JP2003002998A - 生分解性樹脂を用いた化学発泡剤マスターバッチ - Google Patents

生分解性樹脂を用いた化学発泡剤マスターバッチ

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JP2003002998A JP2001185670A JP2001185670A JP2003002998A JP 2003002998 A JP2003002998 A JP 2003002998A JP 2001185670 A JP2001185670 A JP 2001185670A JP 2001185670 A JP2001185670 A JP 2001185670A JP 2003002998 A JP2003002998 A JP 2003002998A
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biodegradable resin
resin
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acid
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Tei Murakami
禎 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生分解性樹脂用の化学発泡剤マスターバッチ
を提供すること 【解決手段】 生分解性樹脂(a)100重量部中に1
〜100重量部の化学発泡剤(b)が実質的に均一に分
散されてなり、生分解性樹脂(a)が、融点を有する場
合にはその融点が、融点を有しない場合にはそのガラス
転移点が、化学発泡剤(b)の発泡開始温度よりも低い
化学発泡剤マスターバッチであり、生分解性樹脂として
は、ε−カプロラクトンが例示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生分解性樹脂中に
化学発泡剤を均質に分散した化学発泡剤マスターバッチ
に関する。該化学発泡剤マスターバッチは、発泡成形用
樹脂である生分解性樹脂に対して使用可能である。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂の発泡成形品を製造する際
に、樹脂ペレット等に粉末状の発泡剤を混練して直接成
形する場合に、樹脂の融点が発泡剤の熱分解温度よりも
高いと、混練中に分解してしまったり、また分解しなく
ても、多量の樹脂ペレットと少量の粉末状の発泡剤を混
練すると均一な分散が困難であり、均質な発泡成形品が
得られ難いなどの問題や粉塵に関する安全衛生上の問題
があった。このため、樹脂と化学発泡剤とのマスターバ
ッチが、広く使用されており、例えば、融点の低いワッ
クスやポリエチレン等のキャリヤー樹脂に熱分解型発泡
剤を配合した化学発泡剤マスターバッチは、種々の汎用
樹脂の発泡用に使用される。しかし、これらのキャリヤ
ー樹脂に熱分解型発泡剤を配合した化学発泡剤マスター
バッチを用いて生分解性樹脂発泡成形品を成形すると、
使用後の発泡成形品を廃棄する際に、自然環境下で完全
に分解せず、非生分解性のキャリヤー樹脂が残存すると
いう問題が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、生分
解性樹脂用の化学発泡剤マスターバッチを提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ポリカプ
ロラクトン等の生分解性樹脂に化学発泡剤を配合したマ
スターバッチを使用すると、かかる課題を解決しうるこ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明の第1は、生分解性樹脂
(a)100重量部中に1〜100重量部の化学発泡剤
(b)が実質的に均一に分散されてなり、生分解性樹脂
