JP2003005589A - 画像形成装置、および画像形成装置の再利用システム - Google Patents

画像形成装置、および画像形成装置の再利用システム

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JP2003005589A
JP2003005589A JP2001188425A JP2001188425A JP2003005589A JP 2003005589 A JP2003005589 A JP 2003005589A JP 2001188425 A JP2001188425 A JP 2001188425A JP 2001188425 A JP2001188425 A JP 2001188425A JP 2003005589 A JP2003005589 A JP 2003005589A
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image forming
forming apparatus
parts
center
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JP2001188425A
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Hiroyasu Kobayashi
弘安 小林
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の部品やユニットを再利用する
場合に、再利用が可能か否かを高精度に判定することが
可能な画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 定着ユニット120に、その稼働履歴を
蓄積するための非接触型のICチップ200を設け、こ
のICチップ200に、稼働履歴を蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置およ
び画像形成装置の再利用システムに関し、より詳細に
は、複写機、ファックス、プリンター等の画像形成装置
およびその画像形成装置の部品/ユニットを再利用する
画像形成装置の再利用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、環境保全の見地から、複写機など
の画像形成装置では部品やユニットのリサイクルが行わ
れている。ユーザの手元から回収した画像形成装置を分
解して、部品やユニットを分別する。そして、これらの
部品やユニットは、清掃された後組み立てられ、再生製
品として販売されている。
【0003】部品やユニットを再利用する際には、部品
/ユニットの稼動履歴を調べて再使用が可能か否かの判
定が行われる。画像形成装置および画像形成装置に組み
付けられている部品/ユニットの稼動履歴[(部品情報
(部品/ユニット番号、製造番号)および稼動情報(稼
動時間、回転数、通電時間等)]を把握する方法とし
て、本体側記憶部に稼動履歴を蓄積する方式(特開平
9−62152号公報)、部品/ユニットにマーキン
グしマーキングの変化状態により稼動情報を推定する方
式、ワイブル確率分布を利用して稼動情報を推定する
方式等が提案されている。
【0004】しかしながら、本体側記憶部に稼動履歴
を蓄積する方式では、部品を外してしまった場合に、デ
ータと部品の照合が取り難くなり、交換した部品のデー
タなのか単に外しただけで使用を継続している部品のデ
ータなのかが不明になる等の問題がある。
【0005】また、部品/ユニットにマーキングしマ
ーキングの変化状態により稼動情報を推定する方式で
は、稼動情報を精度よく測定することは困難であるとい
う問題がある。
【0006】また、ワイブル確率分布を利用して稼動
情報を推定する方式では、ワイブル確率分布を利用した
場合は推定値であり実測値でないため、個々の部品をみ
た場合に、精度的に不満が残るという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであって、画像形成装置の部品やユニット
を再利用する場合に、再利用が可能か否かを高精度に判
定することが可能な画像形成装置、および画像形成装置
の再利用システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明は、個々の部品/ユニットに
その稼動履歴を示す稼動情報を記憶するための非接触型
のICチップを設け、前記ICチップに、個々の部品/
ユニットの稼動情報を書き込むものである。上記発明に
よれば、個々の部品/ユニットにその稼動履歴を示す稼
動情報を記憶するための非接触型のICチップを設け
る。
【0009】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、前記ICチップには、部品/ユ
ニットを識別するための部品情報が予め記憶されている
ものである。上記発明によれば、ICチップには、部品
/ユニットを識別するための部品情報を予め記憶してお
く。
【0010】また、請求項3にかかる発明は、請求項1
または請求項2にかかる発明において、前記稼動情報に
は、その部品/ユニットの稼動時間、回転数、通電時間
のうち少なくとも1つの情報が含まれるものである。上
記発明によれば、稼動情報として、その部品/ユニット
の稼動時間、回転数、通電時間のうち少なくとも1つの
情報を記憶する。
【0011】また、請求項4にかかる発明は、請求項1
〜請求項3のいずれか1つにかかる発明において、前記
ICチップに書き込まれた稼動情報は、操作部からの入
力操作でリセットを不可能としたものである。上記発明
によれば、ICチップに書き込まれた稼動情報は、操作
部からの入力操作でリセットを不可能とした。
【0012】また、請求項5にかかる発明は、ネットワ
ークに接続されたコンピュータを使用して画像形成装置
の再利用を行う画像形成装置の再利用システムにおい
て、各回収センターで、請求項1〜請求項4のいずれか
1つに記載の画像形成装置を解体して、部品/ユニット
に取り付けられたICチップに記憶された稼動情報を参
照して同一水準毎に区分する工程と、管理センターで、
各回収センターの部品/ユニットの稼動情報を収集して
データベースに登録する工程と、生産拠点で、前記デー
タベースを参照して、部品/ユニットの出庫要求を管理
センターに送出する工程と、管理センターで、前記出庫
要求に応じて該当する回収センターに出庫要求を送出す
る工程と、を含むものである。
【0013】上記発明によれば、各回収センターは、請
求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の画像形成装置
を解体して、部品/ユニットに取り付けられたICチッ
プに記憶された稼動情報を参照して同一水準毎に区分
し、管理センターは、各回収センターの部品/ユニット
の稼動情報を収集してデータベースに登録し、生産拠点
は、上述のデータベースを参照して、部品/ユニットの
出庫要求を管理センターに送出し、管理センターは、出
庫要求に応じて該当する回収センターに出庫要求を送出
する。
【0014】また、請求項6にかかる発明は、ネットワ
ークに接続されたコンピュータを使用して画像形成装置
の再利用を行う画像形成装置の再利用システムにおい
て、各回収センターで、請求項1〜請求項4のいずれか
1つに記載の画像形成装置を解体して、部品またはユニ
ットに取り付けられたICチップに記憶された稼動情報
および部品情報を参照して、各部品/ユニット毎に同一
水準毎に区分して、前記部品/ユニットの稼動情報、在
庫数、回収した回収センター名を管理センターに送出す
る工程と、管理センターで、各回収センターから入力さ
れる、部品/ユニットの稼動情報、在庫数、回収した回
収センター名をデータベースに登録する工程と、生産拠
点で、前記データベースを参照して、部品/ユニットの
出庫要求を管理センターに送出する工程と、管理センタ
ーで、前記生産拠点からの出庫要求に応じて該当する回
収センターに出庫要求を送出する工程と、回収センター
で、前記管理センターからの出庫要求に応じて、該当す
る部品/ユニットを生産拠点に出庫する工程と、管理セ
ンターで、前記回収センターの出庫に応じて、前記デー
タベースを更新する工程と、を含むものである。
【0015】上記発明によれば、各回収センターは、請
求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の画像形成装置
を解体して、部品またはユニットに取り付けられたIC
チップに記憶された稼動情報および部品情報を参照し
て、各部品/ユニット毎に同一水準毎に区分して、前記
部品/ユニットの稼動情報、在庫数、回収した回収セン
ター名を管理センターに送出し、管理センターは、各回
収センターから入力される、部品/ユニットの稼動情
報、在庫数、回収した回収センター名をデータベースに
登録し、生産拠点は、データベースを参照して、部品/
ユニットの出庫要求を管理センターに送出し、管理セン
ターは、生産拠点からの出庫要求に応じて該当する回収
センターに出庫要求を送出し、回収センターは、管理セ
ンターからの出庫要求に応じて、該当する部品/ユニッ
トを生産拠点に出庫し、管理センターは、回収センター
の出庫に応じて、データベースを更新する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
かかる画像形成装置および画像形成装置の再利用システ
ムの好適な実施の形態を、(画像形成装置)、(画像形
成装置の再利用システム)の順に詳細に説明する。以下
の説明では、画像形成装置として複写機を例に挙げて説
明する。
【0017】(画像形成装置)本発明は、画像形成装置
を構成する部品/ユニットにその稼動履歴を蓄積するた
めの非接触型のICチップを取り付けたものである。以
下の説明では、定着ユニットに非接触型のICチップを
取り付けた場合を例に挙げて説明する。
【0018】図1は、本実施の形態にかかる画像形成装
置の概略のメカ機構を示す図(断面図)である。画像形
成装置は、同図に示す如く、原稿を搬送するADFユニ
ット10、原稿を読み取る読み取りユニット20、読み
取った原稿の画像データを書き込む書き込みユニット3
0、感光体上に画像を形成して転写紙に転写するプリン
タユニット40、および転写紙の後処理を行うフィニッ
シャユニット(後処理装置)50を備えている。
【0019】図1において、ADFユニット(自動原稿
送り装置)10の原稿台102上に原稿画像面を上にし
て置かれた原稿束(図示せず)は、後述する操作部15
3上のプリントキーが押下されると、一番下の原稿から
給送ローラ103および給送ベルト104によってコン
タクトガラス105上の所定の原稿読取位置に給送され
る。
【0020】コンタクトガラス105上に給送された原
稿は、読み取りユニット20によって原稿画像が読み取
られた後、給送ベルト104および排送ローラ107に
