JP4325130B2 - 電子機器 - Google Patents
電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4325130B2 JP4325130B2 JP2001188525A JP2001188525A JP4325130B2 JP 4325130 B2 JP4325130 B2 JP 4325130B2 JP 2001188525 A JP2001188525 A JP 2001188525A JP 2001188525 A JP2001188525 A JP 2001188525A JP 4325130 B2 JP4325130 B2 JP 4325130B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- hard disk
- disk drive
- storage device
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/06—Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
- G06F3/0601—Interfaces specially adapted for storage systems
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/06—Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
- G06F3/0601—Interfaces specially adapted for storage systems
- G06F3/0668—Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
- G06F3/0671—In-line storage system
- G06F3/0673—Single storage device
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/00086—Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10527—Audio or video recording; Data buffering arrangements
- G11B2020/10537—Audio or video recording
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Storage Device Security (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像データや楽曲データなどのコピーに制限が必要なデータ等を記憶するのに好適なデータ記憶装置を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ハードディスクドライブといった記憶装置の大容量化が著しい。楽曲や映像といったデータ量が多いコンテンツデータを記憶するために十分な容量を有するハードディスクドライブが販売等されているため、ハードディスクドライブを搭載したAV(Audio/Visual)機器も開発されている。
【0003】
このようなAV機器では、正当に購買等することにより取得した楽曲や映像等のコンテンツデータ(ディジタルデータ)を内蔵するハードディスクドライブに蓄積することができるようになっている。そして、ユーザの指示等に応じて楽曲や映像を再生する場合には、当該ハードディスクドライブから指定されたコンテンツデータを読み出し、読み出したデータに基づいて楽曲や映像の再生処理を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したようにAV機器に内蔵されるハードディスクドライブにコンテンツデータを記憶する場合には、次のような手法によりハードディスクドライブに蓄積されたコンテンツデータが不正にコピーされてしまうこともあり得る。まず、コンテンツデータが蓄積されたハードディスクドライブをAV機器から取り外す。そして、当該ハードディスクドライブをパーソナルコンピュータ等に接続することにより、当該ハードディスクドライブに蓄積されたコンテンツデータを読み出し、他の記憶装置等にコピーするといった手法である。
【0005】
このようなハードディスクドライブを取り外すといった作業を含む不正コピーを抑制するための手法としては、AV機器のハードディスクドライブにコンテンツデータを記録する際に暗号化したり、当該ハードディスクドライブ上でファイルを管理するファイルシステムとして特殊なファイルシステム(例えばFAT:File Allocation Tableや、NTFS:NT File System等の汎用ファイルシステム以外のファイルシステム)を用いる等が考えられる。
【0006】
しかしながら、コンテンツデータを暗号化して記録する手法では、コンテンツデータを暗号化(読み出す場合には復号化)するための構成(ハードウェアもしくはソフトウェア)が必要となるといった構成の複雑化を招くことになり、また暗号化(復号化)処理時間を要するためにAV機器としてのコンテンツデータの記録速度や読み出し速度といった能力が低下することになる。
【0007】
また、汎用のファイルシステムを用いずに特殊なファイルシステムを用いてハードディスクドライブ上でファイルを管理する場合には、特殊なファイルシステムを新たに開発する必要がある。また、特殊なファイルシステムを用いている場合には、汎用のファイルシステムを用いて当該ハードディスクドライブを管理することができなくなってしまう。
【0008】
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、簡易な構成でありながら、データ記憶装置の記録速度や読出速度の低下等の能力の低下を招くことなく、かつ汎用のファイルシステム等を用いてデータを管理した場合にも当該データ記憶装置に記憶されているデータの不正コピーを抑制することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、データを記憶するデータ記憶装置と、前記データ記憶装置に記憶されたデータの読み出し、および前記データ記憶装置へのデータの書き込みを、コントロールデータにより制御するデータ処理手段と、前記データ記憶装置と前記データ処理手段の間を接続し、両者間で複数のビット数のデータを並行して伝送するバスとを具備する電子機器であって、前記バスは、並行して伝送できるビット数のデータのビット順序が入れ替わるように前記データ処理手段と前記データ記憶装置とを結線し、前記データ処理手段は、前記コントロールデータのレジスタビット定義を前記バスの結線パターンに応じて設定して、前記バスを介して前記データ記憶装置に送信することにより、前記データ記憶装置を制御することを特徴としている。
【0010】
この構成によれば、データ処理手段からデータ記憶装置にあるデータを伝送して記録する場合、バスによって本来のデータのビット列の順序と異なる順序のビット列のデータとしてデータ記憶装置に供給されて記録される。したがって、当該データ記憶装置をこの電子機器から取り外して他の装置に接続し、このデータ記憶装置に記録されているデータを読み出した場合にもそのデータは本来のデータとして利用することができず、不正コピー等を抑制することができる。このようにバスの結線構成によって不正コピーを抑制することができるので、記録するデータに対して暗号化処理を施す必要がなく、暗号化に伴う処理時間の遅延等を抑制することができる。また、上記のような不正コピーの抑制のために、特殊なファイルシステムを用いてデータ記憶装置上のデータ管理を行わなくてもよく、汎用のファイルシステムを用いることもできる。
【0011】
また、本発明の別の態様に係る電子機器は、データを記憶するデータ記憶装置と、前記データ記憶装置に記憶されたデータの読み出し、および前記データ記憶装置へのデータの書き込みを、コントロールデータにより制御するデータ処理手段と、前記データ記憶装置と前記データ処理手段の間を接続し、両者間で複数のビット数のデータを並行して伝送するバスと、前記データ記憶装置と前記データ処理手段との間に接続され、前記バスによって並行して伝送できるビット数のデータのビット順序が入れ替わるように両者を結線する回路であり、その結線パターンが変更可能な結線用回路とを具備し、前記データ処理手段は、前記コントロールデータのレジスタビット定義を前記結線用回路の結線パターンに応じて設定して、前記バスを介して前記データ記憶装置に送信することにより、前記データ記憶装置を制御することを特徴としている。
【0012】
