JP2003005609A - 画像形成方法及び画像形成装置並びに画像形成システム - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置並びに画像形成システム

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JP2003005609A
JP2003005609A JP2001185474A JP2001185474A JP2003005609A JP 2003005609 A JP2003005609 A JP 2003005609A JP 2001185474 A JP2001185474 A JP 2001185474A JP 2001185474 A JP2001185474 A JP 2001185474A JP 2003005609 A JP2003005609 A JP 2003005609A
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image
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mark
forming apparatus
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English (en)
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Hideaki Mochimaru
英明 持丸
Yasukuni Komata
安国 小俣
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面画像の位置を正確に合わせられる画像形
成方法及び装置並びに画像形成システムを提供する。 【解決手段】 中間転写ベルト11の周囲に作像ステー
ション30L,30Rを備え、用紙Pの両面画像を一度
の定着で得る際、中間転写ベルト11に形成されたマー
クMに基づいて作像ステーション30L,31Rの作像
工程が制御されることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体の両面に
画像を形成する画像形成方法及び画像形成装置並びに画
像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置において、記録媒体(以下、用紙という)の
両面に画像を形成できるように構成されたものがある。
従来の両面記録可能な画像形成装置では、像担持体上に
形成した一方の面の画像(顕像)を用紙に転写して定着
し、その用紙を反転路等により反転させ、再度給送して
用紙の裏面にもう一方の面の画像(顕像)を転写して定
着させる方式が一般に使用されている。
【0003】この方式による両面記録の場合、用紙の搬
送方向の切り換えや、片面画像の定着により用紙にカー
ルなどが生ずることがあり、用紙搬送の信頼性確保に多
くの課題を有している。さらに、定着までを含めた片面
の画像形成後に、他の面の画像形成するように、実質上
2回の画像形成を行うため、生産性も悪いという問題が
ある。
【0004】これに対し、特開平9−269616号公
報、特開平11−295937号公報公報には、用紙一
枚当りの生産性がほぼ片面画像形成時と同等で両面画像
が得られる画像形成方法が開示されている。
【0005】各公報に記載の方法は、中間転写ベルトの
走行辺に第1および第2の像担持体を配置し、一方の像
担持体で形成した画像は中間転写ベルトに転写した後に
用紙の片面に転写し、他方の像担持体に形成した画像を
直接用紙の他の面に転写する。かくして、用紙の両面に
顕像が転写されると、両顕像を一度に定着するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
公報に記載の画像形成方法は、両面画像の生産性が向上
するものの、両面画像の位置が中間転写ベルトの走行方
向において合わせ難いという問題があった。さらに、上
記各公報には両面の画像位置を合わせる技術に関して何
ら言及されていない。
【0007】本発明は、従来の画像形成方法及び装置に
おける上述の問題を解決し、両面画像の位置を正確に合
わせられる画像形成方法及び装置並びに画像形成システ
ムを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の画像形成方法は、走行する中間転写体の周
囲に少なくとも2個の作像ステーションを備え、記録媒
体の片面には前記中間転写体を介して第1の作像ステー
ションにより形成された顕像が転写させ、前記記録媒体
の他面には第2の作像ステーションにより形成された顕
像が直接転写させ、両面画像を得る画像形成方法におい
て、前記中間転写体上に形成されたマークに基づいて前
記第1及び第2の作像ステーションの作像工程が制御さ
れることを特徴としている。
【0009】また、上記課題を解決するため、本発明の
画像形成方法は、走行する中間転写体の周囲に少なくと
も2個の作像ステーションを備え、記録媒体の片面には
前記中間転写体を介して作像ステーションにより形成さ
れた顕像が転写させ、前記記録媒体の他面には別の作像
ステーションにより形成された顕像が直接転写させ、両
面画像を得る画像形成方法において、前記第1の作像ス
テーションにより前記中間転写体上にマークを形成し、
該マークに基づいて前記第2の作像ステーションの作像
工程が制御されることを特徴としている。
【0010】なお、本発明の画像形成方法は、前記中間
転写体上に形成されたマークを検知する検知手段の信号
により前記第2の作像ステーションの作像工程が制御さ
れると、効果的である。
【0011】また、上記課題を解決するため、本発明の
画像形成装置は、走行する中間転写体の周囲に少なくと
も2個の作像ステーションを備え、記録媒体の片面には
前記中間転写体を介して第1の作像ステーションにより
形成された顕像が転写させ、前記記録媒体の他面には第
2の作像ステーションにより形成された顕像が直接転写
させ、両面画像を得る画像形成装置において、前記中間
転写体上に形成されたマークと、該マークを検知する検
知手段とを備え、該検知手段の検知結果により前記第2
の作像ステーションの作像工程を制御することを特徴と
している。
【0012】なお、本発明の画像形成装置は、前記マー
クが前記第1の作像ステーションによって形成され、前
記中間転写体上に転写された顕像であると、効果的であ
る。さらに、本発明の画像形成装置は、前記検知手段
は、前記中間転写体の走行方向にて前記第1の作像ステ
ーションの下流側で、且つ、前記記録媒体が前記中間転
写体上に搬送される位置よりも上流側に配置されている
と、効果的である。
【0013】さらにまた、本発明の画像形成装置は、前
記中間転写体に形成されたマークを消去する消去手段を
設けると、効果的である。さらにまた、本発明の画像形
成装置は、前記中間転写体と前記記録媒体を重ねた状態
で定着する定着手段と、該定着手段の前記中間転写体の
走行方向下流側に設けられた中間転写体を冷却する冷却
手段とを備えていると、効果的である。
【0014】さらにまた、本発明の画像形成装置は、前
記中間転写体が耐熱性のエンドレスベルトであると、効
果的である。さらにまた、本発明の画像形成装置は、前
記マークの消去手段は前記中間転写体に対向させ、前記
中間転写体の走行方向にて前記検知手段の下流側で、か
つ、且つ、前記記録媒体が前記中間転写体上に搬送され
る位置よりも上流側に配置されていると、効果的であ
る。
【0015】さらにまた、本発明の画像形成装置は、前
記記録媒体の両面に画像を形成する場合、前記マークを
前記検知手段で検知した結果に基づき、前記第2の作像
ステーションによる画像の書き込みをスタートさせるよ
うに制御すると、効果的である。
【0016】さらにまた、本発明の画像形成装置は、前
記マークを前記検知手段で検知した結果に基づき、前記
記録媒体の搬送を制御すると、効果的である。さらにま
た、本発明の画像形成装置は、前記作像ステーションが
それぞれ異なる色で現像できる現像装置を備えた複数の
画像形成手段を具備すると、効果的である。
【0017】さらにまた、本発明の画像形成装置は、前
記マークは、前記中間転写体の色とは異なる色のトナー
で形成された顕像であると、効果的である。さらにま
た、本発明の画像形成装置は、前記マークが、第1の作
像ステーションに備えられた複数の前記画像形成手段の
うちの何れかにより形成すると、効果的である。
【0018】さらにまた、本発明の画像形成装置は、前
記マークが最初に前記中間転写体に転写する画像を形成
する画像形成手段によって形成されると、効果的であ
る。さらにまた、本発明の画像形成装置は、前記マーク
を形成する前記画像形成手段が現像装置にイエロートナ
ーを収納している画像形成手段であると、効果的であ
る。
【0019】さらにまた、本発明の画像形成装置は、前
記マークの形成位置は、前記中間転写体表面に形成され
る画像に対して中間転写体の走行方向の前方或いはその
画像の側部であり、使用する記録媒体の最大サイズより
外側であると、効果的である。
【0020】また、上記課題を解決するため、本発明の
画像形成システムは、請求項4ないし18の何れか一項
に記載の画像形成装置がホストコンピュータと接続され
ていることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用さ
れる画像形成装置の一例であるカラープリンタの概略を
示す断面構成図である。
【0022】図1において、本実施形態のカラープリン
タ1は装置内のほぼ右半分に給紙部100が配置され、
左半分に作像部10が配置されている。作像部10のほ
ぼ中央には、ローラ12,13に巻き掛けられ、矢印方
向(反時計方向)に走行する中間転写体としての中間転
写ベルト11が設けられている。この中間転写ベルト1
1は、走行辺がほぼ上下方向に延在するように配置され
たエンドレスベルトであって、その左走行辺には第1の
作像ステーション30Lが、そして右走行辺には第2の
作像ステーション30Rがそれぞれ配備されている。
【0023】本実施形態における作像ステーション30
L,30Rは、共にタンデムタイプのフルカラー画像形
成方式を採用しており、両作像ステーション30L,3
0Rにはほぼ同じ形態の画像形成ユニット31L〜34
L,31R〜34Rが備えられている。画像形成ユニッ
トの構成を図2により説明すると、像担持体としての感
光体ドラム40を有し、該感光体ドラム40の周囲には
帯電手段としての帯電ロール41、LED光源(図示せ
ず)を備えた露光装置42、トナーにより潜像を顕像化
する現像装置43、顕像転写後の感光体上の残留トナー
を清掃するクリーニング装置44、残留電荷を除電する
除電装置45が配置されている。また、作像ステーショ
ン30Lでは、感光体上に形成された顕像が図1に示す
ように感光体ドラム41と中間転写ベルト11を介して
対向配置された転写手段としての転写ロール46Lによ
り中間転写ベルト11に転写され、作像ステーション3
0Rでは、感光体上に形成された顕像が感光体ドラム4
1と中間転写ベルト11を介して対向配置された転写ロ
ール46Rにより用紙に転写される。なお、画像形成ユ
ニットは、感光体ドラム40、帯電ロール41、現像装
置43、クリーニング装置44等のいくつか装置を適宜
選択して一体に組み込んだプロセスカートリッジとし、
寿命到来時に同時に交換できるように構成することがで
きる。
【0024】作像ステーション30Lは、画像形成ユニ
ット31Lの現像装置43にイエロー、画像形成ユニッ
ト32Lの現像装置43にマゼンタ、画像形成ユニット
33Lの現像装置43にシアン、そして画像形成ユニッ
ト34Lの現像装置43に黒のそれぞれ異なる色のトナ
ーを有している。他方、作像ステーション30Rも、画
像形成ユニット31Rの現像装置43にイエロー、画像
形成ユニット32Rの現像装置43にマゼンタ、画像形
成ユニット33Rの現像装置43にシアン、画像形成ユ
ニット34Rの現像装置43に黒のそれぞれ異なる色の
トナーを有している。画像形成ユニット31〜34にお
いて、転写するトナーの色の順番は任意であるが、作像
ステーション30Lと30Rにおいては転写順のトナー
の色を一致させることで、表裏に形成される画像の色合
いを同じにすることができる。
【0025】中間転写ベルト11は、耐熱性で、かつト
ナーを転写可能とする抵抗値を備えるベルトであって、
例えば、基体の厚みが50μm乃至200μmのポリイ
ミドあるいはポリアミドイミドで、表層に低表面エネル
ギーのコートを施し、ベルト全体の体積抵抗値を10
から1012Ωcmとし、表面抵抗率(Ω/cm)が
10〜1012の範囲にあるもの有効である。
【0026】また、図1において、中間転写ベルト11
の周りには該ベルトに担持された顕像を用紙に転写する
転写手段としての転写チャージャー14、中間転写ベル
ト表面を清掃するベルトクリーニング装置15、中間転
写ベルト11を冷却するための冷却手段19が配備され
ている。ベルトクリーニング装置15は中間転写ベルト
11に当接するクリーニングローラ16、該クリーニン
グローラ16の表面に付着したトナー等の付着物を掻き
落とすブレード17およびブレード17で掻き落とされ
たトナーを搬送する搬送手段18を有している。なお、
符号25は中間転写ベルト11のループ内にクリーニン
グローラ16と対向するバックアップローラである。さ
らに、図1における符号20は定着装置であり、本例の
定着装置は共にヒータ(図示せず)を内蔵した定着ロー
ラ対で構成されている。定着装置20により定着された
用紙は排紙ローラ21を介して給紙部100上に設けら
れた排紙スタック部22に排出される。
【0027】上記給紙部100には、ロール給紙装置1
01とカセット給紙装置110〜112及び手差し給紙
装置115が設けられている。ロール給紙装置101
は、給紙部100の最上段に配置されており、巻回され
たロール紙102が引き出しローラ対103により引き
出され、搬送ローラ対104に搬送されると、カッター
105によって所定の長さに切断される。ロール給紙装
置101は、ロール紙102の補給する際、その先端を
引き出しローラ対103にくわえ込ませるようにセット
しなければならないが、排紙スタック部22の一部をな
すカバー23がヒンジ24により上方へ開くことができ
るように構成すれば、かかる作業を容易に行い、かつ確
認することができる。
【0028】また、手差し給紙装置115は例えば、封
筒、厚紙のカード、或いは不定形の寸法の用紙等ような
特殊な記録媒体を給紙する場合等においてよく使用され
る給紙装置であり、該手差し給紙装置はプリンタ本体の
胴内に位置し、給紙しようとしてセットした用紙は長い
用紙を除き、大概は胴内にセットされる。なお、カセッ
ト給紙装置110はロール給紙装置101と手差し給紙
装置115の間と、カセット給紙装置111,112は
手差し給紙装置115の下方に2段並べて配置されてい
る。
【0029】給紙部100から給紙された用紙は、何れ
の給紙装置を使用しようともレジストローラ対26まで
送られ、ここで一旦停止された後、作像ステーション3
0L及び/または30Rにより形成された顕像に同期し
て給送される。
【0030】本プリンタでは、ジャムした用紙の処理を
容易にするため、本体の一部のフレーム50は開閉支軸
51を中心として矢印B方向へ回動して開放可能な構造
になっている。また、符号52は電装・制御装置、53
は機内の温度過昇を防止するためのファンである。
【0031】上記のように構成された本実施形態におけ
るカラープリンタの画像形成動作について説明する。ま
ず、用紙の両面に画像を得る場合の動作から説明する。
なお、用紙両面に画像を得る場合、先に形成する画像を
第1面画像、後から形成する画像を第2面画像と言う。
さらに、第1面画像が転写される用紙面を用紙第1面、
第2面画像が転写される用紙面を用紙第2面と言う。
【0032】本実施形態の画像形成装置はカラープリン
タであり、書き込みのための信号は図示しないホストマ
シーン、例えばコンピュータから送られてくる。受信し
た画像信号に基づいて露光装置42が作動し、LEDか
らの光は自己走査され、帯電装置41により一様に帯電
された感光体ドラム40に照射され、感光体40上に書
き込み情報に対応した潜像が形成される。感光体上に形
成された静電潜像は現像装置43によってトナーによっ
て顕像化される。両面画像形成の指令が出ている場合、
作像ステーション30Lの画像形成ユニット31L〜3
4Lが順に作像工程が開始される。すなわち、現像装置
43にイエロートナーを収納した画像形成ユニット31
L、マゼンタトナーの画像形成ユニット32L、シアン
トナーの画像形成ユニット33L及びブラックトナーの
画像形成ユニット34Lの順にその色に対応した露光が
行われて、作像工程が開始される。
【0033】作像ステーション30Lの各画像形成ユニ
ット31L〜34Lによって形成された感光体40上の
顕像は、中間転写ベルト11の裏側にある転写ロール4
6により、感光体1と同期して走行する中間転写ベルト
11の表面に重ね転写され、これによってフルカラーの
顕像が中間転写ベルト11に担持される。この作像ステ
ーション30Lで画像形成する際、用紙第1面と第2面
との画像の位置を正確にあわせるため、顕像からなるタ
イミング用のマークM(図3に示す)を画像領域外に形
成する手段を設けている。本実施形態では、画像形成ユ
ニット31L〜34Lの何れか1つがマークを形成する
手段を兼ね、本例では中間転写ベルト11が暗い色を用
いた場合、色の差が大きくなる現像装置にイエロートナ
ーを収納した画像形成ユニット31Lをマーク形成手段
としている。したがって、画像形成ユニット31Lの作
像工程が開始されると、露光装置42によって画像領域
外にマークMの光書き込みも画像の書き込みと同時に行
われる。そして、マークMの静電潜像がイエロートナー
で顕像化され、中間転写ベルト11に転写される。ま
た、現像装置43にイエロートナーを収納した画像形成
ユニット31Lは、作像ステーション30Lにおいて最
初に画像を中間転写ベルト11に転写するものであるの
で、画像形成ユニット31Lによって形成したマークM
を検知して画像形成ユニット31Lが形成して転写した
画像に、画像形成ユニット32L〜34Lで形成した画
像を順次重ね転写するように制御することもできる。こ
のように制御すると、位置ずれのない良好な画像品質の
フルカラー画像が得られる。
【0034】このうようにして中間転写ベルト11に形
成されたマークMは、作像ステーション30Lのベルト
走行方向下流側に設けられた検知手段としてのセンサ6
0によって検知される。センサ60は、マークMを検知
すると、その検知信号をトリガとして、図示していない
制御部ではそれと同時もしくは図4に示すようにT時間
後、作像ステーション30Rの作像工程開始され、また
指定された用紙の給紙も開始される。この場合、マーク
Mは第1面画像に対して常に一定の位置に形成されるの
で、センサ60がマークMを検知したときの第1面画像
の位置が認識され、センサ60の信号をトリガとして形
成される第2面画像の位置を正確に合わせられる。
【0035】図3は、矢印方向に走行する中間転写ベル
ト11と、該ベルト上に作像ステーション30L,30
Rで形成される画像IMG、該ベルト上に作像ステーシ
ョン30Lによって形成されるマークMを展開させて示
した説明図である。図3に示す例では、マークMが画像
IMGから側方に外れた、画像領域外の位置に形成され
ている。このようなマークMを形成するため、中間転写
ベルト11は当然、最大サイズの画像幅より広い幅を有
するが、作像ステーション30R,30Lの作像幅も最
大サイズの画像幅より広くなるように設定されている。
【0036】かかる構成により、マークMを最大サイズ
の画像幅より側方にずれた位置に形成することができ、
これを検知するセンサ60もそのマークMが通過する位
置に配置される。したがって、中間転写ベルト11の画
像幅より外側にはマークM以外の画像が形成されること
がないので、センサ60のマークM検知が確実に行われ
る。また、センサ60に検知されたマークMは、その時
点で役目が終わり不要になる。そこで、センサ60の中
間転写ベルト11の走行方向下流側には消去手段として
のクリーニングブレード61がローラ13に対向するよ
うにして設けられている。マークMは、中間転写ベルト
11の残留トナーを清掃するベルトクリーニング装置1
5によって消去させることもできるが、この場合マーク
Mはベルトクリーニング装置15の位置に達する途中で
のトナー飛散するおそれがあり、さらに中間転写ベルト
11と定着装置20が近接していると、定着装置20の
熱によりベルト上で定着されることもあるので、クリー
ニングブレード61を設けることは有利である。また、
クリーニングブレード61はローラ13に対向して設け
れば、該ブレード用のバックアップが設ける必要がな
い。
【0037】なお、消去手段としてのクリーニングブレ
ード61はマークMを消去でき、かつ画像に触れない幅
に設定されている。さらに、消去手段としてはクリーニ
ングブレード61に限らず、クリーニングブラシ、クリ
ーニングロール等のトナー像を清掃できるものならばそ
の種類を問わない。
【0038】センサ60の信号より第2面画像の作像を
開始する作像ステーション30Rは、画像形成ユニット
31Rから順に画像を形成し、形成された顕像はレジス
トローラ対26を介して中間転写ベルト11と感光対ド
ラム40の間に給紙された用紙の用紙第2面に順次転写
される。このとき、用紙Pは中間転写ベルト11に形成
された第1面画像上に搬送され、第1面画像はベルト走
行方向における作像ステーション30Rの下流のローラ
12に対向する位置に設けられた転写チャージャー14
により用紙第1面に転写される。
【0039】かくして、両面に第1面及び第2面画像が
転写された用紙Pは、曲率分離によって中間転写ベルト
11から分離されて定着装置20へ送られる。定着装置
20では、用紙の到来に合わせてヒータがオンして加熱
され、用紙が通紙される際に両面の顕像が一度に定着さ
れる。定着後の用紙は、排紙部21を経由して排紙スタ
ック部22に載置される。なお、本実施形態では中間転
写ベルトからの用紙の曲率分離を容易にするため、分離
部のローラ12を小径ローラとするとともに、ローラ1
2部にて中間転写ベルト10がほぼUターンするように
構成している。
【0040】このように、用紙の表裏に転写した画像を
一度に定着するので、両面に画像形成における作業性が
大幅に向上するとともに、表裏の画像を正確に合わせる
ことができる。また、図1に示すように排紙部を構成し
た場合、両面画像のうち後から用紙に転写される面
(頁)、すなわち感光体から用紙に直接転写される面が
下面となって、排紙スタック部22に載置される(フェ
イスダウン排紙)から、頁揃えをしておくには2頁目の
画像を先に作成し中間転写ベルト11上にそのトナー像
を保持し、1頁目の画像を後から作成し、感光体40表
面から用紙に直接転写するようにすればよい。したがっ
て、上記の説明では、作像ステーション30Lで形成さ
れる第1面画像が2頁目の画像であり、作像ステーショ
ン30Rで形成される第2面画像が1頁目の画像であ
る。3頁以降の画像についても同様であり、遇数頁に画
像がある場合は、その遇数頁の画像を先に形成して中間
転写ベルト11上に転写・保持し、その遇数頁の1つ手
前の奇数頁を後から作成し、感光体40表面から用紙に
直接転写する。
【0041】ところで、通常は、感光体40上に逆像
(鏡像)を形成し、これを用紙に直接転写すると正像が
得られるわけであるが、中間転写ベルト11上に転写し
た画像を用紙に転写する場合、感光体40上で鏡像に形
成した場合には用紙転写時に鏡像となってしまう。そこ
で、本実施形態では、中間転写ベルト11から用紙に転
写される画像(第1面画像)は感光体40表面で正像に
形成し、感光体40から用紙に直接転写されるトナー像
(第2面画像)は、感光体表面で鏡像になるよう、露光
される。
【0042】上述のような頁揃えのための作像順は画像
データをメモリーに貯蔵する公知の技術で、また正、逆
像に切り換える露光も、公知の画像処理技術により、実
現できている。
【0043】また、用紙分離後の中間転写ベルト11は
クリーニング装置15によって残留トナーが清掃され
る。クリーニング装置15は、中間転写ベルト11から
用紙Pに画像が転写された後に接触し、用紙Pに転写し
た後の残留トナーをクリーニングローラ16の表面に移
し、ブレード17で掻き取る。掻き取られたトナーは、
トナー搬送手段18により、不図示の収納部に集められ
る。定着装置20により加熱された残留トナーは、冷却
される前のほうが、クリーニングローラ16に転移し易
いので、冷却手段19より上流でクリーニングするのが
望ましい。クリーニングローラ16の材質として鉄やス
テンレス、アルミニュウムが採用できる。また、ブレー
ド17の材質として、鋼、ステンレスの薄板材が採用で
きる。さらに、本例の冷却手段19は、ヒートローラ等
の冷却用ローラによって構成しているが、ファンによる
送風等の適宜手段を用いてもよい。
【0044】次に、上記プリンタで片面に画像を得る場
合について説明する。片面画像の場合は、作像ステーシ
ョン30L,30Rの何れを使用しても得られるが、本
実施形態では作像ステーション30Rを使用し、該ステ
ーションの各画像形成ユニット31R〜34Rに形成さ
れた顕像を用紙に直接重ね転写する。なお、図5は片面
画像を得る場合の各部の作動タイミングを示す図であ
り、作動する各部は基準信号に基づいて制御される。
【0045】図6は、本発明の別の実施形態を示すカラ
ープリンタの概略図であって、本実施形態は図1に示す
定着装置20の構成が異なるが、他の構成については実
質上同一であるので、同一部材には同一符号を付し、そ
の詳しい説明は省略する。
【0046】本実施形態では、中間転写ベルト11が巻
き掛けられたローラ12と、該ローラ121と中間転写
ベルト11を挟んで対向配置されたローラ122とを定
着ローラとした定着装置120を構成している。すなわ
ち、定着装置120を中間転写ベルト11における用紙
分離側端部に配置している。
【0047】かかる構成によれば、両面に顕像が転写さ
れた用紙は、定着装置120によって中間転写ベルト1
1上で分離されることなく定着される。したがって、定
着工程前に画像が擦られたり、乱れたりするおそれがな
くなる。さらに、用紙は両面に顕像を担持しているた
め、中間転写ベルト11から定着装置までの搬送が非常
に困難なものとなっていたが、かかる問題も生ずること
がなく、きわめて有効である。なお、中間転写ベルト1
1上に定着装置120を設けた場合、上記したベルト冷
却手段19が必須のものとなり、さらに、マークMを消
去するクリーニングブレード61等の消去手段も必要で
ある。
【0048】ところで、本実施形態(図1、図6の各実
施例)のプリンタ1において、画像形成を用紙の片面に
行うか両面に行うかは、図7に示すホストコンピュータ
HPから、又はプリンタ1に設けられた操作部200か
ら、所定のコマンドを入力することで実行できる。ある
いは、このコマンドを入力しなくとも、片面記録か両面
記録かの優先順位を決めておき、いわゆるデフォルトの
条件として片面記録または両面記録が行われるように制
御することもできる。
【0049】このようにして作像の条件が選択されたと
き、定着手段の作動条件を変更するように制御される。
両面にトナーが転写されるモードにおいては、片面の場
合に比べ定着に要するエネルギーは多いため、熱源への
入力電圧を高めるとか、入力の頻度を頻繁にするなどの
制御を行う。図示していないが、温度検知手段を各定着
装置20,120あるいは中間転写ベルト11に隣接し
て設けて制御することができる。特に、片面作像での定
着には、顕像を接しない定着ローラ、図7のプリンタで
は中間転写ベルト11ループ内のローラ121への加熱
を弱めるか、停止させることができる。2個の定着ロー
ラの温度制御を個別にできるようにすると、省エネルギ
ーの面で好都合である。さらに、厚みの薄い記録媒体を
使用するときは、厚紙の場合よりエネルギーの消費を少
なくすることも可能である。
【0050】ところで、上記した実施形態ではマークM
を画像形成手段によって形成されたトナー像で構成した
が、マークMは予め中間転写ベルト11に印刷等により
設けた永久画像で構成することができる。
【0051】マークMを永久画像で構成すると、トナー
像のマークのように、トナーが飛散することなく、しか
もマークMを消す消去手段も不要にできるという効果が
得られる。但し、上記実施形態では作像指令が発せられ
ると、作像ステーション30Lは直ちに作像を開始する
が、かかる構成の場合、作像ステーション30Lの作像
開始はマークMをセンサが検知してから行うため、多少
のプリント時間が長くなることは避けられない。さら
に、作像ステーション30Lの作像開始のためマークM
を検知するセンサは上記センサ60で行うこともできる
が、センサ60がマークMを検知してもそのマークが作
像ステーション30Lに近づくまで作像を開始できない
のでさらに作像時間がかかる。よって、作像ステーショ
ン30Lの作像開始信号を出力するセンサは中間転写ベ
ルト11の走行方向作像ステーション30Lの上流側近
傍、例えば中間転写ベルト11の走行方向にて冷却手段
19と作像ステーション30Lの間に別途設けることが
好ましい。
【0052】以上、本発明を図示の各実施形態により説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種
々の変形が可能である。例えば、上記実施形態ではマー
クMは図3に示すように、画像IMGから側方に外れ
た、画像領域外の位置に形成したが、マークMは図8に
示すように、画像領域外の位置ならば、側方に外れない
位置(中間転写ベルト11の幅方向ほぼ中央)に形成し
てもよい。この場合、センサ60もマークMを検知でき
る位置に配置するとともに、センサ60の監視時間をマ
ークMに合わせればよい。
【0053】このように構成すると、消去手段としての
クリーニングブレード61を常時中間転写ベルト11に
当接させると画像IMGを乱すので、クリーニングブレ
ード61は接離手段を設け、中間転写ベルト11から接
離させる必要がある。また、ほぼ中央に形成したマーク
Mはベルトクリーニング装置15が消去手段を兼ねるよ
うにすることも可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
方法によれば、記録媒体の両面に担持させた顕像の一度
に定着する方式であっても、中間転写体上のマークによ
って記録媒体の表裏に転写される画像の位置を正確に合
わることができる。
【0055】請求項2の構成によれば、第1の作像ステ
ーションにより中間転写体上にマークを形成し、そのマ
ークに基づいて第2の作像ステーションの作像工程を制
御するので、中間転写体上のマークによって記録媒体の
表裏に転写される画像の位置を正確に合わることがで
き、しかも予め中間転写体に付けたマークではないので
作像開始がマークの位置によって左右されることもな
い。
【0056】請求項3の構成によれば、中間転写体上に
形成されたマークを検知する検知手段の信号により第2
の作像ステーションの作像工程が制御されるので、記録
媒体の表裏に転写される画像の位置を正確に合わられ
る。
【0057】本発明の画像形成装置によれば、記録媒体
の両面に担持させた顕像の一度に定着する方式であって
も、中間転写体上のマークによって記録媒体の表裏に転
写される画像の位置を正確に合わることができる。
【0058】請求項5の構成によれば、マークが第1の
作像ステーションによって形成され、中間転写体上に転
写された顕像であるので、マークの形成位置を自由に設
定でき、作像開始が遅くなることも防止される。
【0059】請求項6の構成によれば、検知手段は、中
間転写体の走行方向にて第1の作像ステーションの下流
側で、且つ、記録媒体が中間転写体上に搬送される位置
よりも上流側に配置されているので、検知手段の検知信
号をトリガーとして第2の作像ステーションを作動する
ことができる。
【0060】請求項7の構成によれば、中間転写体に形
成されたマークを消去する消去手段を設けたので、未定
着トナー像であるマークのトナー飛散等を防止できる。
請求項8の構成によれば、中間転写体と記録媒体を重ね
た状態で定着する定着手段と、該定着手段の中間転写体
の走行方向下流側に設けられた中間転写体を冷却する冷
却手段とを備えているので、記録媒体を中間転写体から
分離することなく、表裏の画像を記録媒体へ定着するこ
とができ、また、定着によって温められた転写体を直ち
に冷やすことができる。
【0061】請求項9の構成によれば、中間転写体が耐
熱性のエンドレスベルトであるので、記録媒体に転写さ
れたトナー像が定着工程前に劣化するのを防止すること
ができる。
【0062】請求項10の構成によれば、マークの消去
手段は中間転写体に対向させ、中間転写体の走行方向に
て知手段の下流側で、かつ、且つ、記録媒体が中間転写
体上に搬送される位置よりも上流側に配置されているの
で、不要になったマークを直ちに消去し、未定着トナー
像であるマークのトナー飛散等をより確実に防止するこ
とができる。
【0063】請求項11の構成によれば、記録媒体の両
面に画像を形成する場合、マークを検知手段で検知した
結果に基づき、第2の作像ステーションによる画像の書
き込みをスタートさせるように制御するので、マークを
検知手で検知した結果に基づき、次の画像の書き込みを
スタートさせるよう制御するので、記録媒体の両面に形
成される画像の位置合わせが正確にできる画像形成装置
が提供できる。
【0064】請求項12の構成によれば、マークを検知
手段で検知した結果に基づき、記録媒体の搬送を制御す
るので、記録媒体の両面に形成される画像の位置合わせ
と、各画像と記録媒体先端との位置合わせとを正確に行
うことができる。
【0065】請求項13の構成によれば、作像ステーシ
ョンがそれぞれ異なる色で現像できる現像装置を備えた
複数の画像形成手段を具備するので、カラー画像を記録
媒体の1度の搬送・定着で両面に得る画像形成装置が提
供できる。
【0066】請求項14の構成によれば、マークは、中
間転写体の色とは異なる色のトナーで形成された顕像で
あるので、検知手段で正確に検知でき、信頼性の高い画
像形成装置が提供できる。
【0067】請求項15の構成によれば、マークが、第
1の作像ステーションに備えられた複数の画像形成手段
のうちの何れかにより形成するので、現像装置に最適な
色のトナーを収納する画像形成手段を使い、中間転写体
の色とは異なる色のトナーでマークが形成できるので、
マークが検知手段で正確に検知でき、信頼性の高い画像
形成装置が提供できる。
【0068】請求項16の構成によれば、マークが最初
に中間転写体に転写する画像を形成する画像形成手段に
よって形成されるので、最初に形成する画像を現像する
画像形成手段でマークも形成するので、マークの位置関
係を保って、その後に重ねる色との位置基準にすること
ができる。
【0069】請求項17の構成によれば、マークを形成
する画像形成手段が現像装置にイエロートナーを収納し
ている画像形成手段であるので、イエロートナーでマー
クを作成するので、暗い色の中間転写体を用いた場合で
も、色の差が大きく、マークの検知がし易い。
【0070】請求項18の構成によれば、マークの形成
位置は、中間転写体表面に形成される画像に対して中間
転写体の走行方向の前方或いはその画像の側部であり、
使用する記録媒体の最大サイズより外側であるので、マ
ークは、使用する記録媒体の最大サイズより外側とした
のでマークに使用したトナーが記録媒体に付くことがな
い。
【0071】請求項19の構成によれば、上記した画像
形成装置がホストコンピュータと接続されているので、
ホストコンピュータと接続されているので、通信系を繋
いだシステムにおいて、両面記録が得られる画像形成シ
ステムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の一例である
プリンタの概略を示す断面構成図である。
【図2】画像形成ユニットの構成を示す説明図である。
【図3】中間転写ベルトと、該ベルト上に作像ステーシ
ョン30L,30Rで形成される画像、該ベルト上に作
像ステーション30Lによって形成されるマークを展開
させて示した説明図である。
【図4】用紙の両面に画像を得る場合の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図5】用紙の片面に画像を得る場合の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図6】本発明の別の実施形態を示すプリンタの概略を
示す断面構成図である。
【図7】本発明に係る画像システムの概略を示す斜視図
である。
【図8】本実施形態における別実施例を図3に対応した
説明図である。
【符号の説明】
1 カラープリンタ 11 中間転写ベルト(中間転写体) 14 転写チャージャ 15 ベルトクリーニング装置 19 冷却手段 20,120 定着装置 30L,30R 作像ステーション 31L,32L,33L,34L,31R,32R,3
3R,34R 画像形成ユニット 40 感光体ドラム 46L,46R 転写ローラ 60 センサ(検知手段) 61 クリーニングブレード(消去手段) 100 給紙部 M マーク IMG 作像する画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/20 102 G03G 15/24 2H200 15/24 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 DE01 DE07 DE09 EA02 EA03 EA04 EB04 EC03 EC06 EC09 ED06 ED08 ED16 ED24 ED25 EE01 EE03 EE05 EF06 FA13 JB16 JB22 2H028 BA03 BA06 BA16 BB06 2H030 AA01 AB02 AD04 AD05 AD17 BB12 BB22 BB32 BB42 BB43 BB46 BB56 BB71 2H033 BA24 BB01 BB28 2H078 BB01 CC06 DD01 DD38 DD51 DD56 EE27 2H200 FA04 GA23 GA44 GA47 GB22 HA01 HB12 JA01 JA18 JB07 JC04 JC09 LA31

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行する中間転写体の周囲に少なくとも2
    個の作像ステーションを備え、記録媒体の片面には前記
    中間転写体を介して第1の作像ステーションにより形成
    された顕像が転写させ、前記記録媒体の他面には第2の
    作像ステーションにより形成された顕像が直接転写さ
    せ、両面画像を得る画像形成方法において、 前記中間転写体上に形成されたマークに基づいて前記第
    1及び第2の作像ステーションの作像工程が制御される
    ことを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】走行する中間転写体の周囲に少なくとも2
    個の作像ステーションを備え、記録媒体の片面には前記
    中間転写体を介して作像ステーションにより形成された
    顕像が転写させ、前記記録媒体の他面には別の作像ステ
    ーションにより形成された顕像が直接転写させ、両面画
    像を得る画像形成方法において、 前記第1の作像ステーションにより前記中間転写体上に
    マークを形成し、該マークに基づいて前記第2の作像ス
    テーションの作像工程が制御されることを特徴とする画
    像形成方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の画像形成方法に
    おいて、前記中間転写体上に形成されたマークを検知す
    る検知手段の信号により前記第2の作像ステーションの
    作像工程が制御されることを特徴とする画像形成方法。
  4. 【請求項4】走行する中間転写体の周囲に少なくとも2
    個の作像ステーションを備え、記録媒体の片面には前記
    中間転写体を介して第1の作像ステーションにより形成
    された顕像が転写させ、前記記録媒体の他面には第2の
    作像ステーションにより形成された顕像が直接転写さ
    せ、両面画像を得る画像形成装置において、 前記中間転写体上に形成されたマークと、該マークを検
    知する検知手段とを備え、該検知手段の検知結果により
    前記第2の作像ステーションの作像工程を制御すること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記マークが前記第1の作像ステーションによって形成
    され、前記中間転写体上に転写された顕像であることを
    特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載の画像形成装置に
    おいて、前記検知手段は、前記中間転写体の走行方向に
    て前記第1の作像ステーションの下流側で、且つ、前記
    記録媒体が前記中間転写体上に搬送される位置よりも上
    流側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項4または5に記載の画像形成装置に
    おいて、前記中間転写体に形成されたマークを消去する
    消去手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記中間転写体と前記記録媒体を重ねた状態で定着する
    定着手段と、該定着手段の前記中間転写体の走行方向下
    流側に設けられた中間転写体を冷却する冷却手段とを備
    えていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記中間転写体が耐熱性のエンドレスベルトであること
    を特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項6に記載の画像形成装置におい
    て、前記マークの消去手段は前記中間転写体に対向さ
    せ、前記中間転写体の走行方向にて前記検知手段の下流
    側で、かつ、且つ、前記記録媒体が前記中間転写体上に
    搬送される位置よりも上流側に配置されていることを特
    徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】請求項4に記載の画像形成装置におい
    て、前記記録媒体の両面に画像を形成する場合、前記マ
    ークを前記検知手段で検知した結果に基づき、前記第2
    の作像ステーションによる画像の書き込みをスタートさ
    せるように制御することを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】請求項4に記載の画像形成装置におい
    て、前記マークを前記検知手段で検知した結果に基づ
    き、前記記録媒体の搬送を制御することを特徴とする画
    像形成装置。
  13. 【請求項13】請求項4ないし12の何れか一項に記載
    の画像形成装置において、前記作像ステーションがそれ
    ぞれ異なる色で現像できる現像装置を備えた複数の画像
    形成手段を具備することを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】請求項4ないし12の何れか一項に記載
    の画像形成装置において、前記マークは、前記中間転写
    体の色とは異なる色のトナーで形成された顕像であるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】請求項13または14に記載の画像形成
    装置において、前記マークが、第1の作像ステーション
    に備えられた複数の前記画像形成手段のうちの何れかに
    より形成することを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の画像形成装置におい
    て、前記マークが最初に前記中間転写体に転写する画像
    を形成する画像形成手段によって形成されることを特徴
    とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】請求項16に記載の画像形成装置におい
    て、前記マークを形成する前記画像形成手段が現像装置
    にイエロートナーを収納している画像形成手段であるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  18. 【請求項18】請求項4ないし17の何れか一項に記載
    の画像形成装置において、前記マークの形成位置は、前
    記中間転写体表面に形成される画像に対して中間転写体
    の走行方向の前方或いはその画像の側部であり、使用す
    る記録媒体の最大サイズより外側であることを特徴とす
    る画像形成装置。
  19. 【請求項19】請求項4ないし18の何れか一項に記載
    の画像形成装置がホストコンピュータと接続されている
    ことを特徴とする画像形成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010120238A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010120238A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム

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