JP2003004449A - 角度検出装置 - Google Patents

角度検出装置

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JP2003004449A
JP2003004449A JP2001194387A JP2001194387A JP2003004449A JP 2003004449 A JP2003004449 A JP 2003004449A JP 2001194387 A JP2001194387 A JP 2001194387A JP 2001194387 A JP2001194387 A JP 2001194387A JP 2003004449 A JP2003004449 A JP 2003004449A
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vehicle
angle
parking
vehicle position
turning
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JP2001194387A
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Kazunori Shimazaki
和典 嶋崎
Tomio Kimura
富雄 木村
Satoyuki Yamada
聡之 山田
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Toyota Industries Corp
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Toyota Industries Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定物と共に回転してその回転角度を精度
よく検出することができる角度検出装置を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 コントローラ1には、車両と共に回転し
車両のヨー角方向の角速度を検出する角度検出手段であ
るヨーレートセンサ2が接続されると共に、並列モード
スイッチ3と縦列モードスイッチ4とからなるスイッチ
モジュール5が接続されている。さらに、コントローラ
1には、運転者に対して運転操作の情報を案内するため
のスピーカ6が接続されている。上述したコントローラ
1、ヨーレートセンサ2及びスイッチモジュール5は、
装置本体7に収納されており、この装置本体7は、支持
姿勢の変更が行なえるような自在構造を備えた支持部材
8を介して固定面であるダッシュボード9に取り付けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、角度検出装置に
係り、特に被測定物と共に回転してその回転角度を検出
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の角度検出装置として、例えば特
開2000−346871号公報に開示されたものがあ
る。この角度検出装置は、車両に搭載されるカーナビゲ
ーション装置に内蔵されるもので、ジャイロセンサを方
位センサとして使用している。ジャイロセンサにより車
両旋回の角速度が検出され、その角速度に基づいて車両
の回転角度すなわち方位が測定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両に
対するジャイロセンサの取り付け角に起因してジャイロ
センサの作用面が車両の旋回面と一致しない状態になる
と、ジャイロセンサの出力が低下し、角速度の検出精度
が低下するという問題点があった。特に、ジャイロセン
サを車両のダッシュボード上に取り付ける場合には、車
種等によってダッシュボード表面の傾斜角に大きなばら
つきがあるため、作用面が車両の旋回面に一致するよう
にジャイロセンサを取り付けることは困難であった。こ
の発明はこのような問題点を解消するためになされたも
ので、被測定物と共に回転してその回転角度を精度よく
検出することができる角度検出装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る角度検出
装置は、被測定物に取り付けられて被測定物の回転角度
を検出する角度検出手段と、被測定物に対する前記角度
検出手段の姿勢を変更できるように被測定物に前記角度
検出手段を支持する支持手段とを備えたものである。被
測定物は車両であり、角度検出手段は車両のヨー角を検
出してもよい。支持手段は、角度検出手段を車両のダッ
シュボードに取り付けてもよい。また、角度検出手段
は、一定の操舵角に保持された状態で車両の前進又は後
退動作を行った後、停止した状態で逆方向に操舵して一
定の操舵角に保持された状態で後退動作を行って後退駐
車をするための駐車支援装置に使用されてもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係る角度検出装置を備えた駐車支援装置の構成を示
す。コントローラ1には、車両と共に回転し車両のヨー
角方向の角速度を検出する角度検出手段であるヨーレー
トセンサ2が接続されると共に、車両が並列駐車を行う
ことをコントローラ1に知らせるための並列モードスイ
ッチ3と車両が縦列駐車を行うことをコントローラ1に
知らせるための縦列モードスイッチ4とからなるスイッ
チモジュール5が接続されている。さらに、コントロー
ラ1には、運転者に対して運転操作の情報を案内するた
めのスピーカ6が接続されている。上述したコントロー
ラ1、ヨーレートセンサ2及びスイッチモジュール5
は、装置本体7に収納されており、この装置本体7は、
支持部材8を介して固定面であるダッシュボード9に取
り付けられている。
【0006】コントローラ1は、図示しないCPUと制
御プログラムを記憶したROMと作業用のRAMとを備
えている。ROMには、車両のハンドルが最大に操舵さ
れて車両が旋回する場合の最小旋回半径Rcに関わるデ
ータが記憶されると共に並列駐車時及び縦列駐車時の駐
車支援を行う制御プログラムが格納されている。CPU
はROMに記憶された制御プログラムに基づいて動作す
る。コントローラ1は、ヨーレートセンサ2から入力さ
れる車両の角速度から車両のヨー角を算出し、車両の旋
回角度を算出して駐車運転中の各ステップにおける操作
方法や操作タイミングに関する情報をスピーカ6に出力
する。
【0007】図2に概念的に示されるように、支持部材
8はヨーレートセンサ2即ち装置本体7を車両前部に設
けられたダッシュボード9に取り付けるものである。支
持部材8は、軸部10と、この軸部10の両端に設けら
れた球状のジョイントA及びBと、これらジョイントA
及びBがそれぞれ一部を固定される固定部11及び12
とからなる。固定部11は装置本体7へ、固定部12は
ダッシュボード14へとそれぞれ取り付けられる。ジョ
イントAは固定部11に対して、ジョイントBは固定部
12に対してそれぞれ軸部10を自在に動かし且つ固定
しうるようになっており、これによって支持部材8は自
在構造を有している。このため、ダッシュボード9に対
する装置本体7の姿勢は支持部材8により上下左右の方
向へ簡単に変更できる。よって、装置本体7に内蔵され
るヨーレートセンサ2の姿勢もダッシュボード9に対し
て簡単に変更できるため、このヨーレートセンサ2の姿
勢が車両の旋回面に対し垂直になるように装置本体7を
ダッシュボード9に取り付けることも簡単に行なうこと
ができる。
【0008】ここで、この実施の形態の駐車支援装置
が、車両にどのような軌跡を描かせて駐車を支援するの
かを説明する。まずはじめに、図3を用いて、並列駐車
を行う場合について説明する。車両10が駐車しようと
する駐車スペースTの入口の中央点を原点Oとし、道路
と垂直で駐車スペースTにおける車両10の後退方向に
Y軸をとり、道路と平行にすなわち、Y軸と直角にX軸
をとる。また、駐車スペースTの駐車枠の幅をW1とす
る。リヤアクスル中心HOが駐車スペースTの幅方向の
中央になり且つ駐車スペースTの長さ方向に平行になる
車両位置H1に、車両10が適正に駐車されるように駐
車支援装置が運転者を支援するものとする。
【0009】まず、初期停車位置として、駐車スペース
Tに垂直で車両10のリヤアクスル中心EOが駐車スペ
ースTの入口からDの距離で且つ駐車スペースTの側部
T1と車両10の運転者の位置DRとが一致する車両位
置E1に車両10を停止させるものとする。次に、車両
位置E1にある車両10が、ハンドルの操舵角を左側最
大にして半径Rcで旋回しつつ、旋回角度θまで前進
し、車両位置F1になったところで、ハンドルの操舵角
を右側最大にして旋回半径Rcで旋回しつつ、旋回角度
φだけ後退し、車両10が駐車スペースTに平行になっ
た車両位置G1でハンドルを直進状態に戻してさらに後
退して駐車スペースT内の車両位置H1に適正に駐車す
るものとする。また、車両位置E1,F1,G1におけ
るリヤアクスル中心をそれぞれ、EO,FO,GOとす
る。
【0010】ここで、車両位置E1における運転者の位
置DRとリヤアクスル中心EOとのX軸方向の距離をL
とすると、車両位置E1から車両位置F1まで車両10
が旋回する際の旋回中心C1の座標(C1x,C1y)
は、 C1x=L−W1/2 C1y=−(D+Rc) で表される。車両位置F1から車両位置G1まで車両1
0が旋回する際の旋回中心C2の座標(C2x,C2
y)は、 C2x=−(Rc+Rc)・sinθ+C1x=−2Rc・sinθ+L−W1/2 C2y=(Rc+Rc)・cosθ+C1y=2Rc・cosθ−(D+Rc) で表され、このうち、X座標C2xは、 C2x=−Rc としても表される。
【0011】X座標C2xの2つの関係式からsinθ
は、 sinθ=(Rc+L−W1/2)/2Rc で表され、このθの値を既知のRc、L及びW1を用い
て算出することができ、このθの値をコントローラ1は
設定値θとして記憶している。さらに、車両位置F1か
ら車両位置G1まで車両10が旋回する旋回角度φは、 φ=π/2−θ で表される。
【0012】次に、本実施の形態に係る駐車支援装置の
並列駐車時の動作について説明する。まず、運転者が車
両10を車両位置E1に停止させ、ここで並列モードス
イッチ3を作動させると、コントローラ1は、車両位置
E1を車両のヨー角が0度の位置として設定すると共に
並列駐車のプログラムを起動させる。次に、運転者は、
ハンドルを左側最大に操舵してフル切り状態にし、その
まま車両10を前進させる。
【0013】コントローラ1は、ヨーレートセンサ2か
ら入力される車両10の角速度から車両のヨー角を算出
して、このヨー角と設定値θの値とを比較する。車両1
0が、車両位置E1から車両位置F1に近づくにつれ
て、コントローラ1は、ヨー角と設定値θとの差を基
に、車両位置F1に接近したことを知らせる接近情報
と、車両位置F1に到達したことを知らせる到達情報と
をスピーカ6を介して運転者に知らせる。例えば、接近
情報として、スピーカ6から「ピッ、ピッ」という間欠
音が発せられ、この間欠音及び点滅の周期は、ヨー角と
設定値θとの差が少なくなると共に短くなる。ヨー角と
設定値θとの差がなくなると、到達情報として、スピー
カ6から「ピー」という連続音が発せられる。運転者
は、到達情報に従って車両10を車両位置F1に停止さ
せる。次に、運転者は、ハンドルを右側最大に操舵して
フル切り状態にし、そのまま車両10を後退させる。コ
ントローラ1は、車両10のヨー角が90度に近づくに
つれて、車両10が駐車スペースTに平行になった車両
位置G1に接近したことを知らせる接近情報と、車両位
置G1に到達したことを知らせる到達情報とをスピーカ
6を介して運転者に知らせる。運転者は、到達情報に従
って車両10を車両位置G1で停止させた後、ハンドル
を直進状態に戻してから車両10を後退させ、駐車スペ
ースTに車両10が収まったら駐車を完了する。
【0014】次に、図4を用いて、縦列駐車を行う場合
について説明する。車両10のリヤ左端が駐車スペース
Tの奥のコーナーS2に一致するように、車両10を駐
車スペースTに駐車するものとする。この状態の車両位
置M1における車両10のリヤアクスル中心MOを原点
とし、道路と平行で車両10の後退方向にY軸をとり、
Y軸と直角にX軸をとる。また、駐車スペースTの奥の
コーナーの座標をS2(W2/2,a2)とする。ここ
で、a2、W2は、車両10のリヤオーバハング、車幅
をそれぞれ示す。車両位置J1にある車両10が、ハン
ドルの操舵角を右側最大にして半径Rcで旋回しつつ前
進し、車両位置K1になったところで、操舵角を左側最
大にして半径Rcで旋回しつつ後退し、車両位置L1に
なったところで操舵角を右側最大にして半径Rcで旋回
しつつ後退し、駐車スペースT内の車両位置M1に適正
に駐車するものとする。
【0015】まず、駐車スペースTの前方の所定位置に
駐車中の車両20を目安にして、車両10を車両位置J
1に停車した状態を初期停車位置として、縦列駐車を開
始するものとする。車両位置J1は、車両10の運転者
の位置DRのY座標が駐車中の車両20の後端20aの
Y座標に一致する位置で且つ駐車スペースTに平行な位
置であり並びに車両10と車両20とが所定の車両間隔
dである位置とする。したがって、車両位置J1のリヤ
アクスル中心JOの座標(JOx,JOy)は、車両2
0の後端部20aの座標と運転者の位置DRとリヤアク
スル中心JOとの関係および車両間隔dから一義的に定
められる。車両位置J1にある車両10が、ハンドルの
操舵角を右側最大にして半径Rcで旋回しつつ車両位置
K1まで前進する。その際の旋回中心をC3とし、旋回
角度をβとする。また、車両位置K1にある車両10が
操舵角を左側最大にして半径Rcで旋回しつつ車両位置
L1まで後退する。その際の旋回中心をC4とし、旋回
角度をδとする。さらに、車両位置L1でハンドルを反
対方向に切り返して、操舵角を右側最大にして半径Rc
で旋回しつつ車両位置M1まで後退する。その際の旋回
中心をC5とし、旋回角度をαとする。また、車両位置
K1,L1におけるリヤアクスル中心をそれぞれKO,
LOとする。
【0016】旋回角度α,β,δには、 δ=α−β の関係がある。旋回中心C5の座標(C5x,C5y)
は、 C5x=−Rc C5y=0 で表される。旋回中心C4の座標(C4x,C4y)
は、 C4x=C5x+(Rc+Rc)・cosα=−Rc+2Rc・cosα C4y=C5y−(Rc+Rc)・sinα=−2Rc・sinα で表される。旋回中心C3の座標(C3x,C3y)
は、 C3x=C4x−(Rc+Rc)・cosβ=−Rc+2Rc・cosα−2Rc・c
osβ C3y=C4y+(Rc+Rc)・sinβ=−2Rc・sinα+2Rc・sin
β で表される。また、車両位置J1のリヤアクスル中心J
Oの座標(JOx,JOy)は、 JOx =−Rc・(1−cosα)−Rc・(1−cosα−1+cosβ)+Rc・(1−cosβ) =2Rc・(cosα−cosβ) ……………(1) JOy =−Rc・sinα−Rc・(sinα−sinβ)+Rc・sinβ =2Rc・(sinβ−sinα) ……………(2) で表される。
【0017】ここで、式(1)及び(2)を三角関数の
公式を用いて、変形すると、 tan(α/2+β/2)=JOx/JOy sin2(α/2−β/2)=(JOx2+JOy2)/(16R
c2) となり、α、βを、既知のリヤアクスル中心JOの座標
(JOx,JOy)を用いて算出することができ、この
値が設定値α、βとしてコントローラ1に記憶されてい
る。リヤアクスル中心JOの座標(JOx,JOy)
は、車両10を車両20の後方に無理のない操作で駐車
できる値として、例えば、JOx=2.3m、JOy=
4.5mの値を用いている。リヤアクスル中心JOの座
標JOxおよびJOyは、車両10の車格、操舵特性な
どに応じて値を設定することが望ましい。
【0018】次に、本実施の形態に係る駐車支援装置の
縦列駐車時の動作について説明する。まず、運転者が、
運転者の位置DRのY座標が駐車中の車両20の後端2
0aのY座標に一致し、車両10が車両20に対して車
両間隔dとなるように車両位置J1に停止させる。ここ
で、縦列モードスイッチ4を作動させると、コントロー
ラ1は、車両位置J1を車両のヨー角が0度の位置とし
て設定すると共に縦列駐車のためのプログラムを起動さ
せる。次に、運転者は、車両10のハンドルを右側最大
に操舵してフル切り状態にし、そのまま車両10を前進
させる。コントローラ1は、ヨーレートセンサ2から入
力される車両10の角速度から車両のヨー角を算出し
て、このヨー角と設定値βの値とを比較する。車両10
が、車両位置J1から車両位置K1に近づくにつれて、
コントローラ1は、ヨー角と設定値βとの差を基に、並
列駐車時と同様に、車両位置K1に接近したことを知ら
せる接近情報と、車両位置K1に到達したことを知らせ
る到達情報とをスピーカ6を介して運転者に知らせる。
【0019】運転者は、到達情報に従って車両10を車
両位置K1に停止させる。次に、運転者は、ハンドルを
左にいっぱい操舵してフル切り状態にし、そのまま車両
10を後退させる。コントローラ1は、車両のヨー角と
設定値α(=β+δ)の値とを比較する。車両10が、
車両位置K1から車両位置L1に近づくにつれて、すな
わち、車両のヨー角が設定値αの値に近づくにつれて、
コントローラ1は、ヨー角と設定値αとの差を基に、並
列駐車時と同様に、車両位置L1に接近したことを知ら
せる接近情報と、車両位置L1に到達したことを知らせ
る到達情報とをスピーカ6を介して運転者に知らせる。
運転者は、到達情報に従って車両10を車両位置L1に
停止させる。次に、運転者は、車両位置L1でハンドル
を反対方向に切り返して、右側最大に操舵してフル切り
状態にし、そのまま車両10を後退させる。コントロー
ラ1は、車両10のヨー角が0度に近づくにつれて、車
両10が駐車スペースT内の車両位置M1に接近したこ
とを知らせる接近情報と、車両位置M1に到達したこと
を知らせる到達情報とをスピーカ6を介して運転者に知
らせる。これにより、運転者は、車両位置M1で車両1
0を停止させ、駐車を完了することができる。
【0020】以上のように、この実施の形態において
は、ヨーレートセンサの取り付け姿勢を容易に調整でき
る支持部材によりヨーレートセンサが、その作用面が車
両の旋回面に一致するようダッシュボードに取り付けら
れ、車両と共に回転してその回転角度を精度よく検出す
ることができるようになり、その結果、より適切な駐車
支援が可能となる。また、この駐車支援装置はカメラ及
びモニタを必要とせず、ナビゲーションシステムやカメ
ラ等の装着されていない車両においても、適切な駐車支
援が可能となり、運転者に大きな負担をかけることなく
駐車の際の運転操作を的確に案内することができる。
【0021】なお、この実施の形態ではヨー角を検出す
るのに、ヨーレートセンサを用いたが、ヨー角を検出す
る手段は、ポジションジャイロを用いる方法や左右車輪
にそれぞれ回転センサを装着しそれらの回転差からヨー
角を検出する方法でもよく、さらに、地磁気センサやG
PSシステムを用いた方法でもよい。また、スピーカ6
から音声を発するようにしてもよい。さらに、接近情報
や到達情報は、接近あるいは到達の目標となる車両位置
ごとに、スピーカ6から発する音の音量及び音色を変え
たり、内容の異なる音声を発するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の角度検出
装置によれば、角度検出手段の取り付け姿勢が容易に調
整できるようになり、その結果、角度検出装置は車両と
共に回転して車両の回転角度を精度よく検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る駐車支援装置の構
成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態に関し、装置本体が支持
部材によりダッシュボードに固定される様子を概念的に
示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態に関し、並列駐車時の車
両の位置を段階的且つ模式的に示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態に関し、縦列駐車時の車
両の位置を段階的且つ模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 コントローラ、2 ヨーレートセンサ、3 並列モ
ードスイッチ、4 縦列モードスイッチ、5 スイッチ
モジュール、6 スピーカ、7 装置本体、8支持部
材、9 ダッシュボード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 聡之 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 2F105 AA02 BB20 3D032 CC20 DA33 DB07 DC33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物に取り付けられて被測定物の回
    転角度を検出する角度検出手段と、 被測定物に対する前記角度検出手段の姿勢を変更できる
    ように被測定物に前記角度検出手段を支持する支持手段
    とを備えることを特徴とする角度検出装置。
  2. 【請求項2】 被測定物は車両であり、前記角度検出手
    段は車両のヨー角を検出する請求項1に記載の角度検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記支持手段は、前記角度検出手段を車
    両のダッシュボードに取り付ける請求項2に記載の角度
    検出装置。
  4. 【請求項4】 前記角度検出手段は、一定の操舵角に保
    持された状態で車両の前進又は後退動作を行った後、停
    止した状態で逆方向に操舵して一定の操舵角に保持され
    た状態で後退動作を行って後退駐車をするための駐車支
    援装置に使用される請求項2または3に記載の角度検出
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4827996B1 (ja) * 2010-09-29 2011-11-30 パイオニア株式会社 端末保持装置
JP4897942B1 (ja) * 2010-09-16 2012-03-14 パイオニア株式会社 端末保持装置

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