この構成によれば、データ処理手段からデータ記憶装置にあるデータを伝送して記録する場合、結線用回路およびバスによって本来のデータのビット列の順序と異なる順序のビット列のデータとしてデータ記憶装置に供給されて記録される。したがって、当該データ記憶装置をこの電子機器から取り外して他の装置に接続し、このデータ記憶装置に記録されているデータを読み出した場合にもそのデータは本来のデータとして利用することができず、不正コピー等を抑制することができる。このように結線用回路の結線パターンによって不正コピーを抑制することができるので、記録するデータに対して暗号化処理を施す必要がなく、暗号化に伴う処理時間の遅延等を抑制することができる。また、上記のような不正コピーの抑制のために、特殊なファイルシステムを用いてデータ記憶装置上のデータ管理を行わなてくもよく、汎用のファイルシステムを用いることもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
A.第1実施形態
まず、図1は本発明の第1実施形態に係るオーディオ装置100の全体構成を示すブロック図である。同図に示すように、このオーディオ装置100は、互いにバス18を介して接続されるCPU(Central Processing Unit)10と、ROM(Read Only Memory)11と、RAM(Random Access Memory)12と、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)ドライブ13と、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ14と、通信インターフェース(I/F)15と、DSP(Digital Signal Processor)16と、信号出力制御部17とを備えている。本実施形態において、バス18としては16ビットのバス幅のものが用いられ、バス18に接続された各要素間で16ビットのデータを並行して伝送することができるようになっている。なお、バス18のバス幅は16ビットに限定されるものではなく、複数のビットを並行して伝送できるものであればよく、32ビットバス等であってもよい。
【0014】
CPU(データ処理手段)10は、オーディオ装置100の装置各部を制御する。ROM11には、DSP用の各種プログラムおよびDSP用のデータ、並びにオーディオ装置100の基本動作を司るファームウェアプログラム、各種制御プログラム等が格納される。CPU10はこのCPU10に格納されたプログラム等を読み出して様々な制御処理を実行する。RAM12は、各種データを一時的に記憶してワーキングエリアとして機能する。
【0015】
CD−ROMドライブ13は、CDに記録されたディジタルデータを読み出し、当該オーディオ装置100に取り込む。HDDコントローラ14は、バス18に接続されるとともに、バス22を介してハードディスクドライブ(データ記憶装置)19に接続されている。HDDコントローラ14は、CPU10の制御の下、ハードディスクドライブ(HDD)19に対するデータの記録、もしくはハードディスクドライブ19に格納された読み出しを制御する。
【0016】
通信インターフェース15は、外部の機器とデータの授受を行うインターフェースである。例えば、通信インターフェース15を介して外部の各種ドライブ装置、オーディオ機器、パーソナルコンピュータ等の機器との間でデータの授受を行うことができる。また、このオーディオ装置100は、通信インターフェース15を介してインターネットやLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク網に接続された機器との間でデータの授受を行うことができる。
【0017】
このオーディオ装置100では、CD−ROMドライブ13から読み出した楽曲等を再生するためのオーディオデータや、通信インターフェース15を介して外部の装置から取得したオーディオデータをハードディスクドライブ19に格納することができるようになっている。
【0018】
DSP16は、CPU10の制御の下、ROM11に格納されたDSP用のプログラムやデータを読み出し、ハードディスクドライブ19等から読み出したオーディオデータに対して効果付与等の各種処理を行う。
【0019】
信号出力制御部17は、上記のようにDSP16によって効果付与等がなされたオーディオ信号をアンプ20や図示せぬ信号出力端子等に出力する。アンプ20は信号出力制御部17から供給されるオーディオ信号を増幅し、増幅後のオーディオ信号をスピーカ21に出力する。スピーカ21はアンプ20から供給されるオーディオ信号に応じて放音する。
【0020】
本実施形態に係るオーディオ装置100は、ユーザが購買する等して正当に取得した音楽CDをCD−ROMドライブ13が読み取ることによりオーディオデータを取得することができ、また通信インターフェース15を介して外部の装置(楽曲配信サービスを実施するサーバ等)から購買する等の正当な権利に基づいてオーディオデータを取得することができる。そして、このように正当に取得したオーディオデータをハードディスクドライブ19に蓄積し、楽曲再生やオーディオデータの出力を行う場合にはハードディスクドライブ19に蓄積されたオーディオデータを読み出して用いることができるようになっている。
【0021】
このようにオーディオ装置100は、ハードディスクドライブ19にオーディオデータを蓄積して利用することができるのでユーザにとって便利であるが、不正者によってハードディスクドライブ19がオーディオ装置100から取り外され、パーソナルコンピュータ等に接続された場合に、ハードディスクドライブ19に蓄積されたオーディオデータが読み出されて他の記憶装置や記録媒体に不正にコピーされる虞もある。本実施形態に係るオーディオ装置100は、ハードディスクドライブ19が取り外されて記録しているデータが不正コピーされてしまうことを抑制するための構成を有しており、以下、不正コピーを抑制するための構成について詳細に説明する。
【0022】
ここで、図2はオーディオ装置100におけるCPU10と、HDDコントローラ14およびハードディスクドライブ19との間でデータを伝送する構成を示す図である。同図に示すように、CPU10とHDDコントローラ14との間は16ビットのバス幅を有するバス18によって結線されており、HDDコントローラ14とハードディスクドライブ19との間も、バス18と同様の16ビットのバス幅を有するバス22によって結線されている。
【0023】
CPU10とバス18との間を接続するバス18は、通常の一般的なバスの結線構成と同様であり、CPU10からHDDコントローラ14にD0,D1,D2……D15といった順序のビット列のデータを伝送した場合、これを受け取るHDDコントローラ14においてはD0(1ビットの信号を意味する),D1,D2……D15といった順序でデータを受け取る。
【0024】
一方、HDDコントローラ14とハードディスクドライブ19との間を接続するバス22は、結線構成がクロスしており、HDDコントローラ14からハードディスクドライブ19にD0,D1,D2……D15といった順序のビット列のデータを伝送した場合、これを受け取ったハードディスクドライブ19においてはD15,D14,D13……D0といった順序でデータとして認識されることになる。すなわち、バス22の結線パターンは、HDDコントローラ14側の最上位ビット(MSB:Most Significant Bit)のデータを入出力するための接続端と、ハードディスクドライブ19で最下位ビット(LSB:Least Significant Bit)とを入出力するための接続端とを結線するといったようにバス幅分のビット列の順序を反転するような結線パターンとなっているのである。このようにビット列の順序を反転させるバス22は、例えばHDDコントローラ14を実装している基板上の配線パターンによって形成することができる。
【0025】
上記のようなバス22を用いてHDDコントローラ14とハードディスクドライブ19の間を結線した場合には、D0,D1.D2……D15といった順序のビット列のデータがCPU10からHDDコントローラ14を介してハードディスクドライブ19に供給されると、図3に示すようにハードディスクドライブ19には、本来LSBとしてCPU10から送信されたビットデータD15がMSBを入力する接続端に供給される。このため、ハードディスクドライブ19では、当該ビットデータD15がMSBを記録すべきエリアA0に書き込まれることになる。また、本来15番目のビットデータであるD14が2番目のビットデータを入力する接続端に供給される。このため、ハードディスクドライブ19では、当該ビットデータD14が2番目のデータであると認識され、2番目のビットデータを記録すべきエリアA1に書き込まれることになる。以下、同様に本来14番目のビットデータであるD13が3番目のビットデータを記録すべきA2に、本来13番目のビットデータであるD12が4番目のビットデータを記録すべきA3に書き込まれるといったように他の入力ビットデータもCPU10側で認識する順序と逆の順序のビットデータとしてハードディスクドライブ19の所定の記録エリアに書き込まれることになる。
【0026】