(a)が、融点を有する場合にはその融点が、融点を有
しない場合にはそのガラス転移点が、化学発泡剤(b)
の発泡開始温度よりも低い化学発泡剤マスターバッチを
提供する。本発明の第2は、生分解性樹脂(a)100
重量部中に1〜100重量%の化学発泡剤(b)が実質
的に均一に分散されてなり、生分解性樹脂(a)の融点
が40〜140℃である化学発泡剤マスターバッチを提
供する。本発明の第3は、生分解性樹脂(a)が脂肪族
ポリエステル;ポリ酢酸ビニル、その部分もしくは完全
けん化物、又はこれらとα−オレフィンとの共重合体;
ポリアミド、ポリアミドエステルもしくはポリペプチ
ド;澱粉;ポリアルキレンポリオール;ポリ乳酸;又は
これらの混合物である本発明の第1又は2の化学発泡剤
マスターバッチを提供する。本発明の第4は、生分解性
樹脂(a)が炭素数3〜10ラクトンからなるポリラク
トン;炭素数2〜10の脂肪族ジカルボン酸と炭素数2
〜10の脂肪族ジオールからなる脂肪族ポリエステル又
は炭素数2〜10の脂肪族オキシ酸の(共)重合体であ
る本発明の第1又は2の化学発泡剤マスターバッチを提
供する。本発明の第5は、生分解性樹脂(a)がポリカ
プロラクトン、ポリブチレンサクシネート、ポリヒドロ
キシブチレート、ポリ乳酸、又はこれらの混合物である
本発明の第1又は2の化学発泡剤マスターバッチを提供
する。
【0006】
【発明の実施の形態】生分解性樹脂(a) 生分解性樹脂とは、生分解性プラスチック研究会の定義
によれば「使用中は汎用のプラスチックと同等の物性を
有するが、ひとたび廃棄されると自然環境中の微生物の
働きで分解、資化され最終的には水と二酸化炭素にまで
分解されるプラスチック」のことを指すとされている。
本発明で使用される生分解性樹脂(a)もしくは後記す
る生分解性樹脂(A)は、活性汚泥を用いた簡易分解度
試験(JIS K−6950)に従って生分解性評価を
行なった場合、試験期間28日後の生分解性(重量%)
が、通常60%以上、好ましくは80%以上である。本
発明の化学発泡剤マスターバッチに使用する生分解性樹
脂(a)としては、後記する生分解性樹脂(A)の中か
ら選ばれるもので、生分解性樹脂(a)が融点を有する
場合にはその融点が、また融点を有しない場合には、そ
のガラス転移点が化学発泡剤(b)の発泡開始温度より
も低い、好ましくは40℃以上低いものであり、通常、
融点が40〜140℃、好ましくは50〜120℃のも
のである。生分解性樹脂(a)としては、脂肪族ポリエ
ステル;ポリ酢酸ビニル、その部分もしくは完全けん化
物、又はこれらとα−オレフィンとの共重合体;ポリア
ミド、ポリアミドエステルもしくはポリペプチド;澱
粉;ポリアルキレンポリオール;又はこれらの混合物の
中で融点又はガラス転移点が上記条件を満たすものであ
る。肪族ポリエステルとしては、炭素数3〜10のラク
トンからなるポリラクトン;炭素数2〜10の脂肪族ジ
カルボン酸と炭素数2〜10の脂肪族ジオールからなる
脂肪族ポリエステル又は炭素数2〜10の脂肪族オキシ
酸の(共)重合体等が含まれる。
【0007】生分解性樹脂(a)としては、具体的には
ポリカプロラクトン(融点60℃)、ポリγ−ブチロラ
クトン(mp51〜52℃)、ポリδ−バレロラクトン
(mp54〜58℃)等のポリラクトン;ポリブチレン
サクシネート(融点114℃)、ポリブチレンサクシネ
ートアジペート(融点95℃)、ポリヒドロキシブチレ
ート(融点115℃)、ポリ乳酸(結晶性が光学純度に
よって異なる)、コハク酸−(1,6−ヘキサンジオー
ル)(mp53〜57℃)、アジピン酸−エチレングリ
コール(mp50〜55℃)、アジピン酸−(1,4−
ブタンジオール)(mp50〜60℃)、アジピン酸−
(1,6−ヘキサンジオール)(mp56〜57℃)等
の脂肪族ポリエステル樹脂;ポリエチレングリコール
(mp66〜67℃)、ポリプロピレングリコール、ポ
リブチレングリコール(mp36〜55℃)、ポリヘキ
シレングリコール(mp55〜62℃)等のポリオキシ
