JP2003004536A - 温度検知装置及びこれを用いた定着装置 - Google Patents

温度検知装置及びこれを用いた定着装置

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JP2003004536A
JP2003004536A JP2001192690A JP2001192690A JP2003004536A JP 2003004536 A JP2003004536 A JP 2003004536A JP 2001192690 A JP2001192690 A JP 2001192690A JP 2001192690 A JP2001192690 A JP 2001192690A JP 2003004536 A JP2003004536 A JP 2003004536A
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Masaru Kijima
勝 木島
Ryuichi Inamiya
竜一 稲宮
Masahiro Ishino
正浩 石野
Ryuichiro Maeyama
龍一郎 前山
Atsumi Kurita
篤実 栗田
Shinichiro Taga
慎一郎 多賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間にわたって安定的な温度検知を行うこ
とのできる非接触型の温度検知装置及びこれを用いた定
着装置を提供する。 【解決手段】 加熱源2により加熱される被加熱体1の
表面温度を非接触検知する温度検知装置7であって、前
記被加熱体1に対向配置される検知面3aを有し且つ当
該被加熱体1より放出された赤外線を測定する非接触型
温度センサ3と、前記被加熱体1と前記非接触型温度セ
ンサ3の検知面3aとの間に設けられ、当該被加熱体1
より放出された赤外線を透過すると共に、移動自在に設
けられることで前記被加熱体1と前記検知面3aとの間
に新たな清浄面を対向可能な可動フィルタ4とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱源により加熱
される被加熱体の表面温度を検知する温度検知装置に係
り、特に、前記被加熱体と非接触に温度を測定する非接
触型温度検知装置及びこれを用いた定着装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機、プリンタ、ファクシミ
リ等の画像形成装置にあっては、例えば電子写真プロセ
スにより記録シート上に保持された未定着トナー像を定
着する定着装置が広く用いられている。従来この種の定
着装置としては、例えば互いに圧接配置されて接触転動
する一対の定着部材(一対の定着ロールや定着ロールと
定着ベルトとの組み合わせ)を有し、少なくともいずれ
か一方の定着部材を加熱源としてのヒータで加熱すると
共に、これらの定着部材間のニップ域に記録シートを通
過させ、その際の熱と圧力との作用により記録シート上
の未定着トナー像を定着し、永久像を形成するものであ
る。このような定着装置では、ホットオフセット、コー
ルドオフセット等を防ぐような適切な温度で定着を行う
必要があり、そのために定着部材の表面温度を検知し、
その検知結果に基づいて定着部材に対して加熱制御を行
うようにしている。
【0003】このような定着部材の温度制御を適切に行
うための一つの条件は、定着部材の表面温度を正確に検
知することである。より詳しくは、ニップ域通過時に記
録シート上のトナー像に対してどれだけの熱量を与える
かが問題となるため、定着部材表面上のトナー像が接触
する領域(以下「画像領域」という)の表面温度を正確
に検知することである。従来における温度検知装置とし
ては、定着部材の表面温度を正確に検知するために、接
触型温度検知センサとして例えばサーミスタを定着部材
の表面に接触させ、その温度を検知する方式が多く採用
されている。このような接触型温度検知方式において、
定着部材の画像領域にサーミスタを接触させる手法は、
正確な温度検知という観点からは理想的であるが、その
接触により定着部材表面の画像領域を傷付け、その傷部
分での定着不良を招き、結果として画像欠陥が生じる懸
念がある。また、そのサーミスタにオフセットトナーが
