JP2003003281A - ポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板 - Google Patents
ポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板Info
- Publication number
- JP2003003281A JP2003003281A JP2001187884A JP2001187884A JP2003003281A JP 2003003281 A JP2003003281 A JP 2003003281A JP 2001187884 A JP2001187884 A JP 2001187884A JP 2001187884 A JP2001187884 A JP 2001187884A JP 2003003281 A JP2003003281 A JP 2003003281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyester resin
- steel sheet
- tin
- film
- chemical conversion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C28/00—Coating for obtaining at least two superposed coatings either by methods not provided for in a single one of groups C23C2/00 - C23C26/00 or by combinations of methods provided for in subclasses C23C and C25C or C25D
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
その皮膜特性を向上させる作用を有するものの環境上の
問題から望ましくないとされるCrを含有させることな
く、ポリエステル樹脂フィルム、特に二軸延伸ポリエチ
レンテレフタレートフィルムとの密着性と溶接性に優れ
たポリエステル樹脂被覆錫合金めっき鋼板の提供するこ
とにある。 【解決手段】 鋼板表面に形成した中間層上に、該中間
層が3.0%以上の面積率で表面に露出するように形成し
た錫めっき層を有し、中間層の表面露出部分及び錫めっ
き層の上に、0.5〜100mg/m2のPと0.1〜250mg/m2のSiを
含有する化成皮膜を有し、前記化成皮膜の表面に熱硬化
性接着剤を介してラミネートされたポリエステル樹脂被
覆を有することを特徴とする。
Description
般缶などに使用される缶用表面処理鋼板に関するもので
あって、特に、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートの
ようなポリエステル樹脂のフィルムを熱硬化性接着剤で
ラミネート被覆したポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板
に関するものである。
するには、錫めっき鋼板や薄クロムめっき鋼板に塗装を
施した表面処理鋼板が用いられていた。塗装は複数回行
われることが多く、塗料の焼き付け工程が煩雑であるば
かりでなく、塗装に使用する塗料のほとんどが大気への
放出によって公害問題を引き起こしかねない有機溶剤で
あるため、廃棄溶剤を処理する設備が必要となって、設
備コスト負担が大きくなるという問題がある。また、有
機溶剤の塗料を使用しないようにするため、水性の塗料
も開発されているが、塗膜性能が劣るため、実用化レベ
ルにまでは達していないのが現状である。
の樹脂フィルムをラミネートする試みが多数なされてお
り、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などのポリ
オレフィン樹脂のフィルムやポリエチレンテレフタレー
ト樹脂などのポリエステル樹脂のフィルムをラミネート
する検討が行われた。これらの中で、ポリエステル樹脂
フィルム、特に、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フィルムを、錫めっき鋼板や薄クロムめっき鋼板に熱硬
化性接着剤を用いてラミネートした樹脂被覆表面処理鋼
板が、フィルムの密着性に優れることからいち早く実用
化されている。
フィルムをラミネートした鋼板としては、例えば特公昭
63−13829号公報、特公平4−74176号公報、特公平5−
71035号公報等が知られているが、これらに開示されて
いる樹脂被覆鋼板はいずれも、従来の塗装缶に使われて
いたのと同じ公知の缶用表面処理鋼板である。
からぶりきと称される錫めっき鋼板と薄クロムめっき鋼
板があり、錫めっき鋼板では、通常、ぶりき原板に錫め
っきを施した後に、重クロム酸、クロム酸などの6価の
クロム化合物を使った水溶液中に浸漬もしくはこの溶液
中で電解することによってクロム酸化物あるいは金属ク
ロムとクロム酸化物からなるクロメート皮膜を形成する
のが一般的であり、また、薄クロムめっき鋼板は、同様
の原板をクロム酸の水溶液中での電解処理によって金属
クロムとクロム酸化物からなる層を形成させる。これら
缶用表面処理鋼板の最表層にはクロム酸化物があり、こ
のクロム酸化物は、ポリエステル樹脂フィルム、特に二
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとの密着性
を向上させる作用を有することが知られている。
のクロム化合物を使った水溶液で浸漬処理または電解処
理を行う場合、作業環境上の安全性確保及び廃水処理に
多大な費用を要するだけでなく、万が一、事故等でクロ
メート処理液が漏洩した場合には環境に大きな被害を及
ぼす危険性が大きい。昨今の環境問題から、クロムを規
制する動きが各分野で進行しており、缶用表面処理鋼板
においてもクロムを使わずに、ポリエステル樹脂フィル
ムとの密着性を向上させる化成処理の必要性が増大して
いる。
る化成処理に関する技術としては、例えば、特公昭55-2
4516号公報に、リン酸系溶液中で錫めっき鋼板を陰極と
して直流電解することにより、錫めっき鋼板上にCrを含
有しない化成皮膜を形成した錫めっき鋼板の表面処理法
が開示されており、また、特公平1-32308号公報には、
化成皮膜中にPもしくはPとAlを含有させて、Crを含有
しない化成皮膜を錫めっき層表面に施したシームレス缶
用電気めっきぶりきが開示されている。
とのラミネートにおいて、上掲公報に記載された化成皮
膜はいずれも、従来の重クロム酸やクロム酸溶液によっ
て形成したクロメート皮膜に比べると密着性が十分に得
られているとはいえない。
めっき層の上層に形成される化成皮膜中に、その皮膜特
性を向上させる作用を有するものの環境上の問題から望
ましくないとされるCrを含有させることなく、ポリエス
テル樹脂フィルム、特に二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートフィルムとの密着性に優れたポリエステル樹脂被
覆錫めっき鋼板を提供することにある。
をさらに詳細に説明する。錫めっき層の上層に、上記従
来技術を用いてCrを含有しない化成皮膜を形成した場合
には、ポリエステル樹脂フィルムとの密着性を満足させ
ることは困難であった。
ける上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、錫め
っき層を、その下層に形成された、前記化成皮膜との優
れた密着性を有する中間層の一部、より具体的には面積
率で3%以上の中間層の部分が表面に露出するように形
成した場合には、ポリエステル樹脂フィルムとの十分な
密着性を満足させることができることを見出した。
び錫めっき層の上層に、好ましくはPとシランカップリ
ング剤を含有する化成処理液により、適正量のPとSiを
含有する化成皮膜を形成すれば、このシランカップリン
グ剤に存在する反応基が配向して密着性に大きく寄与す
ることがわかった。
表面に形成した中間層上に、該中間層が3.0%以上の面
積率で表面に露出するように形成した錫めっき層を有
し、中間層の表面露出部分及び錫めっき層の上に、好ま
しくは、Pとシランカップリング剤を含有する化成処理
液により形成した、0.5〜100mg/m2のPと0.1〜250mg/m2
のSiを含有する化成皮膜を有し、前記化成皮膜の表面に
熱硬化性接着剤を介してラミネートされたポリエステル
樹脂被覆を有することにある。尚、化成皮膜中のSi/P
比(質量比)は0.05〜100の範囲にすることが好まし
い。
たはFe−Sn合金層であることが好ましく、また、前記中
間層がNi/(Fe+Ni)質量比を0.02〜0.50の範囲とする
Fe−Ni合金層と、該Fe−Ni合金層の上面に形成したFe−
Sn−Ni合金層とからなることがより好ましい。さらに、
錫めっき層の付着量は0.05〜2.0g/m2であることが好ま
しい。さらにまた、前記シランカップリング剤がエポキ
シ基を有することがより好適である。加えて、前記ポリ
エステル樹脂被覆が二軸延伸ポリエチレンテレフタレー
ト被覆であることが好ましい。
に説明する。この発明のポリエステル樹脂被覆錫めっき
鋼板は、鋼板表面に形成した中間層上に、該中間層が3.
