JP2003004434A - 管内検査方法 - Google Patents

管内検査方法

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JP2003004434A
JP2003004434A JP2001188233A JP2001188233A JP2003004434A JP 2003004434 A JP2003004434 A JP 2003004434A JP 2001188233 A JP2001188233 A JP 2001188233A JP 2001188233 A JP2001188233 A JP 2001188233A JP 2003004434 A JP2003004434 A JP 2003004434A
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tube
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Koji Fujiwara
弘次 藤原
Koji Ashida
耕司 芦田
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検査管内における継ぎ手の位置を正確に計
測し得る管内検査方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る管内検査方法は、被検査管
の一端に音響送信機及び音響受信機を配置し、前記音響
送信機から被検査管内に音響波を送信した後、被検査管
内で反射した音響波を前記音響受信機で受信することに
より、被検査管の継ぎ手位置候補を検知する手順と、被
検査管内を照明する照明手段と、前記照明手段により照
明された被検査管内を撮像する撮像手段とを備えるセン
サ本体11を、該センサ本体11の基端に接続され、表
面に螺旋状に凸部が形成された支持体12を軸方向周り
に回転させながら前記継ぎ手位置候補まで挿入する手順
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる音響法に
よりガス管や水道管等の被検査管の継ぎ手位置候補を検
知した後、実際の継ぎ手位置の確認や管口径の計測に供
するべく、撮像光学系を備えたセンサ本体を挿入するよ
うに構成された管内検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ある種の検査作業においては、被検査管
内における継ぎ手の位置を正確に把握する必要が生じる
場合がある。例えば、地中に埋設された被検査管内の腐
食部位を特定し、その部分の交換を行うような場合に
は、交換を行う被検査管の継ぎ手位置を正確に把握する
必要がある。
【0003】このような継ぎ手の位置を計測する手法と
しては、被検査管の管端に音響送信機及び音響受信機を
配置し、音響送信機から送出された音響波が、管内に生
じている継ぎ手等の断面積変化部で反射するのを音響受
信機で検出し、前記断面積変化部までの位置等を計測す
るいわゆる音響法が知られている(例えば、特開昭61
−29757号公報、特開昭61−202158号公報
等)。
【0004】斯かる音響法は、被検査管内部の雰囲気を
伝搬する音響波の速度を予め認識し、送信から受信まで
の音響波の伝搬時間を測定することにより、反射位置、
つまり音響送信機(管端)から断面積変化部までの距離
に換算するため、原理的に精度の良い位置計測を行い得
るものである。
【0005】しかし、音響法による計測には、音響送信
機から送出された音響波にいわゆる多重反射が生じ、こ
の多重反射による音響波信号が検出された場合、当該信
号を本来の検出対象である継ぎ手等で反射された音響波
信号であると誤認するおそれがあるという問題がある。
換言すれば、各継ぎ手(断面積変化部)の位置計測精度
自体は良好であっても、検出される音響波信号の中に
は、実在しないにも関わらずあたかも継ぎ手から反射し
てきたかの如く検出される音響波信号が混在しており、
これが実在する継ぎ手を検出する上での誤差要因となっ
ている。
【0006】一方、従来より、配管内の継ぎ手位置の検
知、管口径の計測等を行うべく、カメラや照明等を実装
したセンサ本体を配管内に挿入して検査を行う方法が実
施されている。例えば、実開昭62−49761号公報
には、センサ本体にコイルワイヤを接続し、該コイルワ
イヤをねじ状推進機構により回転推進させる装置(コイ
ルワイヤの推進速度は、回転時のねじ送りピッチ、つま
りコイルワイヤの線間ピッチに対応する)が記載されて
いる。
【0007】しかしながら、センサ本体の配管内挿入方
法として、前述したコイルワイヤを用いる場合、コイル
ワイヤは、被検査管内への挿入時に、伸縮や屈曲等する
ことから、コイルワイヤの挿入長さと、実際の被検査管
の延長距離(センサ本体の管端からの位置)とが異なる
ことになる。したがって、コイルワイヤの挿入長さのみ
を測定しても、コイルワイヤに接続されたセンサ本体の
正確な位置を知ることはできないという問題がある。ま
た、前述したコイルワイヤを用いる場合、配管の継ぎ手
部における通線能力を高めるには、コイルワイヤを柔ら
かくする(弾性定数を小さくする)必要があり、センサ
本体が接続されたコイルワイヤの先端まで回転力を効率
良く伝達することは、コイルワイヤが長尺になればなる
ほど困難になるという問題がある。一方、回転力を効率
良く伝達するためにコイルワイヤを硬くする(弾性定数
を大きくする)と、柔軟性が低下するため、曲げ継ぎ手
部における通線能力が低下することになる。このように
相反する問題点を共に解決し得る最適なコイルワイヤの
弾性定数は決定し難く、配管の状況等に応じて適宜使い
分けざるを得ないのが現状である。また、コイルワイヤ
の推進速度は、コイルワイヤの線間ピッチに対応するた
め、センサ本体の挿入速度が遅くなるという問題もあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、斯かる従来
技術の問題点を解決するべくなされたものであり、被検
査管内における継ぎ手の位置を正確に計測し得る管内検
査方法を提供することを第1の課題とする。また、セン
サ本体まで回転力を効率良く伝達し得ると同時に、柔軟
性に優れ、結果として被検査管内の通線能力に優れる管
内検査方法を提供することを第2の課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題を解決す
るべく、本発明は、請求項1に記載のように、被検査管
の一端に音響送信機及び音響受信機を配置し、前記音響
送信機から被検査管内に音響波を送信した後、被検査管
内で反射した音響波を前記音響受信機で受信することに
より、被検査管の継ぎ手位置候補を検知する手順と、被
検査管内を照明する照明手段と、前記照明手段により照
明された被検査管内を撮像する撮像手段とを備えるセン
サ本体を、該センサ本体の基端に接続され、表面に螺旋
状に凸部が形成された支持体を軸方向周りに回転させな
がら前記継ぎ手位置候補まで挿入する手順とを備えるこ
とを特徴する管内検査方法を提供するものである。
【0010】請求項1に係る発明によれば、いわゆる音
響法により被検査管の継ぎ手位置候補を検知した後、照
明手段と撮像手段を備えたセンサ本体を前記継ぎ手位置
候補まで挿入する構成であるため、撮像手段で撮像され
た被検査管内の状況を観察することにより、前記継ぎ手
位置候補に実際に継ぎ手が存在するか否かを容易に把握
することができる。継ぎ手が実存していた場合、その位
置自体は、音響法で得られた音響波信号に基づき正確に
計測し得るので、結果として、被検査管内における継ぎ
手の位置を正確に計測することが可能となる。なお、継
ぎ手の位置のみならず、受信した音響波信号の振幅や、
撮像手段による撮像画等を適宜信号処理することによ
り、継ぎ手部における管径を計測することも可能であ
る。また、センサ本体の基端に接続された支持体の表面
に螺旋状に凸部が形成されているため、支持体を被検査
管の内壁に接触させつつ回転させると、接触部分で軸方
向の推進力が働き、支持体を前進させる力が作用するこ
とになる。つまり、単なる押し込み方法では推進の妨げ
となる摩擦力を、回転によって軸方向への推進力に容易
に変換することが可能である。
【0011】更に前記第2の課題を解決するべく、請求
項2に記載のように、前記支持体は、長手方向に延伸す
る凸部が幅方向の一部に形成された帯状の剛性部材を、
幅方向の一部が重なり合うように螺旋状に巻回し、前記
剛性部材の重なり合った部分が互いに軸方向に摺動可能
となるように形成されたフレキシブル管とされる。
【0012】請求項2に係る発明によれば、センサ本体
の基端に接続された支持体は、長手方向に延伸する凸部
が幅方向の一部に形成された帯状の剛性部材(例えば、
SUS304、SUS316等のステンレス材)を、幅
方向の一部が、前記凸部同士が重なり合わないような範
囲で、重なり合うように螺旋状に巻回することによって
形成されたフレキシブル管とされる。このように、フレ
キシブル管が、金属等の1つの剛性部材を巻回して形成
されているため、断面構造が比較的強固であり、センサ
本体まで回転力を効率良く伝達することが可能である。
また、前記剛性部材の重なり合った部分が互いに軸方向
(フレキシブル管の長手方向)に摺動可能とされている
ため、柔軟性に優れ、被検査管内におけるエルボ、ティ
ー等の曲げ継ぎ手部等の通線能力に優れるという効果を
奏する。このことは、センサ本体の挿入速度を早め得る
ことにも通じるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、添付図
面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明す
る。図1は、本発明の第1の実施形態に係る管内検査装
置の概略構成図であり、(a)は斜視図を、(b)は部
分的縦断面図をそれぞれ示す。また、図2は、本実施形
態に係る管内検査装置が被検査管内を推進する様子を模
式的に示す模式図である。さらに、図3は、後述するよ
うに管内検査装置の一部を構成する回転押出し装置の部
分概略構成図であり、(a)は正面図を、(b)は側面
図をそれぞれ示す。また、図4は、図1に示す管内検査
装置で被検査管内を観察する前に、音響法によって継ぎ
手位置候補を検知するための音響計測装置を示す説明図
であり、(a)は音響計測装置の概略構成を、(b)は
音響計測装置で得られる音響波信号をそれぞれ示す。
【0014】まず、本発明に係る管内検査方法を実施す
るに際し、図4に示す音響計測装置により、継ぎ手位置
候補を検知する。図4(a)に示すように、音響計測装
置10は、被検査管Sの一端に配置されたスピーカ等の
音響送信機101と、マイクロフォン等の音響受信機1
02を備え、更に、音響送信機101及び音響受信機1
02を制御する制御装置103を備えている。制御装置
103は、音響送信機101から被検査管S内に音響波
を送信させる一方、音響受信機102で受信される被検
査管S内の所定の位置で反射した音響波信号を出力表示
するように構成されている。図4(b)に示すように、
受信される音響波信号は、図4(a)に示すような配置
関係にある場合、まず、曲げ継ぎ手S10で反射した音
響波信号H10が受信された後、管端部S20で反射し
た音響波信号H20が受信され、次いで管端部S30で
反射した音響波信号H30が受信される。ここで、曲げ
継ぎ手S10で反射した音響波は、音響送信機101と
の間で多重反射するため、当該多重反射した音響波信号
H10’が、音響波信号H20とH30の間で受信され
ることになる。被検査管Sの管端の位置は予め認識され
ている場合が多いため、継ぎ手位置候補として、音響波
信号H10及びH10’の伝播時間に相当する位置が検
知されることになる。
【0015】以上のようにして、継ぎ手位置候補を検知
した後、図1に示す管内検査装置によって、被検査管S
内が観察され、前記継ぎ手位置候補に実際に継ぎ手が存
在するか否かが把握される。図1に示すように、本実施
形態に係る管内検査装置1は、後述する光学系が搭載さ
れた検査カプセル11と、検査カプセル11の基端に接
続され、被検査管(図2にSで示す)内に検査カプセル
11を回転推進させて挿入するためのフレキシブル管1
2と、フレキシブル管12を被検査管内に回転させなが
ら挿入するための回転押出し装置13と、フレキシブル
管12を巻回して収納する収納ドラム14とを備えてい
る。さらに、本実施形態に係る管内検査装置1には、よ
りスムーズに被検査管内にフレキシブル管12を挿入す
るべく、フレキシブル管12の収納ドラム14への出入
部に、清掃ブラシ15が設置されている。また、後述す
る計測器16や電源17も設置されている。
【0016】図1及び図3に示すように、回転押出し装
置13は、フレキシブル管12の収納ドラム14への出
入部に配置され、フレキシブル管12を所定位置で押圧
し、周方向について固定支持する押圧支持手段としての
フレキシブル管押さえローラ131と、フレキシブル管
12の収納ドラム14への出入部に配置され、フレキシ
ブル管12を軸方向に強制的に押出しする押出し手段1
32と、フレキシブル管12を軸方向周りに回転させる
べく、収納ドラム14、フレキシブル管押さえローラ1
31及び押出し手段132を一体として回転させるため
の回転駆動手段133とを有する。ここで、押出し手段
132は、押出しローラ132aと、押出しローラ13
2aを回転させるためのローラ回転駆動用モータ132
bとを備えている。また、回転駆動手段133は、モー
タ133a及びベルト133bを備えている。
【0017】さらに、回転押出し装置13は、収納ドラ
ム14、フレキシブル管押さえローラ131及び押出し
手段132を一体として回転させるために、これらを連
結して保持するための保持枠134と、保持枠134を
前記軸方向周りに回転可能とするべく、玉軸受け(図示
せず)等によって支持する基台135とを備えている。
なお、本実施形態では、フレキシブル管12を安定支持
するべく、フレキシブル管押さえローラ131を押出し
ローラ132aとは別個に設けているが、その機能を押
出しローラ132aに集約させることも可能である。つ
まり、フレキシブル管押さえローラ131を設けなくて
も、押出しローラ132a自体によってフレキシブル管
12は周方向にある程度固定支持される。すなわち、押
出しローラ132aに押出し手段としての機能と、押圧
支持手段としての機能とを併せ持たせることも可能であ
る。ただし、フレキシブル管押さえローラ131を併設
した方が、よりスムーズにフレキシブル管12を押し出
すことが可能であると考えられる。
【0018】押出し手段132によってフレキシブル管
12を被検査管内に強制的に押し込むことにより、例え
ば、挿入口近傍など、挿入抵抗が小さい領域における検
査カプセル11の挿入速度を早めることが可能である。
また、前記強制的な押出し力と回転推進力とを併用する
ことにより、より効率的な挿入が可能となる。さらに、
フレキシブル管12と被検査管の内壁との摩擦力が小さ
く、回転推進力が十分に得られない場合であっても、押
出し力によって検査カプセル11を被検査管内へと進行
させることが可能である。なお、収納ドラム14にはハ
ンドル141が設置されており、フレキシブル管12の
収納時には、ハンドル141を回転させることにより、
収納ドラム14のみが回転し、フレキシブル管12を巻
回収納することができるように構成されている。
【0019】なお、収納ドラム14は、図5に示す形態
にすることも可能である。この場合も図1に示す場合と
同様に、収納ドラム14、フレキシブル管押さえローラ
131及び押出し手段132を連結して保持する保持枠
134を回転させることにより、収納ドラム14、フレ
キシブル管押さえローラ131及び押出し手段132を
一体として回転させることができる。なお、ハンドル1
41が回転の妨げとなるような場合には、折り畳み式や
脱着式のハンドルとすればよい。
【0020】図6は、本実施形態に係るフレキシブル管
12を部分的に示す縦断面図である。図6に示すよう
に、フレキシブル管12は、長手方向に延伸する凸部1
21aが幅方向の一部に形成された長い帯状の剛性部材
(例えば、SUS304、SUS316等のステンレス
材)121を、凸部121a同士が重なり合わない範囲
で、幅方向の一部が重なり合うように螺旋状に巻回し、
剛性部材121の重なり合った部分が互いに軸方向に摺
動可能となるように形成されている。本実施形態では、
凸部121aと、凸部が形成されていない部分121b
(本実施形態では凹部)とが重なり合うように螺旋状に
巻回されている。そして、この互いに重なり合っている
凸部121aと、凸部が形成されていない部分121b
とが互いに軸方向(フレキシブル管の長手方向)に摺動
可能となるように構成されている。なお、上記幅方向と
は、帯状の剛性部材121の長手方向と直交する方向を
意味する。
【0021】本実施形態に係るフレキシブル管12は、
以上に述べたような構成を有するため、図7に示すよう
に、フレキシブル管12を被検査管Sの内壁に接触させ
つつ回転させると、接触部分(図7にA、Bで示す)で
軸方向の推進力が働き、フレキシブル管12を前進させ
る力が作用することになる。つまり、従来の単純な押し
込み方法では推進の妨げとなる摩擦力を、回転によって
軸方向への推進力に容易に変換することが可能である。
また、フレキシブル管12は、剛性部材を巻回して形成
されているため、断面構造が比較的強固であり、検査カ
プセル11まで回転力を効率良く伝達することが可能で
ある。さらに、隣接する凸部121aと凹部121bと
が、軸方向に互いに摺動自在に嵌合しているため、柔軟
性に優れ、被検査管内における継ぎ手部等の通線能力に
優れるという効果を奏する。なお、フレキシブル管12
の剛性(柔軟性)は、フレキシブル管12の管径、剛性
部材121の材質や厚さ、凹凸ピッチ等で変化するが、
相異なる複数の剛性部材121を長手方向に溶接して連
結する等の加工を施せば、フレキシブル管12の部位に
よって前記厚さ等のパラメータを適宜変更することも可
能である。したがって、例えば、フレキシブル管12の
先端側(検査カプセル11に接続されている側)につい
ては剛性部材121の厚さを薄くすること等により屈曲
し易い柔軟性の高いものとし、基端側については剛性部
材121の厚さを増すこと等によりやや屈曲しにくいも
のの回転力を伝達し易いものとすれば、長距離において
も高い通線能力を得ることができる。
【0022】図8は、検査カプセル11とフレキシブル
管12内における信号伝送を説明する説明図であり、
(a)は検査カプセル11及びフレキシブル管12全体
の構成を、(b)は検査カプセル11の近傍における概
略の内部構成を示す。前述のように、フレキシブル管1
2は回転するため、フレキシブル管12内への電力供給
や信号の取り出しは、フレキシブル管12の基端部に取
り付けられた回転伝送器(回転を伴う各種装置への信号
及び動力の伝送を行う機器であり、スリップリング等か
ら形成される)122を用いて行われる。また、回転伝
送器122には、計測器16及び電源17が接続されて
いる。計測器16は、後述する出力信号を表示、記録又
は信号処理するための機器であり、モニタ、ビデオレコ
ーダ、信号処理装置等から構成されている。検査カプセ
ル11には、電源17から回転伝送器122及びフレキ
シブル管12内の配線123を介して必要な電力が供給
される。一方、検査カプセル11で検出した出力信号
(例えば被検査管内の観察像)は、計測器16に送信さ
れ、計測器16が具備するモニター等に表示される。
【0023】検査カプセル11の内部には、図8(b)
に示すように、被検査管内を照明する照明111と、照
明111により照明された被検査管内を撮像するための
撮像手段を構成する光学レンズ112及びCMOSイメ
ージセンサやCCDイメージセンサ等の撮像素子113
と、撮像素子113の出力を増幅する電子回路114と
が搭載されている。電子回路114で増幅された出力信
号は、コネクタ124を介してフレキシブル管12内の
配線123によって伝送される。
【0024】以上に説明した管内検査装置1のフレキシ
ブル管12を回転させることにより、検査カプセル11
は順次被検査管内を進行していき、被検査管内の状況を
観察して、継ぎ手位置候補に実際に継ぎ手が存在するか
否かを容易に把握することが可能である。例えば、本実
施形態の管内検査装置1を内径25mmの配管に使用す
る場合には、フレキシブル管12の直径は10mm程度
で、検査カプセル11の最大直径は20mm程度とする
ことが可能であり、配管内に存在する継ぎ手部も容易に
通過することが可能である。
【0025】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図9は、本発明の第2の実
施形態に係る管内検査装置の概略構成を示す斜視図であ
る。また、図10は、後述するように管内検査装置の一
部を構成するツイストローラの配置関係を示す説明図で
あり、(a)は正面図を、(b)は平面図をそれぞれ示
す。図9に示すように、本実施形態に係る管内検査装置
1も、検査カプセル11と、検査カプセル11の基端に
接続され、被検査管内に検査カプセル11を回転推進さ
せて挿入するためのフレキシブル管12と、フレキシブ
ル管12を被検査管内に回転させながら挿入するための
回転押出し装置13と、フレキシブル管12を巻回して
収納する収納ドラム14とを備えている。なお、図9に
は示していないが、第1の実施形態と同様に、清掃ブラ
シを設置することも可能である。
【0026】本実施形態に係る回転押出し装置13は、
フレキシブル管12を挟持する一対のツイストローラ1
31a、131b(以下、適宜両者を併せて、ツイスト
ローラ131と称する)と、ツイストローラ131を回
転させる回転駆動手段としてのモータ132とを有す
る。ここで、図10に示すように、一方のツイストロー
ラ131aは、その回転軸Laが、該ツイストローラ1
31aに接触する位置におけるフレキシブル管12の軸
方向(つまり、フレキシブル管12の進行(押出し)方
向に相当)と直交する方向に対し、所定角度θだけ傾い
た方向となるように設置されている。また、他方のツイ
ストローラ131bは、その回転軸Lbが、前記直交す
る方向に対し、前記ツイストローラ131aの回転軸方
向とは逆方向に所定角度θだけ傾いた方向となるように
設置されている。これにより、フレキシブル管12は、
ツイストローラ131によって回転すると同時に軸方向
に押し出される。すなわち、本実施形態に係るツイスト
ローラ131は、フレキシブル管12を軸方向に押出す
機能と軸方向周りに回転させる機能とを兼ね備えたもの
である。なお、フレキシブル管12に対する摩擦力を所
定値以上にして前記機能を十分に発揮させるべく、ツイ
ストローラ131の表面は、例えばゴム材で覆うことが
好ましい。
【0027】本実施形態に係るフレキシブル管12に
は、軸方向の略等間隔毎に(例えば1m毎に)クラッチ
機構121が介挿され、回転部位制御手段を構成してい
る。本実施形態に係るクラッチ機構121としては、例
えば、ワンウェイクラッチ(歯付きクラッチやスプリン
グクラッチ等)と称される機械部品を使用することが可
能である。例えば、歯付きクラッチは、図11に示すよ
うに、表面に放射状の鋸溝が設けられた円板dの表面同
士を当接させて構成されており、一回転方向には両者の
溝が噛合うため回転力を伝達することができるが、逆回
転方向には噛み合わず回転力を伝達することができない
ことになる。ここで、本実施形態に係るクラッチ機構1
21は、回転力の伝達方向を切り替え得るように構成さ
れており、例えば、図12に示すように、前述した2つ
の歯付きクラッチA(円板d1及びd2で構成)及びB
(円板d3及びd4で構成)を組み合わせて形成されて
いる。ここで、円板d1〜d4の表面には、歯付きクラ
ッチA及びBの各回転力伝達方向が互いに逆方向(クラ
ッチAはX方向、クラッチBはY方向(X方向と逆方
向))になるように鋸溝が設けられている。また、各歯
付きクラッチA、Bの一部をそれぞれ構成する円板d2
及びd3は、裏面同士が結合されて部材121aを構成
しており、当該部材121aが更にフレキシブル管12
に結合され、フレキシブル管12と一体となって移動可
能とされている。また、各円板d1〜d4は、外枠12
1b内に収容されており、円板d1及びd2の裏面が外
枠121bの内壁に結合されている。さらに、円板d1
の裏面にフレキシブル管12が結合されている。
【0028】以上の構成を有するクラッチ機構121に
おいて、図12に示すように、回転力が伝達しない状態
(図12(a))から、フレキシブル管12に紙面左方
向の押圧力が付勢された場合には、部材121aが紙面
左方向に移動して、歯付きクラッチAが噛合う状態にな
り(図12(b))、紙面右方向の引張力が付勢された
場合には、部材121aが紙面右方向に移動して、歯付
きクラッチBが噛合う状態になる(図12(c))。従
って、図12(b)に示す状態において、クラッチ機構
121の前後の何れか一方の位置でフレキシブル管12
に矢符X方向の回転力を付勢すれば、歯付きクラッチA
が回転し、他方の位置におけるフレキシブル管12に同
方向の回転力が伝達することになる。なお、矢符Y方向
の回転力を付勢したとしても、回転力は伝達しないこと
になる。一方、図12(c)に示す状態において、クラ
ッチ機構121の前後の何れか一方の位置でフレキシブ
ル管12に矢符Y方向の回転力を付勢すれば、歯付きク
ラッチBが回転し、他方の位置におけるフレキシブル管
12に同方向の回転力が伝達することになる。なお、矢
符X方向の回転力を付勢したとしても、回転力は伝達し
ないことになる。
【0029】次に、フレキシブル管12に介挿された複
数のクラッチ機構121から構成される回転部位制御手
段の動作について以下に説明する。図13は、回転部位
制御手段の動作を示す説明図である。図13に示すよう
に、回転部位制御手段は、前述した構成を有する複数の
クラッチ機構121からなり、各クラッチ機構121
は、歯付きクラッチA及びBを組み合わせて形成されて
いる。ここで、回転押出し装置13は、矢符X方向にフ
レキシブル管12を回転させると同時に、被検査管側
(紙面左方向)に押出すように構成されている。この
際、回転押出し装置13に対して押出し方向(紙面左方
向)に位置するクラッチ機構121では、フレキシブル
管12に付勢される押出し力によって、歯付きクラッチ
Aが噛み合うことになるため、矢符X方向の回転力が伝
達し、フレキシブル管12も同方向に回転することにな
る。一方、回転押出し装置13に対して収納ドラム14
側(紙面右方向)に位置するクラッチ機構121では、
収納ドラム14の回転抵抗等に起因して、紙面右方向へ
の引張力が発生するため、歯付きクラッチAが離間し、
歯付きクラッチBが噛み合う状態となる。従って、回転
押出し装置13に対して収納ドラム14側に位置するフ
レキシブル管12には、矢符X方向の回転力が伝達しな
いことになる。以上のようにして、本実施形態に係る回
転部位制御手段によれば、回転押出し装置13に対して
押出し方向に位置するフレキシブル管12にのみ回転力
を伝達することが可能である。なお、本実施形態におけ
るクラッチ機構121は、一回転方向(矢符X方向)に
のみ回転力を伝達する構成となっているが、これは、単
純な構成とするべく歯付きクラッチを適用したためであ
って、本発明は何らこれに限定されるものではない。す
なわち、回転押出し装置13に対して押出し方向に位置
するフレキシブル管12にのみ回転力を伝達し得るよう
に、回転力の伝達をオン/オフできるクラッチ機構12
1である限りにおいて、種々の形態を採用することがで
き、例えば、電磁バルブのようなアクチュエータを適用
すれば、双方向の回転力を伝達し得るように構成するこ
とも可能である。
【0030】このように、本実施形態に係るフレキシブ
ル管12には、複数のクラッチ機構121が介挿され、
回転押出し装置13に対して押出し方向に位置するフレ
キシブル管12にのみ回転力を伝達し得るように構成さ
れているため、フレキシブル管12のうち、ツイストロ
ーラ131によって回転させられる部位よりも前方(検
査カプセル11の方向)の部位は回転するが、後方の部
位は回転しないことになる。従って、第1の実施形態の
場合と異なり、フレキシブル管12は、図9に示すよう
な簡易な一般的収納ドラム14に巻回収納することがで
き、回転押出し装置13を単純化することが可能であ
る。なお、第1の実施形態の場合と同様に、フレキシブ
ル管12を、先端側は屈曲し易い柔軟性の高いものと
し、基端側はやや屈曲しにくいものの回転力を伝達し易
いものとすれば、長距離においても高い通線能力を得る
ことができる。
【0031】図14は、検査カプセル11とフレキシブ
ル管12内における信号伝送を説明する説明図であり、
(a)は検査カプセル11及びフレキシブル管12全体
の構成を、(b)は検査カプセル11の近傍における概
略の内部構成を示す。本実施形態における信号伝送は、
光伝送方式が採用されており、フレキシブル管12内に
は光ファイバ123が敷設されている。また、前述のよ
うに、フレキシブル管12は回転するため、フレキシブ
ル管12に敷設された光ファイバ123からの信号の取
り出しは、フレキシブル管12の基端部に取り付けられ
た光回転伝送器122を用いて行われる。また、フレキ
シブル管12には、軸方向の略等間隔毎に(例えば1m
毎に)クラッチ機構121が介挿されており、クラッチ
機構121内には、光カップリング装置124が組み込
まれている。これにより、フレキシブル管12の回転時
にも光ファイバ123をねじることなく光信号を伝送す
ることが可能である。光回転伝送器122には、計測器
16が接続されている。検査カプセル11で検出した出
力信号(例えば被検査管内の観察像)は、計測器16に
送信され、計測器16が具備するモニター等に表示され
る。
【0032】検査カプセル11の内部には、図14
(b)に示すように、被検査管内を照明する照明111
と、照明111により照明された被検査管内を撮像する
ための撮像手段を構成する光学レンズ112及びCMO
SイメージセンサやCCDイメージセンサ等の撮像素子
113と、撮像素子113の出力を増幅する電子回路1
14とが搭載されている。さらに、本実施形態では、第
1の実施形態と異なり、外部からの電力の供給がないた
め、検査カプセル11内に電力供給手段としてのバッテ
リ115が搭載されている。電子回路114からの出力
信号は、検査カプセル11内の所定のデバイス(図示せ
ず)により光信号に変換され、光送信機116によって
光ファイバ123内に送信される。
【0033】以上に説明した管内検査装置1のフレキシ
ブル管12を回転させることにより、検査カプセル11
は順次被検査管内を進行していき、被検査管内の状況を
観察することが可能である。本実施形態に係る管内検査
装置1の場合、検査カプセル11内にバッテリ115を
搭載するため、第1の実施形態の場合よりも若干寸法が
大きくなる。例えば、本実施形態の管内検査装置1を内
径50mmの配管に使用する場合には、フレキシブル管
12の直径は20mm程度で、検査カプセル11の最大
直径は35mm程度とすることが可能であり、配管内に
存在する継ぎ手部も容易に通過することが可能である。
【0034】なお、本実施形態では、図9に示すよう
に、フレキシブル管12を軸方向に押出す機構と軸方向
周りに回転させる機構とを併せ持つ手段としてツイスト
ローラ131を用いたが、第1の実施形態と同様に、両
機構を別々に設ける構成とすることも可能である。
【0035】上記構成は、例えば、図15に示すよう
に、フレキシブル管12の収納ドラム14への出入部
に、図1に示す第1の実施形態の一部と同様の構成を有
する回転押出し装置13を設けることによって実現可能
である。つまり、図15に示す回転押出し装置13は、
フレキシブル管12を軸方向に押出すための押出しロー
ラ及び該押出しローラを回転させるローラ回転駆動用モ
ータからなる押出し手段132と、フレキシブル管12
を所定位置で押圧し周方向について固定支持するフレキ
シブル管押さえローラ131と、押出し手段132及び
フレキシブル管押さえローラ131を一体として回転さ
せるべく、これらを一体として支持する外枠134と、
外枠134を回転可能に支持する基台135と、外枠1
34を回転させるためのモータ133aやベルト133
bを具備した回転駆動手段133とを備えている。外枠
134は、前述のように、押出し手段132及びフレキ
シブル管押さえローラ131を一体として回転させるべ
く、玉軸受け(図示せず)等を介して基台135上に回
転可能に支持されている。外枠134を回転駆動手段1
33によって回転させることにより、押出し手段132
の押出しローラやフレキシブル管押さえローラ131が
回転し、これらのローラで保持されたフレキシブル管1
2を軸方向周りに回転させることが可能である。また、
押出し手段132を構成する前記ローラ回転駆動用モー
タによって押出しローラを回転させることにより、フレ
キシブル管13を軸方向へ押出すことが可能である。
【0036】以上に説明した図15に示す構成の場合、
モータ133aと前記ローラ回転駆動用モータとを独立
別個に制御することができるので、軸方向周りの回転速
度と、軸方向への押出し速度を独立して制御することが
可能である。なお、押出し手段132の詳細な構成は、
前述した第1の実施の形態の場合と同様である。また、
第1の実施の形態と同様に、フレキシブル管押えローラ
131の機能を、押出し手段132の押出しローラに集
約することも可能である。
【0037】なお、本実施形態に係る検査装置で被検査
管内を観察する前に、図4に示すような音響計測装置で
継ぎ手位置候補を検知しておく点については、第1の実
施形態の場合と同様である。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る管
内検査方法によれば、いわゆる音響法により被検査管の
継ぎ手位置候補を検知した後、照明手段と撮像手段を備
えたセンサ本体を前記継ぎ手位置候補まで挿入する構成
であるため、撮像手段で撮像された被検査管内の状況を
観察することにより、前記継ぎ手位置候補に実際に継ぎ
手が存在するか否かを容易に把握することができる。継
ぎ手が実存していた場合、その位置自体は、音響法で得
られた音響波信号に基づき正確に計測し得るので、結果
として、被検査管内における継ぎ手の位置を正確に計測
することが可能となる。なお、継ぎ手の位置のみなら
ず、受信した音響波信号の振幅や、撮像手段による撮像
画等を適宜信号処理することにより、継ぎ手部における
管径を計測することも可能である。また、センサ本体の
基端に接続された支持体の表面に螺旋状に凸部が形成さ
れているため、支持体を被検査管の内壁に接触させつつ
回転させると、接触部分で軸方向の推進力が働き、支持
体を前進させる力が作用することになる。つまり、単な
る押し込み方法では推進の妨げとなる摩擦力を、回転に
よって軸方向への推進力に容易に変換することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の第1の実施形態に係る管内
検査装置の概略構成図である。
【図2】 図2は、本発明に係る管内検査装置が被検査
管内を推進する様子を模式的に示す模式図である。
【図3】 図3は、本発明の第1の実施形態に係る管内
検査装置の一部を構成する回転押出し装置の部分概略構
成図である。
【図4】 図4は、本発明の第1の実施形態に係る音響
計測装置を示す説明図である。
【図5】 図5は、本発明の第1の実施形態に係る管内
検査装置において、他の形態の収納ドラムを適用した例
を示す概略構成図である。
【図6】 図6は、本発明に係るフレキシブル管を部分
的に示す縦断面図である。
【図7】 図7は、本発明に係るフレキシブル管の回転
推進の原理を説明する説明図である。
【図8】 図8は、本発明の第1の実施形態に係る検査
カプセルとフレキシブル管内における信号伝送を説明す
る説明図である。
【図9】 図9は、本発明の第2の実施形態に係る管内
検査装置の概略構成図である。
【図10】 図10は、本発明の第2の実施形態に係る
ツイストローラの配置関係を示す説明図である。
【図11】 図11は、本発明の第2の実施形態に係る
クラッチ機構を構成する円板の概略構成図である。
【図12】 図12は、本発明の第2の実施形態に係る
クラッチ機構の概略構成図である。
【図13】 図13は、本発明の第2の実施形態に係る
回転部位制御手段の動作を示す説明図である。
【図14】 図14は、本発明の第2の実施形態に係る
検査カプセルとフレキシブル管内における信号伝送を説
明する説明図である。
【図15】 図15は、本発明の第2の実施形態に係る
管内検査装置において、他の形態の押出し装置を適用し
た例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ・・・管内検査装置 11・・・検査カプセル 12・・・フレキシブル管 13・・・回転押出し装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 23/24 G02B 23/24 A 2H040 Fターム(参考) 2F065 AA01 AA15 AA27 AA60 BB08 FF41 FF67 JJ03 JJ26 PP01 PP26 QQ23 SS02 SS13 2F068 AA01 BB09 CC16 FF03 FF12 FF25 HH01 KK14 2F069 AA01 AA40 BB40 CC02 GG04 GG07 KK01 MM32 QQ12 2G047 AB01 BA03 BC18 CA01 CA07 EA10 EA11 GA21 GD02 2G051 AA82 AB02 AC15 CA04 CC17 2H040 AA02 DA03 DA12 DA15 DA51 DA54 GA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査管の一端に音響送信機及び音響受
    信機を配置し、前記音響送信機から被検査管内に音響波
    を送信した後、被検査管内で反射した音響波を前記音響
    受信機で受信することにより、被検査管の継ぎ手位置候
    補を検知する手順と、 被検査管内を照明する照明手段と、前記照明手段により
    照明された被検査管内を撮像する撮像手段とを備えるセ
    ンサ本体を、該センサ本体の基端に接続され、表面に螺
    旋状に凸部が形成された支持体を軸方向周りに回転させ
    ながら前記継ぎ手位置候補まで挿入する手順とを備える
    ことを特徴とする管内検査方法。
  2. 【請求項2】 前記支持体は、長手方向に延伸する凸部
    が幅方向の一部に形成された帯状の剛性部材を、幅方向
    の一部が重なり合うように螺旋状に巻回し、前記剛性部
    材の重なり合った部分が互いに軸方向に摺動可能となる
    ように形成されたフレキシブル管であることを特徴とす
    る請求項1に記載の管内検査方法。
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