JP2003005875A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2003005875A JP2001188525A JP2001188525A JP2003005875A JP 2003005875 A JP2003005875 A JP 2003005875A JP 2001188525 A JP2001188525 A JP 2001188525A JP 2001188525 A JP2001188525 A JP 2001188525A JP 2003005875 A JP2003005875 A JP 2003005875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成でありながら、データ記憶装置に
記憶されているデータの不正コピーを抑制する。 【解決手段】 CPU10とHDDコントローラ14と
の間はバス18によって接続され、HDDコントローラ
14とハードディスクドライブ19との間はバス22に
よって接続されている。ここで、バス22はHDDコン
トローラ14側がMSBとして出力したビットデータが
ハードディスクドライブ19側のLSBを入出力するた
めの接続端に供給するといった結線構成となっており、
これによりハードディスクドライブ19には本来のデー
タのビット列の順序と異なる順序のビット列のデータと
して記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像データや楽曲
データなどのコピーに制限が必要なデータ等を記憶する
のに好適なデータ記憶装置を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスクドライブといった
記憶装置の大容量化が著しい。楽曲や映像といったデー
タ量が多いコンテンツデータを記憶するために十分な容
量を有するハードディスクドライブが販売等されている
ため、ハードディスクドライブを搭載したAV(Audio/
Visual)機器も開発されている。
【0003】このようなAV機器では、正当に購買等す
ることにより取得した楽曲や映像等のコンテンツデータ
(ディジタルデータ)を内蔵するハードディスクドライ
ブに蓄積することができるようになっている。そして、
ユーザの指示等に応じて楽曲や映像を再生する場合に
は、当該ハードディスクドライブから指定されたコンテ
ンツデータを読み出し、読み出したデータに基づいて楽
曲や映像の再生処理を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにAV機器に内蔵されるハードディスクドライブにコ
ンテンツデータを記憶する場合には、次のような手法に
よりハードディスクドライブに蓄積されたコンテンツデ
ータが不正にコピーされてしまうこともあり得る。ま
ず、コンテンツデータが蓄積されたハードディスクドラ
イブをAV機器から取り外す。そして、当該ハードディ
スクドライブをパーソナルコンピュータ等に接続するこ
とにより、当該ハードディスクドライブに蓄積されたコ
ンテンツデータを読み出し、他の記憶装置等にコピーす
るといった手法である。
【0005】このようなハードディスクドライブを取り
外すといった作業を含む不正コピーを抑制するための手
法としては、AV機器のハードディスクドライブにコン
テンツデータを記録する際に暗号化したり、当該ハード
ディスクドライブ上でファイルを管理するファイルシス
テムとして特殊なファイルシステム(例えばFAT:File
Allocation Tableや、NTFS:NT File System等の汎用フ
ァイルシステム以外のファイルシステム)を用いる等が
考えられる。
【0006】しかしながら、コンテンツデータを暗号化
して記録する手法では、コンテンツデータを暗号化(読
み出す場合には復号化)するための構成(ハードウェア
もしくはソフトウェア)が必要となるといった構成の複
雑化を招くことになり、また暗号化(復号化)処理時間
を要するためにAV機器としてのコンテンツデータの記
録速度や読み出し速度といった能力が低下することにな
る。
【0007】また、汎用のファイルシステムを用いずに
特殊なファイルシステムを用いてハードディスクドライ
ブ上でファイルを管理する場合には、特殊なファイルシ
ステムを新たに開発する必要がある。また、特殊なファ
イルシステムを用いている場合には、汎用のファイルシ
ステムを用いて当該ハードディスクドライブを管理する
ことができなくなってしまう。
【0008】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、簡易な構成でありながら、データ記憶装置
の記録速度や読出速度の低下等の能力の低下を招くこと
なく、かつ汎用のファイルシステム等を用いてデータを
管理した場合にも当該データ記憶装置に記憶されている
データの不正コピーを抑制することが可能な電子機器を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る電子機器は、データを記憶するデータ
記憶装置と、前記データ記憶装置に記憶されたデータの
読み出し、および前記データ記憶装置へのデータの書き
込みを制御するデータ処理手段と、前記データ記憶装置
と前記データ処理手段の間を接続し、両者間で複数のビ
ット数のデータを並行して伝送するバスとを具備する電
子機器であって、前記バスは、並行して伝送できるビッ
ト数のデータのビット順序が入れ替わるように前記デー
タ処理手段と前記データ記憶装置とを結線していること
を特徴としている。
【0010】この構成によれば、データ処理手段からデ
ータ記憶装置にあるデータを伝送して記録する場合、バ
スによって本来のデータのビット列の順序と異なる順序
のビット列のデータとしてデータ記憶装置に供給されて
記録される。したがって、当該データ記憶装置をこの電
子機器から取り外して他の装置に接続し、このデータ記
憶装置に記録されているデータを読み出した場合にもそ
のデータは本来のデータとして利用することができず、
不正コピー等を抑制することができる。このようにバス
の結線構成によって不正コピーを抑制することができる
ので、記録するデータに対して暗号化処理を施す必要が
なく、暗号化に伴う処理時間の遅延等を抑制することが
できる。また、上記のような不正コピーの抑制のため
に、特殊なファイルシステムを用いてデータ記憶装置上
のデータ管理を行わなくてもよく、汎用のファイルシス
テムを用いることもできる。
【0011】また、本発明の別の態様に係る電子機器
は、データを記憶するデータ記憶装置と、前記データ記
憶装置に記憶されたデータの読み出し、および前記デー
タ記憶装置へのデータの書き込みを制御するデータ処理
手段と、前記データ記憶装置と前記データ処理手段の間
を接続し、両者間で複数のビット数のデータを並行して
伝送するバスと、前記データ記憶装置と前記データ処理
手段との間に接続され、前記バスによって並行して伝送
できるビット数のデータのビット順序が入れ替わるよう
に両者を結線する回路であり、その結線パターンが変更
可能な結線用回路とを具備することを特徴としている。
【0012】この構成によれば、データ処理手段からデ
ータ記憶装置にあるデータを伝送して記録する場合、結
線用回路およびバスによって本来のデータのビット列の
順序と異なる順序のビット列のデータとしてデータ記憶
装置に供給されて記録される。したがって、当該データ
記憶装置をこの電子機器から取り外して他の装置に接続
し、このデータ記憶装置に記録されているデータを読み
出した場合にもそのデータは本来のデータとして利用す
ることができず、不正コピー等を抑制することができ
る。このように結線用回路の結線パターンによって不正
コピーを抑制することができるので、記録するデータに
対して暗号化処理を施す必要がなく、暗号化に伴う処理
時間の遅延等を抑制することができる。また、上記のよ
うな不正コピーの抑制のために、特殊なファイルシステ
ムを用いてデータ記憶装置上のデータ管理を行わなてく
もよく、汎用のファイルシステムを用いることもでき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.第1実施形態 まず、図1は本発明の第1実施形態に係るオーディオ装
置100の全体構成を示すブロック図である。同図に示
すように、このオーディオ装置100は、互いにバス1
8を介して接続されるCPU(Central Processing Uni
t)10と、ROM(Read Only Memory)11と、RA
M(Random Access Memory)12と、CD−ROM(Co
mpact Disc Read Only Memory)ドライブ13と、HD
D(HardDisk Drive)コントローラ14と、通信インタ
ーフェース(I/F)15と、DSP(Digital Signal
Processor)16と、信号出力制御部17とを備えてい
る。本実施形態において、バス18としては16ビット
のバス幅のものが用いられ、バス18に接続された各要
素間で16ビットのデータを並行して伝送することがで
きるようになっている。なお、バス18のバス幅は16
ビットに限定されるものではなく、複数のビットを並行
して伝送できるものであればよく、32ビットバス等で
あってもよい。
【0014】CPU(データ処理手段)10は、オーデ
ィオ装置100の装置各部を制御する。ROM11に
は、DSP用の各種プログラムおよびDSP用のデー
タ、並びにオーディオ装置100の基本動作を司るファ
ームウェアプログラム、各種制御プログラム等が格納さ
れる。CPU10はこのCPU10に格納されたプログ
ラム等を読み出して様々な制御処理を実行する。RAM
12は、各種データを一時的に記憶してワーキングエリ
アとして機能する。
【0015】CD−ROMドライブ13は、CDに記録
されたディジタルデータを読み出し、当該オーディオ装
置100に取り込む。HDDコントローラ14は、バス
18に接続されるとともに、バス22を介してハードデ
ィスクドライブ(データ記憶装置)19に接続されてい
る。HDDコントローラ14は、CPU10の制御の
下、ハードディスクドライブ(HDD)19に対するデ
ータの記録、もしくはハードディスクドライブ19に格
納された読み出しを制御する。
【0016】通信インターフェース15は、外部の機器
とデータの授受を行うインターフェースである。例え
ば、通信インターフェース15を介して外部の各種ドラ
イブ装置、オーディオ機器、パーソナルコンピュータ等
の機器との間でデータの授受を行うことができる。ま
た、このオーディオ装置100は、通信インターフェー
ス15を介してインターネットやLAN(Local Area N
etwork)等の通信ネットワーク網に接続された機器との
間でデータの授受を行うことができる。
【0017】このオーディオ装置100では、CD−R
OMドライブ13から読み出した楽曲等を再生するため
のオーディオデータや、通信インターフェース15を介
して外部の装置から取得したオーディオデータをハード
ディスクドライブ19に格納することができるようにな
っている。
【0018】DSP16は、CPU10の制御の下、R
OM11に格納されたDSP用のプログラムやデータを
読み出し、ハードディスクドライブ19等から読み出し
たオーディオデータに対して効果付与等の各種処理を行
う。
【0019】信号出力制御部17は、上記のようにDS
P16によって効果付与等がなされたオーディオ信号を
アンプ20や図示せぬ信号出力端子等に出力する。アン
プ20は信号出力制御部17から供給されるオーディオ
信号を増幅し、増幅後のオーディオ信号をスピーカ21
に出力する。スピーカ21はアンプ20から供給される
オーディオ信号に応じて放音する。
【0020】本実施形態に係るオーディオ装置100
は、ユーザが購買する等して正当に取得した音楽CDを
CD−ROMドライブ13が読み取ることによりオーデ
ィオデータを取得することができ、また通信インターフ
ェース15を介して外部の装置(楽曲配信サービスを実
施するサーバ等)から購買する等の正当な権利に基づい
てオーディオデータを取得することができる。そして、
このように正当に取得したオーディオデータをハードデ
ィスクドライブ19に蓄積し、楽曲再生やオーディオデ
ータの出力を行う場合にはハードディスクドライブ19
に蓄積されたオーディオデータを読み出して用いること
ができるようになっている。
【0021】このようにオーディオ装置100は、ハー
ドディスクドライブ19にオーディオデータを蓄積して
利用することができるのでユーザにとって便利である
が、不正者によってハードディスクドライブ19がオー
ディオ装置100から取り外され、パーソナルコンピュ
ータ等に接続された場合に、ハードディスクドライブ1
9に蓄積されたオーディオデータが読み出されて他の記
憶装置や記録媒体に不正にコピーされる虞もある。本実
施形態に係るオーディオ装置100は、ハードディスク
ドライブ19が取り外されて記録しているデータが不正
コピーされてしまうことを抑制するための構成を有して
おり、以下、不正コピーを抑制するための構成について
詳細に説明する。
【0022】ここで、図2はオーディオ装置100にお
けるCPU10と、HDDコントローラ14およびハー
ドディスクドライブ19との間でデータを伝送する構成
を示す図である。同図に示すように、CPU10とHD
Dコントローラ14との間は16ビットのバス幅を有す
るバス18によって結線されており、HDDコントロー
ラ14とハードディスクドライブ19との間も、バス1
8と同様の16ビットのバス幅を有するバス22によっ
て結線されている。
【0023】CPU10とバス18との間を接続するバ
ス18は、通常の一般的なバスの結線構成と同様であ
り、CPU10からHDDコントローラ14にD0,D
1,D2……D15といった順序のビット列のデータを
伝送した場合、これを受け取るHDDコントローラ14
においてはD0(1ビットの信号を意味する),D1,
D2……D15といった順序でデータを受け取る。
【0024】一方、HDDコントローラ14とハードデ
ィスクドライブ19との間を接続するバス22は、結線
構成がクロスしており、HDDコントローラ14からハ
ードディスクドライブ19にD0,D1,D2……D1
5といった順序のビット列のデータを伝送した場合、こ
れを受け取ったハードディスクドライブ19においては
D15,D14,D13……D0といった順序でデータ
として認識されることになる。すなわち、バス22の結
線パターンは、HDDコントローラ14側の最上位ビッ
ト(MSB:Most Significant Bit)のデータを入出力
するための接続端と、ハードディスクドライブ19で最
下位ビット(LSB:Least Significant Bit)とを入
出力するための接続端とを結線するといったようにバス
幅分のビット列の順序を反転するような結線パターンと
なっているのである。このようにビット列の順序を反転
させるバス22は、例えばHDDコントローラ14を実
装している基板上の配線パターンによって形成すること
ができる。
【0025】上記のようなバス22を用いてHDDコン
トローラ14とハードディスクドライブ19の間を結線
した場合には、D0,D1.D2……D15といった順
序のビット列のデータがCPU10からHDDコントロ
ーラ14を介してハードディスクドライブ19に供給さ
れると、図3に示すようにハードディスクドライブ19
には、本来LSBとしてCPU10から送信されたビッ
トデータD15がMSBを入力する接続端に供給され
る。このため、ハードディスクドライブ19では、当該
ビットデータD15がMSBを記録すべきエリアA0に
書き込まれることになる。また、本来15番目のビット
データであるD14が2番目のビットデータを入力する
接続端に供給される。このため、ハードディスクドライ
ブ19では、当該ビットデータD14が2番目のデータ
であると認識され、2番目のビットデータを記録すべき
エリアA1に書き込まれることになる。以下、同様に本
来14番目のビットデータであるD13が3番目のビッ
トデータを記録すべきA2に、本来13番目のビットデ
ータであるD12が4番目のビットデータを記録すべき
A3に書き込まれるといったように他の入力ビットデー
タもCPU10側で認識する順序と逆の順序のビットデ
ータとしてハードディスクドライブ19の所定の記録エ
リアに書き込まれることになる。
【0026】なお、上記のようにハードディスクドライ
ブ19には、CPU10やHDDコントローラ14側が
認識している順序とは異なる順序のビット列のデータと
して記録されるが、記録データ以外のデータ(例えば、
CPU10やHDDコントローラ14がハードディスク
ドライブ19をコントロールするためのコントロールコ
マンドやステータス情報等の制御データ等)もビット列
の順序が入れ替えられて供給されることになる。したが
って、本実施形態におけるハードディスクドライブ19
では、内蔵コントローラによるコントロールデータのレ
ジスタビット定義を入れ替える順序に対応したものに設
定しておけばよい。このようにすることにより、HDD
コントローラ14から出力した本来のデータとはビット
列の順序が異なるコントロールデータをハードディスク
ドライブ19が受け取った場合にも、そのコントロール
データを本来のビット列の順序のデータとして取り扱う
ことができる。
【0027】このようにCPU10から供給されたデー
タ(オーディオデータ等)は、CPU10で認識してい
る本来の順序と異なる順序のビット列のデータとしてハ
ードディスクドライブ19に記録される。このように順
序が変更されてハードディスクドライブ19に記録され
たデータを読み出す場合には、CPU10はHDDコン
トローラ14を介してハードディスクドライブ19の内
蔵コントローラに対してユーザ等に指定されたデータの
読み出しを指示する。この指示を受けたハードディスク
ドライブ19では、内蔵コントローラが、その記録エリ
アに格納されているビットデータを順次出力することに
なる。ここで、ハードディスクドライブ19において
は、記録エリアA0はMSBのビットデータを記録する
エリアであり、記録エリアA1は2番目のビットデータ
を記録するエリアであり、記録エリアA2,A3……A
15は、各々3番目、4番目……16番目のビットデー
タを記録するエリアである。したがって、ハードディス
クドライブ19の内蔵コントローラは、記録エリアA
0,A1,A3……A15といった順序で各々のエリア
に格納されているビットデータを出力するのである。し
たがって、ハードディスクドライブ19からはビットデ
ータD15がMSBを出力するためのバス22との接続
端に供給され、ビットデータD14が2番目のビットデ
ータを出力するためのバス22との接続端に供給され
る。同様に、ビットデータD13……D1,D0といっ
た順序のビット列のデータとなるように各々のビットデ
ータを出力すべき順序に対応する接続端に供給される。
【0028】このようなD15,D14,D13……D
0といった順序のデータとしてハードディスクドライブ
19から出力されたビット列のデータは各々バス22に
よって16ビット毎に並行してHDDコントローラ14
に伝送されることになる。本実施形態ではバス22は、
上述したようにその結線構成が16ビットのビット順序
を反転するような構成となっているので、ハードディス
クドライブ19から上記のD15,D14,……D0と
いった順序のビット列のデータとして出力されたビット
データは、HDDコントローラ14においてはその順序
が反転されたビット列のデータとして入力されることに
なる。すなわち、HDDコントローラ14では、MSB
を入力するためのバス22との接続端にビットデータD
0が供給され、2番目のビットデータを入力するための
接続端にビットデータD1が供給される。同様に、ビッ
トデータD2,D3……D15といった順序のビット列
のデータとして認識されるように各ビットデータが対応
する順序のビットデータを入力するための接続端に供給
される。したがって、本来のデータとは順序が反転され
た状態でハードディスクドライブ19に記録されたデー
タは、HDDコントローラ14においては本来の順序の
ビット列のデータとして認識され、本来の順序のビット
列のデータとしてバス18を介してCPU10に供給さ
れる。これにより、CPU10では、ハードディスクド
ライブ19から読み出したデータを、ビット列の並び替
え等の処理を行うことなく、そのまま楽音再生処理等に
用いることができるのである。
【0029】一方、図4に示すように、ハードディスク
ドライブ19とHDDコントローラ14との間を通常の
一般的なバスと同様の結線構成を有するバス22’を用
いて接続した場合には、図5に示すように、ハードディ
スクドライブ19においては、CPU10からMSBと
して送信されたビットデータD0がMSBであると認識
され、MSBを記録すべきエリアA0に書き込まれるこ
とになる。またCPU10から2番目のビットデータと
して送信されたD1が2番目のビットデータを記録すべ
きエリアA1に記録される。さらに、本来3番目のビッ
トデータであるD2が3番目のビットデータを記録すべ
きA2に、本来4番目のビットデータであるD3が4番
目のビットデータを記録すべきA3に書き込まれるとい
ったように他のCPU10から出力されたビットデータ
がその順序のビットデータとしてハードディスクドライ
ブ19の所定の記録エリアに書き込まれることになる。
【0030】このように本実施形態に係るオーディオ装
置100では、通常の一般的なバス22’を用いてHD
Dコントローラ14とハードディスクドライブ19との
間を接続した場合とは異なり、CD−ROMドライブ1
3や通信インターフェース15により取得されたオーデ
ィオデータ等が本来のビットストリームデータとは異な
る順序のビット列のデータとしてハードディスクドライ
ブ19に記録されることになる。したがって、このハー
ドディスクドライブ19のみがオーディオ装置100か
ら取り外され、他の機器(例えば、パーソナルコンピュ
ータ等)に接続された場合にも、ハードディスクドライ
ブ19に記録されたデータが読み出されて不正コピーさ
れてしまうことを抑制できる。より具体的に説明する
と、図3に示すように本実施形態に係るオーディオ装置
100においては、ハードディスクドライブ19には本
来D0,D1,D2……D15といった順序のデータ
が、D15D、D14……D0といった順序のデータと
して記録されている。したがって、図6に示すように、
このハードディスクドライブ19をオーディオ装置10
0から取り外して通常の一般的なバス22’を用いて他
装置150内のHDDコントローラ151と接続した場
合には、ハードディスクドライブ19からはD15,D
14,D13……D0といった順序のデータがバス2
2’に出力される。このため、バス22’を介してハー
ドディスクドライブ19からのデータを受け取ったHD
Dコントローラ151では、D15,D14,D13…
…D0といった本来の順序とは異なる順序のデータとし
て認識し、このような本来と順序の異なるデータとして
CPU152等に出力してしまう。したがって、この他
装置150では、ハードディスクドライブ19に記録さ
れているデータを利用することができず、ハードディス
クドライブ19に記録されたデータのコピー等の使用を
抑制することができるのである。
【0031】また、本実施形態に係るオーディオ装置1
00では、上述したようにハードディスクドライブ19
に記録されたデータの不正コピー等を抑制することがで
きるが、このような不正コピーの抑制を、バス22の結
線構成を上記のようにビットの順序が入れ替わるように
するといった簡易な構成で実現することができる。この
ようなバス22の結線構成は、通常の一般的なバスのパ
ターンと異なる配線パターンを基板上に作製するといっ
た新たな工程等を必要としない簡易な作業で実現するこ
とができる。
【0032】また、本実施形態では、ハードディスクド
ライブ19に記録されたデータの不正コピーを抑制する
ために、CPU10やHDDコントローラ14はデータ
の暗号化や並び替えなどのデータ変換処理を行ったりす
る必要がない。したがって、ハードディスクドライブ1
9からのデータの読み出し速度や、書き込み速度が暗号
化(復号)等の処理によって遅延することがない。ま
た、本実施形態では、ハードディスクドライブ19のデ
ータ管理のための特殊なファイルシステムを開発する必
要がなく、汎用のファイルシステムを用いてハードディ
スクドライブ19上のファイル管理を行った場合にも、
データの不正コピーを抑制することができる。
【0033】なお、上述した第1実施形態では、バス2
2は、HDDコントローラ14とハードディスクドライ
ブ19との間で伝送されるデータのビット列の順序が反
転するような結線構成となっていたが、このような結線
構成に限らず、HDDコントローラ14とハードディス
クドライブ19との間でデータのビット列の順序が異な
るようなデータ伝送を行える結線構成であればよい。例
えば、図7に示すように、HDDコントローラ14側で
はD0,D1,D2,D3……D15といった本来の順
序のデータとして認識され、ハードディスクドライブ1
9側ではD7,D6,D5……D0,D15,D14…
…D8といった順序のデータとして認識されて記録され
るような結線構成のバス32を用いるようにしてもよ
い。また、図8に示すように、HDDコントローラ14
側ではD0,D1,D2,D3……D15といった本来
の順序のデータとして認識され、ハードディスクドライ
ブ19側ではD15,D0,D1,D2……D14とい
ったように本来のデータの順序からシフトした順序のデ
ータとして認識されて記録されるような結線構成のバス
42を用いるようにしてもよい。また、このように順序
を反転したり、シフトしたりする以外にも、ハードディ
スクドライブ19側でばらばらの順序のデータとして記
録されるような結線構成であってもよく、本来のデータ
のビット列の順序と異なる順序のビット列のデータとし
てハードディスクドライブ19で認識されるようなもの
であればよい。
【0034】B.第2実施形態 次に、図9は本発明の第2実施形態に係るオーディオ装
置200の全体構成を示す。なお、第2実施形態におい
て、上記第1実施形態と共通する構成要素には、同一の
符号を付けて、その説明を省略する。
【0035】図9に示すように、第2実施形態に係るオ
ーディオ装置200は、第1実施形態のオーディオ装置
100の構成に加え、バス18に接続されるフラッシュ
メモリ210と、バス22aとバス22bとの間に設け
られる結線用回路211とを備えている。第2実施形態
に係るオーディオ装置200おいても、上記第1実施形
態と同様、CPU10の制御の下、CD−ROMドライ
ブ13や通信インターフェース15によって取得された
データ(楽曲再生のためのオーディオデータ等)を、不
正コピー等を抑制可能な状態でハードディスクドライブ
19に記録することができるようになっている。以下、
このようなハードディスクドライブ19とCPU10と
の間でのデータ伝送に着目した構成について図10およ
び前掲図9を参照しながら説明する。
【0036】第2実施形態におけるオーディオ装置20
0では、CPU10とHDDコントローラ14との間は
16ビットのバス幅を有するバス18によって結線され
ている点では上記第1実施形態と同様であるが、HDD
コントローラ14とハードディスクドライブ19との間
は、16ビットのバス幅を有するバス22aおよびバス
22bと、これらの間に接続される結線用回路211と
によって結線されている。
【0037】結線用回路211は、バス22aおよびバ
ス22bとの間の16本の結線を構成する回路であり、
構成する結線パターンがCPU10の制御によって変更
可能になされている。このような結線パターンを変更可
能な結線用回路211としては、PLD(Programmable
Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate
Array)といったプログラミングによって構成を定義で
きる回路要素を用いることができる。
【0038】フラッシュメモリ(パターン情報記憶手
段)210には、ハードディスクドライブ19に記録す
る所定の単位データ(以下では、1つの楽曲データを構
成するファイルとする)を識別するための識別情報と、
当該識別情報によって識別されるファイルを記録した際
の結線用回路211の結線パターンを示すパターン情報
とを対応付けて記憶するエリアが用意されている。な
お、本実施形態では、識別情報およびパターン情報を格
納する記録媒体としてフラッシュメモリ210を用いて
いるが、これに限るものではなく、データを記録するハ
ードディスクドライブ19以外の書き換え可能な記録媒
体であればよく、他のハードディスク、RAM、フロッ
ピー(登録商標)ディスク等の種々の媒体を用いること
ができる。
【0039】第2実施形態においてはCPU10は、R
OM11に格納されているデータ記録読出処理プログラ
ム群を実行することにより、ハードディスクドライブ1
9にのデータを記録する時、およびハードディスクドラ
イブ19に記録されたデータを読み出す時に、以下のよ
うな処理を行う。
【0040】まず、CD−ROMドライブ13や通信イ
ンターフェース15によって取得されたある1つの楽曲
を再生するためのオーディオデータのファイルをハード
ディスクドライブ19に記録する際には、CPU10は
当該ファイルを識別するための識別情報をフラッシュメ
モリ210の識別情報を格納するエリアに書き込むとと
もに、このエリアに対応したパターン情報を記録するエ
リアに当該ファイルを記録する際の結線用回路211の
結線パターンを示す情報を書き込む。ここで、記録する
際の結線用回路211の結線パターンは、CPU10が
予め用意されている複数の結線パターンの中から乱数等
を用いて適宜選択するようにすればよい。このように用
意する複数の結線パターンとしては、上記第1実施形態
と同様にビット列の順序が反転するようなパターン、ハ
ードディスクドライブ19においてD7,D6,D5…
…D0,D15,D14……D8といった順序のデータ
として認識されて記録されるような結線パターン(図7
参照)、ハードディスクドライブ19においてD15,
D0,D1,D2……D14といったように本来のデー
タの順序からシフトした順序のデータとして認識されて
記録されるような結線パターン(図8参照)、ハードデ
ィスクドライブ19でばらばらの順序のデータとして認
識されるような結線パターン等があり、このような種々
のパターンを用意しておけばよい。
【0041】なお、結線パターンの選択は、上記のよう
に乱数等を用いてCPU10が選択するようにしてもよ
いが、ユーザの指示にしたがってCPU10が結線パタ
ーンを選択するようにしてもよく、その選択方法は任意
である。
【0042】フラッシュメモリ210に識別情報および
パターン情報を書き込むと、CPU10は予めROM1
1等に格納されている識別情報記録用の結線パターンに
結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用
回路211に出力し、記録しようとするファイルの識別
情報を表すビット列のみをHDDコントローラ14、バ
ス22a、結線用回路211およびバス22bを介して
ハードディスクドライブ19に出力する。これにより、
ハードディスクドライブ19には、結線用回路211に
設定された識別情報記録用結線パターンによって順序が
コントロールされた識別情報を表すビット列が記録され
る。ここで、識別情報記録用結線パターンとしては、順
序を変更しないようなパターン、つまり一般的なバス接
続と同様の結線構成となるパターンであってもよいし、
ビット列の順序が反転するようなパターンであってもよ
く、そのパターンは任意である。
【0043】このように識別情報のハードディスクドラ
イブ19への記録が終了すると、CPU10は、フラッ
シュメモリ210のパターン情報格納エリアに書き込ん
だ結線パターン情報に示されるパターンに結線用回路2
11が設定されるように制御信号を結線用回路211に
出力し、結線用回路211の結線パターンを設定する。
このように結線用回路211の結線パターンを設定する
と、CPU10は当該ファイルのデータをHDDコント
ローラ14を介してハードディスクドライブ19に出力
する。例えば、図10に示すように、結線用回路211
に設定された結線パターンが上記第1実施形態と同様
に、ビット列の順序を反転させるような結線パターンで
ある場合には、CPU10からD0,D1.D2……D
15といった順序のビット列で出力したデータが、ハー
ドディスクドライブ19においてはD15,D14D,
D13……D0といった順序が反転したデータとして認
識され、上記第1実施形態と同様(図3参照)、順序が
反転したデータとして記録されることになる。
【0044】一方、ハードディスクドライブ19に記録
されたデータを読み出す際には、まずCPU10は、ユ
ーザによって読み出しを指定されたファイルの識別情報
を読み出すようにHDDコントローラ14を介してハー
ドディスクドライブ19を制御する。ここで、このよう
なハードディスクドライブ19に読み出しを指示すると
いったコントロールデータを供給する場合には、CPU
10は予め用意されているコントロールデータ送信用の
結線パターンに結線用回路211が設定されるように制
御信号を結線用回路211に出力し、このコントロール
データ送信用の結線パターンに結線用回路211が設定
された状態でコントロールデータのビット列のデータを
ハードディスクドライブ19に送信する。これにより、
ハードディスクドライブ19には、結線用回路211に
設定されたコントロールデータ送信用結線パターンによ
って順序が制御されたコントロールデータを表すビット
列が供給される。ここで、コントロールデータ送信用結
線パターンとしては、順序を変更しないようなパター
ン、つまり一般的なバス接続と同様の結線構成となるパ
ターンであってもよいし、ビット列の順序が反転するよ
うなパターンであってもよく、そのパターンは任意であ
るが、このパターンによってビット列の順序が変更され
る場合には、変更されたビット列のデータに示される制
御指令をハードディスクドライブ19の内蔵コントロー
ラが理解できるようにレジスタビット定義を入れ替える
順序に対応したものに設定しておく必要がある。
【0045】このようにコントロールデータをハードデ
ィスクドライブ19に送信すると、CPU10は上述し
た識別情報記録用の結線パターンに結線用回路211が
設定されるように制御信号を結線用回路211に出力
し、結線用回路211を識別情報記録用結線パターンに
設定する。この結果、指定されたファイルを識別する識
別情報を表すデータのビット列がハードディスクドライ
ブ19から読み出され、本来のビット列と全く同様の順
序のビット列のデータ(本来のデータ)としてCPU1
0に供給される。例えば、識別情報記録用結線パターン
として、ビット列の順序を変更しないようなパターン、
つまり一般的なバス接続と同様の結線構成となるパター
ンを採用している場合には、当然ハードディスクドライ
ブ19から読み出してCPU10に供給されるデータの
ビット列の順序は本来のデータと変わらないし、ハード
ディスクドライブ19への記録時の識別情報記録用パタ
ーンがビット列の順序が反転するようなパターンであっ
ても(ハードディスクドライブ19に記録されるデータ
の順序は反転している)、読み出す際に同じパターンに
設定して読み出せば、CPU10には本来の順序のビッ
ト列のデータとして供給されるのである。これによりC
PU10は読み出したビット列を参照することにより、
識別情報を理解することができる。
【0046】CPU10は、フラッシュメモリ210を
参照し、上記のようにハードディスクドライブ19から
読み出して理解した識別情報に対応付けられたパターン
情報を特定する。CPU10は、このように特定したパ
ターン情報に示される結線パターンに結線用回路211
が設定されるように制御信号を結線用回路211に出力
する。このように結線用回路211の結線パターンが設
定されると、ハードディスクドライブ19から指定され
たファイルを構成するデータのビット列がバス22b、
結線用回路211、バス22aおよびHDDコントロー
ラ14を介してCPU10に供給される。このように特
定したパターン情報に示されるパターン、すなわちデー
タを記録した時と同じパターンに結線用回路211を設
定してハードディスクドライブ19からデータを読み出
すことにより、指定されたファイルのデータのビット列
が、本来のビット列と全く同様の順序のビット列のデー
タ(本来のデータ)としてCPU10に供給される。例
えば、特定したパターン情報に示される結線パターン
が、ビット列の順序が反転するようなパターンである場
合には(ハードディスクドライブ19に記録されるデー
タの順序は反転している)、読み出す際に同じパターン
に設定して読み出せば、CPU10には本来の順序のビ
ット列のデータとして供給されるのである。
【0047】このように第2実施形態に係るオーディオ
装置200では、ハードディスクドライブ19に記録す
るファイル毎に、結線用回路211の結線パターンを設
定することができるので、ハードディスクドライブ19
に記録するデータのビット列の順序変更内容をファイル
毎に設定することができる。例えば、あるファイルにつ
いては、本来のデータとビット列の順序が反転したビッ
ト列のデータとしてハードディスクドライブ19に記録
され、他のファイルについては本来のデータとビット列
の順序が1つシフトしたビット列のデータとしてハード
ディスクドライブ19に記録されるといった具合であ
る。このようにすることで、このハードディスクドライ
ブ19のみがオーディオ装置100から取り外され、他
の機器(例えば、パーソナルコンピュータ等)に接続さ
れた場合にも、ハードディスクドライブ19に記録され
たデータが読み出されて不正コピーされてしまうことを
より確実に抑制できる。例えば、あるファイルについて
ハードディスクドライブ19に記録されたデータのビッ
ト列の本来のビット列に対する順序変更内容(ビット列
の順序を反転する)が判別された場合、当該ファイルに
ついてはハードディスクドライブ19に記録されている
データのビット列を反転することで本来のデータを復元
することができる。しかしながら、本来のデータのビッ
ト列の順序をシフトして記録されているファイルについ
ては、その判別した順序変更内容を復元するための処理
(順序を反転する処理)を施しても本来のデータを得る
ことができない。このようにファイル毎にハードディス
クドライブ19に記録するデータのビット列の順序変更
内容を設定できるようにすることにより、不正コピーの
抑制を上記第1実施形態よりも確実に実現することがで
きる。
【0048】また、第2実施形態に係るオーディオ装置
200では、上述したようにハードディスクドライブ1
9に記録されたデータの不正コピー等を抑制することが
できるが、このような不正コピーの抑制を、結線用回路
211の結線パターンを制御するといった簡易な制御処
理のみで実現している。したがって、ハードディスクド
ライブ19に記録されたデータの不正コピーを抑制する
ために、CPU10やHDDコントローラ14はデータ
の暗号化や並び替えなどのデータ変換処理を行ったりす
る必要がないので、ハードディスクドライブ19からの
データの読み出し速度や、書き込み速度が暗号化(復
号)等の処理によって遅延することがない。また、上記
第1実施形態と同様、汎用のファイルシステムを用いて
ハードディスクドライブ19上のファイル管理を行った
場合にも、データの不正コピーを抑制することができ
る。
【0049】また、第2実施形態に係るオーディオ装置
200では、各ファイルをどの結線パターンに設定して
記録したかを示す情報が、データを記録するハードディ
スクドライブ19とは別のフラッシュメモリ210に記
録されている。したがって、結線パターンの情報に関す
る情報はハードディスクドライブ19には記録されてい
ないため、ハードディスクドライブ19をオーディオ装
置200から取り外してデータを不正コピー等する場合
には、各ファイルの記録時に使用した結線パターンを解
読することが困難であり、データが不正コピーされてし
まうことをさらに抑制することができる。
【0050】なお、上記第2実施形態では、1つの楽曲
のデータファイル毎に記録・読み出しに用いる結線パタ
ーンを変更するようにしているが、1つの楽曲のデータ
ファイル毎に限らず、所定の単位データ毎に結線パター
ンを変更するようにしてもよい。例えば、複数の楽曲の
データファイルの一群(例えば音楽アルバムの全曲を含
むデータファイル)を単位として、複数の楽曲データフ
ァイルを含むファイル群毎に結線パターンを変更するよ
うにしてもよい。
【0051】C.変形例 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるもので
はなく、以下に例示するような種々の変形が可能であ
る。
【0052】(変形例1)上述した第2実施形態におい
ては、ファイル毎に結線用回路211の結線パターンを
設定できるようにしていたが、オーディオ装置200を
製造する際に、結線用回路211をある1つの結線パタ
ーンに設定しておき、設定した結線パターンを変動しな
いようにしてもよい。この際、オーディオ装置200の
製造過程において、各オーディオ装置200毎に任意に
設定する結線パターンを設定しておくことにより、同じ
機種のオーディオ装置200であっても、その装置毎
に、ハードディスクドライブ19に記録されるデータの
ビット列の順序変更内容が異なることになる。このよう
にすることで、ある装置について順序変更内容を判別さ
れてしまった場合にも、同じ機種の他の装置には当該判
別内容を利用してハードディスクドライブ19から読み
出したデータのビット列の並び替えを行っても本来の順
序のビット列のデータを復元することができず、順序変
更内容の解読が困難となる。したがって、ハードディス
クドライブ19に記録されているデータが不正コピーさ
れる虞が低減される。
【0053】ところで、上述した第1実施形態で説明し
たように基板上の配線パターンを装置毎に変更すること
により、この変形例で説明したように同じ機種であって
も装置毎にビット列の順序変更内容を変えることができ
るが、配線パターンを各装置毎に変更するのは製造工程
の煩雑化を招くことになってしまう。これに対し、本変
形例のように結線用回路211による結線パターンの設
定内容を機器固有のPLD、FPGAといったプログラ
ミングによってソフトウェア的に変更することにより、
同一機種であればハードウェアの製造工程は全く同様と
なり、製造工程の煩雑化を招くことがない。
【0054】また、上記のように結線用回路211を1
つの結線パターンに設定しておくようにしてもよいが、
後から結線用回路211に設定する結線パターンを変更
できるようにしてもよい。結線パターンを変更するタイ
ミングとしては、例えば、初期化処理等によりハードデ
ィスクドライブ19に記録されているデータが消去され
た場合に自動的に他の結線パターンに変更する等があ
る。
【0055】(変形例2)また、上述した第2実施形態
では、あるファイルをハードディスクドライブ19に、
そのファイルを識別する識別情報と、そのファイルの記
録時に設定した結線パターンを示すパターン情報とをフ
ラッシュメモリ210に書き込み、そのファイルをハー
ドディスクドライブ19から読み出す際には、このフラ
ッシュメモリ210を参照して結線用回路211に設定
する結線パターンを決めるようにしていた。このような
手法により各ファイル毎に結線パターンを設定できるよ
うにしてもよいが、他の手法によりファイル毎に結線用
回路211の結線パターンを設定できるようにしても
い。
【0056】他の手法について具体的に例示すると、図
11に示すように、ハードディスクドライブ19に最初
に記録するファイルについては結線パターンAを用い、
2番目に記録するファイルについては結線パターンBを
用い、3番目に記録するファイルについては結線パター
ンCを用い、……といったようにハードディスクドライ
ブ19に記録する順序と、その順序のファイルを記録す
る際に結線用回路211に設定する結線パターンを予め
ROM11等に格納しておく。そして、このようなRO
M11に記憶された内容にしたがって、最初のファイル
を記録する時にはCPU10が結線用回路211を結線
パターンAに設定して記録を実行し、次のファイル(2
番目のファイル)を記録する時には結線用回路211を
結線パターンBに設定して記録を実行する。
【0057】一方、このようにハードディスクドライブ
19に記録されたファイルを読み出す場合には、CPU
10はユーザによって指示されたファイルが何番目に記
録されたものであるかを判別する。そして、ROM11
を参照し、判別した順序に対応する結線パターンを特定
し、結線用回路211を特定した結線パターンに設定す
る。上記の例において、2番目のファイルの読み出しが
ユーザによって指示された場合には、結線用回路211
は結線パターンBに設定され、この状態でハードディス
クドライブ19から2番目に記録されたファイルの読み
出しが実行される。これにより記録した時と同じ結線パ
ターンに結線用回路211を設定した状態で読み出しを
行うことができるので、CPU10では読み出したデー
タに対してビット列の並び替え等の処理を施すことなく
そのまま利用することができる。
【0058】(変形例3)また、上記第2実施形態と同
様に各ファイル毎に結線パターンを設定する手法として
は、次のような手法を採用するようにしてもよい。すな
わち、第2実施形態では、各ファイルを識別する識別情
報とパターン情報とを対応付けて記憶したフラッシュメ
モリ210を利用していたが、図12に示すように、フ
ラッシュメモリ210を利用せずにハードディスクドラ
イブ19に記憶するファイルのヘッダーにどのような結
線パターンを用いてデータ転送を行ったかを示すパター
ン情報を含ませるようにしてもよい。
【0059】同図に示すように、この変形例において
は、あるファイル(ファイルAとする)のデータをCP
U10からHDDコントローラ14および結線用回路2
11を介してハードディスクドライブ19に記憶させる
際に、CPU10は当該ファイルAを転送するための結
線パターンを乱数等を用いて決定するとともに、当該フ
ァイルAにパターン識別用のヘッダーを設け(元々ある
ヘッダーに加えて当該装置内部でのみ使用する専用のヘ
ッダーを設ける)、該ヘッダーに、上記のように決定し
た当該ファイルAのデータをハードディスクドライブ1
9に転送する際に結線用回路211に設定する結線パタ
ーンを示すパターン情報を書き込む。そして、CPU1
0は、予め設定されたヘッダー部分転送用の結線パター
ン、例えばビット列の順序が入れ替わらないパターンに
結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用
回路に出力し、結線用回路211を該ヘッダー部分転送
用の結線パターンに設定する。この状態でCPU10
は、ファイルAのヘッダー部分だけをHDDコントロー
ラ14および結線用回路211を介してハードディスク
ドライブ19に転送し、この結果パターン情報を含んだ
ヘッダー部分だけがハードディスクドライブ19に記憶
される。この後、CPU10は、上記ヘッダー部分に書
き込んだパターン情報に示される結線パターンに結線用
回路211が設定されるように制御信号を出力し、結線
用回路211をヘッダー部分に含まれるパターン情報に
示される結線パターンに設定する。そして、CPU10
はファイルAのデータ部分をHDDコントローラ14お
よび結線用回路211を介してハードディスクドライブ
19に転送し、この結果ハードディスクドライブ19に
は上記ヘッダー部分と該データ部分が組み合わされたフ
ァイルAが記憶される。ここで、データ部分は、上記パ
ターン情報に示される結線パターンによってビット列の
順序が入れ替えられたビット列のデータとして記憶され
る。
【0060】次に、上記のようにヘッダー部分とデータ
部分とが異なる結線パターンを利用して転送されてハー
ドディスクドライブ19に記憶されたファイルAを読み
出す場合について説明する。ユーザの指示等に応じてフ
ァイルAを読み出す場合、CPU10は、まずヘッダー
部分転送用の結線パターンに結線用回路211が設定さ
れるように制御信号を結線用回路に出力し、結線用回路
211を該ヘッダー部分転送用の結線パターンに設定す
る。この状態でCPU10は、ハードディスクドライブ
19からファイルAのヘッダー部分だけを結線用回路2
11およびHDDコントローラ14を介して読み出す。
すなわち、ヘッダー部分をハードディスクドライブ19
に転送した時と同様の結線パターンを用いてハードディ
スクドライブ19から読み出すことになり、これにより
CPU10は読み出したヘッダー部分に含まれるパター
ン情報を理解することができる。CPU10は、ヘッダ
ー部分に含まれるパターン情報を理解すると、該パター
ン情報に示される結線パターンに結線用回路211が設
定されるように制御信号を出力し、結線用回路211を
ヘッダー部分に含まれるパターン情報に示される結線パ
ターンに設定する。そして、CPU10はファイルAの
データ部分を結線用回路211およびHDDコントロー
ラ14を介してハードディスクドライブ19から読み出
す。すなわち、データ部分をハードディスクドライブ1
9に転送した時と同様の結線パターンを用いてハードデ
ィスクドライブ19から読み出すことになり、これによ
りCPU10は読み出したデータ部分を復号や順序入れ
替え等の処理を施すことなく通常のデータとして利用す
ることができるのである。また、このようにデータ部分
の読み出し、該データ部分の最後のデータを読み出した
ことをCPU10が認識すると(EOF(End of Fil
e)データを検出する等)、CPU10はヘッダー部分
転送用の結線パターンに結線用回路211が設定される
ように制御信号を結線用回路に出力し、他のファイルの
読み出しに備える。
【0061】(変形例4)さらに、上記第2実施形態と
同様に各ファイル毎に結線パターンを設定する手法とし
ては、次のような手法を採用するようにしてもよい。す
なわち、上記の変形例では、パターン情報を含んだヘッ
ダー部分はある固定されたヘッダー部分転送用結線パタ
ーンを利用して転送されるようになっているが、図13
に示すように、各々のファイル毎にヘッダー部分の転送
に利用する結線パターンを変更するようにしてもよい。
【0062】同図に示すように、この変形例において
は、あるファイル(ファイルAとする)のデータをCP
U10からHDDコントローラ14および結線用回路2
11を介してハードディスクドライブ19に記憶させる
際に、CPU10は当該ファイルAを転送するための結
線パターンを乱数等を用いて決定するとともに、当該フ
ァイルAにパターン識別用のヘッダーを設け(元々ある
ヘッダーに加えて当該装置内部でのみ使用する専用のヘ
ッダーを設ける)、該ヘッダーに、上記のように決定し
た当該ファイルAのデータをハードディスクドライブ1
9に転送する際に結線用回路211に設定する結線パタ
ーンを示すパターン情報を書き込む。さらに、CPU1
0は乱数等を用いて当該ファイルAのヘッダー部分を転
送するために用いる結線パターンを決定し、決定した結
線パターンを示すパターン情報と、当該ファイルAを識
別する識別情報とを対応付けてハードディスクドライブ
19とは別の記憶装置、例えばフラッシュメモリ21
0’に格納する。そして、CPU10は、決定したヘッ
ダー部分転送用の結線パターンに結線用回路211が設
定されるように制御信号を結線用回路に出力し、結線用
回路211を決定したヘッダー部分転送用の結線パター
ンに設定する。この状態でCPU10は、ファイルAの
ヘッダー部分だけをHDDコントローラ14および結線
用回路211を介してハードディスクドライブ19に転
送し、この結果パターン情報を含んだヘッダー部分だけ
がハードディスクドライブ19に記憶される。この後、
CPU10は、上記ヘッダー部分に書き込んだパターン
情報に示される結線パターンに結線用回路211が設定
されるように制御信号を出力し、結線用回路211をヘ
ッダー部分に含まれるパターン情報に示される結線パタ
ーンに設定する。そして、CPU10はファイルAのデ
ータ部分をHDDコントローラ14および結線用回路2
11を介してハードディスクドライブ19に転送し、こ
の結果ハードディスクドライブ19には上記ヘッダー部
分と該データ部分が組み合わされたファイルAが記憶さ
れる。
【0063】次に、上記のようにヘッダー部分とデータ
部分とが異なる結線パターンを利用して転送されてハー
ドディスクドライブ19に記憶されたファイルAを読み
出す場合について説明する。ユーザの指示等に応じてフ
ァイルAを読み出す場合、CPU10は、フラッシュメ
モリ210’の記憶内容を参照し、識別情報のファイル
Aに対応付けられたパターン情報に示される結線パター
ンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結
線用回路に出力し、結線用回路211をフラッシュメモ
リ210’のパターン情報に示される結線パターンに設
定する。この状態でCPU10は、ハードディスクドラ
イブ19からファイルAのヘッダー部分だけを結線用回
路211およびHDDコントローラ14を介して読み出
す。すなわち、ヘッダー部分をハードディスクドライブ
19に転送した時と同様の結線パターンを用いてハード
ディスクドライブ19から読み出すことになり、これに
よりCPU10は読み出したヘッダー部分に含まれるパ
ターン情報を理解することができる。CPU10は、ヘ
ッダー部分に含まれるパターン情報を理解すると、該パ
ターン情報に示される結線パターンに結線用回路211
が設定されるように制御信号を出力し、結線用回路21
1をヘッダー部分に含まれるパターン情報に示される結
線パターンに設定する。そして、CPU10はファイル
Aのデータ部分を結線用回路211およびHDDコント
ローラ14を介してハードディスクドライブ19から読
み出す。すなわち、データ部分をハードディスクドライ
ブ19に転送した時と同様の結線パターンを用いてハー
ドディスクドライブ19から読み出すことになり、これ
によりCPU10は読み出したデータ部分を復号や順序
入れ替え等の処理を施すことなく通常のデータとして利
用することができるのである。
【0064】以上のようにすることで、ファイルのヘッ
ダー部分の転送に用いる結線パターンも各ファイル毎に
異なるものとなり、不正者等による結線パターンの読み
出しがより困難になる。したがって、ハードディスクド
ライブ19に格納されたデータの不正コピーを抑制する
ことができる。
【0065】(変形例5)また、上述した第1および第
2実施形態では、本発明をオーディオ装置に適用した場
合について説明したが、楽曲データや映像データ等の様
々な不正コピーを防止すべきデータを記憶する記憶装置
を搭載した映像再生記録装置等の他の電子機器に本発明
を適用することもできる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易な構成でありながら、データ記憶装置の記録速度や
読出速度の低下等の能力の低下を招くことなく、かつ汎
用のファイルシステム等を用いてデータ管理をした場合
にも当該データ記憶装置に記憶されているデータの不正
コピーを抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るオーディオ装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 前記オーディオ装置において、CPUと、H
DDコントローラおよびハードディスクドライブとの間
でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図である。
【図3】 前記ハードディスクドライブに記録されるデ
ータのビット列の順序を説明するための図である。
【図4】 従来の一般的な電子機器におけるCPUと、
HDDコントローラおよびハードディスクドライブとの
間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図であ
る。
【図5】 従来の一般的な電子機器におけるハードディ
スクドライブに記録されるデータのビット列の順序を説
明するための図である。
【図6】 前記オーディオ装置から取り外した前記ハー
ドディスクドライブと、他の装置のCPUと、HDDコ
ントローラとの間でデータを伝送する際の構成を模式的
に示す図である。
【図7】 前記オーディオ装置の変形例におけるCPU
と、HDDコントローラおよびハードディスクドライブ
との間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図で
ある。
【図8】 前記オーディオ装置の他の変形例におけるC
PUと、HDDコントローラおよびハードディスクドラ
イブとの間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す
図である。
【図9】 本発明の第2実施形態に係るオーディオ装置
の構成を示すブロック図である。
【図10】 第2実施形態に係る前記オーディオ装置に
おけるCPUと、HDDコントローラおよびハードディ
スクドライブとの間でデータを伝送する際の構成を模式
的に示す図である。
【図11】 第2実施形態に係る前記オーディオ装置の
変形例におけるROMに記憶される内容を説明するため
の図である。
【図12】 第2実施形態の他の変形例において、前記
オーディオ装置におけるCPUと、HDDコントローラ
およびハードディスクドライブとの間でデータを伝送す
る際の構成を模式的に示す図である。
【図13】 第2実施形態のその他の変形例において、
前記オーディオ装置におけるCPUと、HDDコントロ
ーラおよびハードディスクドライブとの間でデータを伝
送する際の構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
10……CPU(データ処理手段、パターン制御手
段)、11……ROM、12……RAM、13……CD
−ROMドライブ、14……HDDコントローラ、15
……通信インターフェース、18……バス、19……ハ
ードディスクドライブ(データ記憶装置)、22……バ
ス、32……バス、42……バス、100……オーディ
オ装置、200……オーディオ装置、210……フラッ
シュメモリ(パターン情報記憶手段)、211……結線
用回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するデータ記憶装置と、 前記データ記憶装置に記憶されたデータの読み出し、お
    よび前記データ記憶装置へのデータの書き込みを制御す
    るデータ処理手段と、 前記データ記憶装置と前記データ処理手段の間を接続
    し、両者間で複数のビット数のデータを並行して伝送す
    るバスとを具備する電子機器であって、 前記バスは、並行して伝送できるビット数のデータのビ
    ット順序が入れ替わるように前記データ処理手段と前記
    データ記憶装置とを結線していることを特徴とする電子
    機器。
  2. 【請求項2】 データを記憶するデータ記憶装置と、 前記データ記憶装置に記憶されたデータの読み出し、お
    よび前記データ記憶装置へのデータの書き込みを制御す
    るデータ処理手段と、 前記データ記憶装置と前記データ処理手段の間を接続
    し、両者間で複数のビット数のデータを並行して伝送す
    るバスと、 前記データ記憶装置と前記データ処理手段との間に接続
    され、前記バスによって並行して伝送できるビット数の
    データのビット順序が入れ替わるように両者を結線する
    回路であり、その結線パターンが変更可能な結線用回路
    とを具備することを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 前記結線用回路は、前記データ処理手段
    と前記データ記憶装置との間でデータを伝送する際に、
    所定の単位データ毎に前記結線パターンを変更し、 前記データ記憶装置からある所定の単位データを読み出
    す場合には、当該ある所定の単位データを書き込んだ時
    と同じ前記結線パターンで当該ある所定の単位データを
    伝送することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記データ記憶装置に記憶されている前
    記所定の単位データを識別するための識別情報と、前記
    所定の単位データを前記データ記憶装置に書き込んだ際
    の前記結線パターンを示すパターン情報とを対応付けて
    記憶するパターン情報記憶手段と、 前記データ記憶装置からある所定の単位データを読み出
    す際に、前記結線用回路によって構成される前記結線パ
    ターンを制御する手段であって、前記パターン情報記憶
    手段を参照することにより、前記当該ある所定の単位デ
    ータの識別情報に対応付けられた前記結線パターンを特
    定し、前記結線用回路が特定した前記結線パターンを構
    成するように制御するパターン制御手段とをさらに具備
    することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記データ記憶装置は、映像データ、楽
    曲データもしくは両者を記憶していることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の電子機器。
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