アルキレングリコール;又はこれらの混合物が挙げられ
る。化学発泡剤マスターバッチに使用する生分解性樹脂
(a)は、ポリカプロラクトンが低融点であるため化学
発泡剤ならびに本マスターバッチを使用する樹脂への適
用範囲が広いため好ましい。
【0008】ポリラクトンとしては、水;炭素数1〜1
0の脂肪族モノアルコール、ジオールやそれらのオリゴ
マー、ポリオール;炭素数1〜10の脂肪族ヒドロキシ
カルボン酸;炭素数1〜10の脂肪族モノカルボン酸、
ジカルボン酸、ポリカルボン酸;炭素数1〜10の脂肪
族モノアミン、ジアミン等、1官能もしくは2官能以上
の低分子量化合物を開始剤に使用してラクトンモノマー
を開環重合させた構造を有するもの、あるいはカチオン
重合触媒により単にラクトンモノマーを開環重合させた
構造を有するもの等が挙げられる。ラクトンモノマーは
2種以上の混合物であってもよい。上記開始剤として
は、メタノール、エタノール、ブタノール、α−オレフ
ィンモノエポキシド、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、プロパンジオール、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、1,2−もしくは1,3−
もしくは1,4−ブタンジオール、グリセリン、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリスリトール;ε−オキシ
カプロン酸、グリコール酸、乳酸;酢酸、プロピオン
酸;シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、ブタンテトラカ
ルボン酸;メチルアミン、エチレンジアミンなどが挙げ
られる。
【0009】化学発泡剤マスターバッチに使用する生分
解性樹脂(a)としては、上記のように特に好ましくは
ポリε−カプロラクトン(ポリカプロラクトンと略称す
る。)である。ポリカプロラクトンは、開始剤、変性剤
などにもよるが、50〜60℃程度の融点を有するポリ
マーであり、非晶性から結晶性のものがある。このよう
な融点範囲のポリカプロラクトンは化学発泡剤(b)を
配合しようとするときに、低融点の可塑剤や溶剤と異な
り、非揮発性で、非移行性のために、発泡成形時や、成
形品の使用時においても消失、移行せず有利である。ま
た重要な特性は、各種の樹脂と相溶性があることであ
り、各種の樹脂のポリマーの改質、特に、可塑性、添加
剤受容性、帯電防止性、可染性、可撓性、耐応力亀裂性
などの向上や、混合樹脂間の相溶性も向上し、成形性や
成形品の機械的強度の改質の点で有効である。このよう
な観点から最終製品に生分解性を必要としない生分解性
以外への樹脂にも有効な手段である。
【0010】化学発泡剤(b) 本発明で使用される化学発泡剤(b)は、生分解性樹脂
(a)の融点よりも化学発泡剤(b)の発泡開始温度が
高いもの、好ましくは40℃以上高いものが使用され
る。化学発泡剤(b)としては、反応型でも、熱分解型
でも、無機系でも、有機系でもよいし、本発明の効果を
阻害しない範囲であれば、これらは単独または2種以上
を、あらゆる組み合わせで、併用してもよい。反応型で
は、炭酸水素ナトリウム(重曹)+クエン酸などの酸と
の混合物等の無機系化学発泡剤;イソシアネート化合物
のような有機系化学発泡剤が挙げられる。熱分解型で
は、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸
アンモニウム、炭酸亜鉛、硝酸ナトリウム、クエン酸ナ
トリウム等の無機系化学発泡剤;アゾ化合物、ニトロソ
化合物、スルホニルヒドラジド化合物、スルホニルセミ
カルバジド化合物、トリアゾール化合物、テトラゾール
化合物等の有機系化学発泡剤が挙げられる。有機系化学
発泡剤としては、具体的には、アゾジカルボンアミド
(略称ADCA)、バリウムアゾジカルボキシレート
(略称Ba−AC)、N,N’−ジニトロソペンタメチ
レンテトラミン(略称DPT)、アゾビスイソブチロニ
トリル(略称AIBN)、p、p’−オキシビスベンゼ
ンスルホニルヒドラジド(略称OBSH)、p−トルエ
ンスルホニルヒドラジド(略称TSH)、5−フェニル
テトラゾール(略称5−PT)、ジアゾアミノベンゼン
等が挙げられる。化学発泡剤(b)としては、前記のよ
うに反応型であっても熱分解型であってもよいが、好ま
しくは熱分解型である。化学発泡剤(b)は、所望の発
泡成形体を得るために、成形速度、発泡倍率、気泡径の
制御、着色、常圧もしくは加圧発泡成形機、分解残渣の
安全性等の各種条件に応じて、適切なものが選ばれる。
生分解性樹脂(a)100重量部に対する化学発泡剤
(b)の添加比率は特定するものではないが1〜100
重量部、好ましくは5〜60重量部である。
【0011】発泡助剤 本発明の化学発泡剤マスターバッチには、必要に応じて
発泡助剤を添加することもできる。発泡助剤としては、
ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カリウム、ステ
アリン酸亜鉛などのステアリン酸塩、モンタン酸(オク
タコサン酸のことである)カルシウム、モンタン酸亜鉛
などのモンタン酸塩等の高級脂肪酸金属塩、尿素もしく
は尿素系化合物、パラフィン、その他ステアロアミド等
が挙げられる。
【0012】発泡核剤 本発明の化学発泡剤マスターバッチには、必要に応じて
発泡核剤を添加することもできる。発泡核剤としてはタ
ルク、シリカ、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム等の
無機フィラー等が挙げられる。
【0013】発泡成形安定剤 本発明の化学発泡剤マスターバッチには、必要に応じて
発泡成形安定剤を添加することもできる。発泡成形安定
剤としては、炭素数10〜30の高級脂肪族アミン及び
その誘導体、炭素数10〜30の高級脂肪族アミド化合
物及びその誘導体、炭素数10〜30の高級脂肪族エス
テルなどが挙げられる。
【0014】本発明の化学発泡剤マスターバッチには、
必要に応じてさらに、公知の、安定剤、紫外線吸収剤、
酸化防止剤、帯電防止剤、滑剤、着色剤、難燃剤、架橋
剤及び/又は充填剤を配合することができる。
【0015】上記の各成分を混合する方法としては、実
質的に均一に分散される方法であれば、特に制限はな
く、周知の方法が使用できる。例えば、生分解性樹脂
(a)を溶融ないし可塑化し、粉末の化学発泡剤(b)
を添加、撹拌して冷却する;生分解性樹脂(a)と化学
発泡剤(b)の両者を溶媒に溶解後、溶媒を除去する;
両者をドライブレンドする;ドライブレンド後、ロー
ル、ボールミル、タンブラー、ブラベンダー、バンバリ
ーミキサー、ヘンシェルミキサー、押出機等の混練機、
特に好ましくは押出機を用いて加熱混練する等の各種方
法が挙げられる。本発明の化学発泡剤マスターバッチの
形態は、使用対象である他の樹脂との押出し成形時に問
題が生じなければ特に制限はなく、フレーク、粒子、ペ
レットのいずれでもよいが、好ましくはペレットであ
る。
【0016】生分解性樹脂(A) 本発明の化学発泡剤マスターバッチは、発泡成形用主樹
脂である生分解性樹脂(A)の発泡成形用に使用可能で
ある。生分解性樹脂(A)としては、合成及び/又は天
然高分子が使用される。合成高分子としては、例えば、
炭素数3〜12のポリラクトン;炭素数2〜12の脂肪
族ジカルボン酸と炭素数2〜12の脂肪族ジオールから
なる脂肪族ポリエステル;ポリ酢酸ビニル、その部分も
しくは完全けん化物、又はこれらとα−オレフィンとの
共重合体;ポリアミド、ポリアミドエステルもしくはポ
リペプチド;生分解性セルロースエステル;でん粉類;
又は、これらの混合物が挙げられる。
【0017】炭素数3〜12のポリラクトンとしては、
生分解性樹脂(a)で前述したポリカプロラクトン等で
あって、融点の限定はない。炭素数3〜12のポリラク
トンとしては、具体的には、ε−カプロラクトン、δ−
