JPH07134032A - 埋設標識 - Google Patents

埋設標識

Info

Publication number
JPH07134032A
JPH07134032A JP30735893A JP30735893A JPH07134032A JP H07134032 A JPH07134032 A JP H07134032A JP 30735893 A JP30735893 A JP 30735893A JP 30735893 A JP30735893 A JP 30735893A JP H07134032 A JPH07134032 A JP H07134032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
buried
sign
unit
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30735893A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Tomita
紀久夫 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP30735893A priority Critical patent/JPH07134032A/ja
Publication of JPH07134032A publication Critical patent/JPH07134032A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設計図面等を現地に持ち込むことなく、地中
埋設物の種別・位置、標識の座標値などの必要データを
簡便に得ることを目的とする。 【構成】 埋設標識10を構成する標識本体11内に封
入したタグ12のデータ保持部にデータ書き込み/読み
出し器13を用いて地中埋設物20等に関する必要デー
タを無線通信で書き込み、そしてデータ保持部に書き込
まれいるデータをデータ書き込み/読み出し器13によ
り読み出して表示部134に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木建築における測量
ポイントの管理や電気・ガス・上下水道・道路などの地
中に埋設された埋設物の施設管理に利用する埋設標識に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地中に埋設した配管、暗渠、地下
構築物(以下、地中埋設物という)の位置や、測量によ
って計測された座標点に印を付ける手法としては、埋設
標や杭など(以下、埋設標識という)を設置している。
また、埋設標識には、一般に標識管理のための符号、或
は地中埋設物のおおまかな種別が記載されているだけで
ある。従って、地中埋設物の正確な埋設位置や座標数
値、地中埋設物の仕様等を知りたい場合は、設計図面な
どを別途参照する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上述のよう
な従来の埋設標識では、該埋設標識を見ただけでは地中
埋設物の位置が判明しないため、現況の確認が極めて困
難であり、設計図面等による確認が必須である。特に、
地中埋設物の変更工事を行う場合には、現地に設計図面
等を持ち込まなければならず、しかも広域な地域に亘っ
て地中埋設物の位置確認を精度良く行うためには、数多
くの図面が必要になり、計画、施工時点での作業効率が
大幅に低下してしまう。また、都市公共施設や工場設備
などのように、長期間の維持管理を必要とする地中埋設
物については、改修・変更・追加工事が何度も行われる
と、さらに大量の図面を維持管理しておく必要があっ
た。
【0004】本発明は、上述のような従来の問題を解決
するものであり、設計図面等を現地に持ち込むことな
く、地中埋設物の種別・位置、標識の座標値などの必要
データを簡便に得ることができる埋設標識を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、地中に差し込まれる標識本体と、前記標識
本体内に封入され、少なくとも地中埋設物に関する必要
データを格納するタグとを備える構成にした。また、請
求項2の発明は、前記タグを、前記地中埋設物に関する
必要データを格納するデータ保持部と、前記データを送
受信する送受信部と、前記送受信部が外部からの読み出
し指令を受信した時に前記データ保持部に格納されてい
る前記データを前記送受信部から送出制御し、前記送受
信部が外部からの書き込み指令を受信した時は前記デー
タ保持部に前記データを書き込む制御部とから構成にし
た。さらに、請求項3の発明は、前記データ保持部に対
し無線通信によりデータの読み出し/書き込み指令を送
出するとともに、前記データ保持部から読み出したデー
タを表示する表示部を有するデータ読み取り/書き込み
器を更に設けてなるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例による埋設標識の外観
図、図2はタグの内部構成図である。図1において、全
体符号10で示す埋設標識は、下端が角錐状に形成され
た四角状の標識本体11と、この標識本体11内に封入
したタグ12とから構成される。
【0007】前記タグ12は、図2に示すように、標識
本体11が地中に差し込まれる位置の座標値及び地中埋
設物の位置データ・種別・大きさ・埋設方向などの地中
埋設物に関する必要データを格納するデータ保持部12
1と、外部とのデータ通信を行うアンテナ付きの送受信
部122と、データ保持部121及び送受信部122を
制御して前記データの書き込み/読み出しを行う制御部
123を備える。また、前記データ保持部121、送受
信部122及び制御部123は図略の樹脂製等の容器内
に収納され密封された構造になっている。図2におい
て、13はタグ12に対し各種データの書き込み/読み
出しを行うデータ書き込み/読み出し器であり、アンテ
ナ付きの送受信部131、装置全体を制御する制御部1
32、データ入力部133及び表示部134を備える。
【0008】次に、上記のように構成された本実施例の
動作について説明する。図3に示すように、地中埋設物
20に対応して埋設標識10を、その一部が地表面から
突出するようにして地中に埋設する。この埋設標識10
のタグ12に地中埋設物20等に関するデータを書き込
む場合は、まず、データ入力部133を操作してデータ
書き込み/読み出し器13をデータ送信モードに設定
し、次いで、データ入力部133を操作してタグ12に
受信指令を送信することにより、タグ12を受信及び書
き込みモードに設定する。かかる状態で、データ入力部
133を操作することにより、埋設標識10の座標値、
及び埋設標識10から各地中埋設物20までの位置デー
タ、地中埋設物20の種別・大きさ・埋設方向などの必
要データを入力し、その入力データを制御部132の内
蔵メモリに一時記憶させる。次ぎに、送受信部131を
動作させることにより、一時記憶されたデータを変調し
てアンテナからタグ12に向けシリアルに送信する。
【0009】タグ12では、送信されてくるデータを送
受信部122で受信し復調したのち制御部123に取り
込み、所定の処理を施した後、データ保持部121に書
き込み保持する。これにより、タグ12へのデータの書
き込みが行われる。なお、タグ12は、図略の二次電池
を備え、書き込み/読み取り器13からパワーパルスを
送信することにより、二次電池を充電できる構成になっ
ている。
【0010】次に、タグ12内のデータを書き込み/読
み取り器13により読み取る場合について説明する。こ
の場合は、まず、データ入力部133を操作してデータ
書き込み/読み出し器13をデータ受信モードに設定
し、次いで、データ入力部133を操作してタグ12に
送信指令を送信することにより、タグ12を送信モード
に設定する。かかる状態で、制御部123によりデータ
保持部121に保持されているデータを順次読み出し、
この読み出されたデータを送受信部122に送り込み、
変調した後、アンテナを通して書き込み/読み出し器1
3に向けシリアル伝送する。データ書き込み/読み出し
器13では、送信されてくるデータを送受信部131で
受信し復調したのち制御部132に取り込み、所定の表
示処理を施して表示部134に出力することにより、地
中埋設物20の必要データを表示部134に表示する。
また、必要に応じてデータ書き込み/読み出し器13で
読み取ったデータを図略のホストコンピュータに出力す
ることもできる。
【0011】上記のような本実施例においては、標識本
体11内に封入したタグ12のデータ保持部121に書
き込まれているデータをデータ書き込み/読み出し器1
3により読み出して表示部134に表示することができ
るから、従来のように設計図面等を現地に持ち込むこと
なく、埋設標識10の座標値、地中埋設物20の種別・
位置・大きさなどの必要データを簡便に、かつ確実に得
ることができると共に、現場での作業能率及び作業精度
を向上でき、さらに地中埋設物の維持管理も容易にな
る。
【0012】図4は、複数の埋設標識10を用いて地中
埋設物20の位置及び埋設方向のデータを得るようにし
た使用例を示す。この図4の使用例においては、ケーブ
ル、配管、暗渠、共同溝等に相当する分岐部(または屈
曲部)20aを有する地中埋設物20の近傍に一対の埋
設標識10を配設し、一方の埋設標識10のタグ内のデ
ータ保持部には、該埋設標識10から地中埋設物20ま
での距離L1 と、一対の埋設標識10間を結ぶ基準線と
距離L1 方向の地中埋設物20に対する角度θ1 の各デ
ータを格納し、他方の埋設標識10のタグ内のデータ保
持部には、該埋設標識10から地中埋設物20の分岐部
20aまでの距離L2 と、距離L2 方向にある分岐部2
0aの地中埋設物20からの分岐点に対する角度θ2
各データを格納する。
【0013】したがって、上述のような使用例にあって
は、埋設標識10のタグ内のデータ保持部に格納されて
いるデータをデータ書き込み/読み出し器で読み出して
表示することにより、地中埋設物20の平面的、断面的
位置関係、分岐または屈曲部の状況を現地で簡単に知る
ことができる。これに伴い道路下に埋設された電力、通
信、上下水道、ガスなどの都市施設の管理が容易になる
とともに、道路掘削時に誤って地中埋設物を損傷させる
などの事故を防止でき、しかも事前の試掘を省略でき
る。
【0014】なお、本発明の埋設標識は、地中埋設物の
標識管理に限らず、敷地内の測量杭にも応用できるほ
か、工場、プラント等のパイプラインの管理にも利用で
きる。例えば、敷地造成工事において、その測量杭に本
発明の埋設標識10を使用し、この埋設標識10のタグ
内のデータ保持部に測量機械で測量した測量データを格
納しておけば、この格納データをデータ書き込み/読み
出し器で随時読み出すことにより、敷地内の基準点座標
値として直ちに利用できる。この場合、測量機械をデー
タ書き込み/読み出し器に接続しておくことにより、測
量データの書き込みが容易になる。また、パイプライン
管理にあっては、その複雑で大規模な配管・装置などの
位置データ、メンテナンスデータを所定の位置に埋設し
た埋設標識10のタグ内のデータ保持部に書き込んでお
けば、設計図面を持ち歩くこなく、パイプライン施設の
維持管理上のデータを容易に得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、地
中に差し込まれる標識本体と、前記標識本体内に封入さ
れ、少なくとも地中埋設物に関する必要データを格納す
るタグとを備え、前記タグを、前記地中埋設物に関する
必要データを格納するデータ保持部と、前記データを送
受信する送受信部と、前記送受信部が外部からの読み出
し指令を受信した時に前記データ保持部に格納されてい
る前記データを前記送受信部から送出制御し、前記送受
信部が外部からの書き込み指令を受信した時は前記デー
タ保持部に前記データを書き込む制御部とから構成にし
たので、設計図面等を現地に持ち込むことなく、埋設標
識の座標値、地中埋設物の種別・位置・大きさなどの必
要データを簡便に得ることができると共に、現場での作
業能率及び作業精度を向上でき、さらに地中埋設物の維
持管理も容易になる。また、本発明によれば、タグ内の
データ保持部に対し無線通信によりデータの読み出し/
書き込み指令を送出するとともに、データ保持部から読
み出したデータを表示する表示部を有するデータ読み取
り/書き込み器を更に設ける構成にしたので、地中埋設
物等に関する必要データの書き込み/読み出しは勿論の
こと、変更工事等による内部データの変更を簡便に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す埋設標識の外観図図で
ある。
【図2】本実施例におけるタグ及びデータ読み取り/書
き込み器の内部構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例における埋設標識とデータ読み取り/
書き込み器及び地中埋設物との関係を示す説明図であ
る。
【図4】本実施例における埋設標識の使用例を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 埋設標識 11 標識本体 12 タグ 13 データ読み取り/書き込み器 121 データ保持部 122 送受信部 123 制御部 131 送受信部 132 制御部 133 入力部 134 表示部 20 地中埋設物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に差し込まれる標識本体と、 前記標識本体内に封入され、少なくとも地中埋設物に関
    する必要データを格納するタグと、 を備えてなる埋設標識。
  2. 【請求項2】 前記タグは、前記地中埋設物に関する必
    要データを格納するデータ保持部と、前記データを送受
    信する送受信部と、前記送受信部が外部からの読み出し
    指令を受信した時に前記データ保持部に格納されている
    前記データを前記送受信部から送出制御し、前記送受信
    部が外部からの書き込み指令を受信した時は前記データ
    保持部に前記データを書き込む制御部とを備える請求項
    1記載の埋設標識。
  3. 【請求項3】 前記データ保持部に対し無線通信により
    データの読み出し/書き込み指令を送出するとともに、
    前記データ保持部から読み出したデータを表示する表示
    部を有するデータ読み取り/書き込み器を更に設けてな
    る請求項2記載の埋設標識。
JP30735893A 1993-11-11 1993-11-11 埋設標識 Pending JPH07134032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30735893A JPH07134032A (ja) 1993-11-11 1993-11-11 埋設標識

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30735893A JPH07134032A (ja) 1993-11-11 1993-11-11 埋設標識

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07134032A true JPH07134032A (ja) 1995-05-23

Family

ID=17968136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30735893A Pending JPH07134032A (ja) 1993-11-11 1993-11-11 埋設標識

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07134032A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1039413A2 (de) * 1999-03-25 2000-09-27 Scemtec Automation GmbH Vermessungsverfahren und Vermessungs- oder Vermarkungselement
JP2004325242A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Electric Power Dev Co Ltd 観測点移動量観測システム
KR100481066B1 (ko) * 2001-05-19 2005-04-07 최성욱 전자 표지석을 이용한 시설물 관리 방법 및 장치
JP2006343274A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Kakumaru:Kk 測量地点明示プレート
JP2007224654A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Public Works Research Institute 無線icタグのコンクリート埋設構造及びその埋設方法、並びにコンクリート情報管理システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1039413A2 (de) * 1999-03-25 2000-09-27 Scemtec Automation GmbH Vermessungsverfahren und Vermessungs- oder Vermarkungselement
EP1039413A3 (de) * 1999-03-25 2002-10-23 Scemtec Automation GmbH Vermessungsverfahren und Vermessungs- oder Vermarkungselement
KR100481066B1 (ko) * 2001-05-19 2005-04-07 최성욱 전자 표지석을 이용한 시설물 관리 방법 및 장치
JP2004325242A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Electric Power Dev Co Ltd 観測点移動量観測システム
JP2006343274A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Kakumaru:Kk 測量地点明示プレート
JP2007224654A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Public Works Research Institute 無線icタグのコンクリート埋設構造及びその埋設方法、並びにコンクリート情報管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4043761B2 (ja) 標識用長尺体及び管路情報の検知方法
CN103064123B (zh) 一种地下管线定位方法及装置
CN203054241U (zh) 一种地下管线的定位系统
CN202120283U (zh) 电子标识管理系统
CN101449305A (zh) 地理标示装置
EP0683401A2 (en) Locating device
CA2777553A1 (en) Locator assembly for detecting, locating and identifying buried objects and method of use
KR101958441B1 (ko) 전자표식장치 이용과 증강현실 구현으로 국토라이프라인 굴착, 시공 안전관리 시스템.
KR20050116587A (ko) 측량 기준점 표지구를 이용한 측량 표지관리 시스템
KR20070078826A (ko) Rfid 태그 내장형 지중표시기 및 그 운용 시스템
CN110927800A (zh) 一种地下电缆及通道定位监测系统及方法
JPH07134032A (ja) 埋設標識
CN203366380U (zh) 一种配电网地下管网信息管理系统
CN110439570A (zh) 一种掘进控制方法、掘进控制装置和掘进机
CN206710628U (zh) 一种地下管道电子信息标识和巡检确认系统
CN109118033A (zh) 一种用于确定地下管道或管件位置信息的方法和系统
KR100481066B1 (ko) 전자 표지석을 이용한 시설물 관리 방법 및 장치
KR20030030594A (ko) 지중 매설물 위치 인식시스템
KR102378747B1 (ko) 맨홀 명찰 및 그 부착방법
KR102647846B1 (ko) 매설관로 시설정보 표시 방법
JPH08191257A (ja) ネットワーク設備保守管理システム
KR101442016B1 (ko) 근거리 무선 태그 커넥터 및 모바일 앱을 이용하여 맨홀 또는 변실을 전자적으로 관리하기 위한 철개의 설치 방법 및 이를 이용한 맨홀 또는 변실의 유지 관리 방법
JPH11248035A (ja) パイプ用継手
CN113445987A (zh) 基于移动终端下增强现实场景的铁路钻探辅助作业方法
JP4107403B2 (ja) 測位システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040701

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02