付着、堆積すると温度検知の精度が悪化してしまう。更
に、堆積したオフセットトナー塊がサーミスタから外れ
ると、その後そのオフセットトナー塊はシート上に定着
し、画像欠陥となってしまう。このような背景から、特
に高画質の必要なカラー定着装置であってしかもオイル
レスとする場合には、サーミスタを定着部材の非通紙領
域に配置することが必要とされていた。
【0004】また、近年、世界的に省エネに対する要求
が強くなっている。電子写真方式の画像形成装置では熱
によって記録シートに粉体トナーを永久固着させる必要
があるので、消費電力の多くの部分を定着装置で占めて
いる。そこで、定着装置として省エネの要求に応えるた
めに、定着部材の低熱容量化を図ることが考えられる。
しかしながら、低熱容量化を達成するために定着部材の
肉厚を可能な限り薄くすると、定着部材内の熱流動を阻
害することとなってしまうため、定着部材の温度を均一
化することが困難になってしまう。
【0005】更に、カラー画像形成装置においては、均
一な光沢を有した画像を得るために定着部材に所定の弾
性層を設けるようにしている。弾性体は一般的に金属よ
り熱伝導が悪いのでさらに熱分布の均一化が困難となっ
てしまう。また、弾性体の耐熱性能を確保するために、
上限温度を正確に規制しなくてはならないという問題も
ある。すなわち、理想的には定着部材上の画像領域の温
度を検知すべきであるにもかかわらず、実際には非画像
領域の表面温度を測定しているため、これらの温度間に
食い違いが生じてしまうことになる。
【0006】そこで、接触式のサーミスタに変えて赤外
線温度センサを用い、定着部材の通紙領域で温度を計測
するもの(非接触型温度検知方式)が数々提案されてい
る。その中でも、検知精度の向上やセンサの保護の観点
から、特公平1−17587号公報や特開平7−778
91号公報には、赤外線センサと定着部材との間に保護
部材(フィルタ)を設けるようにしたものが提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載されている技術では、装置内で発生するトナー
汚れや紙粉、定着装置で発生する水蒸気やワックス、ま
た機外からの埃の流入に対して、十分に防御できている
とはいえない。すなわち、これらの物体がフィルタ表面
に付着すると、フィルタが固定配置されているため、定
着部材から放出される赤外線の受光が妨げられてしま
い、本来の定着部材の温度より低く温度を検知してしま
うという現象が生じる。従って、定着装置では、制御温
度を一定に保とうとするためにヒータへの通電を余分に
行って温度制御しようとすることになる。その結果、定
着部材の温度を正しい温度よりも高い温度に制御してし
まうという技術的課題がみられた。
【0008】本発明は以上のような技術的課題を解決す
るためになされたものであって、長期間にわたって安定
的な温度検知を行うことのできる非接触型の温度検知装
置及びこれを用いた定着装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、加熱源2により加熱される被加熱体1
の表面温度を非接触検知する温度検知装置7であって、
前記被加熱体1に対向配置される検知面3aを有し且つ
当該被加熱体1より放出された赤外線を測定する非接触
型温度センサ3と、前記被加熱体1と前記非接触型温度
センサ3の検知面3aとの間に設けられ、当該被加熱体
1より放出された赤外線を透過すると共に、移動自在に
設けられることで前記被加熱体1と前記検知面3aとの
間に新たな清浄面を対向可能な可動フィルタ4とを備え
ることを特徴とする
【0010】このような技術的手段において、被加熱体
1は、加熱源2により加熱されるものであればよく、加
熱源2の配設箇所は被加熱体1の内部でもよいし、外部
でもよく、また、被加熱体1に接触配置されていてもよ
いし、あるいは、非接触配置されていてもよい。
【0011】また、可動フィルタ4の光学的性能につい
ては、非接触型温度センサ3が温度検知に用いる赤外線
を透過する機能を有するものであれば適宜選定して差し
支えないが、的確な温度検知を行うという観点からすれ
ば、波長1〜15μmの赤外線に対して20%以上の透
過率を有していることが好ましい。
【0012】更に、本願発明において可動フィルタ4は
移動自在に設けられるものであり、その移動態様につい