なお、上記のようにハードディスクドライブ19には、CPU10やHDDコントローラ14側が認識している順序とは異なる順序のビット列のデータとして記録されるが、記録データ以外のデータ(例えば、CPU10やHDDコントローラ14がハードディスクドライブ19をコントロールするためのコントロールコマンドやステータス情報等の制御データ等)もビット列の順序が入れ替えられて供給されることになる。したがって、本実施形態におけるハードディスクドライブ19では、内蔵コントローラによるコントロールデータのレジスタビット定義を入れ替える順序に対応したものに設定しておけばよい。このようにすることにより、HDDコントローラ14から出力した本来のデータとはビット列の順序が異なるコントロールデータをハードディスクドライブ19が受け取った場合にも、そのコントロールデータを本来のビット列の順序のデータとして取り扱うことができる。
【0027】
このようにCPU10から供給されたデータ(オーディオデータ等)は、CPU10で認識している本来の順序と異なる順序のビット列のデータとしてハードディスクドライブ19に記録される。このように順序が変更されてハードディスクドライブ19に記録されたデータを読み出す場合には、CPU10はHDDコントローラ14を介してハードディスクドライブ19の内蔵コントローラに対してユーザ等に指定されたデータの読み出しを指示する。この指示を受けたハードディスクドライブ19では、内蔵コントローラが、その記録エリアに格納されているビットデータを順次出力することになる。ここで、ハードディスクドライブ19においては、記録エリアA0はMSBのビットデータを記録するエリアであり、記録エリアA1は2番目のビットデータを記録するエリアであり、記録エリアA2,A3……A15は、各々3番目、4番目……16番目のビットデータを記録するエリアである。したがって、ハードディスクドライブ19の内蔵コントローラは、記録エリアA0,A1,A3……A15といった順序で各々のエリアに格納されているビットデータを出力するのである。したがって、ハードディスクドライブ19からはビットデータD15がMSBを出力するためのバス22との接続端に供給され、ビットデータD14が2番目のビットデータを出力するためのバス22との接続端に供給される。同様に、ビットデータD13……D1,D0といった順序のビット列のデータとなるように各々のビットデータを出力すべき順序に対応する接続端に供給される。
【0028】
このようなD15,D14,D13……D0といった順序のデータとしてハードディスクドライブ19から出力されたビット列のデータは各々バス22によって16ビット毎に並行してHDDコントローラ14に伝送されることになる。本実施形態ではバス22は、上述したようにその結線構成が16ビットのビット順序を反転するような構成となっているので、ハードディスクドライブ19から上記のD15,D14,……D0といった順序のビット列のデータとして出力されたビットデータは、HDDコントローラ14においてはその順序が反転されたビット列のデータとして入力されることになる。すなわち、HDDコントローラ14では、MSBを入力するためのバス22との接続端にビットデータD0が供給され、2番目のビットデータを入力するための接続端にビットデータD1が供給される。同様に、ビットデータD2,D3……D15といった順序のビット列のデータとして認識されるように各ビットデータが対応する順序のビットデータを入力するための接続端に供給される。したがって、本来のデータとは順序が反転された状態でハードディスクドライブ19に記録されたデータは、HDDコントローラ14においては本来の順序のビット列のデータとして認識され、本来の順序のビット列のデータとしてバス18を介してCPU10に供給される。これにより、CPU10では、ハードディスクドライブ19から読み出したデータを、ビット列の並び替え等の処理を行うことなく、そのまま楽音再生処理等に用いることができるのである。
【0029】
一方、図4に示すように、ハードディスクドライブ19とHDDコントローラ14との間を通常の一般的なバスと同様の結線構成を有するバス22’を用いて接続した場合には、図5に示すように、ハードディスクドライブ19においては、CPU10からMSBとして送信されたビットデータD0がMSBであると認識され、MSBを記録すべきエリアA0に書き込まれることになる。またCPU10から2番目のビットデータとして送信されたD1が2番目のビットデータを記録すべきエリアA1に記録される。さらに、本来3番目のビットデータであるD2が3番目のビットデータを記録すべきA2に、本来4番目のビットデータであるD3が4番目のビットデータを記録すべきA3に書き込まれるといったように他のCPU10から出力されたビットデータがその順序のビットデータとしてハードディスクドライブ19の所定の記録エリアに書き込まれることになる。
【0030】
このように本実施形態に係るオーディオ装置100では、通常の一般的なバス22’を用いてHDDコントローラ14とハードディスクドライブ19との間を接続した場合とは異なり、CD−ROMドライブ13や通信インターフェース15により取得されたオーディオデータ等が本来のビットストリームデータとは異なる順序のビット列のデータとしてハードディスクドライブ19に記録されることになる。したがって、このハードディスクドライブ19のみがオーディオ装置100から取り外され、他の機器(例えば、パーソナルコンピュータ等)に接続された場合にも、ハードディスクドライブ19に記録されたデータが読み出されて不正コピーされてしまうことを抑制できる。より具体的に説明すると、図3に示すように本実施形態に係るオーディオ装置100においては、ハードディスクドライブ19には本来D0,D1,D2……D15といった順序のデータが、D15D、D14……D0といった順序のデータとして記録されている。したがって、図6に示すように、このハードディスクドライブ19をオーディオ装置100から取り外して通常の一般的なバス22’を用いて他装置150内のHDDコントローラ151と接続した場合には、ハードディスクドライブ19からはD15,D14,D13……D0といった順序のデータがバス22’に出力される。このため、バス22’を介してハードディスクドライブ19からのデータを受け取ったHDDコントローラ151では、D15,D14,D13……D0といった本来の順序とは異なる順序のデータとして認識し、このような本来と順序の異なるデータとしてCPU152等に出力してしまう。したがって、この他装置150では、ハードディスクドライブ19に記録されているデータを利用することができず、ハードディスクドライブ19に記録されたデータのコピー等の使用を抑制することができるのである。
【0031】
また、本実施形態に係るオーディオ装置100では、上述したようにハードディスクドライブ19に記録されたデータの不正コピー等を抑制することができるが、このような不正コピーの抑制を、バス22の結線構成を上記のようにビットの順序が入れ替わるようにするといった簡易な構成で実現することができる。このようなバス22の結線構成は、通常の一般的なバスのパターンと異なる配線パターンを基板上に作製するといった新たな工程等を必要としない簡易な作業で実現することができる。
【0032】
また、本実施形態では、ハードディスクドライブ19に記録されたデータの不正コピーを抑制するために、CPU10やHDDコントローラ14はデータの暗号化や並び替えなどのデータ変換処理を行ったりする必要がない。したがって、ハードディスクドライブ19からのデータの読み出し速度や、書き込み速度が暗号化(復号)等の処理によって遅延することがない。また、本実施形態では、ハードディスクドライブ19のデータ管理のための特殊なファイルシステムを開発する必要がなく、汎用のファイルシステムを用いてハードディスクドライブ19上のファイル管理を行った場合にも、データの不正コピーを抑制することができる。
【0033】
なお、上述した第1実施形態では、バス22は、HDDコントローラ14とハードディスクドライブ19との間で伝送されるデータのビット列の順序が反転するような結線構成となっていたが、このような結線構成に限らず、HDDコントローラ14とハードディスクドライブ19との間でデータのビット列の順序が異なるようなデータ伝送を行える結線構成であればよい。例えば、図7に示すように、HDDコントローラ14側ではD0,D1,D2,D3……D15といった本来の順序のデータとして認識され、ハードディスクドライブ19側ではD7,D6,D5……D0,D15,D14……D8といった順序のデータとして認識されて記録されるような結線構成のバス32を用いるようにしてもよい。また、図8に示すように、HDDコントローラ14側ではD0,D1,D2,D3……D15といった本来の順序のデータとして認識され、ハードディスクドライブ19側ではD15,D0,D1,D2……D14といったように本来のデータの順序からシフトした順序のデータとして認識されて記録されるような結線構成のバス42を用いるようにしてもよい。また、このように順序を反転したり、シフトしたりする以外にも、ハードディスクドライブ19側でばらばらの順序のデータとして記録されるような結線構成であってもよく、本来のデータのビット列の順序と異なる順序のビット列のデータとしてハードディスクドライブ19で認識されるようなものであればよい。
【0034】
B.第2実施形態
次に、図9は本発明の第2実施形態に係るオーディオ装置200の全体構成を示す。なお、第2実施形態において、上記第1実施形態と共通する構成要素には、同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0035】
図9に示すように、第2実施形態に係るオーディオ装置200は、第1実施形態のオーディオ装置100の構成に加え、バス18に接続されるフラッシュメモリ210と、バス22aとバス22bとの間に設けられる結線用回路211とを備えている。第2実施形態に係るオーディオ装置200おいても、上記第1実施形態と同様、CPU10の制御の下、CD−ROMドライブ13や通信インターフェース15によって取得されたデータ(楽曲再生のためのオーディオデータ等)を、不正コピー等を抑制可能な状態でハードディスクドライブ19に記録することができるようになっている。以下、このようなハードディスクドライブ19とCPU10との間でのデータ伝送に着目した構成について図10および前掲図9を参照しながら説明する。
【0036】
第2実施形態におけるオーディオ装置200では、CPU10とHDDコントローラ14との間は16ビットのバス幅を有するバス18によって結線されている点では上記第1実施形態と同様であるが、HDDコントローラ14とハードディスクドライブ19との間は、16ビットのバス幅を有するバス22aおよびバス22bと、これらの間に接続される結線用回路211とによって結線されている。
【0037】
結線用回路211は、バス22aおよびバス22bとの間の16本の結線を構成する回路であり、構成する結線パターンがCPU10の制御によって変更可能になされている。このような結線パターンを変更可能な結線用回路211としては、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)といったプログラミングによって構成を定義できる回路要素を用いることができる。
【0038】
フラッシュメモリ(パターン情報記憶手段)210には、ハードディスクドライブ19に記録する所定の単位データ(以下では、1つの楽曲データを構成するファイルとする)を識別するための識別情報と、当該識別情報によって識別されるファイルを記録した際の結線用回路211の結線パターンを示すパターン情報とを対応付けて記憶するエリアが用意されている。なお、本実施形態では、識別情報およびパターン情報を格納する記録媒体としてフラッシュメモリ210を用いているが、これに限るものではなく、データを記録するハードディスクドライブ19以外の書き換え可能な記録媒体であればよく、他のハードディスク、RAM、フロッピーディスク等の種々の媒体を用いることができる。
【0039】
第2実施形態においてはCPU10は、ROM11に格納されているデータ記録読出処理プログラム群を実行することにより、ハードディスクドライブ19にのデータを記録する時、およびハードディスクドライブ19に記録されたデータを読み出す時に、以下のような処理を行う。
【0040】
まず、CD−ROMドライブ13や通信インターフェース15によって取得されたある1つの楽曲を再生するためのオーディオデータのファイルをハードディスクドライブ19に記録する際には、CPU10は当該ファイルを識別するための識別情報をフラッシュメモリ210の識別情報を格納するエリアに書き込むとともに、このエリアに対応したパターン情報を記録するエリアに当該ファイルを記録する際の結線用回路211の結線パターンを示す情報を書き込む。ここで、記録する際の結線用回路211の結線パターンは、CPU10が予め用意されている複数の結線パターンの中から乱数等を用いて適宜選択するようにすればよい。このように用意する複数の結線パターンとしては、上記第1実施形態と同様にビット列の順序が反転するようなパターン、ハードディスクドライブ19においてD7,D6,D5……D0,D15,D14……D8といった順序のデータとして認識されて記録されるような結線パターン(図7参照)、ハードディスクドライブ19においてD15,D0,D1,D2……D14といったように本来のデータの順序からシフトした順序のデータとして認識されて記録されるような結線パターン(図8参照)、ハードディスクドライブ19でばらばらの順序のデータとして認識されるような結線パターン等があり、このような種々のパターンを用意しておけばよい。
【0041】
なお、結線パターンの選択は、上記のように乱数等を用いてCPU10が選択するようにしてもよいが、ユーザの指示にしたがってCPU10が結線パターンを選択するようにしてもよく、その選択方法は任意である。
【0042】
フラッシュメモリ210に識別情報およびパターン情報を書き込むと、CPU10は予めROM11等に格納されている識別情報記録用の結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用回路211に出力し、記録しようとするファイルの識別情報を表すビット列のみをHDDコントローラ14、バス22a、結線用回路211およびバス22bを介してハードディスクドライブ19に出力する。これにより、ハードディスクドライブ19には、結線用回路211に設定された識別情報記録用結線パターンによって順序がコントロールされた識別情報を表すビット列が記録される。ここで、識別情報記録用結線パターンとしては、順序を変更しないようなパターン、つまり一般的なバス接続と同様の結線構成となるパターンであってもよいし、ビット列の順序が反転するようなパターンであってもよく、そのパターンは任意である。
【0043】
このように識別情報のハードディスクドライブ19への記録が終了すると、CPU10は、フラッシュメモリ210のパターン情報格納エリアに書き込んだ結線パターン情報に示されるパターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用回路211に出力し、結線用回路211の結線パターンを設定する。このように結線用回路211の結線パターンを設定すると、CPU10は当該ファイルのデータをHDDコントローラ14を介してハードディスクドライブ19に出力する。例えば、図10に示すように、結線用回路211に設定された結線パターンが上記第1実施形態と同様に、ビット列の順序を反転させるような結線パターンである場合には、CPU10からD0,D1.D2……D15といった順序のビット列で出力したデータが、ハードディスクドライブ19においてはD15,D14D,D13……D0といった順序が反転したデータとして認識され、上記第1実施形態と同様(図3参照)、順序が反転したデータとして記録されることになる。
【0044】
一方、ハードディスクドライブ19に記録されたデータを読み出す際には、まずCPU10は、ユーザによって読み出しを指定されたファイルの識別情報を読み出すようにHDDコントローラ14を介してハードディスクドライブ19を制御する。ここで、このようなハードディスクドライブ19に読み出しを指示するといったコントロールデータを供給する場合には、CPU10は予め用意されているコントロールデータ送信用の結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用回路211に出力し、このコントロールデータ送信用の結線パターンに結線用回路211が設定された状態でコントロールデータのビット列のデータをハードディスクドライブ19に送信する。これにより、ハードディスクドライブ19には、結線用回路211に設定されたコントロールデータ送信用結線パターンによって順序が制御されたコントロールデータを表すビット列が供給される。ここで、コントロールデータ送信用結線パターンとしては、順序を変更しないようなパターン、つまり一般的なバス接続と同様の結線構成となるパターンであってもよいし、ビット列の順序が反転するようなパターンであってもよく、そのパターンは任意であるが、このパターンによってビット列の順序が変更される場合には、変更されたビット列のデータに示される制御指令をハードディスクドライブ19の内蔵コントローラが理解できるようにレジスタビット定義を入れ替える順序に対応したものに設定しておく必要がある。
【0045】
このようにコントロールデータをハードディスクドライブ19に送信すると、CPU10は上述した識別情報記録用の結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用回路211に出力し、結線用回路211を識別情報記録用結線パターンに設定する。この結果、指定されたファイルを識別する識別情報を表すデータのビット列がハードディスクドライブ19から読み出され、本来のビット列と全く同様の順序のビット列のデータ(本来のデータ)としてCPU10に供給される。例えば、識別情報記録用結線パターンとして、ビット列の順序を変更しないようなパターン、つまり一般的なバス接続と同様の結線構成となるパターンを採用している場合には、当然ハードディスクドライブ19から読み出してCPU10に供給されるデータのビット列の順序は本来のデータと変わらないし、ハードディスクドライブ19への記録時の識別情報記録用パターンがビット列の順序が反転するようなパターンであっても(ハードディスクドライブ19に記録されるデータの順序は反転している)、読み出す際に同じパターンに設定して読み出せば、CPU10には本来の順序のビット列のデータとして供給されるのである。これによりCPU10は読み出したビット列を参照することにより、識別情報を理解することができる。
【0046】
CPU10は、フラッシュメモリ210を参照し、上記のようにハードディスクドライブ19から読み出して理解した識別情報に対応付けられたパターン情報を特定する。CPU10は、このように特定したパターン情報に示される結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用回路211に出力する。このように結線用回路211の結線パターンが設定されると、ハードディスクドライブ19から指定されたファイルを構成するデータのビット列がバス22b、結線用回路211、バス22aおよびHDDコントローラ14を介してCPU10に供給される。このように特定したパターン情報に示されるパターン、すなわちデータを記録した時と同じパターンに結線用回路211を設定してハードディスクドライブ19からデータを読み出すことにより、指定されたファイルのデータのビット列が、本来のビット列と全く同様の順序のビット列のデータ(本来のデータ)としてCPU10に供給される。例えば、特定したパターン情報に示される結線パターンが、ビット列の順序が反転するようなパターンである場合には(ハードディスクドライブ19に記録されるデータの順序は反転している)、読み出す際に同じパターンに設定して読み出せば、CPU10には本来の順序のビット列のデータとして供給されるのである。
【0047】
このように第2実施形態に係るオーディオ装置200では、ハードディスクドライブ19に記録するファイル毎に、結線用回路211の結線パターンを設定することができるので、ハードディスクドライブ19に記録するデータのビット列の順序変更内容をファイル毎に設定することができる。例えば、あるファイルについては、本来のデータとビット列の順序が反転したビット列のデータとしてハードディスクドライブ19に記録され、他のファイルについては本来のデータとビット列の順序が1つシフトしたビット列のデータとしてハードディスクドライブ19に記録されるといった具合である。このようにすることで、このハードディスクドライブ19のみがオーディオ装置100から取り外され、他の機器(例えば、パーソナルコンピュータ等)に接続された場合にも、ハードディスクドライブ19に記録されたデータが読み出されて不正コピーされてしまうことをより確実に抑制できる。例えば、あるファイルについてハードディスクドライブ19に記録されたデータのビット列の本来のビット列に対する順序変更内容(ビット列の順序を反転する)が判別された場合、当該ファイルについてはハードディスクドライブ19に記録されているデータのビット列を反転することで本来のデータを復元することができる。しかしながら、本来のデータのビット列の順序をシフトして記録されているファイルについては、その判別した順序変更内容を復元するための処理(順序を反転する処理)を施しても本来のデータを得ることができない。このようにファイル毎にハードディスクドライブ19に記録するデータのビット列の順序変更内容を設定できるようにすることにより、不正コピーの抑制を上記第1実施形態よりも確実に実現することができる。
【0048】
また、第2実施形態に係るオーディオ装置200では、上述したようにハードディスクドライブ19に記録されたデータの不正コピー等を抑制することができるが、このような不正コピーの抑制を、結線用回路211の結線パターンを制御するといった簡易な制御処理のみで実現している。したがって、ハードディスクドライブ19に記録されたデータの不正コピーを抑制するために、CPU10やHDDコントローラ14はデータの暗号化や並び替えなどのデータ変換処理を行ったりする必要がないので、ハードディスクドライブ19からのデータの読み出し速度や、書き込み速度が暗号化(復号)等の処理によって遅延することがない。また、上記第1実施形態と同様、汎用のファイルシステムを用いてハードディスクドライブ19上のファイル管理を行った場合にも、データの不正コピーを抑制することができる。
【0049】
また、第2実施形態に係るオーディオ装置200では、各ファイルをどの結線パターンに設定して記録したかを示す情報が、データを記録するハードディスクドライブ19とは別のフラッシュメモリ210に記録されている。したがって、結線パターンの情報に関する情報はハードディスクドライブ19には記録されていないため、ハードディスクドライブ19をオーディオ装置200から取り外してデータを不正コピー等する場合には、各ファイルの記録時に使用した結線パターンを解読することが困難であり、データが不正コピーされてしまうことをさらに抑制することができる。
【0050】
なお、上記第2実施形態では、1つの楽曲のデータファイル毎に記録・読み出しに用いる結線パターンを変更するようにしているが、1つの楽曲のデータファイル毎に限らず、所定の単位データ毎に結線パターンを変更するようにしてもよい。例えば、複数の楽曲のデータファイルの一群(例えば音楽アルバムの全曲を含むデータファイル)を単位として、複数の楽曲データファイルを含むファイル群毎に結線パターンを変更するようにしてもよい。
【0051】
C.変形例
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような種々の変形が可能である。
【0052】
(変形例1)
上述した第2実施形態においては、ファイル毎に結線用回路211の結線パターンを設定できるようにしていたが、オーディオ装置200を製造する際に、結線用回路211をある1つの結線パターンに設定しておき、設定した結線パターンを変動しないようにしてもよい。この際、オーディオ装置200の製造過程において、各オーディオ装置200毎に任意に設定する結線パターンを設定しておくことにより、同じ機種のオーディオ装置200であっても、その装置毎に、ハードディスクドライブ19に記録されるデータのビット列の順序変更内容が異なることになる。このようにすることで、ある装置について順序変更内容を判別されてしまった場合にも、同じ機種の他の装置には当該判別内容を利用してハードディスクドライブ19から読み出したデータのビット列の並び替えを行っても本来の順序のビット列のデータを復元することができず、順序変更内容の解読が困難となる。したがって、ハードディスクドライブ19に記録されているデータが不正コピーされる虞が低減される。
【0053】
ところで、上述した第1実施形態で説明したように基板上の配線パターンを装置毎に変更することにより、この変形例で説明したように同じ機種であっても装置毎にビット列の順序変更内容を変えることができるが、配線パターンを各装置毎に変更するのは製造工程の煩雑化を招くことになってしまう。これに対し、本変形例のように結線用回路211による結線パターンの設定内容を機器固有のPLD、FPGAといったプログラミングによってソフトウェア的に変更することにより、同一機種であればハードウェアの製造工程は全く同様となり、製造工程の煩雑化を招くことがない。
【0054】
また、上記のように結線用回路211を1つの結線パターンに設定しておくようにしてもよいが、後から結線用回路211に設定する結線パターンを変更できるようにしてもよい。結線パターンを変更するタイミングとしては、例えば、初期化処理等によりハードディスクドライブ19に記録されているデータが消去された場合に自動的に他の結線パターンに変更する等がある。
【0055】
(変形例2)
また、上述した第2実施形態では、あるファイルをハードディスクドライブ19に、そのファイルを識別する識別情報と、そのファイルの記録時に設定した結線パターンを示すパターン情報とをフラッシュメモリ210に書き込み、そのファイルをハードディスクドライブ19から読み出す際には、このフラッシュメモリ210を参照して結線用回路211に設定する結線パターンを決めるようにしていた。このような手法により各ファイル毎に結線パターンを設定できるようにしてもよいが、他の手法によりファイル毎に結線用回路211の結線パターンを設定できるようにしてもい。
【0056】
他の手法について具体的に例示すると、図11に示すように、ハードディスクドライブ19に最初に記録するファイルについては結線パターンAを用い、2番目に記録するファイルについては結線パターンBを用い、3番目に記録するファイルについては結線パターンCを用い、……といったようにハードディスクドライブ19に記録する順序と、その順序のファイルを記録する際に結線用回路211に設定する結線パターンを予めROM11等に格納しておく。そして、このようなROM11に記憶された内容にしたがって、最初のファイルを記録する時にはCPU10が結線用回路211を結線パターンAに設定して記録を実行し、次のファイル(2番目のファイル)を記録する時には結線用回路211を結線パターンBに設定して記録を実行する。
【0057】
一方、このようにハードディスクドライブ19に記録されたファイルを読み出す場合には、CPU10はユーザによって指示されたファイルが何番目に記録されたものであるかを判別する。そして、ROM11を参照し、判別した順序に対応する結線パターンを特定し、結線用回路211を特定した結線パターンに設定する。上記の例において、2番目のファイルの読み出しがユーザによって指示された場合には、結線用回路211は結線パターンBに設定され、この状態でハードディスクドライブ19から2番目に記録されたファイルの読み出しが実行される。これにより記録した時と同じ結線パターンに結線用回路211を設定した状態で読み出しを行うことができるので、CPU10では読み出したデータに対してビット列の並び替え等の処理を施すことなくそのまま利用することができる。
【0058】
(変形例3)
また、上記第2実施形態と同様に各ファイル毎に結線パターンを設定する手法としては、次のような手法を採用するようにしてもよい。すなわち、第2実施形態では、各ファイルを識別する識別情報とパターン情報とを対応付けて記憶したフラッシュメモリ210を利用していたが、図12に示すように、フラッシュメモリ210を利用せずにハードディスクドライブ19に記憶するファイルのヘッダーにどのような結線パターンを用いてデータ転送を行ったかを示すパターン情報を含ませるようにしてもよい。
【0059】
同図に示すように、この変形例においては、あるファイル(ファイルAとする)のデータをCPU10からHDDコントローラ14および結線用回路211を介してハードディスクドライブ19に記憶させる際に、CPU10は当該ファイルAを転送するための結線パターンを乱数等を用いて決定するとともに、当該ファイルAにパターン識別用のヘッダーを設け(元々あるヘッダーに加えて当該装置内部でのみ使用する専用のヘッダーを設ける)、該ヘッダーに、上記のように決定した当該ファイルAのデータをハードディスクドライブ19に転送する際に結線用回路211に設定する結線パターンを示すパターン情報を書き込む。そして、CPU10は、予め設定されたヘッダー部分転送用の結線パターン、例えばビット列の順序が入れ替わらないパターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用回路に出力し、結線用回路211を該ヘッダー部分転送用の結線パターンに設定する。この状態でCPU10は、ファイルAのヘッダー部分だけをHDDコントローラ14および結線用回路211を介してハードディスクドライブ19に転送し、この結果パターン情報を含んだヘッダー部分だけがハードディスクドライブ19に記憶される。この後、CPU10は、上記ヘッダー部分に書き込んだパターン情報に示される結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を出力し、結線用回路211をヘッダー部分に含まれるパターン情報に示される結線パターンに設定する。そして、CPU10はファイルAのデータ部分をHDDコントローラ14および結線用回路211を介してハードディスクドライブ19に転送し、この結果ハードディスクドライブ19には上記ヘッダー部分と該データ部分が組み合わされたファイルAが記憶される。ここで、データ部分は、上記パターン情報に示される結線パターンによってビット列の順序が入れ替えられたビット列のデータとして記憶される。
【0060】
次に、上記のようにヘッダー部分とデータ部分とが異なる結線パターンを利用して転送されてハードディスクドライブ19に記憶されたファイルAを読み出す場合について説明する。ユーザの指示等に応じてファイルAを読み出す場合、CPU10は、まずヘッダー部分転送用の結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用回路に出力し、結線用回路211を該ヘッダー部分転送用の結線パターンに設定する。この状態でCPU10は、ハードディスクドライブ19からファイルAのヘッダー部分だけを結線用回路211およびHDDコントローラ14を介して読み出す。すなわち、ヘッダー部分をハードディスクドライブ19に転送した時と同様の結線パターンを用いてハードディスクドライブ19から読み出すことになり、これによりCPU10は読み出したヘッダー部分に含まれるパターン情報を理解することができる。CPU10は、ヘッダー部分に含まれるパターン情報を理解すると、該パターン情報に示される結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を出力し、結線用回路211をヘッダー部分に含まれるパターン情報に示される結線パターンに設定する。そして、CPU10はファイルAのデータ部分を結線用回路211およびHDDコントローラ14を介してハードディスクドライブ19から読み出す。すなわち、データ部分をハードディスクドライブ19に転送した時と同様の結線パターンを用いてハードディスクドライブ19から読み出すことになり、これによりCPU10は読み出したデータ部分を復号や順序入れ替え等の処理を施すことなく通常のデータとして利用することができるのである。また、このようにデータ部分の読み出し、該データ部分の最後のデータを読み出したことをCPU10が認識すると(EOF(End of File)データを検出する等)、CPU10はヘッダー部分転送用の結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用回路に出力し、他のファイルの読み出しに備える。
【0061】
(変形例4)
さらに、上記第2実施形態と同様に各ファイル毎に結線パターンを設定する手法としては、次のような手法を採用するようにしてもよい。すなわち、上記の変形例では、パターン情報を含んだヘッダー部分はある固定されたヘッダー部分転送用結線パターンを利用して転送されるようになっているが、図13に示すように、各々のファイル毎にヘッダー部分の転送に利用する結線パターンを変更するようにしてもよい。
【0062】
同図に示すように、この変形例においては、あるファイル(ファイルAとする)のデータをCPU10からHDDコントローラ14および結線用回路211を介してハードディスクドライブ19に記憶させる際に、CPU10は当該ファイルAを転送するための結線パターンを乱数等を用いて決定するとともに、当該ファイルAにパターン識別用のヘッダーを設け(元々あるヘッダーに加えて当該装置内部でのみ使用する専用のヘッダーを設ける)、該ヘッダーに、上記のように決定した当該ファイルAのデータをハードディスクドライブ19に転送する際に結線用回路211に設定する結線パターンを示すパターン情報を書き込む。さらに、CPU10は乱数等を用いて当該ファイルAのヘッダー部分を転送するために用いる結線パターンを決定し、決定した結線パターンを示すパターン情報と、当該ファイルAを識別する識別情報とを対応付けてハードディスクドライブ19とは別の記憶装置、例えばフラッシュメモリ210’に格納する。そして、CPU10は、決定したヘッダー部分転送用の結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用回路に出力し、結線用回路211を決定したヘッダー部分転送用の結線パターンに設定する。この状態でCPU10は、ファイルAのヘッダー部分だけをHDDコントローラ14および結線用回路211を介してハードディスクドライブ19に転送し、この結果パターン情報を含んだヘッダー部分だけがハードディスクドライブ19に記憶される。この後、CPU10は、上記ヘッダー部分に書き込んだパターン情報に示される結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を出力し、結線用回路211をヘッダー部分に含まれるパターン情報に示される結線パターンに設定する。そして、CPU10はファイルAのデータ部分をHDDコントローラ14および結線用回路211を介してハードディスクドライブ19に転送し、この結果ハードディスクドライブ19には上記ヘッダー部分と該データ部分が組み合わされたファイルAが記憶される。
【0063】
次に、上記のようにヘッダー部分とデータ部分とが異なる結線パターンを利用して転送されてハードディスクドライブ19に記憶されたファイルAを読み出す場合について説明する。ユーザの指示等に応じてファイルAを読み出す場合、CPU10は、フラッシュメモリ210’の記憶内容を参照し、識別情報のファイルAに対応付けられたパターン情報に示される結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を結線用回路に出力し、結線用回路211をフラッシュメモリ210’のパターン情報に示される結線パターンに設定する。この状態でCPU10は、ハードディスクドライブ19からファイルAのヘッダー部分だけを結線用回路211およびHDDコントローラ14を介して読み出す。すなわち、ヘッダー部分をハードディスクドライブ19に転送した時と同様の結線パターンを用いてハードディスクドライブ19から読み出すことになり、これによりCPU10は読み出したヘッダー部分に含まれるパターン情報を理解することができる。CPU10は、ヘッダー部分に含まれるパターン情報を理解すると、該パターン情報に示される結線パターンに結線用回路211が設定されるように制御信号を出力し、結線用回路211をヘッダー部分に含まれるパターン情報に示される結線パターンに設定する。そして、CPU10はファイルAのデータ部分を結線用回路211およびHDDコントローラ14を介してハードディスクドライブ19から読み出す。すなわち、データ部分をハードディスクドライブ19に転送した時と同様の結線パターンを用いてハードディスクドライブ19から読み出すことになり、これによりCPU10は読み出したデータ部分を復号や順序入れ替え等の処理を施すことなく通常のデータとして利用することができるのである。
【0064】
以上のようにすることで、ファイルのヘッダー部分の転送に用いる結線パターンも各ファイル毎に異なるものとなり、不正者等による結線パターンの読み出しがより困難になる。したがって、ハードディスクドライブ19に格納されたデータの不正コピーを抑制することができる。
【0065】
(変形例5)
また、上述した第1および第2実施形態では、本発明をオーディオ装置に適用した場合について説明したが、楽曲データや映像データ等の様々な不正コピーを防止すべきデータを記憶する記憶装置を搭載した映像再生記録装置等の他の電子機器に本発明を適用することもできる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡易な構成でありながら、データ記憶装置の記録速度や読出速度の低下等の能力の低下を招くことなく、かつ汎用のファイルシステム等を用いてデータ管理をした場合にも当該データ記憶装置に記憶されているデータの不正コピーを抑制することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るオーディオ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 前記オーディオ装置において、CPUと、HDDコントローラおよびハードディスクドライブとの間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図である。
【図3】 前記ハードディスクドライブに記録されるデータのビット列の順序を説明するための図である。
【図4】 従来の一般的な電子機器におけるCPUと、HDDコントローラおよびハードディスクドライブとの間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図である。
【図5】 従来の一般的な電子機器におけるハードディスクドライブに記録されるデータのビット列の順序を説明するための図である。
【図6】 前記オーディオ装置から取り外した前記ハードディスクドライブと、他の装置のCPUと、HDDコントローラとの間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図である。
【図7】 前記オーディオ装置の変形例におけるCPUと、HDDコントローラおよびハードディスクドライブとの間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図である。
【図8】 前記オーディオ装置の他の変形例におけるCPUと、HDDコントローラおよびハードディスクドライブとの間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図である。
【図9】 本発明の第2実施形態に係るオーディオ装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 第2実施形態に係る前記オーディオ装置におけるCPUと、HDDコントローラおよびハードディスクドライブとの間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図である。
【図11】 第2実施形態に係る前記オーディオ装置の変形例におけるROMに記憶される内容を説明するための図である。
【図12】 第2実施形態の他の変形例において、前記オーディオ装置におけるCPUと、HDDコントローラおよびハードディスクドライブとの間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図である。
【図13】 第2実施形態のその他の変形例において、前記オーディオ装置におけるCPUと、HDDコントローラおよびハードディスクドライブとの間でデータを伝送する際の構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
10……CPU(データ処理手段、パターン制御手段)、11……ROM、12……RAM、13……CD−ROMドライブ、14……HDDコントローラ、15……通信インターフェース、18……バス、19……ハードディスクドライブ(データ記憶装置)、22……バス、32……バス、42……バス、100……オーディオ装置、200……オーディオ装置、210……フラッシュメモリ(パターン情報記憶手段)、211……結線用回路
Claims (5)
- データを記憶するデータ記憶装置と、
前記データ記憶装置に記憶されたデータの読み出し、および前記データ記憶装置へのデータの書き込みを、コントロールデータにより制御するデータ処理手段と、
前記データ記憶装置と前記データ処理手段の間を接続し、両者間で複数のビット数のデータを並行して伝送するバスと
を具備する電子機器であって、
前記バスは、並行して伝送できるビット数のデータのビット順序が入れ替わるように前記データ処理手段と前記データ記憶装置とを結線し、
前記データ処理手段は、前記コントロールデータのレジスタビット定義を前記バスの結線パターンに応じて設定して、前記バスを介して前記データ記憶装置に送信することにより、前記データ記憶装置を制御する
ことを特徴とする電子機器。 - データを記憶するデータ記憶装置と、
前記データ記憶装置に記憶されたデータの読み出し、および前記データ記憶装置へのデータの書き込みを、コントロールデータにより制御するデータ処理手段と、
前記データ記憶装置と前記データ処理手段の間を接続し、両者間で複数のビット数のデータを並行して伝送するバスと、
前記データ記憶装置と前記データ処理手段との間に接続され、前記バスによって並行して伝送できるビット数のデータのビット順序が入れ替わるように両者を結線する回路であり、その結線パターンが変更可能な結線用回路と
を具備し、
前記データ処理手段は、前記コントロールデータのレジスタビット定義を前記結線用回路の結線パターンに応じて設定して、前記バスを介して前記データ記憶装置に送信することにより、前記データ記憶装置を制御する
ことを特徴とする電子機器。 - 前記結線用回路は、前記データ処理手段と前記データ記憶装置との間でデータを伝送する際に、所定の単位データ毎に前記結線パターンを変更し、
前記データ記憶装置からある所定の単位データを読み出す場合には、当該ある所定の単位データを書き込んだ時と同じ前記結線パターンで当該ある所定の単位データを伝送する
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。 - 前記データ記憶装置に記憶されている前記所定の単位データを識別するための識別情報と、
前記所定の単位データを前記データ記憶装置に書き込んだ際の前記結線パターンを示すパターン情報とを対応付けて記憶するパターン情報記憶手段と、
前記データ記憶装置からある所定の単位データを読み出す際に、前記結線用回路によって構成される前記結線パターンを制御する手段であって、前記パターン情報記憶手段を参照することにより、前記当該ある所定の単位データの識別情報に対応付けられた前記結線パターンを特定し、前記結線用回路が特定した前記結線パターンを構成するように制御するパターン制御手段と
をさらに具備する
ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。 - 前記データ記憶装置は、映像データ、楽曲データもしくは両者を記憶している
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電子機器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001188525A JP4325130B2 (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | 電子機器 |
US10/174,649 US20020199041A1 (en) | 2001-06-21 | 2002-06-19 | Data storage with scrambling by crossing parallel bit bus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001188525A JP4325130B2 (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003005875A JP2003005875A (ja) | 2003-01-08 |
JP4325130B2 true JP4325130B2 (ja) | 2009-09-02 |
Family