0%以上の面積率で表面に露出するように形成した錫め
っき層を有し、中間層の表面露出部分及び錫めっき層の
上に、0.5〜100mg/m2のPと0.1〜250mg/m2のSiを含有す
る化成皮膜を有し、前記化成皮膜の表面に熱硬化性接着
剤を介してラミネートされたポリエステル樹脂被覆を有
するものであり、前記中間層は、Fe−Sn−Ni合金層もし
くはFe−Sn合金層の単一層であるか、または、Ni/(Fe
+Ni)質量比を0.02〜0.50の範囲とするFe−Ni合金層
と、該Fe−Ni合金層の上面に形成したFe−Sn−Ni合金層
との複合層で構成されている。
た後、そのままか、あるいはSnを加熱溶融するための一
般的な加熱処理(リフロー処理)を施すが(この場合、ぶ
りき原板とSnめっき層との間にFe-Sn合金層が形成され
ることになる。)、表面の大部分は金属Snであるため、
使用されるまでの保管期間が長いと、金属Snの表面でSn
酸化物が成長する。このSn酸化物は脆いため、ラミネー
ト後にこのSn酸化物を起点としてフィルム剥離が生じや
すくフィルム密着性を著しく悪化させる。
ト処理を施すことによって対処していたが、クロメート
処理を施したとしても、金属Snの表面で生じがちなSn酸
化物の成長を完全には抑制することができない。
上の面積率で表面に露出するように形成した錫めっき層
を有し、中間層の表面露出部分及び錫めっき層の上層に
所定の化成皮膜を形成することとし、これによって、Sn
酸化物成長のない中間層の表面露出部分によって優れた
密着性を得るとともに、錫めっき層によって錫の有する
溶接性向上効果をそのまま維持することができる。
後の加熱処理でSnを地鉄と完全に合金化させてFe−Sn合
金層とすることがよく用いられる。また、この場合、地
鉄表面にNi系の前処理を施しておけば、より緻密なFe−
Sn−Ni合金層が得られる。
処理や、Niめっき後に熱処理するNi拡散処理がよく用い
られている。
はFe−Sn合金層の単一層で構成する場合、塗料密着性と
塗装後耐食性に優れる傾向にある。これは、前記合金層
の結晶がいずれも緻密で連続的であることから、その上
層に形成されるりん酸塩皮膜とシラン皮膜も均一かつ緻
密な形態を採ることができ、その結果、優れた塗料密着
性と塗装後耐食性が得られるものと推定される。
上面に形成したFe−Sn−Ni合金層との複合層で構成する
場合には、下層のFe−Ni合金層がNi/(Fe+Ni)質量比
が0.02〜0.50のときに、リフロー時に形成される上層の
Fe−Sn−Ni合金の結晶を緻密で連続的にする点から好ま
しい。
満だと、Fe−Sn合金主体の四角柱状の結晶からなり、化
成皮膜も連続的に形成されにくくなるためフィルム密着
性の向上効果が小さいからである。一方、Ni/(Fe+N
i)質量比が0.50を超えると、Fe−Sn−Ni合金の結晶状
態が疎となり、化成皮膜も緻密に形成されないため、フ
イルム密着性の向上効果が小さいからである。
イクロオージェ電子分光)によるFeとNiの深さ方向分析
を行い、各ピーク値と相対感度係数の乗数値を深さに対
して積分し、Niの積分値/(Niの積分値+Feの積分値)
から求めることができる。
っき後の拡散合金化反応によらず、Feイオンおよび/ま
たはNiイオンを含有させたSnめっき液を用いてSn合金め
っきを施すことによって中間層を形成してもよい。
層上に、該中間層が3.0%以上の面積率で表面に露出す
るように形成した錫めっき層を有するものであるが、こ
れは上述したように、優れたポリエステル樹脂フイルム
の密着性を得るのに適しているからである。中間層の露
出面積が3%未満では、十分なポリエステル樹脂フイル
ムの密着性が得られない。また、中間層の表面露出部分
の面積率が高くなりすぎると、錫めっき層による溶接性
向上効果が低下する傾向があるため、前記面積率の上限
を90%とすることが好ましい。
が0.05〜2.0g/m2の範囲であることが好ましい。錫付着
量が0.05 g/m2未満だと十分な溶接性が得られなくなる
おそれがあるからであり、また、2.0g/m2超えだと、溶
接性は十分であるがコスト高になるので好ましくないか
らである。尚、Sn付着量は、電量法又は蛍光X線による
表面分析により測定できる。
部分及び錫めっき層の上にPとSiを含有する化成皮膜を
有し、該化成皮膜中のPおよびSiの含有量を、それぞれ
付着量にして0.5〜100mg/m2および0.1〜250mg/m2の範囲
にする。
して0.5〜100mg/m2の範囲とすること 化成皮膜中のP含有量は、その付着量にして0.5〜100mg
/m2の範囲とすることが必要である。0.5mg/m2未満で
は、密着性が十分に得られず、また、100mg/m2超えでは
化成皮膜に欠陥が生じやすくなり、密着性が劣化するか
らである。尚、P付着量の測定は、蛍光X線による表面
分析により行った。
としては、例えば、リン酸系化成処理によって行なうこ
とが好ましく、この場合、化成処理液中のPの供給源と
してはリン酸イオン換算で1〜80g/lのリン酸、リン酸
ナトリウム、リン酸アルミニウム、リン酸カリウム等の
金属塩、及び/又は、1水素リン酸塩など使用すること
がより好適である。
塩、例えば、SnCl2、FeCl2、NiCl2、SnSO4、FeSO4、NiS
O4などの金属塩を適宜添加することができる。この場合
には、促進剤として塩素酸ナトリウム、亜硝酸塩などの
酸化剤、フッ素イオンなどのエッチング剤を適宜添加し
てもよい。
0%以上の面積率で表面に露出するように錫めっき層を
形成した鋼板を、上記リン酸系化成処理液に浸漬または
電解処理することによりPを含有させた化成皮膜を形成
することができる。
して0.1〜250mg/m2の範囲とすること 化成皮膜中に含有するSiは、好ましくは処理液中に含有
させたシランカップリング剤によって含有させたもので
ある。シランカップリング剤の一般化学式は、X-Si-O
R2or3(OR:アルコキシ基)である。
ル基(Si-OR)が水により加水分解されてシラノール
基を生成し、金属表面のOH基との脱水縮合反応により
密着する。また、鋼板の上層には、一般化学式のXにあ
たる反応基が配向し樹脂と相溶もしくは結合する。
メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、2-
(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、3-グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、N-2-(アミノエチル)3-アミノプロピルトリメ
トキシシラン、N-2(アミノエチル)3-アミノプロピ
ルメチルジメトキシシラン、3-アミノプロピルトリエ
トキシシラン、N-フェニル-3-アミノプロピルトリメ
トキシシラン、3‐メルカプトプロピルメトキシシラ
ン、3-クロロプロピルトリメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシラン、ビニルトリス(2-メトキシエトキ
シ)シラン、アミノ基の存在する、N-2(アミノエチ
ル)3-アミノプロピルトリメトキシシラン、N-2-
(アミノエチル)3-アミノプロピルメチルジメトキシ
シラン、3‐アミノプロピルトリエトキシシランなどが
使用できるが、特にシランカップリング剤の一般化学式
におけるX-Si-OR2o r3のXにエポキシ基が存在する2
-(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシランや3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ンが好適である。これは、二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルムとのラミネートに使用する熱硬化性接
着剤との相溶性と反応性に優れるためである。
付着量は、密着性向上効果が顕著に現われる0.1〜250 m
g/m2の範囲とする。0.1 mg/m2未満だと、密着性向上効
果が十分に得られないからであり、また、250 mg/m2超
えでは、未反応のSi成分が残存する(シランカップリン
グ剤が自己縮合する)ため、密着性向上効果が低減する
からである。尚、Si付着量の測定は蛍光X線による表面
分析により行った。
ては、前述のリン酸系化成処理液を用いてPを含有させ
た化成皮膜を形成させ、さらにシランカップリング剤を
水に希釈した溶液で処理することによって行うことがで
きる。尚、シランカップリング剤を水に希釈した溶液で
処理した場合に、表面の濡れ性が悪いためはじきが発生
するときは、アルコールで希釈した溶液を使用すること
ができる。例えば、エタノールを50mass%以上、シラン
カップリング剤を0.5〜20mass%、残りを水とした溶液
にて均一に処理することができる。シランカップリング
剤を含有する溶液を用いた処理は、溶液の塗布、乾燥あ
るいは浸漬処理によって行えばよい。
あるリン酸系化成処理溶液にシランカップリング剤を含
有させることで、1液でPとSiを含有する化成皮膜を形
成することもできる。この場合、pHを1.5〜5.5の範囲
にすることが好ましい。即ち、化成処理液のpHを1.5
〜5.5の範囲に調整すれば、シランカップリング剤を化
成処理液中に均一に溶解することができ、優れた密着性
が得られる。pHが上記範囲外であるとシランカップリ
ング剤を化成処理液に均一に溶解させることが難しくな
り、密着性向上効果が十分に得られなくなる傾向がある
からである。
き鋼板に、熱硬化性接着剤を介してラミネートされたポ
リエステル樹脂の被覆を有することが必要である。前記
ポリエステル樹脂としては、例えば、二軸延伸ポリエチ
レンテレフタレートを用いることが好ましい。尚、ここ
でいう「二軸延伸ポリエチレンテレフタレート」とは、
エチレングリコールとテレフタル酸の重縮合物からなる
薄膜を縦・横二軸方向に延伸したものをいう。前記薄膜
としては、例えば前記重縮合物をTダイから押出成形す
ることによって得られたフィルム等が挙げられる。薄膜
