JP2003004155A - 圧送油路のリリーフ弁装置 - Google Patents

圧送油路のリリーフ弁装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リリーフ弁装置の構造の簡素化によるコスト
低減と、従来のピストン弁に代替可能なピストン弁を提
供する。 【解決手段】 圧送油路2に開口したリリーフ入口3の
奥内側にシリンダ室5を配設し、このシリンダ室5内に
収容したピストン弁6を弾圧バネ7で弾圧してリリーフ
入口3を閉止する。シリンダ室5のリリーフ入口寄りに
臨ませてリリーフ出口8を開口する。上記ピストン弁6
はシリンダ室5とリリーフ出口8とを連通する通気連通
路10を備え、圧送油路2内の所定油圧でピストン弁6
が後退して、圧送油路2内のオイルをリリーフ入口3か
らリリーフ出口8へ逃がす。ピストン弁6の密嵌筒部6
bの外周面に通気連通溝11を凹設して通気連通路10
を構成する。この通気連通溝11をリリーフ出口8に臨
ませ、その基端部11aを密嵌筒部6bの奥内側端面6
cに開口する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧送油路のリリー
フ弁装置に関し、特にピストン弁の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】圧送油路のリリーフ弁装置としては、従
来より例えば図4(A)に示すものが知られている。こ
のリリーフ弁装置1は、圧送油路2に臨ませて開口した
リリーフ入口3と、このリリーフ入口3の奥内側に配設
したシリンダ室5と、このシリンダ室5内に進退可能に
収容されたピストン弁6と、このピストン弁6を上記リ
リーフ入口3の内周部に形成したバルブシート4に弾圧
して当該リリーフ入口3を閉止する弾圧バネ7と、上記
シリンダ室5のリリーフ入口寄りに臨ませて開口したリ
リーフ出口8とを備えている。
【0003】上記ピストン弁6は、上記シリンダ室5と
上記リリーフ出口8とを連通する通気連通路10を備
え、上記圧送油路2内の所定油圧で上記弾圧バネ7に抗
して当該ピストン弁6が後退することにより、当該圧送
油路2内のオイルを上記リリーフ入口3からリリーフ出
口8へ逃がすように構成されている。なお、図4(A)
及び後述する図1(A)中の符号Qは圧送油路2内の圧
送オイル(圧油)を示し、Q1はリリーフオイルを示
す。
【0004】このピストン弁6は、図4(B)に示すよ
うに、上記リリーフ入口3のバルブシート4に弾圧接当
する弁体部6aと、この弁体部6aと一体に形成され、
上記シリンダ室5内に密嵌する密嵌筒部6bとから構成
される。このピストン弁6の通気連通路10は、上記密
嵌筒部6bの奥内側端面に開口し、上記弾圧バネ7のバ
ネ受け座を構成する座ぐり穴12と、この座ぐり穴12
に臨ませて開口された通気穴13と、上記密嵌筒部6b
の弁体部寄り外周に凹設されたリング溝14と、このリ
ング溝14と上記通気穴13とを連通する複数の連通孔
15とから構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のピストン弁6の
通気連通路10は、弾圧バネ7の座ぐり穴12、通気穴
13、リング溝14、及び複数の連通孔15とから構成
されるため、その構造が複雑でコスト高になる。そこで
ピストン弁6に代えてボール弁を用いることも考えられ
るが、ボール弁を用いると、リリーフ入口側にチャタリ
ングを防止するための格別の加工が必要でコストが高く
なるうえ、ボール弁では従来のピストン弁に代替できな
いという難点がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ピストン弁の通気連通路の構
造の簡素化により、リリーフ弁装置のコスト低減を図
り、従来のピストン弁に代替可能なピストン弁を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の基本構