よって排出される。更に、原稿セット検知センサにて原
稿台102上に次の原稿が有ると検知された場合、次の
原稿は、前の原稿と同様な動作を繰り返す。尚、給送ロ
ーラ103、給送ベルト104および排送ローラ107
は、図示せぬ搬送モータによって駆動される。
【0021】また、プリンタユニット40の第1トレイ
109、第2トレイ110および第3トレイ111に積
載された転写紙は、各々、第1給紙部112、第2給紙
部113および第3給紙部114によって給紙され、縦
搬送ユニット115によって感光体116に当接する位
置まで搬送される。読み取りユニット20にて読み取ら
れた原稿画像は画像データとして、書き込みユニット3
0からのレーザ(図示せず)によって、プリンタユニッ
ト40の感光体116に書き込まれ、現像ユニット11
8によってトナー像として可視化される。
【0022】次に、転写紙は、搬送ベルト119によっ
て感光体116の回転と等速で搬送されながら、感光体
116上のトナー像を転写される。転写紙に転写された
トナー像は、定着ユニット120で画像として定着させ
られる。続いて、画像を定着(以下、作像と記す)され
た転写紙は、排紙ユニット121によって後処理装置で
あるフィニッシャユニット50に排出される。
【0023】後処理装置のフィニッシャユニット50
は、プリンタユニット40の排紙ユニット121によっ
て搬送された転写紙を、排紙トレイ126方向やステイ
プル処理部(図面左下)方向に導くことができる。この
ときの導き方は、切り換え板124を使用して行われ
る。切り換え板124を上に切り替えることにより、排
紙ローラ123および搬送ローラユニット132を経由
して通常の排紙トレイ126側に排紙することができ
る。また、切り換え板124を下方向に切り替えること
で、搬送ローラ125、127を経由して、ステイプル
台128に搬送することができる。
【0024】ステイプル台128に積載された転写紙
は、一枚排紙される毎に紙揃え用のジョガー129によ
って紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステー
プラ130によって綴じられる。ステープラ130で綴
じられた転写紙群は自重によってステイプル完了排紙ト
レイ131に収納される。
【0025】一方、通常の排紙トレイ126は前後に移
動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレ
イ126は、原稿毎に、前後に移動し、簡易的に排出さ
れてくるコピー紙を仕分けるものである。
【0026】転写紙の両面に画像を作像する場合は、第
1トレイ109、第2トレイ110および第3トレイ1
11から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ126
側に導かないで、経路切り換えの為の分岐爪113を上
側にセットすることで、一旦、両面給紙ユニット134
にストックする。
【0027】その後、両面給紙ユニット134にストッ
クされた転写紙は、両面給紙ユニット134から再び給
紙され、感光体116に形成されたトナー画像を転写さ
れた後、経路切り換えの為の分岐爪113を下側にセッ
トすることにより、排紙トレイ126に導かれる。この
様に両面給紙ユニット134は、転写紙の両面に作像す
る場合に使用される。
【0028】感光体116、搬送ベルト119、定着ユ
ニット120、排紙ユニット121および現像ユニット
118は、メインモータ(図示せず)によって駆動さ
れ、第1給紙部112、第2給紙部113、および第3
給紙部114は、メインモータの駆動を各々、第1給紙
クラッチ(図示せず)、第2給紙クラッチ(図示せず)
および第3給紙クラッチ(図示せず)によって伝達する
ことにより駆動される。縦搬送ユニット115は、メイ
ンモータの駆動を中間クラッチ(図示せず)によって伝
達することにより駆動される。
【0029】次に、読み取りユニット20における画像
の読み取り動作、および、書き込みユニット30におけ
る画像の書き込み動作、即ち、画像を記録面上に潜像形
成するまでの動作について説明する。ここで潜像とは、
感光体面上に画像を光り情報に変換して照射することに
より生じる電位分布である。
【0030】先ず、読み取りユニット20は、原稿を載
置するコンタクトガラス105と、光学走査系とで構成
されている。光学走査系は、露光ランプ135、第1ミ
ラー136、レンズ137、CCDイメージセンサ13
8、第2ミラー139および第3ミラー140等で構成
されている。露光ランプ135および第1ミラー136
は、第1キャリッジ(図示せず)上に固定され、第2ミ
ラー139および第3ミラー140は、第2キャリッジ
(図示せず)上に固定されている。原稿画像を読み取る
ときには、光路長が変わらないように、第1キャリッジ
と第2キャリッジとが2対1の相対速度で機械的に走査
される。この光学走査系は、スキャナ駆動モータ(図示
せず)にて駆動される。
【0031】また、原稿画像は、CCDイメージセンサ
138によって読み取られ、電気信号に変換されて処理
される。レンズ137およびCCDイメージセンサ13
8を左右方向(図1において)に移動させることによ
り、画像倍率が変わる。即ち、指定された倍率に対応し
てレンズ137およびCCDイメージセンサ138の左
右方向に位置が設定される。
【0032】書き込みユニット30は、レーザ出力ユニ
ット141、結像レンズ142およびミラー143で構
成され、レーザ出力ユニット141の内部には、レーザ
光源であるレーザダイオード(図示せず)およびモータ
(図示せず)によって高速で定速回転する回転多面鏡
(以下、ポリゴンミラーと記し、図示せず)が備わって
いる。
【0033】レーザ出力ユニット141により照射され
るレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーで偏光さ
れ、結像レンズ142を通り、ミラー143で折り返さ
れ、感光体116の面上に集光結像する。
【0034】偏光されたレーザ光は感光体116が回転
する方向と直交する方向(主走査方向)に露光走査さ
れ、画像信号のライン単位の記録を行う。感光体116
の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を
繰り返すことによって、感光体116の面上に画像(静
電潜像)が形成される。
【0035】図2は、図1の画像形成装置の電気的な構
造を示すブロック図である。画像形成装置は、図2に示
す如く、CPU150、ROM151、RAM152、
操作部153、表示部154、上記ADFユニット1
0、上記読み取りユニット20、上記書き込みユニット
30、上記プリンタユニット40、上記フィニッシャユ
ニット50、および無線通信部155とから構成されて
おり、各部はバスを介して接続されている。また、画像
形成装置は、定着ユニット120に取り付けられた非接
触型のICチップ200を備えている。なお、ICチッ
プ200は、プリンタユニット40に含まれるものであ
るが、同図では便宜上、プリンタユニット40の外部に
示している。
【0036】CPU150は、ROM151に格納され
ているプログラムに従って、RAM152を作業領域と
して使用して、画像形成装置の各部の動作を制御する。
ROM151はCPU150を動作させるためのプログ
ラムが格納されている。RAM152は、CPU150
のワークエリアとして使用される。
【0037】操作部153は、ユーザから画像形成装置
の各部の処理条件を受け付けるユニットである。たとえ
ば、原稿の読み取り開始指示、印刷部数、画像形成モー
ドの登録などを受け付ける。表示部154は、必要なデ
ータの表示を行う。
【0038】無線通信部155は、ICチップ200の
送受信部201とデータ通信を行うためのものであり、
CPU150から入力される信号を、無線信号に変調し
て対応するICチップ200に送信する。
【0039】ICチップ200は、定着ユニット120
に取り付けられており、定着ユニット120の稼動履歴
〔部品情報(部品番号、製造番号)および稼動情報(稼
動時間、回転数)〕を記憶する不揮発性メモリ203
と、不揮発性メモリ203に対してデータのリード/ラ
イトを行うメモリコントローラ202と、無線通信部1
55とデータ通信を行うための送受信部201とから構
成されている。なお、不揮発性メモリ203には、部品
情報(部品番号、製造番号)が工場出荷時点で入力され
ている。
【0040】図3は、図1の定着ユニット120の構成
例を示す図(側面図)である。定着ユニット120は、
画像が転写されトナーが付着した状態の転写紙に熱(温
度)と圧力をかけて用紙にトナーを定着し、用紙を搬送
する機能を有する定着ローラ161および加圧ローラ1
62と、定着ローラ161および加圧ローラ162の回
転を支持する軸受163、定着ローラ161および加圧
ローラ162に回転を伝えるギア(不図示)、定着ロー
ラ161に熱(温度)を供給するヒータ164、定着温
度を制御するサーミスタ165等から構成されている。
また、定着ユニット120の側板には、上述の非接触型
のICチップ200が取り付けられている。ICチップ
200は耐熱性となっており、また、このICチップ2
00は、不図示の断熱部材で覆われている。
【0041】このICチップ200の不揮発性メモリ2
03には、稼動履歴〔部品情報(部品番号、製造番号)
および稼動情報(稼動時間、回転数、通電時間等)〕の
データが蓄積される。CPU150は、画像形成装置の
稼動時に、一定周期(例えば10秒周期)毎に、定着ユ
ニット120の稼動情報を定着ユニット120のICチ
ップ200に書き込むべく、定着ユニット120の稼動
情報(稼動時間、回転数、通電時間等)を無線通信部1
55に出力する。そして、無線通信部155は、稼動情
報を変調して無線信号としてICチップ200に送信す
る。ICチップ200では、送受信部201で無線信号
を受信して復調が行われ、メモリコントローラ202
は、復調された稼動情報(稼動時間、回転数、通電時間
等)を不揮発性メモリ203に書き込む。不揮発性メモ
リ203には、稼動情報が順次蓄積されていく。これに
より、ICチップ200の不揮発性メモリ203の稼動
情報を参照することで、定着ユニット120の稼動履歴
を正確に得ることが可能となる。なお、操作部153の
操作では、ICチップ200の不揮発性メモリ203は
初期化できないようになっている。これは、ユーザが誤
ってICチップ200のデータを消去してしまうことを
防止するためである。
【0042】このように、定着ユニット120にその稼
動履歴を蓄積するためのICチップ200を設けたこと
により、画像形成装置から定着ユニット120を外した
場合でも、定着ユニット120に取り付けられたICチ
ップ200の不揮発性メモリ203のデータを読み出す
ことにより、定着ユニット120の正確な稼動履歴を取
得することができる。
【0043】なお、上記の説明では、定着ユニット12
0にICチップ200を設ける構成としたが、その部品
に設けることにしても良い。
【0044】図4を参照して、定着ユニット120の部
品にICチップを設ける場合を説明する。図4は、図3
の定着ローラ161の斜視図を示している。同図に示す
ように、定着ローラ161の軸端面にICチップを取り
付けることにしても良い。このICチップの取付位置
は、定着ローラ161の機能に影響しない場所であれば
良く、同図に示す取付位置に限定されない。また、同図
に示すように、定着ローラ161の駆動ギアのような小
物部品にICチップを取り付けることにしても良い。I
Cチップを取り付ける対象部品のサイズに合わせて、取
り付けるICチップのサイズを変えることにしても良
い。
【0045】なお、上記の説明では、画像形成装置とし
て複写機について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、ファックス、プリンター等の他の画像
形成装置にも適用可能である。また、ICチップを取り
付けるユニットまたは部品として、定着ユニットまたは
定着ユニットの部品について説明したが、本発明はこれ
に限られるものではなく、現像ユニット等の他のユニッ
トや他の部品に取り付けることにしても良い。
【0046】(画像形成装置の再利用システム)図5〜
10を参照して、画像形成装置の部品/ユニットの再利
用システムを説明する。この画像形成装置の部品/ユニ
ットの再利用システムは、上記した画像形成装置の部品
/ユニットに取り付けられているICチップを利用し
て、部品/ユニットの稼動履歴を収集する。
【0047】図5は、画像形成装置の部品/ユニットの
再利用システムの構成例を示す図である。同図に示す画
像形成装置の部品/ユニットの再利用システムでは、イ
ンターネットを利用して、画像形成装置の部品/ユニッ
トの稼動履歴〔部品情報(部品番号、製造番号)および
稼動情報(稼動時間、回転数、通電時間等)〕に基づい
た部品管理と活用を行う。
【0048】図5において、301は回収センターa、
302は回収センターb、303は回収センターc、3
04は生産拠点a、305は生産拠点b、306は部品
管理センター、400はインターネットを示している。
回収センターa301、回収センターb302、回収セ
ンターc303、生産拠点a304、生産拠点b30
5、および部品管理センター306の各コンピュータ
は、インターネットを介して互いに接続されている。
【0049】以下、回収センターa301、回収センタ
ーb302、回収センターc303、生産拠点a30
4、生産拠点b305、および部品管理センター306
のコンピュータのことを、夫々、回収センターa30
1、回収センターb302、回収センターc303、生
産拠点a304、生産拠点b305、および部品管理セ
ンター306と呼ぶ。
【0050】図6は、画像形成装置の部品/ユニットの
再利用システムにおける部品/ユニットの再利用方法を
説明するための説明図である。以下、図6を参照しつ
つ、画像形成装置の部品/ユニットの再利用システムに
おける部品/ユニットの再利用方法を説明する。
【0051】図6において、500は、ユーザから回収
された使用済の画像形成装置を示している。使用済の画
像形成装置500がユーザから回収されて、回収センタ
ーa301、回収センターb302、および回収センタ
ーc303のいずれかに収容される。
【0052】回収センターa301、回収センターb3
02、および回収センターc303では、回収された使
用済の画像形成装置500が分解され、部品/ユニット
に取り付けられたICチップに記憶された稼動履歴〔部
品情報(部品番号、製造番号)および稼動情報(稼動時
間、回転数、通電時間等)〕に基づき、部品/ユニット
の種類毎に、同一水準毎[例えば稼動時間:1000時
間以内(Aランク)、1001時間〜3000時間(B
ランク)、3001時間〜10000時間(Cラン
ク)、10001時間〜(Dランク)]に区分けされて
保管される。
【0053】図7は、回収センターa301、回収セン
ターb302、および回収センターc303のコンピュ
ータの構成例を示すブロック図である。回収センター
は、同図に示す如く、ICチップのデータの読み取り、
データの入力、および操作指示を与えるための入力部3
11と、インターネット400を介して外部とデータ通
信を行うためのデータ通信部312と、必要な情報を表
示するための表示部313と、記録媒体316のプログ
ラムに従って、装置全体の制御を司るCPU314と、
記録媒体316のデータのリード/ライトを行う記録媒
体ドライブ装置315と、CPU314を動作させるプ
ログラム等を格納した記録媒体316と、CPU314
のワークエリアとして使用されるRAM317と、およ
び分解した部品/ユニットの稼動履歴を格納する部品/
ユニットデータベース318とを備えている。各部は、
バスを介して互いに接続されている。
【0054】回収センターa301、回収センターb3
02、および回収センターc303のコンピュータで
は、分解した部品/ユニットの稼動履歴〔部品情報(部
品番号、製造番号)および稼動情報(稼動時間、回転
数、通電時間等)〕のデータが入力され、自己の部品/
ユニットデータベース318に、部品番号に対応させ
て、同一水準毎に、その他の稼動履歴等が格納される。
図8は、回収センター301〜303の部品/ユニット
データベースの構成例を示す図である。同図に示すよう
に、部品/ユニットデータベース318には、部品番号
に対応させて、同一水準毎にその在庫数、製造番号、稼
動情報、出荷情報([1]:出荷済み、[0]:未出
荷)等が格納される。回収センターa301、回収セン
ターb302、および回収センターc303のコンピュ
ータは、新たな分解した部品/ユニットの稼動履歴が入
力される毎および部品/ユニットを出荷した毎に、部品
/ユニットデータベース318のデータを更新する。
【0055】回収センターa301、回収センターb3
02、および回収センターc303のコンピュータは、
分解した部品/ユニットの稼動履歴〔部品情報(部品番
号、製造番号)および稼動情報(稼動時間、回転数、通
電時間等)〕、同一水準毎の在庫数、在庫している回収
センター名等の情報をインターネット400を介して、
部品管理センター306に送出する。
【0056】図9は、部品管理センター306のコンピ
ュータの構成例を示すブロック図である。部品管理セン
ター306は、同図に示す如く、データを入力したり、
操作指示を与えるための入力部321と、インターネッ
ト400を介して外部とデータ通信を行うためのデータ
通信部322と、必要な情報を表示するための表示部3
23と、記録媒体326のプログラムに従って、装置全
体の制御を司るCPU324と、記録媒体326のデー
タのリード/ライトを行う記録媒体ドライブ装置325
と、CPU324を動作させるプログラム等を格納した
記録媒体326と、CPU324のワークエリアとして
使用されるRAM327と、および各回収センター30
1〜303から入力される分解した部品/ユニットの稼
動履歴を格納したデータベース328とを備えている。
各部は、バスを介して互いに接続されている。
【0057】部品管理センター306では、各回収セン
ター301〜303から入力される情報を整理して、デ
ータベース328に登録して一元管理する。図10は、
部品管理センター306のデータベース328の構成例
を示す図である。同図に示すように、部品管理センター
306のデータベースには、部品番号に対応させて、同
一水準毎にその在庫数、製造番号、稼動情報、出荷情報
([1]:出荷済み、[0]:未出荷)、回収センター
名等が格納される。この部品管理センター306のデー
タベース328に登録された情報は、生産拠点a30
4、生産拠点b305で、リアルタイムで参照すること
ができるようになっている。
【0058】生産拠点a304、生産拠点b305で
は、生産計画に基づき、部品管理センター306のデー
タベース328を参照して、入力画面で、必要とする回
収した部品/ユニットについて出庫要求を入力して、イ
ンターネット400を介して、部品管理センター306
に出力する。具体的には、例えば、生産拠点a304、
生産拠点b305では、部品番号、ランクA、20個と
いうような出庫要求を出す。
【0059】部品管理センター306では、生産拠点a
304および生産拠点b305からの出庫要求に応じ
て、データベース328を参照して、対応する回収セン
ターに出荷依頼を送信する。例えば、生産拠点から、部
品番号、ランクA、20個というような出庫要求が入力
された場合には、当該仕様を満たす当該部品/ユニット
を保管している1または複数の回収センターに出庫要求
を送出する。各回収センターでは、部品管理センター3
06から出荷依頼が入力されると、要求元の生産拠点に
部品/ユニットを出荷する。生産拠点a304、生産拠
点b305では、回収センターから出荷された部品/ユ
ニットを再利用して、画像形成装置の組み立てを行う。
この場合、部品/ユニットに取り付けられているICチ
ップの稼動履歴のデータはそのまま保持され、再利用の
画像形成装置で、稼動履歴がさらに蓄積されていく。す
なわち、部品/ユニットは、1回の再利用にとどまら
ず、可能な限り再利用される。
【0060】各回収センター301〜303は、部品/
ユニットを出荷した時点で、自己の部品/ユニットデー
タベース318の出荷情報と在庫数の改訂を行う。そし
て、各回収センター301〜303は、改訂した情報
を、インターネット400を介して、部品管理センター
306に送信する。部品管理センター306では、各回
収センター301〜303から改訂情報が入力される
と、データベース328の内容を改訂する。
【0061】以上説明したように、本実施の形態の画像
形成装置によれば、部品/ユニットにその稼動履歴〔部
品情報(部品番号、製造番号)および稼動情報(稼動時
間、回転数、通電時間等)〕を記憶するための非接触型
のICチップを取り付けているので、使用している部品
/ユニットの稼動履歴〔部品情報(部品番号、製造番
号)および稼動情報(稼動時間、回転数、通電時間
等)〕が精度良く把握することができ、ユーザーから製
品を回収して再生する場合に、当該製品に使用している
部品/ユニットの再使用、再利用、再資源化の判定を精
度良く行うことが可能となる。これにより、地球環境保
全(省資源)に優しい画像形成装置を提供することが可
能となる。
【0062】また、本実施の形態の画像形成装置では、
対象とする部品/ユニット個々にそのICチップに稼動
履歴〔部品情報(部品番号、製造番号)および稼動情報
(稼動時間、回転数、通電時間等)〕を蓄積することと
したので、製品から当該部品/ユニットを交換した場合
またはメンテナンスで製品から当該部品/ユニットを一
時的に外した場合でも正確な稼動履歴(部品番号、製造
番号等の部品情報、および稼動時間等)を得ることが可
能となる。
【0063】また、本実施の形態の画像形成装置の再利
用システムによれば、各回収センターで、使用済みの画
像形成装置を解体して、部品またはユニットに取り付け
られたICチップに記憶された稼動履歴を参照して同一
水準毎に区分して、部品またはユニットの稼動履歴、在
庫数、回収した回収センター名を部品管理センターに送
出し、部品管理センターで、各回収センターから入力さ
れる、部品またはユニットの稼動履歴、在庫数、回収し
た回収センター名をデータベースに登録し、生産拠点
で、部品管理センターのデータベースを参照して、部品
またはユニットの出庫要求を部品管理センターに送出
し、生産拠点からの出庫要求に応じて、対応する回収セ
ンターに出庫要求に送出し、回収センターで、生産拠点
の出庫要求に生産拠点の出庫要求に応じて、該当する部
品またはユニットを出庫することとしたので、生産拠点
では、効率良くかつ迅速に、必要とする回収した部品/
ユニットを入手することができ、画像形成装置の再利用
を容易とすることが可能となる。この結果、地球環境に
優しい画像形成装置の再利用システムを提供することが
可能となる。
【0064】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変形して実行可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
画像形成装置によれば、個々の部品/ユニットにその稼
動履歴を示す稼動情報を記憶するための非接触型のIC
チップを設けることとしたので、使用している部品/ユ
ニットの稼動履歴を精度良く把握することができ、ユー
ザから製品を回収して再生する場合に、当該製品に使用
している部品/ユニットの再使用、再利用、再資源化の
判定を精度良く行うことが可能となる。これにより、地
球環境保全(省資源)に優しい画像形成装置を提供する
ことが可能となる。
【0066】また、請求項2にかかる画像形成装置によ
れば、請求項1にかかる発明において、ICチップに
は、部品/ユニットを識別するための部品情報を予め記
憶しておくこととしたので、請求項1にかかる発明の効
果に加えて、部品/ユニットの種類等を識別することが
容易となる。
【0067】また、請求項3にかかる画像形成装置によ
れば、請求項1または請求項2にかかる発明において、
稼動情報として、その部品/ユニットの稼動時間、回転
数、および通電時間のうち少なくとも1つの情報を記憶
することとしたので、請求項1または請求項2にかかる
発明の効果に加えて、稼動情報として、その部品/ユニ
ットの稼動時間、回転数、通電時間等を把握することが
可能となる。
【0068】また、請求項4にかかる画像形成装置によ
れば、請求項1〜請求項3のいずれか1つにかかる発明
において、ICチップに書き込まれた稼動情報は、操作
部からの入力操作でリセットを不可能としたので、請求
項1〜請求項3のいずれか1つにかかる発明の効果に加
えて、ICチップに書き込まれた稼動情報がユーザによ
り誤ってリセットされるのを防止できる。
【0069】また、請求項5にかかる画像形成装置の再
利用システムによれば、各回収センターは、請求項1〜
請求項4のいずれか1つに記載の画像形成装置を解体し
て、部品/ユニットに取り付けられたICチップに記憶
された稼動情報を参照して同一水準毎に区分し、管理セ
ンターは、各回収センターの部品/ユニットの稼動情報
を収集してデータベースに登録し、生産拠点は、上述の
データベースを参照して、部品/ユニットの出庫要求を
管理センターに送出し、管理センターは、出庫要求に応
じて該当する回収センターに出庫要求を送出することと
したので、生産拠点では、効率良くかつ迅速に、必要と
する回収した部品/ユニットを入手することができ、画
像形成装置の再利用を容易とすることが可能となる。こ
の結果、地球環境に優しい画像形成装置の再利用システ
ムを提供することが可能となる。
【0070】また、請求項6にかかる画像形成装置の再
利用システムによれば、各回収センターは、請求項1〜
請求項4のいずれか1つに記載の画像形成装置を解体し
て、部品またはユニットに取り付けられたICチップに
記憶された稼動情報および部品情報を参照して、各部品
/ユニット毎に同一水準毎に区分して、前記部品/ユニ
ットの稼動情報、在庫数、回収した回収センター名を管
理センターに送出し、管理センターは、各回収センター
から入力される、部品/ユニットの稼動情報、在庫数、
回収した回収センター名をデータベースに登録し、生産
拠点は、データベースを参照して、部品/ユニットの出
庫要求を管理センターに送出し、管理センターは、生産
拠点からの出庫要求に応じて該当する回収センターに出
庫要求を送出し、回収センターは、管理センターからの
出庫要求に応じて、該当する部品/ユニットを生産拠点
に出庫し、管理センターは、回収センターの出庫に応じ
て、データベースを更新することとしたので、生産拠点
では、効率良くかつ迅速に、必要とする回収した部品/
ユニットを入手することができ、画像形成装置の再利用
を容易とすることが可能となる。この結果、地球環境に
優しい画像形成装置の再利用システムを提供することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる画像形成装置の概略のメ
カ機構を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置の電気的な構造を示すブロ
ック図である。
【図3】図1の定着ユニット120の構成例を示す図
(側面図)である。
【図4】図3の定着ローラの斜視図である。
【図5】画像形成装置の部品/ユニットの再利用システ
ムの構成例を示す図である。
【図6】画像形成装置の部品/ユニットの再利用システ
ムにおける部品/ユニットの再利用方法を説明するため
の説明図である。
【図7】図5の回収センターa、回収センターb、およ
び回収センターcのコンピュータの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図7の部品/ユニットデータベースの構成例を
示す図である。
【図9】図5の部品管理センターのコンピュータを示す
図である。
【図10】図9のデータベースの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ADFユニット 20 読み取りユニット 30 書き込みユニット 40 プリンタユニット 50 フィニッシャユニット 120 定着ユニット 150 CPU 151 ROM 152 RAM 153 操作部 154 表示部 155 無線通信部 200 ICチップ 201 送受信部 202 メモリコントローラ 203 不揮発性メモリ 301 回収センターa 302 回収センターb 303 回収センターc 304 生産拠点a 305 生産拠点b 306 部品管理センター 400 インターネット 318 部品/ユニットデータベース 328 データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 HK11 HK20 2H027 DA41 EE08 EJ08 EJ09 ZA07 5B021 AA01 AA05 AA19 NN19 5C062 AA02 AA05 AB38 AB42 AB47 AC55 AF00 BA00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個々の部品/ユニットにその稼動履歴を
    示す稼動情報を記憶するための非接触型のICチップを
    設け、前記ICチップに、個々の部品/ユニットの稼動
    情報を書き込むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ICチップには、前記部品/ユニッ
    トを識別するための部品情報が予め記憶されていること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記稼動情報には、前記部品/ユニット
    の稼動時間、回転数、および通電時間のうち少なくとも
    1つの情報が含まれることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ICチップに書き込まれた稼動情報
    は、操作部からの入力操作でリセットを不可能としたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続されたコンピュータ
    を使用して画像形成装置の再利用を行う画像形成装置の
    再利用システムにおいて、 各回収センターで、請求項1〜請求項4のいずれか1つ
    に記載の画像形成装置を解体して、部品/ユニットに取
    り付けられたICチップに記憶された稼動情報を参照し
    て、前記部品/ユニットを同一水準毎に区分する工程
    と、 管理センターで、前記各回収センターの部品/ユニット
    の稼動情報を収集してデータベースに登録する工程と、 生産拠点で、前記データベースを参照して、前記部品/
    ユニットの出庫要求を前記管理センターに送出する工程
    と、 前記管理センターで、前記出庫要求に応じて該当する前
    記回収センターに出庫要求を送出する工程と、 を含むことを特徴とする画像形成装置の再利用システ
    ム。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続されたコンピュータ
    を使用して画像形成装置の再利用を行う画像形成装置の
    再利用システムにおいて、 各回収センターで、請求項1〜請求項4のいずれか1つ
    に記載の画像形成装置を解体して、部品/ユニットに取
    り付けられたICチップに記憶された稼動情報および部
    品情報を参照して、各部品/ユニット毎に同一水準毎に
    区分して、前記部品/ユニットの稼動情報、在庫数、回
    収した回収センター名を管理センターに送出する工程
    と、 前記管理センターで、前記各回収センターから入力され
    る、部品/ユニットの稼動情報、在庫数、回収した回収
    センター名をデータベースに登録する工程と、 生産拠点で、前記データベースを参照して、前記部品/
    ユニットの出庫要求を前記管理センターに送出する工程
    と、 前記管理センターで、前記生産拠点からの出庫要求に応
    じて該当する前記回収センターに出庫要求を送出する工
    程と、 前記回収センターで、前記管理センターからの出庫要求
    に応じて、該当する部品/ユニットを生産拠点に出庫す
    る工程と、 前記管理センターで、前記回収センターの出庫に応じ
    て、前記データベースを更新する工程と、 を含むことを特徴とする画像形成装置の再利用システ
    ム。
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