の厚みは、特に制限するものではないが、5〜50μmで
あることが好ましい。薄膜厚みが5μm未満と薄すぎる
と、ラミネート作業に手間がかかるようになるため好ま
しくないからであり、また、50μmよりも厚くしても、
さほどの効果は得られず、コストの上昇を招くことにな
るからである。
き鋼板とポリエステル樹脂フィルムとのラミネートに熱
硬化性接着剤を用いる。尚、ここでいう「熱硬化性接着
剤」とは、熱による低分子のモノマーと硬化剤との架橋
反応により3次元的網状構造を持つ高分子となるもので
あれば特に規定するものではないが、エポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂、エポキシ・フェノール樹脂、メラミン樹
脂、エポキシ・メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ・
ユリア樹脂、アルキド樹脂、ポリエステル樹脂等で、接
着機能のために水酸基、カルボキシル基、ウレタン基、
エポキシ基、アミド基、エステル基のうちの1種以上を
有するものであればよい。
鋼板上あるいはポリエステル樹脂フィルムの片面、もし
くは化成処理した錫めっき鋼板とポリエステル樹脂フィ
ルムの接着面同士に設ければよく、化成処理した錫めっ
き鋼板とポリエステル樹脂フィルムの間で両者を接着す
るように構成すればよい。
溶液状態にしたものを、ロールコートやスプレーコート
によって、化成処理した錫めっき鋼板および/またはポ
リエステル樹脂フィルムに塗布し、適当な温度、好まし
くは50〜180℃で乾燥させることで化成処理した錫めっ
き鋼板および/またはポリエステル樹脂フィルム上に設
けることができる。乾燥後の熱硬化性接着剤の重量は、
0.2〜10.0 g/m2であることがラミネートに必要な接着を
行う上で好ましく、より好ましくは0.5〜5.0 g/m2であ
る。
樹脂フィルムを熱硬化性接着剤でラミネートするには、
鋼板を190〜280℃に加熱し、熱硬化性接着剤が接着界面
となるようにポリエステル樹脂をロール等で押しつけて
圧着することによってラミネートすればよい。
錫めっき鋼板の具体的な製造方法の一例を説明する。通
常のぶりき原板あるいはNiフラッシュめっき処理を施し
た原板若しくはNi拡散処理を施した原板にSnめっきを施
した後、錫の融点(231.9℃)以上の温度で加熱溶融(リ
フロー)処理を行ってSnの一部を地鉄と合金化させて中
間層を形成しつつ、リフロー処理前のフラックス条件の
調整によって錫めっき層を中間層が3%以上の面積率で
表面に露出するように形成し、引き続き、浸漬処理によ
って化成処理を行う。尚、リフロー処理後に、化成処理
の反応性を向上させるため、15g/lの炭酸ナトリウム水
溶液中で1C/dm2程度の陰極処理を行ってもよい。
1〜80g/lのリン酸、錫イオン換算で0.001〜10g/lの塩
化第一錫、及び0.1〜1.0 g/lの塩素酸ナトリウムを含有
し、さらにシランカップリング剤を0.5〜20.0mass%添
加した水溶液を用いる。
(浸漬)時間を1〜5秒とすることが好ましい。化成処理
後の表面処理鋼板は、35〜150℃の温風で乾燥する。
は、シランカップリング剤を含まない上記化成処理液で
処理した後、シランカップリング層を形成するためのシ
ランカップリング処理液、例えば、エタノールを50mass
%以上、シランカップリング剤を0.5〜20mass%、残り
を水とした溶液を均一に塗布し、鋼板表面温度が50〜15
0℃に到達するように乾燥する方法がある。
に、厚さ25μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フィルムを、有機溶剤で溶液化したエポキシ・フェノー
ル系熱硬化性樹脂を介して熱圧着することによって、ポ
リエステル樹脂被覆錫めっき鋼板を製造する。
テレフタレートフィルムの前記鋼板との接着面に相当す
る面に、前記熱硬化性樹脂をロールコーターで乾燥後重
量が2g/m2となるように塗布し、170℃で乾燥させた
後、熱硬化性樹脂が前記鋼板と前記フィルムの界面にな
るように、200℃に加熱した前記鋼板にロールで圧着す
ることによって行う。
一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更
を加えることができる。
に説明する。 ・実施例1〜12 板厚0.1〜1.0mmの低炭素鋼または極低炭素鋼からなるぶ
りき原板に、片面当り0.05〜2.0g/m2の付着量の錫めっ
き層を形成させた表1に示す表面処理鋼板に、4種類の
化成処理条件(A〜D)のいずれかを適用して化成皮膜
を形成させた。その後、3種類の熱硬化性接着剤(イ、
ロ、ハ)のいずれかを用いてポリエステル樹脂フィルム
をラミネートし、ポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板を
製造した。化成皮膜の組成については表1に示し、ま
た、4種類の化成処理条件(A〜D)については表2に
示し、さらに、熱硬化性接着剤(イ〜ハ)については表