カプロラクトン;4−メチルカプロラクトン、3,5,
5−トリメチルカプロラクトン、3,3,5−トリメチ
ルカプロラクトンなどの各種メチル化カプロラクトン;
β−プロピオラクトン、β−ブチロラクトン、γ−ブチ
ロラクトン、δ−バレロラクトン、β−バレロラクト
ン、β−メチル−δ−バレロラクトン、エナントラクト
ン等のラクトンの1種以上の開環重合で得られたもの、
上記ラクトンに相当するヒドロキシカルボン酸の1種以
上の重縮合で得られたもの、及びヒドロキシカルボン
酸、例えばグリコール酸、乳酸、ヒドロキシピバリン
酸、ヒドロキシカプロン酸、ヒドロキシヘキサン酸等な
いしそれらの環状エステル、及び、例えばグリコライ
ド、ラクタイドのような環状二量体エステル等の1種以
上の開環重合で得られた脂肪族ポリエステル、又はこれ
らの混合物が挙げられる。
【0018】ポリ乳酸については、L−、D−またはD
L−乳酸単位を主成分とする重合体であり、L−または
D−乳酸の単独重合体、L−およびD−乳酸の共重合体
であってもよく、また、少量の共重合成分として他のヒ
ドロキシカルボン酸単位を含んだ共重合体でもよい。共
重合成分としての他のヒドロキシカルボン酸としては、
グリコール酸,ヒドロキシカプロン酸等が挙げられる。
さらにこれらの単独重合体または共重合体は、後述する
脂肪族ポリエステルと同様に、少量の鎖延長剤残基を含
んでいてもよい。ポリ乳酸の重合法としては、縮重合
法、開環重合法等公知の方法を採用することができる。
例えば、縮重合法では、L−乳酸またはD−乳酸あるい
はこれらの混合物を直接脱水縮重合して、任意の組成を
持ったポリ乳酸を得ることができる。また、開環重合法
(ラクチド法)では、乳酸の環状2量体であるラクチド
を、必要に応じて重合調整剤等を用いながら、選ばれた
触媒を使用してポリ乳酸を得ることができる。
【0019】炭素数2〜12の脂肪族ジカルボン酸と炭
素数2〜12の脂肪族ジオールからなる脂肪族ジエステ
ルとしては、コハク酸と1,4−ブタンジオールから得
られるポリエステル樹脂(A(BG-S))、コハク酸とア
ジピン酸と1,4−ブタンジオールから得られるポリエ
ステル樹脂(A(BG-S/A))、コハク酸とエチレングリ
コールから得られるポリエステル樹脂(A(EG-S))、
シュウ酸とネオペンチルグリコールから得られるポリエ
ステル樹脂(A(NPG-O))、シュウ酸と1,4−ブタ
ンジオールから得られるポリエステル樹脂(A(BG-
O))、シュウ酸とエチレングリコールから得られるポ
リエステル樹脂(A(EG-O))、もしくはこれらを構成
するモノマーのコポリマー、又はこれらの混合物が挙げ
られる。本発明で生分解性樹脂(A)に使用する脂肪族
ポリエステルとしては、上記脂肪族ポリエステルの分子
量の低いものを、ジイソシアネート化合物やジエポキシ
化合物のような鎖延長剤の少量と反応させて、分子鎖中
にウレタン結合を含む脂肪族ポリエステル樹脂を使用す
ることができる。ウレタン結合を含む脂肪族ポリエステ
ル樹脂は、前記脂肪族ポリエステルの分子量の低いもの
を、好ましくは脂肪族ジイソシアネート化合物により高
分子量化したものである。脂肪族ジイソシアネート化合
物としては、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジン
ジイソシアネートメチルエステル{OCN-(CH24-
CH(-NCO)(-COOCH3)}、トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート等が例示されるが、中でも
ヘキサメチレンジイソシアネートが好ましい。
【0020】ポリ酢酸ビニル、その部分もしくは完全け
ん化物、又はこれらとα−オレフィンとの共重合体とし
ては、ポリ酢酸ビニル、その部分けん化物、ポリビニル
アルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−ビニルアルコール共重合体、プロピレン−酢酸ビニル
共重合体等が挙げられる。ポリアミド、ポリアミドエス
テルもしくはポリペプチドに関しては、ポリペプチドと
しては、ポリメチルグルタミン酸等のポリアミノ酸、ポ
リアミドエステルとしては、ε−カプロラクトンとε−
カプロラクタムより合成される樹脂等が挙げられる。生
分解性セルロースエステルとしては、酢酸セルロース、
セルロースブチレート、セルロースプロピオネート等の
有機酸エステル;硝酸セルロース、硫酸セルロース、リ
ン酸セルロース等の無機酸エステル;セルロースアセテ
ートブチレート、セルロースアセテートフタレート、硝
酸酢酸セルロース等の混成エステル等が挙げられる。
【0021】ポリオキシアルキレングリコールとして
は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリブチレングリコール、ポリヘキシレングリコー
ル、これらの構成モノマーの共重合体等及びこれらの混
合物が挙げられ、これらはアイソタクチック、シンジオ
タクチック、アタクチックなど結晶性は問わない。
【0022】合成高分子としては、GPCによる標準ポ
リスチレン換算で重量平均分子量が40,000以上、
通常100,000以上250,000以下、好ましくは
120,000以上200,000以下のものが使用でき
る。
【0023】天然高分子としては、澱粉、セルロース、
天然直鎖状ポリエステル系樹脂等又はこれらの混合物が
挙げられる。上記澱粉としては、生澱粉、加工澱粉及び
これらの混合物が挙げられる。生澱粉としてはトウモロ
コシ澱粉、馬鈴箸澱粉、甘藷澱粉、コムギ澱粉、キャッ
サバ澱粉、サゴ澱粉、タピオカ澱粉、コメ澱粉、マメ澱
粉、クズ澱粉、ワラビ澱粉、ハス澱粉、ヒシ澱粉等が挙
げられ、加工澱粉としては、物理的変性澱粉(α−澱
粉、分別アミロース、湿熱処理澱粉等)、酵素変性澱粉
(加水分解デキストリン、酵素分解デキストリン、アミ
ロース等)、化学分解変性澱粉(酸処理澱粉、次亜塩素
酸酸化澱粉、ジアルデヒド澱粉等)、化学変性澱粉誘導
体(エステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン化澱
粉、架橋澱粉等)などが挙げられる。上記の中、エステ
ル化澱粉としては、酢酸エステル化澱粉、コハク酸エス
テル化澱粉、硝酸エステル化澱粉、リン酸エステル化澱
粉、尿素リン酸エステル化澱粉、キサントゲン酸エステ
ル化澱粉、アセト酢酸エステル化澱粉など;エーテル化
澱粉としては、アリルエーテル化澱粉、メチルエーテル
化澱粉、カルボキシメチルエーテル化澱粉、ヒドロキシ
エチルエーテル化澱粉、ヒドロキシプロピルエーテル化
澱粉など;カチオン化澱粉としては、澱粉と2−ジエチ
ルアミノエチルクロライドの反応物、澱粉と2,3−エ
ポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドの反
応物など;架橋澱粉としては、ホルムアルデヒド架橋澱
粉、エピクロルヒドリン架橋澱粉、リン酸架橋澱粉、ア
クロレイン架橋澱粉などが挙げられる。
【0024】上記の各種の生分解性樹脂(A)は、前記
生分解性樹脂(a)と同じであっても、異なっていても
よい。
【0025】樹脂(B) 本発明の化学発泡剤マスターバッチは、生分解性樹脂
(a)の添加により改質が生じる樹脂(B)の発泡成形
用に使用可能である。上記改質は、例えば、可塑性、添
加剤受容性、帯電防止性、可染性、可撓性、耐応力亀裂
性などの向上である。
【0026】樹脂(C) 本発明の化学発泡剤マスターバッチは、従来のマスター
バッチ用炭化水素系樹脂(d)に非相溶性の樹脂(C)
の発泡成形用に使用可能である。従来のマスターバッチ
用炭化水素系樹脂(d)としては、ポリエチレン、アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、ポリスチレ
ン、エチレン−プロピレン−ジエンモノマー・ターポリ
マー、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、スチレン−
ブタジエンゴム、イソブチレン−イソプレンゴム、CS
M(クロロスルホン化ポリエチレン)、又はこれらの混
合物である。樹脂(C)としては、以下のものが挙げら
れる。上記生分解性樹脂(A)の他に、6−ナイロンな
どのポリアミド、ポリオキシメチレン、PET、PBT
などの芳香族ポリエステル、ポリカーボネート、ポリフ
ェニレンオキシド、ポリフェニレンサルファイド、液晶
ポリマー等のエンジニアリングプラスチック、又はこれ
らの混合物等である。
【0027】樹脂(D) 本発明の化学発泡剤マスターバッチは、従来のマスター
バッチ用炭化水素系樹脂(d)に相溶性の樹脂(D)の
発泡成形用にも使用可能である。樹脂(D)としては、
以下のものが挙げられる。低密度、中密度、高密度、超
低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、ポリ4−メチルペンテン、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル−スチレン樹脂、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ
酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニ
ルアルコール、ポリアクリロニトリル、ポリ(メタ)ア
クリレート、スチレン−(メタ)アクリレート樹脂、ス
チレン−不飽和ポリエステル等の汎用樹脂。ポリブタジ
エン、ポリイソブチレン、天然ゴム、スチレン−ブタジ
エンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンモノマー・タ
ーポリマーゴム、ブチルゴム、ポリウレタン等のエラス
トマーもしくはゴム。
【0028】このように、本発明の化学発泡剤マスター
バッチは、従来のマスターバッチ用炭化水素系樹脂
(d)に対して、非相溶性の樹脂(C)と相溶性の樹脂
(D)の両者または両者を含む組成物の発泡成形用に使
用可能であり、共通に使用できたり、使用する化学発泡
剤マスターバッチの銘柄を少なくすることができる。ま
た、本発明の化学発泡剤マスターバッチは、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂の発泡成形にも適
用できる。
【0029】本発明の化学発泡剤マスターバッチは、前
記生分解性樹脂(A)、樹脂(B)、樹脂(C)、樹脂
(D)等の発泡成形用主樹脂(ホスト樹脂ともいう。)
100重量部に対して、発泡倍率などの条件にもよる
が、好ましくは1〜20重量部で混合されて、発泡成形
に使用される。
【0030】本発明の化学発泡剤マスターバッチを使用
して、ホスト樹脂を発泡成形する時に、必要に応じて物
理発泡剤を併用することもできる。物理発泡剤として
は、クロロジフルオロメタン、ジクロロジフルオロエタ
ン、1,1−ジクロロー2,2,2−トリフルオロエタ
ン、2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロエタ
ン、1,1,1−トリフルオロ−2−クロロエタン、
1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、1−クロロ−
1,1−ジフルオロエタン、ジフルオロエタン、1,
1,2−トリフルオロエタン、1,1,1−トリフルオ
ロエタン、1,1,2,2−テトラフルオロエタン、
1,1,1,2−テトラフロオロエタン、オクタフルオ
ロプロパン、1,1,1−トリフルオロプロパン、2,
2−ジフルオロプロパン、塩化メチル、塩化エチル等の
ハロゲン化炭化水素、メタン、エタン、エチレン、プロ
パン、プロピレン、n−ブタン、i−ブタン、ブチレ
ン、n−ペンタン、i−ペンタン、ネオペンタン、n−
ヘキサン、シクロヘキサン、n−ヘプタン等の低級脂肪
族炭化水素等及びこれらの混合物のような蒸発型発泡剤
が挙げられる。また、このほかに二酸化炭素、水、窒素
等を併用してもよい。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0032】(実施例1)PCLマスターバッチの調製 ポリカプロラクトン(ダイセル化学社製「セルグリーン
P−H7」)のペレット100重量部に、熱分解型発泡
剤として粉末のアゾジカルボンアミド50重量部を添加
し、110℃で混練・押出して、熱分解型発泡剤のマス
ターバッチを調製した。
【0033】(応用実施例1)ポリブチレンサクシネー
ト系生分解性樹脂(昭和高分子社製「ビオノーレ100
1」)100重量部に、上記PCLマスターバッチ5重
量部を添加し、Tダイ押出機から押出して、発泡シート
を得た。このシートは発泡倍率が2倍、気泡径が0.5
mmφであった。
【0034】(応用実施例2)ポリ乳酸(三井化学製
「レイシアH100J」)100重量部に、上記PCL
マスターバッチ5重量部を添加し、Tダイ押出機から押
出して発泡シートを得た。このシートは発泡倍率が1.
8倍、気泡径が0.2mmφであった。
【0035】
【発明の効果】本発明の化学発泡剤マスターバッチによ
り、発泡成形用主樹脂とのブレンドが容易になり、貯
蔵、輸送、取扱い、保管が安全で容易に行われる。ま
た、該発泡成形用主樹脂が生分解性樹脂である場合は、
発泡成形体全体が生分解性を有することとなる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F070 AA03 AA26 AA28 AA47 AA52 AA54 AC16 AC23 AC27 AC42 AC45 AC47 AC49 AC50 AC94 AE12 AE30 FB03 FB04 4F074 AA03 AA16A AA41 AA41A AA42 AA42A AA65 AA66 AA68 AA71 AA73 AA76 BA13 BA14 BA15 BA16 BA17 BA18 BA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生分解性樹脂(a)100重量部中に1
    〜100重量部の化学発泡剤(b)が実質的に均一に分
    散されてなり、生分解性樹脂(a)が、融点を有する場
    合にはその融点が、融点を有しない場合にはそのガラス
    転移点が、化学発泡剤(b)の発泡開始温度よりも低い
    化学発泡剤マスターバッチ。
  2. 【請求項2】 生分解性樹脂(a)100重量部中に1
    〜100重量%の化学発泡剤(b)が実質的に均一に分
    散されてなり、生分解性樹脂(a)の融点が40〜14
    0℃である化学発泡剤マスターバッチ。
  3. 【請求項3】 生分解性樹脂(a)が脂肪族ポリエステ
    ル;ポリ酢酸ビニル、その部分もしくは完全けん化物、
    又はこれらとα−オレフィンとの共重合体;ポリアミ
    ド、ポリアミドエステルもしくはポリペプチド;澱粉;
    ポリアルキレンポリオール;ポリ乳酸;又はこれらの混
    合物である請求項1又は2に記載の化学発泡剤マスター
    バッチ。
  4. 【請求項4】 生分解性樹脂(a)が炭素数3〜10の
    ラクトンからなるポリラクトン;炭素数2〜10の脂肪
    族ジカルボン酸と炭素数2〜10の脂肪族ジオールから
    なる脂肪族ポリエステル又は炭素数2〜10の脂肪族オ
    キシ酸の(共)重合体である請求項1又は2に記載の化
    学発泡剤マスターバッチ。
  5. 【請求項5】 生分解性樹脂(a)がポリカプロラクト
    ン、ポリブチレンサクシネート、ポリヒドロキシブチレ
    ート、ポリ乳酸、又はこれらの混合物である請求項1又
    は2に記載の化学発泡剤マスターバッチ。
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