成を備える。圧送油路2に臨ませて開口したリリーフ入
口3と、このリリーフ入口3の奥内側に配設したシリン
ダ室5と、このシリンダ室5内に進退可能に収容された
ピストン弁6と、このピストン弁6を上記リリーフ入口
3の内周部に形成したバルブシート4に弾圧して当該リ
リーフ入口3を閉止する弾圧バネ7と、上記シリンダ室
5のリリーフ入口寄りに臨ませて開口したリリーフ出口
8とを備えて成り、上記ピストン弁6は、上記シリンダ
室5と上記リリーフ出口8とを連通する通気連通路10
を備え、上記圧送油路2内の所定油圧で上記弾圧バネ7
に抗して当該ピストン弁6が後退することにより、当該
圧送油路2内のオイルを上記リリーフ入口3からリリー
フ出口8へ逃がすように構成される。
【0008】本発明は、前記課題を解決するために、以
下のように構成される。即ち、請求項1に記載の発明
は、上記基本構成を備える圧送油路のリリーフ弁装置に
おいて、例えば図1〜図3に示すように、上記ピストン
弁6の密嵌筒部6bの外周面に通気連通溝11を凹設し
て上記通気連通路10を構成し、この通気連通溝11を
上記リリーフ出口8に臨ませるとともに、その通気連通
溝11の基端部11aを上記密嵌筒部6bの奥内側端面
6cに開口したことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
した圧送油路のリリーフ弁装置において、例えば図1
(A)〜(E)に示すように、上記通気連通溝11を上
記密嵌筒部6bの外周面に等角度間隔で複数本凹設し、
各通気連通溝11を当該ピストン弁6の軸線Zに対して
平行に設けたことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
した圧送油路のリリーフ弁装置において、例えば図2
(A)(B)に示すように、上記通気連通溝11を上記
密嵌筒部6bの外周面に等角度間隔で複数本凹設し、各
通気連通溝11を当該ピストン弁6の軸線Zに対して傾
斜させて設けたことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
した圧送油路のリリーフ弁装置において、例えば図3
(A)(B)に示すように、上記通気連通溝11を上記
密嵌筒部6bの外周面に等角度間隔で複数本凹設し、各
通気連通溝11を当該ピストン弁6の軸線Zに対して螺
旋状に設けたことを特徴とする
【0012】
【発明の作用】請求項1の発明では、ピストン弁6の密
嵌筒部6bの外周面に通気連通溝11を凹設して通気連
通路10を構成し、上記通気連通溝11を上記リリーフ
出口8に臨ませるとともに、その通気連通溝11の基端
部11aを上記密嵌筒部6bの奥内側端面6cに開口し
たことから、圧送油路2内の所定油圧でピストン弁6が
後退する時に、シリンダ室5内の空気は通気連通溝11
の基端部11aから流入し、当該通気連通溝11を通っ
てリリーフ出口8へ逃げることにより、当該ピストン弁
6の後退が可能になる。そしてピストン弁6が後退して
リリーフ入口3を開くことにより、圧送油路2内のオイ
ルは上記リリーフ入口3からリリーフ出口8へ逃げる。
つまり、リリーフ弁装置本来の機能は確保される。
【0013】なを、請求項2〜請求項4に記載の発明で
は、請求項1に記載した圧送油路のリリーフ弁装置にお
いて、上記通気連通溝11を上記密嵌筒部6bの外周面
に等角度間隔で複数本凹設したことから、ピストン弁6
が回転してもいずれかの通気連通溝11がリリーフ出口
8に臨むこととなる。これにより、通気連通溝11本来
のブレス機能は確保される。
【0014】
【発明の効果】(イ)本発明では、通気連通路の構造を
簡素化してピストン弁のコスト低減を図ることができ
る。即ち、ピストン弁6の密嵌筒部6bの外周面に通気
連通溝11を凹設して通気連通路10を構成したことか
ら、従来例のものと比較して通気連通路の構造が簡素化
になり、通気連通路の加工工数を大幅に減らすことがで
きる。これに伴ってピストン弁のコスト低減を図ること
ができる。
【0015】(ロ)本発明では、従来のピストン弁に代
替可能なピストン弁を提供することができる。即ち、ピ
ストン弁6の弁体部6a及び密嵌筒部6bの基本形状は
従来例のものと同じでよいので、従来のピストン弁に代
替可能なピストン弁を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に
係る圧送油路のリリーフ弁装置を示し、図1(A)はそ
のリリーフ弁装置の断面図、図1(B)はそのリリーフ
弁装置が備えるピストン弁の側面図、図1(C)はその
ピストン弁の奥内側端面図、図1(D)はそのピストン
弁の断面図、図1(E)はそのピストン弁の変形例の断
面図である。
【0017】この圧送油路のリリーフ弁装置は、図1
(A)に示すように、従来例〔図4(A)〕と同様の基
本構成を備える。即ち、圧送油路2に臨ませて開口した
リリーフ入口3と、このリリーフ入口3の奥内側に配設
したシリンダ室5と、このシリンダ室5内に進退可能に
収容されたピストン弁6と、このピストン弁6を上記リ
リーフ入口3の内周部に形成したバルブシート4に弾圧
して当該リリーフ入口3を閉止する弾圧バネ7と、上記
シリンダ室5のリリーフ入口寄りに臨ませて開口したリ
リーフ出口8とを備えて成り、上記ピストン弁6は、上
記シリンダ室5と上記リリーフ出口8とを連通する通気
連通路10を備え、上記圧送油路2内の所定油圧で弾圧
バネ7に抗してピストン弁6が後退することにより、圧
送油路2内のオイルを上記リリーフ入口3からリリーフ
出口8へ逃がすように構成されている。
【0018】以下、本発明の特徴構成について説明す
る。この実施形態では、図1(A)〜(E)に示すよう
に、上記ピストン弁6の密嵌筒部6bの外周面に、等角
度間隔で複数本(ここでは8本)の通気連通溝11を凹
設して通気連通路10を構成する。そして各通気連通溝
11を当該ピストン弁6の軸線Zに対して平行に設け、
この通気連通溝11を上記リリーフ出口8に臨ませると
ともに、その通気連通溝11の基端部11aを上記密嵌
筒部6bの奥内側端面6cに開口する。
【0019】上記構成によれば、圧送油路2内の所定油
圧でピストン弁6が後退する時に、シリンダ室5内の空
気は通気連通溝11の基端部11aから流入し、当該通
気連通溝11を通ってリリーフ出口8へ逃げるので、当
該ピストン弁6の後退が可能になる。そしてピストン弁
6が後退してリリーフ入口3を開くことにより、圧送油
路2内のオイルは上記リリーフ入口3からリリーフ出口
8へ逃げる。つまりリリーフ弁装置本来の機能は確保さ
れる。また、上記通気連通溝11を上記密嵌筒部6bの
外周面に等角度間隔で複数本凹設することにより、ピス
トン弁6が回転してもいずれかの通気連通溝11がリリ
ーフ出口8に臨むこととなる。これにより、通気連通溝
11本来のブレス機能は確保される。
【0020】上記ピストン弁6は、図1(D)に示すよ
うに、リリーフ入口3のバルブシート4に弾圧接当する
弁体部6aとシリンダ室5内に密嵌する密嵌筒部6bと
を、例えば焼結合金で一体に構成する。あるいは、図1
(E)に示すように、上記弁体部6aのみを焼結合金で
構成し、上記密嵌筒部6bを鋼材パイプを寸法切りした
もので構成し、両者を溶接して構成してもよい。例えば
上記密嵌筒部6bの接合面に細いリング状の溶着凸部を
形成しておき、この溶着凸部をスポット溶接により上記
弁体部6aに溶着させる。
【0021】なお、この実施形態では、弾圧バネ7を受
け止めるリリーフプラグ16は、座ぐり穴17のない標
準部品を採用している。これは、標準のリリーフプラグ
を採用することでコスト低減を図り、弾圧バネの設計上
の制約を少なくすることを意図したものである。
【0022】即ち、ピストン弁6のリリーフ機能を確保
するには、弾圧バネ7によるピストン弁6の移動ストロ
ークと所要の弾圧力を確保する必要がある。しかるに、
従来では、ピストン弁6に通気穴13、リング溝14及
び複数の連通孔15を設ける必要があることから、弾圧
バネ7の座ぐり穴12を深く形成する事ができない。そ
こで、弾圧バネ7の弾圧力を調節可能に受け止めるリリ
ーフプラグ16は、弾圧バネ7の寸法を確保するための
座ぐり穴17を凹設したものを採用していた。つまり、
従来では標準部品のリリーフプラグを採用できず、ま
た、弾圧バネ7の寸法等についても、設計上その自由度
が大きく制約を受けることとなる。従って、この点でも
リリーフ弁装置がコスト高になる。
【0023】これに対して、本実施形態では、従来の通
気穴13、リング溝14及び連通孔15を廃止してピス
トン弁6の座ぐり穴12を深く形成する。従って、座ぐ
り穴17のないリリーフプラグ16の標準部品化が可能
になる。これに伴って、弾圧バネ7の寸法等について
も、設計上の自由度が大きくなる。
【0024】図2はピストン弁の第2実施形態を示し、
図2(A)はそのピストン弁の側面図、図2(B)はそ
のピストン弁の奥内側端面図である。このピストン弁6
は、通気連通溝11を密嵌筒部6bの外周面に等角度間
隔で複数本(ここでは8本)凹設し、各通気連通溝11
を当該ピストン弁6の軸線Zに対して傾斜させて設けて
ある。
【0025】図3はピストン弁の第3実施形態を示し、
図3(A)はそのピストン弁の側面図、図3(B)はそ
のピストン弁の奥内側端面図である。このピストン弁6
は、通気連通溝11を密嵌筒部6bの外周面に等角度間
隔で複数本(ここでは2本)凹設し、各通気連通溝11
を当該ピストン弁6の軸線Zに対して螺旋状に設けてあ
る。
【0026】本発明によれば、通気連通路の構造を簡素
化してピストン弁のコスト低減を図り、従来のピストン
弁に代替可能なピストン弁を提供することができる。即
ち、ピストン弁6の密嵌筒部6bの外周面に通気連通溝
11を凹設して通気連通路10を構成したことから、従
来例のものと比較して通気連通路の構造が簡素になり、
通気連通路の加工工数を大幅に減らしてピストン弁のコ
スト低減を図ることができる。また、ピストン弁6の弁
体部6a及び密嵌筒部6bの基本形状は従来例のものと
同じでよいので、従来のピストン弁に代替可能なピスト
ン弁を提供することができる。
【0027】なお、上記の実施形態では、ピストン弁6
が回転してもいずれかの通気連通溝11がリリーフ出口
8に臨むように、通気連通溝11を密嵌筒部6bの外周
面に等角度間隔で複数本凹設したものについて例示した
が、例えば単一の通気連通溝11をリリーフ出口8に臨
ませ、その通気連通溝11の基端部11aを密嵌筒部6
bの奥内側端面6cに開口するとともに、ピストン弁6
の回転を阻止する手段を別途付設してもよい。
【0028】また、上記の実施形態では、座ぐり穴17
のない標準のリリーフプラグ16を採用しているが、座
ぐり穴17を有するリリーフプラグを採用しても差し支
えない。さらに、上記の実施形態では、通気連通溝11
の断面形状を矩形にし、全長に亙って同じ断面積である
ものについて例示したが、断面形状は任意であり、全長
に亙って断面積を変化させたもの(例えばテーパ状等)
でも差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る圧送油路のリリー
フ弁装置を示し、図1(A)はそのリリーフ弁装置の縦
断面図、図1(B)はそのリリーフ弁装置が備えるピス
トン弁の側面図、図1(C)はそのピストン弁の奥内側
端面図、図1(D)はそのピストン弁の縦断面図、図1
(E)はそのピストン弁の変形例の縦断面図である。
【図2】ピストン弁の第2実施形態を示し、図2(A)
はそのピストン弁の側面図、図2(B)はそのピストン
弁の奥内側端面図である。
【図3】ピストン弁の第3実施形態を示し、図3(A)
はそのピストン弁の側面図、図3(B)はそのピストン
弁の奥内側端面図である。
【図4】従来例に係る圧送油路のリリーフ弁装置を示
し、図4(A)はそのリリーフ弁装置の縦断面図、図4
(B)はそのリリーフ弁装置が備えるピストン弁の縦断
面図である。
【符号の説明】
1…リリーフ弁装置、2…圧送油路、3…リリーフ入
口、4…バルブシート、5…リンダ室、6…ピストン
弁、6a…ピストン弁の弁体部、6b…ピストン弁の密
嵌筒部、6c…密嵌筒部の奥内側端面、7…弾圧バネ、
8…リリーフ出口、10…通気連通路、11…通気連通
溝、11a…通気連通溝の基端部、Z…ピストン弁の軸
線。
フロントページの続き (72)発明者 村田 睦 大阪府堺市築港新町3丁8番 株式会社ク ボタ堺臨海工場内 (72)発明者 市川 隆行 大阪府堺市築港新町3丁8番 株式会社ク ボタ堺臨海工場内 Fターム(参考) 3H059 AA06 BB30 CA03 CA04 CD05 DD07 FF03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧送油路(2)に臨ませて開口したリリ
    ーフ入口(3)と、このリリーフ入口(3)の奥内側に
    配設したシリンダ室(5)と、このシリンダ室(5)内
    に進退可能に収容されたピストン弁(6)と、このピス
    トン弁(6)を上記リリーフ入口(3)の内周部に形成
    したバルブシート(4)に弾圧して当該リリーフ入口
    (3)を閉止する弾圧バネ(7)と、上記シリンダ室
    (5)のリリーフ入口寄りに臨ませて開口したリリーフ
    出口(8)とを備えて成り、 上記ピストン弁(6)は、上記シリンダ室(5)と上記
    リリーフ出口(8)とを連通する通気連通路(10)を
    備え、上記圧送油路(2)内の所定油圧で上記弾圧バネ
    (7)に抗して当該ピストン弁(6)が後退することに
    より、当該圧送油路(2)内のオイルを上記リリーフ入
    口(3)からリリーフ出口(8)へ逃がすように構成し
    た圧送油路のリリーフ弁装置において、 上記ピストン弁(6)の密嵌筒部(6b)の外周面に通
    気連通溝(11)を凹設して上記通気連通路(10)を
    構成し、この通気連通溝(11)を上記リリーフ出口
    (8)に臨ませるとともに、その通気連通溝(11)の
    基端部(11a)を上記密嵌筒部(6b)の奥内側端面
    (6c)に開口した、ことを特徴とする圧送油路のリリ
    ーフ弁装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した圧送油路のリリーフ
    弁装置において、 上記通気連通溝(11)を上記密嵌筒部(6b)の外周
    面に等角度間隔で複数本凹設し、各通気連通溝(11)
    を当該ピストン弁(6)の軸線(Z)に対して平行に設
    けた、ことを特徴とする圧送油路のリリーフ弁装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した圧送油路のリリーフ
    弁装置において、 上記通気連通溝(11)を上記密嵌筒部(6b)の外周
    面に等角度間隔で複数本凹設し、各通気連通溝(11)
    を当該ピストン弁(6)の軸線(Z)に対して傾斜させ
    て設けた、ことを特徴とする圧送油路のリリーフ弁装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載した圧送油路のリリーフ
    弁装置において、 上記通気連通溝(11)を上記密嵌筒部(6b)の外周
    面に等角度間隔で複数本凹設し、各通気連通溝(11)
    を当該ピストン弁(6)の軸線(Z)に対して螺旋状に
    設けた、ことを特徴とする圧送油路のリリーフ弁装置。
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