JP2003004843A - 埋込型データ管理方法 - Google Patents

埋込型データ管理方法

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JP2003004843A
JP2003004843A JP2001191192A JP2001191192A JP2003004843A JP 2003004843 A JP2003004843 A JP 2003004843A JP 2001191192 A JP2001191192 A JP 2001191192A JP 2001191192 A JP2001191192 A JP 2001191192A JP 2003004843 A JP2003004843 A JP 2003004843A
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JP2001191192A
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English (en)
Inventor
Kenichi Maeda
憲一 前田
Yoichi Utatsu
洋一 歌津
Teruyuki Iwasaka
照之 岩坂
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Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データを実際に活用する場所にデータを保管し
ておき、当該保管されているデータを必要とする人が直
接データを取得できるようにすることで、人為的ミスを
極力低減させ、もって膨大なデータの管理の省力化と、
必要なデータの取得確実性を高められるようにした技術
を提供すること。 【解決手段】埋込型データ管理方法は、データ通信が非
接触状態で可能なデータ通信用媒体であるIDタグ3を
土木工事現場1の必要箇所に埋設する媒体埋設ステップ
と、この媒体埋設ステップで埋設されたIDタグ3に対
し、データ通信装置であるリーダ/ライタ5を用いてデ
ータの読み込みまたは/および書き込みを行うデータ処
理ステップとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は埋込型データ管理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、道路や地面の地中にはガス管,
上・下水道管,電力・電話線その他、都市生活に関わる
各種管路やケーブル等の各種ライフラインが埋設されて
いる。ところでライフラインが輻輳された地中に新たな
ライフラインを増設したり、ライフラインが埋設されて
いる地面の上に各種構造物や施設を建造したりすると、
既存のライフラインを損傷してしまう虞がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、これを回避す
るために、掘削にあたって必要なデータ(例えば何メー
トル下にどのようなライフラインがどのような形態で埋
設されているとか、施工年月日はいつであるとか,施工
者はだれであるとか、その連絡先はどこである等のデー
タ)を事前に入手し、当該データに基づいて新たな工事
を施工するようになっている。
【0004】新たな工事の施工にあたって前記各種デー
タを素早く的確に提供できるようにデータの管理を行う
ことは極めて重要である。しかし、増大するデータの管
理は煩雑で面倒な場合が多い。このため、データ管理を
コンピュータに依拠し、例えば、湾岸や道路その他の公
共施設や設備の場合であれば、すべてホストコンピュー
タによって一元管理するようにしている。
【0005】ところがコンピュータの故障等に起因して
重要なデータを紛失してしまうこともあり得る。また、
コンピュータによってデータ管理をしても、コンピュー
タの操作に人間が介在することを否めない以上、介在す
る人の数が多いほど人為的ミスも増大する。この結果、
データの混乱を招来し、もはや検索不可能な状態ともな
りかねない。
【0006】本発明は、斯かる実情に鑑みてなされたも
のであって、その解決しようとする課題は、実際に活用
する場所にデータを保管しておき、当該保管されている
データを必要とする人が直接データを取得できるように
し、もって膨大なデータの管理の省力化と、必要なデー
タの取得確実性を高められるようにした技術を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は特定のデータを
必要とする人がこれを必要とする場所で直接取得できる
ように、前記特定場所にデータを保存しておき、必要な
ときにそのデータを取り出せるようにするというもので
ある。
【0008】具体的にはデータ通信が非接触状態で可能
なデータ通信用媒体と呼称されるIDタグを特定場所に
構築したコンクリート建造物等に埋設しておき、必要時
にリーダ/ライタを用いて、前記IDタグに記憶されて
いるデータの読み込みを行う。また必要であれば、ID
タグに書き込みを行ったりもする。
【0009】本発明によれば、特定場所に関するデータ
がその場にあるので、前記データを即座にかつ確実に入
手できる。よって、例えば土木工事を行う場合には、当
該工事現場に関係する必要データを予めまたはその場で
IDタグに記憶しておき、データが記憶されたIDタグ
を工事現場にまたはその近傍の適所に埋設しておく。こ
のようにすることで当該工事現場で再び工事を行う場
合、リーダ/ライタを用いて前記IDタグに記憶されて
いるデータの読み込みを行って工事の実行前に必要デー
タを取得しておけば、例えばライフラインが埋設されて
いる地面の上に各種構造物や施設を建造したり、道路工
事を施工する場合でも、既存のライフラインを損傷して
しまうことを有効に防止できる。
【0010】また実際にデータを使用する場所にIDタ
グを用いてデータの保管をしているので、管理するデー
タの量が自ずと限られるためこれが肥大化することはな
い。よってデータの管理省力化と、必要なデータの取得
確実化を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る埋込型デー
タ管理方法を説明するための概念図である。
【0012】本実施形態に係る土木工事現場1では、コ
ンクリート構造物2の各種データが予め記憶されたID
タグと呼称されるデータ通信用にデータを記憶するデー
タ通信用媒体3(以下「IDタグ3」という。)を工事
現場に埋設し(媒体埋設ステップ)、埋設されているI
Dタグ3の記憶データをデータ通信装置であるリーダ/
ライタ5で読み取ったり書き込んだりする(データ処理
ステップ)。
【0013】換言すれば、土木工事現場1では、データ
通信が非接触状態で可能なデータ通信用媒体を必要箇所
に埋設する媒体埋設ステップと、この媒体埋設ステップ
で埋設された前記データ通信用媒体に対し、データ通信
装置を用いてデータの読み込みまたは/および書き込み
を行うデータ処理ステップを行う埋込型データ管理方法
が採用されている。
【0014】前記各種データとしては、コンクリート構
造物2の施工から解体に至るまでのデータであるライフ
サイクルデータ,コンクリート打設時の各種データ(例
えば、コンクリート配合設計,各種試験結果,施工時の
天候,施工責任者など),点検時毎の記録(点検内容と
その結果,日付,試験実施者など)が挙げられる。
【0015】IDタグ3は、工事現場におけるコンクリ
ート打設時に一緒に埋設される。リーダ/ライタ5は、
周知のようにポータブルなものであるが、作業者の靴
底,ステッキや傘の先端などに取り付けるようにしたも
のでもよい。
【0016】IDタグ3およびリーダ/ライタ5による
データ通信は、電磁誘導により、非接触でデータ交換す
るシステムであり、RFID(Radio Frequency Identi
fication)システムと呼称される。
【0017】IDタグは、リーダ/ライタから電磁誘導
により供給される電力により無電源(電池を搭載しな
い)で動作する。
【0018】IDタグ3は、一般に、メモリと通信回路
からなるCMOSチップと超小型アンテナが組み込まれ
ている。アンテナ部分は、磁性体に導線が巻かれたコイ
ルであったり、印刷された導電体による空芯コイルであ
ったりする。メモリには読み出し専用メモリやEEPR
OMなどによる書き込み可能なメモリが用途に応じて使
われる。なおIDタグ3にはコイン型やカプセル型があ
る。
【0019】またリーダ/ライタは発信モジュールと制
御モジュールから構成されており、アンテナを通じてI
Dタグに電源を供給してデータの読み書きを行う。
【0020】リーダ/ライタがIDタグのデータを読み
取る通信手順は以下のようになる。 (1)リーダ/ライタがIDタグに電磁波を発信して、
IDタグの応答動作に必要なエネルギを与える。 (2)IDタグは電磁波による電磁誘導で電力を得て充
電する。十分な電力を得たIDタグはIDデータを送信
する。 (3)リーダ/ライタは電磁波を送信後、IDタグから
の信号受信状態に切り替わる。IDタグからの信号が受
信できなければ(1)から繰り返す。 (4)リーダ/ライタは受信信号をデジタル信号に変換
し、エラーチェックなどを行う。
【0021】次に本実施形態に係る埋込型データ管理方
法の作用効果について述べる。
【0022】非接触で動作する無電源なIDタグは、電
池交換や接点などの機構が不要なので、防塵性,防水
性,耐久性のある密封実装が可能であるゆえ、小型で電
池交換などのメンテナンスが不要で半永久的に使用でき
る。よって、IDタグをコンクリートで舗装された道路
やコンクリート建造物に埋設してもIDタグに記憶され
ているデータをリーダ/ライタで読み出すことができ
る。
【0023】さらにコンクリートがIDタグの防護材と
して機能する。
【0024】そして、コンクリートに埋設されているI
Dタグが紛失してしまうことはまずないので、必要なデ
ータが紛失してしまうこともない。よって、IDタグに
記憶されたデータは、必要時にリーダ/ライタで簡単か
つ即座に入手することができる。
【0025】このようにRFIDシステムによれば、デ
ータを実際に使用する場所にIDタグを用いてデータを
保管するので、管理するデータが自ずとその工事現場に
関係する情報のみに限られるためデータ量が肥大化しな
い。よってデータの管理の省力化と、必要データの取得
が確実にできるようになる。 (その他)
【0026】RFIDシステムの応用は広がり、例え
ば、都市、または大規模駅やアミューズメントパーク内
の観光、歴史スポット等にIDタグを設置すると、看板
の設置が不要となり、またガイド板等も不要になるの
で、町全体の美観を損なわないようにできるばかりか、
安価な無人観光案内システムの構築が可能である。
【0027】さらに、リーダ/ライタを各種自治体の情
報管理センターのホストコンピュータ7と通信できるよ
うにしておき、IDタグを例えば道路舗装や交差点付近
の建築物の壁等に埋設しかつ視覚障害者等の障害者や痴
呆性老人にリーダ/ライタを携帯させるようにしておけ
ば、障害者等の現在位置および進行方向などを把握して
一元管理できる。このため、これらの者を捜索しなけれ
ばならない事態になっても迅速な対処ができる。
【0028】さらにまた、ゴルフ場においてRFIDシ
ステムを適用することで、プレイヤーにローカルルール
や各ホールの情報を伝達できるようにしたり、スコアの
自動集計を行えるようにできたり等、その応用範囲は拡
充できる。要するに本実施形態によれば、データを実際
に活用する場所にデータを保管しておき、当該保管され
ているデータを必要とする人が直接取得できるようにす
ることで、構造物の維持管理を効果的にできる。また人
為的ミスによるライフライン等への障害防止等を図るこ
とができる。また膨大なデータの管理の省力化と、必要
なデータの取得確実性を高められるという優れた効果を
奏し得る。
【0029】尚、本発明の埋込型データ管理方法は、上
述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の埋込型デ
ータ管理方法によれば、データを実際に活用する場所に
データを保管しておき、当該保管されているデータを必
要とする人が直接取得できるようにすることで、構造物
の維持管理を効果的にできる。また人為的ミスによるラ
イフライン等への障害防止等を図ることができる。また
膨大なデータの管理の省力化と、必要なデータの取得確
実性を高められるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】埋込型データ管理方法を説明するための概念図
である。
【符号の説明】
1 土木工事現場 2 コンクリート構造物 3 IDタグ 5 リーダ/ライタ 7 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 G09B 21/00 A 19/07 G06K 19/00 H G09B 21/00 Q (72)発明者 岩坂 照之 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 Fターム(参考) 2D064 AA09 BA15 EA15 EA24 JA02 2F076 BD02 BE04 BE10 BE17 5B035 AA00 BA01 BB09 BC00 CA23 5B058 CA17 KA02 KA04 YA20 5J070 BC13 BC23 BC25 BC27 BC29

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ通信が非接触状態で可能なデータ通
    信用媒体を必要箇所に埋設する媒体埋設ステップと、 この媒体埋設ステップで埋設された前記データ通信用媒
    体に対し、データ通信装置を用いてデータの読み込みま
    たは/および書き込みを行うデータ処理ステップとを有
    する埋込型データ管理方法。
  2. 【請求項2】前記データ通信用媒体はIDタグであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の埋込型データ管理方
    法。
  3. 【請求項3】前記IDタグの埋設場所にはコンクリート
    が打設され、当該打設時に前記IDタグを前記コンクリ
    ートと共に埋設することを特徴とする請求項2に記載の
    埋込型データ管理方法。
  4. 【請求項4】前記データ通信装置はリーダ/ライタであ
    って、このリーダ/ライタは、ホストコンピュータと連
    繋されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の埋込型データ管理方法。
JP2001191192A 2001-06-25 2001-06-25 埋込型データ管理方法 Pending JP2003004843A (ja)

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Cited By (4)

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