3に示す。
膜中のP及びSi付着量のうちの少なくとも一方がこの発
明の適正範囲外である表面処理鋼板についても製造し
た。
5の各表面処理鋼板について、ポリエステル樹脂フィル
ムの密着性および溶接性についての評価を行った。
れた後、エリクセン試験機を用いてポリエステル樹脂フ
ィルム面が5mmだけ凸側になるように張出し成形を行
い、その後、沸騰水中に5時間浸漬した後、クロスカッ
ト部からピンセットでポリエステル樹脂フィルムを引き
剥がし、剥離状況によってフィルムの密着性(フィルム
が剥離するかどうか)を下記に示す3段階で評価した。
その評価結果を表1に示す。 (密着性評価)評点3=フィルムが剥離しない場合 評点2=フィルムが僅かに剥離する場合 評点1=フィルムが剥離する場合
ポリエステル樹脂被覆した錫めっき鋼板を、円筒状に成
形し、溶接部同士を1mmの幅で重ね合わせ、表4に示
す溶接条件で溶接した。このとき、溶接した接合部分が
十分な溶接強度があり、しかも溶接チリが生じない溶接
一次電流範囲(適正溶接電流範囲)の存在の有無を調
べ、適正溶接電流範囲が存在する場合にはその電流範囲
を測定し、溶接性を評価した。
〜12はいずれも、ポリエステル樹脂フィルムの密着性に
優れていた。一方、比較例1〜5は、ポリエステル樹脂
フィルムの密着性が悪く、実用レベルにないことがわか
る。
形成される化成皮膜中に、その皮膜特性を向上させる作
用を有するものの環境上の問題から望ましくないとされ
るCrを含有させることなく、ポリエステル樹脂フィル
ム、特に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
との密着性と溶接性に優れたポリエステル樹脂被覆錫め
っき鋼板の提供を可能にした。
Claims (7)
- 【請求項1】 鋼板表面に形成した中間層上に、該中間
層が3.0%以上の面積率で表面に露出するように形成し
た錫めっき層を有し、中間層の表面露出部分及び錫めっ
き層の上に、0.5〜100mg/m2のPと0.1〜250mg/m2のSiを
含有する化成皮膜を有し、前記化成皮膜の表面に熱硬化
性接着剤を介してラミネートされたポリエステル樹脂被
覆を有することを特徴とするポリエステル樹脂被覆錫め
っき鋼板。 - 【請求項2】 前記化成皮膜は、Pとシランカップリン
グ剤を含有する化成処理液により形成する請求項1に記
載のポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板。 - 【請求項3】 前記中間層は、Fe−Sn−Ni合金層または
Fe−Sn合金層である請求項1又は2に記載のポリエステ
ル樹脂被覆錫めっき鋼板。 - 【請求項4】 前記中間層は、Ni/(Fe+Ni)質量比を
0.02〜0.50の範囲とするFe−Ni合金層と、該Fe−Ni合金
層の上面に形成したFe−Sn−Ni合金層とからなる請求項
1又は2に記載のポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板。 - 【請求項5】 錫めっき層の付着量は0.05〜2.0g/m2で
ある請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリエステル
樹脂被覆錫めっき鋼板。 - 【請求項6】 前記シランカップリング剤がエポキシ基
を有することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項
に記載のポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板。 - 【請求項7】 前記ポリエステル樹脂被覆が二軸延伸ポ
リエチレンテレフタレート被覆である請求項1〜6のい
ずれか1項に記載のポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001187884A JP3876652B2 (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | ポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001187884A JP3876652B2 (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | ポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003003281A true JP2003003281A (ja) | 2003-01-08 |
| JP3876652B2 JP3876652B2 (ja) | 2007-02-07 |
Family
ID=19027105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001187884A Expired - Fee Related JP3876652B2 (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | ポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3876652B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003076183A1 (en) * | 2002-03-08 | 2003-09-18 | Toyo Seikan Kaisha,Ltd. | Resin coated steel sheet and can formed by pressing the same |
| JP2004285378A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Nippon Steel Corp | 耐錆性に優れたラミネート容器用鋼板 |
| JP2007239004A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Nippon Steel Corp | 缶用めっき鋼板 |
| JP2008111155A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Jfe Steel Kk | 錫めっき鋼板の製造方法 |
| WO2008123632A1 (ja) | 2007-04-04 | 2008-10-16 | Nippon Steel Corporation | 缶用めっき鋼板及びその製造方法 |
| WO2009104773A1 (ja) | 2008-02-18 | 2009-08-27 | 新日本製鐵株式会社 | 缶用めっき鋼板及びその製造方法 |
| KR101021458B1 (ko) | 2005-10-20 | 2011-03-16 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 주석 도금 강판 및 그 제조 방법 |
| WO2017065296A1 (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 新日鐵住金株式会社 | 樹脂被覆Snめっき鋼板、その製造方法及び製造設備 |
-
2001
- 2001-06-21 JP JP2001187884A patent/JP3876652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003076183A1 (en) * | 2002-03-08 | 2003-09-18 | Toyo Seikan Kaisha,Ltd. | Resin coated steel sheet and can formed by pressing the same |
| US7514154B2 (en) | 2002-03-08 | 2009-04-07 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Resin-coated steel plate and press molded can using the same |
| JP2004285378A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Nippon Steel Corp | 耐錆性に優れたラミネート容器用鋼板 |
| KR101021458B1 (ko) | 2005-10-20 | 2011-03-16 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 주석 도금 강판 및 그 제조 방법 |
| JP2007239004A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Nippon Steel Corp | 缶用めっき鋼板 |
| JP2008111155A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Jfe Steel Kk | 錫めっき鋼板の製造方法 |
| WO2008123632A1 (ja) | 2007-04-04 | 2008-10-16 | Nippon Steel Corporation | 缶用めっき鋼板及びその製造方法 |
| US8679643B2 (en) | 2007-04-04 | 2014-03-25 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Plated steel sheet for cans and production method thereof |
| WO2009104773A1 (ja) | 2008-02-18 | 2009-08-27 | 新日本製鐵株式会社 | 缶用めっき鋼板及びその製造方法 |
| US8518555B2 (en) | 2008-02-18 | 2013-08-27 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Plated steel sheet for cans |
| WO2017065296A1 (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 新日鐵住金株式会社 | 樹脂被覆Snめっき鋼板、その製造方法及び製造設備 |
| JPWO2017065296A1 (ja) * | 2015-10-14 | 2018-09-13 | 新日鐵住金株式会社 | 樹脂被覆Snめっき鋼板、その製造方法及び製造設備 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3876652B2 (ja) | 2007-02-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101652503B (zh) | 罐用镀覆钢板及其制造方法 | |
| KR101431942B1 (ko) | 용기용 강판의 제조 방법 | |
| JP3418177B2 (ja) | 燃料タンク用表面処理鋼板及びその製造方法 | |
| CN101784700B (zh) | 对环境的负荷少的容器材料用钢板及其制造方法和使用该钢板的对环境的负荷少的容器材料用复合钢板以及容器材料用预涂钢板 | |
| JP3873642B2 (ja) | 錫めっき鋼板 | |
| CN101842518B (zh) | 表面处理钢板及其制造方法、以及树脂被覆钢板 | |
| WO2007111354A1 (ja) | 容器用鋼板 | |
| EP2540867A1 (en) | Surface treated steel plate, manufacturing method therefor, and resin-coated steel plate using same | |
| WO2010140711A1 (ja) | 有機被膜性能に優れた容器用鋼板及びその製造方法 | |
| TW201224206A (en) | Steel sheet for container and method for manufacturing therefor | |
| WO2007029755A1 (ja) | 樹脂被覆シームレスアルミニウム缶及び樹脂被覆アルミニウム合金缶蓋 | |
| WO2007066796A1 (en) | Composite coated metal sheet, treatment agent and method of manufacturing composite coated metal sheet | |
| CN103108999B (zh) | 钢板的连续电解处理装置和使用其的表面处理钢板的制造方法 | |
| JP2003003281A (ja) | ポリエステル樹脂被覆錫めっき鋼板 | |
| WO2008029916A1 (fr) | Plaque d'acier pour contenant et son procédé de fabrication | |
| AU717814B2 (en) | Phenolic-formaldehyde resin coated metal surfaces and process thereof | |
| JP4774629B2 (ja) | ポリエステル樹脂被覆錫合金めっき鋼板 | |
| JP4483372B2 (ja) | 樹脂被覆錫合金めっき鋼板 | |
| JP3893964B2 (ja) | ポリエチレンフィルム被覆錫合金めっき鋼板 | |
| JP3846210B2 (ja) | 表面処理鋼板 | |
| JP2004068063A (ja) | ポリエステル樹脂被覆錫合金めっき鋼板 | |
| JP4254112B2 (ja) | プレコート鋼板を用いたプレス成形缶 | |
| JP3873733B2 (ja) | ポリエチレンフィルム被覆錫めっき鋼板 | |
| JP2007077414A (ja) | 耐食性、密着性に優れるアルミニウム合金缶蓋及びその製造方法 | |
| JP2003253466A (ja) | ポリエステル樹脂被覆錫合金めっき鋼板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050511 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050524 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050721 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061010 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061023 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |