JP2003005721A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2003005721A JP2001189233A JP2001189233A JP2003005721A JP 2003005721 A JP2003005721 A JP 2003005721A JP 2001189233 A JP2001189233 A JP 2001189233A JP 2001189233 A JP2001189233 A JP 2001189233A JP 2003005721 A JP2003005721 A JP 2003005721A
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美香 中村
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誠 山倉
Tomoyoshi Nakakita
朋喜 中北
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の液晶表示装置の駆動方法は、極性反
転の低電力駆動とフリッカのない高画質駆動を両立す
る。 【解決手段】 共通電極線に電圧振幅が小さい正負の変
調信号を印加することで、低電圧でフリッカのない極性
反転駆動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス方式の液晶表示装置に関し、より詳しくは実用性を
高めつつ信号線駆動回路および走査線駆動回路の信号振
幅を低減するための駆動方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリクス方式の液晶表示装
置において、表示信号の最大振幅の低減、内部直流電圧
(寄生容量)による影響の抑制等のため、液晶の保持特
性を高めるための保持容量を前段走査線と画素電極の間
に設け、ここから液晶にバイアス電圧を印加する対向一
定容量結合駆動方法と呼ばれる方法がある(例えば日経
BP社 フラットパネル・ディスプレイ‘93 P12
8〜P131)。
【0003】しかしながら、この方法によると、一方で
走査信号の振幅を大きくする必要がある。そこで、特開
平10−39277号公報には、走査線と独立した補助
容量を設け、この補助容量にパルス状波形を加えて液晶
にバイアス電位を加える方法が提案されている。
【0004】同公報による表示装置の構成の概略を図1
7に、1画素の電気的構成図を図2に示す。表示領域2
0には複数の信号線1が平行に配されていて、さらに複
数の走査線2が信号線1に直交するように配されてい
る。信号線1と走査線2の各交点の近傍にはスイッチン
グ素子3が配されている。スイッチング素子3は走査線
駆動回路10より走査線2を介して入力した走査信号に
より信号線1と画素電極4との接続をオン・オフ制御す
る。液晶層7は画素電極4と対向電極11との間に形成
された電界により駆動する。複数の共通電極線5が走査
線2と対をなしてそれと略平行に配される。画素電極4
と共通電極線5の間には保持容量6が形成される。
【0005】信号線駆動回路9は、フレーム期間ごとに
対向電極11の電位Vcomに対して論理極性が反転し
たパルス信号を信号線1のそれぞれに出力する。
【0006】走査線駆動回路10は、VoffおよびV
onの2値を発生するバッファとシフトレジスタとを備
え、スタート信号Vstとクロック信号Vclkに基づ
いて走査線2を駆動するための走査信号のVoffまた
はVonを出力する。
【0007】共通電極線駆動回路12はスイッチを備
え、入力された信号VstとVclkに基づいて信号源
(図示せず)より入力したVe(−)、Ve、Ve
(+)の3値のいずれかを共通電極線5に出力する。
【0008】ここで、スイッチング素子3は、たとえば
非晶質シリコン(a−Si)、多結晶ポリシリコン(p
−Si)等を用いた薄膜トランジスタである。また、反
射型や投射型のパネルには、広くICに用いられる単結
晶シリコン(c−Si)を用いたものも多い。
【0009】これらのデバイスにはその構造上、走査線
2と画素電極4の間に寄生容量すなわちゲート−ドレイ
ン間容量8が形成されるため、走査線駆動回路10から
の走査信号がVonからVoffに変化する時に、画素
電極4の電位を負側にシフトする。
【0010】そこで、同公報では、この画素電極4の電
位の降下を補償するために、共通電極線5の電位を変化
させている。
【0011】この装置の駆動方法を各電位の動作波形を
示す図18を用いて説明する。
【0012】走査線駆動回路10は、1フレームごとに
各走査線2に向けてそれに接続されたスイッチング素子
3をオンにするための信号を出力する。走査線2の電位
はVoffに維持されながら、その水平走査期間だけV
onになる。したがって、スイッチング素子3はその期
間だけオンになり、画素電極4と信号線1が電気的に接
続される。
【0013】図中H1で示す水平走査期間においては、
画素電極4の電位は低下して信号線1の電位Vs(−)
と等しくなる。このときの信号線1の対向電極11に対
する論理極性は負である。
【0014】ここで、期間H1中にVeに維持されてい
た共通電極線5の電位をVe(+)に上昇させる。期間
H1が経過して走査線電位がVoffに低下した瞬間、
ゲート−ドレイン間容量8の影響により、画素電極4の
電位はわずかに負にシフトする。ここで、ゲート−ドレ
イン間容量8は液晶層7の容量と保持容量6の総和より
も一桁小さい。
【0015】期間H1の経過後、共通電極線5の電位を
Ve(+)からVeに下げる。これにより、画素電極4
の電位はほぼこの電位差分負にシフトする。水平走査期
間H2に至るまでは、スイッチング素子3がオフである
ために画素電極4の電位は維持される。
【0016】期間H2では、信号線1の論理極性は対向
電極11に対して正であって、画素電極4の電位は上昇
して信号線1の電位Vs(+)と等しくなる。期間H2
中に共通電極線5の電位をVeからVe(−)に下げ
る。期間H2が経過して走査線2の電位がVoffに低
下した瞬間、ゲート−ドレイン間容量8の影響により、
画素電極4の電位はわずかに負にシフトする。期間H2
の経過後、共通電極線5の電位をVe(−)からVeに
上げる。これにより、画素電極4の電位はほぼこの電位
差分正にシフトする。
【0017】上記のように、対向電極電位Vcomに対
する論理極性が異なる画像信号が交互に繰り返し画素電
極4に入力する。
【0018】この方法によると、画素電極4の電位の振
幅を画像信号の振幅よりも大きくすることができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、共通電
極線5の振幅がVe(+)とVe(−)の絶対値の和に
なり、画像信号の振幅よりも大きくなっていた。
【0020】このため、共通電極線駆動回路には高耐圧
の素子が必要となり、機器の小型化や低価格化を妨げる
要因となる。また、電池を用いる携帯機器などにおいて
は、高電圧の生成は電源回路そのものにとっても効率が
悪く、電池駆動時間を短縮する原因になりうる。
【0021】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であり、機器の小型化および低価格化に対応可能であり
かつ消費電力の少ないアクティブマトリクス方式の液晶
表示装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、互いに平行に配された複数の信号線、前記信号線と
直交する複数の走査線、前記信号線および走査線に囲ま
れた領域のそれぞれに形成された画素電極、前記走査線
より入力した走査信号に基づいて前記画素電極のそれぞ
れと前記信号線との接続を制御する複数のスイッチング
素子、および前記走査線と対をなして前記走査線と略平
行に配され、前記画素電極との間に保持容量を形成する
共通電極を備えた第一の基板と、前記第一の基板と対向
して配された第二の基板と、前記第一および第二の基板
の間に挟持された液晶層と、前記画素電極との間に前記
液晶層を駆動するための電界を形成するために前記第一
または第二の基板に配された対向電極と、前記信号線お
よびスイッチング素子を介して前記画素電極に画像信号
を出力する信号線駆動回路と、前記走査線を介して前記
スイッチング素子に前記走査信号を出力する走査線駆動
回路と、前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電
極線に2レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前
記走査線がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nラ
イン後に変調セットタイミングを有し、前記走査線がス
イッチング素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベ
ル変更のためのリセットタイミングを有し、N+Mは全
ライン数の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベ
ルのうちの絶対値の大きい方であり3値の電圧からなる
共通電極線駆動回路とを具備する。
【0023】本発明では変調信号の振幅が2レベルある
ため、画素電極の電位を対向電極電位に対して任意に設
定でき、かつ、変調信号の振幅が小さいため、高耐圧の
素子を使用しないで回路を構成できる。
【0024】本発明の好ましい態様において、走査線駆
動回路および共通電極線駆動回路が第一の基板上の表示
領域に対して同一の側に配され、両回路に入力される信
号の一部は同一の信号源から出力される。基板の面積に
対して表示領域を大きくとることができる。
【0025】本発明の他の好ましい態様において、走査
線駆動回路の一部および共通電極線駆動回路の一部が同
一のIC基板上に形成される。
【0026】本発明の他の好ましい態様において、信号
線駆動回路の一部および共通電極線駆動回路の一部が同
一のIC基板上に形成される。基板上の非表示領域を小
さくすることができる。
【0027】本発明のほかの好ましい態様において、画
素電極が反射面を有する。共通電極線の幅を大きくする
ことができるため、表示に影響を与えずに充分な保持容
量を確保することができる。
【0028】本発明の他の好ましい態様において、走査
線駆動回路および共通電極線駆動回路が多結晶、非結
晶、または単結晶のシリコン半導体を具備する。より好
ましくは、スイッチング素子が、走査線駆動回路および
共通電極線駆動回路内のシリコン半導体と同じ材料を含
む。これらシリコン半導体に同じ材料を用いることで、
同一のプロセスにおいてこれらを形成することができ
る。
【0029】本発明のさらに他の液晶表示装置は、互い
に平行に配された複数の信号線、前記信号線と直交する
複数の走査線、前記信号線および走査線に囲まれた領域
のそれぞれに形成された画素電極、前記走査線より入力
した走査信号に基づいて前記画素電極のそれぞれと前記
信号線との接続を制御する複数のスイッチング素子、お
よび前記走査線と対をなして前記走査線と略平行に配さ
れ、前記画素電極との間に保持容量を形成する共通電極
を備えた第一の基板と、前記第一の基板と対向して配さ
れた第二の基板と、前記第一および第二の基板の間に挟
持された液晶層と、前記画素電極との間に前記液晶層を
駆動するための電界を形成するために前記第一または第
二の基板に配された対向電極と、前記信号線およびスイ
ッチング素子を介して前記画素電極に画像信号を出力す
る信号線駆動回路と、前記走査線を介して前記スイッチ
ング素子に前記走査信号を出力する走査線駆動回路と、
前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
の絶対値の大きい方であり4値の電圧からなる共通電極
線駆動回路とを有する。
【0030】2レベルの変調信号を4値の電圧で生成す
るため、変調信号の電圧設定に自由度があり、さらに振
幅は変調レベルの大きい方なので、高耐圧素子を使用せ
ず、小規模な回路で低電力で実現できる。
【0031】本発明のさらに他の液晶表示装置は、互い
に平行に配された複数の信号線、前記信号線と直交する
複数の走査線、前記信号線および走査線に囲まれた領域
のそれぞれに形成された画素電極、前記走査線より入力
した走査信号に基づいて前記画素電極のそれぞれと前記
信号線との接続を制御する複数のスイッチング素子、お
よび前記走査線と対をなして前記走査線と略平行に配さ
れ、前記画素電極との間に保持容量を形成する共通電極
を備えた第一の基板と、前記第一の基板と対向して配さ
れた第二の基板と、前記第一および第二の基板の間に挟
持された液晶層と、前記画素電極との間に前記液晶層を
駆動するための電界を形成するために前記第一または第
二の基板に配された対向電極と、前記信号線およびスイ
ッチング素子を介して前記画素電極に画像信号を出力す
る信号線駆動回路と、前記画像信号の電位を決める電位
発生回路と、前記走査線を介して前記スイッチング素子
に前記走査信号を出力する走査線駆動回路と、前記画像
信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2レベルの
変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線がスイッ
チング素子をオフした後、1乃至Nライン後に変調セッ
トタイミングを有し、前記走査線がスイッチング素子を
オフする前1乃至Mライン以前にレベル変更のためのリ
セットタイミングを有し、N+Mは全ライン数の10%
以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうちの絶対値
の大きい方である共通電極線駆動回路とを具備し、前記
共通線駆動回路が使用する電圧の一部と前記電位発生回
路が使用する電圧の一部とを共用する。液晶表示装置の
駆動回路全体の中で電圧を生成する回路を共用すること
で、新たな電圧生成のための静的電力の増加を押さえ、
回路規模を縮小することができる。
【0032】本発明のさらに他の液晶表示装置は、互い
に平行に配された複数の信号線、前記信号線と直交する
複数の走査線、前記信号線および走査線に囲まれた領域
のそれぞれに形成された画素電極、前記走査線より入力
した走査信号に基づいて前記画素電極のそれぞれと前記
信号線との接続を制御する複数のスイッチング素子、お
よび前記走査線と対をなして前記走査線と略平行に配さ
れ、前記画素電極との間に保持容量を形成する共通電極
を備えた第一の基板と、前記第一の基板と対向して配さ
れた第二の基板と、前記第一および第二の基板の間に挟
持された液晶層と、前記画素電極との間に前記液晶層を
駆動するための電界を形成するために前記第一または第
二の基板に配された対向電極と、前記信号線およびスイ
ッチング素子を介して前記画素電極に画像信号を出力す
る信号線駆動回路と、前記走査線を介して前記スイッチ
ング素子に前記走査信号を出力する走査線駆動回路と、
前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
の絶対値の大きい方である共通電極線駆動回路とを具備
し、前記共通線駆動回路が使用する電圧の一部と前記対
向電極電位とを共用する。液晶表示装置の駆動回路全体
の中で電圧を生成する回路を共用することで、新たな電
圧生成のための静的電力の増加を押さえ、回路規模を縮
小することができる。
【0033】本発明のさらに他の液晶表示装置は、互い
に平行に配された複数の信号線、前記信号線と直交する
複数の走査線、前記信号線および走査線に囲まれた領域
のそれぞれに形成された画素電極、前記走査線より入力
した走査信号に基づいて前記画素電極のそれぞれと前記
信号線との接続を制御する複数のスイッチング素子、お
よび前記走査線と対をなして前記走査線と略平行に配さ
れ、前記画素電極との間に保持容量を形成する共通電極
を備えた第一の基板と、前記第一の基板と対向して配さ
れた第二の基板と、前記第一および第二の基板の間に挟
持された液晶層と、前記画素電極との間に前記液晶層を
駆動するための電界を形成するために前記第一または第
二の基板に配された対向電極と、前記信号線およびスイ
ッチング素子を介して前記画素電極に画像信号を出力す
る信号線駆動回路と、前記走査線を介して前記スイッチ
ング素子に前記走査信号を出力する走査線駆動回路と、
前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
の絶対値の大きい方で、液晶表示装置としての輝度を変
更するための変調信号振幅調整機能を有する共通電極線
駆動回路とを有する。信号線の電圧振幅を大きくする
と、信号線は容量性負荷が大きいため消費電力がかなり
増大するが、信号線振幅を変化させずに変調信号振幅を
変化させれば、電力の増大は小さいまま、輝度を変更す
ることができる。
【0034】本発明のさらに他の液晶表示装置は、互い
に平行に配された複数の信号線、前記信号線と直交する
複数の走査線、前記信号線および走査線に囲まれた領域
のそれぞれに形成された画素電極、前記走査線より入力
した走査信号に基づいて前記画素電極のそれぞれと前記
信号線との接続を制御する複数のスイッチング素子、お
よび前記走査線と対をなして前記走査線と略平行に配さ
れ、前記画素電極との間に保持容量を形成する共通電極
を備えた第一の基板と、前記第一の基板と対向して配さ
れた第二の基板と、前記第一および第二の基板の間に挟
持された液晶層と、前記画素電極との間に前記液晶層を
駆動するための電界を形成するために前記第一または第
二の基板に配された対向電極と、前記信号線およびスイ
ッチング素子を介して前記画素電極に画像信号を出力す
る信号線駆動回路と、前記走査線を介して前記スイッチ
ング素子に前記走査信号を出力する走査線駆動回路と、
前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
の絶対値の大きい方で、液晶表示装置としての輝度を変
更するための変調信号振幅調整機能を有する共通電極線
駆動回路と前記変調信号振幅調整機能に対応して対向電
極電位が変化する対向電位変動調整装置とを有する。変
調信号振幅を変化させると、画素電極電位と対向電極電
位の相対的な電位関係が正負で等しくなくなり、画面上
にちらつき(フリッカ)を生じる場合があるが、本発明
のように変調信号振幅変動に対応して対向電極電位を変
化すればフリッカを生じずに輝度を変化させることがで
きる。
【0035】本発明のさらに他の液晶表示装置は、互い
に平行に配された複数の信号線、前記信号線と直交する
複数の走査線、前記信号線および走査線に囲まれた領域
のそれぞれに形成された画素電極、前記走査線より入力
した走査信号に基づいて前記画素電極のそれぞれと前記
信号線との接続を制御する複数のスイッチング素子、お
よび前記走査線と対をなして前記走査線と略平行に配さ
れ、前記画素電極との間に保持容量を形成する共通電極
を備えた第一の基板と、前記第一の基板と対向して配さ
れた第二の基板と、前記第一および第二の基板の間に挟
持された液晶層と、前記画素電極との間に前記液晶層を
駆動するための電界を形成するために前記第一または第
二の基板に配された対向電極と、前記信号線およびスイ
ッチング素子を介して前記画素電極に画像信号を出力す
る信号線駆動回路と、前記画像信号振幅を調整する画像
信号振幅調整回路と前記走査線を介して前記スイッチン
グ素子に前記走査信号を出力する走査線駆動回路と、前
記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2レ
ベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線が
スイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に変
調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチング
素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更のた
めのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数の
10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうちの
絶対値の大きい方で、液晶表示装置としての輝度を変更
するための変調信号振幅調整機能を有する共通電極線駆
動回路とを有する。画像信号振幅の増減と同時に変調信
号振幅の増減を行うことで、画質の輝度コントラスト低
下を抑えつつ、信号線駆動回路の消費電力を低減するこ
とができる。
【0036】本発明のさらに他の液晶表示装置は、互い
に平行に配された複数の信号線、前記信号線と直交する
複数の走査線、前記信号線および走査線に囲まれた領域
のそれぞれに形成された画素電極、前記走査線より入力
した走査信号に基づいて前記画素電極のそれぞれと前記
信号線との接続を制御する複数のスイッチング素子、お
よび前記走査線と対をなして前記走査線と略平行に配さ
れ、前記画素電極との間に保持容量を形成する共通電極
を備えた第一の基板と、前記第一の基板と対向して配さ
れた第二の基板と、前記第一および第二の基板の間に挟
持された液晶層と、前記画素電極との間に前記液晶層を
駆動するための電界を形成するために前記第一または第
二の基板に配された対向電極と、前記信号線およびスイ
ッチング素子を介して前記画素電極に画像信号を出力す
る信号線駆動回路と、前記走査線を介して前記スイッチ
ング素子に前記走査信号を出力する走査線駆動回路と、
前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
の10%以下で、走査線のオンオフタイミングに対する
前記変調タイミング、リセットタイミングの時間的相関
関係を走査線ごとに任意に設定でき、前記変調信号の振
幅は2レベルのうちの絶対値の大きい方である共通電極
線駆動回路とを有する。変調タイミングのセット・リセ
ットタイミングを走査線ごとに設定することにより、画
素電極の論理極性が対向電極電位に対して同じ方向であ
るラインが連続する場合に、複数ライン同時に変調信号
をセット・リセットすることができ、共通電極線駆動回
路の動作周波数を低減して消費電力を低減することがで
きる。
【0037】本発明は、第一および第二の基板にそれぞ
れ画素電極および対向電極を配した形式の液晶表示装置
のみならず、一方の基板に画素電極および対向電極(コ
モン電極)を配したIPS(In−Plane Switching)モ
ードの液晶表示装置にも適用可能である。
【0038】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1を図1、図2、図3を用いて説明する。
【0039】図1は本実施の形態1における液晶表示装
置の構成図、図2は表示領域の1画素電極周辺の詳細構
成図である。
【0040】図1、図2において、1は信号線、2は走
査線、3はスイッチング素子、4は画素電極、5は共通
電極線、6は画素電極4と共通電極線5の間に意図的に
形成した保持容量、7は液晶層、8はスイッチング素子
3の寄生容量であるところのゲート−ドレイン間容量、
9は信号線駆動回路、10は走査線駆動回路、11は対
向電極、12は共通電極線駆動回路、13は対向電極駆
動回路、20は表示領域、30はスイッチング素子3の
薄膜トランジスタ(TFT)のソース−ドレイン間容
量、31はスイッチング素子3のTFTのゲート−ソー
ス間容量である。このような構成の液晶表示装置におけ
る駆動タイミングを図3のタイミング図を用いて説明す
る。
【0041】走査線2は走査線駆動回路10により、あ
る一定の時間Vonに駆動され、他の時間はVoffに
駆動される。走査線が同時に電位Vonに駆動されるの
は通常は1本だけであり、1フレーム期間中にすべての
走査線が1度、Vonに駆動される。期間H1中、1走
査線2がVonに駆動されるとこれに接続したスイッチ
ング素子3がオンになり、信号線1と画素電極4が導通
して画素電極電位は信号線駆動回路9が駆動する電位V
s(−)になる。このときVs(−)は対向電極電位V
comに対して論理極性は負である。走査線1の電位が
Voffになるとスイッチング素子3はオフになり、ゲ
ート−ドレイン間容量8の影響で画素電極4の電位は
(数式1)のVpoffだけ負側にシフトする。
【0042】 (数式1) Vpoff=(Von-Voff)*Cgd/(Clc+Cst+Csd+Cgd) 走査線1の電位がVoffでスイッチング素子3がオフ
している間に共通電極線5の電位をVe2からVe1に
変化させると、画素電極電位は(数式2)のVpe
(−)だけさらに負側にシフトし、図3の斜線の領域に
なる。
【0043】 (数式2) Vpe(-)=(Ve2-Ve1)*Cst/(Clc+Cst+Csd+Cgd) 期間H2では走査線2の電位がVonに駆動されスイッ
チング素子3が導通すると、画素電極電位は信号線1の
電位であるVs(+)になる。このときのVs(+)は
対向電極電位Vcomに対して論理極性は正である。H
2の最初には共通電極電位をVe1からVe0に下げる
が、スイッチング素子3が導通しているため画素電極電
位はあまり影響を受けない。期間H2後、共通電極電位
がVe0からVe2に変化することによって(数式3)
のVpe(+)だけ画素電極電位は対向電極電位に対し
て正側にシフトし、図3の斜線の領域になる。
【0044】 (数式3) Vpe(+)=(Ve2-Ve0)*Cst/(Clc+Cst+Csd+Cgd) Ve0、Ve1、Ve2の電位設定により、画素電極電
位は対向電極電位に対して任意の電位差を有することが
できる。またVe1からVe0への変化によって、画素
電極電位を負側にシフトする場合と正側にシフトする場
合のシフト量を変えることができるため、対向電極電位
に対して直流成分が発生しないように液晶素子に交流電
界を与えることができる。また、負側のシフト量を設定
する電位差Ve(−)と正側のシフト量を設定する電位
差Ve(+)をVe2を基準に設定することにより、共
通電極線の振幅はVe(−)とVe(+)の大きい方に
設定でき、高耐圧の素子でなくとも駆動できる。
【0045】共通電極線による画素電極電位の変調セッ
トタイミングはスイッチング素子3がVoff電位にな
った後、いつでも良く、共通電極線のリセットタイミン
グも走査線の電位がVonからVoffに変化する前で
あればいつでも良いのだが、この変調が終了しなければ
液晶素子の輝度を適正に得ることができないため、画質
劣化を回避するためには期間H1、H2ともに、リセッ
トタイミングからセットタイミングまでの時間は期間H
1、H2をはさんで1ライン以上Kライン(Kは全走査
線数の10%)以下が望ましい。
【0046】(実施の形態2)図4、図2の構成図と図
5のタイミング図を用いて実施の形態2の動作を説明す
る。図4において、共通電極線駆動回路12はVe0、
Ve1、Ve2、Ve3の4値の電圧を使用する。
【0047】図5において、水平走査期間H1が始まる
と同時に共通電極線の電位はVe3からVe2に変化さ
せる。同時に走査線が電位Vonに駆動されるため、こ
れに接続するスイッチング素子3がオンになり画素電極
電位は信号線の電位Vs(−)となる。このときVs
(−)は対向電極電位Vcomに対して論理極性は負で
ある。水平走査期間H1が終了して走査線の電位がVo
ffになりスイッチング素子3がオフした後、共通電極
線電位がVe2からVe1に電位差Ve(−)だけ下が
ると、画素電極電位は負側にシフトする。そのシフト量
Vpe(−)は(数式2)のとおりである。
【0048】次フレームで、同一画素に対する水平走査
期間H2が開始すると同時に共通電極線電位をVe1か
らVe0に下げるが、走査線が電位Vonに駆動されて
スイッチング素子3がオンになるため画素電極電位は信
号線電位Vs(+)となり、期間H2終了時に、走査線
電位がVonからVoffに変化する影響を受けて(数
式1)のVpoffだけ負側にシフトする。H2終了
後、共通電極線電位がVe0からVe3に電位差Ve
(+)だけ変化し、画素電極電位は(数式3)のVpe
(+)だけ正側にシフトする。画素電極電位を負側にシ
フトするためのVe(−)と正側にシフトするためのV
e(+)の大きさに応じて、画素電極電位は対向電極電
位Vcomに対して直流成分を発生せずに液晶素子を交
流駆動できる。画素電極電位をシフトする量が正側と負
側で異なる場合、電位差Ve(−)とVe(+)はそれ
ぞれ異なる電圧から生成する必要があるが、本実施の形
態2のように、リセットのためのタイミングと電位差を
正負それぞれに設定すれば電圧Ve0、Ve1、Ve
2、Ve3は任意の電圧を選択できるため、実施の形態
1に比べて、回路規模は増大するが、電圧設定自由度が
増す。この場合も電位差Ve(−)とVe(+)の絶対
値の大きい方を設定するVe0、Ve3を基準に、絶対
値が小さい方のVe1、Ve2を設定すれば、共通電極
線駆動回路は高耐圧の素子でなくとも良い。
【0049】共通電極線による画素電極電位の変調セッ
トタイミングはスイッチング素子3がVoff電位にな
った後、いつでも良く、共通電極線のリセットタイミン
グも走査線の電位がVonからVoffに変化する前で
あればいつでも良いのだが、この変調が終了しなければ
液晶素子の輝度を適正に得ることができないため、画質
劣化を回避するためには期間H1、H2ともに、リセッ
トタイミングからセットタイミングまでの時間は期間H
1、H2をはさんで1ライン以上Kライン(Kは全走査
線数の10%)以下が望ましい。
【0050】(実施の形態3)図6、図3、図5を用い
て実施の形態3の動作を説明する。
【0051】図6において、14は信号線駆動回路9が
画素電極に出力するアナログの信号線電圧を決定するた
めのDAコンバータの基準電圧を生成する基準電圧生成
部である。
【0052】共通電極線駆動回路12は基準電圧生成部
14から3値の電圧Ve0、Ve1、Ve2を入力して
図3のタイミングで共通電極線を駆動する。このような
構成にすることで、駆動回路全体の中に新たな電位を生
成するための静的電力の発生を抑制し回路規模を増大さ
せずに、消費電力を低減することができる。
【0053】共通電極線駆動回路12は基準電圧生成部
14から4値の電圧Ve0、Ve1、Ve2、Ve3を
入力して図5のように駆動することもできる。この場合
もやはり、新たな電位を生成するための静的電力の発生
を抑制し回路規模を増大させずに、消費電力を低減する
ことができる。
【0054】また、特に図示しないが、共通電極線駆動
に使用する電圧すべてを基準電圧生成部14から入力す
る必要はなく、1値以上の電圧を共用することで、回路
規模削減および電力低減は図ることができる。
【0055】またさらに、電圧の共用が本実施の形態3
の目的であるから、共通電極線駆動回路12で生成した
電圧の一部または全部を基準電圧生成部14に入力して
共用しても、回路規模削減、電力低減の発明の効果は同
様に得られる。
【0056】(実施の形態4)図7、図3を用いて実施
の形態4の動作を説明する。
【0057】図7において、共通電極線駆動回路12は
対向電極駆動回路13と電圧を共用して図3のタイミン
グで共通電極線を駆動する。このような構成にすること
で、駆動回路全体の中に新たな電位を生成するための静
的電力の発生を抑制し回路規模を増大させずに、消費電
力を低減することができる。
【0058】また、電圧の共用が本実施の形態4の目的
であるから、共通電極線駆動回路12と対向電極駆動回
路13が共用する電圧はどちらの回路で生成しても良
く、また特に図示はしないが、別途信号源から同一電圧
を供給しても、回路規模削減、電力低減の発明の効果は
同様に得られる。
【0059】(実施の形態5)図8、図9、図3を用い
て実施の形態5の動作を説明する。
【0060】図8において、共通電極線駆動回路12に
は変調信号振幅調整回路15が接続しており、図3のV
e(−)、Ve(+)を調整する機能を有する。
【0061】図9で、横軸に画素電極電位と対向電極電
位の間の電圧、縦軸に液晶素子の輝度変化率をとると、
初期の変調信号Ve(−)、Ve(+)によって変調さ
れた画素電極と対向電極間の電圧の絶対値はVpe1だ
け高電圧側にシフトし、そこから映像信号の振幅分Vs
pの電圧範囲内で輝度が95%から0%まで変化する。
変調信号Ve(−)、Ve(+)を変化させて画素電極
と対向電極間の電圧の絶対値のシフト量をVpe2に変
化させると、映像信号振幅は初期と同じ状態で液晶素子
の輝度変化範囲を全体的に明るく100%から7%まで
に設定することができる。
【0062】液晶素子の輝度変化範囲を調整するために
信号線駆動回路の動作電圧を大きくすると、信号線は容
量性負荷が大きいため消費電力の増大が非常に大きい
が、本実施の形態5のように変調信号振幅を調整すれ
ば、電力の増減幅は小さいまま容易に液晶素子の輝度変
化範囲を調整することができる。
【0063】(実施の形態6)図10、図11、図12
を用いて実施の形態6の動作を説明する。
【0064】図10において、共通電極線駆動回路12
には変調信号振幅調整回路15が接続しており、変調信
号振幅調整回路15から対向電極駆動回路13に対向電
極電位Vcomの基準電圧Vcom0を出力している。
【0065】図11に変調信号振幅調整回路15の内部
にある変調信号電位Ve0、Ve1、Ve2の変動に合
わせてVcom0を変化させる回路を示す。Vcom0
は可変抵抗で電位設定をするVe1とVe2の電位の間
を固定抵抗比で分割しており、Ve1、Ve2の電位変
動の影響を受けて変化する。
【0066】このような回路における動作を図12を用
いて説明する。図12において画素電極電位の斜線の部
分は変調信号により変調された後の画素電極電位であ
り、期間H1、H2で極性が反転している。期間H1後
はVe2とVe1の電位差Ve(−)1で変調され、期
間H2後はVe0とVe2の電位差Ve(+)で変調さ
れており、対向電極電位Vcomは変調後画素電極電位
の平均的中点の電位を保つ。期間H3ではVe1がVe
1nに上昇し、変調信号振幅がVe(−)2に小さくな
るため、変調後の画素電極電位が期間H1後よりも上昇
し、Vcomも若干上昇した新たな値を取らなければ画
面にフリッカを生じるが、図11の抵抗値を合わせこむ
ことにより、Vcomの基準電圧であるVcom0を同
時に調整することができ、変調信号振幅を変動させても
画面にフリッカを生じず、良好な画質を得ることができ
る。
【0067】(実施の形態7)図13、図14、図15
を用いて実施の形態7の動作を説明する。
【0068】図13において、共通電極線駆動回路12
には変調信号振幅調整回路15が接続しており、変調信
号振幅調整回路15から基準電圧生成部14に制御信号
Vsctrlを出力する。基準電圧生成部14は信号線
駆動回路9が画素電極に出力するアナログの信号線電圧
を決定するためのDAコンバータの基準電圧を生成し、
制御信号Vsctrlによって信号線電圧の振幅を制御
する。
【0069】図14、図15を用いて本実施の形態7の
動作を説明する。期間H1、H2で画素電極電位はそれ
ぞれ共通電極線のVe(−)1、Ve(+)1の変動の
影響を受けて斜線の部分にVpe(−)1、Vpe
(+)1だけ電位をシフトする。このとき、信号線の振
幅はVsp1であり、このような状態では液晶素子の輝
度変化は図15の横軸電圧Vsp1で示す範囲、即ち輝
度100%から0%の範囲で変化する。期間H3、H4
でVe1がVe1nに、Ve2がVe2nに変化する
と、共通電極線の変動量はVe(−)2、Ve(+)2
に変化し、画素電極電位のシフト量は図15で示すVp
e2に変化する。このときに基準電圧生成部に制御信号
Vsctrlを出力し、信号線の電圧振幅をVsp2に
変化させると、画素電極電位は図14の斜線の部分にな
り、液晶素子の輝度変化は横軸電圧Vsp2で示す範囲
即ち95%から5%の範囲となる。この変化は、液晶表
示装置の輝度コントラストの点では明らかな低下である
が、変調信号振幅を全く変化させずに信号線振幅のみを
低減させる場合に比べて、電力削減効果は同じで、かな
り画質を改善することができる。表示情報にあまり細か
い階調差が存在せず、消費電力を削減したいときには、
このように変調信号振幅を変動させてなおかつ信号線振
幅を低減することで、輝度コントラストの低下を最低限
に抑えつつ効果的に電力を削減できる。
【0070】(実施の形態8)図16、図1を用いて実
施の形態8の動作を説明する。
【0071】図16において、走査線2a、2b、2
c、2d、2eはそれぞれフレーム期間1では水平走査
期間H11、H12、H13、H14、H15で電位V
onに.変化し、それ以外は電位Voffを維持する。
共通電極線5a、5b、5c、5d、5eはいずれも期
間H15後に同時に電位Ve2からVe1にVe(−)
だけ変化する。フレーム期間2でも走査線2a、2b、
2c、2d、2eはそれぞれ水平走査期間H21、H2
2、H23、H24、H25で電位Vonに変化し、そ
れ以外は電位Voffを維持し、共通電極線5a、5
b、5c、5d、5eは期間H21の前に同時に電位V
e0に変化し、期間H25後に同時に電位Ve2にVe
(+)だけ変化する。走査線2a、2b、2c、2d、
2eに相当する画素電極の論理極性が対向電極電位に対
して等しい場合、このように同時に変調を行っても動作
上なんら問題はなく、同時に変調するライン数が画面全
体のライン数に比べて概ね10%以下の少ないライン数
であればフリッカ等の画質劣化もあまり目立たない。こ
のように変調信号のセット・リセットタイミングを数ラ
インまとめることで共通電極線駆動回路の動作周波数を
下げることができ、低電力化が図れる。
【0072】なお、上記それぞれの実施の形態に於い
て、画素電極が反射面を有するようにしてもよい。
【0073】また、走査線駆動回路および共通電極線駆
動回路が多結晶、非結晶、または単結晶のシリコン半導
体で構成するようにするとさらに特性が改善する。
【0074】また、スイッチング素子が、前記走査線駆
動回路および共通電極線駆動回路内の前記シリコン半導
体と同じ材料で出来ていることが望ましい。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、小型・低
価格で低消費電力の液晶表示装置を提供することができ
る。
【0076】特に請求項1に記載の発明によれば、変調
信号の振幅が2レベルあるため、画素電極の電位を対向
電極電位に対して任意に設定でき、かつ、変調信号の振
幅が小さいため、高耐圧の素子を使用しないで回路を構
成できる。
【0077】請求項8に記載の発明によれば、2レベル
の変調信号を4値の電圧で生成するため、変調信号の電
圧設定に自由度があり、さらに振幅は変調レベルの大き
い方なので、高耐圧素子を使用せず、小規模な回路で低
電力で実現できる。
【0078】請求項15に記載の発明によれば、共通線
駆動回路が使用する電圧の一部と電位発生回路が使用す
る電圧の一部とを共用することにより、液晶表示装置の
駆動回路全体の中で電圧を生成する回路を共用し、新た
な電圧生成のための静的電力の増加を押さえ、回路規模
を縮小することができる。
【0079】請求項24に記載の発明によれば、共通線
駆動回路が使用する電圧の一部と対向電極電位とを共用
することにより、液晶表示装置の駆動回路全体の中で電
圧を生成する回路を共用し、新たな電圧生成のための静
的電力の増加を押さえ、回路規模を縮小することができ
る。
【0080】請求項31に記載の発明によれば、信号線
の電圧振幅を大きくすると、信号線は容量性負荷が大き
いため消費電力がかなり増大するが、信号線振幅を変化
させずに変調信号振幅を変化させれば、電力の増大は小
さいまま、輝度を変更することができる。
【0081】請求項38に記載の発明によれば、変調信
号振幅を変化させると、画素電極電位と対向電極電位の
相対的な電位関係が正負で等しくなくなり、画面上にち
らつき(フリッカ)を生じる場合があるが、本発明のよ
うに変調信号振幅変動に対応して対向電極電位が変化す
ればフリッカを生じずに輝度を変化させることができ
る。
【0082】請求項45に記載の発明によれば、画像信
号振幅の増減と同時に変調信号振幅の増減を行うこと
で、画質の輝度コントラスト低下を抑えつつ、信号線駆
動回路の消費電力を低減することができる。
【0083】請求項52に記載の発明によれば、変調タ
イミングのセット・リセットタイミングを走査線ごとに
設定することにより、画素電極の論理極性が対向電極電
位に対して同じ方向であるラインが連続する場合に、複
数ラインが同時に変調信号をセット・リセットすること
ができ、共通電極線駆動回路の動作周波数を低減して消
費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の液晶表示装置の構成図
【図2】実施の形態1の液晶表示装置の1画素電極周辺
の詳細構成図
【図3】実施の形態1の液晶表示装置の動作タイミング
【図4】実施の形態2の液晶表示装置の構成図
【図5】実施の形態2の液晶表示装置の動作タイミング
【図6】実施の形態3の液晶表示装置の構成図
【図7】実施の形態4の液晶表示装置の構成図
【図8】実施の形態5の液晶表示装置の構成図
【図9】実施の形態5の液晶素子の輝度変化率を示す図
【図10】実施の形態6の液晶表示装置の構成図
【図11】実施の形態6の変調信号振幅調整回路の構成
【図12】実施の形態6の液晶表示装置の動作タイミン
グ図
【図13】実施の形態7の液晶表示装置の構成図
【図14】実施の形態7の液晶素子の輝度変化率を示す
【図15】実施の形態7の液晶表示装置の動作タイミン
グ図
【図16】実施の形態8の液晶表示装置の動作タイミン
グ図
【図17】従来の液晶表示装置の構成図
【図18】従来の液晶表示装置の動作タイミング図
【符号の説明】
1 信号線 2 走査線 3 スイッチング素子 4 画素電極 5 共通電極線 6 保持容量 7 液晶層 8 ゲート−ドレイン間容量 9 信号線駆動回路 10 走査線駆動回路 11 対向電極 12 共通電極線駆動回路 13 対向電極駆動回路 14 基準電圧生成部 15 変調信号振幅調整回路 20 表示領域 30 ソース−ドレイン間容量 31 ゲート−ソース間容量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 621 G09G 3/20 621H 624 624C 680 680G (72)発明者 中北 朋喜 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H092 JA05 JB61 KA03 KA04 KA05 NA01 NA26 2H093 NA35 NA36 ND10 ND38 ND39 5C006 AC25 BB16 BC20 BF34 FA46 5C080 AA10 BB05 DD30 FF11 JJ02 JJ04 JJ05 5C094 AA04 AA24 AA53 BA03 BA43 CA19 EA04 EA07

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に配された複数の信号線、前
    記信号線と直交する複数の走査線、前記信号線および走
    査線に囲まれた領域のそれぞれに形成された画素電極、
    前記走査線より入力した走査信号に基づいて前記画素電
    極のそれぞれと前記信号線との接続を制御する複数のス
    イッチング素子、および前記走査線と対をなして前記走
    査線と略平行に配され、前記画素電極との間に保持容量
    を形成する共通電極を備えた第一の基板と、 前記第一の基板と対向して配された第二の基板と、 前記第一および第二の基板の間に挟持された液晶層と、 前記画素電極との間に前記液晶層を駆動するための電界
    を形成するために前記第一または第二の基板に配された
    対向電極と、 前記信号線およびスイッチング素子を介して前記画素電
    極に画像信号を出力する信号線駆動回路と、 前記走査線を介して前記スイッチング素子に前記走査信
    号を出力する走査線駆動回路と、 前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
    レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
    がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
    変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
    グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
    ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
    の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
    の絶対値の大きい方であり3値の電圧からなる共通電極
    線駆動回路とを具備する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記走査線駆動回路および共通電極線駆
    動回路が前記第一の基板上の表示領域に対して同一の側
    に配され、両回路に入力される信号の一部は同一の信号
    源から出力される請求項1の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記走査線駆動回路の一部および共通電
    極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された請
    求項1の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記信号線駆動回路の一部および共通電
    極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された請
    求項1の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記画素電極が反射面を有する請求項1
    の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記走査線駆動回路および共通電極線駆
    動回路が多結晶、非結晶、または単結晶のシリコン半導
    体を具備する請求項1の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチング素子が、前記走査線駆
    動回路および共通電極線駆動回路内の前記シリコン半導
    体と同じ材料を含む請求項1の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 互いに平行に配された複数の信号線、前
    記信号線と直交する複数の走査線、前記信号線および走
    査線に囲まれた領域のそれぞれに形成された画素電極、
    前記走査線より入力した走査信号に基づいて前記画素電
    極のそれぞれと前記信号線との接続を制御する複数のス
    イッチング素子、および前記走査線と対をなして前記走
    査線と略平行に配され、前記画素電極との間に保持容量
    を形成する共通電極を備えた第一の基板と、 前記第一の基板と対向して配された第二の基板と、 前記第一および第二の基板の間に挟持された液晶層と、 前記画素電極との間に前記液晶層を駆動するための電界
    を形成するために前記第一または第二の基板に配された
    対向電極と、 前記信号線およびスイッチング素子を介して前記画素電
    極に画像信号を出力する信号線駆動回路と、 前記走査線を介して前記スイッチング素子に前記走査信
    号を出力する走査線駆動回路と、 前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
    レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
    がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
    変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
    グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
    ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
    の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
    の絶対値の大きい方であり4値の電圧からなる共通電極
    線駆動回路とを具備する液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記走査線駆動回路および共通電極線駆
    動回路が前記第一の基板上の表示領域に対して同一の側
    に配され、両回路に入力される信号の一部は同一の信号
    源から出力される請求項8の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記走査線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項8の液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 前記信号線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項8の液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 前記画素電極が反射面を有する請求項
    8の液晶表示装置。
  13. 【請求項13】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が多結晶、非結晶、または単結晶のシリコン半
    導体を具備する請求項8の液晶表示装置。
  14. 【請求項14】 前記スイッチング素子が、前記走査線
    駆動回路および共通電極線駆動回路内の前記シリコン半
    導体と同じ材料を含む請求項8の液晶表示装置。
  15. 【請求項15】 互いに平行に配された複数の信号線、
    前記信号線と直交する複数の走査線、前記信号線および
    走査線に囲まれた領域のそれぞれに形成された画素電
    極、前記走査線より入力した走査信号に基づいて前記画
    素電極のそれぞれと前記信号線との接続を制御する複数
    のスイッチング素子、および前記走査線と対をなして前
    記走査線と略平行に配され、前記画素電極との間に保持
    容量を形成する共通電極を備えた第一の基板と、 前記第一の基板と対向して配された第二の基板と、 前記第一および第二の基板の間に挟持された液晶層と、 前記画素電極との間に前記液晶層を駆動するための電界
    を形成するために前記第一または第二の基板に配された
    対向電極と、 前記信号線およびスイッチング素子を介して前記画素電
    極に画像信号を出力する信号線駆動回路と、 前記画像信号の電位を決める電位発生回路と、 前記走査線を介して前記スイッチング素子に前記走査信
    号を出力する走査線駆動回路と、 前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
    レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
    がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
    変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
    グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
    ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
    の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
    の絶対値の大きい方である共通電極線駆動回路とを具備
    し、 前記共通線駆動回路が使用する電圧の一部と前記電位発
    生回路が使用する電圧の一部とを共用する液晶表示装
    置。
  16. 【請求項16】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が前記第一の基板上の表示領域に対して同一の
    側に配され、両回路に入力される信号の一部は同一の信
    号源から出力される請求項15の液晶表示装置。
  17. 【請求項17】 前記走査線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項15の液晶表示装置。
  18. 【請求項18】 前記信号線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項15の液晶表示装置。
  19. 【請求項19】 前記画素電極が反射面を有する請求項
    15の液晶表示装置。
  20. 【請求項20】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が多結晶、非結晶、または単結晶のシリコン半
    導体を具備する請求項15の液晶表示装置。
  21. 【請求項21】 前記スイッチング素子が、前記走査線
    駆動回路および共通電極線駆動回路内の前記シリコン半
    導体と同じ材料を含む請求項15の液晶表示装置。
  22. 【請求項22】 前記電位発生回路と前記共通電極線駆
    動回路が共用する電位は前記電位発生回路で生成し、前
    記共通電極線駆動回路に供給する請求項15の液晶表示
    装置。
  23. 【請求項23】 前記電位発生回路と前記共通電極線駆
    動回路が共用する電位は前記共通電極線駆動回路で生成
    し、前記電位発生回路に供給する請求項15の液晶表示
    装置。
  24. 【請求項24】 互いに平行に配された複数の信号線、
    前記信号線と直交する複数の走査線、前記信号線および
    走査線に囲まれた領域のそれぞれに形成された画素電
    極、前記走査線より入力した走査信号に基づいて前記画
    素電極のそれぞれと前記信号線との接続を制御する複数
    のスイッチング素子、および前記走査線と対をなして前
    記走査線と略平行に配され、前記画素電極との間に保持
    容量を形成する共通電極を備えた第一の基板と、 前記第一の基板と対向して配された第二の基板と、 前記第一および第二の基板の間に挟持された液晶層と、 前記画素電極との間に前記液晶層を駆動するための電界
    を形成するために前記第一または第二の基板に配された
    対向電極と、 前記信号線およびスイッチング素子を介して前記画素電
    極に画像信号を出力する信号線駆動回路と、 前記走査線を介して前記スイッチング素子に前記走査信
    号を出力する走査線駆動回路と、 前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
    レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
    がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
    変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
    グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
    ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
    の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
    の絶対値の大きい方である共通電極線駆動回路とを具備
    し、 前記共通線駆動回路が使用する電圧の一部と前記対向電
    極電位とを共用する液晶表示装置。
  25. 【請求項25】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が前記第一の基板上の表示領域に対して同一の
    側に配され、両回路に入力される信号の一部は同一の信
    号源から出力される請求項24の液晶表示装置。
  26. 【請求項26】 前記走査線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項24の液晶表示装置。
  27. 【請求項27】 前記信号線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項24の液晶表示装置。
  28. 【請求項28】 前記画素電極が反射面を有する請求項
    24の液晶表示装置。
  29. 【請求項29】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が多結晶、非結晶、または単結晶のシリコン半
    導体を具備する請求項24の液晶表示装置。
  30. 【請求項30】 前記スイッチング素子が、前記走査線
    駆動回路および共通電極線駆動回路内の前記シリコン半
    導体と同じ材料を含む請求項24の液晶表示装置。
  31. 【請求項31】 互いに平行に配された複数の信号線、
    前記信号線と直交する複数の走査線、前記信号線および
    走査線に囲まれた領域のそれぞれに形成された画素電
    極、前記走査線より入力した走査信号に基づいて前記画
    素電極のそれぞれと前記信号線との接続を制御する複数
    のスイッチング素子、および前記走査線と対をなして前
    記走査線と略平行に配され、前記画素電極との間に保持
    容量を形成する共通電極を備えた第一の基板と、 前記第一の基板と対向して配された第二の基板と、 前記第一および第二の基板の間に挟持された液晶層と、 前記画素電極との間に前記液晶層を駆動するための電界
    を形成するために前記第一または第二の基板に配された
    対向電極と、 前記信号線およびスイッチング素子を介して前記画素電
    極に画像信号を出力する信号線駆動回路と、 前記走査線を介して前記スイッチング素子に前記走査信
    号を出力する走査線駆動回路と、 前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
    レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
    がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
    変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
    グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
    ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
    の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
    の絶対値の大きい方で、液晶表示装置としての輝度を変
    更するための変調信号振幅調整機能を有する共通電極線
    駆動回路とを具備する液晶表示装置。
  32. 【請求項32】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が前記第一の基板上の表示領域に対して同一の
    側に配され、両回路に入力される信号の一部は同一の信
    号源から出力される請求項31の液晶表示装置。
  33. 【請求項33】 前記走査線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項31の液晶表示装置。
  34. 【請求項34】 前記信号線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項31の液晶表示装置。
  35. 【請求項35】 前記画素電極が反射面を有する請求項
    31の液晶表示装置。
  36. 【請求項36】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が多結晶、非結晶、または単結晶のシリコン半
    導体を具備する請求項31の液晶表示装置。
  37. 【請求項37】 前記スイッチング素子が、前記走査線
    駆動回路および共通電極線駆動回路内の前記シリコン半
    導体と同じ材料を含む請求項31の液晶表示装置。
  38. 【請求項38】 互いに平行に配された複数の信号線、
    前記信号線と直交する複数の走査線、前記信号線および
    走査線に囲まれた領域のそれぞれに形成された画素電
    極、前記走査線より入力した走査信号に基づいて前記画
    素電極のそれぞれと前記信号線との接続を制御する複数
    のスイッチング素子、および前記走査線と対をなして前
    記走査線と略平行に配され、前記画素電極との間に保持
    容量を形成する共通電極を備えた第一の基板と、 前記第一の基板と対向して配された第二の基板と、 前記第一および第二の基板の間に挟持された液晶層と、 前記画素電極との間に前記液晶層を駆動するための電界
    を形成するために前記第一または第二の基板に配された
    対向電極と、 前記信号線およびスイッチング素子を介して前記画素電
    極に画像信号を出力する信号線駆動回路と、 前記走査線を介して前記スイッチング素子に前記走査信
    号を出力する走査線駆動回路と、 前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
    レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
    がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
    変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
    グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
    ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
    の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
    の絶対値の大きい方で、液晶表示装置としての輝度を変
    更するための変調信号振幅調整機能を有する共通電極線
    駆動回路と前記変調信号振幅調整機能に対応して対向電
    極電位が変化する対向電位変動調整装置とを具備する液
    晶表示装置。
  39. 【請求項39】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が前記第一の基板上の表示領域に対して同一の
    側に配され、両回路に入力される信号の一部は同一の信
    号源から出力される請求項38の液晶表示装置。
  40. 【請求項40】 前記走査線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項38の液晶表示装置。
  41. 【請求項41】 前記信号線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項38の液晶表示装置。
  42. 【請求項42】 前記画素電極が反射面を有する請求項
    38の液晶表示装置。
  43. 【請求項43】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が多結晶、非結晶、または単結晶のシリコン半
    導体を具備する請求項38の液晶表示装置。
  44. 【請求項44】 前記スイッチング素子が、前記走査線
    駆動回路および共通電極線駆動回路内の前記シリコン半
    導体と同じ材料を含む請求項38の液晶表示装置。
  45. 【請求項45】 互いに平行に配された複数の信号線、
    前記信号線と直交する複数の走査線、前記信号線および
    走査線に囲まれた領域のそれぞれに形成された画素電
    極、前記走査線より入力した走査信号に基づいて前記画
    素電極のそれぞれと前記信号線との接続を制御する複数
    のスイッチング素子、および前記走査線と対をなして前
    記走査線と略平行に配され、前記画素電極との間に保持
    容量を形成する共通電極を備えた第一の基板と、 前記第一の基板と対向して配された第二の基板と、 前記第一および第二の基板の間に挟持された液晶層と、 前記画素電極との間に前記液晶層を駆動するための電界
    を形成するために前記第一または第二の基板に配された
    対向電極と、 前記信号線およびスイッチング素子を介して前記画素電
    極に画像信号を出力する信号線駆動回路と、 前記画像信号振幅を調整する画像信号振幅調整回路と前
    記走査線を介して前記スイッチング素子に前記走査信号
    を出力する走査線駆動回路と、 前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
    レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
    がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
    変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
    グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
    ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
    の10%以下で、前記変調信号の振幅は2レベルのうち
    の絶対値の大きい方で、液晶表示装置としての輝度を変
    更するための変調信号振幅調整機能を有する共通電極線
    駆動回路とを具備する液晶表示装置。
  46. 【請求項46】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が前記第一の基板上の表示領域に対して同一の
    側に配され、両回路に入力される信号の一部は同一の信
    号源から出力される請求項45の液晶表示装置。
  47. 【請求項47】 前記走査線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項45の液晶表示装置。
  48. 【請求項48】 前記信号線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項45の液晶表示装置。
  49. 【請求項49】 前記画素電極が反射面を有する請求項
    45の液晶表示装置。
  50. 【請求項50】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が多結晶、非結晶、または単結晶のシリコン半
    導体を具備する請求項45の液晶表示装置。
  51. 【請求項51】 前記スイッチング素子が、前記走査線
    駆動回路および共通電極線駆動回路内の前記シリコン半
    導体と同じ材料を含む請求項45の液晶表示装置。
  52. 【請求項52】 互いに平行に配された複数の信号線、
    前記信号線と直交する複数の走査線、前記信号線および
    走査線に囲まれた領域のそれぞれに形成された画素電
    極、前記走査線より入力した走査信号に基づいて前記画
    素電極のそれぞれと前記信号線との接続を制御する複数
    のスイッチング素子、および前記走査線と対をなして前
    記走査線と略平行に配され、前記画素電極との間に保持
    容量を形成する共通電極を備えた第一の基板と、 前記第一の基板と対向して配された第二の基板と、 前記第一および第二の基板の間に挟持された液晶層と、
    前記画素電極との間に前記液晶層を駆動するための電界
    を形成するために前記第一または第二の基板に配された
    対向電極と、 前記信号線およびスイッチング素子を介して前記画素電
    極に画像信号を出力する信号線駆動回路と、 前記走査線を介して前記スイッチング素子に前記走査信
    号を出力する走査線駆動回路と、 前記画像信号の論理極性に対応して前記共通電極線に2
    レベルの変調信号を出力し、前記変調信号は前記走査線
    がスイッチング素子をオフした後、1乃至Nライン後に
    変調セットタイミングを有し、前記走査線がスイッチン
    グ素子をオフする前1乃至Mライン以前にレベル変更の
    ためのリセットタイミングを有し、N+Mは全ライン数
    の10%以下で、走査線のオンオフタイミングに対する
    前記変調タイミング、リセットタイミングの時間的相関
    関係を走査線ごとに任意に設定でき、前記変調信号の振
    幅は2レベルのうちの絶対値の大きい方である共通電極
    線駆動回路とを具備する液晶表示装置。
  53. 【請求項53】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が前記第一の基板上の表示領域に対して同一の
    側に配され、両回路に入力される信号の一部は同一の信
    号源から出力される請求項52の液晶表示装置。
  54. 【請求項54】 前記走査線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項52の液晶表示装置。
  55. 【請求項55】 前記信号線駆動回路の一部および共通
    電極線駆動回路の一部が同一のIC基板上に形成された
    請求項52の液晶表示装置。
  56. 【請求項56】 前記画素電極が反射面を有する請求項
    52の液晶表示装置。
  57. 【請求項57】 前記走査線駆動回路および共通電極線
    駆動回路が多結晶、非結晶、または単結晶のシリコン半
    導体を具備する請求項52の液晶表示装置。
  58. 【請求項58】 前記スイッチング素子が、前記走査線
    駆動回路および共通電極線駆動回路内の前記シリコン半
    導体と同じ材料を含む請求項52の液晶表示装置。
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