ては、例えば回転自在に配置されるようにしてもよい
し、また、その面方向に対して直線移動自在に配置され
るようにしてもよい。ここで、可動フィルタ4の新たな
清浄面とは、未使用の面は勿論のこと、使用後に後述す
るクリーナ6等によってクリーニングされた面も含む。
【0013】更にまた、可動フィルタ4の移動手法につ
いても適宜選定して差し支えなく、例えば当該可動フィ
ルタ4を移動させるフィルタ駆動手段5を設ける態様が
挙げられる。このフィルタ駆動手段5の駆動方式につい
ては適宜選定して差し支えない。
【0014】また、前記被加熱体1と前記非接触型温度
センサ3の検知面3aとの間に確実に可動フィルタ4の
清浄面を移動させるという観点からすれば、可動フィル
タ4に付着した汚れを除去するクリーナ6を具備させる
ことが好ましい。
【0015】このような温度検知装置7は、各種の被加
熱体1を具備する各種被測定装置に付設されるが、その
代表例として定着装置への適用例について説明する。定
着装置には各種態様があるが、定着装置への適用例とし
ては、例えば互いに圧接配置されて接触転動することで
シート上の未定着画像を加熱加圧定着する一対の定着部
材(被加熱体1に相当)を有し、少なくとも一方の定着
部材に加熱源2を配設すると共に、少なくともいずれか
一方の定着部材の表面温度を温度検知装置7にて検知す
るようにした定着装置において、前記温度検知装置7
は、前記定着部材に対向配置される検知面3aを有し且
つ当該定着部材より放出された赤外線を測定する非接触
型温度センサ3と、前記定着部材と前記非接触型温度セ
ンサ3の検知面3aとの間に設けられ、当該定着部材よ
り放出された赤外線を透過すると共に、移動自在に設け
られることで前記定着部材と前記検知面3aとの間に新
たな清浄面を対向可能な可動フィルタ4とを備えるもの
が挙げられる。この態様において、「いずれか一方の定
着部材の表面温度を検知」としたのは、加熱源2を配設
した定着部材は直接的に加熱される被加熱体1であり、
また、加熱源2を配設していない定着部材は熱伝導によ
り間接的に加熱される被加熱体1であるから、いずれを
も温度検知対象としたものである。また、加熱源2の配
設箇所は定着部材の内部でもよいし、外部でもよく、ま
た、定着部材に接触配置されていてもよいし、あるい
は、非接触配置されていてもよい。更に、定着部材につ
いては、互いに圧接配置されて接触転動する一対の定着
ロールや定着ベルト、あるいは、定着ロールと定着ベル
トとの組み合わせ等適宜選定して差し支えない。
【0016】また、このような定着装置において、可動
フィルタ4が前記定着部材と前記検知面3aとの間に新
たな清浄面を対向させるタイミングについては適宜設定
して差し支えないが、埃等の汚れが長時間使用しない間
に付着しやすいことを考慮すれば、前記加熱源2による
加熱開始時に前記可動フィルタ4を移動させることが好
ましい。ここで、「加熱開始時」とは、電源の投入時
(ウォーミングアップ時)や、電源の再投入時(スタン
バイモードからの復帰時や温度制御範囲未満となったこ
とによる再加熱時)を含む概念である。
【0017】また、例えば前記一対の定着部材を通過し
たシート枚数が所定枚数となった条件下、あるいは、前
記一対の定着部材を通過したシート上に形成されていた
未定着画像の画像密度の累積値が所定値となった条件下
で、前記定着部材と前記検知面3aとの間に可動フィル
タ4の新たな清浄面を対向させるようにしてもよい。こ
れは、処理されるシート枚数やシート上に形成される画
像の密度等が増加するのに伴って可動フィルタ4に汚れ
が付着し易くなることを考慮したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は、本発明に係る温度検知装置が適用された定着装
置の実施の形態1を示す。同図において、定着装置は、
用紙18上に転写されたトナーTを用紙18に融解定着
させるための加熱ロール60と、この加熱ロール60と
共に用紙18を狭持して加圧させるための加圧ロール7
0とを備えている。
【0019】ここで、加熱ロール60は、肉厚1mm程
度のアルミの金属中空金61を備えている。また、用紙
18との接触面、すなわち加熱ロール60の表面には、
厚さ0.5mm程度のゴム層62、そのゴム層62の外
側の最外層に、用紙18との離型性を確保するためのフ
ッ素樹脂チューブ層(符号なし)が形成されている。ま
た、加熱ロール60の内部には、加熱源としてのハロゲ
ンランプ63が内蔵されている。
【0020】また、加圧ロール70は、鉄の芯金71の
周囲に前述した加熱ロール60と同様に厚さ5mm程度
のゴム層72、そのゴム層外側の最外層にフッ素樹脂チ
ューブ層(符号なし)が形成されている。この加圧ロー
ル70は、スプリング73により一定の圧力で加熱ロー
ル60を加圧するようになっている。そして、加熱ロー
ル60と加圧ロール70とによって用紙18が図中点線
矢印Pで示す搬送経路上を狭持搬送される。こうして加
熱ロール60と加圧ロール70との間の圧接部分を用紙
18が通過する際にトナーTが用紙18上に加圧融解定
着される。
【0021】そして、加熱ロール60の表面には、熱電
気変換素子すなわち接触型温度センサ64が接触配置さ
れている。このような接触型温度センサ64としては、
例えばサーミスタを使用したソフトタッチセンサを使用
することができる。また、符号65は加熱ロール60か
ら離間配置される温度検知ユニットであり、定着装置と
は別ユニットとして構成され、定着装置とは別に画像形
成装置本体(図示せず)に着脱できるようになってい
る。これは、定着装置を構成するユニットの寿命と、温
度検知ユニット65の寿命とが異なり、交換時期が異な
ってくるためである。
【0022】また、本実施の形態に係る定着装置では、
所謂センターレジ方式を採用しており、図3に示すよう
に、前記接触型温度センサ64は最大サイズの用紙18
も通過することのない端部の領域(非通紙領域)に配置
され、一方、前記温度検知ユニット65はいずれのサイ
ズの用紙18も通過する中心部の領域(通紙領域)に対
応した位置に配置されるようになっている。そして、こ
れら接触型温度センサ64及び温度検知ユニット65に
て検知された温度情報に基づいて、加熱ロール60の温
度制御すなわちハロゲンランプ63への給電制御が行わ
れる。
【0023】図4は、本実施の形態に係る温度検知ユニ
ット65の詳細を示したものである。尚、図4(a)は
温度検知ユニット65の断面図であり、図4(b)は図
4(a)をIVB方向より見た正面図である。本実施の形
態において、温度検知ユニット65は、箱状の形状を有
するハウジング81と、当該ハウジング81内部に取り
付けられるサーモパイル(非接触型温度センサ)82
と、前記ハウジング81に設けられた開口部を塞ぐよう
に取り付けられるフィルタ83とを有している。また、
フィルタ83は円板状の形状を有しており、その中心部
に取り付けられた軸83aにより円周方向に回転自在と
なっている。尚、この軸83aは図示しないモータに接
続され、駆動される。そして、フィルタ83は赤外線を
透過するシリコン単結晶板にて構成されている。尚、フ
ィルタ83の材質については、シリコン(Si)に限ら
れるものではなく、例えばポリエチレン、SiO2、B
aF2、Ge、ZnS、MgF2、InSb等、赤外領域
における透過率が高いものであれば適宜選定して差し支
えない。
【0024】更に、前記サーモパイル82と前記フィル
タ83との対向部より前記フィルタ83の回転方向上流
側であって、当該フィルタ83の外側の面には、例えば
テフロンパイル(テフロンはデュポン社の商標名)から
なる拭き取り部(クリーナ)84が前記フィルタ83と
接するように取り付けられている。
【0025】次にサーモパイル82について説明する。
図5(a)にはサーモパイル82の縦断面図を、図5
(b)にはその一部の拡大図を示す。同図において、符
号90はサーモパイルチップ、91は黒体、92はダイ
オード、93はシリコンフィルタ、94は開口部、95
ははんだ、96は熱電対+、97は熱電対−、98は温
接点、99は冷接点である。従って、図5(a)におい
て上部側にサーモパイル82の検知面が形成されること
となる。
【0026】本実施の形態に係る定着装置では、画像形
成装置の電源投入と同時にハロゲンランプ63への給電
が開始され、所謂ウォーミングアップモードに入る。そ
して、ウォーミングアップ動作が行われている間に、温
度検知ユニット65のフィルタ83の位置交換動作が実
行される。具体的には、図4において、フィルタ83を
図中矢印方向に90°回転させる。すると、図6に示す
ように、サーモパイル82と加熱ロール60との対向部
(図中領域Sで示す)には、フィルタ83のうち拭き取
り部84によって付着物Dが除去されきれいになった部
位が配置されることとなる。このようにしてフィルタ8
3の位置交換が行われた後、温度検知ユニット65によ
る温度検知が開始される。
【0027】従って、本実施の形態においては、フィル
タ83に付着した付着物Dで遮られる赤外線量が減少す
るので、温度検知ユニット65で検知される温度と加熱
ロール60の実際の温度との温度差を小さくすることが
でき、その結果、正確な温度制御を行うことができる。
尚、ウォーミングアップ中において、フィルタ83を回
転させている間もハロゲンランプ63への給電は続行さ
れており、ウォームアップ時間が長時間化するといった
事態は生じない。
【0028】また、この定着装置は、所定の温度に昇温
された後所定時間使用されないとスタンバイモードに入
り、ハロゲンランプ63への給電が一時的に停止され
る。そして、次の画像形成が開始される際、再度ハロゲ
ンランプ63に給電して加熱ロール60の温度調整が実
行される。ここで、本実施の形態では、温度検知ユニッ
ト65によって再給電開始時の温度測定を行い、例えば
検知された温度が50℃未満の場合にはフィルタ83を
回転させ、50℃以上の場合には回転させないようにな
っている。これにより、フィルタ83の拭き取り頻度を
不必要に増加させるという事態を回避し、フィルタ83
が傷付けられるのを防止している。尚、画像形成装置本
体内に配設される温度センサ(図示せず)の検知温度と
温度検知ユニット65の検知温度とを比較し、温度差が
所定温度以内の場合にのみフィルタ83を回転させるよ
うにしてもよい。
【0029】更に、定着装置を連続的に使用する場合
は、当然、定着装置内部の汚れ具合が増加する。稼働中
の定着装置は、装置内のエアフローの関係で温度検知ユ
ニット65付近のエアの流れもあるので、フィルタ83
には汚れが付着しにくい。問題になるのは、定着装置が
停止した後で、装置内で発生した汚れがフィルタ83の
前面に付着することである。そこで、本実施の形態で
は、定着装置を通過した用紙18の枚数をカウントして
おり、例えば1000枚毎に上述したフィルタ83を回
転させてクリーニングを行うことで、付着した埃や汚れ
を除去するようにしている。尚、単純な通過枚数だけで
なく、通過する用紙18上に形成されるトナー像の画像
密度も積算カウントしこれに基づいてクリーニングを実
行させるようにしてもよい。
【0030】更にまた、本実施の形態に係る定着装置で
は、ウォーミングアップ時のフィルタ83の回転動作が
終了した直後、接触型温度センサ64で検知された温度
と温度検知ユニット65で検知された温度との比較が行
われる。ここで、フィルタ83のクリーニング終了直後
の時点では未だウォーミングアップ動作中であり、従っ
て本来は通紙領域・非通紙領域に関係なく略同じ温度が
測定されるはずであるが、両者の検知温度が著しく異な
る場合は、いずれかのセンサが故障したものと判断し、
ハロゲンランプ63への給電を停止させる。尚、同時に
ユーザインターフェース(図示せず)に故障発生のメッ
セージを表示するようにしてもよい。
【0031】また、本実施の形態では、サーモパイル8
2と加熱ロール60との間に回転可能なフィルタ83を
設けていたが、これに限られるものではなく、例えば、
フィルタ83に配設する代わりに、サーモパイル82に
設けられるシリコンフィルタ93(図5参照)を回転自
在に配設してもよい。
【0032】◎実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、温度
検知ユニット65の構成が異なっている。尚、本実施の
形態に係る定着装置の構成要素のうち、実施の形態1に
係る定着装置と同様のものについては、実施の形態1と
同様の符号を付してここではその詳細な説明を省略す
る。
【0033】図7は、本実施の形態に係る温度検知ユニ
ット65の詳細を示したものである。尚、図7(a)は
温度検知ユニット65の断面図であり、図7(b)は図
7(a)をVIIB方向より見た正面図である。本実施の形
態において、温度検知ユニット65は、箱状の形状を有
するハウジング101と、当該ハウジング101内部に
取り付けられるサーモパイル102と、前記ハウジング
101に設けられた開口部を塞ぐように取り付けられる
フィルタ103とを有している。また、本実施の形態で
は、フィルタ103がテープ状の形状を有しており、一
方の供給ロール103aからフィルタ103を供給し、
他方の回収ロール103bでフィルタ103を回収する
ようになっている。尚、これら供給ロール103a及び
回収ロール103bは、図示しないモータに接続され、
駆動される。本実施の形態において、フィルタ103
は、赤外線を透過するポリエチレンフィルムにて構成さ
れている。尚、フィルムの材質については、テープ材と
して使用可能なものであって赤外領域における透過率が
高いものであれば適宜材料より選定して差し支えない。
【0034】更に、前記サーモパイル102と前記フィ
ルタ103との対向部より前記フィルタ103の移動方
向上流側及び下流側であって、当該フィルタ103の外
側の面には、例えばテフロンパイル(テフロンはデュポ
ン社の商標名)からなる拭き取り部(クリーナ)104
(図中フィルタ103の移動方向上流側を104a、下
流側を104bとする)が前記フィルタ103と接する
ように取り付けられている。
【0035】尚、サーモパイル102については、実施
の形態1で説明したサーモパイル82と全く同じ構成を
有しているのでここでは説明を省略する。
【0036】本実施の形態に係る定着装置では、画像形
成装置の電源投入と同時にハロゲンランプ63への給電
が開始され、所謂ウォーミングアップモードに入る。そ
して、ウォーミングアップ動作が行われている間に、温
度検知ユニット65のフィルタ103の位置交換動作が
実行される。具体的には、図7において、フィルタ10
3を図中矢印方向に数cm移動させる。すると、図8に
示すように、サーモパイル102と加熱ロール60との
対向部に対応する領域Sには、拭き取り部104aによ
って付着物Dが除去されてきれいになったフィルタ10
3が配置されることとなる。このようにしてフィルタ1
03の位置交換が行われた後、温度検知ユニット65に
よる温度検知が開始される。一方、領域Sを通過したフ
ィルタ103は、今度は拭き取り部104bによって付
着物Dが除去され、その後回収ロール103bに巻き取
られる。
【0037】従って、サーモパイル102と加熱ロール
60との対向部においては、フィルタ103から埃や汚
れ等の付着物Dが取り除かれたきれいな状態で温度測定
が行われることとなるため、本実施の形態においても、
実施の形態1と同様、温度検知ユニット65で検知され
る温度と加熱ロール60の実際の温度との温度差を小さ
くすることができ、その結果、正確な温度制御を行うこ
とができる。
【0038】尚、実施の形態1と同様に、定着装置を通
過した用紙18の枚数をカウントし、例えば1000枚
毎に上述したフィルタ103を移動させるようにした
り、あるいは、単純な通過枚数だけでなく、通過する用
紙18上に形成されるトナー像の画像密度も積算カウン
トしこれに基づいてフィルタ103を移動させたりして
もよいことは勿論である。
【0039】また、本実施の形態に係る定着装置では、
供給ロール103aから回収ロール103bに向けたフ
ィルタ103の送り込みが終了した後、図示しないリバ
ース機構により、今度は回収ロール103bから供給ロ
ール103aに向けてフィルタ103を送り込むように
なっている。このときは、拭き取り部104bによって
付着物が除去されてきれいになったフィルタ103が前
記領域Sに配置されることとなる。
【0040】更に、本実施の形態では、フィルタ103
を巻き取る方式を採用していたが、これに限られるもの
ではなく、例えば、無端状のフィルタを用いてこれを循
環させる方式を採用するようにしてもよい。更にまた、
フィルタ103としてシリコン等の無機材料からなるプ
レートを用い、これをスライドさせる方式を採用するこ
とも可能である。
【0041】◎実施の形態3 本実施の形態は、実施の形態2と略同様であるが、温度
検知ユニット65の構成が異なっている。尚、本実施の
形態に係る定着装置の構成要素のうち、実施の形態1に
係る定着装置と同様のものについては、実施の形態1と
同様の符号を付してここではその詳細な説明を省略す
る。
【0042】図9は、本実施の形態に係る温度検知ユニ
ット65の詳細を示したものである。尚、図9(a)は
温度検知ユニット65の断面図であり、図9(b)は図
9(a)をIXB方向より見た正面図である。
【0043】本実施の形態において、温度検知ユニット
65は、箱状の形状を有するハウジング111と、当該
ハウジング111内部に取り付けられるサーモパイル1
12と、前記ハウジング111に設けられた開口部を塞
ぐように取り付けられるフィルタ113とを有してい
る。また、本実施の形態においても、フィルタ113が
テープ状の形状を有しており、一方の供給ロール113
aからフィルタ113を供給し、他方の回収ロール11
3bでフィルタ113を回収するようになっている。
尚、これら供給ロール113a及び回収ロール113b
は、夫々軸114a、114bを介して図示しないモー
タに接続され、駆動される。
【0044】但し、本実施の形態では、ハウジング11
1に設けられた開口部がサーモパイル112の検知面に
対応した大きさに設定されており、フィルタ113はハ
ウジング111の内部を移動するようになっている。ま
た、ハウジング111の内部には、当該ハウジング11
1の開口部内壁側に向けてフィルタ113を押圧する付
勢部材115a、115bが配設されている。尚、本実
施の形態では、実施の形態1や2と異なり、拭き取り部
は設けられていない。
【0045】本実施の形態に係る定着装置では、画像形
成装置の電源投入と同時にハロゲンランプ63への給電
が開始され、所謂ウォーミングアップモードに入る。そ
して、ウォーミングアップ動作が行われている間に、温
度検知ユニット65のフィルタ113の位置交換動作が
実行される。具体的には、図9において、フィルタ10
3を図中矢印方向に数cm移動させる。すると、本実施
の形態では、図9に示すように、サーモパイル112の
対向部に対応した部位のみが開口しているので、当該部
位に到達するまでフィルタ113が外気に触れることは
なく、従って付着物のないフィルタ113が当該部位に
配置されることとなる。このようにしてフィルタ113
の位置交換が行われた後、温度検知ユニット65による
温度検知が開始される。
【0046】従って、サーモパイル112と加熱ロール
60との対向部においては、フィルタ113に何も付着
しないきれいな状態で温度測定が行われることとなるた
め、本実施の形態においても、実施の形態1と同様、温
度検知ユニット65で検知される温度と加熱ロール60
の実際の温度との温度差を小さくすることができ、その
結果、正確な温度制御を行うことができる。
【0047】尚、本実施の形態においては、フィルタ1
13を再利用することはできない。但し、実施の形態1
や2と同様に拭き取り部を設けることで、フィルタ11
3を再利用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非接触型の温度検知装置に設けられるフィルタの位置を
移動させることにより、非接触型温度センサにきれいな
清浄面を対向させるようにしたので、長期間にわたって
安定的な温度検知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る温度検知装置の概要説明図であ
る。
【図2】 本発明に係る温度検知装置が適用された定着
装置の実施の形態1の概要図である。
【図3】 加熱ロールと接触温度センサ、温度検知ユニ
ットとの位置関係を示す説明図である。
【図4】 (a)(b)は実施の形態1に係る温度検知
ユニットの説明図である。
【図5】 (a)はサーモパイルの縦断面図、(b)は
その一部拡大図である。
【図6】 実施の形態1におけるフィルタの動作を示す
模式図である。
【図7】 (a)(b)は実施の形態2に係る温度検知
ユニットの説明図である。
【図8】 実施の形態2におけるフィルタの動作を示す
模式図である。
【図9】 (a)(b)は実施の形態3に係る温度検知
ユニットの説明図である。
【符号の説明】
1…被加熱体,2…加熱源,3…非接触型温度センサ,
3a…検知面,4…可動フィルタ,5…フィルタ駆動手
段,6…クリーナ,7…温度検知装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石野 正浩 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 前山 龍一郎 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 栗田 篤実 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 多賀 慎一郎 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2G066 AC07 AC16 BA08 BB15 CA01 2H033 AA18 BA30 BA32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱源により加熱される被加熱体の表面
    温度を非接触検知する温度検知装置であって、 前記被加熱体に対向配置される検知面を有し且つ当該被
    加熱体より放出された赤外線を測定する非接触型温度セ
    ンサと、 前記被加熱体と前記非接触型温度センサの検知面との間
    に設けられ、当該被加熱体より放出された赤外線を透過
    すると共に、移動自在に設けられることで前記被加熱体
    と前記検知面との間に新たな清浄面を対向可能な可動フ
    ィルタとを備えることを特徴とする温度検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の温度検知装置におい
    て、 前記可動フィルタを移動させるフィルタ駆動手段が具備
    されることを特徴とする温度検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の温度検知装置におい
    て、 前記可動フィルタは回転自在に配置されることを特徴と
    する温度検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の温度検知装置におい
    て、 前記可動フィルタは面方向に対して直線移動自在に配置
    されることを特徴とする温度検知装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の温度検知装置におい
    て、 前記可動フィルタに付着した汚れを除去するクリーナが
    具備されることを特徴とする温度検知装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の温度検知装置におい
    て、 前記可動フィルタは波長1〜15μmの赤外線に対して
    20%以上の透過率を有していることを特徴とする温度
    検知装置。
  7. 【請求項7】 互いに圧接配置されて接触転動すること
    でシート上の未定着画像を加熱加圧定着する一対の定着
    部材を有し、少なくとも一方の定着部材に加熱源を配設
    すると共に、少なくともいずれか一方の定着部材の表面
    温度を温度検知装置にて検知するようにした定着装置に
    おいて、 前記温度検知装置は、前記定着部材に対向配置される検
    知面を有し且つ当該定着部材より放出された赤外線を測
    定する非接触型温度センサと、前記定着部材と前記非接
    触型温度センサの検知面との間に設けられ、当該定着部
    材より放出された赤外線を透過すると共に、移動自在に
    設けられることで前記定着部材と前記検知面との間に新
    たな清浄面を対向可能な可動フィルタとを備えることを
    特徴とする定着装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の定着装置において、 前記可動フィルタは、前記一対の定着部材を通過したシ
    ート枚数が所定枚数となった条件下で、前記定着部材と
    前記検知面との間に新たな清浄面を対向させることを特
    徴とする定着装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の定着装置において、 前記フィルタは、前記一対の定着部材を通過したシート
    上に形成されていた未定着画像の画像密度の累積値が所
    定値となった条件下で、前記定着部材と前記検知面との
    間に新たな清浄面を対向させることを特徴とする定着装
    置。
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