。まず、FU3が最初のPU命令(PU−
inst1)をフェッチし、そのPU−inst1が1
ワードで同時発行フラグ(ET)51bがオンになって
いると、次のVU命令(VU1−instA)が同時に
発行される。その結果、PU2では、PU−inst1
により処理が行われ、同時に、VU1aが自己のVU命
令であるVU1−instAを認識し、6クロックの処
理を開始する。
【0034】次に、FU3が次のVU命令(VU2−i
nstB)をフェッチすると、このVU2−instB
は単独で発行され、PU2にはNOP命令が供給され
る。そして、VU1bは、自己のVU命令であるVU2
−instBを認識し、3クロックの処理を開始する。
【0035】FU3が次のPU命令(PU−inst
2)をフェッチし、そのPU−inst2が1ワードで
同時発行フラグ(ET)51bがオンになっていると、
次のVU命令(VU3−instC)が同時に発行され
る。その結果、PU2では、PU−inst2により処
理が行われ、同時に、VU1cが自己のVU命令である
VU3−instCを認識し、5クロックの処理を開始
する。このようにして、本例においては、PU−ins
t1とVU1−instAとが同時に発行され、また、
PU−inst2とVU3−instCとが同時に発行
される。この結果、プログラム5として提供されたPU
−inst1からPU−inst8までの3つのVU命
令を含んだ処理が9クロックで完了する。
【0036】これに対し、図6に示すように、同時発行
フラグを備えていない命令コードでプログラム95を作
成し、同時発行用の機能を備えていないFU93を採用
したVUPUプロセッサ90を想定する。このプロセッ
サ90においては、まず、FU93が最初のPU命令
(PU−inst1)をフェッチすると、そのPU−i
nst1をPU2に供給しPU2において処理が行われ
る。次に、VU命令(VU1−instA)をフェッチ
すると、VU1−instAが単独で発行され、PU2
にはNOPが発行される。この結果、VU1aが自己の
VU命令であるVU1−instAを認識し、6クロッ
クの処理を開始する。次に、FU93が次のVU命令
(VU2−instB)をフェッチすると、このVU2
−instBも単独で発行され、PU2にはNOP命令
が供給される。そして、VU1bは、自己のVU命令で
あるVU2−instBを認識し、3クロックの処理を
開始する。
【0037】FU93が次のPU命令(PU−inst
2)をフェッチすると、PU−inst2はPU2に単
独で発行される。次のVU命令(VU3−instC)
をフェッチすると、それが単独で発行され(PU2には
NOP)、VU1cが自己のVU命令であるVU3−i
nstCを認識し、5クロックの処理を開始する。この
ようにして、同時発行機能のないVUPUプロセッサ9
0においては、プログラム95として提供されたPU−
inst1からPU−inst8までの3つのVU命令
を含んだ処理が完了するのに11クロックが消費され
る。
【0038】このように、図6に示した同時発行機能の
ないVUPUプロセッサ90であると、マルチサイクル
のVU命令(VU1−instA)が発行される第2サ
イクル目からPU2とVU1aが並列処理に入り、VU
1−instAの最初のサイクルではPU2は処理を行
わない。これに対し、本例のVUPU10であると、第
1サイクル目からVU命令を発行可能であり、さらに、
VU命令の最初のサイクルでもPU2は並列処理が可能
である。したがって、VU命令と同時発行が可能である
ことを示す同時発行フラグを備えた命令コードでプログ
ラム5を作成し、さらに、PU命令とVU命令を同時に
発行する機能を備えたFU3を備えたVUPU10を採
用することにより、同じ処理を行うのに必要とされる全
体のサイクル数を低減することが可能となり、処理速度
のさらなる向上が図れる。
【0039】なお、本例では、PU命令とそれに続くV
U命令が1ワードづつワンセットになって同時発行の対
象となるために、図5に示した例においては、PU−i
nst1とVU1−instA、PU−inst2とV
U3−instCのペアが同時発行の対象となり、VU
2−instBはnopがPU側に発行されることにな
る。VU命令にも同時発行が可能であることを示す情報
を加えたり、VU命令をフェッチしたときに次のPU命
令の同時発行の可能性を探るように制御回路33を構成
することにより、VU2−instBも後続のPU命令
と同時発行することは可能であり、さらに処理時間を短
縮することが可能となる。
【0040】また、上述した命令コードのフォーマッ
ト、FU3の回路構成は一例であり、本発明は上記の例
に限定されない。また、同時発行可能な命令の合計の最
大長は3ワードに制限された例により説明しているが、
2つの2ワード命令を同時に発行することも可能であ
る。ただし、この場合は、2ワードづつフェッチしたと
きに前後3回でフェッチされるデータの中に2つの命令
がまたがって存在する可能性がある。したがって、デー
タバスのバス幅を増やし、フェッチレジスタの数も増や
す必要があり、ハードウェアは大きくなる。もちろん、
2命令に限らず、3命令以上を同時に発行するような構
成にすることも可能であるが、ハードウェアが大きくな
るわりに利用効率は低くなると考えられる。そして、本
例のVUPU10においては、命令出現頻度からみた時
に24ビットの命令長、すなわち、1ワード長命令がP
U命令の大半をしめる。したがって、上記のような構成
が、本発明の効果を充分に発揮でき、さらに、経済的な
構成であると言える。
【0041】すなわち、プログラム中ではシーケンシャ
ルに並んでいるVU命令とPU命令とが同時発行可能で
あれば、それらをレジスタに揃えて同時に発行すること
により、VLIW方式を採用した場合と同様にVUおよ
びPUにおける処理の時間差を解消することが可能であ
り、VUPUプロセッサとして処理速度を改善すること
ができる。その一方で、コード効率の点ではVU命令お
よびPU命令をシーケンシャルに並べてプログラムを構
成できるのでVLIW方式のようにコード効率が低下す
ることがない。したがって、プログラムの占める割合を
増やさずに、実行速度を向上することが可能となり、低
コストでコンパクトなデータ処理装置を提供することが
できる。
【0042】また、上述したVUPUプロセッサは、異
なる処理に適応した複数の処理ユニットを備えたデータ
処理装置の一例ではあるが、ユーザ仕様などに従い高速
化が必要とされる処理を専用回路化して実装することが
できるVUと、エラー処理などの汎用的な機能をサポー
トし、プログラムにより仕様変更などに対し極めて柔軟
に対応することができるPUとを備えており、プログラ
マブルな柔軟性と、専用回路による高速性とを併せもつ
プロセッサである。そして、本発明を適用することによ
り、柔軟性を犠牲にすることなく、コンパクトでさらに
高速なプロセッサとして提供することが可能であり、本
発明を適用するのに最も適したデータ処理装置の1つで
ある。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、上記にて説明し
たVUPUプロセッサは、プログラマブルな柔軟性と、
専用回路による高速性とを併せもち、VUはユーザ設計
が可能であり、ユーザ命令をVU命令として自由に組み
込むことができる自由度の高いセミカスタムプロセッサ
でもある。したがって、アプリケーション専用プロセッ
サとして高機能のシステムLSIを極めて短期間に低コ
ストで開発および製造することが可能である。そして、
本発明により、トータルの処理時間をさらに短縮ことが
可能となるので、画像処理やネットワーク処理などのリ
アルタイム応答性が要求されるアプリケーションにさら
に適したプロセッサとして提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理装置(プロセッサ)の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】図2(a)は命令フォーマットを示す図であ
り、図2(b)はフラグの内容を示す図である。
【図3】FU3の概略構成を示すブロック図である。
【図4】FU3における処理の概要を示すフローチャー
トである。
【図5】本例のFU3を備えたVUPUプロセッサによ
る処理の流れを示す図である。
【図6】同時発行機能を備えていないプロセッサによる
処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 専用処理ユニットVU 2 汎用処理ユニットPU 3 フェッチユニットFU 4 コードRAM 5 プログラム 10 プロセッサ(データ処理装置)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のデータ処理を行う第1の処理ユニ
    ットと、 第2のデータ処理を行う第2の処理ユニットと、 コードメモリよりフェッチした命令コードが前記第1の
    処理ユニットに対する第1種の命令であれば前記第1の
    処理ユニットに発行し、前記命令コードが前記第2の処
    理ユニットに対する第2種の命令であれば前記第2の処
    理ユニットに発行し、後続の前記命令コードが異種の命
    令で同時発行が可能であれば前記第1種および第2種の
    命令を前記第1および第2の処理ユニットのそれぞれに
    対し同時に発行するフェッチユニットとを有するデータ
    処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1の処理ユニ
    ットは、特定のデータ処理に適した専用回路を備えた専
    用処理ユニットであり、前記第2の処理ユニットは、汎
    用のデータ処理に適した汎用処理ユニットであるデータ
    処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記フェッチユニッ
    トは、前記コードメモリからフェッチした少なくとも1
    つ前記命令コードを格納可能なフェッチレジスタと、こ
    のフェッチレジスタに格納された第1の前記命令コード
    および前記コードメモリからフェッチ可能な第2の前記
    命令コードのいずれかを選択して前記第1および第2の
    処理ユニットに発行可能な選択手段と、前記第1および
    第2の命令コードの種類と同時発行性を判断して前記選
    択手段を制御する手段とを備えているデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 第1のデータ処理を行う第1の処理ユニ
    ットに対する第1種の命令と、第2のデータ処理を行う
    第2の処理ユニットに対する第2種の命令とが順番にフ
    ェッチされるように含まれたプログラムであって、前記
    第1種および第2種の命令の少なくとも一方は、異種の
    命令と同時発行可能であることを示す情報を含んでいる
    プログラム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第1の処理ユニ
    ットは、特定のデータ処理に適した専用回路を備えた専
    用処理ユニットであり、前記第2の処理ユニットは、汎
    用のデータ処理に適した汎用処理ユニットであるプログ
    ラム。
  6. 【請求項6】 コードメモリより命令コードをフェッチ
    するステップと、 前記命令コードが、第1のデータ処理を行う第1の処理
    ユニットに対する第1種の命令であれば前記第1の処理
    ユニットに発行するステップと、 前記命令コードが、第2のデータ処理を行う第2の処理
    ユニットに対する第2種の命令であれば前記第2の処理
    ユニットに発行するステップと、 後続の前記命令コードが異種の命令で同時発行が可能で
    あれば前記第1種および第2種の命令を前記第1および
    第2の処理ユニットのそれぞれに対し同時に発行するス
    テップとを有するデータ処理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記第1の処理ユニ
    ットは、特定のデータ処理に適した専用回路を備えた専
    用処理ユニットであり、前記第2の処理ユニットは、汎
    用のデータ処理に適した汎用処理ユニットであるデータ
    処理装置の制御方法。
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