ID=19027611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001188525A Expired - Fee Related JP4325130B2 (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | 電子機器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020199041A1 (ja) |
JP (1) | JP4325130B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006155371A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Yamaha Corp | ディジタル情報複製管理装置 |
CN101292221B (zh) * | 2005-11-22 | 2012-05-30 | 英特尔公司 | 用于串行链路的基于信号跃迁特征的编码的方法和装置 |
DE102010036287A1 (de) * | 2010-08-27 | 2012-03-01 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Abfrage eines Datenpunkts eines Schalters |
US10445259B2 (en) * | 2017-04-18 | 2019-10-15 | Western Digital Technologies, Inc. | Bit reordering for memory devices |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5511002A (en) * | 1993-09-13 | 1996-04-23 | Taligent, Inc. | Multimedia player component object system |
WO1997044739A1 (en) * | 1996-05-23 | 1997-11-27 | Advanced Micro Devices, Inc. | Apparatus for converting data between different endian formats and system and method employing same |
JPH1126095A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Amp Japan Ltd | 電子制御スイッチ付コネクタ装置 |
US6223262B1 (en) * | 1998-08-18 | 2001-04-24 | International Business Machines Corporation | Method for multi-volume, write-behind data storage in a distributed processing system |
US6405273B1 (en) * | 1998-11-13 | 2002-06-11 | Infineon Technologies North America Corp. | Data processing device with memory coupling unit |
US6970563B1 (en) * | 2000-06-01 | 2005-11-29 | Mindspeed Technologies, Inc. | System for fast scrambling and descrambling of data |
JP4683442B2 (ja) * | 2000-07-13 | 2011-05-18 | 富士通フロンテック株式会社 | 処理装置および集積回路 |
US6658478B1 (en) * | 2000-08-04 | 2003-12-02 | 3Pardata, Inc. | Data storage system |
-
2001
- 2001-06-21 JP JP2001188525A patent/JP4325130B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-06-19 US US10/174,649 patent/US20020199041A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003005875A (ja) | 2003-01-08 |
US20020199041A1 (en) | 2002-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3093678B2 (ja) | 暗号化方法、復号方法、記録再生装置、復号装置、復号化ユニット装置及び記録媒体の製造方法 | |
JP2005506589A (ja) | 不揮発性メモリカード、コンパクトディスクまたはその他のメディアから記録済みのオーディオ、ビデオまたはその他のコンテンツを再生するためのシステム、方法およびデバイス | |
WO2007052446A1 (ja) | コンテンツのデータ構造およびメモリカード | |
JP4250343B2 (ja) | データ処理装置 | |
JP2003058430A (ja) | 情報記録処理装置、コンテンツ入出力管理装置、コンテンツ管理システム、および情報記録処理方法、コンテンツ入出力管理方法、コンテンツ管理方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP4325130B2 (ja) | 電子機器 | |
JP3719396B2 (ja) | 機器制御方法、データ転送装置、記録媒体 | |
JP2002203365A (ja) | ディジタルオーディオ信号録音装置 | |
JP2001209584A (ja) | 情報暗号化装置及びその方法 | |
US20060149973A1 (en) | Digital information copying management apparatus | |
JP2002230895A (ja) | データ処理方法、電子機器およびメモリ装置 | |
JP3882460B2 (ja) | メモリ装置、データ処理装置、データ処理システムおよびデータ処理方法 | |
JP2000156034A (ja) | ディジタル信号記憶装置、ディジタル信号記憶方法、プログラム記録媒体、ディジタル信号記録装置及びディジタル信号記録方法 | |
JP2004260844A (ja) | 暗号化装置及び情報再生装置並びに暗号化方法 | |
JP3557818B2 (ja) | ソフトデータの管理方法 | |
JP2000156036A (ja) | ディジタル信号記憶システム、ディジタル信号記憶方法、プログラム記録媒体、ディジタル信号記録システム及びディジタル信号記録方法 | |
JP2000076789A (ja) | Cdリニアpcmデータの暗号化音声再生システム | |
JP2006318259A (ja) | 情報処理装置及び転送方法 | |
JP5012490B2 (ja) | コンテンツ再生装置および著作権保護方法 | |
JP4391329B2 (ja) | 記録制御装置、記録制御方法、記録再生装置、記録制御プログラムおよび記録制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JP3482344B2 (ja) | ディスクドライブ装置を有するデータの記録および/または再生システム | |
JP2000156035A (ja) | ディジタル信号記録システム、ディジタル信号記録方法及びプログラム記録媒体 | |
JP3765702B2 (ja) | 記録装置、記録制御方法および記録媒体 | |
JP2004265537A (ja) | 記録装置、記録方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2006079291A (ja) | メモリーカード及び再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071001 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071009 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080812 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081014 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20081017 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090519 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090601 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140619 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |